JP6004962B2 - エポキシ化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
アルキルグリシジルエーテル等を始めとしたエポキシ化合物は、クロロヒドリンと当量以上のアルカリ剤(水酸化ナトリウム等)を用いてクロロヒドリンを閉環反応させることにより製造されている(例えば特許文献1の段落番号0019-0021)。
このように、目的とするエポキシ化合物の加水分解を抑制できる製造方法は従来知られていない。
本発明におけるクロロヒドリンの閉環反応工程は、アルカリ剤及びアルカリ金属塩を用いてクロロヒドリンの閉環反応を行い、エポキシ化合物を含有する反応生成物を得る工程である。より詳しくは、アルカリ金属塩を添加することによって特定のアルカリ金属塩濃度に調整したアルカリ剤水溶液とクロロヒドリンを接触させることによって、クロロヒドリンを閉環反応させ、エポキシ化合物を含有する混合物を得る工程である。閉環反応工程では、反応の進行に伴って、アルカリ金属塩が生成するが、本発明は、別途、アルカリ金属塩を添加することにより、化学量論的に生成するアルカリ金属塩の塩濃度よりも高い塩濃度の下に反応を進めることに特徴がある。
クロロヒドリンは、下記一般式(I)で表されるものである。
R1の炭素数は、本発明で製造されるエポキシ化合物を容易に分離できるようにする観点から、好ましくは4以上であり、より好ましくは6以上であり、更に好ましくは8以上である。
R1の炭素数は、本発明で製造されるエポキシ化合物を容易に分離できるようにする観点及び当該エポキシ化合物を原料とした界面活性剤の洗浄性の観点から、好ましくは22以下であり、より好ましくは18以下であり、更に好ましくは14以下であり、更に好ましくは12以下である。
より好ましくは(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ペンチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ヘキシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−エチルヘキシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−オクチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−デシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−イソデシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ドデシルエーテルが挙げられる。
前記クロロヒドリンエーテルは特許文献1等に記載された公知の方法によって製造することができる。
前記反応初期又は反応開始時における、混合物中のクロロヒドリンの含有量は、エポキシ化合物の生産性の観点から、好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは10質量%以上であり、更に好ましくは20質量%以上であり、更に好ましくは30質量%以上である。
前記反応初期又は反応開始時における、混合物中のクロロヒドリンの含有量は、副生成物の生成抑制の観点から、好ましくは90質量%以下であり、より好ましくは70質量%以下であり、更に好ましくは50質量%以下であり、更に好ましくは40質量%以下である。
クロロヒドリンの閉環反応に用いるアルカリ剤としては、エポキシ化合物の製造において慣用されているものであれば特に制限はされないが、経済性及び入手容易性の観点からアルカリ金属の水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化リチウムから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムが更に好ましく、水酸化ナトリウムが更に好ましい。
また、アルカリ剤は、水溶液の状態で添加してクロロヒドリンと接触される。
またアルカリ剤水溶液中のアルカリ剤の濃度は、エポキシ化合物の生産効率の観点から1質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、8質量%以上が更に好ましい。また、アルカリ剤水溶液中のアルカリ剤の濃度は、エポキシ化合物の生産効率並びに製造設備への負荷及び環境負荷の観点から、好ましくは1〜20質量%であって、より好ましくは5〜15質量%、更に好ましくは8〜12質量%であり、更に好ましくは8〜10質量%であり、更に好ましくは8〜9.5質量%である。
また、環境負荷を低減する観点から、工場等の生産設備から、具体的にはクロロヒドリンの閉環反応工程から排出されるアルカリ剤を含有する廃液をアルカリ剤水溶液として使用することができる。この場合、アルカリ剤を上記濃度範囲にするために、別途アルカリ剤を添加、または溶媒を添加することができる。
また、環境負荷を低減する観点から、アルカリ剤を含有する溶液として、クロロヒドリンの閉環反応で排出される液を電気分解処理等してアルカリを生成させた液を用いることができる。
