JP2000081311A - H形鋼の寸法測定方法 - Google Patents

H形鋼の寸法測定方法

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JP2000081311A
JP2000081311A JP25275098A JP25275098A JP2000081311A JP 2000081311 A JP2000081311 A JP 2000081311A JP 25275098 A JP25275098 A JP 25275098A JP 25275098 A JP25275098 A JP 25275098A JP 2000081311 A JP2000081311 A JP 2000081311A
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measured
flange
web
section steel
steel
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JP25275098A
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Noboru Ohira
昇 大平
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛇行を補正してH形綱の各寸法を精度よく測
定する。 【解決手段】 走間中のH形鋼1のフランジ3a,3b
に平行する方向からこのH形鋼を挟むように配設した一
対の2次元距離計18a、18bでH形鋼のフランジ幅
Bwを測定し、フランジに直交する方向からH形鋼を挟
むように配設した一対の2次元距離計26a,26bで
H形鋼の蛇行量ΔXを測定し、フランジに平行する方向
からH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計1
9d,19cでH形鋼のウェブ厚Dwを測定する。そし
て、この測定されたウェブ厚Dwを前記測定された蛇行
量ΔXで補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、H形鋼の寸法測定
方法に係わり、特に、被測定対象のH形鋼が冷間で走行
状態の場合にあっても、連続して正確な寸法測定を実施
できるH形鋼の寸法測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製鉄工場で製造される長尺のH
形鋼は、図7に示す断面形状を有する。すなわち、この
H形鋼1は、ウェブ2の両端にこのウェブ2に直交する
フランジ3a、3bが形成されている。ウェブ2とフラ
ンジ3a、3bとの接合部は、強度を増すために、直角
でなくて曲線であるフィレットコーナー部4に形成され
ている。
【0003】そして、このH形鋼1の断面寸法は、この
H形鋼1の全体幅を示すウェブ高さHw、ウェブ2の厚
みを示すウェブ厚Dw、このH形鋼1の全体高さを示す
各フランジ幅Bf、フランジ3a、3bの厚み示すフラ
ンジ厚みDf、ウェブ2面からフランジ3a、3bの先
端5a、5bまでの距離を示すフランジ脚高さHf等が
定義されている。さらに、ウェブ2のフランジ幅方向へ
の偏りを示すウェブ偏りΔSが定義されている。
【0004】なお、JIS規格には、ウェブ厚Dwはウ
ェブ2の中央位置で測定することがJIS規格に規定さ
れ、フランジ厚Dfはフランジ3a、3bのクオーター
部3cで測定することが規定されている。
【0005】したっがって、上述した各寸法を規格で定
められた位置で精度よく測定することは、製造品質管理
上で重要なことである。しかし、不良製品が発生するこ
とを極力抑制するためには、上記寸法測定を、H形鋼が
冷間又は熱間で走行状態で測定する必要がある。この冷
間又は熱間でかつ走行状態においては、振動、水蒸気、
埃、塵等が多くて測定環境が非常に悪い。
【0006】このような、走向中におけるH形鋼の断面
形状の各寸法を連続して測定するH形鋼の寸法測定方法
の一つとして、ウェブ中心の偏り、フランジ厚さ等の測
定法が特開昭57−144404号公報に開示されてい
る。
【0007】さらに、特開平4−157304号公報に
は、図8に示すように、ウェブ中心の偏り、フランジ
幅、ウェブ厚さの各測定方法が開示されている。H形鋼
1の搬送路の天井及び床におけるフランジ3aの延長線
上に一対の2次元距離計6a,6bが取付られている。
また、フランジ3aから所定距離内側に入った位置の対
向位置に一対の1次元距離計7a,7bが取付けられて
いる。
【0008】1次元距離計はこの1次元距離計の設置位
置から測定対象物上の目標地点までの距離を測定する。
これに対して、2次元距離計においては、測定対象物が
所定の2次元的広がりを有しており、2次元距離計の設
置位置から測定対象物上の各位置までの各距離を測定し
て、必要に応じて、距離分布特性や平均値や最大値や最
小値を算出して出力する。したがって、この2次元距離
