JP6005403B2 - 系統安定化装置及び系統安定化装置の制御方法 - Google Patents
系統安定化装置及び系統安定化装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6005403B2 JP6005403B2 JP2012122522A JP2012122522A JP6005403B2 JP 6005403 B2 JP6005403 B2 JP 6005403B2 JP 2012122522 A JP2012122522 A JP 2012122522A JP 2012122522 A JP2012122522 A JP 2012122522A JP 6005403 B2 JP6005403 B2 JP 6005403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- information
- circuit
- control target
- terminal device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
(1)電気系統で想定される事故地点及び事故様相と、その事故が起こった際に安定度を維持するために必要な制御対象機器を記憶する記憶部。
(2)電力系統からの情報に基づいて安定度計算を行い、この計算に基づいて前記記憶部に記憶されている制御機器を選択し、その選択結果を出力する演算部。
(3)電力系統からの情報に基づいて、制御対象機器が制御できるか否かを判定し、その判定結果を制御判定結果として出力する制御可否判定回路。
(4)前記演算部からの選択結果と前記制御可否判定回路からの制御判定結果を入力し、演算部で選択された制御対象機器が前記制御可否判定回路において制御「否」と判定された場合に、その制御対象機器の代わりの制御対象機器を選択する代替選択し、その代替選択結果を出力する代替選択回路。
(5)選択結果及び代替選択結果を記憶する選択結果テーブル。
(6)電力系統の保護装置からの事故情報を入力し、その事故情報に基づいて事故種別を判定し、事故種別情報として出力する制御判定回路。
(7)前記制御判定回路から前記事故種別情報を入力し、前記選択結果テーブルに記憶してある選択結果または代替選択結果から該当する制御対象機器を選択し、その制御対象機器を選択結果として出力する選択回路。
(8)前記選択回路から入力した制御対象機器に対して、系統制御を実施する制御信号を出力する制御出力回路。
[1−1.構成]
第1の実施形態に係る系統安定化装置を、図1を参照しつつ、詳細に説明する。図1は、
本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
を抽出し、ロジック回路に入力する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力の情報、
を抽出し、ロジック回路に入力する。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統での系統変化が起った際に、次のように安定化の制御を実施する。図4は、本実施形態の作用を示す概略図である。
中央演算装置2の演算部21には、前述したとおり電力系統4の情報及び電力系統4に設けられた制御機器の情報が入力される。初めに、演算部21に入力する情報を電力系統4の情報(1)とする。演算部21では、電力系統4の情報(1)を用いて安定度(1)の計算を行う。安定度の計算は、所定の周期で行われる。1回の安定度の計算に5〜10分係る場合、安定度の計算の周期は、5〜10分である。
演算制御装置3は、電力系統4において事故が発生した場合に、事故により変化した電力系統の情報に基づく選択結果が計算されるまでは、選択テーブルに記憶されている選択結果の代替選択をし、この代替選択結果に基づいて制御を実施するために制御指令を出力する。
以上のような構成を有する本実施形態の系統安定化装置は、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器の制御を実施する。すなわち、電力系統の情報(2)に基づく安定度の計算中に事故が発生した場合には、安定度(2)の計算が終了した後に、安定度(3)を求めることになる。事故発生直後から、この安定度(3)の計算結果が終了し、その安定度(3)に基づいた被制御対象の選択結果が選択されるまでは、代替選択結果(a)を制御実施する機器に対して制御指令(a)を出力する。この制御指令(a)によって対象となる制御対象の遮断を実施し、事故後の電力系統を安定な状態に維持する。
以上のような、本実施形態の系統安定化装置は、電力系統での事故が発生すると各制御対象機器4aの制御が可能か否かの判定を行う。選択結果11aで選択済みの制御対象機器4aのうち制御ができないと判定された制御対象機器4aがある場合には、その制御対象機器4aについて速やかに代替選択することができる。これによって、高精度な安定度計算の延長で、制御可否条件の変化を選択結果に高速に反映することが可能となる。
[2−1.構成]
第2の実施形態は、第1の実施形態の系統安定化装置に、端末装置6を1つ以上加えたものである。第2の実施形態に係る系統安定化装置を、図5を参照しつつ、詳細に説明する。図5は、本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統4での事故により系統変化が起った際には、第1の実施形態と同様に、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器4aの制御を実施する。安定度に基づく制御指令は、第1の実施形態と同様に行われる。
