JP5838361B2 - サッシ枠用額縁 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の開口部に配設されるサッシ枠の室内側に取り付けられるサッシ枠用額縁に関する。
従来より、建物の開口部に配設されるサッシ枠(建具枠と称される場合もある。)の室内側に、額縁(窓枠と称される場合もある。)を取り付けた構造が知られている。
例えば、下記特許文献1では、下枠と、上枠と、左右の縦枠とからなる建具枠のそれぞれの室内側に、略コ字形部を有したアングルを設け、このアングルにそれぞれ額縁の室外側を嵌合させる構造とされた建具が提案されている。この建具のアングルは、額縁の裏面に対面し、額縁側に突出する係合部が設けられた見込み面部を有した第1部と、額縁の表面を覆う見込み面部を有した第2部とを備えた構造とされている。また、この建具の額縁は、石膏ボードまたは構造用合板からなり、裏面に、アングルの第1部の係合部を嵌め込む溝を有した構造とされている。これにより、アングルの第1部の係合部が額縁の裏面の溝に係止されて額縁のアングルに対する室内方向への動きが規制される構造とされている。
特許第4554717号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された建具では、石膏ボードまたは構造用合板からなる額縁の裏面に、アングルの第1部の係合部を嵌め込む溝を形成する必要があるため、加工性や加工精度、係止強度の観点等からは更なる改善が望まれていた。また、アングルの第1部の係合部や額縁の裏面の溝の成形誤差や加工誤差、さらには額縁の裏面の溝の変形等に起因して、額縁がアングルに対して室内外方向に僅かに移動することも考えられ、更なる改善が望まれていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、加工性や取付強度を向上し、サッシ枠に対する室内外方向への移動を抑制し得るサッシ枠用額縁を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るサッシ枠用額縁は、室内側に向けて開口する嵌合凹所を形成するように対向配置された第1片部及び第2片部を有し、かつ、前記第1片部に前記第2片部側に向けて突出する係合部を設けたアングルを室内側に備えたサッシ枠の該アングルの嵌合凹所に室外側端部が嵌め込まれるように取り付けられるサッシ枠用額縁であって、木質系材料から形成された額縁本体と、この額縁本体の室外側端部に取り付けられる非木質系材料から形成された取付部材と、を備えており、前記取付部材には、前記アングルの係合部が係止されて当該サッシ枠用額縁の室内側への移動を規制する被係合部と、当該サッシ枠用額縁が前記アングルに取り付けられた状態で、前記サッシ枠の室内側に向く面に当接し、当該サッシ枠用額縁を室内側へ付勢する付勢部と、が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、前記取付部材を、合成樹脂系材料または金属系材料から形成されたものとし、前記額縁本体の室外側端部に互いに間隔を空けて複数取り付けられるものとしてもよい。
また、本発明においては、前記額縁本体の室外側端部の表面に、前記アングルの第2片部の室内側の端部を収容する切欠状凹部を形成するようにしてもよい。
また、本発明においては、前記取付部材を、前記アングルの第1片部を挟むように保持し、前記被係合部を設けた室外側に向けて開口する係合凹所を室外側の端部に設け、前記額縁本体の裏面側に沿うように固定される裏側片部と、この裏側片部の室外側の端部から前記サッシ枠の取付下地側に向けて突出するように設けられ、前記付勢部を設けた突出片部と、を備えたものとしてもよい。
また、本発明においては、前記取付部材を、前記額縁本体の裏面側に沿うように固定され、前記被係合部を設けた裏側片部と、前記額縁本体の室外側端面に沿うように固定され、前記付勢部を設けた端側片部と、を備えたものとし、これら裏側片部及び端側片部の両方または一方が止具によって前記額縁本体の室外側端部に取り付けられるものとしてもよい。
本発明に係るサッシ枠用額縁は、上述のような構成としたことで、加工性や取付強度を向上させることができ、サッシ枠に対する室内外方向への移動を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るサッシ枠用額縁及びこれを用いた額縁取付構造の一例を模式的に示す一部を省略した一部破断概略横断面図である。 同サッシ枠用額縁を模式的に示す一部破断概略側面図である。 (a)〜(c)は、同サッシ枠用額縁が備える取付部材の一例を模式的に示し、(a)は、概略正面図、(b)は、概略背面図、(c)は、(a)におけるX1−X1線矢視に対応させた概略横断面図である。 本発明の他の実施形態に係るサッシ枠用額縁及びこれを用いた額縁取付構造の一例を模式的に示す一部を省略した一部破断概略横断面図である。 (a)〜(c)は、同サッシ枠用額縁が備える取付部材の一例を模式的に示し、(a)は、概略正面図、(b)は、概略背面図、(c)は、(a)におけるX2−X2線矢視に対応させた概略横断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係るサッシ枠用額縁及びこれを用いた額縁取付構造の一例を模式的に示す一部を省略した一部破断概略横断面図である。 (a)、(b)は、同サッシ枠用額縁が備える取付部材の一例を模式的に示し、(a)は、(b)におけるX3−X3線矢視に対応させた概略横断面図、(b)は、概略正面図であり、(c)は、同取付部材の一変形例を模式的に示す概略正面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下の各実施形態では、サッシ枠用額縁を施工した状態を基準として、上下方向や室内外方向等の方向を原則的に説明する。
図1〜図3は、第1実施形態に係るサッシ枠用額縁の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るサッシ枠用額縁(窓枠)1は、図1に示すように、建物の室内8と室外9とを区画する壁体に形成された開口部2に配設されるサッシ枠(建具枠)3に取り付けられる。
開口部2は、建物の室内8と室外9としての屋外とを区画する壁体に設けられたものでもよく、室内8とこの室内8に隣接する室外9としての廊下や他の室内等とを区画する建物内の間仕切壁体等に設けられたものでもよい。
この開口部2は、サッシ枠3が取り付けられる取付下地5によって四周が区画されている。この取付下地5としては、開口部2の上側を区画するまぐさ等の横架材や、開口部2の下側を区画する窓台等の横架材または床下地、開口部2の左右両側を区画する柱やスタッド等としてもよい。なお、図1、図4及び図6において、符号7で示す部材は、取付下地5の室内側面に沿うように取付下地5に直接的にまたは胴縁等を介して固定される石膏ボードや合板等の板材である。