計は測定対象物の表面が粗い場合や曲面に形成されてい
た場合は非常に有効的である。
【0009】したがって、図8においては、2次元距離
計6a,6bでフランジ3aの各端部5a、5bまでの
平均的な距離L1 ,L2 を測定する。また、1次元距離
計7a,7bは、ウェブ2の各表面までの距離L3 ,L
4 を測定する。各距離計相互間の距離Lは既知であるの
で、フランジ幅Bf、ウェブ厚Dw、ウェブ偏りΔSは
下式で求まる。
【0010】フランジ幅Bf=L―(L1 +L2 ) ウェブ厚Dw=L―(L3 +L4 ) ウェブ偏りΔS=[(L3 ―L1 )―(L4 ―L2 )]
/2
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図8に示
すH形鋼の寸法測定方法においてもまだ改良すべき次の
ような課題があった。すなわち、ウェブ2の各面までの
各距離L3 ,L4 を1次元距離計7a、7bで測定して
いる。しかし、この方法では下記に示す問題がある。
【0012】(a) フランジ脚高さHf、ウェブ偏り
ΔSを求めるときには、1次元距離計7a、7bのウェ
ブ高さHw方向における測定対象位置が固定である。し
たがって、例えば、H形鋼1の搬送路の搬送精度不良等
に起因して、H形鋼1が蛇行した場合においては、1次
元距離計7a、7bの測定対象位置がウェブ2の中心位
置からずれる場合がある。
【0013】実際のH形鋼1においては、図7の断面図
でも示すように、コーナー部近くでは、テーパ状にな
り、かなりウェブ厚Dwが変化してしまう。また、その
形状も上下非対称になることが多い。したがって、JI
S規格においても、ウェブ厚Dwを測定する場合、必
ず、ウェブ高さHw方向の中央位置における測定が規定
されている。
【0014】(b) また、実際のフランジ脚高さHf
を手測定する場合、図7示すように、常にフランジ内側
面から一定距離だけ内側に入った位置を基準として、そ
の位置におけるフランジ先端5a,5bまでの距離を測
定している。
【0015】したがって、図8に示す測定方法によれ
ば、測定対象のH形鋼1の走向において蛇行が発生する
と、測定されたフランジ脚高さHf、ウェブ偏りΔSが
図7で示したそれぞれ手測定のポイントと正確に一致し
ないため、値が異なったものになり、品質管理上問題が
生じる。
【0016】(c) また、図8に示す寸法測定手法に
おいては、多数の1次元距離計と多数の2次元距離計と
の組合わせ手法を採用しているために、仕様の異なる複
数種類の距離計が混在する。その結果、測定された結果
を用いて前述した各寸法を算出する測定回路が複雑化す
るのみならず、予備品の種類が増える等の維持管理性が
悪化する懸念がある。
【0017】(d) さらに、特開昭57−14440
4号公報に開示された測定手法においては、測定方式と
して、上下、左右からの光が切断されることを検出する
手法を採用している。そのため、フランジの厚Dfはフ
ランジの端部5a.5bで測定することになり、JIS
規格で定められているフランジのクオーター部3cでフ
ランジ厚Dfを求めることにはならない。
【0018】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、寸法を測定する全ての距離計を2次元距離
計で構成すると共に搬送中におけるH形綱の蛇行量を測
定することによって、たとえ測定対象のH形鋼に搬送中
において蛇行が発生したとしても、フランジ脚高さ、ウ
ェブ偏り、ウェブ厚を高い精度で測定できるH形鋼の寸
法測定装置を提供することを目的とする。
【0019】また、上記目的に加えて、規格に定められ
た正しい位置における寸法測定をオンライン状態で連続
して実施できるH形鋼の寸法測定装置を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、請求項1のH形鋼の寸法測定方法においては、走間
中のH形鋼のフランジに平行する方向からこのH形鋼を
挟むように配設した一対の2次元距離計でH形鋼のフラ
ンジ幅を測定し、フランジに直交する方向からH形鋼を
挟むように配設した一対の2次元距離計でH形鋼の蛇行
量を測定し、フランジに平行する方向からH形鋼を挟む
ように配設した一対の2次元距離計でH形鋼のウェブ厚
を測定し、この測定されたウェブ厚を測定された蛇行量
で補正するようにしている。
【0021】このように構成されたH形鋼の寸法測定方
法においては、全ての寸法測定を2次元距離計を用いて
実施している。したがって、例えばフランジの端面等の
ように表面が曲面で形成されていたり、表面に凹凸が存
在したとしても、例えば平均化された一つの統一した正
しい測定値が得られる。その結果、測定の繰り返し精度
を向上させることができる。
【0022】また、フランジに直交する方向、すなわち
このH形鋼の走向方向に直交する方向から一対の2次元
距離計でH形鋼の蛇行量が測定される。前述したよう
に、走向されているH形鋼が蛇行すると、一対の2次元
