JP5637323B2 - ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、およびプログラム - Google Patents

ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、およびプログラム Download PDF

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本発明は、課金の支払有無を確認した上でアプリケーションのライセンスを更新するライセンス管理システム、ライセンス管理方法、およびプログラムに関する。
従来から、画像形成装置がライセンス管理装置にライセンスの更新を要求することでライセンスの更新を行う技術が普及している。また、ソフトウェアの課金形態として、利用ボリューム、利用期間などに応じて課金する従量課金という販売モデルが存在する。
さらに、画像処理装置にインストールされるアプリケーションのライセンスの更新処理を自動的に実行する方法が開発されている。例えば、有効期限に基づいて、ライセンスを更新するタイミングの到来を判別して自動更新する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、ライセンスの自動更新は、画像形成装置とライセンス管理装置間で行っているところ、ライセンス管理装置はソフトウェア利用料金の回収情報を保持していないため、利用料金が未払いの場合でもライセンスが更新されてしまう。その結果、利用料金が未払いの場合にソフトウェア利用の停止ができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用料金が未納である場合のライセンス更新を防止することができるライセンス管理システム、ライセンス管理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システムであって、前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている支払情報を最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新部と、前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置から、該一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を該一の画像処理装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定部と、前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記一の画像処理装置に前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、仲介装置を介して接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システムであって、前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている支払情報を、最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新部と、前記仲介装置から、前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を前記仲介装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定部と、前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記仲介装置に前記一の画像処理装置の前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、利用料金が未納である場合のライセンス更新を防止することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1のライセンス管理システム1のネットワーク構成図である。 図2は、管理装置500の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、機器情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 図4は、支払情報テーブルの一例を示す説明図である。 図5は、ライセンス管理サーバ300の機能的構成を示すブロック図である。 図6は、仲介装置200の機能的構成を示すブロック図である。 図7は、機器情報取得処理の流れを示すシーケンス図である。 図8は、ライセンス更新処理の流れを示すシーケンス図である。 図9は、支払情報テーブルの更新の一例を示す説明図である。 図10は、更新可否判断処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、実施の形態2のライセンス管理システムのネットワーク構成図である。 図12は、実施の形態2にかかる複合機1600の機能的構成を示すブロック図である。 図13は、ライセンス更新処理の流れを示すシーケンス図である。 図14は、実施の形態1にかかる複合機100および実施の形態2にかかる複合機1600のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるライセンス更新管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス更新方法、およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態においては、本発明における画像処理装置を、コピー、ファックス、プリンタなどの複数の機能を一つの筺体に収納した複合機(以下、MFP(Multi Function Peripherals)という。)に適用した例を示すが、これに限定されることなく、アプリケーションをインストール可能な複合機、ファクシミリ装置、スキャナ装置等の画像処理装置であればいずれにも適用することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかるライセンス管理システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、ライセンス管理システム1は、仲介装置200と、ライセンス管理サーバ300と、ソフトウェア配信サーバ400と、ライセンス更新管理装置としての管理装置500(以下、管理装置500という。)と、Webサーバ600と、課金サーバ700とが、インターネットなどのネットワーク80を介して接続されている。そして、仲介装置200とネットワーク80との間には、ファイアウォール90が設けられている。また、仲介装置200は、複数の複合機100a、100b、100c(以下、特定しない複合機を単に複合機100と称する。)が接続されている。
