JP2014109362A - バイパス弁付フロート式スチームトラップ - Google Patents

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哲夫 浅田
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Abstract

【課題】 復水や空気を素早く排出することのできるバイパス弁付フロート式スチームトラップを提供する。
【解決手段】 本体1と蓋2からなるトラップケーシングに入口4と、入口4から連通する弁室3と、弁口9を介して弁室3から連通する出口通路8と、出口通路8から連通する出口5とを形成し、弁口9を開閉するフロート11を弁室3内に自由状態で配置すると共に、弁室3と出口通路8を連通するバイパス通路12を本体1と蓋2に形成し、バイパス通路12を開閉するバイパス弁14を設け、バイパス弁14に操作部材27を連結する。バイパス弁14がバイパス通路12を開いたときに操作部材27がフロート11を駆動して弁口9を開きバイパス弁14がバイパス通路12を閉じたときに操作部材27がフロート11に干渉しない。
【選択図】 図1

Description

本発明はフロートを用いて蒸気配管系から復水を自動的に系外へ排出するフロート式スチームトラップにバイパス弁を一体に組合せたバイパス弁付フロート式スチームトラップに関する。この型式のスチームトラップは、一時的に多量の復水が発生した場合や空気障害を生じた場合にバイパス弁を開弁せしめることにより、多量の復水を短時間に排出したり空気障害を解消したりするものである。
バイパス弁付フロート式スチームトラップは、例えば、特許文献1に示されたものがある。これは、トラップケーシングに入口と、入口から連通する弁室と、弁口を介して弁室から連通する出口通路と、出口通路から連通する出口とを形成し、弁口を開閉するフロートを弁室内に自由状態で配置すると共に、弁室と出口通路を連通するバイパス通路をトラップケーシングに形成し、バイパス通路を開閉するバイパス弁を設けたものである。
特公平6−68355号公報
上記従来のバイパス弁付フロート式スチームトラップは、一時的に多量の復水が発生した場合や空気障害を生じた場合にバイパス弁を開弁せしめることにより、多量の復水を短時間に排出したり空気障害を解消したりするものであるが、バイパス通路から復水や空気を排出するだけであるので、復水や空気の排出に時間が掛かる問題がある。
したがって本発明が解決しようとする課題は、復水や空気を素早く排出することのできるバイパス弁付フロート式スチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のバイパス弁付フロート式スチームトラップは、トラップケーシングに入口と、入口から連通する弁室と、弁口を介して弁室から連通する出口通路と、出口通路から連通する出口とを形成し、弁口を開閉するフロートを弁室内に自由状態で配置すると共に、弁室と出口通路を連通するバイパス通路をトラップケーシングに形成し、バイパス通路を開閉するバイパス弁を設けたものにおいて、バイパス弁に操作部材を連結し、バイパス弁がバイパス通路を開いたときに操作部材がフロートを駆動して弁口を開きバイパス弁がバイパス通路を閉じたときに操作部材がフロートに干渉しないことを特徴とするものである。
本発明のバイパス弁付フロート式スチームトラップは、バイパス弁がバイパス通路を開いたときに操作部材がフロートを駆動して弁口を開くものであるので、バイパス通路と弁口から復水や空気を素早く排出することができるという優れた効果を生じる。
本発明の実施の形態に係わるバイパス弁付フロート式スチームトラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1に蓋2をボルト(図示せず)で締結して内部に弁室3を有するトラップケーシングを形成する。本体1の上部に入口4と、入口4と同一軸上に出口5を形成する。流体中の異物を補足する濾孔を有する円筒形状のスクリーン6を弁室3内に配置する。弁室3の横に隔壁7で隔てて出口5に連通する出口通路8を形成する。隔壁7の下部に弁口9を開口した弁座部材10をねじ結合し、弁口9を介して弁室3と出口通路8を連通する。弁室3内にステンレス鋼薄板で作った中空の球形フロート11を自由状態で配置する。フロート11は弁室3に溜る復水の水位に応じて浮上降下することにより弁口9を開閉し、弁室3に溜る復水を自動的に排出する。
