JP6015100B2 - H形鋼の曲がり状態判定方法および曲がり状態判定装置 - Google Patents

H形鋼の曲がり状態判定方法および曲がり状態判定装置 Download PDF

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Description

本発明は、H形鋼の曲がり状態判定方法および曲がり状態判定装置に関する。
圧延後のH形鋼は、冷却床で空冷後、矯正工程でウェブ面の「腹のび」形状やフランジ面の倒れを整え、材料検査工程および出荷ラベルの貼付け工程を経ている。
材料検査工程では、目視検査によるウェブ反り(フランジ面を立てたH状姿勢において上下方向に反っている状態、以下、単に「反り」ともいう)や、フランジ曲がり(フランジ面を立てたH状姿勢において左右方向に曲がっている状態、以下、単に「曲がり」ともいう)等の製品寸法に関する検査を行なっている。目視検査の結果、H形鋼の反りや曲がりが著しい場合は、オフラインに卸すなどして、「手測定」で曲がり等の測定および判定を行なっている。
手測定では、測定および判定に際してピアノ線や直尺などを用い、例えばH形鋼をH状姿勢に置いて、左右方向の「全長曲がり」、「端曲がり」、「局部曲がり」などの曲がりの状態を確認する。なお、「全長曲がり」とは、H形鋼先端と尾端、あるいは先端および尾端からそれぞれ所定の範囲だけ内側に入った位置の二箇所をピアノ線で結び、そのピアノ線を基準とした最大曲がり量であり、「端曲がり」とは、H形鋼先端(または尾端)と先端(または尾端)から所定の範囲だけ内側に入った位置の二箇所をピアノ線で結んだとき(若しくは直尺をあてがったとき)に、そのピアノ線(若しくは直尺)を基準とした曲がり量であり、「局部曲がり」とは、H形鋼の全長に亘って、所定の範囲だけ内側に入った位置で直尺をあてがったときに、その直尺をあてがった位置での曲がり量である。
しかし、目視検査は官能検査であり、また、手測定は測定者による測定結果のばらつきが生じる。そのため、曲がり量の定量的な把握が困難である。また、手測定で例えばH形鋼の全長曲がりを測定する場合、H形鋼の先端と尾端の二箇所をピアノ線で結び(またはH形鋼の全長に亘って直尺をあてがい)、最大曲がり位置を測定することから、H形鋼一本につき30分〜1時間程度の測定時間がかかる。そのため、検査効率が悪いという問題もある。
このような問題点に対し、例えば特許文献1には、圧延ラインでのH形鋼の走行中(搬送中)に、H形鋼の曲がりや反りを、距離センサを用いて自動測定する技術が開示されている。特許文献1記載の技術によれば、H形鋼の走行中に距離センサを用いて自動測定することができるので、「目視検査」や「手測定」に比べ、検査効率が良く、また、測定者による測定結果のばらつきの問題もないので、曲がり量を定量的に把握する上で好ましい。
特開2006−234540号公報
しかしながら、ライン走行中のH形鋼は、走行(搬送)に伴う上下方向のぶれ(パスライン変動)や左右方向のぶれがある。そのため、このような「ぶれ」のある状況下での自動測定では、H形鋼自体の曲がりや反りに対して、ぶれによる変動を正確に弁別することが困難である。したがって、H形鋼の材料検査において曲がり量を定量的に把握する上で未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、H形鋼の曲がりの状態を自動判定可能としつつ、曲がり量をより精度良く定量的に把握し得るH形鋼の曲がり状態判定方法および曲がり状態判定装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち第一の態様は、H形鋼の曲がりの状態を判定する方法であって、前記H形鋼を静置し、その静置されたH形鋼の一端から他端に亘る測定範囲を複数に分割し、その分割された測定範囲毎に、前記H形鋼の長手方向に沿って走行可能に、且つ、隣接する距離センサ同士が、前記測定範囲が長手方向の端で重複するように複数の距離センサを設置し、これらの距離センサによって前記H形鋼の一端から他端に亘って前記静置されたH形鋼のフランジ面との対向距離を複数箇所で測定し、その複数箇所で測定された対向距離の情報に基づいて、前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するにあたり、各距離センサからの対向距離の情報を、前記H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲で統合することによって前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するとともに、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対して測定された曲がりの対応度合いを判定することを特徴とする