距離計で測定されたウェブ厚の測定位置がウェブの中央
位置からずれる。しかし、2次元距離計でウェブ厚を測
定しているので、ウェブ厚の断面方向(蛇行方向)の分
布は測定されている。
【0023】一方、H形鋼の断面方向の蛇行量は測定さ
れているので、前記ウェブ厚の断面方向の分布から蛇行
量を差し引いた正しい中央位置におけるウェブ厚が特定
される。すなわち、測定されたウェブ厚は測定された蛇
行量で補正されて、規格で定義された正しい中央位置で
のウェブ厚が得られる。
【0024】請求項2のH形鋼の寸法測定方法において
は、走間中のH形鋼のフランジに平行する方向からこの
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼のフランジ幅を測定し、フランジに直交する方向から
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼の蛇行量を測定し、フランジに平行する方向からH形
鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計で基準点か
らH形鋼の各ウェブ面までの距離を測定し、この測定さ
れた各ウェブ面までの距離を測定された蛇行量で補正
し、この補正された各ウェブ面までの距離と測定された
フランジ幅とからH形鋼のウェブ偏りを算出するように
している。
【0025】このように構成されたH形鋼の寸法方法に
おいては、ウェブの両側から測定された各ウェブ面まで
の距離の差をウェブ偏りとしている。しかし、前述した
蛇行があると、ウェブの中央位置における各ウェブ面ま
での距離が正しく求まらない。この場合、測定位置がウ
ェブの中央位置から外れると、そのウェブ断面形状も上
下非対称になることが多い。このような状態になると、
測定されたウェブ偏りも測定位置がウェブの中央位置か
ら外れると大きく変化する。
【0026】そこで、この請求項においては、測定され
た各ウェブ面までの距離を、蛇行量でウェブの中央部に
おける各距離に補正して、この補正された中央部の各ウ
ェブ面までの距離を用いて、ウェブ偏りを算出してい
る。
【0027】請求項3のH形鋼の寸法測定方法において
は、走間中のH形鋼のフランジに平行する方向からこの
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼のフランジ幅を測定し、フランジに直交する方向から
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼の蛇行量を測定し、フランジに平行する方向からH形
鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計で基準点か
らH形鋼の各ウェブ面までの距離を測定し、測定された
各ウェブ面までの距離からH形鋼のウェブ厚を算出し、
測定された各ウェブ面までの距離を測定された蛇行量で
補正し、補正された各ウェブ面までの距離と測定された
フランジ幅とからH形鋼のウェブ偏りを算出するように
している。
【0028】このように構成されたH形鋼の寸法測定方
法においては、蛇行量を測定することによって、正しい
ウェブ厚が測定されると共に、正しいウェブ偏りが測定
される。
【0029】請求項4のH形鋼の寸法測定方法において
は、走間中のH形鋼のフランジに平行する方向からこの
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼のフランジ幅を測定し、フランジに直交する方向から
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼の蛇行量を測定し、フランジに平行する方向からH形
鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計で基準点か
らH形鋼の各ウェブ面までの距離を測定し、測定された
各ウェブ面までの距離からH形鋼のウェブ厚を算出し、
測定された各ウェブ面までの距離を測定された蛇行量で
補正し、この補正された各ウェブ面までの距離と測定さ
れたフランジ幅とからH形鋼のウェブ偏りを算出し、フ
ランジに直交する方向からH形鋼を挟むように配設した
一対の2次元距離計でH形鋼のウェブ高さを測定するよ
うにしている。
【0030】このように構成されたH形鋼の寸法測定方
法においては、蛇行量を測定することによって、正しい
ウェブ厚及び正しいウェブ偏りが測定されると共に、ウ
ェブ高さが測定される。
【0031】請求項5のH形鋼の寸法測定方法において
は、走間中のH形鋼のフランジに平行する方向からこの
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼のフランジ幅を測定し、フランジに直交する方向から
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼の蛇行量を測定し、フランジに平行する方向からH形
鋼を挟むように配設した2対の2次元距離計でH形鋼の
フィレットコーナー近傍の各ウェブ厚を測定し、測定さ
れたフィレットコーナー近傍の各ウェブ厚を測定された
蛇行量で補正し、補正されたフィレットコーナー近傍の
各ウェブ厚と測定されたフランジ幅とからH形鋼のフラ
ンジ脚高さを算出するようにしている。
【0032】このように構成されたH形鋼の寸法測定方
法においては、H形鋼におけるフランジに隣接するフィ
レットコーナー近傍の各ウェブ厚が測定されて、測定さ
れた各ウェブ厚が蛇行量で補正される。そして、この補
正された各ウェブ厚を用いて、フランジ脚高さが算出さ
れる。
【0033】前述したように、フランジとウェブとの接
合部にはフィレットコーナー部が形成されているので、
蛇行が発生すると各ウェブ厚の測定点がフィレットコー
ナー部に入る懸念がある。
【0034】そこで、この請求項においては、たとえ測
定点がフィレットコーナー部に入ったとしても、測定さ
れた各ウェブ厚が正しい値に補正されるので、最終的に
算出されるフランジ脚高は、蛇行に影響されずに、常に
正しい値とできる。
【0035】請求項6のH形鋼の寸法測定方法において
は、走間中のH形鋼のフランジに平行する方向からこの
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼のフランジ幅を測定し、フランジに直交する方向から
H形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計でH形
鋼の蛇行量を測定し、フランジに平行する方向からH形
鋼を挟むように配設した2対の2次元距離計でH形鋼の
フィレットコーナー近傍の各ウェブ厚を測定し、この測
定されたフィレットコーナー近傍の各ウェブ厚を測定さ
れた蛇行量で補正し、この補正されたフィレットコーナ
ー近傍の各ウェブ厚と測定されたフランジ幅とからH形
鋼のフランジ脚高さを算出し、フランジに直交する方向
からH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計で
基準点から各フランジの外側面クオーター部までの距離
を測定し、H形鋼の斜め内側から一対の2次元距離計で
基準点からフランジの内側面クオーター部までの距離を
測定し、測定された外側面クオーター部までの距離と内
側面クオーター部までの距離からH形鋼のフランジ厚を
算出するようにしている。
【0036】このように構成されたH形鋼の寸法測定方
法においては、フランジ幅、フランジ脚高さが前述した
手法で正確に測定できる。さらに、この測定方法におい
ては、フランジ厚がフランジ先端部でなくて、厚みがほ
ぼ均一化している、フランジのクオーター部で測定され
る。
【0037】このように、H形鋼におけるフランジのフ
ランジ幅、フランジ脚高さ、フランジ幅が精度よく測定
される。請求項7は、上述した発明のH形鋼の寸法測定
方法において、フランジに直交する方向からH形鋼を挟
むように配設した一対の2次元距離計でH形鋼のウェブ
高さ測定を測定するようにしている。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係わ
るH形鋼の寸法測定方法が適用されるH形鋼の寸法測定
装置の模式図である。
【0039】搬送ロール10a、10b、10cからな
るH形鋼1の搬送路に沿って、サイドガイド11a、1
1b及び測定台12が配設されている。測定台12は搬
送路に直交するレール14上に車輪13を介して載置さ
れている。そして、この測定台12は中央に形成された
窓15をH 形鋼1が所定の隙間を開けて通過するよう
に、レール14上を移動制御される。
【0040】そして、図中矢印16方向へ搬送されるH
形鋼1の搬送方向に直交する断面方向の位置はサイドガ
イド11a,11bで制御されている。前記測定台12
の窓15内には、図2に示すように、H形鋼1の搬送方
向に直交する方向に仮想の第1の光軸面17aと第2の
光軸面17bが形成されている。第1の光軸面17aが
窓15内の入口近傍に設けられ、第2の光軸面17bが
窓15内の出口近傍に設けられている。
【0041】図3は前記測定台12を第1の光軸面17
a位置で切断した場合の断面模式図である。窓15内を
貫通するH形鋼1のウェブ2の両側に取付けられたフラ
ンジ3a、3bの先端5a、5bの対向位置にそれぞれ
2次元距離計18a、18b、18c、18dが設けら
れている。これらの各2次元距離計18a〜18dは、
それぞれ上下移動機構20を介して、測定台12の天井
又は床に水平方向に敷設された横移動機構21a、21
bに係止されている。したがって、各上下移動機構20
及び各横移動機構21a、21bを移動制御することに
よって、各2次元距離計18a〜18dを第1の光軸面
17a内において任意位置に移動可能である。各2次元
距離計18a〜18dは、相手側の2次元距離計と正確
に対向しており、自己の設置位置から対向する各フラン
ジ3a,3bの先端5a、5bまでの距離をそれぞれ測
定する。
【0042】また、H形綱1のウェブ2の上下面に対向
する上方位置及び下方位置にそれぞれ2次元距離計19
a、19b、19c、19d、19e、19fが設けら
れている。2次元距離計19c、19dがウェブ2の中
央位置に対向し、2次元距離計19a、19b、19
e、19fがウェブ2のフィレットコーナー部4近傍に
対向している。
【0043】これらの各2次元距離計19a〜19f
は、それぞれ上下移動機構22を介して、測定台12の
天井又は床に水平方向に敷設された横移動機構23a、
23bに係止されている。したがって、各上下移動機構
22及び各横移動機構23a、23bを移動制御するこ
とによって、各2次元距離計19a〜19fを第1の光
軸面17a内において任意位置に移動可能である。各2
次元距離計19a〜19fは、自己の設置位置から対向
するウェブ2の上下面の各対向位置までの距離をそれぞ
れ測定する。
【0044】なお、各2次元距離計18a〜19fの第
1の光軸面17a内における2次元座標位置は、各上下
移動機構20、22、各横移動機構21a、21b、2
3a、23bに取付けられた各位置センサで検出されて
いる。
【0045】図4は前記測定台12を第2の光軸面17
b位置で切断した場合の断面模式図である。測定台12
内のH形綱1の各フランジ3a、3bの対向位置に、支
持ベース24a、24bが横移動機構25a、25bに
よって横方向(水平方向)に移動自在に設けられてい
る。この支持ベース24a、24bにおけるフランジ3
a,3bの中央部に対向する位置に蛇行量を測定するた
めの2次元距離計26a、26bが上下移動機構28を
介して取付けられている。さらに、このこの支持ベース
24a、24bにおけるフランジ3a,3bの各クオー
ター部3cに対向する位置にフランジ厚Dfを測定する
ための2次元距離計27a、27b、27c、27dが
上下移動機構28を介して取付けられている。
【0046】したがって、各横移動機構25a、25b
及び各上下移動機構28を移動制御することによって、
各2次元距離計26a、26b、27a〜27dを第2
の光軸面17b内において任意位置に移動可能である。
各2次元距離計26a、26b、27a〜27dは、自
己の設置位置から対向するフランジ3a、3bの外表面
までの距離をそれぞれ測定する。
【0047】また、測定台12の天井及び床近傍におい
ては、各フランジ3a、3bのクオーター部3cまでの
距離を斜め外から測定するための2次元距離計29a、
29b、29c、29dが上下移動機構30を介して横
移動機構31a,31bの係止されている。したがっ
て、各横移動機構31a、31b及び各上下移動機構3
0を移動制御することによって、各2次元距離計29a
〜29dを第2の光軸面17b内において任意位置に移
動可能である。さらに、各2次元距離計29a〜29d
の姿勢角も任意に調整可能である。
【0048】なお、各2次元距離計26a〜29dの第
2の光軸面17b内における2次元座標位置及び姿勢角
は、各上下移動機構28、30、各横移動機構25a、
25b、31a、31bに取付けられた各位置センサで
検出されている。
【0049】図5は、実施形態のH形綱の寸法測定装置
で用いる各2次元距離計の測定原理を説明するための模
式図である。図5において、2次元距離計32内の半導
体レーザ33から出力されたレーザ光は、コリメータ3
4で平行光線に変換され、シリンドリカルレンズ35で
条面36に広げられた後、測定対象37に照射される。
その結果、測定対象37の表面には条線38が生成され
る。したがって、この条線38を斜め方向から観察する
と、図示するように、直線ではなくて測定対象37の凹
凸に対応した波形を有した形状となる。
【0050】この測定対象37の表面に生成された条線
38を集光レンズ等の結像系39で2次元CCD40上
に結像させる。そして、この2次元CCD40上の結像
40を矢印41の方向に電気的に走査することによっ
て、2次元CCD40上の結像40の位置及び位置の変
動量から、測定対象37までの絶対距離と距離分布情報
を得る。
【0051】このようにして、2次元距離計32は、測
定対象37における2次元距離計視野39内をレーザ光
で順番に走査していく。なお、2次元距離計32におい
ては、2次元CCD40上の結像40の分解能がそのま
ま測定精度になるため、2次元距離計32と測定対象3
7との位置関係は重要である。したがって、高い寸法測
定精度を保つためには、事前にH形鋼の形状寸法に合わ
せて各2次元距離計32を最適位置に移動して設定する
事が必要である。
【0052】図6は、実施形態に係わるH形綱の寸法測
定装置の概略構成を示すブロック図である。各2次元距
離計18a〜29dで測定された各2次元距離計18a
〜29dから各測定対象までの距離及び距離分布は、次
の各距離計ユニット43で計算機が理解できるデジタル
データに変換されてコンピユータからなる演算ユニット
44へ入力される。
【0053】さらに、各上下移動機構及び各横移動機構
に取付けられた各位置センサ45から各2次元距離計1
8a〜29dの第1、第2の光軸面17a、17b内に
おける2次元座標位置及び姿勢角を示すデジタルデータ
が演算ユニット44へ入力される。
【0054】演算ユニット44は、入力された各距離、
各距離分布、各2次元座標位置、各姿勢角を用いて測定
対象のH形綱1における図7で示した、H形鋼1の全体
幅を示すウェブ高さHw、ウェブ2の厚みを示すウェブ
厚Dw、このH形鋼1の全体高さを示す各フランジ幅B
f、フランジ3a、3bの幅を示すフランジ厚みDf、
ウェブ2面からフランジ3a、3bの先端5a、5bま
での距離を示すフランジ脚高さHf、及びウェブ2のフ
ランジ幅方向への偏りを示すウェブ偏りΔSを算出して
例えばモニタ装置へ表示出力する。
【0055】次に、上述した各値の具体的算出法を順番
に説明する。 (1) フランジ幅Bf 図3に示す第1の光軸面17aにおいて、各2次元距離
計18a〜18dは、H形綱1の各フランジ3a、3b
の各先端5a、5bまでの各距離を測定する。具体的に
は、先端5a、5bは平坦でないので、距離分布を求め
て、最凸点数を平均化する。各2次元距離計18a〜1
8dの位置は位置センサ45にて測定されて既知である
ので、互いに対向する2次元距離計18a〜18d相互
間の距離から測定された各距離を減算することによっ
て、各フランジ3a、3bのフランジ幅Bfを求める。
【0056】(2) ウェブ高さHw 図4に示す第2の光軸面17bにおいて、測定台12内
の両側に配設された中央の一対の2次元距離計26a、
26bで、H形綱1のフランジ3a、3bの外側面まで
の各距離を測定する。各2次元距離計26a、26bの
位置は位置センサ45にて測定されて既知であるので、
互いに対向する2次元距離計26a、26b相互間の距
離から測定された各距離を減算することによって、ウェ
ブ高さHwを求める。
【0057】(3) ウェブ厚Dw 先ず、H形綱1のウェブ高さHw方向の蛇行量ΔXを求
める。具体的には、前述したウェブ高さHwを求める過
程で、2次元距離計26a、26bの各測定値相互間の
差を蛇行量ΔXとして求める。
【0058】次に、ウェブ2の中央部に対応する各2次
元距離計19c、19dでウェブ2面までのウェブ高さ
Hw方向の距離分布特性を求める。各2次元距離計19
c、19d相互間の距離は、各位置センサ45からの設
置位置から求められて既知であるので、この相互間の距
離から各距離分布特性を加算した距離分布特性を減算す
ることによって、ウェブ高さHw方向のウェブ厚Dwの
厚さ分布特性を求める。
【0059】そして、この求めた厚さ分布特性における
中央位置から先に測定された蛇行量ΔXだけ移動した位
置の厚さを、補正後におけるウェブ2の中央位置のウェ
ブ厚Dwとする。
【0060】(4) ウェブ偏りΔS 先ず、前述した手法でH形綱1のウェブ高さHw方向の
蛇行量ΔXを求める。次に、各2次元距離計19c、1
9dでウェブ2面までのウェブ高さHw方向の距離分布
特性を求める。そして、この求めた各距離分布特性にお
ける中央位置から先に測定された蛇行量ΔXだけ移動し
た位置の各距離を、補正後におけるウェブ2の中央位置
までの各距離とする。
【0061】この各距離と前述した手法で求めたフラン
ジ幅Bfとで図8に示した各式を用いてウェブ偏りΔS
を算出する。 (5) フランジ脚高さHf 先ず、前述した手法でH形綱1のウェブ高さHw方向の
蛇行量ΔXを求める。
【0062】次に、ウェブ2のフィレットコーナ部4近
傍に対応する各2次元距離計19a、19b、19e、
19dでウェブ2面までのウェブ高さHw方向の各距離
分布特性を求める。互いに対向する各2次元距離計19
a、19b、19e、19d相互間の距離は、各位置セ
ンサ45からの設置位置から求められて既知であるの
で、この相互間の距離から各距離分布特性を加算した距
離分布特性を減算することによって、ウェブ高さHw方
向のウェブ厚の厚さ分布特性を求める。
【0063】そして、この求めた厚さ分布特性における
中央位置から先に測定された蛇行量ΔXだけ移動した位
置の厚さを、補正後におけるウェブ2のフィレットコー
ナ部4近傍位置の各ウェブ厚Dwfとする。
【0064】この算出した各フィレットコーナ部4近傍
位置の各ウェブ厚Dwfと前述した手法で求めたフラン
ジ幅Bfとで各フランジ脚高さHfを算出する。 (6) フランジ厚Df 図4に示した第2の光軸面17bにおいて、各フランジ
3a、3bにおける合計4個のクオーター部3cの各ク
オーター部3cにおけるフランジ厚D fは、該当クオー
ター部3cの外側位置を外側から測定している2次元距
離計27a〜27dの測定値と、該当クオーター部3c
の内側位置を内側から測定している2次元距離計29a
〜29dの測定値と、位置センサ45から得られる各2
次元距離計27a〜27d、29a〜29dの位置とを
用いて簡単な幾何学手法を用いて算出する。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のH形綱の
寸法測定方法においては、寸法を測定する全ての距離計
を2次元距離計で構成すると共に搬送中におけるH形綱
の蛇行量を測定している。
【0066】したがって、たとえH形綱の測定対象面が
曲面で形成されていたしても、また測定対象面が凹凸面
や粗い面であったとしても、バラツキがなく常に安定し
た測定値が得られ、また、たとえ測定対象のH形鋼にお
いて搬送中に蛇行が発生したとしても、蛇行に起因する
測定値に含まれる変動分が自動的に排除される。
【0067】その結果、H形綱における規格で定められ
た位置におけるフランジ幅Bf、フランジ脚高さHf、
フランジ厚Df、ウェブ高さHw、ウェブ厚Dw、ウェ
ブ偏りΔSを高い精度で測定できる。
【0068】また、例えば、フランジ厚Dfを測定する
に際して、一対の2次元距離計でフランジの外側クオー
ター部及び内側クオーター部までの距離を測定し、直接
クオーター部の厚みを測定している。
【0069】したがって、H形綱の規格に定められた正
しい位置における測定を、悪い測定環境においてもオン
ライン状態で連続して実施でき、この測定方法を製造工
程における品質管理に用いることによって、検査の省力
化、品質保証能力の向上、歩留まりの向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるH形綱の寸法測定
方法が適用されたH形綱の寸法測定装置を示す模式図
【図2】同実施形態装置における各2次元距離計の配置
を示す図
【図3】同実施形態装置における測定台を第1の光軸面
位置で切断した場合の断面模式図
【図4】同実施形態装置における測定台を第2の光軸面
位置で切断した場合の断面模式図
【図5】同実施形態装置に採用された2次元距離計の測
定原理を示す図
【図6】同実施形態装置の回路構成を示すブロック図
【図7】H形綱における規格で定義された各寸法を示す
【図8】従来のH形綱の測定方法を示す図
【符号の説明】
1…H形綱 2…ウェブ 3a、3b…フランジ 4…フィレットコーナー部 5a,5b点…端部 10a,10b,10c…搬送ロール 11a,11b…サイドガイド 12…測定台 15…窓 17a…第1の光軸面 17b…第2の光軸面 18a〜18d,19a〜19f,26a〜26b,2
7a〜27d,29a〜29d…2次元距離計 20,22,28,30…上下移動機構 21a,21b,23a,23b,25a,25b,3
1あ、31b…横移動機構 44…演算ユニット 45…位置センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走間中のH形鋼のフランジに平行する方
    向からこのH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距
    離計で前記H形鋼のフランジ幅を測定し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼の蛇行量を
    測定し、 前記フランジに平行する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼のウェブ厚
    を測定し、 この測定されたウェブ厚を前記測定された蛇行量で補正
    することを特徴とするH形鋼の寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 走間中のH形鋼のフランジに平行する方
    向からこのH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距
    離計で前記H形鋼のフランジ幅を測定し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼の蛇行量を
    測定し、 前記フランジに平行する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で基準点から前記H形鋼
    の各ウェブ面までの距離を測定し、 この測定された各ウェブ面までの距離を前記測定された
    蛇行量で補正し、 この補正された各ウェブ面までの距離と前記測定された
    フランジ幅とから前記H形鋼のウェブ偏りを算出するこ
    とを特徴とするH形鋼の寸法測定方法。
  3. 【請求項3】 走間中のH形鋼のフランジに平行する方
    向からこのH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距
    離計で前記H形鋼のフランジ幅を測定し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼の蛇行量を
    測定し、 前記フランジに平行する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で基準点から前記H形鋼
