JP6009337B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Description
この台紙なしのラベル連続体は、表面に印刷等が施されるとともに、裏面に粘着剤層が形成され、さらに、ラベル連続体から一片のラベルを正確に切離できるように所定の間隔でミシン目等の脆弱切離部が形成されている。
そして、従来、構造が複雑で、ラベル貼付装置に組み込んだ場合に装置が大型化する問題点があった分離装置を、貼付機構に配設したニップローラと、押切片とで構成することができ、ラベル貼付装置を小型化することができる。
また、貼付機構の往行移動によって前記伝動ベルトとニップローラの回転軸との当接状態を解除してニップローラの回転軸をフリーにすることにより、切離されたラベルを被貼付物に対して貼付する際に、ニップローラがフリーになり、ラベル連続体の送り機構の影響を受けないため、ラベルの貼り付けを円滑に行うことができる。
このラベル貼付装置Laは、ラベル供給側本体1に装着した所定の間隔で形成された脆弱切離部を有する台紙なしのラベル連続体L0から一片のラベルLを脆弱切離部において切離し、切離されたラベルLを被貼付物Wに対して貼付機構2によって押し付けるようにして貼付するようにしたものである。
また、ラベル連続体L0から一片のラベルLを切離する機構を、貼付機構2に配設したニップローラ3と、押切片4とで構成することができ、ラベル貼付装置Laを小型化することができる。
この場合、1つのニップローラ、例えば、ニップローラ3aに別途設けた駆動機構から回転駆動力を伝達し、他のニップローラ3b、3cは、ニップローラ3aに従動又はフリーに回転するようにする。
また、ニップローラ3は、逆回転しないように、適宜の逆回転防止機構を付設することが好ましい。
これにより、貼付機構2に、従来のラベル貼付装置に必須であった吸引機構等のラベル保持機構を設ける必要がなくなり、装置の構造を簡略化することができる。
この場合、伝動ベルト61には、ラベル連続体L0の送り機構5に好適に用いられるタイミングベルト52、53ではなく、すべりを許容する平ベルトや丸ベルトを用いることができる。
これにより、ニップローラ3aの回転駆動力にラベル連続体L0の送り機構5のモータMの駆動力を利用することができ、駆動機構を簡略化できるとともに、ラベル連続体L0の送り機構5の駆動とニップローラ3の回転駆動とを容易に同期することができる。
また、図5(b)に示すように、切離されたラベルLを被貼付物Wに対して貼付するために貼付機構2の往行移動させると、貼付機構2の往行移動によって伝動ベルト61とニップローラ3aの回転軸31との当接状態が解除されてニップローラ3aの回転軸31をフリーにするようにしている。
これにより、切離されたラベルLを被貼付物Wに対して貼付する際に、ニップローラ3がフリーになり、ニップローラ3がラベル連続体L0の送り機構5の影響を受けないため、ラベルLの貼り付けを円滑に行うことができる。
なお、印字機構7の配置位置や印字する範囲等によって、送り機構5に、必要に応じて、逆送機能を持たせることができる。
La ラベル貼付装置
L0 ラベル連続体
L ラベル
W 被貼付物
1 ラベル供給側本体
2 貼付機構
21 シリンダ
22 ガイド板
23 ラベル貼付ローラ
3 ニップローラ
4 押切片
5 送り機構
51 回転駆動軸
6 ニップローラの駆動機構
61 伝動ベルト
62a 駆動プーリ
62b 従動プーリ
7 印字機構
71 印字ヘッド
72 プラテンローラ
Claims (3)
- ラベル供給側本体に装着した所定の間隔で形成された脆弱切離部を有する台紙なしのラベル連続体から一片のラベルを前記脆弱切離部において切離し、該切離されたラベルを被貼付物に対して貼付機構によって押し付けるようにして貼付するようにしたラベル貼付装置おいて、前記貼付機構を、ラベル供給側本体に対して、供給されるラベル連続体のラベル面と直交する方向に往復移動可能に配設するとともに、該貼付機構側に、ラベル供給側本体から供給されるラベル連続体を挟持するニップローラと、該ニップローラに挟持されることによってラベル供給側本体との間に架け渡されたラベル連続体に対して貼付機構の往行移動によって張力を付与して前記脆弱切離部を押し切るようにして一片のラベルを切離する押切片とを配設したことを特徴とするラベル貼付装置。
- 前記ニップローラが、切離されたラベルの少なくとも先端部が被貼付物に貼付されるまで、当該ラベルを挟持するようにしたことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
- ラベル供給側本体に配設したラベル連続体の送り機構の回転駆動軸に配設した駆動プーリと従動プーリとの間に架設した伝動ベルトを、貼付機構が待機位置にあるときに、ニップローラの回転軸に当接させて、該ニップローラの回転軸を送り機構と連動して回転駆動するようにするとともに、貼付機構の往行移動によって前記伝動ベルトとニップローラの回転軸との当接状態を解除してニップローラの回転軸をフリーにすることを特徴とする請求項1又は2記載のラベル貼付装置。
Priority Applications (1)
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JP2012269078A JP6009337B2 (ja) | 2012-12-10 | 2012-12-10 | ラベル貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012269078A JP6009337B2 (ja) | 2012-12-10 | 2012-12-10 | ラベル貼付装置 |
Publications (2)
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JP2014114040A JP2014114040A (ja) | 2014-06-26 |
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Family
ID=51170499
Family Applications (1)
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2012
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