第一の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定方法によれば、H形鋼を静置し、その静置されたH形鋼の長手方向に沿って走行可能に距離センサを設置し、その距離センサによって前記H形鋼の一端から他端に亘って前記静置されたH形鋼のフランジ面との対向距離を複数箇所で測定するので、ライン走行中のH形鋼に対する測定と異なり、H形鋼に上下方向のぶれ(パスライン変動)や左右方向のぶれが生じることがない。よって、測定に際してH形鋼の走行中のぶれによる変動が問題とならない。
そして、第一の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定方法によれば、この静置されたH形鋼のフランジ面との対向距離を、距離センサを用いて複数箇所で測定し、その複数箇所で測定された対向距離の情報に基づいて、H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するので、H形鋼の曲がりを自動判定可能としつつ、ライン走行中のH形鋼を測定する場合に比べて、曲がり量をより精度良く定量的に把握することができる。
また、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対して測定された曲がりの対応度合いを判定するので、複数種類の曲がりの形状パターンのうち、いずれの形状パターンに該当するかという判定をも自動的に行なうことができる。そのため、その判定された形状パターンに応じた矯正位置の特定が容易となる。そのため、矯正作業において、H形鋼の曲がりを効率良く矯正することができる。
さらに、H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲を複数に分割し、その分割された測定範囲毎に複数の距離センサを、隣接する距離センサ同士が、測定範囲が長手方向の端で重複するようにそれぞれ設け、各距離センサからの対向距離の情報を、H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲で統合することによってH形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するので、長尺なH形鋼の曲がり状態の判定時間を短縮する上で好適である。
また、上記課題を解決するために、本発明の第二の態様は、H形鋼の曲がりの状態を判定する曲がり状態判定装置であって、H形鋼を静置する載置台と、該載置台上のH形鋼の長手方向に沿って且つH形鋼の一端から他端に亘って走行する移動部を有するスライド移動装置と、該スライド移動装置の移動部に固定されて前記H形鋼のフランジ面との対向距離を測定する複数の距離センサと、前記移動部を走行させつつ前記複数の距離センサで前記H形鋼の一端から他端に亘る前記フランジ面との複数箇所での対向距離の情報を取得する対向距離情報取得手段と、該対向距離情報取得手段の取得した複数箇所の対向距離の情報に基づいて、前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定する状態判定手段とを有し、前記複数の距離センサは、前記H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲を複数に分割し、その分割された測定範囲毎に、隣接する距離センサ同士が、前記測定範囲が長手方向の端で重複するようにそれぞれ設けられ、前記状態判定手段は、各距離センサからの対向距離の情報を、前記H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲で統合することによって前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するとともに、前記複数箇所の対向距離の情報に基づいて、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対して測定された曲がりの対応度合いを判定することを特徴とする。