以上のような、本実施形態の系統安定化装置によれば、制御対象機器4aが複数の電気所に設置された機器であっても、第1の実施形態と同様の効果を奏することが可能である。すなわち、電力系統での事故により、選択結果11aで選択済みの制御対象機器4aについて、制御対象使用条件が「使用」から「不使用」に変化することにより制御「可」が不成立となった場合でも、その代わりとなる制御対象機器4aを速やかに代替選択することができる。これによって、高精度な安定度計算の延長で、制御可否条件の変化を選択結果に高速に反映することが可能となる。
[3−1.構成]
第3の実施形態に係る系統安定化装置を、図6を参照しつつ、詳細に説明する。図6は、本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。第3の実施形態は、第2の実施形態の系統安定化装置の端末装置6の構成を変更したものである。第3の実施形態では、前記第2の実施形態と同様な構成を有する部分もあるため、重複する部分についての説明は省略する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末装置使用条件、
を制御可否判定回路32に出力する。また、受信した情報のうち、
(5)事故情報、
については、制御判定回路35に出力する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末使用条件、
を抽出し、ロジック回路に入力する。ロジック回路では、制御対象使用条件「使用」、遮断器情報「入」、発電機出力「一定以上」、且つ、端末装置使用条件「使用」の場合に、制御対象となる発電機の制御が「可」であると判定する。一方、制御対象使用条件「不使用」、遮断器情報「遮断」、発電機出力「一定値未満」及び端末装置使用条件「ロック」のうち少なくとも1つでも該当する場合に制御対象となる発電機の制御が「否」であると判定する。制御の「可」「否」は、制御判定結果33aとして出力する。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統4での事故により系統変化が起った際には、第1の実施形態と同様に、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器4aの制御を実施する。安定度に基づく制御指令は、第1の実施形態と同様に行われる。
本実施形態によれば、前記各実施形態の効果に加えて、制御対象機器の状態に基づく「端末装置使用条件」により端末装置毎が「使用」及び「ロック」であるかを判定する。これにより、端末装置6が「ロック」と判定された場合には、その端末に属する制御対象機器の制御を「否」とすることができ、制御可否判定回路での判定を素早く行うことが可能となる。
[4−1.構成]
第4の実施形態に係る系統安定化装置を、図8を参照しつつ、詳細に説明する。図8は、本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。第4の実施形態は、第3の実施形態の系統安定化装置の端末装置6の構成を変更したものである。第4の実施形態では、前記第3の実施形態と同様な構成を有する部分もあるため、重複する部分についての説明は省略する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末装置使用条件、
(5)端末装置不良情報、
を制御可否判定回路32に出力する。また、受信した情報のうち、
(6)事故情報、
については、制御判定回路35に出力する。制御可否判定回路32では、入力した情報に基づき、制御可否判定回路32内部のロジック回路において、制御対象機器の制御が可能であるか否かを判定する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末使用条件、
(5)端末装置不良情報、
を抽出し、ロジック回路に入力する。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統4での事故により系統変化が起った際には、第1の実施形態と同様に、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器4aの制御を実施する。安定度に基づく制御指令は、第1の実施形態と同様に行われる。
本実施形態によれば、前記各実施形態の効果に加えて、端末装置6の不良を検出することにより、制御対象機器の制御の可否を判定することができる。すなわち、端末の不良を検出することにより、その端末に属する制御対象機器の制御を「否」とすることができ、制御可否判定回路での判定を素早く行うことが可能となる。
[5−1.構成]
第5の実施形態に係る系統安定化装置を、図10を参照しつつ、詳細に説明する。図10は、本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。第5の実施形態は、第4の実施形態の系統安定化装置の端末装置6及び送信回路61の構成を変更したものである。第5の実施形態では、前記第4の実施形態と同様な構成を有する部分もあるため、重複する部分についての説明は省略する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末装置使用条件、