一方、固体の状態で添加する場合は、別途添加される反応系中の水分量を勘案し、上記アルカリ剤の濃度となる様にその添加量を調整すればよい。
上記閉環反応工程の反応初期又は反応開始時における混合物中のアルカリ剤の濃度は、エポキシ化合物収率の観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは5質量%以上である。また設備への負荷、及び環境負荷の観点から好ましくは15質量%以下、より好ましくは12質量%以下であり、更に好ましくは10質量%以下である。
また、アルカリ剤の使用量は、エポキシ化合物の収率並びに設備への負荷、及び環境負荷の観点から、アルカリ剤の有効分として、クロロヒドリン1モルに対して、好ましくは1〜4モル、より好ましくは1.1〜3モル、更に好ましくは1.2〜2モルである。
エポキシ化合物収率の観点から、クロロヒドリン1モルに対して、アルカリ剤の有効分は1モル以上が好ましく、1.1モル以上がより好ましく、1.2モル以上が更に好ましい。またクロロヒドリン1モルに対するアルカリ剤の有効分は、設備への負荷、及び環境負荷の観点から4モル以下が好ましく、3モル以下がより好ましく、2モル以下が更に好ましい。
クロロヒドリンの閉環反応に用いるアルカリ金属塩としては、副生成物であるアルカリ金属塩を利用することで廃水処理での環境負荷を低減する観点から、クロロヒドリンの閉環反応の副生成物と同一であるアルカリ金属塩化物が好ましく、塩化ナトリウム、塩化カリウム及び塩化リチウムから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、塩化ナトリウム及び/又は塩化カリウムが更に好ましく、塩化ナトリウムが更に好ましい。
また、クロロヒドリンの閉環反応に用いるアルカリ金属塩は、反応終了前であれば、いつでも添加することができるが、エポキシ化合物の収率を向上させる観点から、クロロヒドリン残存率が10%以上の時添加することが好ましく、50%以上の時添加することがより好ましく、80%以上の時添加することが更に好ましく、90%以上の時添加することが更に好ましく、100%の時、即ち反応開始以前に添加することが更に好ましい。
ここで、クロロヒドリン残存率とは、次の式で表される。
クロロヒドリン残存率(%)=(閉環反応工程途中におけるクロロヒドリンの含有量/閉環反応工程の反応開始時における混合物中のクロロヒドリンの含有量)×100
従って、前記反応初期とは具体的には、エポキシ化合物の収率を向上させる観点から、クロロヒドリン残存率が好ましくは10%以上、より好ましくは50%以上、更に好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上、更に好ましくは100%である時期である。
また、クロロヒドリンの閉環反応に用いるアルカリ金属塩は、固体の状態で添加することもできるが、エポキシ化合物の生産効率を高める観点から、水等の溶媒に溶解した状態で添加し、クロロヒドリンと接触させることが好ましい。
また、前記アルカリ金属塩は、エポキシ化合物の生産効率を高める観点から、前記のアルカリ剤水溶液に溶解した状態で添加することが好ましい。
閉環反応での目的とする反応生成物であるエポキシ化合物の加水分解を防止し、エポキシ化合物の生産効率を高める観点から、アルカリ剤水溶液中のアルカリ金属塩の含有量は5質量%以上であり、より好ましくは8質量%以上であり、更に好ましくは10質量%以上であり、 閉環反応での混合物及びアルカリ金属水溶液からのアルカリ金属塩の析出を防ぎ、エポキシ化合物の生産効率を高める観点から、アルカリ剤水溶液中のアルカリ金属塩の含有量は、25質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下であり、更に好ましくは17質量%以下である。
目的とする反応生成物であるエポキシ化合物の加水分解を防止し、エポキシ化合物の生産効率を高める観点から、前記反応の反応初期又は反応開始時における混合物中のアルカリ金属塩の含有量は、好ましくは1質量%以上であり、より好ましくは3質量%以上であり、更に好ましくは5質量%以上である。アルカリ金属塩濃度を前記範囲内で増加させることによる前記作用の原因は明らかではないが、エポキシ化合物の水和が塩濃度の上昇により阻害されているためであると考えられる。
また、混合物からのアルカリ金属塩の析出を防ぎ、エポキシ化合物の生産効率を高める観点から、前記反応の反応初期又は反応開始時における混合物中のアルカリ金属塩の含有量は、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下であり、更に好ましくは15質量%以下である。
前記アルカリ金属塩が塩化物であれば、前述のような当該塩化物を含有するアルカリ剤水溶液として、クロロヒドリンの閉環反応で排出される液を添加することができる。この場合、アルカリ金属塩化物を上記濃度範囲にするために、別途アルカリ金属塩化物を添加、又は溶媒を添加することができる。
本発明の製造方法の反応形式は特に限定されないが、回分式、連続式、半回分式等のいずれも適用することができる。本発明の製造方式を回分式にて実施する場合には、反応初期又は反応開始時における回分式反応器内の混合物中の各原料の含有量が前記範囲内となるように原料を添加することが好ましい。一方、本発明の方式を連続式にて実施する場合には、反応器の入口における混合物での各原料の含有量が前記範囲内となるように原料を添加することが好ましい。
反応時間は、仕込んだクロロヒドリンを全て反応させ、副生成物の生成を抑制する観点、並びに生産性の観点から、好ましくは1分間〜20時間、より好ましくは10分間〜10時間である。仕込んだクロロヒドリンを全て反応させ、副生成物の生成を抑制する観点から、反応時間は好ましくは1分間以上、より好ましくは10分間以上である。また、生産性の観点から、反応時間は好ましくは20時間以下であり、より好ましくは10時間以下である。
なお、反応時間とは、回分式反応器の場合には、クロロヒドリン、アルカリ剤、及び必要な溶媒の全てを添加し、かつ混合物の温度が上記の範囲内になった後の時間を意味し、連続式反応器の場合には、反応器内の混合物が反応器内に滞留している時間を意味し、反応器の容積を反応器に供給される単位時間当たりの原料流量で除した値が反応時間に相当する。
前記閉環反応工程で得られた生成物から、静置分離、遠心分離、溶媒抽出、蒸留等の公知の方法によって、エポキシ化合物を含む反応生成物を分離することができる。分離工程での負荷軽減の観点から静置分離又は遠心分離が好ましく、静置分離がより好ましい。
分離工程にてエポキシ化合物を分離した後の溶液は、アルカリ金属塩及びアルカリ剤を含有した水溶液として、そのままの形態で、或いはアルカリ金属塩及び/もしくはアルカリ剤を追加した後、又は電気分解処理等をしてアルカリを生成させた後、閉環反応工程に再利用することができる。
前記の電気分解処理をしてアルカリを生成させる方法としては、無機塩濃度が低減された水を回収できる点でイオン交換膜法、又は隔膜法等がより好ましく、環境負荷低減の観点からイオン交換膜法が更に好ましい。
イオン交換膜法の中でも、アルカリ剤と共に塩酸を併産できる点で、イオン交換膜としてバイポーラ膜を用いる方法が好ましい。
バイポーラ膜とは、アニオン交換膜とカチオン交換膜とが貼り合わされた構造を持つイオン交換膜である。バイポーラ膜のアニオン交換膜側を陽極側に、カチオン交換膜側を陰極側にして電気透析装置に組み込み、直流電圧をかけ直流電流を通すことにより、そのアニオン交換膜−カチオン交換膜界面において、水がイオン解離してH+とOH-を発生する。バイポーラ膜は、株式会社アストム(ネオセプタ膜)等から市販されている。
区画1(12)は、カチオン交換膜(23)とアニオン交換膜(24)との間に画定される区画である。区画2(13)は、区画1(12)を画定する前記カチオン交換膜(23)を隔てて区画1(12)と隣接する区画であって、前記カチオン交換膜(23)と陰極室(10)の一端を構成する第一のバイポーラ膜(25)のアニオン交換膜側(25a)との間に画定される区画である。区画3(14)は、区画1(12)を画定する前記アニオン交換膜(24)を隔てて区画1(12)と隣接する区画であって、前記アニオン交換膜(24)と陽極室(11)の一端を構成する第2のバイポーラ膜(26)のカチオン交換膜(26b)側との間に画定される区画である。
区画2(13)から排出されるアルカリ剤は閉環反応に用いることにより、本発明に係るエポキシ化合物の製造工程外から供給されるアルカリ剤を低減することができる。その結果、環境負荷を低減することができる。
更に、区画3(14)から排出される塩酸は、例えば、反応で生じたアルカリ金属塩を含む廃水を中和するのに利用したり、クロロヒドリンの製造等に用いることにより、本発明にかかる製造工程以外の範囲をも含めた範囲での環境負荷を低減することができる。
図1には区画1、区画2及び区画3をそれぞれ1つ備える電気透析装置を例示したが、図2に示すように、区画1、区画2及び区画3を複数設けて成る電気透析装置を用い得ることは当業者には容易に理解されよう。
<1>一般式(I)で表されるクロロヒドリンを接触させることによりクロロヒドリンを閉環反応させるエポキシ化合物の製造方法であって、閉環反応工程の反応初期又は反応開始時における前記アルカリ剤水溶液中でのアルカリ金属塩の含有量が5質量%以上、25質量%以下であるエポキシ化合物の製造方法。
<2>前記クロロヒドリンは、一般式(I)で表されるクロロヒドリンであり、R1の炭素数が、好ましくは22以下であり、より好ましくは18以下であり、更に好ましくは14以下であり、更に好ましくは12以下である前記<1>に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<3>前記クロロヒドリンは、一般式(I)で表されるクロロヒドリンであり、R1の炭素数が、好ましくは4以上であり、より好ましくは6以上であり、更に好ましくは8以上である前記<1>に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<4>前記クロロヒドリンは、一般式(I)で表されるクロロヒドリンであり、R1の炭素数が、好ましくは4〜22であり、より好ましくは6〜18であり、更に好ましくは8〜14であり、更に好ましくは8〜12である前記<1>に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<5>前記クロロヒドリンが、一般式(I)中のRがR1−O−CH2−で表されるクロロヒドリンである前記<1>〜<4>のいずれかに記載のエポキシ化合物の製造方法。
<6>前記クロロヒドリンは、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ブチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ペンチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−メチルブチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−メチルペンチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ヘキシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−エチルヘキシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−オクチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−メチルオクチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−デシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−イソデシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ドデシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ステアリルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−フェニルエーテル等が挙げられ、より好ましくは(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ペンチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ヘキシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−エチルヘキシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−オクチルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−デシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−イソデシルエーテル、(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−n−ドデシルエーテルであることが好ましい前記<1>〜<5>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<7>前記アルカリ金属塩は、アルカリ金属塩化物が好ましく、塩化ナトリウム、塩化カリウム及び塩化リチウムから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、塩化ナトリウム及び/又は塩化カリウムが更に好ましく、塩化ナトリウムが更に好ましい前記<1>〜<6>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<8>前記アルカリ剤は、アルカリ金属の水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化リチウムから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムが更に好ましく、水酸化ナトリウムが更に好ましい前記<1>〜<7>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<9>前記反応初期又は反応開始時における、出発原料中のクロロヒドリンの含有量が好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは10質量%以上であり、更に好ましくは20質量%以上であり、更に好ましくは30質量%以上である前記<1>〜<8>の何れかに記載のエポキシ化合物の製造方法。
<10>前記反応初期又は反応開始時における、出発原料中のクロロヒドリンの含有量が好ましくは90質量%以下である、より好ましくは70質量%以下であり、更に好ましくは50質量%以下であり、更に好ましくは40質量%以下である前記<1>〜<9>の何れかに記載のエポキシ化合物の製造方法。
<11>前記反応初期又は反応開始時における、出発原料中のクロロヒドリンの含有量が好ましくは5〜90質量%であり、より好ましくは10〜70質量%であり、更に好ましくは20〜50質量%であり、更に好ましくは30〜40質量%である前記<1>〜<8>の何れかに記載のエポキシ化合物の製造方法。