第二の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定装置によれば、H形鋼を静置する載置台と、この載置台上のH形鋼の長手方向に沿って且つH形鋼の一端から他端に亘って走行する移動部を有するスライド移動装置と、このスライド移動装置の移動部に固定されてH形鋼のフランジ面との対向距離を測定する距離センサとを有するので、静置されたH形鋼のフランジ面との対向距離を、距離センサを用いて複数箇所で測定することができる。そのため、上記同様に、ライン走行中のH形鋼に対する測定と異なり、H形鋼に上下方向のぶれ(パスライン変動)や左右方向のぶれが生じることがない。よって、測定に際してH形鋼のぶれによる変動が問題とならない。
そして、第二の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定装置は、移動部を走行させつつ距離センサでH形鋼の一端から他端に亘るフランジ面との複数箇所での対向距離の情報を取得する対向距離情報取得手段と、この対向距離情報取得手段の取得した複数箇所の対向距離の情報に基づいて、H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定する状態判定手段とを有するので、H形鋼の曲がりを自動判定可能としつつ、ライン走行中のH形鋼を測定する場合に比べて、曲がり量をより精度良く定量的に把握することができる。
そして、第二の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定装置において状態判定手段が複数箇所の対向距離の情報に基づいて、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対して測定された曲がりの対応度合いを判定するので、複数種類の曲がりの形状パターンのうち、いずれの形状パターンに該当するかという判定をも自動的に行なうことができる。そのため、その判定された形状パターンに応じた矯正位置の特定が容易となる。そのため、矯正作業において、H形鋼の曲がりを効率良く矯正することができる。
また、第二の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定装置においてH形鋼の一端から他端に亘る測定範囲を複数に分割し、その分割された測定範囲毎に複数の距離センサを、隣接する距離センサ同士が測定範囲が長手方向の端で重複するようにそれぞれ設け状態判定手段は、各距離センサからの対向距離の情報をH形鋼の一端から他端に亘る測定範囲で統合することによっH形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するので、長尺なH形鋼の曲がり状態の判定時間を短縮する上で好適である。
ここで、第二の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定装置において、前記載置台は、サイズの異なる複数種類のH形鋼を静置可能であり、前記距離センサは、前記載置台上のH形鋼に応じて自身の高さ方向の位置を調整可能な高さ調節機構を介して前記移動部に固定されることで、前記複数種類のH形鋼のフランジ幅中心若しくは近傍を測定可能になっていることは好ましい。このような構成であれば、サイズの異なる複数種類のH形鋼を測定する上で好適である。
また、第二の態様に係るH形鋼の曲がり状態判定装置において、前記スライド移動装置の移動部に固定されて前記H形鋼のウェブ面との対向距離を測定するウェブ面用距離センサを更に備え、前記対向距離情報取得手段は、前記移動部を走行させつつ当該ウェブ面用距離センサで前記H形鋼の一端から他端に亘る前記ウェブ面との複数箇所での対向距離の情報を取得し、前記状態判定手段は、前記対向距離情報取得手段の取得した複数箇所の前記ウェブ面との対向距離の情報に基づいて、前記H形鋼のウェブ面の反りの状態を判定することは好ましい。このような構成であれば、フランジ面の曲がりの測定および曲がり状態の判定に加え、ウェブ面の反りについても測定および反り状態の判定をすることができる。
上述のように、本発明によれば、H形鋼の曲がりを自動判定可能としつつ、曲がり量をより精度良く定量的に把握することができる。
本発明の一態様に係る「H形鋼の曲がり状態判定装置」の一実施形態の説明図であり、同図(a)はその平面図、(b)は側面図である。 図1(b)のA−A断面の拡大図である。 コントローラに係る構成を説明するブロック図である。 コントローラの実行する状態判定処理のフローチャートである。 H形鋼の曲がりの状態を説明する模式図である。 H形鋼の曲がりの状態の例を説明する模式図であり、同図(a)は「全体曲がり」、(b)は「局部曲がり」、(c)は「端曲がり」、(d)は「S字曲がり」の一例をそれぞれ示している。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1に「H形鋼の曲がり状態判定装置」の全体を示す。同図において(a)は装置の平面図を、(b)は装置の側面図を示している。同図に示すように、この曲がり状態判定装置は、H形鋼1を静置するための長尺な載置台10を有する。載置台10は、パスラインに沿って延設されており、上面がH形鋼1を水平に静置可能なようにパスラインと同じ高さの平滑面になっている。載置台10には、サイズの異なる複数種類のH形鋼を静置可能である。そして、この載置台10の側部に載置台10の長手方向に沿ってスライド移動装置20が並設されている。
