JP6004257B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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例えば、誘電体ブロックによる従来技術としては、特許文献1では、放射電極を樹脂成型体に形成し、さらに誘電体ブロックを接着剤で一体化することで高効率を得る複合アンテナが提案されている。
すなわち、特許文献1に記載のような誘電体ブロックによる技術では、放射電極を励振する誘電体ブロックを使用しており、機器毎に誘電体ブロック、放射電極パターン等の設計が必要になり、その設計条件によってアンテナ性能が劣化したり、不安定要素が増加する不都合がある。また、放射電極が樹脂成型体の表面に形成されているため、樹脂成型体上に放射電極パターンを設計する必要があり、実装する通信機器やその用途に応じて、アンテナ設計、金型設計が必要になり、大幅なコストの増大を招いてしまう。さらに、誘電体ブロックと樹脂成型体とを接着剤で一体化するので、接着剤のQ値以外にも接着条件(接着剤の厚み、接着面積等)により、アンテナ性能が劣化したり、不安定要素が増加する不都合がある。
また、特許文献2に記載のようなスイッチ,制御電圧源を用いたアンテナ装置の場合、スイッチで共振周波数を切り替えを行うために、制御電圧源の構成やリアクタンス回路等が必要であり、アンテナ構成が機器毎に複雑化し、設計の自由度が無く、容易なアンテナ調整が困難であるという問題があった。
すなわち、このアンテナ装置では、内外に浮遊容量を効果的に発生可能な環状の装荷パターン(以下、開口ローディング部という)を第1エレメントの開放端部分に構成することで、高インピーダンスとなるアンテナ素子が開放端となる場合に比べ、周囲の人体や周辺部品の影響を抑制してアンテナ性能の劣化を防ぐことができる。
したがって、所望の共振周波数に自己共振しないローディング素子のアンテナ素子を有する上記装荷パターンによる内外の複合的な浮遊容量を効果的に利用することで、複共振化させることができ、人体や周辺部品の影響を低減することも可能になる。
また、基板本体の平面内で設計が可能であり、従来の誘電体ブロックや樹脂成型体等を使用する場合に比べて薄型化が可能であると共に、誘電体アンテナであるアンテナ素子の選択によって、小型化および高性能化が可能になる。また、金型、設計変更等によるコストが必要なく、低コストを実現することができる。
すなわち、このアンテナ装置では、第3エレメントが、第5延在部の先端に接続され前記一定方向に直交する方向かつ第2エレメント側に延在する第6延在部を有しているので、基板本体上のアンテナ占有領域が狭く、第3エレメントを第5延在部の延在方向に長く延ばすことが困難な場合でも、第6延在部で方向を変えて延在させることで、アンテナ性能(放射効率、帯域幅)を向上させることができる。
すなわち、このアンテナ装置では、第4エレメントが、第1延在部の途中から前記一定方向に直交する方向かつ第2エレメント側に延在しているので、第4エレメントを主とした共振周波数が得られ、第1〜第4エレメントにより4つの複共振化が可能になる。なお、第4エレメントを幅広部とすることで、帯域幅を広くすることが可能になる。
すなわち、このアンテナ装置では、グランドパターンが、第6延在部の先端よりも第5延在部の基端側に配されているので、グランドパターンと第6延在部の先端との距離が長くなり、グランドパターンの影響を低減することができる。なお、第4エレメントを設けた場合には、グランドパターンと第4エレメントの先端との距離も長くなり、第4エレメントにおいてもグランドパターンの影響を低減することができる。
すなわち、このアンテナ装置では、第1延在部が、第4エレメントとグランドパターンとの間に第4エレメントに沿って突出した干渉コントロール部を有しているので、第4エレメントと干渉コントロール部との間に浮遊容量が発生し、人体や周辺部品の影響を低減することが可能になる。また、第3エレメントが第6延在部を有する場合には、また、第4エレメントと第6延在部との間に介在する浮遊容量が、給電点近傍にあるために、第4エレメント側と第6延在部E側とが直接干渉する場合に比べて、影響を低減することが可能になる。
すなわち、このアンテナ装置では、第4延在部が、第2延在部の基端側に接続されているので、第1延在部と、第2〜第4延在部で構成される環状の装荷パターンとが、第1受動素子を介して分離され、装荷パターンから第1延在部への高周波電流の戻りを抑制することで周波数の調整がし易くなる。
