JP5838362B2 - サッシ枠用額縁 - Google Patents
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例えば、下記特許文献1では、下枠と、上枠と、左右の縦枠とからなる建具枠のそれぞれの室内側に、略コ字形部を有したアングルを設け、このアングルにそれぞれ額縁の室外側を嵌合させる構造とされた建具が提案されている。この建具のアングルは、額縁の裏面に対面し、額縁側に突出する係合部が設けられた見込み面部を有した第1部と、額縁の表面を覆う見込み面部を有した第2部とを備えた構造とされている。また、この建具の額縁は、石膏ボードまたは構造用合板からなり、裏面に、アングルの第1部の係合部を嵌め込む溝を有した構造とされている。これにより、アングルの第1部の係合部が額縁の裏面の溝に係止されて額縁のアングルに対する室内方向への動きが規制される構造とされている。
また、本発明においては、前記額縁本体の室外側端部の表面に、前記アングルの第2片部の室内側の端部を収容する切欠状凹部を形成するようにしてもよい。
また、本発明においては、前記取付部材を、合成樹脂系材料または金属系材料から形成されたものとし、前記額縁本体の室外側端部に互いに間隔を空けて複数取り付けられるものとしてもよい。
なお、以下の各実施形態では、サッシ枠用額縁を施工した状態を基準として、上下方向や室内外方向等の方向を原則的に説明する。
本実施形態に係るサッシ枠用額縁(窓枠)1は、図1に示すように、建物の室内8と室外9とを区画する壁体に形成された開口部2に配設されるサッシ枠(建具枠)3に取り付けられる。
開口部2は、建物の室内8と室外9としての屋外とを区画する壁体に設けられたものでもよく、室内8とこの室内8に隣接する室外9としての廊下や他の室内等とを区画する建物内の間仕切壁体等に設けられたものでもよい。
この開口部2は、サッシ枠3が取り付けられる取付下地5によって四周が区画されている。この取付下地5としては、開口部2の上側を区画するまぐさ等の横架材や、開口部2の下側を区画する窓台等の横架材または床下地、開口部2の左右両側を区画する柱やスタッド等としてもよい。なお、図1及び図4において、符号7で示す部材は、取付下地5の室内側面に沿うように取付下地5に直接的にまたは胴縁等を介して固定される石膏ボードや合板等の板材である。
また、これら下枠3、左右の縦枠3A及び上枠は、それぞれの長手方向の端部が接合されて枠組みされた状態で開口部2に配設されるものとしてもよい。また、これら下枠3、左右の縦枠3A及び上枠のそれぞれの室外9側に、取付下地5の室外側面に沿うように延びる取付片を設けるようにしてもよい。そして、これら下枠3、左右の縦枠3A及び上枠のそれぞれの取付片を、取付下地5の室外側面に直接的にまたはスペーサー等を介して釘やねじ等の止具によって取り付ける態様としてもよい。
また、このような閉鎖部材4の種類等に応じて、下枠3、左右の縦枠3A及び上枠には、閉鎖部材4のレールや端部収容部(戸当り溝)、回動連結部材やスライド連結アーム等の連結部材等が適宜、設けられる。
また、図例では、このアングル30を、下地側片部33を有した第1部材としての下地側部材32と、表側片部38を有した第2部材としての表側部材37と、を備えた二部材からなるものとしている。
下地側部材32は、取付下地5側(開口部2の見込み面側)に配設される。
表側部材37は、サッシ枠用額縁(下額縁)1の室外側端部の表面を覆うように、また、下地側部材32の閉鎖部材4の装着側部位の少なくとも室内8側に露出する表面を覆うように配設される。この表側部材37は、下枠3、左右の縦枠3A及び上枠のそれぞれの主要部となる下地側部材32を枠組みして上記のように開口部2に取り付けた後に、枠組みされて、若しくは個別に配設されるものとしてもよい。または、下地側部材32と表側部材37とを組み付けた状態で、上記のように左右の縦枠3、下枠3A及び上枠を枠組みして開口部2に取り付けるようにしてもよい。
この下地側片部33の係合突部33aは、図例のように下地側片部33自体を屈曲させた形状として設けるようにしてもよく、または、下地側片部33に切り起こし状に設けるようにしてもよい。また、この係合突部33aは、下地側片部33の長手方向(左右の縦枠間方向)の全長に亘って設けるようにしてもよく、長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けるようにしてもよい。また、図例では、この下地側片部33の係合突部33aよりも室内8側の部位を、嵌合凹所31を室内8側に向かうに従い拡大させるような傾斜状に形成した例を示している。
また、表側部材37は、表側片部38の室外9側の端部に連なるように設けられたカバー片部39を備えている。このカバー片部39は、下地側部材32の接続片部35の装着片部36よりも開口部2の中心側部位の室外9側に向く面及び装着片部36の室内8側部位の開口部2の中心側に向く面を覆い、これらに沿うように形成されている。また、このカバー片部39及び下地側部材32の装着片部36には、互いに係合する係合部が設けられており、互いの係合部を係合させて接続される。
下額縁1は、室外側端部が下枠3のアングル30の嵌合凹所31に嵌め込まれるように取り付けられる。
また、下額縁1は、木質系材料から形成された額縁本体10と、この額縁本体10の室外側端部11に取り付けられる非木質系材料から形成された取付部材20と、を備えている。
この額縁本体10の見込み寸法(開口部2が形成された壁体の厚さ方向に沿う寸法、室内外方向に沿う寸法)は、壁厚やアングル30の嵌合凹所31の凹所底面から壁体の室内側面までの寸法等に応じて、また、上記した固定枠状かケーシング枠状か等に応じて予め調整されている。
また、この額縁本体10の室外側端面12には、釘やねじ等の止具19の下穴13が設けられている。この下穴13は、額縁本体10の厚さ方向略中心(図例では、切欠状凹部14が形成された部位の厚さ方向略中心)に設けられている。また、この下穴13は、図2(a)に示すように、額縁本体10の長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けられている。
また、これら各額縁本体10,10Aの長さ寸法は、サッシ枠としての下枠3、左右の縦枠3A及び上枠の長さ寸法に応じた寸法に予め調整されている。図例では、これら下枠3、左右の縦枠3A及び上枠の各アングル30,30Aに、下地当接片部34を設けた例を示しており、この下地当接片部34や接合態様、各額縁本体10,10Aの厚さ寸法等を加味して各額縁本体10,10Aの長さ寸法を予め調整するようにしてもよい。また、予め設定されている内法基準寸法に応じた寸法となるように各額縁本体10,10Aの長さ寸法を予め調整するようにしてもよい。
この取付部材20は、本実施形態では、額縁本体10の長手方向の全長に亘ってその室外側端部11に取り付けられるものではなく、図2(a)に示すように、額縁本体10の長手方向に沿って互いに間隔を空けて複数取り付けられるものとされている。図例では、額縁本体10の長手方向に沿って比較的に長尺に形成された取付部材20を例示している。この取付部材20の長さ寸法としては、20mm〜300mm程度としてもよい。また、この取付部材20を額縁本体10の室外側端部11に取り付ける個数は、額縁本体10の長さ寸法や取付部材20の長さ寸法等に応じて適宜の個数としてもよく、例えば、2個〜5個程度としてもよい。
また、この取付部材20の見込み寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)は、アングル30の嵌合凹所31の凹所深さ寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)よりも小さく形成されている。
また、図例では、取付部材20の室外9側の取付下地5側及び反取付下地5側(開口部2の中心側)の両角部に、誘いとしてのC面取り状の面取り部をそれぞれに設けた例を示している。