スライド移動装置20は、複数の脚21によって水平に支持された長尺な走行レール22を有する(図1(b)および図2参照)。詳しくは、図2に示すように、各脚21は、上端部に載置台10側に向けて水平方向に張り出す腕部26を有し、この腕部26の先端に上記走行レール22が取付けられている。そして、図1(b)に示すように、走行レール22は、載置台10上のH形鋼1の長手方向に沿って載置台10の上面よりも高い位置に張り渡されている。走行レール22には、図2に示すように、走行レール22に沿ってスライド移動可能な移動部30が垂下されている。
移動部30には、高さ調節機構40を介してレーザ距離計50が距離センサとして取付けられている。高さ調節機構40は、上下方向に向けて固定された案内レール(不図示)と、この案内レールに沿って上下にスライド移動可能なスライダ(不図示)と、スライダを案内レール上の所望の位置で固定する固定ねじ(不図示)とを有する。スライダのスライド移動範囲は、レーザ距離計50の測定のためのスポットSの位置が、複数種類のH形鋼1のフランジ幅中心若しくは近傍を測定可能な範囲とされている。これにより、高さ調節機構40のスライダの上下の固定位置を変えることによって、載置台10上のH形鋼の種類(サイズ)に合わせてレーザ距離計50の高さを調整可能になっている。
また、移動部30は、図2に示すように、走行機構24を備え、この走行機構24は、走行レール22内に設けられたリニアガイド等の直動案内装置(不図示)に支持され、この直動案内装置上をスライド移動する複数のスライドベアリング(不図示)に連結されたタイミングベルト(不図示)等を備える。そして、脚21の一つには、サーボモータ32が固定されている(図1での右から3番目の脚の上部参照)。
そして、このサーボモータ32が駆動されると、その出力軸28の回転が不図示のスプロケット間に巻回された上記タイミングベルトに伝えられ、タイミングベルトに連結された走行機構24のスライドベアリングに連結された移動部30が走行レール22に沿ってスライド移動するようになっている。なお、配線類は、走行レール22に沿って腕部26の下方の位置に配置されたケーブルベア(登録商標)29に収容されており、移動部30の走行に伴ってケーブルベア(登録商標)29が姿勢を変えつつ必要な位置まで移動するようになっている。
ここで、この例では、H形鋼1の一端から他端に亘る曲がりの測定範囲を複数(この例では5箇所(図1(a)のA〜E参照))に分割しており、その分割された測定範囲毎に、図2に示す移動部30と距離センサ50の組を配置している。本実施形態の例では、図1に示すように、移動部30が5つの移動部30A〜Eからなり、5つの移動部30A〜Eが走行機構24に連結され、この走行機構24を走行レール22に沿って走行させることで、移動部全体が一つのサーボモータ32の駆動によって連動する構成である。つまり、これら5つの移動部30A〜Eの協働により、5つの移動部30A〜E全体としてH形鋼1の一端から他端に亘って走行する構成としている。そして、各移動部30A〜Eそれぞれに対してレーザ距離計50A〜Eが取付けられている(図1(b)参照)。各レーザ距離計50A〜Eは、図2に示すように、フランジ面1fを立てたH状姿勢とされたH形鋼1のフランジ面1fとの対向距離をそれぞれ測定可能とされている。そして、各レーザ距離計50A〜Eによって取得されたフランジ面1fとの対向距離の情報(測定信号)は、図3に示すコントローラ60に送られるようになっている。
コントローラ60は、図3に示すように、対向距離情報取得手段61と状態判定手段62とを有する。コントローラ60は、オペレータによる操作入力を受け付けると、上記サーボモータ32を駆動し、5つの移動部30A〜Eを図1(a)の矢印A〜Eの方向にそれぞれ走行させる。この際、各レーザ距離計50A〜Eは、走行しつつH形鋼1のフランジ面1fとの対向距離を複数箇所で測定し、取得したフランジ面1fとの対向距離の情報(測定信号)をコントローラ60に送る。コントローラ60の対向距離情報取得手段61は、レーザ距離計50A〜EでのH形鋼1の一端から他端に亘るフランジ面1fとの複数箇所での対向距離の情報(測定信号)を取得する。なお、隣接する距離センサ同士は、互いの測定範囲が長手方向の端で重複するようにそれぞれの測定範囲が設けられている。