弁室3と出口通路8を連通するバイパス通路12を本体1の上部から蓋2を通して形成する。バイパス通路12を開閉するニードル弁からなるバイパス弁14を回動自在に配置する。蓋2にバイパス弁14のねじ部がねじ結合可能なねじ孔を有する保持部材15をねじ結合する。保持部材15のねじ孔の後方部位に保持部材15の内周面とバイパス弁14の外周面との間に環状のシール部材16を配置し、保持部材15に押圧部材17をねじ結合してシール部材16を押圧することにより保持部材15とバイパス弁14の間を水密状態に保つ。バイパス通路12の途中に弁室3を連通させる排気通路20を蓋2に形成する。排気通路20に排気弁口22を開口した排気弁座23を保持ガイド24を間に挟んでねじ結合し、排気弁口22を介して弁室3と排気通路20を連通する。保持ガイド24に係止するバネ25で温度応動弁26を保持ガイド24に係止する。温度応動弁26はほぼ円板状の密閉体カプセルで図示はしていないが内部に薄板ダイヤフラムと熱膨張収縮液を充填して形成する。バイパス弁14に棒状の操作部材27の上端を溶接により連結する。バイパス弁14は回動により上下動してバイパス通路12の弁室3側端を開いたときに操作部材27の下端の屈曲部がフロート11を駆動して弁口9を開きバイパス通路12の弁室3側端を閉じたときに操作部材27がフロート11に干渉しなくなる。
上記実施の形態の作動を説明する。通常は、バイパス弁14を回動してバイパス通路12の弁室3側端を閉じると共に操作部材27がフロート11に干渉しない位置で使用する。弁室3に溜る復水の水位に応じてフロート11が浮上降下して弁口9を開閉し、弁室3に溜る復水を弁口9から出口通路8を通して出口5に自動的に排出する。また、弁室3の温度に応じて温度応動弁26が排気弁口22を開閉し、弁室3に溜る空気を排気弁口22から排気通路20、バイパス通路12、出口通路8を通して出口5に自動的に排出する。
そして、一時的に多量に発生した復水を短時間に排出する場合や温度応動弁26が開弁できなくなった場合は、バイパス弁14を回動してバイパス通路12の弁室3側端を開くと共に操作部材27でフロート11を駆動して弁口9を開き、多量の復水を短時間に排出したり空気障害を解消したりする。
本発明は、フロートを用いて蒸気配管系から復水を自動的に系外へ排出するフロート式スチームトラップにバイパス弁を一体に組合せたバイパス弁付フロート式スチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 蓋
3 弁室
4 入口
5 出口
6 スクリーン
8 出口通路
9 弁口
11 フロート
12 バイパス通路
14 バイパス弁
20 排気通路
26 温度応動弁
27 操作部材

Claims (1)

  1. トラップケーシングに入口と、入口から連通する弁室と、弁口を介して弁室から連通する出口通路と、出口通路から連通する出口とを形成し、弁口を開閉するフロートを弁室内に自由状態で配置すると共に、弁室と出口通路を連通するバイパス通路をトラップケーシングに形成し、バイパス通路を開閉するバイパス弁を設けたものにおいて、バイパス弁に操作部材を連結し、バイパス弁がバイパス通路を開いたときに操作部材がフロートを駆動して弁口を開きバイパス弁がバイパス通路を閉じたときに操作部材がフロートに干渉しないことを特徴とするバイパス弁付フロート式スチームトラップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020112240A (ja) * 2019-01-16 2020-07-27 株式会社テイエルブイ スチームトラップ
JP2020148272A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 株式会社テイエルブイ 加熱シリンダ

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JP7212527B2 (ja) 2019-01-16 2023-01-25 株式会社テイエルブイ スチームトラップ
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