JP2008169978A - フロート式スチームトラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 温度応動部材の変形力とフロートの浮力との合力によってフロートで弁孔を開けるフロート式スチームトラップにおいて、空気を排出してエアバインディングを解消する。
【解決手段】 入口側部材1と出口側部材2から成るケーシングで入口5と弁室6と出口7を形成し、弁室6を出口7に連通する弁孔8を形成し、弁孔8を開閉するフロート11を弁室6内に配置し、弁室6内の温度に従って変形して低温時にフロート11に開弁方向の力を作用せしめ高温時にフロート11に干渉しない温度応動部材としてのバイメタル13を弁室6内に配置し、バイメタル13の変形力とフロート11の浮力との合力によってフロート11で弁孔8を開けるものにおいて、弁室6を出口7に連通するオリフィス9の弁室6側開口端を弁室6の下端に形成し、オリフィス9をバイメタル13により低温時に開け高温時に閉じる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フロートの浮上降下により弁孔を開閉して各種蒸気使用機器や蒸気配管で発生する復水を自動的に排出するフロート式スチームトラップに関する。
フロート式スチームトラップは、液面に浮かぶフロートの浮力によって弁室に形成された弁孔を開口するものであるが、開口可能な弁孔面積には限りがあるので、排出容量を大きくするためには大きなフロートを用いなければならず、特に入口側の流体圧力が高圧であると、形状が大きくなってしまう問題点があった。そこで、形状をさほど大きくせずに排出容量を大きくしたものとして、特公昭57−18077号公報に示されたものがある。当該公報から理解されるように、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口に連通する弁孔を形成し、弁孔を開閉するフロートを弁室内に配置し、弁室内の温度に従って変形して低温時にフロートに開弁方向の力を作用せしめ高温時にフロートに干渉しない温度応動部材を弁室内に配置し、温度応動部材の変形力とフロートの浮力との合力によってフロートで弁孔を開けるようにしたものである。
上記従来のフロート式スチームトラップは、弁室内に空気が溜るとフロートに浮力が生じないので、温度応動部材の変形力のみではフロートで弁孔を開けることができないエアバインディングを生じる問題点があった。
特公昭57−18077号公報
解決しようとする課題は、温度応動部材の変形力とフロートの浮力との合力によってフロートで弁孔を開けるフロート式スチームトラップにおいて、空気を排出してエアバインディングを解消できるようにすることである。
上記の課題を解決するために講じた本発明の手段は、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口に連通する弁孔を形成し、弁孔を開閉するフロートを弁室内に配置し、弁室内の温度に従って変形して低温時にフロートに開弁方向の力を作用せしめ高温時にフロートに干渉しない温度応動部材を弁室内に配置し、温度応動部材の変形力とフロートの浮力との合力によってフロートで弁孔を開けるものにおいて、弁室を出口に連通するオリフィスの弁室側開口端を弁室の下端に形成し、当該オリフィスを上記温度応動部材により低温時に開け高温時に閉じることを特徴とするフロート式スチームトラップにある。
本発明は、温度応動部材でオリフィスを開けることにより、空気を排出してエアバインディングを解消できるので、復水排出機能を喪失することがない。そのため、蒸気使用機器の運転効率が低下することがなく、またウォータ・ハンマを生じることがないという優れた効果を生じる。また、送気が止められた休止時には温度応動部材でオリフィスを開けることにより、弁室内の復水を排出して弁室内に復水を残留させることがないので、弁室内で細菌の繁殖を防止でき食品や医療の分野で使用できるという優れた効果を生じる。
本発明のフロート式スチームトラップは、温度応動部材の変形力とフロートの浮力との合力によってフロートで弁孔を開けるものにおいて、弁室を出口に連通するオリフィスを形成し、当該オリフィスを上記温度応動部材により低温時に開け高温時に閉じるものである。そのため、弁室内に空気が溜るとフロートに浮力が生じないので、温度応動部材の変形力のみではフロートで弁孔を開けることができないが、温度応動部材がオリフィスを開けて空気を排出することによりエアバインディングを解消できる。また、送気が止められた休止時には温度応動部材でオリフィスを開けることにより、弁室内の復水を排出して弁室内に復水を残留させることがない。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。