JP5160394B2 - フロート式ドレントラップ - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気配管系や圧縮空気配管系やガス配管系に発生するドレンを自動的に排出するドレントラップに関し、特に密閉のフロートで直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式ドレントラップにおいて、弁孔が流体中の異物によって塞がれないようにしたものに関する。
従来のフロート式ドレントラップは特開2003−240190号公報に示されている。これは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁孔を弁室の下部側壁に開口し、弁室内に密閉のフロートを配置し、フロートの浮上降下により直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式ドレントラップであって、フロートの上流側に弁孔よりも小径の濾し孔を多数有する第1フィルタを設けたものである。
上記従来のフロート式ドレントラップにおいては、第1フィルタの濾し孔よりも小径の異物が第1フィルタの濾し孔を通過し、通過した異物の一部が排出ドレンと共に弁孔を流下し一部が弁室の底部に溜まる。弁室の底部に溜まった異物の一部は巻き上げられて排出ドレンと共に弁孔に向かい、一部の弁孔よりも小径の異物は弁孔を流下するが、一部の弁室の底部に溜まっているときに異物同士が結合して弁孔よりも大径となった異物は弁孔の弁室側端に引っ掛かり、弁孔を塞いで弁孔の開弁を阻害したり逆に弁孔の閉弁を阻害したりする問題があった。
特開2003−240190号公報
従って、本発明の技術的課題は、第1フィルタの濾し孔を通過して弁室の底部に溜まり弁孔よりも大径となった異物が弁孔に引っ掛かることのないフロート式ドレントラップを提供することである。
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁孔を弁室の下部側壁に開口し、弁室内に密閉のフロートを配置し、フロートの浮上降下により直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式ドレントラップであって、フロートの上流側に弁孔よりも小径の濾し孔を多数有する第1フィルタを設けたものにおいて、第1フィルタの濾し孔と同径以上で弁孔よりも小径の濾し孔を多数有する第2フィルタを弁室の底部に設け、該第2フィルタにより弁室の底部の空間を上下に隔てたことを特徴とするものである。
本発明は、第1フィルタの濾し孔及び第2フィルタの濾し孔を通過して弁室の底部に溜まり弁孔よりも大径となった異物が第2フィルタの濾し孔を通過して弁孔に向かうことを防止でき弁孔に引っ掛かることがないので、弁孔を塞いで弁孔の開弁を阻害したり逆に弁孔の閉弁を阻害したりすることがないという優れた効果を生じる。
本発明のフロート式ドレントラップは、フロートの上流側に弁孔よりも小径の濾し孔を多数有する第1フィルタを設けたものにおいて、第1フィルタの濾し孔と同径以上で弁孔よりも小径の濾し孔を多数有する第2フィルタを弁室の底部に設け、該第2フィルタにより弁室の底部の空間を上下に隔てたものである。そのため、第1フィルタの濾し孔及び第2フィルタの濾し孔を通過して弁室の底部に溜まり弁孔よりも大径となった異物が第2フィルタの濾し孔を通過して弁孔に向かうことを防止でき弁孔に引っ掛かることがない。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。図1に本発明のフロート式ドレントラップの断面図を示す。本実施例はフリーフロート式スチームトラップに適用したものである。フリーフロート式スチームトラップのケーシングは本体1とこの本体1にボルトで締結した蓋体2とで形成し、内部に弁室3を有する。本体1は入口4と出口通路5と出口6を有し、入口4は弁室3の上部に連通する。
弁室3下部側壁の蓋体2に弁孔7を開けた弁座9をねじ結合する。弁孔7は斜め下方に向けて開口する。蓋体2は出口通路10を有し、弁室3の下部は弁孔7から出口通路10,5を介して出口6に連通する。弁室3内に弁孔7を開閉する中空球形のフロート11を自由状態で配置する。フロート11が弁孔7を閉じた位置で当接するフロート座12をフロート11の下方に、図面の手前側と向う側に2つ設ける。
弁室3内に温度応動部材としてのバイメタル13を配置する。バイメタル13は断面形状がほぼU字状で一端側をビス14で蓋体2に固定する。バイメタル13は高温時にU字状が狭まるように変形してフロート11に干渉しないと共に、低温時にU字状が拡がるように変形してフロート11を持ち上げて弁孔7を開ける。
弁室3のフロート11の上流側にキャップ状の第1フィルタ15を設けて弁室3を入口4連通側とフロート11配置側とに隔てる。第1フィルタ15は蓋体2に載せた保持筒16に載せて保持筒16と本体1の頂壁との間に固定する。第1フィルタ15は弁孔7よりも小径で弁室3の入口4連通側とフロート11配置側とを連通する濾し孔17を多数有する。弁孔7の弁室3側開口及びフロート11の下方の弁室3底部に平板状の第2フィルタ18を設けて弁室3底部を上下に隔てる。第2フィルタ18はバイメタル13を蓋体2に固定するビス14で固定する。第2フィルタ18は第1フィルタ15の濾し孔17と同径以上で弁孔7よりも小径の濾し孔19を多数有する。
上記実施例のフリーフロート式スチームトラップの動作は下記の通りである。入口4から異物を含む流体が流入し、第1フィルタ15の濾し孔17よりも大径の異物が第1フィルタ15の濾し孔17により捕捉される。第1フィルタ15の濾し孔17を通過した小径の異物の一部は排出ドレン及び低温空気と共に弁孔7を流下し、一部は第2フィルタ18の濾し孔19を通過して弁室3の底部に溜まる。弁室3の底部に溜まった異物の一部は巻き上げられ、第2フィルタ18の濾し孔19よりも小径の異物は第2フィルタを通過して排出ドレン及び低温空気と共に弁孔7を流下するが、第2フィルタ18の濾し孔19よりも大径となった異物は第2フィルタ18の濾し孔19を通過しない。
弁室3内が低温の場合、バイメタル13はU字状が拡がるように変形してフロート11を持ち上げて弁孔7を開ける。これにより、低温の空気とドレンを弁孔7から出口6に排出する。低温の空気とドレンの排出によって弁室3内に流入するドレンの温度が高くなると、バイメタル13はU字状が狭まるように変形してフロート11に干渉しなくなる。弁室3内のドレン量に応じてフロート11が浮上降下して弁孔7を開閉し、ドレンを弁孔7から出口6に排出する。空気が弁室3内に流入してきて弁室3内の温度が所定以下に低下すると、バイメタル13はU字状が拡がるように変形してフロート11を持ち上げて弁孔7を開け、空気を弁孔7から出口6に排出する。
本発明のフロート式ドレントラップをフリーフロート式スチームトラップに適用した実施例の断面図である。
符号の説明
1 本体
2 蓋体
3 弁室
4 入口
6 出口
7 弁孔
9 弁座
11 フロート
15 第1フィルタ
17 濾し孔
18 第2フィルタ
19 濾し孔

Claims (1)

  1. ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁孔を弁室の下部側壁に開口し、弁室内に密閉のフロートを配置し、フロートの浮上降下により直接にあるいは弁部材等を介して弁孔を開閉するフロート式ドレントラップであって、フロートの上流側に弁孔よりも小径の濾し孔を多数有する第1フィルタを設けたものにおいて、第1フィルタの濾し孔と同径以上で弁孔よりも小径の濾し孔を多数有する第2フィルタを弁室の底部に設け、該第2フィルタにより弁室の底部の空間を上下に隔てたことを特徴とするフロート式ドレントラップ。
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