図1では、サッシ枠として左右の縦枠3(図例では、室内8側から室外9側を見て右側の縦枠のみを図示している。)の一部分を横断面で示しており、これら左右の縦枠3と、下枠3Aと、図示省略の上枠と、が開口部2の内周に沿うように配設される。これら左右の縦枠3、下枠3A及び上枠の長さ寸法は、開口部2の設定(基準)開口高(上下の取付下地間の寸法)及び設定(基準)開口幅(左右の取付下地間の寸法)に応じた寸法に予め調整されている。または、適宜、施工現場等において切断等されることで長さ調整されるものとしてもよく、さらには、飼木(かい物)などのスペーサー等により調整されるものとしてもよい。
また、これら左右の縦枠3、下枠3A及び上枠は、それぞれの長手方向の端部が接合されて枠組みされた状態で開口部2に配設されるものとしてもよい。また、これら左右の縦枠3、下枠3A及び上枠のそれぞれの室外9側に、取付下地5の室外側面に沿うように延びる取付片を設けるようにしてもよい。そして、これら左右の縦枠3、下枠3A及び上枠のそれぞれの取付片を、取付下地5の室外側面に直接的にまたはスペーサー等を介して釘やねじ等の止具によって取り付ける態様としてもよい。
また、これら左右の縦枠3、下枠3A及び上枠によって区画された開口には、該開口を閉鎖または開閉する建具や窓部材等の閉鎖部材4が装着される。この閉鎖部材4としての建具としては、開き戸や引き違い戸、折戸等としてもよく、また、これらに加えて設けられる雨戸や網戸等としてもよい。また、閉鎖部材4としての窓部材としては、引き違い窓や上げ下げ窓、開き窓、折開き窓、滑り出し窓、嵌め殺し窓(FIX窓)等としてもよく、また、これらに加えて設けられる雨戸や網戸等としてもよい。また、閉鎖部材4を窓部材とした場合には、腰窓に限られず、天窓や掃き出し窓等としてもよい。
また、このような閉鎖部材4の種類等に応じて、左右の縦枠3、下枠3A及び上枠には、閉鎖部材4のレールや端部収容部(戸当り溝)、回動連結部材やスライド連結アーム等の連結部材等が適宜、設けられる。
また、左右の縦枠3の室内8側には、サッシ枠用額縁としての左右の縦額縁(図例では、室内8側から室外9側を見て右側の縦額縁のみを図示している。)1がそれぞれに取り付けられるアングル30がそれぞれ設けられている。また、下枠3Aの室内8側には、サッシ枠用額縁としての下額縁1Aが取り付けられるアングル30Aが設けられている。また、図示は省略しているが、上枠の室内8側にも、サッシ枠用額縁としての上額縁が取り付けられるアングルが設けられている。なお、これら左右の縦枠3、下枠3A及び上枠の各アングルは、概ね同様の構成であるので、以下では、縦枠3のアングル30を例にとって説明する。
アングル30は、室内8側に向けて開口する嵌合凹所31を形成するように対向配置された第1片部としての下地側片部33と、第2片部としての表側片部38と、を備えており、室内8側に向けて開口する断面略コ字状(略U字状または略C字状)とされている(図3(c)も参照)。
また、図例では、このアングル30を、下地側片部33を有した第1部材としての下地側部材32と、表側片部38を有した第2部材としての表側部材37と、を備えた二部材からなるものとしている。
下地側部材32は、取付下地5側(開口部2の見込み面側)に配設される。
表側部材37は、サッシ枠用額縁(縦額縁)1の室外側端部の表面を覆うように、また、下地側部材32の閉鎖部材4の装着側部位の少なくとも室内8側に露出する表面を覆うように配設される。この表側部材37は、左右の縦枠3、下枠3A及び上枠のそれぞれの主要部となる下地側部材32を枠組みして上記のように開口部2に取り付けた後に、枠組みされて、若しくは個別に配設されるものとしてもよい。または、下地側部材32と表側部材37とを組み付けた状態で、上記のように左右の縦枠3、下枠3A及び上枠を枠組みして開口部2に取り付けるようにしてもよい。
また、下地側部材32を、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金、ステンレス、炭素鋼等の金属系材料から形成されたものとしてもよい。また、表側部材37を、例えば、PVC(ポリ塩化ビニル)樹脂やABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂等の硬質の合成樹脂系材料から形成されたものとしてもよい。このように、アングル30の室内8側に露出する部位となる表側部材37を、合成樹脂系材料から形成されたものとすることで、断熱性を向上させることができ、結露を抑制することができる。また、例えば、サッシ枠用額縁(縦額縁)1の色調(例えば、木目調)に合うような着色を施すことも容易となる。また、取付下地5側に配設される下地側部材32を、金属系材料から形成されたものとすることで、アングル30(サッシ枠3)の取付強度や耐久性を向上させることができる。
下地側部材32の下地側片部33には、表側片部38側に向けて突出する係合部としての係合突部33aが設けられている。
この下地側片部33の係合突部33aは、図例のように下地側片部33自体を屈曲させた形状として設けるようにしてもよく、または、下地側片部33に切り起こし状に設けるようにしてもよい。また、この係合突部33aは、下地側片部33の長手方向(上下枠間方向)の全長に亘って設けるようにしてもよく、長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けるようにしてもよい。また、図例では、この下地側片部33の係合突部33aよりも室内8側の部位を、嵌合凹所31を室内8側に向かうに従い拡大させるような傾斜状に形成した例を示している。
また、下地側部材32は、下地側片部33の室外9側の端部から取付下地5側に向けて突出するように形成され、取付下地5(図例では、スペーサー6)に当接される下地当接片部34を備えている。また、下地側部材32は、下地側片部33の室外9側の端部から反取付下地5側(開口部2の中心側)に向けて突出するように形成され、表側部材37に係合して接続される係合部となる接続片部35を備えている。なお、図例では、概ね全体が表側部材37の係合部に挿入される接続片部35を図示しているが、嵌合凹所31の室内8側に向く底面(凹所底面)31aを構成するように接続片部35を図例よりも延出させたものとしてもよい。また、下地側部材32は、下地当接片部34の突出方向途中部位から室外9側に向けて延びるように設けられ、閉鎖部材4等の装着部となる装着片部36を備えている。
表側部材37は、表側片部38の室外9側の端部に連なるように設けられ、下地側部材32の接続片部35の係合部と互いに係合する係合部を有した接続片部39を備えている。この接続片部39は、下地側部材32の接続片部35及び下地当接片部34の装着片部36よりも開口部2の中心側部位の室外9側に向く面、並びに装着片部36の室内8側部位の開口部2の中心側に向く面を覆い、これらに沿うように形成されている。つまり、この接続片部39は、下地側部材32の室内8側において露出する部位を覆うカバー片部としても機能する。この接続片部39における下地側部材32の装着片部36を覆う部位及び装着片部36は、釘やねじ等の止具19によってスペーサー6を介在させて取付下地5に固定される。また、この接続片部39の係合部までの開口部2の中心側部位は、嵌合凹所31の凹所底面31aを構成する。つまり、アングル30の嵌合凹所31は、図例では、下地側部材32の下地側片部33と、表側部材37の接続片部39と、表側部材37の表側片部38と、によって区画されている。