    の各ウェブ面までの距離を測定し、 この測定された各ウェブ面までの距離から前記H形鋼の
    ウェブ厚を算出し、 前記測定された各ウェブ面までの距離を前記測定された
    蛇行量で補正し、 この補正された各ウェブ面までの距離と前記測定された
    フランジ幅とから前記H形鋼のウェブ偏りを算出するこ
    とを特徴とするH形鋼の寸法測定方法。
  4. 【請求項4】 走間中のH形鋼のフランジに平行する方
    向からこのH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距
    離計で前記H形鋼のフランジ幅を測定し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼の蛇行量を
    測定し、 前記フランジに平行する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で基準点から前記H形鋼
    の各ウェブ面までの距離を測定し、 この測定された各ウェブ面までの距離から前記H形鋼の
    ウェブ厚を算出し、 前記測定された各ウェブ面までの距離を前記測定された
    蛇行量で補正し、 この補正された各ウェブ面までの距離と前記測定された
    フランジ幅とから前記H形鋼のウェブ偏りを算出し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼のウェブ高
    さを測定することを特徴とするH形鋼の寸法測定方法。
  5. 【請求項5】 走間中のH形鋼のフランジに平行する方
    向からこのH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距
    離計で前記H形鋼のフランジ幅を測定し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼の蛇行量を
    測定し、 前記フランジに平行する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した2対の2次元距離計で前記H形鋼のフィレッ
    トコーナー近傍の各ウェブ厚を測定し、 この測定されたフィレットコーナー近傍の各ウェブ厚を
    前記測定された蛇行量で補正し、 この補正されたフィレットコーナー近傍の各ウェブ厚と
    前記測定されたフランジ幅とから前記H形鋼のフランジ
    脚高さを算出することを特徴とするH形鋼の寸法測定方
    法。
  6. 【請求項6】 走間中のH形鋼のフランジに平行する方
    向からこのH形鋼を挟むように配設した一対の2次元距
    離計で前記H形鋼のフランジ幅を測定し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で前記H形鋼の蛇行量を
    測定し、 前記フランジに平行する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した2対の2次元距離計で前記H形鋼のフィレッ
    トコーナー近傍の各ウェブ厚を測定し、 この測定されたフィレットコーナー近傍の各ウェブ厚を
    前記測定された蛇行量で補正し、 この補正されたフィレットコーナー近傍の各ウェブ厚と
    前記測定されたフランジ幅とから前記H形鋼のフランジ
    脚高さを算出し、 前記フランジに直交する方向から前記H形鋼を挟むよう
    に配設した一対の2次元距離計で基準点から前記各フラ
    ンジの外側面クオーター部までの距離を測定し、 前記H形鋼の斜め内側から一対の2次元距離計で基準点
    から前記フランジの内側面クオーター部までの距離を測
    定し、 前記測定された外側面クオーター部までの距離と内側面
    クオーター部までの距離から前記H形鋼のフランジ厚を
    算出することを特徴とするH形鋼の寸法測定方法。
  7. 【請求項7】 前記フランジに直交する方向から前記H
    形鋼を挟むように配設した一対の2次元距離計で前記H
    形鋼のウェブ高さ測定を測定することを特徴とする請求
    項5又は6記載のH形鋼の寸法測定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234540A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Jfe Steel Kk H形鋼の形状測定方法
JP2013228325A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Jfe Steel Corp H形鋼の曲がり状態判定方法および曲がり状態判定装置
KR101366480B1 (ko) * 2012-02-21 2014-03-12 에스티엑스조선해양 주식회사 형강 형상 측정 시스템 및 그 방법

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