(5)端末装置不良情報、
(6)入力部監視不良情報、
を制御可否判定回路32に出力する。また、受信した情報のうち、
(7)事故情報、
については、制御判定回路35に出力する。制御可否判定回路32では、入力した情報に基づき、制御可否判定回路32内部のロジック回路において、制御対象機器の制御が可能であるか否かを判定する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末使用条件、
(5)端末装置不良情報、
(6)入力部監視不良情報、
を抽出し、ロジック回路に入力する。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統4での事故により系統変化が起った際には、第1の実施形態と同様に、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器4aの制御を実施する。安定度に基づく制御指令は、第1の実施形態と同様に行われる。
本実施形態によれば、前記各実施形態の効果に加えて、入力部監視不良情報により端末装置6の入力部の状態を監視する。この監視は、入力部も受けられた端子毎に行われるため、端子1つに対して「不良」と判定された場合でも、他の端子に属する制御対象機器の制御が「否」と判定されない。そのため、入力部の不具合による代替選択の範囲の極小化することができると共に、代替選択の際に候補として選択される制御対象機器の数の減少を抑制することができる。
[6−1.構成]
第6の実施形態に係る系統安定化装置を、図12を参照しつつ、詳細に説明する。図12は、本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。第6の実施形態は、第4の実施形態の演算制御装置3の受信回路31の構成を変更したものである。第6の実施形態では、前記第4の実施形態と同様な構成を有する部分もあるため、重複する部分についての説明は省略する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末使用条件、
(5)端末装置不良情報、
を抽出し、ロジック回路に入力する。同時に、監視回路39からの、
(6)上がり伝送不良情報、
をロジック回路に入力する。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統4での事故により系統変化が起った際には、第1の実施形態と同様に、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器4aの制御を実施する。安定度に基づく制御指令は、第1の実施形態と同様に行われる。
本実施形態によれば、前記各実施形態の効果に加えて、「上がり伝送不良情報」により、端末装置6からの伝送情報状態に基づいて、制御対象機器の制御の可否を判定することができる。これにより、制御可否判定回路での判定を素早く行うことが可能となる。
[7−1.構成]
第7の実施形態に係る系統安定化装置を、図14を参照しつつ、詳細に説明する。図14は、本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。第7の実施形態は、第6の実施形態の端末回路6の受信回路62と演算制御装置3の受信回路31の構成を変更したものである。第7の実施形態では、前記第6の実施形態と同様な構成を有する部分もあるため、重複する部分についての説明は省略する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末装置使用条件、
(5)端末装置不良情報、
(6)入力部監視不良情報、
(7)下り伝送不良情報、
を制御可否判定回路32に出力する。また、受信した情報のうち、
(8)事故情報、
については、制御判定回路35に出力する。制御可否判定回路32では、入力した情報に基づき、制御可否判定回路32内部のロジック回路において、制御対象機器の制御が可能であるか否かを判定する。
(1)制御対象使用条件、
(2)遮断器情報、
(3)発電機出力、
(4)端末装置使用条件、
(5)端末装置不良情報、
(6) 下り伝送不良情報、
を抽出し、ロジック回路に入力する。同時に、監視回路29からの
(7)上がり伝送不良情報、
をロジック回路に入力する。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統4での事故により系統変化が起った際には、第1の実施形態と同様に、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器4aの制御を実施する。この安定度に基づく制御指令は、第1の実施形態と同様に行われる。
本実施形態によれば、前記各実施形態の効果に加えて、「下り伝送不良情報」により、端末装置6からの伝送情報状態に基づいて、制御対象機器の制御の可否を判定することができる。これにより、制御可否判定回路での判定を素早く行うことが可能となる。
[8−1.構成]
第8の実施形態に係る系統安定化装置を、図16を参照しつつ、詳細に説明する。図16は、本実施形態に係る安定化装置を示すブロック図である。第8の実施形態は、第7の実施形態の中央演算装置の構成を変更したものである。第7の実施形態では、前記第4の実施形態と同様な構成を有する部分もあるため、重複する部分についての説明は省略する。