次に、上記構成とされた縦枠3のアングル30に取り付けられる縦額縁1について説明する。なお、下枠3Aのアングル30Aに取り付けられる下額縁1A及び上枠のアングルに取り付けられる上額縁における縦額縁1と同様の構成については説明を省略する。
縦額縁1は、室外側端部が縦枠3のアングル30の嵌合凹所31に嵌め込まれるように取り付けられる。
また、縦額縁1は、木質系材料から形成された額縁本体10と、この額縁本体10の室外側端部11に取り付けられる非木質系材料から形成された取付部材20と、を備えている。
額縁本体10は、略帯板状とされており、図例では、その室内側端部に、室内8側に向けて開口する凹溝15を長手方向に沿って設け、この凹溝15にケーシング部材16の係合片(調整片)17を嵌め込む構造としたケーシング枠状とされている。なお、額縁本体10の室内側端部に、凹溝15やケーシング部材16を設けずに、その室内側端部を壁体(板材7)の室内側面よりも室内8側に突出させて配設される固定枠状の額縁本体10としてもよい。
この額縁本体10の見込み寸法(開口部2が形成された壁体の厚さ方向に沿う寸法、室内外方向に沿う寸法)は、壁厚やアングル30の嵌合凹所31の凹所底面31aから壁体の室内側面までの寸法等に応じて、また、上記したケーシング枠状か固定枠状か等に応じて予め調整されている。
また、この額縁本体10は、その室外側端部11が後記する取付部材20の一部とともにアングル30の嵌合凹所31に嵌め込まれる。
また、本実施形態では、額縁本体10の室外側端部11の表面(開口部2の中心側に向く面)に、アングル30の表側片部38の室内8側の端部を収容する切欠状凹部13を設けている。図例では、切欠状凹部13の深さ寸法(額縁本体10の厚さ寸法に沿う寸法)を、アングル30の表側片部38の厚さ寸法と略同寸法とした例を示している。また、この切欠状凹部13は、縦額縁1の室外側端部をアングル30の嵌合凹所31に嵌め込み、縦額縁1をアングル30に取り付けた状態で、切欠状凹部13の段壁面(室外9側に向く面)に、アングル30の表側片部38の室内8側の端面が当接するように形成されている。つまり、図例では、縦額縁1をアングル30に取り付けた状態で、アングル30の表側片部38の表面(開口部2の中心側に向く面)と額縁本体10の切欠状凹部13が形成されていない部位の表面とが略面一状となる態様としている。また、このように縦額縁1をアングル30に取り付けた状態では、額縁本体10の室外側端面12と、嵌合凹所31の凹所底面31aとの間に隙間が形成される構成とされている。
また、本実施形態では、額縁本体10の室外側端部11の裏面(取付下地5側に向く面)に、後記する取付部材20の裏側片部21を受入可能とした切欠状凹部14を形成している。
また、額縁本体10は、これら表裏の切欠状凹部13,14が形成されていない部位の厚さ寸法が、アングル30の嵌合凹所31の凹所幅寸法(両片部33,38間寸法)よりも大きく形成されている。
また、左右の縦額縁1の各額縁本体10は、各長手方向一端部(下端部)が下額縁1Aの額縁本体10Aの長手方向両端部にそれぞれ接合される。また、左右の縦額縁1の各額縁本体10は、各長手方向他端部(上端部)が、図示は省略しているが、上額縁の額縁本体(10A)の長手方向両端部にそれぞれ接合される。これら各額縁本体10,10Aの接合態様としては、上下の額縁本体10Aの各長手方向両端面に、左右の額縁本体10の上端部及び下端部の各対向面(開口部2の中心側に向く面)を突き合わせるように接合する、いわゆる縦勝ちで接合する態様としてもよい。または、横勝ちで接合する態様としたり、留め接ぎ状に接合する態様としたりしてもよい。また、これら各額縁本体10,10Aの接合部には、容易に接合可能なように、つまり、容易に枠組み可能なように、ねじ等の止具の下穴やダボ等の接合補助部を設けるようにしてもよい。
また、これら各額縁本体10,10Aの長さ寸法は、サッシ枠としての左右の縦枠3、下枠3A及び上枠の長さ寸法に応じた寸法に予め調整されているものとしてもよい。図例では、これら左右の縦枠3、下枠3A及び上枠の各アングル30,30Aに、下地当接片部34を設けた例を示しており、この下地当接片部34や接合態様、各額縁本体10,10Aの厚さ寸法等を加味して各額縁本体10,10Aの長さ寸法を予め調整するようにしてもよい。また、予め設定されている内法基準寸法に応じた寸法となるように各額縁本体10,10Aの長さ寸法を予め調整するようにしてもよい。
なお、各額縁本体10,10Aは、無垢の木材から形成されたものとしてもよく、または、木質系材料からなる基材の少なくとも室内8側に露出する部位に、適宜、合成樹脂シートや突板等の表面化粧材を貼着して表面化粧処理が施されたものとしてもよい。この基材としては、無垢板や、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板、パーティクルボード等の木質ボード、インシュレーションボードやMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板などの木質系材料を板状に加工したものが挙げられる。また、上記基材としては、その他、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)を板状に加工したものとしてもよい。また、上記基材としては、適宜の板状材料を組み合わせて積層した複合基材としてもよい。
取付部材20は、アングル30の下地側片部33の係合突部33aが係止されて当該縦額縁1の室内8側への移動を規制する被係合部22を備えている。また、取付部材20は、当該縦額縁1がアングル30に取り付けられた状態で、縦枠3の室内8側に向く面34aに当接し、当該縦額縁1を室内8側へ付勢する付勢部26を備えている。
この取付部材20は、本実施形態では、額縁本体10の長手方向の全長に亘ってその室外側端部11に取り付けられるものではなく、図2に示すように、額縁本体10の長手方向に沿って互いに間隔を空けて複数取り付けられるものとされている。図例では、額縁本体10の長手方向に沿って比較的に長尺に形成された取付部材20を例示している。この取付部材20の長さ寸法としては、20mm〜300mm程度としてもよい。また、この取付部材20を額縁本体10の室外側端部11に取り付ける個数は、額縁本体10の長さ寸法や取付部材20の長さ寸法等に応じて適宜の個数としてもよく、例えば、2個〜5個程度としてもよい。
また、本実施形態では、取付部材20は、アングル30の下地側片部33を挟むように保持する室外9側に向けて開口する係合凹所23を室外9側の端部に設け、額縁本体10の裏面側に沿うように固定される裏側片部21を備えている。本実施形態では、この裏側片部21の係合凹所23に被係合部22を設けた態様としている。
裏側片部21は、額縁本体10の室外側端部11の裏面に設けられた切欠状凹部14にその一部が受け入れられるように額縁本体10の室外側端部11に取り付けられる。図例では、この裏側片部21の厚さ寸法(額縁本体10の厚さ寸法に沿う寸法)を、切欠状凹部14の深さ寸法(額縁本体10の厚さ寸法に沿う寸法)よりも大きくした例を示している。また、裏側片部21の室外9側の面が額縁本体10の室外側端面12よりも室外9側に位置するように、この裏側片部21の見込み寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)を、切欠状凹部14の見込み寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)よりも大きくした例を示している。
この裏側片部21に設けられた係合凹所23は、当該取付部材20を取り付けた縦額縁1を、アングル30に取り付けた際に、下地側片部33の受け入れが可能なように、下地側片部33の突出寸法に応じた深さ寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)とされている。また、この係合凹所23は、図3(b)に示すように、取付部材20の長手方向(額縁本体10の長手方向と同方向)の全長に亘って設けられている。また、この係合凹所23は、図例では、その室外9側の開口両側縁部が室外9側に向かうに従い拡大する拡開形状(テーパー形状)とされている。このような態様とすることで、アングル30の下地側片部33を挟むように保持する係合凹所23に、係合突部33aを設けた下地側片部33をスムーズに挿入させることができる。
この係合凹所23に設けられた被係合部22は、図1及び図3(c)に示すように、係合凹所23内の凹所奥側部位(室内8側部位)で、取付下地5側に向く部位を凹ませるように形成された凹段部22とされている。換言すれば、係合凹所23内の開口側部位(室外9側部位)で、取付下地5側に向く部位を、取付下地5側に向けて突出させ、その室内8側部位を凹段部22としている。この凹段部22は、取付部材20の長手方向の全長に亘って設けられている。また、この凹段部22は、取付部材20を額縁本体10に取り付けた縦額縁1の室外側端部をアングル30の嵌合凹所31に嵌め込んだ状態で、アングル30の下地側片部33の係合突部33aが係止するように取付部材20に形成されている。このように、取付部材20の凹段部22に、アングル30の下地側片部33の係合突部33aが係止することで、当該縦額縁1のアングル30に対する室内8側への移動が規制される。また、凹段部22は、この状態で、裏側片部21の室外9側の面が嵌合凹所31の凹所底面31aに近接するように、取付部材20に形成されている。
また、係合凹所23内における凹段部22の開口側部位は、アングル30の下地側片部33を挟むように保持可能なように、絞られた形状とされている。
また、縦額縁1は、額縁本体10の裏面側の切欠状凹部14に取付部材20の裏側片部21が取り付けられた状態で、凹段部22の段底面(取付下地5側に向く面)から表面側の切欠状凹部13の段底面(開口部2の中心側に向く面)までの厚さ寸法がアングル30の下地側片部33の係合突部33aと表側片部38との間の寸法と略同寸法となるように形成されている。
また、本実施形態では、取付部材20を、額縁本体10の室外側端部11に釘やねじ等の止具19によって取り付けられる構成としており、裏側片部21に、止具19が挿通される止具孔24を設けている。この止具孔24は、裏側片部21の厚さ方向(額縁本体10の厚さ方向と同方向)に貫通して形成されている。また、図例では、止具19の頭部を受け入れるざぐり(皿ざぐり)を設けた止具孔24を例示している。
また、本実施形態では、図2に示すように、取付部材20の長手方向に沿って複数箇所(図例では、2箇所)に止具孔24,24を設けている(図3(a)、(b)も参照)。本実施形態では、上記したように、額縁本体10の室外側端部11の裏面側に、裏側片部21の一部を受入可能とした切欠状凹部14を設けている。従って、裏側片部21の室内8側の面を、切欠状凹部14の段壁面(室外9側に向く面)に当接させることで、取付部材20の額縁本体10に対する見込み方向に沿う位置決めを容易に行うことができる。なお、額縁本体10の切欠状凹部14の段底面に、額縁本体10に取り付けられる複数の取付部材20のそれぞれの止具孔24,24の位置に応じた位置となるように、止具19の下穴を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、取付部材20は、裏側片部21の室外9側の端部から縦枠3の取付下地5側に向けて突出するように設けられた突出片部25を備えている。本実施形態では、この突出片部25に付勢部26を設けた態様としている。また、本実施形態では、これら突出片部25と裏側片部21とによって取付部材20を略L字状としている。
この突出片部25は、取付部材20を取り付けた縦額縁1を、アングル30に取り付けた状態で、アングル30の下地側部材32の下地当接片部34に沿うように配設される。また、突出片部25は、この状態で、アングル30の下地側部材32の下地当接片部34の当接対象(図例では、スペーサー6)に当接しないような突出寸法とされている。
この突出片部25に設けられた付勢部26は、本実施形態では、図3に示すように、取付部材20(突出片部25)に一体的に設けられた付勢片部26とされており、その一端が裏側片部21側に連なるように設けられている。この付勢片部26は、その他端を自由端として、他端側が室内外方向に変位(揺動)可能とされている。また、図例では、付勢片部26は、薄平板状とされており、自然状態(外力が作用していない状態)では、その他端側が取付部材20(突出片部25)の室外9側の面よりも室外9側に突出し、この室外9側の面に対して傾斜状となるように形成されている。この付勢片部26の厚さ寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)は、図3(c)に示すように、突出片部25の厚さ寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)よりも小さく形成されている。また、突出片部25には、この付勢片部26を変位可能とするように、この付勢片部26を囲むように形成された切込状部27が設けられている。換言すれば、付勢片部26は、突出片部25に切り起こし状に設けられている。
また、この付勢片部26は、図1に示すように、取付部材20を取り付けた縦額縁1を、アングル30に取り付けた状態では、その弾性変形を伴い、他端側がサッシ枠(縦枠)3の室内8側に向く面としての下地当接片部34の室内側面34aに当接される。つまり、この状態では、当該付勢片部26の弾性変形を伴い、その一端を支点として取付部材20(突出片部25)の室外9側の面よりも室外9側に突出した他端側が室内8側へ変位した状態となる(図3(c)も参照)。このように付勢片部26の他端側が室内8側へ変位した状態では、取付部材20、つまりは、この取付部材20を取り付けた縦額縁1を、縦枠3に対して室内8側に向けて付勢するように付勢片部26の復元力が作用することとなる。
また、本実施形態では、この取付部材20は、合成樹脂系材料から上記形状に形成されている。合成樹脂系材料としては、PP(ポリプロピレン)樹脂や、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂、PE(ポリエチレン)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂等としてもよい。または、取付部材20を、アルミニウムやアルミニウム合金、ステンレス、炭素鋼等の金属系材料から上記形状に形成されたものとしてもよい。
次に、上記構成とされた各額縁1,1Aの施工手順の一例について説明する。
まず、建物の開口部2に、上記のようにサッシ枠としての左右の縦枠3、下枠3A及び上枠を固定する。また、左右の額縁本体10及び上下の額縁本体10Aを接合して枠組みする。この際、上記のように、ねじ等の止具の下穴やダボ等の接合補助部を利用して枠組みするようにしてもよい。これら左右の額縁本体10及び上下の額縁本体10Aの接合は、ダボ等の接合補助部に加えて、ねじ等の止具を用いて接合するようにしてもよく、これに代えて、または加えて、接着剤等を用いて接合するようにしてもよい。
また、各額縁本体10,10Aの室外側端部11に、取付部材20を取り付ける。この取付部材20は、各額縁本体10,10Aを枠組みする前に取り付けるようにしてもよく、または枠組みした後に取り付けるようにしてもよい。
そして、左右の縦枠3、下枠3A及び上枠の各アングル30,30Aの各嵌合凹所31に、各額縁1,1Aの室外側端部を嵌め込むように取り付ける。また、各額縁本体10,10Aと取付下地5との間に飼木(かい物)等のスペーサー6を介在させ、取付下地5に固定されたこのスペーサー6に対して各額縁本体10,10Aを接着剤等によって固定するようにしてもよい。図例では、取付下地5に対してサッシ枠(縦枠)3を第1のスペーサー6を介して固定し、この第1のスペーサー6に対して額縁本体10を第2のスペーサー6を介して固定した例を示している。また、この際、各額縁本体10,10Aの裏面(取付下地5側に向く面)にスペーサー(第2のスペーサー)6が当接するように、スペーサー(第2のスペーサー)6を適宜、調整するようにしてもよい。また、このスペーサー(第2のスペーサー)6に、取付部材20が干渉しないようスペーサー(第2のスペーサー)6を適宜の見込み寸法としてもよい。
また、各額縁本体10,10Aの凹溝15にケーシング部材16の係合片17を嵌め込み、ケーシング部材16を各額縁本体10,10Aに取り付けるようにしてもよい。
なお、上記施工手順は一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよい。例えば、上記のように、各額縁1,1A(額縁本体10,10A)を枠組みした状態で、各アングル30,30Aに取り付ける態様に代えて、各額縁1,1A(額縁本体10,10A)を各アングル30,30Aに個別に取り付ける態様としてもよい。
上記構成とされた本実施形態に係るサッシ枠用額縁1,1Aによれば、加工性や取付強度を向上させることができ、サッシ枠3,3Aに対するサッシ枠用額縁1,1Aの室内外方向への移動を抑制することができる。
つまり、非木質系材料から形成された取付部材20に、サッシ枠3,3Aのアングル30,30Aの係合部(係合突部)33aが係止されて当該サッシ枠用額縁1,1Aの室内8側への移動を規制する被係合部(凹段部)22を設けている。従って、木質系材料から形成された額縁本体10,10Aに被係合部(凹段部)22を設けた場合と比べて、加工性を向上させることができ、また、アングル30,30Aに取り付ける際に変形し難く、取付強度を向上させることができる。
また、この取付部材20に、サッシ枠3,3Aの室内8側に向く面(下地当接片部34の室内側面)34aに当接し、当該サッシ枠用額縁1,1Aを室内8側へ付勢する付勢部(付勢片部)26を設けている。従って、付勢片部26による室内8側への付勢によって、当該サッシ枠用額縁1,1Aの室内8側への移動を規制する取付部材20の凹段部22を比較的に確実にアングル30の係合突部33aに係止させることができ、また、室外9側への移動も抑制することができる。これにより、これら取付部材20の凹段部22及び付勢片部26によって、当該サッシ枠用額縁1,1Aのサッシ枠3,3Aに対する室内外方向への移動を抑制することができる。
また、サッシ枠3,3Aの各アングル30,30Aの各嵌合凹所31に、サッシ枠用額縁1,1Aの室内側端部を嵌め込み、各アングル30,30Aの各係合突部33aを各取付部材20の凹段部22に係止させて取り付けることができる。従って、サッシ枠用額縁1,1Aを各アングル30,30Aに取り付ける際に、上記のように、サッシ枠用額縁1,1Aの室内外方向への位置ずれが生じ難くなる。また、サッシ枠用額縁1,1Aをアングル30,30Aに取り付けるための複数本のねじや釘等の止具を少なく、または不要とすることもできる。これらにより、作業性を向上させることができ、見栄えを向上させることもできる。
また、本実施形態では、取付部材20を合成樹脂系材料または金属系材料から形成されたものとしているので、加工性や取付強度をより向上させることができる。なお、取付部材20を、このように合成樹脂系材料または金属系材料から形成されたものとする態様に代えて、木質系材料よりも加工性が良く、凹み等の変形が少ない非木質系材料から形成されたものとしてもよい。
また、本実施形態では、取付部材20を、額縁本体10,10Aの室外側端部11に互いに間隔を空けて複数取り付けられるものとしている。従って、例えば、額縁本体10,10Aの全体に亘って取り付けられる長尺とされたものと比べて、低コスト化を図ることができ、また、各アングル30,30Aに対して取り付け易いものとなる。また、異なる長さ寸法のサッシ枠1,1Aにも容易に適用することができ、汎用性を向上させることができる。なお、複数の取付部材20を額縁本体10,10Aに取り付ける態様に代えて、単一の取付部材20を額縁本体10,10Aの室外側端部11に取り付ける態様としてもよい。この場合は、取付部材20の長さ寸法を、額縁本体10,10Aの長さ寸法に応じた寸法としてもよく、または、額縁本体10,10Aの長さ寸法よりも短い寸法としてもよい。また、取付部材20を、適宜、施工現場等において切断等されることで長さ調整されるものとしてもよい。
また、本実施形態では、額縁本体10,10Aの室外側端部11の表面に切欠状凹部13を設けている。従って、額縁本体10,10Aの表面とアングル30,30Aの表側片部38の表面との段差を比較的に小さくする、または略無くすことができ、見栄えを向上させることができる。
