JP6007072B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
(1) パッキンと、該パッキンが内部に挿入されて装着されるハウジングと、を備え、
前記パッキンは、環状に形成された樹脂製のパッキン本体部と、該パッキン本体部における前記挿入時における前記ハウジング側の端部の外周面から環状に突設された、前記パッキン本体部よりも剛性が高い樹脂により形成された樹脂リング部と、を有し、
前記ハウジングは、前記パッキンの挿入方向に延びる第1の面と該挿入方向と垂直な方向に延びる第2の面と前記第1の面と対向して前記挿入方向に延びる第3の面とを内部に有する筒状に形成されたハウジング本体部と、該ハウジング本体部の筒状側面に設けられたロックアームと、を有し、
前記パッキン本体部が前記第1の面及び第2の面に接触し且つ前記樹脂リング部が前記第3の面に接触した状態で、前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されることにより、前記パッキンが前記ハウジングに組み付けられるコネクタであって、
前記パッキン本体部の内周面のうちの、前記挿入時における前記ハウジング側の端部には、該端部に向けて拡径するテーパ部が形成され、
前記ハウジング本体部の前記第1の面と前記第2の面との連結部分には、前記挿入時に前記テーパ部が乗り上げる傾斜部が形成され、
前記パッキン本体部の内周面には、前記挿入方向の1箇所のみにて周方向に沿う凹部が形成され、
前記パッキン本体部の内周面における前記テーパ部及び前記凹部以外は、周方向の全域に亘って前記挿入方向において平坦な面であり、前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されている時点においては、前記平坦な面が前記第1の面に接触する、
こと。
(2) パッキンと、該パッキンが内部に挿入されて装着されるハウジングと、を備え、
前記パッキンは、環状に形成された樹脂製のパッキン本体部と、該パッキン本体部の外周面から環状に突設された、前記パッキン本体部よりも剛性が高い樹脂により形成された樹脂リング部と、を有し、
前記ハウジングは、前記パッキンの挿入方向に延びる第1の面と該挿入方向と垂直な方向に延びる第2の面とを内部に有する筒状に形成されたハウジング本体部と、該ハウジング本体部の筒状側面に設けられたロックアームと、を有し、
前記パッキン本体部が前記第1の面及び第2の面に接触した状態で、前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されることにより、前記パッキンが前記ハウジングに組み付けられるコネクタであって、
前記パッキン本体部の内周面のうちの、前記挿入時における前記ハウジング側の端部には、該端部に向けて拡径するテーパ部が形成され、
前記ハウジング本体部の前記第1の面と前記第2の面との連結部分には、前記挿入時に前記テーパ部が乗り上げる傾斜部が形成され、
前記パッキン本体部の内周面には、凹部が形成され、
前記ハウジング本体部の前記第1の面には、前記装着時において前記凹部に係止される凸部が形成されている、
こと。
(3) 上記(2)の構成のコネクタであって、
前記凹部が、前記パッキン本体部の内周面に、周方向に沿って形成されている、
こと。
(4) 上記(2)又は(3)の構成のコネクタであって、
前記ハウジング本体部は、前記第1の面と対向して前記挿入方向に延びる第3の面を更
に有し、
前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されている時点においては、前記樹
脂リング部が前記第3の面に接触する、
こと。
上記(2)の構成のコネクタでは、パッキン本体部に形成された凹部に第1の面に形成された凸部が係止されているため、相手方コネクタとの挿抜時における相手方コネクタのハウジングによるパッキン本体部の引き摺りの発生を抑制することができる。これにより、特に、コネクタを相手方コネクタから取り外す際に、パッキンが相手方コネクタのハウジングによって引き摺られて脱落することを防止できる。このため、相手方コネクタと再度接続したときでも、パッキンによる防水性を確実に確保できる。
上記(3)の構成のコネクタでは、凹部がパッキン本体部の内周面に周方向に沿って形成されているため、ハウジングの傾斜部からの押圧力によるパッキン本体部の先端の浮き上がりを全周に亘って安定的に防止できる。
上記(4)の構成のコネクタでは、パッキンがハウジングに組み付けられている状態では、パッキン本体部よりも剛性が高い樹脂により形成された樹脂リング部が、第1の面と対向して挿入方向に延びる第3の面に接触している。このために、パッキン本体部の拾いテーパ部に作用した押圧力が、樹脂リングが形成されている外周側に逃げられず、先端側へ伝達され易い。上記(4)のコネクタによれば、このような場合であっても、パッキン本体部に形成された薄肉部分で当該押圧力を吸収できるため、パッキン本体部の先端が浮き上がることを抑制できる。
これにより、ハウジング21に対してパッキン11が挿入される際に拾いテーパ部15が傾斜部28に乗り上げて拾いテーパ部15に押圧力が作用した場合に、パッキン本体部12が凹部17の形成箇所における薄肉部分で弾性変形することより、当該押圧力が吸収される。このため、当該押圧力が作用することによってパッキン本体部12の挿入方向における先端が第1の面26から離間して浮き上がることを抑制できる。この結果、ハウジング21に対して相手方コネクタが挿入される際に相手方コネクタが浮き上がっている当該先端に当接してパッキン本体部12が変形してしまい、ハウジング21と相手方コネクタとの嵌合が上手くいかず、ハウジング21と相手方コネクタとの間の防水に失敗することを防止できる。