そして、対向距離情報取得手段61は、隣接する距離センサ間のデータ(測定信号)が途切れることなく連続するように、重複する部分のデータを統合処理可能とされている。これにより、H形鋼1の一端から他端に亘って走査され、フランジ面1fとの対向距離の情報がH形鋼1の全長に亘って連続した情報として取得される。そして、状態判定手段62は、対向距離情報取得手段61の取得した複数箇所のフランジ面1fとの対向距離の情報に基づいて、H形鋼1のフランジ面1fの曲がりの状態を判定するようになっている(下記状態判定処理)。判定結果は、ディスプレー等の表示装置64によってオペレータが認識可能な態様(例えば図や表)で表示される。
次に、図4および図5を参照しつつ、コントローラ60での上記状態判定処理について詳しく説明する。この状態判定処理は、上記各レーザ距離計50A〜Eから取得された複数箇所のフランジ面1fとの対向距離の情報に基づいて、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対し、測定された曲がりの対応度合いを判定するものである。
コントローラ60で状態判定処理が実行されると、図4に示すように、まず、ステップS1に移行してレーザ距離計50A〜Eからのフランジ面1fとの対向距離の情報(データ)を取得するとともに上記統合処理がなされる。つまり、上述のように、隣接する距離センサ間のデータ(測定信号)が途切れることなく連続するように、重複する部分のデータが統合処理され、フランジ面1fとの対向距離の情報がH形鋼1の全長に亘って連続した情報として取得される。
続くステップS2では、H形鋼1の中間部のデータを二次曲線(y=ax^2+bx+c)に近似する。なお、「中間部」とは、例えば図5に一例を示すように、H形鋼1の測定データが全長16mの場合、先端と尾端のそれぞれ2mの部分を除いた途中部分のデータを用いる。
次いで、ステップS3では、近似計算で得られた二次曲線の係数aの絶対値が、所定の定数よりも大きいか否かを判定する。係数a(絶対値)が定数よりも大きければ(yes)、全体に亘る「皿型」または「逆皿型」の曲がりの可能性があるものと判断してステップS4に移行し、そうでなければ(no)ステップS7に移行する。
ステップS4では、上記二次近似曲線に対し、予め設定されている「皿状」または「逆皿状」の曲がりデータとの差Sを求める。続くステップS5では、ステップS4で求めた差Sが、所定の定数よりも小さいか否かを判定する。つまり、差Sが、所定の定数よりも小さければ(yes)、全体に亘る「皿型」または「逆皿型」の曲がりがあると判定してステップS6に移行し、そうでなければ(no)、ステップS7に移行する。ステップS6では、係数aが正の値か負の値かを判定する。つまり、係数aが0(零)よりも大きければ(yes)全体に亘る「皿型」の曲がりと判定し、そうでなければ(no)「逆皿型」の曲がり(図6(a)参照)があると判定する。
一方、ステップS7では、上記近似計算で得られた二次曲線を基準として、取得された複数箇所のフランジ面1fとの対向距離の情報(データ)が、二次曲線よりもプラス側に位置するかマイナス側に位置するかを順に判定することにより、二次曲線に対する山谷の個数Nを計数する。続くステップS8では、計数された山谷の個数Nが、所定の定数よりも大きいか否かを判定する。つまり、計数された山谷の個数Nが定数よりも大きければ(yes)、全体に亘る「S字型」の曲がり(図6(d)参照)があると判定し、そうでなければ(no)、ステップS9に移行する。
ステップS9では、上記近似計算で得られた二次曲線を基準とし、図5に一例を示すように、先端および尾端部分でのフランジ面1fとの対向距離の情報(データ)との差異の最大値を求め、これを先端曲がり量Ms、および尾端曲がり量Mbとする。続くステップS10では、先端曲がり量Msの絶対値が、所定の定数よりも大きいか否かを判定し、大きければ(yes)ステップS11に移行し、そうでなければ(no)、ステップS16に移行する。ステップS11では、尾端曲がり量Mbの絶対値が、所定の定数よりも大きいか否かを判定し、大きければ(yes)ステップS12に移行し、そうでなければ(no)、ステップS15に移行する。ステップS12では、先端曲がり量Msの向き(正負)を判定する。つまり、Msが0(零)よりも大きければ(yes)ステップS13に移行し、そうでなければ(no)、ステップS14に移行する。
ステップS13では、尾端曲がり量Mbの向き(正負)を判定する。つまり、Mbが0(零)よりも大きければ(yes)、両端に曲がりがあり、それぞれプラス曲がり(図5の端部曲がり(+)の部分を参照)であると判定し、そうでなければ(no)、両端に曲がりがあり、且つ先端がプラス曲がりであり、尾端がマイナス曲がり(図5の端部曲がり(−)の部分を参照)であると判定する。
同様にして、ステップS14では、尾端曲がり量Mbの向き(正負)を判定し、Mbが0(零)よりも大きければ(yes)、両端に曲がりがあり、且つ先端がマイナス曲がりであり、尾端がプラス曲がりであると判定し、そうでなければ(no)、両端に曲がりがあり、それぞれマイナス曲がりであると判定する。
また、ステップS15では、先端曲がり量Msの向き(正負)を判定し、Msが0(零)よりも大きければ(yes)先端曲がりがプラス曲がりであると判定し、そうでなければ(no)、先端曲がりがマイナス曲がりであると判定する。
また、ステップS16では、尾端曲がり量Mbの絶対値が、所定の定数よりも大きいか否かを判定し、大きければ(yes)ステップS17に移行し、そうでなければ、H形鋼1の一端から他端に亘る測定範囲は直線であると「合格判定」する。
ステップS17では、尾端曲がり量Mbの向き(正負)を判定し、Mbが0(零)よりも大きければ(yes)、尾端がプラス曲がりであると判定し、そうでなければ(no)、尾端がマイナス曲がりであると判定する。なお、上述の状態判定処理でのステップS1が上記対向距離情報取得手段61に対応する。そして、ステップ2以降の処理全体が上記状態判定手段62に対応する。
次に、上記曲がり状態判定装置を用いたH形鋼の曲がり状態の判定方法について説明する。
上記曲がり状態判定装置でH形鋼の曲がりの測定および曲り状態の判定をする際は、まず、圧延後のH形鋼を冷却床で空冷し、その後、矯正工程でウェブ面の「腹のび」形状やフランジ面の倒れを整えてから、上記パスラインに沿って配置された載置台10の上面にフランジ面1fを立てたH状姿勢で静置する。種類の異なるH形鋼1が静置されたときには、オペレータは、当該H形鋼1のフランジ幅に応じて、フランジ幅中心若しくは近傍を測定可能な位置になるように、レーザ距離計50の高さを高さ調節機構40で調整する。
次いで、オペレータはコントローラ60に上述の状態判定処理を実行させる操作入力を行なう。これにより、サーボモータ32が駆動され5つの移動部30A〜Eは走行を開始する。移動部30A〜Eが走行すると同時に、各レーザ距離計50A〜Eは、H形鋼1のフランジ面1fとの対向距離を複数箇所でそれぞれ測定する。例えば図5の例は、18mのH形鋼1を5台のレーザ距離計50A〜Eでそれぞれ測定するが、両端部1mを除く部分(16m)を測定範囲とし、1台あたりの走行(走査)距離を4000mm(重複部分含む)とした例である。また、走査のピッチ(つまり、各レーザ距離計50A〜Eの複数箇所の測定の測定間隔)は任意に設定できるが、この例では、例えば50mmピッチ(各レーザ距離計50A〜Eが、H形鋼1の長手方向で50mm毎にフランジ面1fとの対向距離をそれぞれ測定する)とした。
走行(走査)しつつ取得されたフランジ面1fとの対向距離の情報(測定信号)はコントローラ60に送られる。コントローラ60は、レーザ距離計50A〜Eのフランジ面1fとの対向距離の情報を統合してH形鋼1の一端から他端に亘る測定データとして認識する。このとき、隣接する距離センサ同士は、互いの測定範囲が長手方向の端で重複するようにそれぞれ設けられており、コントローラ60は、上述の状態判定処理において、隣接する距離センサ間のデータが途切れることなく連続するように処理する。そして、コントローラ60は、上述の状態判定処理のフローに従い、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターン(図6での(a):全体曲がり、(b):局部曲がり、(c):端曲がり、(d):S字曲がり等)に対して、測定された曲がりの対応度合いを自動的に判定する(ステップS2〜S17)。判定された結果は、表示装置64に出力される。なお、図4に示すフローにおける判定結果のうち「皿型」、「逆皿型」が全体曲がりであり、「S字」がS字曲がりであり、「尾端曲がり」および「先端曲がり」が端曲がりであり、「両端曲がり」が局部曲がりである。
