JP6013154B2 - 格子体 - Google Patents

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本発明は、取付材に格子材を取り付けた格子体に関する。
取付材に複数本の格子材を並べて取り付けた格子体が、門や塀などに多く用いられている。このような格子体としては、取付材の一面に格子材の端面を当接させ、取付材側からネジ止めして組み立てたものが一般的であるが、従来、格子材に複数個のタッピングホールを設けて、複数本のネジによりネジ止めしていた。例として、矩形の格子材において、対向面に計2個のタッピングホールを設けたものや、各角に計4個のタッピングホールを設けたものなどが挙げられる。これは、ネジが1本しかないと、ネジを締めることによって格子材が回転してしまい、取付材に対する格子材の角度位置が正確に定まらないからであった。
しかしながら、従来品は、格子材が回転しないように固定しながらネジを締めなければならず、また、一つの連結箇所につき複数本のネジが必要であるため、組み立ての作業性が悪かった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、組み立ての作業性が良好な格子体を提供することを目的とする。
本発明は、取付材と、格子材とを備え、取付材は、ラミネートした形材からなるものであって、一面に切り起こし部を形成してあり、格子材は、外周壁の内側に中空部を有する形材からなるものであって、中空部内に受部を形成してあり、受部は、取付材の切り起こし部を格子材の全ての外周壁から離隔した位置で受けるものであり、格子材の端面を取付材の一面に当接させ、切り起こし部を受部に納めてネジ止めしてあることを特徴とする。
本発明によれば、取付材の切り起こし部が格子材の受部に納まることで、格子材の回り止めとなり、ネジ止めの際に別途格子材を固定する必要がなく、組み立ての作業性がよい。また、切り起こし部と受部により、取付材に対する格子材の角度位置が正確に定まるので、一つの連結箇所につき1本のネジでネジ止めできる。さらに、切り起こし部は格子材の中空部内に納まって外側からは見えず、取付材がフラットな外観となり、意匠性が良好である。また、受部が取付材の切り起こし部を格子材の外周壁から離隔した位置で受けるので、取付材の切り起こし部にラミネートのめくれやしわ、バリなどが生じた場合でも、それが格子材の中空部内に納まって外側に露出せず、意匠性が良好であるとともに、ラミネートのめくれなどがさらに広がることを防ぐことができる。
第一実施形態における、取付材と格子材の連結部分の横断面図(図4中のA−A線断面図)である。 第一実施形態における、取付材と格子材の連結部分の縦断面図(図4中のB−B線断面図)である。 第一実施形態における、取付材と格子材の連結部分の分解斜視図である。 格子体を備える門扉の正面図である。 第二実施形態における、取付材と格子材の連結部分の横断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下において左右とは図4中の左右を、前後とは図4中の手前側及び奥側を示すものとする。この格子体の第一実施形態は、門や塀など種々のものに用いられるが、本実施形態は、図4に示すような門扉の扉として用いられるものである。この門扉は、本体扉101と、袖扉102と、スライド門柱103と、袖門柱104とを備えるものである。本体扉101は、引戸であって、スライド門柱103の前側に左右にスライド自在に取り付けられており、袖扉102は、開き戸であって、袖門柱104に回転自在に取り付けられている。そして、本体扉101及び袖扉102が、格子体からなる。両扉101,102は、何れも上桟3、下桟4及び左右の縦桟5を四周枠組みしてあって、その内周側に複数本の上下に延びる格子材2が取り付けられている。より詳しくは、図2に示すように、上桟3の下面及び下桟4の上面に、それぞれ内周側に向けて開口する溝部31,41が形成されており、溝部31,41に、断面略コ字形の付子(取付材)1が納まっている。付子1は、開口部が外周側となる向きで、前側面及び後側面に、左右に延びる突条12が形成されており、突条12が溝部31,41の前後の開口端部に係合している。付子1の内周側面は、ラミネートされており、この内周側面に各格子材2の上下の端面が当接していてネジ止めされている。なお、付子1、格子材2及び各桟3,4,5は、何れもアルミ形材からなるものである。
そして、付子1と格子材2の連結部分についてさらに詳述する。図1〜図3に示すように、付子1の内周側面には、左側に向けて開口する略コ字形の切り込みを入れてあり、切り込みの内側部分を内周側に起こして切り起こし部11を形成してある。切り起こし部11は、付子1の前後方向中央に形成してあって、その前後方向幅は、付子1の内周側面の前後方向幅の約半分である。また、切り起こし部11の右側には、ネジ孔13を形成してある。そして、この切り起こし部11及びネジ孔13を、左右に等間隔に複数形成してある。一方、格子材2は、前側壁、後側壁、左側壁及び右側壁からなる断面矩形の外周壁23と、その内側の中空部21とを有する形材からなり、その前後方向幅は、付子1の内周側面の前後方向幅と略等しい。そして、中空部21内の左側壁には、内周側に向けて突出する二つの突起22aを形成してある。両突起22aは、それぞれ格子材2の前側壁から前後幅の略1/4の位置と、後側壁から前後幅の略1/4の位置に形成してあり、両突起22aの間隔は切り起こし部11の前後方向幅より僅かに広い長さとなっていて、この両突起22aが受部22となる。また、中空部21内の右側壁には、タッピングホール24を形成してある。なお、切り起こし部11とネジ孔13の間隔は、受部22とタッピングホール24の間隔と略同じにしてある。そして、このように構成した付子1と格子材2を連結するには、格子材2の上下の端面を、付子1の内周側面に当接させる。この際、付子1のネジ孔13に格子材2のタッピングホール24を合わせると、付子1の切り起こし部11が格子材2の受部22(両突起22aの間)に納まる。ただし、切り起こし部11は、格子材2の左側壁からは離隔する。また、両突起22aは、それぞれ格子材2の前側壁及び後側壁から離隔しているので、すなわち受部22は、切り起こし部11を格子材2の外周壁23から離隔した位置で受けることになり、切り起こし部11と外周壁23との間に空間が形成される。そして、付子1の外周側からネジ孔13にネジ6を挿入し、格子材2のタッピングホール24に螺合してネジ止めする。
このように構成した本発明の格子体によれば、付子1と格子材2を連結させる際に、ネジ6の回転に伴って格子材2も回転しようとするが、付子1の切り起こし部11が格子材2の受部22に納まることで、格子材2の回り止めとなり、ネジ止めの際に別途格子材2を固定する必要がなく、組み立ての作業性がよい。また、切り起こし部11と受部22により、付子1に対する格子材2の角度位置が正確に定まるので、一つの連結箇所につき1本のネジ6でネジ止めするものとなっており、ネジ6の本数が少なく、その点においても組み立ての作業性がよい。さらに、切り起こし部11は格子材2の中空部21内に納まって外側からは見えず、付子1の内周側面がフラットな外観となり、意匠性が良好である。また、受部22が付子1の切り起こし部11を格子材2の外周壁23から離隔した位置で受けるので、切り起こし部11と外周壁23との間に空間が形成される。これにより、付子1の切り起こし部11にラミネートのめくれやしわ、バリなどが生じた場合でも、それが切り起こし部11と外周壁23との間の空間内(中空部21内)に納まることで、ラミネートが付子1と格子材2の間に噛んで外側に露出することを防ぐので、意匠性が良好であるとともに、ラミネートのめくれなどがさらに広がることを防ぐことができる。また、切り起こし部11が格子材2の左側壁から離隔していて、切り起こし部11の左右面に何も当接していないことにより、切り起こし部11の加工精度や格子材2の押出精度に起因する多少の製造上の寸法誤差があっても、それを吸収できるので、組み立ての作業性がよい。さらに、切り起こし部11の左側面(切り込みの反対側面)の根元に形成されるR部分も、切り起こし部11と格子材2の外周壁23の間に納まり、格子材2の端面が付子1の内周側面に隙間なく密接する。そして、切り起こし部11は、付子1の内周側面に切り込みを入れて内側部分を起こしたものであり、受部22は、格子材2の外周壁23と一体の突起22aからなるものあって、何れも簡易な構成であるから、形成加工が容易である。
次に、本発明の格子体の第二実施形態について、図5に基づき説明する。第二実施形態は、第一実施形態と比べて、格子材2の受部22の構造が異なっている。すなわち、格子材2の外周壁23の左前角部と左後角部の内周側に、肉厚部22bを形成してあり、両肉厚部22bの間隔は切り起こし部11の前後方向幅より僅かに広い長さとなっていて、この両肉厚部22bが受部22となる。その他、格子材2の右側壁に形成したタッピングホール24や、付子1に形成した切り起こし部11及びネジ孔13の構成は、第一実施形態と同様である。第二実施形態においても、付子1のネジ孔13に格子材2のタッピングホール24を合わせると、付子1の切り起こし部11が格子材2の受部22(両肉厚部22bの間)に納まり、切り起こし部11は格子材2の左側壁から離隔して、切り起こし部11と左側壁の間に空間が形成される。また、両肉厚部22bの厚さ分だけ、切り起こし部11は前側壁及び後側壁から離隔するので、すなわち受部22は、切り起こし部11を格子材2の外周壁23から離隔した位置で受けることになる。このように構成した第二実施形態においても、受部22が付子1の切り起こし部11を格子材2の外周壁23から離隔した位置で受けるので、付子1の切り起こし部11にラミネートのめくれやしわ、バリなどが生じた場合でも、それが格子材2の外側に露出しない(切り起こし部11の左右側においては、ラミネートのめくれなどが切り起こし部11と外周壁23との間の空間内(中空部21内)に納まり、切り起こし部11の前後側においては、ラミネートが付子1と格子材2の間に噛んだとしても、両肉厚部22bの厚さ内に納まる)。これにより、意匠性が良好であるとともに、ラミネートのめくれなどがさらに広がることを防ぐことができる。また、切り起こし部11が受部22に納まることで、格子材2の回り止めとなり、かつネジ6の本数が少なくなって組み立ての作業性がよい点、付子1の内周側面がフラットで意匠性がよい点、さらに切り起こし部11の左右面に何も当接していないことにより、寸法誤差が吸収され、切り起こし部11の根元に形成されるR部分が切り起こし部11と格子材2の外周壁23の間に納まる点も第一実施形態と同じである。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、付子や格子材が大型のものである場合などには、強度を確保するために、一つの連結箇所につき複数本のネジでネジ止めしてもよい。また、付子を有さず、格子材が上桟及び下桟に直接連結される構造であってもよい。その場合、上桟及び下桟が取付材に相当する。さらに、格子材の断面形状は、矩形以外の多角形や円形などでもよく、意匠性などを考慮して自由に設定できる。また、切り起こし部及び受部の形状は、相互に係合して格子材の回り止めとなるものであれば、どのようなものであってもよい。ただし、切り起こし部の左右面に何も当接していないことにより、寸法誤差が吸収され、切り起こし部の根元に形成されるR部分が切り起こし部と格子材の外周壁の間に納まるので、受部は、切り起こし部を前後(切り起こしの折り曲げ線が延びる方向)から受けるものであることが望ましい。その場合、第一実施形態のように、前後の外周壁に対して前後の突起をそれぞれ離隔させて設けたもの、第二実施形態のように、前後の外周壁に対して前後の肉厚部をそれぞれ一体に設けたもの、さらに前後の一方に外周壁から離隔した突起を設け、他方に外周壁と一体の肉厚部を設けたものの何れであってもよいが、第一実施形態のように二つの突起を設ける構成が、材料費が安価であり、かつ格子材の断面形状などによらず汎用的に実施可能であって、最も望ましい。なお、この格子体は、門扉のほか、塀などに用いられてもよく、また格子材は左右に延びる向きに取り付けられていてもよい。
1 付子(取付材)
2 格子材
11 切り起こし部
21 中空部
22 受部
23 外周壁

Claims (1)

  1. 取付材と、格子材とを備え、取付材は、ラミネートした形材からなるものであって、一面に切り起こし部を形成してあり、格子材は、外周壁の内側に中空部を有する形材からなるものであって、中空部内に受部を形成してあり、受部は、取付材の切り起こし部を格子材の全ての外周壁から離隔した位置で受けるものであり、格子材の端面を取付材の一面に当接させ、切り起こし部を受部に納めてネジ止めしてあることを特徴とする格子体。
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