ファイアウォール90は、公衆回線やインターネットなどの外部ネットワークを通じて仲介装置200に侵入した第三者により不正が行われないように、外部との境界を流れるデータを監視し、不正なアクセスを検出・遮断する。
ソフトウェア配信サーバ400は、複合機100において実行される各種アプリケーションのソフトウェアのパッケージであるソフトウェアコンポーネントを記憶しており、このソフトウェアコンポーネントを、仲介装置200を介して複合機100に配信するサーバ装置である。
ライセンス管理サーバ300は、複合機100にインストールされるアプリケーションのソフトウェアコンポーネントのライセンス(利用権)や、複合機100において実行される機能のライセンス(利用権)を、仲介装置200を介して管理する装置である。
Webサーバ600は、アプリケーション等のソフトウェアのポータル販売サイトを有するサーバ装置である。ユーザが不図示のPC(Personal Computer)や複合機100等からこのWebサーバ200のポータル販売サイトにアクセスして、所望のアプリケーションソフトウェアを購入する。そして、ユーザがこのWebサーバ600からソフトウェアを購入した場合、インストール対象として指定された複合機100の機器IDと購入したソフトウェアのプロダクト名とプロダクトキーとともにインストール要求がWebサーバ600から管理装置500に送信される。
管理装置500は、仲介装置200を介して複合機100を遠隔管理する装置である。具体的には、管理装置500は、複合機100に管理装置500は、複合機のメーカやサービス提供会社等のサービスセンタ等に設置されたサーバ装置である。管理装置500は、Webサーバ600からインストール要求を受信すると、ソフトウェア配信サーバ400からインストール対象のソフトウェアの取得先URLや依存ソフトウェアの取得先URL等を受信し、インストール先として指定された複合機100にインストールされているソフトウェアの状況である機器情報を参照して、インストール対象のソフトウェアと複合機100に必要な依存ソフトウェアを決定してインストール要求を仲介装置200に送信する。
また、管理装置500は、仲介装置200からライセンス更新要求(以下、更新要求という。)を受信すると、課金サーバ700からライセンスの課金の支払情報を取得し、支払済みを確認した場合に、ライセンス更新の許可を仲介装置200に送信する。
仲介装置200は、管理装置500およびライセンス管理サーバ300と、複合機100との間で行われる処理を仲介する装置である。具体的には、仲介装置200は、複合機100から各複合機にインストールされているソフトウェアの状況である機器情報を一定期間ごとに収集し、この複合機ごとの機器情報を管理装置500に送信する。
また、仲介装置200は、インストール対象のソフトウェアコンポーネントをソフトウェア配信サーバ(不図示)に要求して受信し、またインストール対象のソフトウェアのライセンスをライセンス管理サーバ300に要求して受信する。また、仲介装置200は、これらのソフトウェアコンポーネントとライセンスとともに、ソフトウェアのインストール要求を複合機100に送信して、複合機100に当該ソフトウェアをインストールさせる。
また、仲介装置200は、複合機100からライセンス期限切れを受信した場合に、更新要求を管理装置500に送信し、管理装置500からライセンス更新の許可を受信した場合に、ライセンス管理サーバ300からライセンスを取得し、複合機100にライセンス更新を指示する。
課金サーバ700は、複合機100がソフトウェアを使用した回数、またはソフトウェアを使用して印刷した印刷枚数を示すカウント情報に基づいて、ソフトウェアの利用料金を計算し、ユーザから徴収する。
複合機100は、コピー、ファックス、プリンタなどの複数の機能を備えた装置であって、LAN(Local Area Network)などのローカルネットワークにより仲介装置200に接続されている。図1では、3台の複合機100a、100b、100cがネットワークに接続されているが、これに限定されることなく、1台、2台、または4台以上の複合機を接続した構成としてもよい。複合機100は、仲介装置200から、ソフトウェアコンポーネントおよびライセンスとともにインストール要求を受信すると、インストール要求で指定されたソフトウェアのインストールを実行するアプリインストール制御部を備えている。
次に、管理装置500の詳細について説明する。図2は、管理装置500の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、管理装置500は、通信部501と、更新設定指示部502と、支払情報取得・更新部503と、更新可否判断部504と、更新要求部505と、ハードディスクドライブ装置(以下、「HDD」という。)510とを主に備えている。
通信部501は、Webサーバ600から、ユーザによってインストール先として指定された複合機100の機器IDと、ユーザによって指定されたインストール対象のソフトウェアのプロダクト名、プロダクトIDおよびプロダクトキーとを含むインストール要求を受信する。また、通信部501は、仲介装置200から複合機100の機器情報を定期的に受信してHDD510に保存する機器情報受信部の機能を有する。
ここで、機器情報は、複合機100を一意に識別するための機器IDと、複合機100の種類を示す機器システム情報と、インストール済情報としての、複合機100にすでにインストール済みのソフトウェアに関するソフトウェア設定情報とを含んでいる。図3は、機器情報のデータ構造の一例を示す説明図である。