つまり、下額縁1の室外側端部をアングル30の嵌合凹所31に嵌め込んだ状態では、取付部材20の室外9側の面が嵌合凹所31の凹所底面に当接または近接し、当該下額縁1のアングル30に対する室外9側への移動が規制または抑制される。また、下額縁1の室外側端部をアングル30の嵌合凹所31に嵌め込んだ状態では、取付部材20の凹段部21に、アングル30の下地側片部33の係合突部33aが係止し、当該下額縁1のアングル30に対する室内8側への移動が規制される。
また、本実施形態では、長孔22を、止具19の胴部が挿通される小径部23とこの小径部23よりも大径状とされ、止具19の頭部が収容される大径部24とからなる段付孔状としている。
また、本実施形態では、図2(a)に示すように、取付部材20の長手方向に沿って複数箇所(図例では、2箇所)に長孔22を設けている。上記した額縁本体10の室外側端面12に形成された下穴13は、額縁本体10の室外側端面12に取り付けられる複数の取付部材20のそれぞれの長孔22,22の位置に応じた位置となるように設けられている。
また、本実施形態では、取付部材20に、丸孔状の止具孔25を設けている。図例では、複数(図例では、2つ)の止具孔25,25を設けた例を示している。これら止具孔25,25を介して止具を捩じ込むまたは打ち込むことで、額縁本体10の室外側端面12に対する取付部材20の額縁本体10の厚さ方向に沿う移動をより確実に防止するようにしてもよい。
まず、建物の開口部2に、上記のようにサッシ枠としての下枠3、左右の縦枠3A及び上枠を固定する。また、上下の額縁本体10及び左右の額縁本体10Aを接合して枠組みする。この際、上記のように、ねじ等の止具の下穴やダボ等の接合補助部16を利用して枠組みするようにしてもよい。これら上下の額縁本体10及び左右の額縁本体10Aの接合は、ダボ等の接合補助部16に加えて、ねじ等の止具を用いて接合するようにしてもよく、これに代えて、または加えて、接着剤等を用いて接合するようにしてもよい。
また、各額縁本体10,10Aの室外側端部11,11に、取付部材20を仮固定する。上記のように、額縁本体10,10Aの室外側端面12に下穴13を設けている場合には、この下穴13に、取付部材20の長孔22を介して止具19を仮止め状態として取付部材20を仮固定するようにしてもよい。また、この取付部材20は、各額縁本体10,10Aを枠組みする前に仮固定するようにしてもよく、または枠組みした後に仮固定するようにしてもよい。
なお、上記施工手順は一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよい。
なお、以下では、下枠3のアングル30に対する下額縁1の取付構造について説明するが、他の枠のアングルに対する各額縁の取付構造についても概ね同様である。
また、この設定位置に取付部材20を取り付けた下額縁1を、アングル30の嵌合凹所31に嵌め込む際には、アングル30の下地側片部33の係合突部33aに、取付部材20の凹段部21がスムーズに係合する。また、このように嵌め込み、下額縁1をアングル30に取り付けた状態では、アングル30の下地側片部33の係合突部33aに、取付部材20の凹段部21が十分に係止される。また、このように取り付けた状態では、額縁本体10の室外側端部11の表面がアングル30の表側片部38に当接する。
このように取付部材20を取り付けた下額縁1を、アングル30の嵌合凹所31に嵌め込む際にも、上記同様、アングル30の下地側片部33の係合突部33aに、取付部材20の凹段部21がスムーズに係合する。また、このように嵌め込み、下額縁1をアングル30に取り付けた状態でも、上記同様、アングル30の下地側片部33の係合突部33aに、取付部材20の凹段部21が十分に係止される。また、このように取り付けた状態では、額縁本体10の室外側端部11がアングル30の表側片部38を僅かに押し上げるように表側片部38に僅かに干渉する構成とされている。なお、このような干渉が生じない構成としてもよい。
このように取付部材20を取り付けた下額縁1を、アングル30の嵌合凹所31に嵌め込む際にも、上記同様、アングル30の下地側片部33の係合突部33aに、取付部材20の凹段部21がスムーズに係合する。また、このように嵌め込み、下額縁1をアングル30に取り付けた状態でも、上記同様、アングル30の下地側片部33の係合突部33aに、取付部材20の凹段部21が十分に係止される。また、このように取り付けた状態では、額縁本体10の室外側端部11の表面とアングル30の表側片部38との間に僅かな隙間が形成される構成とされている。なお、このような隙間が形成されないようにしてもよい。
つまり、非木質系材料から形成された取付部材20に、サッシ枠3,3Aのアングル30,30Aの係合部(係合突部)33aが係止されて当該サッシ枠用額縁1,1Aの室内8側への移動を規制する被係合部(凹段部)21を設けている。従って、木質系材料から形成された額縁本体10,10Aに被係合部(凹段部)21を設けた場合と比べて、加工性を向上させることができ、また、アングル30,30Aに取り付ける際に変形し難く、取付強度を向上させることができる。
また、サッシ枠3,3Aの各アングル30,30Aの各嵌合凹所31に、サッシ枠用額縁1,1Aの室外側端部を嵌め込み、各アングル30,30Aの各係合突部33aを各取付部材20の凹段部21に係止させて取り付けることができる。従って、サッシ枠用額縁1,1Aを各アングル30,30Aに取り付ける際に、サッシ枠用額縁1,1Aの室内8側への位置ずれが生じ難くなる。また、サッシ枠用額縁1,1Aをアングル30,30Aに取り付けるための複数本のねじや釘等の止具を少なく、または不要とすることもできる。これらにより、作業性を向上させることができ、見栄えを向上させることもできる。
また、本実施形態では、額縁本体10,10Aの室外側端面12に、取付部材20の長孔22に応じた下穴13を設けているので、より作業性を向上させることができる。なお、このような下穴13を設ける態様に代えて、止具19の止着(捩じ込みまたは打ち込み)箇所の目安となる溝等を設けるようにしたり、または、このような下穴13や溝等を設けないようにしてもよい。この場合は、額縁本体10,10Aの室外側端部11の割れ等を抑制する観点等から、厚さ方向略中心に止具19を止着するようにしてもよい。
また、本実施形態では、取付部材20を、額縁本体10,10Aの室外側端部11に互いに間隔を空けて複数取り付けられるものとしている。従って、例えば、額縁本体10,10Aの全体に亘って取り付けられる長尺とされたものと比べて、低コスト化を図ることができ、また、各アングル30,30Aに対して取り付け易いものとなる。また、異なる長さ寸法のサッシ枠1,1Aにも容易に適用することができ、汎用性を向上させることができる。なお、複数の取付部材20を額縁本体10,10Aに取り付ける態様に代えて、単一の取付部材20を額縁本体10,10Aの室外側端部11に取り付ける態様としてもよい。この場合は、取付部材20の長さ寸法を、額縁本体10,10Aの長さ寸法に応じた寸法としてもよく、または、額縁本体10,10Aの長さ寸法よりも短い寸法としてもよい。また、取付部材20を、適宜、施工現場等において切断等されることで長さ調整されるものとしてもよい。
図4は、第2実施形態に係るサッシ枠用額縁を模式的に示す図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、施工手順についても上記第1実施形態と略同様であるので、その説明を省略する。
本実施形態では、額縁本体10Bの室外側端部11Aの表面に、アングル30の表側片部38の室内8側の端部を収容する切欠状凹部15を設けている。図例では、切欠状凹部15の深さ寸法(額縁本体10Bの厚さ寸法に沿う寸法)を、アングル30の表側片部38の厚さ寸法と略同寸法とした例を示している。また、この切欠状凹部15は、下額縁1Bの室外側端部をアングル30の嵌合凹所31に嵌め込み、下額縁1Bをアングル30に取り付けた状態で、切欠状凹部15の段壁面(室外9側に向く面)に、アングル30の表側片部38の室内8側の端面が当接するように形成されている。つまり、図例では、下額縁1Bをアングル30に取り付けた状態で、アングル30の表側片部38の表面(開口部2の中心側に向く面)と額縁本体10Bの切欠状凹部15が形成されていない部位の表面とが略面一状となる態様としている。
また、本実施形態では、額縁本体10B,10Cの室外側端部11Aの表面に切欠状凹部15を設けている。従って、額縁本体10B,10Cの表面とアングル30,30Aの表側片部38の表面との段差を比較的に小さくする、または略無くすことができ、見栄えを向上させることができる。
また、この切欠状凹部15の段壁面に、アングル30,30Aの表側片部38の室内8側の端面を当接させることで、サッシ枠用額縁1B,1Cのアングル30,30Aに対する室外9側への移動を規制することもできる。
なお、本実施形態では、下額縁1Bをアングル30に取り付けた状態で、アングル30の表側片部38の表面と額縁本体10Bの切欠状凹部15が形成されていない部位の表面とが略面一状となる態様とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、下額縁1Bをアングル30に取り付けた状態で、アングル30の表側片部38の表面と額縁本体10Bの切欠状凹部15が形成されていない部位の表面との間に僅かに段差が形成されるものとしてもよい。また、下額縁1Bをアングル30に取り付けた状態で、切欠状凹部15の段壁面とアングル30の表側片部38の室内8側の端面との間に僅かな隙間が形成されるものとしてもよい。
また、上記各実施形態では、サッシ枠3,3Aに取り付けられるサッシ枠用額縁として、四方枠状に枠組みされる上額縁、左右の縦額縁及び下額縁を例示したが、このような態様に限られない。例えば、掃き出し窓や建具等のサッシ枠に取り付けられるような場合等において、三方枠状に枠組みされる上額縁及び左右の縦額縁を、各実施形態に係るサッシ枠用額縁として把握するようにしてもよい。このような場合にも、上記と概ね同様の効果を奏する。
10,10B 額縁本体
1A,1C 縦額縁(サッシ枠用額縁)
10A,10C 額縁本体
11,11A 室外側端部
12 室外側端面
15 切欠状凹部
19 止具
20 取付部材
21 凹段部(被係合部)
22 長孔(取付位置調整部)
3 下枠(サッシ枠)
30 アングル
3A 縦枠(サッシ枠)
30A アングル
31 嵌合凹所
33 下地側片部(第1片部)
33a 係合突部(係合部)
38 表側片部(第2片部)
8 室内
9 室外
Claims (4)
- 室内側に向けて開口する嵌合凹所を形成するように対向配置された第1片部及び第2片部を有し、かつ、前記第1片部に前記第2片部側に向けて突出する係合部を設けたアングルを室内側に備えたサッシ枠の該アングルの嵌合凹所に室外側端部が嵌め込まれるように取り付けられるサッシ枠用額縁であって、
木質系材料から形成された額縁本体と、この額縁本体の室外側端部に取り付けられる非木質系材料から形成された取付部材と、を備えており、
前記取付部材には、前記アングルの係合部が係止されて当該サッシ枠用額縁の室内側への移動を規制する被係合部と、前記額縁本体の室外側端面に対する前記額縁本体の厚さ方向に沿う当該取付部材の取付位置の調整を可能とする取付位置調整部と、が設けられていることを特徴とするサッシ枠用額縁。 - 請求項1において、
前記取付部材は、前記額縁本体の室外側端面に止具によって取り付けられる構成とされ、前記取付位置調整部は、該止具が挿通される前記額縁本体の厚さ方向に長径の長孔であることを特徴とするサッシ枠用額縁。 - 請求項1または2において、
前記額縁本体の室外側端部の表面には、前記アングルの第2片部の室内側の端部を収容する切欠状凹部が形成されていることを特徴とするサッシ枠用額縁。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記取付部材は、合成樹脂系材料または金属系材料から形成されており、前記額縁本体の室外側端部に互いに間隔を空けて複数取り付けられるものであることを特徴とするサッシ枠用額縁。
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