<12>前記反応初期又は反応開始時における、混合物中の前記アルカリ金属塩の含有量が、好ましくは1質量%以上であり、より好ましくは3質量%以上であり、更に好ましくは5質量%以上である前記<1>〜<11>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<13>前記反応初期又は反応開始時における、混合物中の前記アルカリ金属塩の含有量が、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下であり、更に好ましくは15質量%以下である前記<1>〜<12>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<14>前記反応初期又は反応開始時における、混合物中での前記アルカリ金属塩の含有量が、好ましくは1〜25質量%であり、より好ましくは3〜20質量%であり、更に好ましくは5〜15質量%である前記<1>〜<11>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<15>クロロヒドリンの閉環反応に用いる前記アルカリ剤の有効分が、クロロヒドリン1モルに対して好ましくは1〜4モル、より好ましくは1.1〜3モル、更に好ましくは1.2〜2モルである前記<1>〜<14>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<16>前記反応初期又は反応開始時における、混合物中の前記アルカリ剤の有効分の含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは5質量%以上である前記<1>〜<15>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<17>前記反応初期又は反応開始時における、混合物中の前記アルカリ剤の有効分の含有量が、好ましくは15質量%以下、より好ましくは12質量%以下、更に好ましくは10質量%以下である前記<1>〜<16>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<18>前記反応初期又は反応開始時における、混合物中の前記アルカリ剤の有効分の含有量が、好ましくは1〜15質量%、より好ましくは3〜12質量%、更に好ましくは5〜10質量%である前記<1>〜<15>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<19>前記アルカリ剤水溶液中のアルカリ金属塩の含有量が5質量%以上であり、より好ましくは8質量%以上であり、更に好ましくは10質量%以上である前記<1>〜<18>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<20>前記アルカリ剤水溶液中のアルカリ金属塩の含有量が、25質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下であり、更に好ましくは15質量%以下である前記<1>〜<19>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<21>前記アルカリ剤水溶液中のアルカリ金属塩の含有量が5〜25質量%であり、より好ましくは8〜20質量%であリ、更に好ましくは10〜15質量%である前記<1>〜<18>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<22>前記アルカリ剤水溶液中のアルカリ剤の濃度が好ましくは1質量%以上であり、より好ましくは5質量%以上であり、更に好ましくは8質量%以上である前記<1>〜<21>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<23>前記アルカリ剤水溶液中のアルカリ剤の濃度が好ましくは20質量%以下であり、より好ましくは15質量%以下であり、更に好ましくは12質量%以下であり、更に好ましくは10質量%以下であり、更に好ましくは9.5質量%以下である前記<1>〜<22>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
<24>前記アルカリ剤水溶液中のアルカリ剤の濃度が好ましくは1〜20質量%、より好ましくは5〜15質量%、更に好ましくは8〜12質量%であり、更に好ましくは8〜10質量%であり、更に好ましくは8〜9.5質量%である前記<1>〜<21>の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
装置:HEWLETT PACKARD社製、HP6850Series GC System
カラム:Agilent Technologies社製、HP-50+、30m長×0.32mm径×0.25μm膜厚
検出器:FID
昇温条件:50℃(2min保持)→10℃/min→280℃(5min保持)
Injection温度:280℃
Detector温度:280℃
(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−エチルヘキシルエーテルの調製方法を以下に示す。
