JP6004478B2 - ボール弁付フロート式スチームトラップ - Google Patents

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Description

本発明はフロートを用いて蒸気配管系から復水を自動的に系外へ排出するフロート式スチームトラップにボール弁を一体に組合せたボール弁付フロート式スチームトラップに関する。この型式のスチームトラップは、一時的に多量の復水が発生した場合や空気障害を生じた場合にボール弁を開弁せしめることにより、多量の復水を短時間に排出したり空気障害を解消したりするものである。
ボール弁付フロート式スチームトラップは、例えば、特許文献1に示されたものがある。これは、トラップケーシングに入口と、入口から連通する弁室と、弁口を介して弁室から連通する出口通路と、出口通路から連通する出口とを形成し、弁口を開閉するフロートを弁室内に自由状態で配置すると共に、弁室と出口通路を連通するバイパス通路をトラップケーシングに形成し、バイパス通路の水平方向部にバイパス通路を開閉する水平方向の一字状開口を設けたボール弁を回動自在に設けたものである。
特公平6−68355号公報
上記従来のボール弁付フロート式スチームトラップは、一時的に多量の復水が発生した場合や空気障害を生じた場合にボール弁を開弁せしめることにより、多量の復水を短時間に排出したり空気障害を解消したりするものであるが、自動的に空気障害を解消できない問題がある。
したがって本発明が解決しようとする課題は、自動的に空気障害を解消できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明のボール弁付フロート式スチームトラップは、トラップケーシングに入口と、入口から連通する弁室と、弁口を介して弁室から連通する出口通路と、出口通路から連通する出口とを形成し、弁口を開閉するフロートを弁室内に自由状態で配置すると共に、弁室と出口通路を連通するバイパス通路をトラップケーシングに形成し、バイパス通路の水平方向部にバイパス通路を開閉する水平方向のT字状開口を設けたボール弁を回動自在に設け、バイパス通路のボール弁部に弁室から鉛直上向きに合流する排気通路をトラップケーシングに形成し、排気通路をT字状開口に連通する鉛直上向き開口をボール弁に形成し、排気通路を開閉する温度応動弁を弁室内に配置したことを特徴とするものである。
本発明のボール弁付フロート式スチームトラップは、ボール弁を回動しT字状開口の短開口を出口通路側に位置させて弁室と出口通路を排気通路から鉛直上向き開口と短開口を通して連通させ、排気通路を温度応動弁により開閉することにより、自動的に空気障害を解消できるという優れた効果を生じる。また、ボール弁を回動しT字状開口の長開口の一側を弁室側に他側を出口通路側に位置させて弁室と出口通路を長開口を通して連通させることにより、一時的に多量に発生した復水を短時間に排出できるとともに温度応動弁が開弁できなくなっても空気障害を解消できるという優れた効果を生じる。また、ボール弁を回動しT字状開口の短開口を弁室側に位置させてバイパス通路を遮断することにより、温度応動弁が閉弁できなくなっても蒸気漏洩を生じることがないという優れた効果を生じる。
本発明の実施の形態に係わるボール弁付フロート式スチームトラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1に蓋2をボルト(図示せず)で締結して内部に弁室3を有するトラップケーシングを形成する。本体1の上部に入口4と、入口4と同一軸上に出口5を形成する。入口4は円筒形状のスクリ―ン6を介して弁室3に連通する。弁室3の横に隔壁7で隔てて出口5に連通する出口通路8を形成する。隔壁7の下部に弁口9を開口した弁座部材10をねじ結合し、弁口9を介して弁室3と出口通路8を連通する。弁室3内にステンレス鋼薄板で作った中空の球形フロート11を自由状態で配置する。フロート11は弁室3に溜る復水の水位に応じて浮上降下することにより弁口9を開閉し、弁室3に溜る復水を自動的に排出する。
弁室3と出口通路8を連通するバイパス通路12を本体1の上部から蓋2を通して形成する。バイパス通路12の水平方向部にバイパス通路12を開閉する水平方向のT字状開口13を設けたボール弁14を弁座15,16で挟んで回動操作用の弁軸17により回動自在に配置する。弁座15は蓋2にねじ結合したプラグ18により固定する。プラグ18にバイパス通路12の一部を形成する連通路19を形成する。バイパス通路12のボール弁14に弁室3から鉛直上向きに合流する排気通路20を蓋2の上部に形成する。排気通路20をT字状開口13に連通する鉛直上向き開口21をボール弁14に形成する。排気通路20に排気弁口22を開口した排気弁座23を保持ガイド24を間に挟んでねじ結合し、排気弁口22を介して弁室3と排気通路20を連通する。保持ガイド24に係止するバネ25で温度応動弁26を保持ガイド24に係止する。温度応動弁26はほぼ円板状の密閉体カプセルで図示はしていないが内部に薄板ダイヤフラムと熱膨張収縮液を充填して形成する。ボール弁14は弁軸17を介して回動させることにより、T字状開口13の短開口13aを出口通路8側に位置させて弁室3と出口通路8を排気通路20から鉛直上向き開口21と短開口13aを通して連通させた位置と、T字状開口13の長開口13bの一側を弁室3側に他側を出口通路8側に位置させた位置と、T字状開口13の短開口13aを弁室3側に位置させた位置に切換えることができる。
上記実施の形態の作動を説明する。通常は、弁軸17を操作してボール弁14を図示の状態から90度回動させることにより、T字状開口13の短開口13aを出口通路8側に位置させて弁室3と出口通路8を排気通路20から鉛直上向き開口21と短開口13aを通して連通させて使用する。弁室3に溜る復水の水位に応じてフロート11が浮上降下して弁口9を開閉し、弁室3に溜る復水を自動的に排出する。また、弁室3の温度に応じて温度応動弁26が排気弁口22を開閉し、弁室3に溜る空気を自動的に排出する。
そして、一時的に多量に発生した復水を短時間に排出する場合や温度応動弁26が開弁できなくなった場合は、弁軸17を操作してボール弁14を回動して図示の状態とすることにより、T字状開口13の長開口13bの一側を弁室3側に他側を出口通路8側に位置させて弁室3と出口通路8を長開口13bを通して連通させる。また、温度応動弁26が閉弁できなくなった場合は、弁軸17を操作してボール弁14を図示の状態から上記とは反対方向に90度回動させることにより、T字状開口13の短開口13aを弁室3側に位置させてバイパス通路12を遮断する。
本発明は、フロートを用いて蒸気配管系から復水を自動的に系外へ排出するフロート式スチームトラップにボール弁を一体に組合せたボール弁付フロート式スチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 蓋
3 弁室
4 入口
5 出口
8 出口通路
9 弁口
11 フロート
12 バイパス通路
13 T字状開口
13a 短開口
13b 長開口
14 ボール弁
20 排気通路
21 鉛直上向き開口
26 温度応動弁

Claims (1)

  1. トラップケーシングに入口と、入口から連通する弁室と、弁口を介して弁室から連通する出口通路と、出口通路から連通する出口とを形成し、弁口を開閉するフロートを弁室内に自由状態で配置すると共に、弁室と出口通路を連通するバイパス通路をトラップケーシングに形成し、バイパス通路の水平方向部にバイパス通路を開閉する水平方向のT字状開口を設けたボール弁を回動自在に設け、バイパス通路のボール弁部に弁室から鉛直上向きに合流する排気通路をトラップケーシングに形成し、排気通路をT字状開口に連通する鉛直上向き開口をボール弁に形成し、排気通路を開閉する温度応動弁を弁室内に配置したことを特徴とするボール弁付フロート式スチームトラップ。
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