JP5128259B2 - フロート式スチームトラップ - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する復水をフロートの浮上降下により自動的に排出するフロート式スチームトラップに関し、特に排出流体の高速流による出口通路の浸食を防止できるようにしたものに関する。
フロート式スチームトラップは、例えば実公平3−41200号公報に開示されている。これは、入口と出口を有するトラップケーシングに入口に連通するトラップ室と出口に連通する出口通路を形成し、トラップ室を出口通路側に連通する排水弁口を有する弁座をトラップ室の下部に配置し、トラップ室の液位に応じて排水弁口を開閉するフロートをトラップ室内に収容し、トラップケーシングにねじ結合した弁座保持部材との間に配置した弾性部材で弁座をトラップ室側に付勢することにより弁座とトラップケーシングとの間の気密をガスケットで保つものである。
上記従来技術のフロート式スチームトラップにおいては、排水弁口からの排出流体が高速流となって出口通路を流下するために、出口通路の内壁が排出流体によって浸食されるという問題点があった。
実公平3−41200号公報
従って、本発明の技術的課題は、出口通路の浸食を防止できるフロート式スチームトラップを提供することである。
本発明によれば、入口と出口を有するトラップケーシングに入口に連通するトラップ室と出口に連通する出口通路を形成し、トラップ室を出口通路側に連通する排水弁口を有する弁座をトラップ室の下部に配置し、トラップ室の液位に応じて排水弁口を開閉するフロートをトラップ室内に収容し、トラップケーシングにねじ結合した弁座保持部材との間に配置した弾性部材で弁座をトラップ室側に付勢することにより弁座とトラップケーシングとの間の気密をガスケットで保つものにおいて、前記弾性部材をコイルバネで形成し、排出流体の抵抗となるように前記弾性部材を排水弁口内に配置したことを特徴とするフロート式スチームトラップが提供される。この弾性部材をコイルバネで形成し、排出流体の抵抗となるように弾性部材を排水弁口内に配置した本発明によれば、弾性部材により排出流体の流速を排水弁口内で低下させることにより、出口通路を流下する排出流体の流速を低下させることができ、出口通路の浸食を防止することができる。
上記のように、本発明によれば、出口通路の浸食を防止できるので、長期に渡って良好な排出機能を維持できるという優れた効果を生じる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施形態を説明する(図1参照)。本実施形態はフリーフロート式スチームトラップに適用したものである。鋳造成形された本体1に蓋部材2をボルト3で締結してケーシングを形成する。ケーシングの内部は仕切壁4で、入口5の連通するトラップ室6と出口7の連通する出口通路8に隔てる。入口5と出口7は同一軸上に形成する。入口5はトラップ室6の上部に開口し、スクリーン9及び通孔10を開けたフロートカバー11を介して連通する。
本体1の側壁開口から出口通路8及び仕切壁4を貫通して先端がトラップ室6に突出する弁座12を挿入し、本体1にねじ結合する弁座保持部材13で弁座12を保持する。弁座12は軸方向の中心に貫通した排水弁口14を有し、周壁に通孔15を有する。排水弁口14内にコイルバネで形成した弾性部材16を配置する。弾性部材16は一端が弁座12の先端側の奥壁に当接し他端が弁座保持部材13に当接し、弁座12をトラップ室6側に付勢することにより弁座12の段部と本体1との間に配置したガスケット17で弁座12と本体1との間の気密を保つ。排水弁口14内に配置した弾性部材16は排出流体の抵抗となり排出流体の流速を排水弁口14内で低下させる。弁座12と弁座保持部材13と弾性部材16は耐浸蝕性を有するステンレス鋼で作る。
トラップ室6内に中空球形のフロート18を自由状態で配置する。フロート18はトラップ室6の液位に従って浮上降下し、その外表面で排水弁口14を開閉する。本体1の底壁にフロート座20を形成する。フロート座20はフロート18が排水弁口14を閉じた位置でフロート18を保持する。
蓋部材2に排気弁口21を開けた排気弁座22を間に保持ガイド23を挟んでねじ結合する。保持ガイド23に係止するバネ24で温度応動部材25を保持ガイド23に係止する。温度応動部材25はほぼ円板状の密閉体カプセルで図示はしていないが内部に薄板ダイヤフラムと熱膨張収縮液を充填して形成する。排気弁口21は蓋部材2に形成した排気通路26を通して出口通路8に連通する。
上記フリーフロート式スチームトラップの作動は次の通りである。蒸気と復水及び空気が入口5からトラップ室6に流入し、蒸気と空気が上部に復水が下部に分離して溜まる。トラップ室6内の温度が高い場合、温度応動部材25は膨張して排気弁口21を閉じる。トラップ室6内の温度が低くなると、温度応動部材25は収縮して排気弁口21を開き、トラップ室6内の復水や空気を排気弁口21から排気通路26、出口通路8を通して出口6へ排出する。トラップ室6内の液位が上昇すると、フロート18は浮上して排水弁口14を開き、トラップ室6内の復水を排水弁口14から通孔15、出口通路8を通して出口6へ排出する。排出復水は排水弁口14を流下するときに流速が弾性部材16により低下するので、出口通路8を浸食することがない。復水の排出によってトラップ室6内の液位が低下すると、フロート18は降下して外表面で排水弁口14を直接閉じる。
本発明による実施形態のフリーフロート式スチームトラップの断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋部材
5 入口
6 トラップ室
7 出口
8 出口通路
12 弁座
13 弁座保持部材
14 排水弁口
16 弾性部材
17 ガスケット
18 フロート

Claims (1)

  1. 入口と出口を有するトラップケーシングに入口に連通するトラップ室と出口に連通する出口通路を形成し、トラップ室を出口通路側に連通する排水弁口を有する弁座をトラップ室の下部に配置し、トラップ室の液位に応じて排水弁口を開閉するフロートをトラップ室内に収容し、トラップケーシングにねじ結合した弁座保持部材との間に配置した弾性部材で弁座をトラップ室側に付勢することにより弁座とトラップケーシングとの間の気密をガスケットで保つものにおいて、前記弾性部材をコイルバネで形成し、排出流体の抵抗となるように前記弾性部材を排水弁口内に配置したことを特徴とするフロート式スチームトラップ。
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