ガラス製容器に2−エチルヘキサノール5060g、アルミニウムイソプロポキシド27.1g、98%硫酸20.7gを入れ、攪拌下、80〜100℃に調整した後、エピクロロヒドリン2400gを240分かけて滴下して反応を行い、50℃に調整した後に、48%水酸化ナトリウム34.5gを添加し、0.2μm PTFEフィルター(アドバンテック東洋製PTFEメンブランフィルター)を用いて濾過した。
上記反応操作を行うことで(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−エチルヘキシルエーテル71.4%、2−エチルヘキサノール23.3%を含有する反応生成物(以下クロロヒドリン混合物と記す)を調製した。
<製造例2>
(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−ペンチルエーテルの調製方法を以下に示す。
2−エチルヘキサノールの代わりに2−ペンタノールを使用した以外は、製造例1と同様に反応操作を行うことで(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)−2−ペンチルエーテル77.97質量%、2−ペンタノール22.03質量%を含有する混合物(以下クロロヒドリン混合物と記す)を調製した。
ガラス製容器に、製造例1で調製したクロロヒドリン混合物を1274.0gと、水酸化ナトリウムの含有量が10.0%、塩化ナトリウムの含有量が13.0%の水溶液2331.0gとを入れ、攪拌下、液温を85〜95℃に6時間、維持して閉環反応を行い、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル752.8g、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル5.06gを含む反応生成物を得た。
原料として仕込んだ水溶液中の塩化ナトリウムの含有量を6.0%にした以外は実施例1と同じ条件で反応を行った。2−エチルヘキシルグリシジルエーテル747.7g、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル6.5gを含む反応生成物を得た。
原料として仕込んだ水溶液に塩化ナトリウムを添加しなかった以外は実施例1と同じ条件で反応を行った。2−エチルヘキシルグリシジルエーテル745.8g、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル14.3gを含む反応生成物を得た。
実施例1、2及び比較例1の実験条件と結果をまとめて表1に示す。
実施例3
ガラス製容器に、製造例2で調製したクロロヒドリン混合物を70.1gと、水酸化ナトリウムの含有量が10.2%、塩化ナトリウムの含有量が10.0%の水溶液146.0gとを入れ、攪拌下、液温を50〜55度に6時間、維持して閉環反応を行い、2−ペンチルグリシジルエーテル46.9g、2−ペンチルグリセリルエーテル0.4gを含む反応生成物を得た。
原料として仕込んだ水溶液に塩化ナトリウムを添加せず、また仕込み量を表2に示すように変更した以外は実施例3と同じ条件で反応を行った。2−ペンチルグリシジルエーテル45.7g、2−ペンチルグリセリルエーテル0.9gを含む反応生成物を得た。
実施例4
ガラス製容器に、製造例2で調製したクロロヒドリン混合物を60.3gと、水酸化カリウムの含有量が10.0%、塩化カリウムの含有量が18.8%の水溶液174.4gとを入れ、攪拌下、液温を55〜60℃に6時間、維持して閉環反応を行い、2−ペンチルグリシジルエーテル36.9g、2−ペンチルグリセリルエーテル0.7gを含む反応生成物を得た。
実施例5
ガラス製容器に、製造例2で調製したクロロヒドリン混合物を60.2gと、水酸化カリウムの含有量が10.0%、塩化カリウムの含有量が10.3%の水溶液174.6gとを入れ、攪拌下、液温を55〜60℃に6時間、維持して閉環反応を行い、2−ペンチルグリシジルエーテル36.7g、2−ペンチルグリセリルエーテル1.1gを含む反応生成物を得た。
原料として仕込んだ水溶液に塩化カリウムを添加せず、また仕込み量を表2に示すように変更した以外は実施例4と同じ条件で反応を行った。2−ペンチルグリシジルエーテル36.3g、2−ペンチルグリセリルエーテル2.1gを含む反応生成物を得た。
実施例3、4及び5、並びに比較例2、3の実験条件と結果をまとめて表2に示す。
(1)バッチ1
ガラス製容器に、製造例1で調製したクロロヒドリン混合物を500.0gと、水酸化ナトリウムの含有量が8.8%、塩化ナトリウムの含有量が11.5%の水溶液を1033.8gとを入れ、攪拌下、液温を85〜95℃に6時間、維持して閉環反応を行い、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル295.5g、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル2.0gを含む混合物1533.8gを得た。さらに、上記反応生成物を静置して油層と水層を分離し、塩化ナトリウムの含有量が20.0%の水溶液1236.3gを得て、これに10.0%塩酸水溶液221.6gを加えて中和した。