以上のような構成を有する系統安定化装置では、電力系統4での事故により系統変化が起った際には、第1の実施形態と同様に、安定度に基づく制御指令と代替選択に基づく制御指令とを組み合わせて、制御対象機器4aの制御を実施する。この安定度に基づく制御指令は、第1の実施形態と同様に行われる。
本実施形態によれば、前記各実施形態の効果に加えて、選択結果において選択済みの制御対象機器4aが選択できなく場合に備えて、代替選択の優先度及び優先条件を定める。これによって、代替選択時に、代りとなる制御対象機器4aを効率良く選択することができるので、従来技術での安定サイドの多め制御ではなく、高精度な安定度計算の延長で、制御可否条件の変化を選択結果に高速に反映することが可能となる。
なお、本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、制御可否判定回路32、代替選択回路33、制御判定回路35、選択回路36、制御出力回路37、送信回路38、監視回路39、送信回路61、受信回路62、端末使用可否判定回路63、監視回路64においては、各回路と同様の機能をソフトウェアやプログラム等を利用することにより実現しても良い。すなわち、本願の請求項においては、回路と表現されている構成要素においては、回路に限定されることなく、回路と同等の作用を奏する部材に置換することもできる。
2…中央演算装置
21…演算部
21a…選択結果
22…記憶部
3…演算制御装置
31…受信回路
32…制御可否判定回路
33…代替選択回路
33a…代替選択結果
34…選択結果テーブル
35…制御判定回路
36…選択回路
37…制御出力回路
38…送信回路
38a…制御指令
39…監視回路
5…保護装置
5a…事故情報
6…端末装置
61…送信回路
62…受信回路
63…端末使用可否判定回路
64…監視回路
Claims (9)
- 電力系統の系統事故発生時に電力系統を安定化させるための安定化制御を行う系統安定化装置において、
電気系統で想定される事故が起こった際に安定度を維持するために必要な制御対象機器を記憶する記憶部と、
電力系統からの情報に基づいて安定度計算を行い、この計算に基づいて前記記憶部に記憶されている制御機器を選択し、その選択結果を出力する演算部と、
電力系統からの情報に基づいて、制御対象機器が制御できるか否かを判定し、その判定結果を制御判定結果として出力する制御可否判定回路と、
前記選択結果と前記制御判定結果を入力し、その選択結果で選択された制御対象機器が前記制御可否判定回路において制御「否」と判定された場合に、その制御対象機器の代わりの制御対象機器を選択する代替選択し、その代替選択結果を出力する代替選択回路と、
前記選択結果及び前記代替選択結果を記憶する選択結果テーブルと、
電力系統の保護装置からの事故情報を入力し、その事故情報に基づいて事故種別を判定し、事故種別情報として出力する制御判定回路と、
前記制御判定回路から前記事故種別情報を入力し、前記選択結果テーブルに記憶してある選択結果または代替選択結果から該当する制御対象機器を選択し、その制御対象機器を選択結果として出力する選択回路と、
前記選択回路から入力した制御対象機器に対して、系統制御を実施する制御信号を出力する制御出力回路と、
を備えたことを特徴とする系統安定化装置。 - 電力系統から制御対象使用条件、遮断器情報、電気量及び事故情報を入力し、送信回路により演算制御装置に対して出力する送信回路と、
前記演算制御装置から出力された制御指令を入力し、その制御指令を電力系統の制御機器に対して転送する受信回路と、を有する端末装置を備え、
前記制御可否判定回路は、前記制御対象使用条件に基づいて制御対象機器が制御できるか否かを判定し、
前記制御判定回路は、前記端末装置が出力した事故情報に基づいて事故種別を判定することを特徴とする請求項1に記載の系統安定化装置。 - 前記端末装置は、当該端末装置に接続する制御対象機器が使用可能であるか否かを判定し、その結果を端末装置使用条件として出力する端末使用可否判定部を備え、
送信回路は、制御対象使用条件、遮断器情報、電気量、端末装置使用条件及び事故情報を演算制御装置に対して出力し、
前記制御可否判定回路は、前記制御対象使用条件及び端末装置使用条件に基づいて制御対象機器が制御できるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の系統安定化装置。 - 前記端末装置は、当該端末装置の不良を検出し、その結果を端末装置不良情報として出力する監視回路を備え、
制御対象使用条件、遮断器情報、電気量、端末装置使用条件、端末装置不良情報及び事故情報を送信回路により演算制御装置に対して出力し、
前記制御可否判定回路では、前記制御対象使用条件、端末装置使用条件及び端末装置不良情報に基づいて前記制御対象機器が制御できるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の系統安定化装置。 - 前記端末装置は、前記制御対象機器と接続する当該端末装置の入力部の不良を検出し、その結果を入力部監視不良情報として出力する監視回路を備え、
制御対象使用条件、遮断器情報、電気量、端末装置使用条件、端末装置不良情報、入力部監視不良情報及び事故情報を送信回路により演算制御装置に対して出力し、