図3に示すように、機器情報の機器システム情報は、さらに詳細情報のテーブルをリンクし、ソフトウェア設定情報はさらにその詳細情報のテーブルをリンクした構造となっている。また、ソフトウェア設定情報は複合機100にインストールされているソフトウェアごとに存在して、それぞれ詳細情報をリンクしている。すなわち、インストール済みのソフトウェアが複数存在する場合には、機器情報には複数のソフトウェア設定情報が設定され、かつそれぞれのソフトウェア設定情報に詳細情報のテーブルがリンクした構造となる。
機器システム情報の詳細情報としては、図3に示すように、機器コード、シリアル番号、モデル名、言語、複合機100の設置場所等が含まれる。ソフトウェア設定情報の詳細情報としては、図3に示すように、ソフトウェアのカテゴリと、ソフトウェアを一意に識別するためのプロダクトIDと、プロダクト名と、バージョン、有効期限、ライセンスID等の情報が含まれる。このような機器情報は、複合機100ごと、すなわち機器IDごとにHDD510に保存される。
図2に戻り、通信部501は、さらに、仲介装置200を介して複合機100からライセンス期限切れを受信する。
更新設定指示部502は、通信部501により更新要求を受信すると、複合機100のライセンスの自動更新の設定を、手動更新に変更する指示を送信する。ここで、ライセンスの自動更新とは、ライセンスの有効期限が到来した時点で一律に、自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新するように設定される機能のことである。また、手動更新とは、管理装置500が、複合機100からのライセンス期限切れの受信に応じて、個別にライセンスの更新可否を判断した上で、新たな有効期限を有するライセンスに更新するように設定される機能のことである。
支払情報取得・更新部503は、通信部501を介して、課金サーバ700から支払情報を取得し、HDD510に保存されている支払情報を更新する。ここで、支払情報とは、機器ごとのライセンス利用料金の支払の有無を示す支払状況を示す情報であり、HDD510に、機器IDに、支払状況を対応付けた支払情報テーブルとして保存されている。
図4は、支払情報テーブルの一例を示す説明図である。図4に示すように、支払情報テーブルは、登録されている機器IDである「000001」から「000004」のそれぞれに、支払状況として、ライセンス利用料金の支払済みを示す「済」、またはライセンス利用料金の未払いを示す「未」を対応付けている。
図2に戻り、更新可否判断部504は、支払情報取得・更新部503により更新された支払情報に基づいてライセンス更新の可否を判断する。具体的には、ライセンス期限切れにかかる機器の機器IDに対応する支払状況を参照し、支払状況が「済」であれば、更新可能と判断し、支払状況が「未」であれば、更新不可と判断する。
更新要求部505は、更新可否判断部504により、更新可能と判断された場合に、ライセンス期限切れにかかる機器にライセンス更新を要求する。具体的には、通信部501を介して、仲介装置200にライセンス取得を要求する。
次に、ライセンス管理サーバ300の詳細について説明する。図5は、ライセンス管理サーバ300の機能的構成を示すブロック図である。ライセンス管理サーバ300は、図5に示すように、通信部301と、HDD310とを主に備えている。
HDD310には、複合機100にインストールされているソフトウェアのライセンスが記憶されている。
通信部301は、仲介装置200、または管理装置500からライセンス送信要求を受信し、ライセンスを仲介装置200、または管理装置500に送信する。
次に、仲介装置200の詳細について説明する。図6は、仲介装置200の機能的構成を示すブロック図である。仲介装置200は、図6に示すように、通信部201と、機器情報管理部202と、更新設定部203と、ライセンス取得・更新部204と、HDD210とを主に備えている。
通信部201は、複合機100から、所定のタイミングとして一定期間ごとに機器情報を受信する。そして、受信する毎に、受信した機器情報をHDD210に保存するとともに、機器情報を管理装置500に送信する。また、通信部201は、複合機100から、ライセンス期限切れを受信し、管理装置500にライセンス期限切れを送信する。機器情報管理部202は、HDD210に保存された機器情報を管理する。
図7は、機器情報の流れを示すシーケンス図である。図7に示すように、仲介装置200は、複合機100から一定期間ごとに機器情報を受信し(ステップS1)、受信した機器情報を一定期間ごとに管理装置500に送信している(ステップS2)。
図6に戻り、更新設定部203は、複合機100に設定されているライセンスの更新方法を設定する。ここで、ライセンスの更新方法としては、自動更新と、手動更新とがある。
ライセンス取得・更新部204は、管理装置500からの更新要求に応じて、ライセンス管理サーバ300にライセンスを取得し、複合機100に保存されているライセンスを更新する。
次に、以上のように構成された本実施の形態のライセンス管理システム1によるライセンス更新処理について説明する。図8は、実施の形態1のライセンス更新処理の流れを示すシーケンス図である。
複合機100は、ライセンス期限切れを検知すると(ステップS20)、ライセンス期限切れを仲介装置200に送信する(ステップS21)。仲介装置200は、複合機100からライセンス期限切れを受信すると、管理装置500にライセンス期限切れを通知する(ステップS22)。
管理装置500は、仲介装置200からライセンス期限切れを受信すると、仲介装置200にライセンス更新の設定を変更する指示を送信する(ステップS23)。仲介装置200は、ライセンス更新の設定を変更する指示を受信すると、複合機100のライセンス更新の設定を変更する(ステップS24)。具体的には、複合機100に設定されているライセンスの自動更新を中止し、手動更新に変更する。
管理装置500は、ステップS22で通知を受信すると、課金サーバ700に支払情報を要求する(ステップS25)。課金サーバ700は、支払情報を管理装置500に通知する(ステップS26)。
管理装置500は、HDD510に保存されている支払情報を、課金サーバ700から受信した支払情報に更新する(ステップS27)。
図9は、支払情報テーブルの更新の一例を示す説明図である。図9の左側に図示された支払情報テーブルは、管理装置500による課金サーバ700への支払情報要求時にHDD510に保存されている支払情報である。図9の右側に図示された支払情報テーブルは、管理装置500が、課金サーバ700への支払情報要求により受信した支払情報である。課金サーバ700から支払情報を受信すると、管理装置500は、HDD510に保存されている左側に図示された支払情報テーブルを、右側に図示された受信された支払情報に更新する。更新により、図9に示すように、機器ID「000002」の支払状況は、「未」から「済」に変更されている。なお、支払情報テーブルのうち、機器ID「000002」の支払情報だけを受信することも可能である。
管理装置500は、更新した支払情報に基づいてライセンス更新の可否を判断する(ステップS28)。
ここで、ライセンス更新の可否を判断する処理(以下、更新可否判断処理という。)について説明する。図10は、更新可否判断処理の流れを示すフローチャートである。
管理装置500は、更新後の支払情報テーブルを参照し、ライセンス期限切れにかかる複合機100の機器IDに対応する支払状況が、「済」であるか否かを確認する(ステップS40)。支払状況が「済」である場合は(ステップS40:Yes)、管理装置500は、更新可能と判断し(ステップS41)、更新要求を送信する(ステップS42)。
一方、支払状況が「未」である場合は(ステップS40:No)、管理装置500は、更新不可と判断し(ステップS43)、更新要求を行わない。
図8のステップS28において、管理装置500は、参照した結果、支払状況が「済」であった場合には、ライセンス更新可能と判断し、仲介装置200に更新要求を送信する(ステップS29)。
仲介装置200は、管理装置500から更新要求を受信すると、ライセンス管理サーバ300にライセンス送信を要求する(ステップS30)。ライセンス管理サーバ300は、仲介装置200からのライセンス送信の要求を受信すると、仲介装置200にライセンスを送信する(ステップS31)。
仲介装置200は、ライセンス管理サーバ300からライセンスを受信すると、受信したライセンスを複合機100に送信し、複合機100のライセンスを更新する(ステップS32)。
このように、本実施の形態によれば、管理装置500は、ライセンス期限切れを受信した際に、ライセンス期限切れにかかる複合機100の最新の支払情報を課金サーバ700から受信し、支払済みを確認した上で更新要求するので、利用料金が未納である場合のライセンス更新を防止することができる。
なお、本実施の形態では、更新要求を受信した管理装置200が、ライセンス管理サーバ300からライセンスを取得し、複合機100に送信する構成としているがこれに限定されるものではない。例えば、管理装置500側でライセンス管理サーバ300からライセンスを取得し、仲介装置200に更新要求とともにライセンスを送信するように構成することもできる。
(実施の形態2)
実施の形態1のライセンス管理システム1では、管理装置500は、仲介装置200を介して、複合機100からライセンス期限切れを受信したり、更新要求を複合機100に送信したりしていた。これに対し、本実施の形態2では、管理装置500は、仲介装置200を介さずに直接、複合機100と各種送受信を行うものである。
図11は、実施の形態2のライセンス管理システム2のネットワーク構成図である。本実施の形態では、図11に示すように、管理装置500と、課金サーバ700と、ソフトウェア配信サーバ400と、ライセンス管理サーバ300と、Webサーバ600と、複合機1600(1600a、1600b、1600c)とがネットワーク80に接続された構成となっており、仲介装置を設けない構成となっている。
ここで、ソフトウェア配信サーバ400と、ライセンス管理サーバ300と、Webサーバ600と、課金サーバ700との構成については実施の形態1と同様である。ただし、管理装置500は、複合機1600から直接、機器情報およびライセンス期限切れを受信し、また、更新要求を複合機1600に直接送信する。
次に、複合機1600について説明する。図12は、実施の形態2にかかる複合機1600の機能的構成を示すブロック図である。図12に示すように、複合機1600は、白黒レーザプリンタ(B&W LP)101と、カラーレーザプリンタ(Color LP)102と、HDD103と、スキャナ、ファクシミリ、メモリなどのその他ハードウェアリソース104、通信I/F(インターフェース)105を有するとともに、プラットホーム120と、アプリケーション130とから構成されるソフトウェア群110とを備えている。
本実施の形態の複合機1600では、HDD103に、機器情報や、ソフトウェア配信サーバ400からダウンロードしたアプリケーションのソフトウェアパッケージ、ファームウェアパッケージ、パッケージ情報、インストール処理の動作指示を示す指示情報、およびライセンス管理サーバ300からダウンロードアプリケーションのライセンスファイルが保存される。また、このHDD103に、インストール処理の進行状態が記録される。
プラットホーム120は、アプリケーションからの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生させるコントロールサービス130と、一または複数のハードウェア資源の管理を行い、コントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(SRM)123と、汎用OS121とを有する。
コントロールサービスは、複数のサービスモジュールから形成され、SCS(システムコントロールサービス)122と、ECS(エンジンコントロールサービス)124と、MCS(メモリコントロールサービス)125と、OCS(オペレーションパネルコントロールサービス)126と、FCS(ファックスコントロールサービス)127と、NCS(ネットワークコントロールサービス)128と、NRS(ニューリモートサービス)129と、アプリインストール制御サービス131と、から構成される。このプラットホーム120は、あらかじめ定義された関数により前記アプリケーション130から処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタフェース(API)を有する。
汎用OS121は、UNIX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステムであり、プラットホーム120並びにアプリケーション130の各ソフトウェアをそれぞれプロセスとして並列実行する。
SRM123のプロセスは、SCS122とともにシステムの制御およびリソースの管理を行うものである。SRM123のプロセスは、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン、メモリ、HDDファイル、ホストI/O(セントロI/F、ネットワークI/F、IEEE1394 I/F、RS232C I/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求にしたがって調停を行い、実行制御する。
具体的には、このSRM123は、要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判断し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に伝える。また、SRM123は、上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンにより紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施している。
SCS122のプロセスは、アプリ管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、リソース管理、割り込みアプリ制御などを行う。
ECS124のプロセスは、白黒レーザプリンタ(B&W LP)101、カラーレーザプリンタ(Color LP)102、スキャナ、ファクシミリなどからなるハードウェアリソース104のエンジンの制御を行う。
MCS125のプロセスは、画像メモリの取得および解放、ハードディスク装置(HDD)の利用、画像データの圧縮および伸張などを行う。
FCS127のプロセスは、システムコントローラの各アプリ層からPSTN/ISDN網を利用したファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読みとり、ファクシミリ受信印刷、融合送受信を行うためのAPIを提供する。
NCS128のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するためのプロセスであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからデータをネットワーク側に送信したりする際の仲介を行う。
OCS126のプロセスは、オペレータ(利用者)と本体制御間の情報伝達手段となるオペレーションパネル(操作パネル)の制御を行う。OCS126は、オペレーションパネルからキー押下(またはタッチ操作)をキーイベントとして取得し、取得したキーに対応したキーイベント関数をSCS122に送信するOCSプロセスの部分と、アプリケーション130またはコントロールサービスからの要求によりオペレーションパネルに各種画面を描画出力する描画関数やその他オペレーションパネルに対する制御を行う関数などがあらかじめ登録されたOCSライブラリの部分とから構成される。このOCSライブラリは、アプリケーション130およびコントロールサービスの各モジュールにリンクされて実装されている。なお、OCS126のすべてをプロセスとして動作させるように構成しても良く、あるいはOCS126のすべてをOCSライブラリとして構成しても良い。
アプリインストール制御サービス131のプロセスは、複合機1600にインストールされているアプリケーション等のソフトウェアに関する情報や機器の情報を機器情報として一定期間ごとに管理装置500に送信する。アプリインストール制御サービス131のプロセスは、管理装置500からインストール要求を受信した場合、ソフトウェア配信サーバ400に対して、インストール要求で指定されたプロダクトIDのソフトウェアの配信要求を行って、ソフトウェア配信サーバ400からインストール対象のソフトウェアを受信し、インストールする。また、アプリインストール制御サービス131のプロセスは、管理装置500からインストール要求を受信した場合、ライセンス管理サーバ300に対して、インストール要求で指定されたプロダクトIDのソフトウェアのライセンスを要求し、ライセンス管理サーバ300からライセンスを取得する。
また、アプリインストール制御サービス131のプロセスは、インストールしたソフトウェアのライセンス期限切れを検知し、検知した場合、管理装置500にライセンス期限切れを送信する。また、アプリインストール制御サービス131のプロセスは、管理装置500から更新要求を受信した場合に、ライセンス管理サーバ300からライセンスを取得し、ライセンスを更新する。
NRS129のプロセスは、ネットワークを介してデータを送受信する際のデータの変換を行う等のネットワークを介した機器遠隔管理に関する機能及びスケジューラ機能を有している。
アプリケーション130は、ページ記述言語(PDL)、PCLおよびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ111と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ112と、ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ113と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ114と、ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ115と、工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ116と、インターネットに接続されたPC等のクライアント端末に対してWEBサーバ(httpサーバ)として動作し、クライアント端末上で動作するWEBブラウザに各種画面を表示するWEBアプリ117とを有している。
