JP6005409B2 - 冗長型レゾルバ装置 - Google Patents
冗長型レゾルバ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6005409B2 JP6005409B2 JP2012134895A JP2012134895A JP6005409B2 JP 6005409 B2 JP6005409 B2 JP 6005409B2 JP 2012134895 A JP2012134895 A JP 2012134895A JP 2012134895 A JP2012134895 A JP 2012134895A JP 6005409 B2 JP6005409 B2 JP 6005409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- resolver
- coefficient
- excitation signal
- sample timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 99
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
ω2=k1×ω1
ω3=k2×ω2 但し、k1,k2:2以上の整数
とし、サンプルタイミング信号のサンプルタイミングをi(i=0,1,2,3,…)、第1及び第2の係数をn1i,n2iとした時、
とした時、
ω2=k1×ω1 但し、k1:2以上の偶数
ω3=k2×ω2 k2:2以上の整数
とし、サンプルタイミング信号のサンプルタイミングをi(i=0,1,2,3,…)、第1及び第2の係数をn1i,n2iとし、sign[ ]を、
ω2=k1×ω1 但し、k1:2以上の整数
とし、さらに第2の励磁信号の周波数ω2とサンプルタイミング信号の周波数ω3の関係を、
ω3=k2×ω2 但し、k2:2以上の整数
とする。また、サンプルタイミング信号のサンプルタイミングをi(i=0,1,2,3,…)で表した時、係数生成器14が生成する第1の係数n1i及び係数生成器24が生成する第2の係数n2iは位相差をφとし、
(1−1)レゾルバ11
励磁信号をAcos(ω1t)(Aは振幅)とする。レゾルバ出力はsin出力とcos出力の2つがあり、下記となる。
cos出力:Bcosθcos(ω1t)
θはレゾルバ角度であり、Bは励磁信号の振幅Aにレゾルバ変圧比を掛けたものである。
ω3=k1×k2×ω1
であり、励磁信号の周波数ω1のk1×k2倍となる。従って、サンプルタイミング間隔は励磁信号の1周期をT1とすると、T1/(k1×k2)となる。これを角度(rad)で表すと、2π/(k1×k2)となり、各iでのサンプルタイミングは、{2π/(k1×k2)}×iとなる。
(Bsinθ・cosφ/2)×k1×k2
となる。レゾルバ11のcos出力も同様の処理により、フィルタ16のcos出力は、
(Bcosθ・cosφ/2)×k1×k2
となる。フィルタ16の出力の値は、sin出力はsinθに、cos出力はcosθに比例しており、
(1−2)レゾルバ21
基本的にレゾルバ11と同じであるが、励磁信号の周波数ω2とサンプルタイミング信号の周波数ω3の関係が異なる。
cos出力:Bcosθcos(ω2t)
サンプルタイミング信号の周波数ω3は励磁信号の周波数ω2のk2倍であり、サンプルタイミング間隔は励磁信号の1周期をT2とすると、T2/k2となる。これを角度(rad)で表すと、2π/k2となり、各iでのサンプルタイミングは、(2π/k2)×iとなる。
(Bsinθ・cosφ/2)×k2
となる。レゾルバ21のcos出力も同様の処理により、フィルタ26のcos出力は、
(Bcosθ・cosφ/2)×k2
となる。角度計算器27は、
(2−1)レゾルバ11
レゾルバ出力は下記となる。
cos出力:Bcosθcos(ω1t)+Ccos(ω2t)
Ccos(ω2t)はレゾルバ21の励磁信号による干渉成分であり、Cは振幅である。信号成分は(1−1)項の場合と同じなので、以下、干渉成分のみを考える。
(2−2)レゾルバ21
レゾルバ出力は下記となる。
cos出力:Bcosθcos(ω2t)+Ccos(ω1t)
Ccos(ω1t)はレゾルバ11の励磁信号による干渉成分であり、Cは振幅である。信号成分は(1−2)項の場合と同じなので、以下、干渉成分のみを考える。
次に、上述した(1−1),(1−2),(2−1),(2−2)項の内容を数値例をもとに具体的に説明する。
(3−1)レゾルバ11(磁気干渉がない場合)
レゾルバ11のsin出力の振幅Bsinθは2×sin30°=1となり、cos出力の振幅Bcosθは2×cos30°=√3となる。sin出力を図2に示す。サンプルタイミング信号の周波数ω3はk1×k2×ω1=4×ω1であるから、1周期当たり4回のサンプリングが行われる。サンプルタイミングを図2中に●で示す。波形1周期分のサンプリング結果(A/Dコンバータ出力)は図4の表1に示したようになる。なお、2周期目以降(i=4以降)はi=0〜3の値の繰り返しとなる。
(3−2)レゾルバ21(磁気干渉がない場合)
レゾルバ21のsin出力の振幅Bsinθは2×sin30°=1となり、cos出力の振幅Bcosθは2×cos30°=√3となる。sin出力を図5に示す。サンプルタイミング信号の周波数ω3はk2×ω2=2×ω2であるから、1周期当たり2回のサンプリングが行われる。サンプルタイミングを図5中に●で示す。波形1周期分のサンプリング結果(A/Dコンバータ出力)は図7の表2に示したようになる。なお、2周期目以降(i=2以降)はi=0,1の値の繰り返しとなる。
(4−1)レゾルバ11(磁気干渉がある場合)
干渉成分Ccos(ω2t)の振幅CをC=1とする。干渉成分を図8に示す。サンプルタイミングは図2と同じであり、図8中に●で示す。波形2周期分のサンプリング結果(A/Dコンバータ出力)は図9の表3に示したようになる。なお、干渉成分はi=0,1で1周期であるが、係数n1i(図3参照)がi=0〜3の繰り返しであるため、2周期分を示す。係数n1iは図4の表1と同じであり、図9の表3に示したようになる。2周期目以降(i=4以降)はi=0〜3の値の繰り返しとなる。
(4−2)レゾルバ21(磁気干渉がある場合)
干渉成分Ccos(ω1t)の振幅CをC=1とする。干渉成分を図10に示す。サンプルタイミングは図5と同じであり、図10中に●で示す。波形1周期分のサンプリング結果(A/Dコンバータ出力)は図11の表4に示したようになる。係数n2iは図7の表2と同じであるが、干渉成分がi=0〜3で1周期であるため、2周期分を示す。係数n2iは図11の表4に示したようになる。
13,23 A/Dコンバータ 14,24 係数生成器
15,25 乗算器 16,26 フィルタ
17,27 角度計算器 18,28 切替器
18a 2の補数生成器 18b 0生成器
31 クロック発生器 32 カウンタ
33 サンプルタイミング生成器
Claims (3)
- レゾルバを2つ有する冗長型レゾルバ装置であって、
第1のレゾルバの励磁コイルに供給する第1の励磁信号を生成する第1の励磁信号生成器と、
第2のレゾルバの励磁コイルに供給する第2の励磁信号を前記第1の励磁信号に同期して生成する第2の励磁信号生成器と、
前記第1のレゾルバの出力をA/D変換する第1のA/Dコンバータと、
第1の係数を算出する第1の係数生成器と、
前記第1のA/Dコンバータの出力と前記第1の係数を乗算する第1の乗算器と、
前記第1の乗算器の出力を加算する第1のフィルタと、
前記第1のフィルタの出力から角度を計算する第1の角度計算器と、
前記第2のレゾルバの出力をA/D変換する第2のA/Dコンバータと、
第2の係数を算出する第2の係数生成器と、
前記第2のA/Dコンバータの出力と前記第2の係数を乗算する第2の乗算器と、
前記第2の乗算器の出力を加算する第2のフィルタと、
前記第2のフィルタの出力から角度を計算する第2の角度計算器と、
前記第1及び第2のA/Dコンバータのサンプルタイミング信号を前記第1の励磁信号に同期して生成するサンプルタイミング生成器とを備え、
前記第1及び第2の励磁信号の周波数をω1,ω2とし、前記サンプルタイミング信号の周波数をω3とした時、
ω2=k1×ω1
ω3=k2×ω2 但し、k1,k2:2以上の整数
とされ、
前記サンプルタイミング信号のサンプルタイミングをi(i=0,1,2,3,…)、前記第1及び第2の係数をn1i,n2iとした時、
- レゾルバを2つ有する冗長型レゾルバ装置であって、
第1のレゾルバの励磁コイルに供給する第1の励磁信号を生成する第1の励磁信号生成器と、
第2のレゾルバの励磁コイルに供給する第2の励磁信号を前記第1の励磁信号に同期して生成する第2の励磁信号生成器と、
前記第1のレゾルバの出力をA/D変換する第1のA/Dコンバータと、
第1の係数を算出する第1の係数生成器と、
前記第1の係数に基づき、前記第1のA/Dコンバータの出力の符号を切り替える第1の切替器と、
前記第1の切替器の出力を加算する第1のフィルタと、
前記第1のフィルタの出力から角度を計算する第1の角度計算器と、
前記第2のレゾルバの出力をA/D変換する第2のA/Dコンバータと、
第2の係数を算出する第2の係数生成器と、
前記第2の係数に基づき、前記第2のA/Dコンバータの出力の符号を切り替える第2の切替器と、
前記第2の切替器の出力を加算する第2のフィルタと、
前記第2のフィルタの出力から角度を計算する第2の角度計算器と、
前記第1及び第2のA/Dコンバータのサンプルタイミング信号を前記第1の励磁信号に同期して生成するサンプルタイミング生成器とを備え、
前記第1及び第2の励磁信号の周波数をω1,ω2とし、前記サンプルタイミング信号の周波数をω3とした時、
ω2=k1×ω1 但し、k1:2以上の偶数
ω3=k2×ω2 k2:2以上の整数
とされ、
前記サンプルタイミング信号のサンプルタイミングをi(i=0,1,2,3,…)、前記第1及び第2の係数をn1i,n2iとし、sign[ ]を、
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012134895A JP6005409B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 冗長型レゾルバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012134895A JP6005409B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 冗長型レゾルバ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013257284A JP2013257284A (ja) | 2013-12-26 |
JP6005409B2 true JP6005409B2 (ja) | 2016-10-12 |
Family
ID=49953828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012134895A Expired - Fee Related JP6005409B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 冗長型レゾルバ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6005409B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2021171392A1 (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-02 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113330281B (zh) * | 2019-01-25 | 2023-06-02 | 三菱电机株式会社 | 角度检测装置 |