図1に本発明のフロート式スチームトラップの断面図を示す。本実施例はフリーフロート式スチームトラップに適用したものである。フリーフロート式スチームトラップのケーシングは入口側部材1と出口側部材2を間に気密を保つためのシール部材3を介在させて取付部材4で固定して形成する。入口側部材1に入口5を形成し、入口側部材1と出口側部材2の間に弁室6を形成し、出口側部材2に出口7と弁孔8とオリフィス9と出口通路10を形成する。入口5は弁室6の上部に連通する。弁室6の下部は弁孔8と下方の出口通路10を介して下方の出口7に連通し、弁室6の下端はオリフィス9を介して下方の出口7に連通する。オリフィス9の弁室6側の開口端は弁室6の下端に形成する。
弁室6内に弁孔8を開閉する中空球形のフロート11を自由状態で配置する。フロート11が弁孔8を閉じた位置で当接するフロート座12をフロート11の下方に、図面の手前側と向う側に2つ設ける。弁室6内に温度応動部材としてのバイメタル13を配置する。バイメタル13は断面形状がほぼ「し」字状で一端側をビス14で出口側部材2に固定する。バイメタル13は高温時に「し」字状が狭まるように変形してフロート11に干渉しないと共に他端側でオリフィス9を閉じ、低温時に「し」字状が拡がるように変形してオリフィス9を開けると共にフロート11に開弁方向の力を作用させる。弁孔8はフロート11の浮力のみでは開けることができず、フロート11の浮力とバイメタル13の変形力との合力によって開けることができるように大きな開口面積に形成する。オリフィス9はバイメタル13の変形力のみによって開けることのできるように、弁孔8よりも小さな開口面積に形成する。
上記実施例のフリーフロート式スチームトラップの動作は下記の通りである。弁室6内が低温のときには、バイメタル13は「し」字状が拡がるように変形してオリフィス9を開けると共にフロート11に開弁方向の力を作用させている。これにより、低温の空気と復水をオリフィス9から出口7に排出する。このとき、フロート11は弁室6内の復水が多ければ浮上して弁孔8を開け、低温の復水を弁孔8から出口7に排出する。低温の復水の排出によって弁室6内に流入する復水の温度が高くなると、バイメタル13は「し」字状が狭まるように変形してフロート11に干渉しないと共に他端側でオリフィス9を閉じる。このとき、フロート11は弁室6内の高温の復水が少なくなるまで弁孔8を開け、高温の復水を弁孔8から出口7に排出する。高温の復水の排出によって弁室6内に蒸気が流入してくると、フロート11は降下して弁孔8を閉じる。弁室6内の蒸気が凝縮して復水量が多くなり更に復水の温度が低くなると、バイメタル13は「し」字状が拡がるように変形してオリフィス9を開けると共にフロート11に開弁方向の力を作用させ、フロート11は弁孔8を開ける。これにより、低温の復水を弁孔8とオリフィス9から出口6に排出する。空気が弁室6内に流入してきて弁室6内の温度が低くなると、バイメタル13は「し」字状が拡がるように変形してオリフィス9を開け、低温の空気を弁孔8から出口7に排出する。送気が止められた休止時には弁室6内の温度が所定以下に低下すると、バイメタル13は「し」字状が拡がるように変形してオリフィス9を開け、復水をオリフィス9から出口7に排出する。
上記実施例では、本発明をフリーフロート式スチームトラップに適用したが、レバーフロート式スチームトラップにも適用することができる。
本発明のフリーフロート式スチームトラップの断面図。
符号の説明
1 入口側部材
2 出口側部材
5 入口
6 弁室
7 出口
8 弁孔
9 オリフィス
11 フロート
13 バイメタル

Claims (1)

  1. ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口に連通する弁孔を形成し、弁孔を開閉するフロートを弁室内に配置し、弁室内の温度に従って変形して低温時にフロートに開弁方向の力を作用せしめ高温時にフロートに干渉しない温度応動部材を弁室内に配置し、温度応動部材の変形力とフロートの浮力との合力によってフロートで弁孔を開けるものにおいて、弁室を出口に連通するオリフィスの弁室側開口端を弁室の下端に形成し、当該オリフィスを上記温度応動部材により低温時に開け高温時に閉じることを特徴とするフロート式スチームトラップ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718077B2 (ja) * 1980-08-06 1982-04-14
JP2003307296A (ja) * 2002-04-15 2003-10-31 Tlv Co Ltd フロート式スチームトラップ

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