アプリケーション130の各プロセス、コントロールサービスの各プロセスは、関数呼び出しとその戻り値送信およびメッセージの送受信によってプロセス間通信を行いながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを実現している。
このように、実施の形態2にかかる複合機1600には、複数のアプリケーション130および複数のコントロールサービスが存在し、いずれもプロセスとして動作している。そして、これらの各プロセス内部には、一または複数のスレッドが生成されて、スレッド単位の並列実行が行われる。そして、コントロールサービスがアプリケーション130に対し共通サービスを提供しており、このため、これらの多数のプロセスが並列動作、およびスレッドの並列動作を行って互いにプロセス間通信を行って協調動作をしながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを提供するようになっている。
また、複合機1600には、複合機1600の顧客、サードベンダなどの第三者がコントロールサービス層の上のアプリケーション層に外部アプリ172を開発して搭載することが可能となっている。この外部アプリ172は、アプリインストール制御サービス131によりソフトウェア配信サーバ400からダウンロードしてインストールされたアプリケーションであり、図12は、アプリケーションが実行されている状態を示している。
なお、実施の形態2にかかる複合機1600では、複数のアプリケーション130のプロセスと複数のコントロールサービスのプロセスとが動作しているが、アプリケーション130とコントロールサービスのプロセスとがそれぞれ単一の構成とすることも可能である。また、各アプリケーション130は、アプリケーションごとに追加または削除することができる。すなわち、上述したように、外部アプリ172をインストール可能であり、かつアンインストールも可能となっている。
次に、このように構成された実施の形態2のライセンス管理システム2によるライセンス更新処理について説明する。図13は、実施の形態2のライセンス更新処理の流れを示すシーケンス図である。
複合機1600は、ライセンス期限切れを検知すると(ステップS40)、ライセンス期限切れを管理装置500に送信する(ステップS41)。管理装置500は、複合機1600からライセンス期限切れを受信すると、複合機1600にライセンス更新の設定を変更する指示を送信する(ステップS42)。複合機1600は、ライセンス更新の設定を変更する指示を受信すると、ライセンス更新の設定を変更する(ステップS43)。具体的には、複合機1600に設定されているライセンスの自動更新を手動更新に変更する。
ステップS44の支払情報の要求からステップS47の更新可否判断までの処理は実施の形態1と同様に行われる。更新可否の判断により、更新可能と判断された場合は、管理装置500は、複合機1600に更新要求を送信する(ステップS48)。
複合機1600は、更新要求を受信すると、ライセンス管理サーバ300にライセンス送信を要求する(ステップS49)。ライセンス管理サーバ300は、複合機1600からライセンス送信の要求を受信すると、複合機1600にライセンスを送信する(ステップS50)。
複合機1600は、ライセンス管理サーバ300からライセンスを受信すると、HDD103に保存されているライセンスを更新する(ステップS51)。
このように、本実施の形態によれば、管理装置500は、ライセンス期限切れを受信した際に、ライセンス期限切れにかかる複合機1600の最新の支払情報を課金サーバ700から受信し、支払済みを確認した上で更新要求するので、利用料金が未納である場合のライセンス更新を防止することができる。
なお、実施の形態2では、更新要求を受信した複合機1600が、ライセンス管理サーバ300からライセンスを取得し、ライセンスを更新しているが、これに限定されるものではない。例えば、管理装置500側でライセンス管理サーバ300からライセンスを取得し、更新要求とともに取得したライセンスを送信するように構成することもできる。
図14は、実施の形態1および2にかかる複合機1600のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機1600は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機1600全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)103とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、複合機1600の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部20はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、複合機1600で実行されるライセンス更新プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上記実施の形態の複合機1600で実行されるライセンス更新プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上記実施の形態の複合機1600で実行されるライセンス更新プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施の形態の複合機1600で実行されるライセンス更新プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