この結果、本実施形態に係るコネクタ10によれば、良好な防水性を確保することが可能なコネクタを提供できる。
これにより、相手方コネクタとの挿抜時における相手方コネクタのハウジング41によるパッキン本体部12の引き摺りの発生を抑制することができる。これにより、特に、コネクタ10を相手方コネクタから取り外す際に、パッキン11が相手方コネクタのハウジング41によって引き摺られて脱落することを防止できる。このため、相手方コネクタと再度接続したときでも、パッキン11による防水性を確実に確保できる。
これにより、ハウジング21の傾斜部28からの押圧力によるパッキン本体部12の先端の浮き上がりを全周に亘って安定的に防止できる。
このため、パッキン本体部12の拾いテーパ部15に作用した押圧力が、樹脂リング部13が形成されている外周側に逃げられず、先端側へ伝達され易い。本実施形態に係るコネクタ10によれば、このような場合であっても、パッキン本体部12に形成された薄肉部分で当該押圧力を吸収できるため、パッキン本体部12の先端が浮き上がることを抑制できる。
11:パッキン
12:パッキン本体部
13:樹脂リング部
15:拾いテーパ部
17:凹部
21:ハウジング
22:ハウジング本体部
26:第1の面
27:第2の面
28:傾斜部
29:第3の面
31:ロックアーム
32:凸部
Claims (4)
- パッキンと、該パッキンが内部に挿入されて装着されるハウジングと、を備え、
前記パッキンは、環状に形成された樹脂製のパッキン本体部と、該パッキン本体部における前記挿入時における前記ハウジング側の端部の外周面から環状に突設された、前記パッキン本体部よりも剛性が高い樹脂により形成された樹脂リング部と、を有し、
前記ハウジングは、前記パッキンの挿入方向に延びる第1の面と該挿入方向と垂直な方向に延びる第2の面と前記第1の面と対向して前記挿入方向に延びる第3の面とを内部に有する筒状に形成されたハウジング本体部と、該ハウジング本体部の筒状側面に設けられたロックアームと、を有し、
前記パッキン本体部が前記第1の面及び第2の面に接触し且つ前記樹脂リング部が前記第3の面に接触した状態で、前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されることにより、前記パッキンが前記ハウジングに組み付けられるコネクタであって、
前記パッキン本体部の内周面のうちの、前記挿入時における前記ハウジング側の端部には、該端部に向けて拡径するテーパ部が形成され、
前記ハウジング本体部の前記第1の面と前記第2の面との連結部分には、前記挿入時に前記テーパ部が乗り上げる傾斜部が形成され、
前記パッキン本体部の内周面には、前記挿入方向の1箇所のみにて周方向に沿う凹部が形成され、
前記パッキン本体部の内周面における前記テーパ部及び前記凹部以外は、周方向の全域に亘って前記挿入方向において平坦な面であり、前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されている時点においては、前記平坦な面が前記第1の面に接触する、
ことを特徴とするコネクタ。 - パッキンと、該パッキンが内部に挿入されて装着されるハウジングと、を備え、
前記パッキンは、環状に形成された樹脂製のパッキン本体部と、該パッキン本体部の外周面から環状に突設された、前記パッキン本体部よりも剛性が高い樹脂により形成された樹脂リング部と、を有し、
前記ハウジングは、前記パッキンの挿入方向に延びる第1の面と該挿入方向と垂直な方向に延びる第2の面とを内部に有する筒状に形成されたハウジング本体部と、該ハウジング本体部の筒状側面に設けられたロックアームと、を有し、
前記パッキン本体部が前記第1の面及び第2の面に接触した状態で、前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されることにより、前記パッキンが前記ハウジングに組み付けられるコネクタであって、
前記パッキン本体部の内周面のうちの、前記挿入時における前記ハウジング側の端部には、該端部に向けて拡径するテーパ部が形成され、
前記ハウジング本体部の前記第1の面と前記第2の面との連結部分には、前記挿入時に前記テーパ部が乗り上げる傾斜部が形成され、
前記パッキン本体部の内周面には、凹部が形成され、
前記ハウジング本体部の前記第1の面には、前記装着時において前記凹部に係止される凸部が形成されている、
ことを特徴とするコネクタ。 - 前記凹部が、前記パッキン本体部の内周面に、周方向に沿って形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。 - 前記ハウジング本体部は、前記第1の面と対向して前記挿入方向に延びる第3の面を更に有し、
前記樹脂リング部の一部が前記ロックアームに係止されている時点においては、前記樹脂リング部が前記第3の面に接触する、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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