また、この切欠状凹部13の段壁面に、アングル30,30Aの表側片部38の室内8側の端面を当接させることで、サッシ枠用額縁1,1Aのアングル30,30Aに対する室外9側への移動をより確実に規制することもできる。
なお、上記した例では、縦額縁1をアングル30に取り付けた状態で、アングル30の表側片部38の表面と額縁本体10の切欠状凹部13が形成されていない部位の表面とが略面一状となる態様とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、縦額縁1をアングル30に取り付けた状態で、アングル30の表側片部38の表面と額縁本体10の切欠状凹部13が形成されていない部位の表面との間に僅かに段差が形成されるものとしてもよい。また、縦額縁1をアングル30に取り付けた状態で、切欠状凹部13の段壁面とアングル30の表側片部38の室内8側の端面との間に僅かな隙間が形成されるものとしてもよい。
また、本実施形態では、取付部材20に、アングル30の下地側片部33を挟むように保持する係合凹所23を設けた裏側片部21を設けているので、アングル30に対する取付強度をより向上させることができる。また、本実施形態では、この裏側片部21に、取付部材20を額縁本体10の室外側端部11に取り付ける止具19が挿通される止具孔24を設けている。従って、例えば、額縁本体10の室外側端面12に沿うように固定される端側片部に止具孔を設ける場合と比べて、止具孔24の形成対象の厚さ寸法を効率的に大きくすることができ、取付部材20の額縁本体10に対する取付強度を向上させることができる。
また、取付部材20の付勢片部26を、裏側片部21の室外9側の端部からサッシ枠3の取付下地5側に向けて突出するように設けられた突出片部25に設けている。従って、例えば、取付部材20の付勢片部を、上記のような端側片部に設けた場合と比べて、額縁本体10の室外側端面12とアングル30の嵌合凹所31の凹所底面31aとの間を小さくすることもできる。また、上記のような端側片部に設けた場合と比べて、付勢片部26の付勢力を効率的に大きくすることも可能となる。また、上記した例では、付勢片部26が金属系材料から形成されたアングル30の下地側部材32の下地当接片部34に当接することとなるので、付勢片部26の当接対象が変形し難く、より確実にサッシ枠用額縁1,1Aを室内8側へ付勢することができる。
次に、本発明に係る他の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図4及び図5は、第2実施形態に係るサッシ枠用額縁を模式的に示す図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、施工手順についても上記第1実施形態と略同様であるので、その説明を省略する。
本実施形態に係るサッシ枠用額縁1B,1Cは、取付部材20Aの構成が、上記第1実施形態とは主に異なる。なお、図4では、一方の縦額縁1B及び下額縁1Cのみを図示しており、また、上額縁、他方の縦額縁及び下額縁1Cについては、縦額縁1Bと概ね同様の構成であるので、以下では、縦額縁1Bを例にとって説明する。
本実施形態に係る縦額縁1Bは、取付部材20Aを、額縁本体10の裏面側に沿うように固定される裏側片部21Aと、額縁本体10の室外側端面12に沿うように固定される端側片部25Aとを備えた構成としている。
この取付部材20Aの裏側片部21Aは、図4及び図5に示すように、上記第1実施形態において説明した取付部材20の裏側片部21と概ね同様の係合凹所23を室外9側の端部に設け、この係合凹所23内に上記同様の凹段部22を設けた構造とされている。また、本実施形態では、この裏側片部21Aに止具孔を設けずに、裏側片部21Aの見込み寸法を、上記第1実施形態の取付部材20の裏側片部21の見込み寸法よりも小さくしている。また、この裏側片部21Aの見込み寸法に応じて、額縁本体10の裏面側の切欠状凹部14Aの見込み寸法を、上記第1実施形態の切欠状凹部14の見込み寸法よりも小さくしている。
端側片部25Aは、裏側片部21Aの室外9側の端部から反取付下地5側(開口部2の中心側)に向けて突出するように設けられており、薄平板状とされている。また、本実施形態では、これら端側片部25Aと裏側片部21Aとによって取付部材20Aを略L字状としている。
この端側片部25Aは、取付部材20Aを取り付けた縦額縁1Bを、アングル30に取り付けた状態で、アングル30の表側片部38に当接しないよう、額縁本体10の表面側の切欠状凹部13の段底面よりも開口部2の中心側に突出しないように形成されている。
また、本実施形態では、この端側片部25Aに、止具19が挿通される止具孔28を設けている。この止具孔28は、端側片部25Aの厚さ方向(額縁本体10の見込み方向と同方向)に貫通して形成されている。また、図例では、上記第1実施形態と同様、止具19の頭部を受け入れるざぐり(皿ざぐり)を設けた止具孔28を例示している。
また、本実施形態では、図5(a)、(b)に示すように、取付部材20Aの長手方向に沿って複数箇所(図例では、2箇所)に止具孔28,28を設けている。なお、額縁本体10の室外側端面12に、額縁本体10に取り付けられる複数の取付部材20Aのそれぞれの止具孔28,28の位置に応じた位置となるように、止具19の下穴を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、この端側片部25Aに、付勢部26Aを設けている。この付勢部26Aは、上記第1実施形態と概ね同様、図5に示すように、取付部材20A(端側片部25A)に一体的に設けられた付勢片部26Aとされており、その一端が裏側片部21A側に連なるように設けられている。この付勢片部26Aは、その他端を自由端として、他端側が室内外方向に変位(揺動)可能とされている。図例では、端側片部25Aに設けられた2つの止具孔28,28の間に付勢片部26Aを設けた例を示している。また、図例では、付勢片部26Aは、室外9側に凸の凸湾曲形状とされており、自然状態(外力が作用していない状態)では、図5(c)に示すように、その凸部位が取付部材20A(端側片部25A)の室外9側の面よりも室外9側に突出するように形成されている。この付勢片部26Aの厚さ寸法(壁体の厚さ方向に沿う寸法)は、図5(c)に示すように、端側片部25Aの厚さ寸法と略同寸法とされている。また、端側片部25Aには、上記第1実施形態と概ね同様、この付勢片部26Aを変位可能とするように、この付勢片部26Aを囲むように形成された切込状部27Aが設けられている。換言すれば、上記第1実施形態と同様、付勢片部26Aは、端側片部25Aに切り起こし状に設けられている。