カチオン交換膜(株式会社アストム製商品名ネオセプタCMB、有効面積55cm2)10枚、アニオン交換膜(株式会社アストム製商品名ネオセプタAHA、有効面積55cm2)10枚、バイポーラ膜(株式会社アストム製商品名ネオセプタBP-1E、有効面積55cm2)11枚を、図2に示すように交互に配列させた電気透析装置(株式会社アストム製マイクロアシアイザーEX3B型)の区画1(12)に、上記で得た中和後の塩化ナトリウム水溶液1320.5gを導入した。
ガラス製容器に、製造例1で調製したクロロヒドリン混合物反応生成物を535.9gと、上記(2)で得た水酸化ナトリウム水溶液に塩化ナトリウム127.4gを加えて塩化ナトリウムの含有量を11.5%とした水溶液を入れ、攪拌下、液温を85〜95℃に維持して6時間閉環反応を行い、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル316.7g、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル2.2gを含む混合物反応生成物1643.8gを得た。
実施例6の実験条件と結果をまとめて表3に示す。
ガラス製容器に、製造例2で調製したクロロヒドリン混合物を110.7gと、水酸化ナトリウムの含有量が20.0%、塩化ナトリウムの含有量が10.0%の水溶液を114.6gとを入れ、攪拌下、液温を50〜55℃に維持して6時間閉環反応を行い、2−ペンチルグリシジルエーテル68.8g、2−ペンチルグリセリルエーテル0.3gを含む混合物を得た。
原料として仕込んだ水溶液に塩化ナトリウムを添加しなかった以外は実施例7と同じ条件で反応を行った。2−ペンチルグリシジルエーテル67.9g、2−ペンチルグリセリルエーテル0.5gを含む混合物を得た。
実施例7及び比較例4の実験条件と結果をまとめて表4に示す
Claims (16)
- 反応初期又は反応開始時におけるアルカリ剤水溶液のアルカリ剤濃度が15質量%以下である請求項1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ金属塩を、前記アルカリ金属塩を含有する水溶液として添加する請求項3に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ剤を、前記アルカリ剤を含有する水溶液の状態で添加する請求項3又は4に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ金属塩及び前記アルカリ剤を、前記アルカリ金属塩及び前記アルカリ剤を含有する水溶液として添加する請求項3に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 添加する水溶液中における前記アルカリ金属塩の濃度が、1質量%以上、閉環反応を行う温度における前記アルカリ金属塩の水に対する溶解度以下である請求項4又は6に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 添加する水溶液中の前記アルカリ剤の濃度が、1質量%以上、20質量%以下である請求項5又は6に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記クロロヒドリンが、一般式(I)中のRがR1−O−CH2−で表されるものである請求項1〜8の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ金属塩が塩化物である請求項1〜9の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ金属塩が塩化ナトリウム又は塩化カリウムである請求項10に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ剤が、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムである請求項1〜11の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 閉環反応工程の反応初期又は反応開始時における、混合物中のクロロヒドリンの含有量が5〜90質量%である請求項1〜12の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ金属塩として、クロロヒドリンの閉環反応工程で生じるアルカリ金属の塩化物を使用する請求項1〜13の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記アルカリ剤として、クロロヒドリンの閉環反応工程後に排出される液を電気分解処理することで得られるアルカリ剤を使用する請求項1〜14の何れか1に記載のエポキシ化合物の製造方法。
- 前記の電気分解処理で、イオン交換膜としてバイポーラ膜を用いる請求項15に記載のエポキシ化合物の製造方法。
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