このように、上記曲がり状態判定装置を用いたH形鋼の曲がり状態判定方法によれば、H形鋼1を載置台10に静置し、その静置されたH形鋼1の長手方向に沿って走行可能にレーザ距離計50A〜Eを設置し、そのレーザ距離計50A〜EによってH形鋼1の一端から他端に亘って静置されたH形鋼1のフランジ面1fとの対向距離を複数箇所で測定するので、ライン走行中のH形鋼に対する測定と異なり、H形鋼1に上下方向のぶれ(パスライン変動)や左右方向のぶれが生じることがない。よって、測定に際してH形鋼1の走行中のぶれによる変動が問題とならない。
そして、上記曲がり状態判定装置を用いたH形鋼の曲がり状態判定方法によれば、静置されたH形鋼1のフランジ面1fとの対向距離を、レーザ距離計50A〜Eを用いて複数箇所で測定し、その複数箇所で測定された対向距離の情報に基づいて、H形鋼1のフランジ面1fの曲がりの状態をコントローラ60(対向距離情報取得手段61、状態判定手段62を含む)が判定するので、H形鋼の曲がりを自動判定可能としつつ、ライン走行中のH形鋼を測定する場合に比べて、曲がり量をより精度良く定量的に把握することができる。また、自動測定なのでオペレータの手間も低減できる。加えて測定時間も、従来の「手測定」ではH形鋼一本につき30分〜1時間程度の測定時間がかかっていたところ、本実施形態では、測定および判定の時間が10秒以内と大幅に短縮された。
特に、上述の曲がり状態判定装置は、コントローラ60(状態判定手段62)が、複数箇所の対向距離の情報に基づいて、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対して測定された曲がりの対応度合いを判定(特徴量の抽出)するので、図6に例示したような、複数種類の曲がりの形状パターンのうち、いずれの形状パターンに該当するかという判定をも自動的に行なうことができる。そのため、その判定された形状パターンに応じた矯正位置が特定容易となる。したがって、矯正作業において、H形鋼の曲がりを効率良く矯正することができる。
また、上記曲がり状態判定装置は、H形鋼1の一端から他端に亘る測定範囲を複数(A〜E)に分割し、その分割された測定範囲(A〜E)毎に移動部30A〜Eとレーザ距離計50A〜Eの組を、隣接する距離センサ同士が、測定範囲(A〜E)が長手方向の端で重複(オーバーラップ)するようにそれぞれ設け、コントローラ60(状態判定手段62)は、各レーザ距離計50A〜Eの対向距離の情報を、H形鋼1の一端から他端に亘る測定範囲で統合することによってH形鋼1のフランジ面1fの曲がりの状態を判定するので、長尺なH形鋼1の曲がり状態の判定時間を短縮することができる。
また、上記曲がり状態判定装置によれば、載置台10は、サイズの異なる複数種類のH形鋼を静置可能であり、レーザ距離計50(50A〜E)は、載置台10上のH形鋼に応じて自身の高さ方向の位置を高さ調節機構40で調整可能に移動部30(30A〜E)に固定されることで、複数種類のH形鋼のフランジ幅中心若しくは近傍を測定可能になっているので、サイズの異なる複数種類のH形鋼を測定する上で好適である。
なお、本発明に係るH形鋼の曲がり状態判定方法および曲がり状態判定装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、H形鋼1のフランジ面1fの曲がりの状態を判定する構成および方法について説明したが、これに限定されず、H形鋼1のウェブ面の反りについても同様の構成および方法を採用することができる。つまり、スライド移動装置20の移動部30(30A〜E)に固定されてH形鋼1のウェブ面との対向距離を測定するウェブ面用距離センサを更に備える構成としてもよい。そして、コントローラ60は、対向距離情報取得手段61が、移動部30(30A〜E)を走行させつつ当該ウェブ面用距離センサでH形鋼1の一端から他端に亘るウェブ面との複数箇所での対向距離の情報を取得し、状態判定手段62が、対向距離情報取得手段61の取得した複数箇所のウェブ面との対向距離の情報に基づいて、H形鋼1のウェブ面の反りの状態を判定する構成とすることができる。このような構成であれば、フランジ面の曲がりの測定および判定に加え、ウェブ面の反りについても自動的に測定および判定をすることができる。
また、例えば上記実施形態では、距離センサとして複数(5箇所)のレーザ距離計50A〜Eを配置し、これらが一つのサーボモータ32の駆動で同時に走行しつつ測定を行なう例で説明したが、これに限らず、例えばサーボモータ32を各レーザ距離計50A〜Eにそれぞれに対して設け、各レーザ距離計50A〜Eを独立に制御してもよい。また、レーザ距離計を複数設ける点も限定されず、一つのレーザ距離計(および走行機構)によってH形鋼1全長に亘って測定を行なってもよい。しかし、測定効率を向上させる上では、上記実施形態のように、H形鋼1の一端から他端に亘る測定範囲を複数に分割して、その分割された測定範囲毎にレーザ距離計を配置し、各範囲での測定結果を統合して一のH形鋼1のフランジ面1fとの対向距離の情報(データ)を得ることが好ましい。また、距離センサについてもレーザ距離計に限定されず、フランジ面1fとの対向距離の情報(データ)を取得可能なセンサであれば、種々の距離センサを採用することができる。
1 H形鋼
1f フランジ面
10 載置台
20 スライド移動装置
22 走行レール
24 走行機構
30 移動部
40 高さ調節機構
50 レーザ距離計(距離センサ)
60 コントローラ
61 対向距離情報取得手段
62 状態判定手段

Claims (4)

  1. H形鋼の曲がりの状態を判定する方法であって、
    前記H形鋼を静置し、その静置されたH形鋼の一端から他端に亘る測定範囲を複数に分割し、その分割された測定範囲毎に、前記H形鋼の長手方向に沿って走行可能に、且つ、隣接する距離センサ同士が、前記測定範囲が長手方向の端で重複するように複数の距離センサを設置し、これらの距離センサによって前記H形鋼の一端から他端に亘って前記静置されたH形鋼のフランジ面との対向距離を複数箇所で測定し、その複数箇所で測定された対向距離の情報に基づいて、前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するにあたり、各距離センサからの対向距離の情報を、前記H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲で統合することによって前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するとともに、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対して測定された曲がりの対応度合いを判定することを特徴とするH形鋼の曲がり状態判定方法。
  2. H形鋼の曲がりの状態を判定する曲がり状態判定装置であって、
    H形鋼を静置する載置台と、該載置台上のH形鋼の長手方向に沿って且つH形鋼の一端から他端に亘って走行する移動部を有するスライド移動装置と、該スライド移動装置の移動部に固定されて前記H形鋼のフランジ面との対向距離を測定する複数の距離センサと、前記移動部を走行させつつ前記複数の距離センサで前記H形鋼の一端から他端に亘る前記フランジ面との複数箇所での対向距離の情報を取得する対向距離情報取得手段と、該対向距離情報取得手段の取得した複数箇所の対向距離の情報に基づいて、前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定する状態判定手段とを有し、
    前記複数の距離センサは、前記H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲を複数に分割し、その分割された測定範囲毎に、隣接する距離センサ同士が、前記測定範囲が長手方向の端で重複するようにそれぞれ設けられ、
    前記状態判定手段は、各距離センサからの対向距離の情報を、前記H形鋼の一端から他端に亘る測定範囲で統合することによって前記H形鋼のフランジ面の曲がりの状態を判定するとともに、前記複数箇所の対向距離の情報に基づいて、予め設定された複数種類の曲がりの形状パターンに対して測定された曲がりの対応度合いを判定することを特徴とするH形鋼の曲がり状態判定装置。
  3. 前記載置台は、サイズの異なる複数種類のH形鋼を静置可能であり、
    前記距離センサは、前記載置台上のH形鋼に応じて自身の高さ方向の位置を調整可能な高さ調節機構を介して前記移動部に固定されることで、前記複数種類のH形鋼のフランジ幅中心若しくは近傍を測定可能になっていることを特徴とする請求項2に記載のH形鋼の曲がり状態判定装置。
  4. 前記スライド移動装置の移動部に固定されて前記H形鋼のウェブ面との対向距離を測定するウェブ面用距離センサを更に備え、
    前記対向距離情報取得手段は、前記移動部を走行させつつ当該ウェブ面用距離センサで前記H形鋼の一端から他端に亘る前記ウェブ面との複数箇所での対向距離の情報を取得し、
    前記状態判定手段は、前記対向距離情報取得手段の取得した複数箇所の前記ウェブ面との対向距離の情報に基づいて、前記H形鋼のウェブ面の反りの状態を判定することを特徴とする請求項2または3に記載のH形鋼の曲がり状態判定装置。
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