また、この付勢片部26Aは、図4に示すように、取付部材20Aを取り付けた縦額縁1Bを、アングル30に取り付けた状態では、その弾性変形を伴い、他端側の凸部位がサッシ枠(縦枠)3の室内8側に向く面としての嵌合凹所31の凹所底面31aに当接される。つまり、この状態では、当該付勢片部26Aの弾性変形を伴い、凸部位が押し潰されるようにして室内8側へ変形した状態となる(図5(c)も参照)。このように付勢片部26Aが変形した状態では、上記第1実施形態と同様、取付部材20A、つまりは、この取付部材20Aを取り付けた縦額縁1Bを、縦枠3に対して室内8側に向けて付勢するように付勢片部26Aの復元力が作用することとなる。
上記構成とされた本実施形態に係るサッシ枠用額縁1B,1Cにおいても上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
また、本実施形態では、取付部材20Aの裏側片部21A及び端側片部25Aを額縁本体10の裏面側(切欠状凹部14A)及び室外側端面12にそれぞれ沿わせて固定することができる。従って、取付部材20Aの額縁本体10に対する厚さ方向及び見込み方向の位置決めを容易に行え、また、厚さ方向及び見込み方向に位置ずれが生じ難くなる。これにより、取付部材20Aを止具19によって額縁本体10に取り付ける際における作業性を向上させることができる。
次に、本発明に係る更に他の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図6及び図7は、第3実施形態に係るサッシ枠用額縁を模式的に示す図である。
なお、上記各実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、施工手順についても上記第1実施形態と略同様であるので、その説明を省略する。
本実施形態に係るサッシ枠用額縁1D,1Eは、取付部材20Bの構成が、上記各実施形態とは主に異なる。なお、図6では、一方の縦額縁1D及び下額縁1Eのみを図示しており、また、上額縁、他方の縦額縁及び下額縁1Eについては、縦額縁1Dと概ね同様の構成であるので、以下では、縦額縁1Dを例にとって説明する。
本実施形態に係る縦額縁1Dは、取付部材20Bの裏側片部21Bの構成が、上記第2実施形態の取付部材20Aの裏側片部21Aとは主に異なる。
この取付部材20Bの裏側片部21Bは、図6及び図7(a)、(b)に示すように、上記第2実施形態の裏側片部21Aに設けたような係合凹所23を設けずに、薄平板状とされている。本実施形態では、この薄平板状とされた裏側片部21Bの室外9側の端部に上記同様の凹段部22を設けた構造としている。換言すれば、この取付部材20Bは、上記第2実施形態の取付部材20Aの裏側片部21Aの係合凹所23の取付下地5側の部位を、凹段部22の段底面で切除したような形状とされている。また、この取付部材20Bの裏側片部21Bは、額縁本体10の切欠状凹部14Aが設けられていない部位の裏面よりも取付下地5側に突出しないように、額縁本体10の裏面側の切欠状凹部14Aに、その厚さ方向の略全体が収容される構成とされている。
このような取付部材20Bを備えた本実施形態に係るサッシ枠用額縁1D,1Eにおいても上記第2実施形態と概ね同様の効果を奏する。
また、本実施形態では、裏側片部21Bに、係合凹所を設けていないので、上記各実施形態と比べれば、アングル30に対する取付強度が幾分劣ることとなるが、構造の簡略化を図ることができる。
次に、本実施形態に係るサッシ枠用額縁1D,1Eの取付部材の一変形例を、図7(c)を参照して説明する。なお、上記した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
本変形例に係る取付部材20Cは、端側片部25Bの構成が上記した例とは異なる。
本変形例では、端側片部25Bに、複数(図例では、2つ)の付勢片部26A,26Aを設けている。図例では、取付部材20C(端側片部25B)の長手方向に沿って互いに間隔を空けて、これら複数の付勢片部26A,26Aを設けた例を示している。また、これら付勢片部26A,26Aの間に単一の止具孔28を設けた構造としている。
このような取付部材20Cを備えた本実施形態に係るサッシ枠用額縁1D,1Eにおいても上記した例と概ね同様の効果を奏する。
また、本変形例では、端側片部25Bに、複数の付勢片部26A,26Aを設けているので、サッシ枠用額縁1D,1Eを、より効果的に室内8側へ付勢することができる。
また、本変形例では、端側片部25Bに単一の止具孔28を設けた構造としているので、上記した例と比べて、取付部材20Cを簡易に額縁本体10に取り付けることができる。
なお、上記第1,2実施形態では、取付部材20,20Aに、単一の付勢片部26,26Aを設けた例を示しているが、本変形例のように、複数の付勢片部26,26Aを設けた態様としてもよい。また、上記第1,2実施形態では、取付部材20,20Aに、複数の止具孔24,28を設けた例を示しているが、単一の止具孔を設けた態様としてもよい。
また、上記各実施形態において説明した取付部材20,20A,20B,20Cのそれぞれの異なる構成を、適宜、組み替えたり、組み合わせたりして、適用するようにしてもよい。この場合、各構成を適宜、必要に応じて変形するようにしてもよい。例えば、上記第1実施形態の取付部材20の裏側片部21に、額縁本体10,10Aの室外側端面12に沿うように固定される端側片部を更に設け、この端側片部に止具孔を設けるようにしてもよい。この場合は、裏側片部21に止具孔24を設けないようにしてもよい。また、この裏側片部21に設けた薄平板状の付勢片部26に代えて、上記第2,3実施形態で説明したような凸湾曲形状の付勢片部26Aを設けるようにしてもよい。また、上記第2,3実施形態の取付部材20A,20B,20Cに、凸湾曲形状の付勢片部26Aに代えて、上記第1実施形態で説明したような薄平板状の付勢片部26を設けるようにしてもよい。
また、上記第2,3実施形態では、端側片部25Aに止具孔28を設けた例を示しているが、これに代えて、または加えて、裏側片部21A,21Bに厚さ方向に貫通する止具孔を設けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、取付部材20,20A,20B,20Cに止具孔24,28を設けた例を示しているが、このような止具孔を設けないようにしてもよい。この場合は、止具19を取付部材20,20A,20B,20Cのいずれかの片部に捩じ込む(または打ち込む)ことで、取付部材20,20A,20B,20Cを額縁本体10,10Aに取り付ける態様としてもよい。または、これに代えて、若しくは加えて、取付部材20,20A,20B,20Cを接着剤等によって額縁本体10,10Aに取り付ける態様としてもよい。
また、上記第2,3実施形態では、裏側片部21A,21Bと端側片部25A,25Bとによって略L字状とした取付部材20A,20B,20Cを例示しているが、このような態様に限られない。例えば、端側片部25A,25Bの反取付下地5側の端部に、室内8側に向けて突出し、額縁本体10,10Aの表面側に沿うように固定される表側片部を更に設けた略コ字状(略U字状または略C字状)のものとしてもよい。