上記実施の形態の複合機1600で実行されるライセンス更新プログラムは、上述した各部(更新設定指示部、支払情報取得・更新部、更新可否判断部、更新要求部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからライセンス更新プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、更新設定指示部、支払情報取得・更新部、更新可否判断部、更新要求部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態は、複合機1600のアプリケーションのソフトウェアのインストールについて説明したが、アプリケーション以外のソフトウェアにも適用可能である。
また、上記実施の形態の管理装置500、ソフトウェア配信サーバ400、ライセンス管理サーバ300およびWebサーバ600は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
また、上記実施の形態の管理装置500で実行される更新可否判断プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上記実施の形態の管理装置500で実行される更新可否判断プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施の形態の管理装置500で実行される更新可否判断プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上記実施の形態の管理装置500で実行される更新可否判断プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上記実施の形態の管理装置500で実行される更新可否判断プログラムは、上述した機能的構成の各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記録媒体からソフトウェア配信プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1、2 ライセンス管理システム
100、1600 複合機
101 白黒レーザプリンタ
102 カラーレーザプリンタ
103 HDD
104 その他ハードウェアリソース
105 通信I/F
110 ソフトウェア群
112 コピーアプリ
113 ファックスアプリ
114 スキャナアプリ
115 ネットファイルアプリ
116 工程検査アプリ
117 WEBアプリ
172 外部アプリ
120 プラットホーム
121 汎用OS
122 SCS
123 SRM
124 ECS
125 MCS
126 OCS
127 FCS
128 NCS
129 NRS
130 アプリケーション
131 アプリインストール制御サービス
200 仲介装置
300 ライセンス管理サーバ
400 ソフトウェア配信サーバ
500 管理装置
600 Webサーバ
700 課金サーバ
特開2006−235963号公報

Claims (10)

  1. 接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システムであって、
    前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている支払情報を最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新部と、
    前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置から、該一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を該一の画像処理装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定部と、
    前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記一の画像処理装置に前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求部と
    を備えることを特徴とするライセンス管理システム。
  2. 前記更新要求部からの前記ソフトウェアのライセンスの更新の要求に基づいて前記一の画像処理装置が送信するライセンス送信の要求を受信すると、該一の画像処理装置にライセンスを送信するライセンス送信部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のライセンス管理システム。
  3. 前記支払情報更新部は、前記一の画像処理装置から前記通知を受信すると、前記記憶部に記憶されている支払情報を最新の支払状況に基づいて更新すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のライセンス管理システム。
  4. 仲介装置を介して接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システムであって、
    前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている支払情報を、最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新部と、
    前記仲介装置から、前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を前記仲介装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定部と、
    前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記仲介装置に前記一の画像処理装置の前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求部と
    を備えることを特徴とするライセンス管理システム。
  5. 前記更新要求部からの前記ソフトウェアのライセンスの更新の要求に基づいて前記仲介装置が送信するライセンス送信の要求を受信すると、前記仲介装置にライセンスを送信するライセンス送信部
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のライセンス管理システム。
  6. 前記支払情報更新部は、前記仲介装置から前記通知を受信すると、前記記憶部に記憶されている支払情報を最新の支払状況に基づいて更新すること
    を特徴とする請求項4又は5に記載のライセンス管理システム。
  7. 接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスをコンピュータにより管理するライセンス管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
    前記記憶部に記憶されている支払情報を最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新ステップと、
    前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置から、該一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を該一の画像処理装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定ステップと、
    前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記一の画像処理装置に前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求ステップと
    を実行することを特徴とするライセンス管理方法。
  8. 仲介装置を介して接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスをコンピュータにより管理するライセンス管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
    前記記憶部に記憶されている支払情報を、最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新ステップと、
    前記仲介装置から、前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を前記仲介装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定ステップと、
    前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記仲介装置に前記一の画像処理装置の前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求ステップと
    を実行することを特徴とするライセンス管理方法。
  9. 接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システムとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータは、前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
    前記コンピュータを、
    前記記憶部に記憶されている支払情報を最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新部と、
    前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置から、該一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を該一の画像処理装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定部と、
    前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記一の画像処理装置に前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求部と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 仲介装置を介して接続される複数の画像処理装置それぞれにインストールされているソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システムとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータは、前記複数の画像処理装置毎に、該画像処理装置を識別する識別情報と該画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアの利用料金が支払い済みかを示す支払情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
    前記コンピュータを、
    前記記憶部に記憶されている支払情報を、最新の支払状況に基づいて更新する支払情報更新部と、
    前記仲介装置から、前記複数の画像処理装置のうち一の画像処理装置にインストールされている前記ソフトウェアのライセンスが期限切れである旨の通知を受信すると、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を変更する指示を前記仲介装置に送信することにより、該一の画像処理装置のライセンス更新の設定を、ライセンスの有効期限が到来した時点で自動的に新たな有効期限を有するライセンスに更新する第1の設定から、当該ライセンス管理システムで個別にライセンスの更新可否を判断することにより新たな有効期限を有するライセンスに更新する第2の設定に変更させる更新設定部と、
    前記記憶部に記憶されている支払情報のうち、前記一の画像処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶されている支払情報が支払い済みであるとき、前記仲介装置に前記一の画像処理装置の前記ソフトウェアのライセンスの更新を要求する更新要求部と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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