JP6011368B2 - 画像処理装置、画像処理システム及びログ管理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム及びログ管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム及びログ管理方法に関し、詳細には、ログを転送方式にかかわらず適切に転送する画像処理装置、画像処理システム及びログ管理方法に関する。
プリンタ装置、複写装置、ファクシミリ装置、複合装置、スキャナ装置、コンピュータ等の画像処理装置においては、操作パネルからの操作に応じて、また、ネットワーク接続されたホスト装置からの要求に応じて、コピー動作、プリント動作、データ転送動作等の各種画像処理動作を実行する。
そして、画像処理装置は、各種動作を実行すると、実行した動作の履歴をログデータとしてログ記憶用不揮発性メモリに記憶し、画像処理装置の動作履歴管理や異常発生時等に対応するために、記憶しているログデータのなかから該参照対象のログデータを検索して、該検索したログデータを参照して異常対策や保守管理等に利用することが行われている。
画像処理装置は、このようにして不揮発性メモリに蓄積されているログデータを、いかに管理するかが、画像処理装置を適切に管理運営する上で、重要となってくる。
そして、従来、画像処理装置は、ログを予め設定されている転送先、例えば、画像処理装置の管理会社、メーカ等のログ管理サーバにプッシュ方式でログデータを転送するプッシュ式ログ転送機能を備えている。
この画像処理装置は、プッシュ方式でログデータを転送するログ転送機能を有効/無効に設定することができ、ログ転送機能が有効に設定されていると、不揮発性メモリに蓄積された各ログデータに転送済み/未転送のフラグを付けてログ管理を行なっている。
また、画像処理装置は、ログ転送機能が無効に設定されていると、ログを転送させないようにするため、不揮発性メモリに蓄積された各ログデータに対して、実際には転送を行なっていなくても、全てのログデータに転送済みのフラグを付与してログ管理を行なっている。
そして、近年、ログ管理サーバは、画像処理装置に定期的にアクセスして、画像処理装置に蓄積されているログデータのうち、未転送フラグの付与されているログデータを収集するプル方式によるログ収集機能を搭載するものが出現している(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、ログ管理サーバがプル方式で画像処理装置からログデータを収集する機能に対応させようとした場合、画像処理装置におけるプッシュ方式のログ転送機能の設定状態によっては、ログデータを適切に収集することができないという問題があった。
例えば、画像処理装置は、プッシュ方式のログ転送機能が無効に設定されると、上述のように、実際には転送していない未転送のログデータに対しても転送済みフラグを付与してログ管理を行う。この状態で、管理サーバがプル方式でログデータの収集を行なっても、画像処理装置に蓄積されている全てのログデータに転送済みフラグが付与されているため、ログデータを適切に収集することができないという問題があった。
そこで、本発明は、ログデータを、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式においても、適切に収集可能とすることを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、画像処理動作に関するログデータを所定のタイミングでログ管理装置へ転送するプッシュ転送機能と、前記ログデータを前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて前記ログ管理装置へ転送するプル転送機能と、を備えた画像処理装置であって、前記ログデータを記憶する記憶手段と、前記プッシュ転送機能の有効あるいは無効を設定するプッシュ転送機能設定手段と、前記ログデータを、該ログデータの前記記憶手段への記憶時における前記プッシュ転送機能設定手段による前記プッシュ転送機能が有効であるか無効であるかを示すプッシュ転送フラグを付与するとともに、前記ログ管理装置へ転送済みであるか未転送であるかを示す転送状態フラグを付与して管理するログ管理手段と、所定のタイミングで、前記プッシュ転送フラグが有効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプッシュ転送手段と、前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて、前記プッシュ転送フラグが無効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプル転送手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、ログデータを、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式においても、適切に収集可能とすることができる。
本発明の一実施例を適用した画像処理システムの概略構成図。 画像処理装置のブロック構成図。 画像処理装置の要部機能ブロック構成図。 プリント処理時のログ管理処理の説明図。 ログデータの状態遷移を示す図。 ログ管理処理を示すフローチャート。 未転送ログデータに対する警告処理を示すフローチャート。 従来のログデータの状態遷移を示す図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図7は、本発明の画像処理装置、画像処理システム及びログ管理方法の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の一実施例を適用した画像処理システム1の概略構成図である。
図1において、画像処理システム1は、LAN(Local Area Network)、インターネット等の有線または無線のネットワーク(所定の通信回線)NWを介して複数の画像処理装置G1〜Gnとログ管理サーバSVが接続されている。ネットワークシステム1は、ネットワークNWに、画像処理装置G1〜Gnに画像データを送信して画像処理を要求するホスト装置HS(図4参照)が接続される。
ホスト装置HSは、例えば、パーソナルコンピュータ等であり、ワープロソフトウェア、表計算ソフトウェア等の文書データを作成するための各種アプリケーションソフトウェア及びアプリケーションソフトウェアで作成された文書データを画像処理装置G1〜Gnが解釈可能な形式の画像データに変換するプリンタドライバ等を搭載している。ホスト装置HSは、例えば、この画像データと印刷設定を印刷ジョブとして画像処理装置G1〜GnへネットワークNWを介して送信する。
ログ管理サーバ(ログ管理装置)SVは、通常のハードウェア及びソフトウェア構成のコンピュータ等が用いられており、各画像処理装置G1〜Gnのログデータを格納する記憶部を備えている。ログ管理サーバSVは、ログ管理を行うためのソフトウェアが導入されることで、ネットワークNW上に接続されていて管理対象となっている画像処理装置G1〜Gnからプッシュ方式とプル方式のいずれの方式でもログデータを収集して、管理するログ管理機能を備える。すなわち、ログ管理サーバSVは、各画像処理装置G1〜Gnからログデータを収集すると、ハードディスク等の記憶部に蓄積し、管理者や各画像処理装置の修理や管理においてユーザやメンテナンス作業員等の要求に応じて記憶部に蓄積しているログデータを提供する。
ログ管理サーバSVは、プル方式でログデータを収集する場合、予め設定されている所定のタイミングになると、自己の管理する各画像処理装置G1〜GnにネットワークNWを介してアクセスし、各画像処理装置G1〜Gnの蓄積しているログデータのうち、後述する未転送フラグの付与されているログデータを収集する。また、ログ管理サーバSVは、プッシュ方式で、ログデータを取得する場合、各画像処理装置G1〜Gnが、所定のタイミングでネットワークNWを介して送信してくるログデータを受信して、記憶部に各画像処理装置G1〜Gnに対応させて蓄積する。
画像処理装置G1〜Gnは、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複写装置、複合装置及びコンピュータ等であり、ネットワークNW上のホスト装置HSや専用線で接続されているホスト装置HSから画像データを受け取って、必要な画像処理を施す。
すなわち、画像処理装置G1〜Gnは、複合装置の場合、例えば、図2に示すようにその要部がブロック構成されている。画像処理装置G1〜Gnは、複合装置の場合、コントローラ10、操作パネル11、スキャナエンジン12、プリンタエンジン13、モデム14、ネットワークインターフェイス15及びSD(Secure Digital)カードスロット16等を備えている。コントローラ10は、CPU(Central Processing Unit )21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23及びハードディスク(HDD)24等を備えている。なお、以下の説明では、説明を明確にするために、画像処理装置G1〜Gnが複合装置であるとして、説明するが、上述のように、複写装置等の他の装置であってもよい。
操作パネル(プッシュ転送設定手段、報知手段)11は、各種操作キーとディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)等を備えている。操作パネル11は、操作キーからは画像処理装置G1〜Gnに各種画像処理動作を行わせる上で必要な各種操作、特に、後述するログ管理に必要な操作が行われる。操作パネル11は、ディスプレイに、コントローラ10の制御下で、画像処理装置G1〜Gnからユーザに通知する各種情報、特に、ログ管理処理に関する各種情報を表示する。
スキャナエンジン12は、例えば、CCD(Charge Coupled Device )またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )を利用したイメージスキャナ等が利用されており、一般的に、ADF(Auto Document Feeder)を備えている。ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナデバイス21の原稿読取位置に送給する。スキャナエンジン12は、ADFから搬送されてきた原稿に光を照射し、原稿で反射された光をCCDまたはCMOSで光電変換して、原稿の画像を所定の解像度で読み取って、コントローラ10に画像データを出力する。
プリンタエンジン13は、コントローラ10から渡される描画データ及び制御信号に基づいて、用紙に画像を印刷出力(画像形成出力)して、印刷済みの用紙を、排紙トレイ上に排出する。すなわち、プリンタエンジン13は、電子写真方式のエンジンの場合、図示しないが、電子写真方式で用紙に描画データに基づいて印刷処理を行うのに必要な部品、例えば、感光体、帯電部、光書込部、現像部、転写部及びクリーニング部等からなる画像形成ユニットを備えている。プリンタエンジン13は、カラープリンタであるときには、画像形成ユニットをカラー分、例えば、CMYK分だけ備えている。プリンタエンジン13は、描画データ及び制御信号により光書込部を動作させて、帯電部による一様に帯電されている感光体上に静電潜像を形成して、現像部によりトナーを感光体上に供給して現像してトナー画像を形成する。プリンタエンジン13は、給紙部から用紙を感光体と転写部との間に給紙して、感光体上のトナー画像を転写部によって用紙に転写させる。プリンタエンジン13は、トナー画像の転写された用紙を定着部に搬送して、定着部で加熱・加圧して用紙上のトナー画像を定着させることで、印刷処理を行う。
モデム14は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX(ファクシミリ)通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。
ネットワークインターフェイス15は、上記ネットワークNWが接続され、該ネットワークNWに接続されているログ管理サーバSVや他の画像処理装置G1〜Gn及びホスト装置HS等と制御信号やデータの授受を行う。ネットワークインターフェイス15は、特に、ネットワークNWを介してログ管理サーバSVと通信して、ログデータの授受を行う。
SDカードスロット16には、SDカード16aが着脱可能に挿入される。SDカードスロット16は、コントローラ10の制御下で、挿入されたSDカード16aからのデータやプログラムの読み取り及びSDカード16aへのデータやプログラムの書き込みを行う。例えば、すなわち、画像処理装置G1〜Gnは、後述するROM23に記録されたプログラムだけでなく、SDカード16aに記録されたプログラムもRAM22にロードして、実行する。
コントローラ10は、ROM23内に、画像処理装置G1〜Gnとしての基本プログラム及び本発明のログ管理プログラムが格納されている。
CPU(プッシュ転送手段、ログ管理手段、プル転送手段)21は、ROM23内のプログラムに基づいて、RAM22をワークメモリとして利用して、画像処理装置G1〜Gnの各部を制御して画像処理装置G1〜Gnとしての基本処理を実行するとともに、本発明のログ管理処理を実行する。特に、CPU21は、ハードディスク24のログデータを、該ログデータの該ハードディスク24への記憶時における操作パネル11によるプッシュ転送機能の有効/無効の設定内容をプッシュ転送フラグとして付与するとともに、該ログデータがログ管理サーバSVへ転送済みであるか未転送であるかを示す転送状態フラグを付与して管理するログ管理処理を実行する。また、CPU21は、所定のタイミングに、前記プッシュ転送フラグが有効フラグであって、前記転送状態フラグが未転送フラグである前記ログデータをハードディスク24から取り出してネットワークインターフェイス15にログ管理サーバSVへ転送させるプッシュ転送処理を実行する。さらに、CPU21は、ログ管理サーバSVからのログデータ取得要求がネットワークインターフェイス15で受信されると、前記プッシュ転送フラグが無効フラグであって、前記転送状態フラグが未転送フラグの前記ログデータをハードディスク24から取り出してネットワークインターフェイス15から該ログ管理サーバSVへ転送させるプル転送処理を実行する。
ハードディスク(記憶手段)24は、所定の大容量を有し、CPU21の制御下で、画像データ及び各種データ、特に、ログデータを保管する。
そして、画像処理装置G1〜Gnは、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SDカード16a、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明のログ管理方法を実行するログ管理プログラムを読み込んでROM23やハードディスク24等に導入することで、後述するログデータを、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式においても、適切に収集可能とするログ管理方法を実行する画像処理装置として構築されている。このログ管理プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
画像処理装置G1〜Gnは、上記基本プログラムやログ管理プログラムが導入されて実行されることで、図3に示すように、機能モジュールが構築される。画像処理装置G1〜Gnは、その機能モジュールとして、UNIX(登録商標)等のオペレーティングシステム(以下、OSという)100上に起動されているアプリケーションモジュール層110とサービスモジュール層120及びハードウェア層200を備えている。アプリケーションモジュール層110とサービスモジュール層120とは、API(Application Program Interface )によって機能接続されている。また、OS100とハードウェア資源200とは、エンジンI/Fによって情報の授受が可能となっている。
アプリケーションモジュール層110は、コピー、ファックス、プリンタ、スキャナ及びWeb等の画像形成に関連するそれぞれ固有の処理を行うプログラムを含んでいる。アプリケーションモジュール層110は、コピーアプリケーション111、ファックスアプリケーション112、プリンタアプリケーション113及びスキャナアプリケーション114等を含んでいる。
サービスモジュール層120は、システム制御サービス121、ファックス制御サービス122、エンジン制御サービス123、メモリ制御サービス124、操作部制御サービス125、ネットワーク制御サービス126、ログ管理サービス127及びログ転送サービス128等のサービスモジュールを含んでいる。
サービスモジュール層120は、アプリケーションモジュール層110からの処理要求を解釈してエンジンI/Fを介してハードウェア資源200に、資源の獲得要求を発生する。
ハードウェア資源200には、上記プリンタエンジン13、スキャナエンジン12、その他のハードウェアリソース17を備えているとともに、これらのハードウェアを確保して制御するエンジン制御ボード201を備えている。
OS100は、アプリケーションモジュール層110及びサービスモジュール層120の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
システム制御サービス121は、アプリケーション111〜114の管理、操作パネル11の制御、システム画面表示、LED(Light Emitting Diode)の表示、ハードウェア資源200の管理、割り込みアプリケーション制御等の処理を行う。ファックス制御サービス122は、ファクシミリ機能を実現するモジュールである。エンジン制御サービス123は、プリンタエンジン13、スキャナエンジン12及びその他のハードウェアリソース17を制御するモジュールである。エンジン制御サービス123は、特に、プリンタエンジン13の白黒モードやカラーモードの切換制御、スキャナエンジン12の読取線密度等の動作モードも制御する。
メモリ制御サービス124は、メモリ制御を行うモジュールであり、操作部制御サービス125は、操作パネル11を制御するモジュールである。
ネットワーク制御サービス126は、ネットワークインターフェイス15を必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供する。ネットワーク制御サービス126は、例えば、ネットワークNW側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーション111〜126に振り分けたり、各アプリケーション111〜114からのデータをネットワークNW側に送信する際の仲介を行う。すなわち、ネットワーク制御サービス126は、ネットワークNWを介して接続されるネットワーク機器、例えば、ログ管理サーバSVや他の画像処理装置G1〜Gn及びホスト装置HS等とのデータ通信を制御する。
そして、上記各アプリケーション111〜114は、CPU21を使用して、動作を実施する際に、その動作のジョブの発生時刻、処理枚数(例えば、印刷枚数)、文書名、ユーザ名等をジョブログとして、ログ管理サービス127へ記録指示を行う。
ログ管理サービス(ログ管理手段)127は、画像処理装置G1〜Gnにおいて新規のログが発生してアプリケーション111〜114から記録指示があると、該記録指示に従って、ジョブログを一意に特定するためのログIDを付与してハードディスク24に記録する。ログ管理サービス127は、このログIDを付与したログデータを管理するために、ログ管理テーブルに該ログID及びフラグ等の必要なデータをログ管理データとして登録する。ログ管理サービス127は、新規のログデータをハードディスク24に記録するとともに、該ログデータのログ管理データをログ管理テーブルに登録すると、新規のログデータが記録されたことをログ転送サービス128に通知する。
ログ転送サービス128は、ログデータの転送制御を行う。
すなわち、ログ転送サービス128は、プッシュ方式でログデータのログ管理サーバSVへの転送を行う場合には、新規ログが登録された旨の通知をログ管理サービス127から受信すると、ログ管理サービス127に対してログデータ取得要求を行う。ログ管理サービス127は、ログデータ取得要求されたログデータをログ転送サービス128に渡す。ログ転送サービス128は、ログ管理サービス127から渡されたログデータを、ネットワークNWを介してログ管理サーバSVへ転送する。
ログ管理サーバ(ログ管理装置)SVは、ログ転送サービス128からネットワークNWを介して転送されてきたログデータを受信し、内部のハードディスク等の記憶部に蓄積する。
また、ログ転送サービス128は、プル方式でログデータを転送する場合には、ネットワークNWを介してログ管理サーバSVから任意の時間間隔で送信されてくるログデータ取得要求を受信する。ログ転送サービス128は、ログ管理サーバSVからのログデータ取得要求を受信すると、ログ管理サービス127にログデータ取得要求を送信する。ログ管理サービス127は、ログ転送サービス128からログデータ取得要求があると、未転送フラグの付与されているログデータをハードディスク24から取得し、ログ転送サービス128に渡す。ログ転送サービス128は、ログ管理サービス127から渡されたログデータをネットワークNWを介してログ管理サーバSVへ転送する。
ログ管理サーバSVは、ログ転送サービス128からネットワークNWを介して転送されてきたログデータを受信し、内部のハードディスク等の記憶部に蓄積する。
そして、ログ管理サービス127は、ログデータをハードディスク24に蓄積するとともに、ログ管理テーブルに該ログデータのログ管理データを登録して該ログデータの管理を行う。ハードディスク24に蓄積可能なログデータの数は、予め初期値として、または、操作パネル11の操作によって、最大ログ数として設定されており、ログ管理テーブルは、この最大ログ数分のログデータのログ管理データを登録可能となっている。
ログ管理サービス127は、ログ管理テーブルに、プッシュ方式によるログ転送の「転送設定有り」と「転送設定なし」のプッシュ転送フラグと、ログ管理サーバSVへのログ転送の「転送済み」と「未転送」の転送状態フラグと、をログデータ毎にログ管理データを付与して、ログデータの管理を行う。
すなわち、画像処理装置G1〜Gnは、アプリケーション111〜114がジョブを実行する際に、該ジョブのログデータの記録指示をログ管理サービス127に出すと、ログ管理サービス127が、ログデータをハードディスク24に蓄積する。ログ管理サービス127は、記録指示されたログデータを、ハードディスク24に蓄積するとともに、ログ管理テーブルに該ログデータのログID、プッシュ転送フラグ及び転送状態フラグを含むログ管理データを登録する。ログ管理サービス127は、プッシュ転送フラグを設定するために、現在のプッシュ方式のログ転送設定が有効と無効のいずれに設定されているかを確認する。このプッシュ方式のログ転送設定の有効または無効の設定は、ユーザによって操作パネル11を使用して行なわれ、システム制御サービス121が、ハードディスク等に設定内容を記憶させる。
ログ管理サービス127は、ログ転送設定が有効に設定されていると、「転送設定有り」のプッシュ転送フラグをログ管理テーブルの該ログデータのログ管理データとして付与し、ログ転送設定が無効に設定されていると、「転送設定なし」のプッシュ転送フラグを付与する。
また、ログ管理サービス127は、プッシュ転送フラグの内容にかかわらず、該ログデータをログ管理サーバSVへ転送したか否かのみに基づいて、「転送済み」と「未転送」のいずれかの転送状態フラグを付与する。
上記ログ管理サービス127及びログ転送サービス128は、全体として、プッシュ転送手段及びプル転送手段として機能している。
次に、本実施例の作用について図4及び図5を用いて説明する。本実施例の画像処理装置G1〜Gnは、ログデータを、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式においても、適切に収集可能とする。なお、図4は、プリント処理時のログ管理処理を説明する図であり、図5は、ログデータの状態遷移を示す図である。
画像処理装置G1〜Gnは、例えば、図4に示すように、ホスト装置HSからネットワークNWを介して印刷ジョブが送信されてきた場合、プリンタアプリケーション113が該印刷ジョブの実行を行う。プリンタアプリケーション113は、この印刷ジョブを実行する際に、ログ管理サービス127にジョブデータの記録指示を出し、ログ管理サービス127は、ログデータをハードディスク24に蓄積する。この状態は、図5の「仕掛中」の状態に対応している。
ログ管理サービス127は、記録指示されたログデータを、ハードディスク24に蓄積するとともに、ログ管理テーブルに、該ログデータのログID及び該ログデータに対するプッシュ転送フラグと転送状態フラグ等をログ管理データとして登録する。
ログ管理サービス127は、プッシュ転送フラグを設定するために、ユーザによって現在のプッシュ方式のログ転送設定が有効と無効のいずれに設定されているかを確認する。
ログ管理サービス127は、ログ転送設定が有効に設定されていると、「転送設定有り」のプッシュ転送フラグをログ管理テーブルの該ログデータのログ管理データに対して付与する。この状態は、図5の「転送設定有り未転送」の状態に対応している。また、ログ管理サービス127は、ログ転送設定が無効に設定されていると、「転送設定なし」のプッシュ転送フラグをログ管理テーブルの該ログデータのログ管理データに対して付与する。この状態は、図5の「転送設定無し未転送」の状態に対応している。
また、ログ管理サービス127は、プッシュ転送フラグの内容にかかわらず、該ログデータをログ管理サーバSVへ転送したか否かのみに基づいて、「転送済み」と「未転送」のいずれかの転送状態フラグを、ログ管理テーブルの該ログデータのログ管理データに対して付与する。いま、ログ管理サービス127は、プリンタアプリケーション113から新規にログデータを受け取ってハードディスク24に蓄積したのみであるので、プッシュ転送フラグが「転送設定有り」及び「転送設定無し」のいずれの場合も、転送状態フラグとして、「未転送」を付与したログ管理データをログ管理テーブルに登録する。すなわち、ログ管理サービス127は、図5における「転送設定有り未転送」と「転送設定無し未転送」のいずれの状態のときにも、転送状態フラグとして、「未転送」を付与する。
ログ管理サービス127は、プッシュ転送としてユーザによって有効が設定されていて、ログ管理テーブルに登録されている今回のログデータに対してプッシュ転送フラグとして、「転送設定有り」が付与されていると、該ログデータのプッシュ転送を行う。
すなわち、ログ管理サービス127は、ハードディスク24のログ管理テーブルを参照して、プッシュ転送フラグとして「転送設定有り」が付与されており、転送状態フラグとして「未転送」が付与されていると、ログ転送サービス128に、新規ログデータが登録されている旨の通知を行う。
ログ転送サービス128は、新規ログデータが登録された旨の通知をログ管理サービス127から受信すると、ログ管理サービス127に対して該ログデータの取得を要求するログデータ取得要求を行う。ログ管理サービス127は、ログデータ取得要求されたログデータをハードディスク24から読み出してログ転送サービス128に渡す。ログ転送サービス128は、ログ管理サービス127から渡されたログデータを、ネットワークNWを介してログ管理サーバSVへ転送する。この状態は、図5における「転送設定あり未転送」の状態からプッシュ方式による「転送済み」の状態への転送(PUSH転送)状態に対応している。ログ管理サーバSVは、ログ転送サービス128からネットワークNWを介して転送されてきたログデータを受信し、内部のハードディスク等の記憶部に蓄積する。この状態は、図5の「転送済み」の状態に対応している。
また、ログ管理サービス127は、プッシュ転送としてユーザによって無効が設定されていて、ログ管理テーブルに登録されている今回のログデータに対して転送状態フラグとして、「未転送」が付与されていると、ログ管理サーバSVからのログデータ取得要求に応じて該ログデータのプル転送を行う。この状態は、図5における「転送設定無し未転送」の状態からプル方式による「転送済み」の状態への転送(PULL転送)状態に対応している。
すなわち、画像処理装置G1〜Gnは、プル方式でログデータを転送する場合には、ネットワークNWを介してログ管理サーバSVから任意の時間間隔で送信されてくるログデータ取得要求を受信する。ログ転送サービス128は、ログ管理サーバSVからのログデータ取得要求を受信すると、ログ管理サービス127にログデータ取得要求を行う。ログ管理サービス127は、ログ管理サービス127からログデータ取得要求があると、ハードディスク24のログ管理テーブルに「転送設定無し」のプッシュ転送フラグと「未転送」の転送状態フラグの付与されているログデータをハードディスク24から取得し、ログ転送サービス128に渡す。
ログ転送サービス128は、ログ管理サービス127から渡されたログデータを、ネットワークNWを介してログ管理サーバSVへ転送する。すなわち、画像処理装置G1〜Gnは、図5において、「転送設定あり未転送」の状態では、PUSH転送によってログデータをログ管理サーバSVへ転送して、「転送済み」の状態へと移行する。また、画像処理装置G1〜Gnは、図5において、「転送設定無し未転送」の状態では、PULL転送によってログデータをログ管理サーバSVへ転送して、「転送済み」の状態へと移行する。
ログ管理サーバSVは、ログ転送サービス128からネットワークNWを介して転送されてきたログデータを受信し、内部のハードディスク等の記憶部に蓄積する。
ここで、比較のために、従来のログデータの状態遷移について図8を用いて説明する。図8と図5との違いは、図8ではプッシュ転送フラグが無効に設定されていた場合にログ管理サーバSVへの転送を行わないようにするため、実際には転送されていなくても「転送済」の転送状態フラグのみを付与して管理していることである。このようなログデータの管理方法では、転送されていないログデータを確実にログ管理サーバSVへ転送できない。また、後述するログデータ及びログ管理データを削除する際にも適切な削除対象を選択することができない。
そして、ログ管理サービス127は、ハードディスク24へのログデータの蓄積には、容量等の関係から最大ログ数が予め設定されており、新規の記録対象のログデータが発生したときに、最も不要なログデータ及び該ログデータのログ管理データを削除して新規のログデータ及びログ管理データを記録する。
この場合、ログ管理サービス127は、図6に示すように、ログデータをハードディスク24から削除する場合、ログ管理テーブルの各ログデータに対応するログ管理データのフラグを参照して、転送状態フラグとして「転送済み」またはプッシュ転送フラグとして「転送設定なし」のフラグが付与されていて最も古いログデータ及び該ログデータのログ管理データを削除して新規のロルデータ及びログ管理データを記録する。
すなわち、ログ管理サービス127は、アプリケーション111〜114からログデータの記録指示があると(ステップS101)、ログデータが最大ログ数までハードディスク24に記録されているか、すなわち、ログ管理テーブルに空きがないかチェックする(ステップS102)。
ステップS102で、ログデータが最大ログ数までハードディスク24に記録されていると、ログ管理サービス127は、転送済みログデータと転送設定されていないログタイプのログデータを検索する(ステップS103)。すなわち、ログ管理サービス127は、ログ管理テーブルを参照して、転送状態フラグが「転送済み」であるか、プッシュ転送フラグが「転送設定なし」であるログデータを検索する。
ログ管理サービス127は、検索したログデータのうち、記録日時が最も古いのログデータを特定する(ステップS104)。
ログ管理サービス127は、特定した最も古いログデータ及び該ログデータのログ管理データをハードディスク24から削除し(ステップS105)、新規のログデータをハードディスク24に蓄積するとともに、ログ管理テーブルに該ログデータのログ管理データを登録する(ステップS106)。
また、ログ管理サービス127は、記録済みログデータで未転送であるログデータが所定数を越えると、警告を出力する。
すなわち、ログ管理サービス127は、所定タイミング、例えば、図7に示すように、アプリケーション111〜114からログデータの記録指示があったとき等に警告処理を行う。ログ管理サービス127は、アプリケーション111〜114からログデータの記録指示があると(ステップS201)、転送状態フラグが「未転送」で、かつ、プッシュ転送フラグが「転送設定有り」であるログデータ(以下、適宜、検査対象ログデータという。)の数が記録可能な最大ログ数の80%を超えたかチェックする(ステップS202)。なお、ここでは、ログ管理サービス127は、検査対象ログデータが記録可能な最大ログ数の80%を超えたかをチェックしているが、80%に限るものではなく、適宜設定することができる。
ステップS202で、検査対象ログデータの数が記録可能な最大ログ数の80%を超えていると(ステップS202で、YESのとき)、ログ管理サービス127は、ログデータの容量がもうすぐ満杯になる旨の警告メッセージを出力して警告する(ステップS203)。ログ管理サービス127は、このログデータの容量がもうすぐ満杯になる旨の警告を、例えば、操作パネル11のディスプレイに該警告メッセージを表示出力する等の方法で行う。
ステップS202で、検査対象ログデータの数が最大ログ数の80%以下であると(ステップS202で、NOのとき)、ログ管理サービス127は、警告を行うことなく処理を終了する。
このように、本実施例の画像処理システム1および画像処理装置G1〜Gnは、画像処理動作に関するログデータをハードディスク(記憶手段)24に記憶した後、所定タイミング毎にログ管理サーバ(ログ管理装置)SVへ送信するプッシュ転送機能と、ログ管理サーバSVからのログデータ取得要求に応じてハードディスク24の未転送のログデータを転送するプル転送機能を備えた画像処理装置G1〜Gnであって、ログ管理サーバSVとネットワーク(所定の回線)NWを通して通信するネットワークインターフェイス(通信手段)15と、前記プッシュ転送機能の有効/無効を設定する操作パネル(プッシュ転送機能設定手段)11と、ハードディスク24のログデータを、該ログデータの該ハードディスク24への記憶時における操作パネル11によるプッシュ転送機能の有効/無効の設定内容をプッシュ転送フラグとして付与するとともに、該ログデータがログ管理サーバSVへ転送済みであるか未転送であるかを示す転送状態フラグを付与して管理するCPU(ログ管理手段)21と、所定のタイミングに、前記プッシュ転送フラグが有効フラグであって、前記転送状態フラグが未転送フラグである前記ログデータをハードディスク24から取り出してネットワークインターフェイス15にログ管理サーバSVへ転送させるCPU(プッシュ転送手段)21と、ログ管理サーバSVからのログデータ取得要求をネットワークインターフェイス15が受信すると、前記プッシュ転送フラグが無効フラグであって、前記転送状態フラグが未転送フラグの前記ログデータをハードディスク24から取り出してネットワークインターフェイス15にログ管理サーバSVへ転送させるCPU(プル転送手段)21と、を備えている。
したがって、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式でもログデータを転送する画像処理装置G1〜Gnにおいて、プッシュ転送機能が無効に設定されていても、プル方式で、適切にログデータを転送することができ、ログデータを、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式においても、適切に収集可能とすることができる。
また、本実施例の画像処理装置G1〜Gnは、画像処理動作に関するログデータをハードディスク24に記憶した後、所定タイミング毎にログ管理サーバSVへ送信するプッシュ転送機能と、該ログ管理サーバSVからのログデータ取得要求に応じて該ハードディスク24の未転送のログデータを転送するプル転送機能を備えた画像処理装置G1〜Gnの実行するログ管理方法であって、ログ管理サーバSVとネットワークNWを通して通信する通信処理ステップと、前記プッシュ転送機能の有効/無効を設定するプッシュ転送機能設定処理ステップと、ハードディスク24の前記ログデータを、該ログデータの該ハードディスク24への記憶時における前記プッシュ転送機能設定処理ステップにおける前記プッシュ転送機能の有効/無効の設定内容をプッシュ転送フラグとして付与するとともに、該ログデータがログ管理サーバSVへ転送済みであるか未転送であるかを示す転送状態フラグを付与して管理するログ管理処理ステップと、所定のタイミングに、前記プッシュ転送フラグが有効フラグであって、前記転送状態フラグが未転送フラグである前記ログデータをハードディスク24から取り出して前記通信処理ステップでログ管理サーバSVへ転送させるプッシュ転送処理ステップと、ログ管理サーバSVからの前記ログデータ取得要求が前記通信処理ステップで受信されると、前記プッシュ転送フラグが有効フラグであって、前記転送状態フラグが未転送フラグの前記ログデータをハードディスク24から取り出して前記通信処理ステップでログ管理サーバSVへ転送させるプル転送処理ステップと、を有するログ管理方法を実行する。
したがって、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式でもログデータを転送する画像処理装置G1〜Gnにおいて、プッシュ転送機能が無効に設定されていても、プル方式で、適切にログデータを転送することができ、ログデータを、プッシュ方式とプル方式のいずれの方式においても、適切に収集可能とすることができる。
また、本実施例の画像処理装置G1〜Gnは、前記ログ管理手段としてのCPU21が、ハードディスク24に新規のログデータを記憶する際、該ハードディスク24に記憶されているログデータ数が、予め設定されている該ハードディスク24に記憶させる最大ログ数に達していると、前記プッシュ転送フラグと前記転送状態フラグに基づいて、削除対象のログデータを決定して、該削除対象のログデータを削除して、新規の該ログデータを記憶させている。
したがって、ハードディスク24へ記録できる最大ログ数になったときに、削除してもよいログデータを適切に判断して、新規のログデータを記憶することができ、利用性を適正化することができる。
さらに、本実施例の画像処理装置G1〜Gnは、前記ログ管理手段としてのCPU21が、前記プッシュ転送フラグが無効または前記転送状態フラグが転送済みである前記ログデータのうち記録日時の最も古いログデータを前記削除対象のログデータとして決定している。
したがって、ハードディスク24へ記録できる最大ログ数になったときに、削除してもよい最も古いログデータを適切に判断して、新規のログデータを記憶することができ、利用性を適正化することができる。
また、本実施例の画像処理装置G1〜Gnは、所定の報知手段として操作パネル11を、備え、前記ログ管理手段としてのCPU21が、ハードディスク24の前記ログデータのうち、前記プッシュ転送フラグが有効であって、かつ、前記転送状態フラグが未転送である該ログデータの数が、予め設定されているハードディスク24に記憶させる最大ログ数に対して80%(所定割合)になると、その旨の警告を操作パネル11のディスプレイに表示出力する等の方法で、報知出力させている。
したがって、ログデータが適切に送信されずに、ハードディスク24に滞留していることをユーザに通知することができ、ログデータの適切な運用管理を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本発明の構成要件の1つまたは複数が他のサーバ上で実行されるものであってもよい。
1 画像処理システム
NW ネットワーク
G1〜Gn 画像処理装置
SV ログ管理サーバ
HS ホスト装置
10 コントローラ
11 操作パネル
12 スキャナエンジン
13 プリンタエンジン
14 モデム
15 ネットワークインターフェイス
16 SDカードスロット
16a SDカード
17 他のハードウェアリソース
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 ハードディスク
100 オペレーティングシステム(OS)
110 アプリケーションモジュール層
111 コピーアプリケーション
112 ファックスアプリケーション
113 プリンタアプリケーション
114 スキャナアプリケーション
120 サービスモジュール層
121 システム制御サービス
122 ファックス制御サービス
123 エンジン制御サービス
124 メモリ制御サービス
125 操作部制御サービス
126 ネットワーク制御サービス
127 ログ管理サービス
128 ログ転送サービス
200 ハードウェア層
201 エンジン制御ボード
特開2002−268966号公報

Claims (6)

  1. 画像処理動作に関するログデータを所定のタイミングでログ管理装置へ転送するプッシュ転送機能と、前記ログデータを前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて前記ログ管理装置へ転送するプル転送機能と、を備えた画像処理装置であって、
    前記ログデータを記憶する記憶手段と、
    前記プッシュ転送機能の有効あるいは無効を設定するプッシュ転送機能設定手段と、
    前記ログデータを、該ログデータの前記記憶手段への記憶時における前記プッシュ転送機能設定手段による前記プッシュ転送機能が有効であるか無効であるかを示すプッシュ転送フラグを付与するとともに、前記ログ管理装置へ転送済みであるか未転送であるかを示す転送状態フラグを付与して管理するログ管理手段と、
    所定のタイミングで、前記プッシュ転送フラグが有効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプッシュ転送手段と、
    前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて、前記プッシュ転送フラグが無効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプル転送手段と、
    を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ログ管理手段は、
    前記記憶手段に新規のログデータを記憶する際、前記記憶手段に記憶されている前記ログデータの数が所定数に達していると、前記プッシュ転送フラグと前記転送状態フラグとに基づいて削除対象のログデータを決定して削除し、前記新規のログデータを記憶させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記ログ管理手段は、
    前記プッシュ転送フラグが無効または前記転送状態フラグが転送済みである前記ログデータのうち記憶日時の最も古いログデータを前記削除対象のログデータとして決定することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記記憶手段に記憶されている前記ログデータの数が前記記憶手段に記憶できる最大の数に対して所定割合に達すると、その旨を報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. ログ管理装置と、
    画像処理動作に関するログデータを所定のタイミングで前記ログ管理装置へ転送するプッシュ転送機能と、前記ログデータを前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて前記ログ管理装置へ転送するプル転送機能と、を有する画像処理装置と、
    を備えた画像処理システムであって、
    前記ログデータを記憶する記憶手段と、
    前記プッシュ転送機能の有効あるいは無効を設定するプッシュ転送機能設定手段と、
    前記ログデータを、該ログデータの前記記憶手段への記憶時における前記プッシュ転送機能設定手段による前記プッシュ転送機能が有効であるか無効であるかを示すプッシュ転送フラグを付与するとともに、前記ログ管理装置へ転送済みであるか未転送であるかを示す転送状態フラグを付与して管理するログ管理手段と、
    所定のタイミングで、前記プッシュ転送フラグが有効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプッシュ転送手段と、
    前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて、前記プッシュ転送フラグが無効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプル転送手段と、
    を備えていることを特徴とする画像処理システム。
  6. 画像処理動作に関するログデータを所定のタイミングでログ管理装置へ転送するプッシュ転送機能と、前記ログデータを前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて前記ログ管理装置へ転送するプル転送機能と、を備えた画像処理装置のログ管理方法であって、
    前記ログデータを記憶する記憶処理ステップと、
    前記プッシュ転送機能の有効あるいは無効を設定するプッシュ転送機能設定処理ステップと、
    前記ログデータを、該ログデータの前記記憶手段への記憶時における前記プッシュ転送機能設定処理ステップによる前記プッシュ転送機能が有効であるか無効であるかを示すプッシュ転送フラグを付与するとともに、前記ログ管理装置へ転送済みであるか未転送であるかを示す転送状態フラグを付与して管理するログ管理処理ステップと、
    所定のタイミングで、前記プッシュ転送フラグが有効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプッシュ転送処理ステップと、
    前記ログ管理装置からのログデータ取得要求に応じて、前記プッシュ転送フラグが無効であって、前記転送状態フラグが未転送である前記ログデータを前記記憶手段から前記ログ管理装置へ転送するプル転送処理ステップと、
    を有していることを特徴とするログ管理方法。
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