また、上記第2,3実施形態では、額縁本体10,10Aの裏面側に沿うように固定される裏側片部21A,21Bを設けた取付部材20A,20B,20Cを例示しているが、このような裏側片部21A,21Bを設けないようにしてもよい。この場合は、端側片部25A,25Bの厚さ寸法(見込み方向に沿う寸法)を、比較的に大きくし、この端側片部の取付下地5側の端部に、被係合部(凹段部)22を設けたような態様としてもよい。
また、上記各実施形態では、取付部材20,20A,20B,20Cに切り起こし状の付勢片部26,26Aを設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、突出片部25や端側片部25A,25Bの縁部等から延出させるように付勢片部を設けた態様としてもよい。また、上記第1実施形態の取付部材20の場合には、例えば、突出片部自体を付勢片部として把握するような態様としてもよい。
また、上記各実施形態では、取付部材20,20A,20B,20Cに一体的に付勢片部26,26Aを設けた例を示しているが、サッシ枠3,3Aの室内8側に向く面31a,34aに当接し、サッシ枠用額縁を室内8側へ付勢するものであればよい。例えば、ばね部材やゴム等の弾性部材を、取付部材20,20A,20B,20Cに付勢部として設けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、額縁本体10,10Aの室外側端部11の表面に、アングル30,30Aの表側片部38の室内側の端部を収容する切欠状凹部13を設けた例を示しているが、このような切欠状凹部13を設けないようにしてもよい。この場合は、アングル30,30Aの嵌合凹所31に応じた寸法となるように、裏面側の切欠状凹部14,14Aの深さ寸法を大きくしたり、額縁本体10,10A自体の厚さ寸法を小さくしたりするようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、額縁本体10,10Aの室外側端部11の裏面に、取付部材20,20A,20B,20Cの裏側片部21,21A,21Bの少なくとも一部を受入可能とした切欠状凹部14,14Aを設けた例を示しているが、このような切欠状凹部14,14Aを設けないようにしてもよい。この場合は、アングル30,30Aの嵌合凹所31に応じた寸法となるように、額縁本体10,10A自体の厚さ寸法を小さくしたりするようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、サッシ枠3,3Aのアングル30,30Aを、金属系材料から形成された下地側部材32と、合成樹脂系材料から形成された表側部材37と、からなるものとした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、これら下地側部材32及び表側部材37の両方を金属系材料から形成したものとしてもよく、または、これら下地側部材32及び表側部材37の両方を合成樹脂系材料から形成したものとしてもよい。さらには、このように別体とした態様に代えて、サッシ枠3,3Aのアングル30,30Aを、金属系材料または合成樹脂系材料から上記したような形状に一体的に形成した態様としてもよい。
また、上記各実施形態では、サッシ枠3,3Aに取り付けられるサッシ枠用額縁として、四方枠状に枠組みされる上額縁、左右の縦額縁及び下額縁を例示したが、このような態様に限られない。例えば、掃き出し窓や建具等のサッシ枠に取り付けられるような場合等において、三方枠状に枠組みされる上額縁及び左右の縦額縁を、各実施形態に係るサッシ枠用額縁として把握するようにしてもよい。または、このように枠組みされるものに限られず、例えば、サッシ枠としての下枠のみにカウンター状に取り付けられる下額縁のみを、各実施形態に係るサッシ枠用額縁として把握するようにしてもよい。これらの場合にも、上記と概ね同様の効果を奏する。
1,1B,1D 縦額縁(サッシ枠用額縁)
1A,1C,1E 下額縁(サッシ枠用額縁)
10,10A 額縁本体
11 室外側端部
12 室外側端面
13 切欠状凹部
19 止具
20,20A,20B,20C 取付部材
21,21A,21B 裏側片部
22 凹段部(被係合部)
23 係合凹所
25 突出片部
25A,25B 端側片部
26,26A 付勢片部(付勢部)
3 縦枠(サッシ枠)
3A 下枠(サッシ枠)
30,30A アングル
31 嵌合凹所
31a 凹所底面(サッシ枠の室内側に向く面)
33 下地側片部(第1片部)
33a 係合突部(係合部)
34a 下地当接片部の室内側面(サッシ枠の室内側に向く面)
38 表側片部(第2片部)
5 取付下地
8 室内
9 室外

Claims (5)

  1. 室内側に向けて開口する嵌合凹所を形成するように対向配置された第1片部及び第2片部を有し、かつ、前記第1片部に前記第2片部側に向けて突出する係合部を設けたアングルを室内側に備えたサッシ枠の該アングルの嵌合凹所に室外側端部が嵌め込まれるように取り付けられるサッシ枠用額縁であって、
    木質系材料から形成された額縁本体と、この額縁本体の室外側端部に取り付けられる非木質系材料から形成された取付部材と、を備えており、
    前記取付部材には、前記アングルの係合部が係止されて当該サッシ枠用額縁の室内側への移動を規制する被係合部と、当該サッシ枠用額縁が前記アングルに取り付けられた状態で、前記サッシ枠の室内側に向く面に当接し、当該サッシ枠用額縁を室内側へ付勢する付勢部と、が設けられていることを特徴とするサッシ枠用額縁。
  2. 請求項1において、
    前記取付部材は、合成樹脂系材料または金属系材料から形成されており、前記額縁本体の室外側端部に互いに間隔を空けて複数取り付けられるものであることを特徴とするサッシ枠用額縁。
  3. 請求項1または2において、
    前記額縁本体の室外側端部の表面には、前記アングルの第2片部の室内側の端部を収容する切欠状凹部が形成されていることを特徴とするサッシ枠用額縁。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記取付部材は、前記アングルの第1片部を挟むように保持し、前記被係合部を設けた室外側に向けて開口する係合凹所を室外側の端部に設け、前記額縁本体の裏面側に沿うように固定される裏側片部と、この裏側片部の室外側の端部から前記サッシ枠の取付下地側に向けて突出するように設けられ、前記付勢部を設けた突出片部と、を備えていることを特徴とするサッシ枠用額縁。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記取付部材は、前記額縁本体の裏面側に沿うように固定され、前記被係合部を設けた裏側片部と、前記額縁本体の室外側端面に沿うように固定され、前記付勢部を設けた端側片部と、を備え、これら裏側片部及び端側片部の両方または一方が止具によって前記額縁本体の室外側端部に取り付けられることを特徴とするサッシ枠用額縁。
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