JP2020167898A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日本電産エレシス株式会社 | モータ制御装置、操舵アクチュエータ用モータ制御装置および操舵アクチュエータシステム |
CN112649019A (zh) * | 2019-10-13 | 2021-04-13 | 九江精密测试技术研究所 | 一种小体积高精度旋转变压器角度解算电路 |
CN115151789A (zh) * | 2020-02-26 | 2022-10-04 | 三菱电机株式会社 | 旋转变压器的异常检测装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002039795A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Samutaku Kk | レゾルバおよび、レゾルバの断線検出方法 |
JP2008216142A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Toyota Motor Corp | 回転角検出装置 |
JP5173962B2 (ja) * | 2009-08-06 | 2013-04-03 | 三菱電機株式会社 | レゾルバ/デジタル変換装置およびレゾルバ/デジタル変換方法 |
-
2012
- 2012-06-14 JP JP2012134895A patent/JP6005409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2021171392A1 (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-02 | ||
JP7195478B2 (ja) | 2020-02-26 | 2022-12-23 | 三菱電機株式会社 | レゾルバの異常検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013257284A (ja) | 2013-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6005409B2 (ja) | 冗長型レゾルバ装置 | |
Hao et al. | A measuring method of the single-phase AC frequency, phase, and reactive power based on the Hilbert filtering | |
JP2012163543A (ja) | 周波数検出装置 | |
JP2012159396A (ja) | 角度検出装置 | |
US9194897B2 (en) | Electronic watt-hour meter and electronic watt-hour measuring method | |
JP6961209B2 (ja) | アナログ信号のディジタル変換方法 | |
JP6425298B1 (ja) | 位相分析回路 | |
TW201538992A (zh) | 電路斷路器 | |
US8924179B2 (en) | Assembly and method for determining an angular position | |
JP6454965B2 (ja) | 回転角検出装置及び回転角検出装置の異常を検出する方法 | |
WO2016147426A1 (ja) | 交流信号解析装置、交流信号解析方法及び記録媒体 | |
JP2016208340A (ja) | ロックインアンプ | |
Damdoum et al. | Detection of faulty incremental encoder in a DFIM-based variable speed pump-turbine unit | |
JP5823785B2 (ja) | 回転角度検出装置 | |
JP3624415B2 (ja) | インバータ装置用位相同期方法 | |
JP2011149915A (ja) | 同期検定装置 | |
JP6022817B2 (ja) | バリアブルリラクタンス型レゾルバ及び回転角検出装置 | |
JP6283791B2 (ja) | シンクロ信号のデジタル変換方法及び装置 | |
Neto et al. | Robust positive-sequence detector algorithm | |
JP5361658B2 (ja) | レゾルバデジタルコンバータ | |
CN102608385B (zh) | 变压器原边电流获取方法及装置 | |
JP4814136B2 (ja) | 信号処理方法および信号処理装置 | |
JP2009288070A (ja) | 交流電力測定装置 | |
JPH07225250A (ja) | 位相検出装置 | |
JPH0419511A (ja) | 回転角度検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160907 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6005409 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |