JPH0726833B2 - 湾曲板状体の形状検査装置 - Google Patents

湾曲板状体の形状検査装置

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JPH0726833B2
JPH0726833B2 JP1208981A JP20898189A JPH0726833B2 JP H0726833 B2 JPH0726833 B2 JP H0726833B2 JP 1208981 A JP1208981 A JP 1208981A JP 20898189 A JP20898189 A JP 20898189A JP H0726833 B2 JPH0726833 B2 JP H0726833B2
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真二 畠山
一明 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硝子板等の湾曲板状体が所定の場所において、
所定の曲率半径で曲げ成形されているか否かを判断する
湾曲板状体の形状検査装置に関する。
〔従来の技術〕
サイドガラス等の自動車用窓硝子は成型炉内のローラー
やガス搬送ベット等からなる搬送面上を搬送されると共
に、被成形温度にまで加熱され、搬送面の曲率に沿った
搬送方向に同じ曲率を持つ形状、即ち湾曲面を構成する
母線が1つの方向を向いているような湾曲形状に湾曲成
型される。即ち、第6図に示すように、自動車用窓硝子
2は所定の曲率Rに成形される。この湾曲形状は、通常
は下縁2Aを基準線として形成されるため、下縁2Aと所定
の傾きを有する母線6を有するものになる。従って、も
し硝子板2の成形時に硝子板の下線2Aが正規の基準線の
位置からα゜傾いた状態で成形されると第6図に示すよ
うに、母線8も正規の母線6からα゜傾く。この状態で
は硝子板2は正しい曲率半径で曲げ成形されていない。
このような母線8は正規の母線6と区別して不良品とさ
れる。従来この硝子板が所定の曲率半径で曲げ成形され
ているか否かの検査は、即ち、第6図に示す、硝子板2
の母線6が正しい位置にあるか否かの検査は、作業者の
目視、経験などにより判断していた。そして、正しい曲
率以外の硝子板を不良品としている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の検査方法は手作業で行っているの
で検出精度及び作業能率が悪いという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、硝子
板等の湾曲板状体の曲げ形状を自動的に検査することが
出来る湾曲板状体の形状検査装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明に係る湾曲板状体の形状検査装置は、湾曲板状体
の予め定められた基準となる母線に略直交する方向に略
直線状の明暗線を投影するように配された帯状光源と、
前記湾曲板状体上に投影された明暗線を撮像する撮像手
段と、撮像された画像を処理することにより、前記湾曲
板状体の母線の傾きを得る画像処理手段と、前記画像処
理手段によって得られた母線の傾きと、前記基準となる
母線の傾きとを比較して湾曲板状体の曲げ形状の良否を
判断する判別手段と、から成ることを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、成形炉内で所定湾曲形状に成形された
硝子板を成形炉内から取出した後、所定位置に位置決め
配置し、この硝子板を、硝子板の母線に略直交して設け
られた帯状光源で照射し、硝子板上に投影された明暗線
をカメラで撮像し、撮像した画像を画像処理手段で処理
し、予め入力されていた正常に曲げ成形された硝子板の
基準データと比較して硝子板の不良品を自動的に検出す
ることが出来る。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る湾曲板状体の形状検
査装置について詳説する。
第1図に於いて、湾曲板状体の形状検査装置10はローラ
16、16…を有し、このローラ16、16…はシャフト18、18
…を介して架台14に回転自在に支持されている。ローラ
16、16…は第1図上で右側のローラ16から左側のローラ
16に近づくに従って、ローラ16の端部16Aの位置が漸次
上昇するように設けられている。即ち、右端のローラ16
は水平に設けられているが、左端のローラは搬送方向に
対する硝子板の角度を決めるために15゜〜45゜例えば、
30゜傾斜するように設けられている。
また、シャフト18の端部には、フレキシブルジョイント
20を介してプーリ22が固着されている。このプーリ22、
22…と架台14側のプーリ26、26…にはベルト28が張設さ
れている。更に、第1図上で左側のプーリ26と駆動プー
リ30にはベルト32が張設され、駆動プーリ30はモータ33
に連結されている。従って、このモータ33が駆動する
と、ベルト32、28を介してプーリ22、22…が回転するの
でローラ16が回転する。
第1図上で左端のローラ16に隣接して、ベルトコンベア
34が約30゜傾斜した状態に設けられている。ベルトコン
ベア34の左側のローラ36には、前記プーリ26と反対側に
プーリ38が固着され、プーリ38はベルト40を介して図示
しないモータに連結されている。従って、図示しないモ
ータが駆動すると、プーリ38、ローラ36を介してベルト
コンベア34が回転する。
更に、第1図上でローラ16、16…、ローラ36に直交する
方向のローラ44を持つサイドベルトコンベア42が立設さ
れている。サイドベルトコンベア42のローラ44はシャフ
ト46、ギアボックス48を介してモータ50に回転力を伝達
可能に連結されている。従って、モータ50が駆動する
と、ギア48、シャフト46、ローラ44を介してサイドコン
ベア42が回転する。
ベルトコンベア34の上方に、帯状光源54が搬送される硝
子板の湾曲の母線の方向に対して略直交して設けられ、
この帯状光源54は散乱光を発する。また、帯状光源54
は、搬送される硝子板の湾曲の母線の方向に対して、帯
状光源54の方向が垂直から大きくずれると検査時の感度
が落ちるので、略垂直であることが好ましい。尚、硝子
板の湾曲の母線を帯状光源に略直交するように硝子板を
傾けて搬送しても良い。
この帯状光源54の中央部にはシャッタカメラ56が設けら
れている。シャッタカメラ56はケーブル58を介して画像
処理装置60に接続され、画像処理装置60はケーブル62を
介して制御部(パーソナルコンピュータ)64に接続され
ている。また、制御部64はケーブル68を介してサイドコ
ンベア52の近傍に位置したポジションセンサ70に接続さ
れている。ポジションセンサ70はアーム72を介して架台
14に設けられている。
前記の如く構成された本発明に係る湾曲板状体の形状検
査装置の作用について説明する。
モータ33、50等を駆動し、ローラ16、16…を反時計回り
方向、ベルトコンベア34及びサイドコンベア42を第1図
上で矢印A方向に回転する。
一方、製造ラインで曲げ成形された硝子板78は、図示し
ない搬送手段を介してローラ16まで搬送され、更に、ロ
ーラ16、16…でベルトコンベア34の方向に搬送される。
このローラ16、16…は徐々に立ち上がっているので、第
1図に示すように、硝子板78はその重力により下縁がサ
イドベルト52に当接し位置決めされる。この状態でベル
トコンベア34まで搬送された硝子板78は、更に、ベルト
コンベア34で同方向に搬送される。
第2図では不良品の検出工程が示され、ベルトコンベア
34で搬送された硝子板78は、ポジションセンサ70で検出
される(ステップ90)。ポジションセンサ70は硝子板78
の検出信号をケーブル68を介して制御部64に出力する。
制御部64は検出信号を受けると、ケーブル62を介して画
像処理装置60を作動させ、ケーブル58を介してシャッタ
カメラ56が作動して硝子板78が撮影される(ステップ9
2)。この時、第3図で示すように硝子板78には帯状光
源54からの光が投影されているので、この投影像78A及
びその周囲78Bがシャッタカメラ56で撮像される。撮像
された画像はケーブル58を介して画像処理装置60に出力
される(ステップ94)。
投影像78Aは、その周囲部分78Bより明るいのでその境界
は明暗境界線となる。輝度変化が規定値以上の個所を投
影像から判断することにより、第4図に示すA曲線が明
暗境界線(エッジ)として検出される(ステップ96)。
次に、検出されたエッジAは正規に曲げ成形された硝子
板から求められて、予め入力された基準データのエッジ
Bと比較される。第4図に示すように、縦軸Yの設定ポ
イントYi(i=1、2、3、…100)で横軸X方向のエ
ッジBの座標XiとエッジAの座標X0iとの差のXi−X0iの
値を算出し、この算出値をΔXiとする。即ち、ΔXi=Xi
−X0iとなる。
次に、(ΔXi、Y)を第5図のようにプロットし、例え
ば、最小二乗法で直線化し、その直線をY=A・ΔX+
Bで表示する。この直線の傾きAは第3図に示す硝子板
78の母線Gの傾きとみなせる(ステップ98)。
求められた傾きAは、予め画像処理装置60に入力されて
いる良品限度値と比較される。次いで、ステップ102
で、傾きAが良品限度値の範囲内にある場合は硝子板78
が規定の製品と判断し、傾きAが良品限度値の範囲から
外れている場合はその硝子板78を不良品と判断する(ス
テップ102)。
以下順次ベルトコンベア34で搬送される硝子板を上述し
た検査方法で検査する。
〔発明の効果〕
本発明に係る湾曲板状体の形状検査装置によれば、硝子
板が正しく曲げ成形されているか否かを自動的に全数検
査することが出来るので、生産性の向上を図ることがで
きるだけでなく、不良品検査をより万全にし得る。本発
明の実施例においては、板状体の搬送方向に同じ曲率を
持つ湾曲面を持つ湾曲板状体、即ち、湾曲面を構成する
母線が1つの方向を向いているような湾曲板状体の検査
を行っているが、板状体の搬送方向に垂直な方向に位置
決めすれば、母線が必ずしも1つの方向を向いていない
ような湾曲形状(例えば円錐等)の検査にも使用するこ
とが出来、その応用範囲はきわめて広いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る湾曲板状体の形状検査装置の概略
全体図、第2図は本発明に係る湾曲板状体の形状検査装
置の作用状態を示すフローチャート、第3図は湾曲に形
成された硝子板に帯状光源が投影された状態を示す斜視
図、第4図はエッジの形状を示す図、第5図はエッジの
傾きを示す図、第6図は硝子板と母線との関係を示す斜
視図である。 10……湾曲板状体の形状検査装置、12……位置決め手
段、16……ローラ、34、42……ベルトコンベア、54……
帯状光源、56……シャッタカメラ、60……画像処理装
置、64……パーソナルコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲板状体の予め定められた基準となる母
    線に略直交する方向に略直線状の明暗線を投影するよう
    に配された帯状光源と、 前記湾曲板状体上に投影された明暗線を撮像する撮像手
    段と、 撮像された画像を処理することにより、前記湾曲板状体
    の母線の傾きを得る画像処理手段と、 前記画像処理手段によって得られた母線の傾きと、前記
    基準となる母線の傾きとを比較して湾曲板状体の曲げ形
    状の良否を判断する判別手段と、 から成ることを特徴とする湾曲板状体の形状検査装置。
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