前記制御可否判定回路では、前記制御対象使用条件、端末装置使用条件、端末装置不良情報及び入力部監視不良情報に基づいて前記制御対象機器が制御できるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の系統安定化装置。 - 前記演算制御装置は、受信回路と監視回路とを備え、
前記監視回路は、前記受信回路から出力された信号に伝送不良があるか否かを判定し、その結果を上がり伝送不良情報として出力し、
前記制御可否判定回路では、前記制御対象使用条件、端末装置使用条件、端末装置不良情報及び上がり伝送不良情報に基づいて前記制御対象機器が制御できるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の系統安定化装置。 - 前記端末装置の前記監視回路は、当該端末の受信回路より出力された伝送不良情報より伝送不良を検出し、その結果を下り伝送不良情報として前記送信回路に対して出力し、
前記送信回路は、制御対象使用条件、遮断器情報、電気量、端末装置使用条件、端末装置不良情報、入力部監視不良情報、下り伝送不良情報及び事故情報を演算制御装置に対して出力し、
前記制御可否判定回路では、前記制御対象使用条件、端末装置使用条件、端末装置不良情報、上がり伝送不良情報及び下り伝送不良情報に基づいて前記制御対象機器が制御できるか否かを判定することを特徴とする請求項6に記載の系統安定化装置。 - 前記演算部は、演算結果で選択した制御機器の制御が「否」と判定された場合に、代替選択の優先条件を指定する代替選択優先テーブルを作成し、代替選択回路に対して出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の系統安定化装置。
- 電力系統の系統事故発生時に電力系統を安定化させるための安定化制御を行う系統安定化装置の制御方法において、
電力系統からの情報に基づいて安定度計算を行い、この安定度を維持するために必要な制御対象機器を選択し、その選択結果を出力する演算ステップと、
電力系統からの情報に基づいて、制御対象機器が制御できるか否かを判定し、制御判定結果として出力する制御可否判定ステップと、
前記選択結果と、前記制御判定結果を入力し、その選択結果で選択された制御対象機器が前記制御可否判定ステップにおいて制御「否」と判定された場合に、その制御対象機器の代わりの制御対象機器を選択する代替選択し、その代替選択結果を出力する代替選択ステップと、
前記選択結果及び前記代替選択結果を記憶する選択結果記憶ステップと、
電力系統の保護装置からの事故情報を入力し、その事故情報に基づいて事故種別を判定し、事故種別情報として出力するする制御判定ステップと、
前記事故種別情報を入力し、前記選択結果または前記代替選択結果から該当する選択結果を選択し、それらの選択結果で選択された制御対象機器に対する制御信号を出力する選択ステップと、
前記制御信号に従って系統制御を実施する制御出力ステップと、
を備えたことを特徴とする系統安定化装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012122522A JP6005403B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 系統安定化装置及び系統安定化装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012122522A JP6005403B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 系統安定化装置及び系統安定化装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013247842A JP2013247842A (ja) | 2013-12-09 |
JP6005403B2 true JP6005403B2 (ja) | 2016-10-12 |
Family
ID=49847216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012122522A Active JP6005403B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 系統安定化装置及び系統安定化装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6005403B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101773454B1 (ko) * | 2010-08-06 | 2017-08-31 | 풀 부르스 에스.에이. | 분배 슈트 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6847808B2 (ja) * | 2017-10-19 | 2021-03-24 | 株式会社東芝 | 需給調整システム、需給調整方法及び需給調整プログラム |
JP7225072B2 (ja) * | 2019-10-02 | 2023-02-20 | 株式会社東芝 | 系統安定化システム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07298498A (ja) * | 1994-04-25 | 1995-11-10 | Hitachi Ltd | 電力系統の安定化方法および装置 |
JP3497295B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2004-02-16 | 株式会社日立製作所 | 電力系統安定化方法および装置 |
JP4094206B2 (ja) * | 2000-06-07 | 2008-06-04 | 株式会社日立製作所 | 電力系統安定化装置 |
JP2001352680A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Hitachi Ltd | 系統安定化制御方法 |
JP2004328864A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Tm T & D Kk | 系統安定化装置 |
JP2010183759A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Toshiba Corp | 系統安定化装置 |
-
2012
- 2012-05-29 JP JP2012122522A patent/JP6005403B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101773454B1 (ko) * | 2010-08-06 | 2017-08-31 | 풀 부르스 에스.에이. | 분배 슈트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013247842A (ja) | 2013-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2862252B1 (en) | A power bay protection device and a method for protecting power bays | |
JP6119383B2 (ja) | 電力供給システム及び電力の需給調整方法 | |
CA3068231C (en) | Communication-based permissive protection scheme for power distribution networks | |
JP6005403B2 (ja) | 系統安定化装置及び系統安定化装置の制御方法 | |
CN109274078A (zh) | 一种安全稳定控制装置的线路故障稳控判据方法、装置及设备 | |
JP2017017832A (ja) | サーバー装置 | |
Fani et al. | A fault-clearing algorithm supporting the MAS-based protection schemes | |
EP2549609A2 (en) | Protection coordination system with current limiter | |
CN105098747A (zh) | 故障电流限制器 | |
KR101618627B1 (ko) | 전력계통에서 거리 계전기의 동작 협조 방법, 이를 수행하기 위한 기록 매체 및 시스템 | |
JP2017169360A (ja) | 系統擾乱時の運転継続制御装置及びその運転継続制御方法 | |
JP2011097797A (ja) | ループ系統の保護システム | |
JP5075590B2 (ja) | 母線地絡保護継電装置および順序遮断方法 | |
JP2017060249A (ja) | 系統安定化システム | |
KR101549583B1 (ko) | 부하 전원의 이중화 구성을 위한 링 리엑터 장치 | |
JP5383580B2 (ja) | 遮断器制御装置 | |
JP2013215051A (ja) | 発電設備制御システム及びシステム制御方法 | |
JP2012157133A (ja) | 遮断制御装置、遮断制御プログラム、遮断制御方法 | |
JP6540082B2 (ja) | 単独運転発電所の制御システムおよび制御プログラム | |
CN106684840B (zh) | 一种直流极控制系统中直流保护均不可用时出口方法 | |
JP2014017947A (ja) | ネットワークプロテクタ | |
JP2005312180A (ja) | ディジタル保護リレーシステム | |
JP6219085B2 (ja) | 電力系統安定化システムおよび電力系統安定化方法 | |
JP2013162614A (ja) | Ngr自動投入システム | |
KR20200025391A (ko) | 디지털보호계전기 내부연산오류에 의한 오동작을 방지하는 비율차동보호 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160229 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160315 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160907 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6005403 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |