JP2011127654A - フロート式スチームトラップ - Google Patents

フロート式スチームトラップ Download PDF

Info

Publication number
JP2011127654A
JP2011127654A JP2009285185A JP2009285185A JP2011127654A JP 2011127654 A JP2011127654 A JP 2011127654A JP 2009285185 A JP2009285185 A JP 2009285185A JP 2009285185 A JP2009285185 A JP 2009285185A JP 2011127654 A JP2011127654 A JP 2011127654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
temperature
float
valve seat
orifices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009285185A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Asada
哲夫 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP2009285185A priority Critical patent/JP2011127654A/ja
Publication of JP2011127654A publication Critical patent/JP2011127654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

【課題】 温度応動部材の小さな変形力でオリフィスを順次開閉できるフロート式スチームトラップを提供する。
【解決手段】 入口4と出口6を有する本体1に蓋体2を締結して内部に弁室3を有するケーシングを形成する。弁室3下部側壁の蓋体2に弁孔7と排出孔8を開けた弁座9を結合する。弁室3内に弁孔7を開閉する中空球形の密閉のフロート11を自由状態で配置する。短冊状の平板を湾曲させた形状の温度応動部材としてのバイメタル14の一端を弁座9の側壁に固定する。弁座9の側壁に弁室3を排出孔8に連通する小口径のオリフィス13をバイメタル14の一端側から他端側に複数形成する。バイメタル14は低温時に小口径の複数のオリフィス13を他端側から順次開口し高温時に一端側から順次閉口する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気配管系に発生するドレンを自動的に排出するスチームトラップに関し、特に密閉のフロートで直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式スチームトラップに関する。
従来のフロート式スチームトラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する弁孔と排出孔を開けた弁座を弁室の下部側壁に取り付け、弁室内に密閉のフロートを配置し、フロートの浮上降下により直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式スチームトラップであって、弁室を排出孔に連通するオリフィスを弁座に開け、弁室内に温度応動部材を配置し、温度応動部材の変形により低温時にオリフィスを開口し高温時にオリフィスを閉口するものである。
特開2003−240190号公報
上記従来のフロート式スチームトラップは、温度応動部材がオリフィスに作用する弁室内の流体圧力に打勝って変形してオリフィスを開口しなければならないために、変形力の大きな温度応動部材を必要とする問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、温度応動部材の小さな変形力でオリフィスを順次開閉できるフロート式スチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のフロート式スチームトラップは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する弁孔と排出孔を開けた弁座を弁室の下部側壁に取り付け、弁室内に密閉のフロートを配置し、フロートの浮上降下により直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式スチームトラップであって、弁室を排出孔に連通するオリフィスを弁座に開け、弁室内に温度応動部材を配置し、温度応動部材の変形により低温時にオリフィスを開口し高温時にオリフィスを閉口するものにおいて、短冊状の平板を湾曲させた温度応動部材の一端を弁座の側壁に固定し、弁座の側壁に小口径のオリフィスを温度応動部材の一端側から他端側に複数形成し、温度応動部材の変形により小口径の複数のオリフィスを順次開閉することを特徴とするものである。
本発明によれば、短冊状の平板を湾曲させた温度応動部材の一端を弁座の側壁に固定し、弁座の側壁に小口径のオリフィスを温度応動部材の一端側から他端側に複数形成し、温度応動部材の変形により小口径の複数のオリフィスを順次開閉するものであるので、すなわち、温度応動部材の他端側ほど大きく変位して、小口径の複数のオリフィスを温度応動部材の他端側から順次開口するとともに一端側から順次閉口するものであるので、温度応動部材は小さな変形力でオリフィスを順次開閉できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるフロート式スチームトラップの断面図である。 図1のA−A拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1と図2を参照して説明する。本実施例はフリーフロート式スチームトラップに適用したものである。フリーフロート式スチームトラップのケーシングは本体1とこの本体1にボルトで締結した蓋体2とで形成し、内部に弁室3を有する。本体1は入口4と出口通路5と出口6を有し、入口4は弁室3の上部に連通する。
弁室3下部側壁の蓋体2に弁孔7と排出孔8を開けた弁座9をねじ結合して取り付ける。弁孔7は斜め下方に向けて開口する。蓋体2は出口通路10を有し、弁孔7が開口すると、弁室3の下部は弁孔7から排出孔8、出口通路10、出口通路5を通して出口6に連通する。弁室3内に弁孔7を開閉する中空球形のフロート11を自由状態で配置する。フロート11が弁孔7を閉じた位置で当接するフロート座12をフロート11の下方に、図面の手前側と向う側に2つ設ける。
弁室3を排出孔8に連通する小口径の複数のオリフィス13を弁座9の側壁に開ける。オリフィス13が開口すると、弁室3の下部はオリフィス13から排出孔8、出口通路10、出口通路5を通して出口6に連通する。小口径の複数のオリフィス13は全体として所望の排出流量が得られる開口面積に形成する。小口径の複数のオリフィス13に対面して短冊状の平板を湾曲させた形状の温度応動部材としてのバイメタル14をその一端を弁座9の側壁にビス15で固定する。バイメタル14は熱膨脹係数の異なる2種類の金属または合金を一体に接着して短冊状にし、それを内側が低膨脹側に外側が高膨脹側になるように湾曲させたもので、弁室3内の流体の温度が低くなると拡がり高くなると狭まるように変形し、他端側ほど大きく変位する。これにより、バイメタル14は低温時に小口径の複数のオリフィス13を他端側から順次開口し高温時に一端側から順次閉口する。
上記実施例のフリーフロート式スチームトラップの動作は下記の通りである。弁室3内の流体の温度が低温の場合、バイメタル14は拡がるように変形して小口径の複数のオリフィス13を他端側から順次開口する。これにより、低温の空気とドレンをオリフィス13から排出孔8、出口通路10、出口通路5を通して出口6に排出する。低温の空気とドレンの排出によって弁室3内の流体の温度が高くなると、バイメタル13は狭まるように変形して小口径の複数のオリフィス13を一端側から順次閉口する。このように、バイメタル14は小口径の複数のオリフィス13を順次開閉するので、小さな変形力でオリフィス13を順次開閉できる。フロート11は弁室3内のドレン量に応じて浮上降下して弁孔7を開閉し、ドレンを弁孔7から排出孔8、出口通路10、出口通路5を通して出口6に排出する。
本発明は、密閉のフロートで直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉することにより、蒸気配管系に発生するドレンを自動的に排出するフロート式スチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 蓋体
3 弁室
4 入口
6 出口
7 弁孔
8 排出孔
9 弁座
11 フロート
13 オリフィス
14 バイメタル

Claims (1)

  1. ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する弁孔と排出孔を開けた弁座を弁室の下部側壁に取り付け、弁室内に密閉のフロートを配置し、フロートの浮上降下により直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式スチームトラップであって、弁室を排出孔に連通するオリフィスを弁座に開け、弁室内に温度応動部材を配置し、温度応動部材の変形により低温時にオリフィスを開口し高温時にオリフィスを閉口するものにおいて、短冊状の平板を湾曲させた温度応動部材の一端を弁座の側壁に固定し、弁座の側壁に小口径のオリフィスを温度応動部材の一端側から他端側に複数形成し、温度応動部材の変形により小口径の複数のオリフィスを順次開閉することを特徴とするフロート式スチームトラップ。
JP2009285185A 2009-12-16 2009-12-16 フロート式スチームトラップ Pending JP2011127654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009285185A JP2011127654A (ja) 2009-12-16 2009-12-16 フロート式スチームトラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009285185A JP2011127654A (ja) 2009-12-16 2009-12-16 フロート式スチームトラップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011127654A true JP2011127654A (ja) 2011-06-30

Family

ID=44290451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009285185A Pending JP2011127654A (ja) 2009-12-16 2009-12-16 フロート式スチームトラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011127654A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6244071B1 (ja) * 2016-07-07 2017-12-06 株式会社テイエルブイ ドレントラップ
WO2018008293A1 (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社テイエルブイ ドレントラップ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029173B1 (ja) * 1969-08-25 1975-09-20
JPH1089595A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Tlv Co Ltd パイロット式スチ―ムトラップ
JPH1089533A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Tlv Co Ltd 温度応動弁
JP2003240190A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Tlv Co Ltd フロート式スチームトラップ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029173B1 (ja) * 1969-08-25 1975-09-20
JPH1089595A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Tlv Co Ltd パイロット式スチ―ムトラップ
JPH1089533A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Tlv Co Ltd 温度応動弁
JP2003240190A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Tlv Co Ltd フロート式スチームトラップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6244071B1 (ja) * 2016-07-07 2017-12-06 株式会社テイエルブイ ドレントラップ
WO2018008293A1 (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社テイエルブイ ドレントラップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5431082B2 (ja) フロート式ドレントラップ
JP2011127654A (ja) フロート式スチームトラップ
JP5160394B2 (ja) フロート式ドレントラップ
JP2003240190A (ja) フロート式スチームトラップ
KR20170132453A (ko) 오리피스형 디스크스팀트랩
JP5128259B2 (ja) フロート式スチームトラップ
JP2010031920A (ja) 弁類の作動状態検出装置
JP2007303629A (ja) パイロット式スチームトラップ
JP5901934B2 (ja) スチームトラップ
JP2009041722A (ja) 下向バケット型スチームトラップ
JP2010065832A (ja) フロート式スチームトラップ
JP2005147250A (ja) 配管ジョイント付スチームトラップ
JP4833091B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP2003307298A (ja) フロート式スチームトラップ
JP2008202622A (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP2011144887A (ja) フロート式ドレントラップ
JP2004245338A (ja) フロート式スチームトラップ
JP2008169978A (ja) フロート式スチームトラップ
JP2003307296A (ja) フロート式スチームトラップ
JP2001050489A (ja) フロート弁
JPH102491A (ja) フロ―ト式スチ―ムトラップ
JP2012167797A (ja) フロート式スチームトラップ
JP2008169977A (ja) フロート式スチームトラップ
KR20160081079A (ko) 스팀 트랩밸브
JP2004218728A (ja) フロート式スチームトラップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120918

A977 Report on retrieval

Effective date: 20130614

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20130625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20130823

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20140204

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02