すなわち、このアンテナ装置では、第1延在部に、第2延在部の基端部と対向配置された切り欠き部が形成されているので、切り欠き部と第2延在部との間に切り欠き部の抜き面積に応じて浮遊容量が発生し、切り欠き部が容量コントロール部として機能する。この切り欠き部の容量コントロール部により、第4エレメント側と第1エレメント側との干渉を抑制することができる。
すなわち、このアンテナ装置では、グランドパターンに電気的に接続されたメイングランド部が表面に金属箔でパターン形成されたメイン基板を備えているので、メイン基板のメイングランド部側に高周波回路等を設けることができ、基板本体を小型化することができる。また、メイン基板の上方などに基板本体を設置することも可能になって、機器の筐体内における設置自由度が向上する。さらに、実装する筐体の配置条件にフレキシブルに対応するために、メイン基板とは別に、基板本体にフレキシブル基板等を採用することも可能になる。また、基板本体とメイン基板との間に高誘電率材やゴム材からなるスペーサを挿入することも可能になり、導体パターン(各エレメント)の小型化効果や衝撃吸収効果を得ることができる。
本発明のアンテナ装置によれば、第3エレメントが、第1エレメントと反対方向に延びることで、第3エレメントを主として得られる共振周波数と、第1エレメントを主として得られる共振周波数との干渉を低減することができる。また、内外に浮遊容量を効果的に発生可能な環状の装荷パターンを第1エレメントの開放端部分に構成することで、高いアンテナ性能で複共振化させることができると共に、人体や周辺部品の影響を低減することも可能になる。
さらに、アンテナ素子及び受動素子の選択によって、各共振周波数をフレキシブルに調整可能であり、設計条件に応じた複共振化が可能になると共に、小型化および高性能化が可能になる。
したがって、本発明のアンテナ装置は、多様な用途や機器に対応した複共振化が容易に可能になると共に、省スペース化を図ることができる。
また、このアンテナ装置1は、図4に示すように、グランドパターンGNDに接続配線11により電気的に接続されたメイングランド部G2が表面に銅箔等の金属箔でパターン形成されたメイン基板2Bを備えている。
上記第2エレメント4は、第1エレメント3の基端側に基端が接続されていると共に途中に第2受動素子P2が接続されて第1エレメント3に沿って延在している。
上記第1延在部E1は、給電点FPとなる基端から第1受動素子P1bが接続される先端まで前記一定方向(基板本体2の延在方向)に幅広な略帯状に延在している。
なお、第1延在部E1の基端側の部分(切り欠き部E1aより基端側)は、部分的にみれば前記一定方向に直交する方向に延在しており、第1エレメント3及び第2エレメント4に対しては直交する方向となっている。また、第3エレメント5、及び第4エレメント6に対しては逆方向になるように配置されており、給電点FP近傍に配置されていることから、第1〜4の各エレメントに対して、干渉することなく、全体的な占有面積を広げることができ、アンテナ性能(広帯域化等)を改善することができる。
また、第1延在部E1と第2延在部E2から第4延在部E4までの装荷パターンとは、第1受動素子P1a,P1bを介して電気的に接続されているが、パターンとしては、第1受動素子P1a,P1bにより分離されている。
上記第2エレメント4は、装荷パターンよりも幅広に設けられた第1延在部E1の先端の角部から装荷パターンと同一方向に延在している。
上記グランドパターンGNDは、第6延在部E6の先端よりも第5延在部E5の基端側に配されている。このグランドパターンGNDは、メイングランド部G2に接続されており、矩形状にパターン形成されている。
また、第1延在部E1は、第4エレメント6とグランドパターンGNDとの間に第4エレメント6に沿って突出した干渉コントロール部E1bを有している。
すなわち、第6延在部E6と第4エレメント6と干渉コントロール部E1bとは、互いに同一方向に向けて延在している。
上記第6延在部E6と前記第4エレメント6とは、互いに間隔を空けて同方向に延在しており、互いの間に延在する第5延在部E5には、矩形状の凹部E5aが形成されている。そして、該凹部E5a内に、グランドパターンGNDが配されている。
上記給電点FPは、メイン基板2Bのメイングランド部G2に設けられた高周波回路(図示略)に接続される。
すなわち、図2に示すように、第4延在部E4と第2エレメント4との間の浮遊容量Caと、第4延在部E4とグランドパターンGNDとの間の浮遊容量Cbと、装荷パターンの内部(第2延在部E2と第4延在部E4との間)の浮遊容量Ccと、アンテナ素子ATとメイングランド部G2との間の浮遊容量Cdと、切り欠き部E1a(容量コントロール部)と第2延在部E2との間の浮遊容量Ce、第1延在部E1とグランドパターンGNDとの間の浮遊容量Cfと、第1延在部E1とメイングランド部G2との間の浮遊容量Cgと、第4エレメント6とメイングランド部G2との間の浮遊容量Chと、第4エレメント6と干渉コントロール部E1bとの間の浮遊容量Ciと、第5延在部E5とメイングランド部G2との間の浮遊容量Cjと、第6延在部E6とグランドパターンGNDとの間の浮遊容量Ckと、第6延在部E6とメイングランド部G2との間の浮遊容量Cmとが発生可能である。
上記第1の共振周波数f1は、4つの共振周波数の中で低い周波数帯のものであり、主に第1エレメント3(第1延在部E1及び装荷パターンとなる第2〜第4延在部E2〜E4)と浮遊容量とで決定される。また、上記第2の共振周波数f2は、4つの共振周波数の中で中間の周波数帯のものであり、主に第2エレメント4と第2受動素子P2と浮遊容量とで決定される。また、上記第3の共振周波数f3は、4つの共振周波数の中で第2の共振周波数f2と異なる中間の周波数帯のものであり、主に第4エレメント6と浮遊容量とで決定される。さらに、上記第4の共振周波数f4は、4つの共振周波数の中で高い周波数帯のものであり、主に第3エレメント5と浮遊容量とで決定される。
以下、これら共振周波数について、より詳しく説明する。
上記第1の共振周波数f1の周波数は、装荷パターン(第2〜第4延在部E2〜E4、アンテナ素子AT、第1受動素子P1a,P1b)、第1延在部E1及び浮遊容量Ca,Cb,Cc,Cd,Ce,Cf,Cgにより設定および調整することができる。
また、第1の共振周波数f1のインピーダンス調整は、浮遊容量Ca,Cb,Cc,Cd,Ce,Cf,Cgの各浮遊容量の設定で行うことができる。
また、最終的なインピーダンス調整は、第3受動素子P3の選択によりフレキシブルに行うことが可能である。
このように「アンテナ素子AT」と「各エレメント長」と「受動素子」と「各浮遊容量」とにより、共振周波数、インピーダンスをフレキシブルに調整可能である。すなわち、第1の共振周波数f1は、主に図1中の破線A1の部分で調整される。
上記第2の共振周波数f2の周波数は、第2エレメント4と、第1延在部E1と、浮遊容量Ca,Cb,Ce,Cf,Cgとにより設定および調整することができる。
また、第2の共振周波数f2のインピーダンス調整は、浮遊容量Ca,Cb,Ce,Cf,Cgの各浮遊容量の設定で行うことができる。
さらに、最終的な周波数調整は、第2受動素子P2の選択によりフレキシブルに行うことが可能である。
このように「各配線パターン」と「受動素子」と「各浮遊容量」とにより、共振周波数、インピーダンスをフレキシブルに調整可能である。すなわち、第2の共振周波数f2は、主に図1中の一点鎖線A2の部分で調整される。
上記第3の共振周波数f3の周波数は、第4エレメント6と、第1延在部E1と、浮遊容量Cf,Cg,Ch,Ciとにより設定および調整することができる。
また、第3の共振周波数f3のインピーダンス調整は、浮遊容量Cf,Cg,Ch,Ciの各浮遊容量の設定で行うことができる。
このように「各配線パターン」と「受動素子」と「各浮遊容量」とにより、共振周波数、インピーダンスをフレキシブルに調整可能である。すなわち、第3の共振周波数f3は、主に図1中の二点鎖線A3の部分で調整される。
上記第4の共振周波数f4の周波数は、第3エレメント5と、第1延在部E1と、浮遊容量Cf,Cj,Ck,Cmとにより設定および調整することができる。
また、第4の共振周波数f4のインピーダンス調整は、浮遊容量Cf,Cj,Ck,Cmの各浮遊容量の設定で行うことができる。
このように「各配線パターン」と「受動素子」と「各浮遊容量」とにより、共振周波数、インピーダンスをフレキシブルに調整可能である。すなわち、第4の共振周波数f4は、主に図1中の点線A4の部分で調整される。
上記装荷パターンは、第1延在部E1の先端側に設けられ第2延在部E2〜第4延在部E4によってアンテナ素子ATを含んでループ状に構成されて、第1エレメント3の開放端部分に複合容量を装荷する形で設計されている開口ローディン部である。なお、装荷パターン部における複合容量イメージを、図2に示す。
また、アンテナ性能と人体や周辺部品の影響低減とを両立させるためには、上記装荷パターンの部分の面積は大きいほど良い。なお、同じ面積であれば、第2延在部E2及び第4延在部E4の長さは、第3延在部E3の長さより長く設定することが望ましい。
第1延在部E1の先端側(第1受動素子P1bの近傍)に切り欠き部E1aを形成することで、第2延在部E2の基端側と切り欠き部E1aとの間で抜き面積に応じた容量コントロール部を設けることができる。
本実施形態の場合、第4の共振周波数f4を設計する第3エレメント5との干渉を抑制するために、切り欠き部E1aを形成して容量コントロール部を設け、第1延在部E1を形成している。
なお、切り欠き部E1aによる容量コントロール部の抜き面積は、少ないほど(間隔が狭いほど)容量が大きくなり、第1の共振周波数f1の帯域幅等のアンテナ性能が向上する。
干渉コントロール部E1bは、給電点FP近傍であって第1延在部E1の第4エレメント6側に突出して形成されている。
第3の共振周波数f3は幅広部の第4エレメント6で主に設計されるが、第4の共振周波数f4も、第4エレメント6と同方向に延在する第6延在部E6を有する第3エレメント5で主に設計される。このため、第4エレメント6と第6延在部E6とが互いに距離によっては干渉してしまい、アンテナ性能が劣化する傾向がある。
なお、干渉コントロール部E1bは、突出量が長いほど、第4エレメント6との浮遊容量Ciを発生し易くなる。また、浮遊容量Ciにより、人体や周辺部品の影響を低減することも可能になる。
また、内外に浮遊容量を効果的に発生可能な環状の装荷パターンを第1エレメント3の開放端部分に構成することで、高インピーダンスとなるアンテナ素子ATが開放端となる場合に比べ、周囲の人体や周辺部品の影響を抑制してアンテナ性能の劣化を防ぐことができる。
したがって、所望の共振周波数に自己共振しないローディング素子のアンテナ素子ATを有する上記装荷パターンによる内外の複合的な浮遊容量を効果的に利用することで、複共振化させることができ、人体や周辺部品の影響を低減することも可能になる。
また、基板本体2の平面内で設計が可能であり、従来の誘電体ブロックや樹脂成型体等を使用する場合に比べて薄型化が可能であると共に、誘電体アンテナであるアンテナ素子ATの選択によって、小型化および高性能化が可能になる。また、金型、設計変更等によるコストが必要なく、低コストを実現することができる。
また、第1延在部E1に、第2延在部E2の基端部と対向配置された切り欠き部E1aが形成されているので、切り欠き部E1aと第2延在部E2との間に切り欠き部E1aの抜き面積に応じて浮遊容量が発生し、切り欠き部E1aが容量コントロール部として機能する。この切り欠き部E1aの容量コントロール部により、第4エレメント6側と第1エレメント3側との干渉を抑制することができる。
なお、図5の測定においては、第1受動素子P1aとして、L=2.7nHのインダクタを用い、第1受動素子P1bとして、L=8.2nHのインダクタを用いた。また、第2受動素子P2として、L=2.7nHのインダクタを用いた。さらに、第3受動素子P3として、C=15pFのコンデンサを用いた。
代表的に、900MHz帯域の第1の共振周波数f1と、1800MHz帯域の第2の共振周波数f2との場合について下記に示す。
・第1の共振周波数f1
<自由空間状態>
共振周波数:873.1MHz(VSWR=1.4)
<人体装着状態>
共振周波数:789.1MHz(VSWR=1.60)
・第2の共振周波数f2
<自由空間状態>
共振周波数:1778.1MHz(VSWR=1.90)
<人体装着状態>
共振周波数:1640.1MHz(VSWR=1.60)
なお、アンテナ素子ATの延在方向(第2延在部E2の延在方向)をY方向とし、第2延在部E2から第4延在部E4へ向かう第3延在部E3の延在方向をX方向とし、基板本体2表面に対する垂直方向をZ方向とした。この際のYZ面及びZX面に対する垂直偏波、水平偏波及び電力利得を測定した。また、この放射パターン測定は、上記自由空間状態で行った。
また、上記実施形態では、第1エレメントのみにアンテナ素子を設けているが、第2エレメントや第3エレメントにアンテナ素子を設けて各エレメントの短縮化を行い、装置全体の小型化を図っても構わない。
Claims (8)
- 絶縁性の基板本体と、
該基板本体の表面にそれぞれパターン形成された金属膜のグランドパターン、第1エレメント、第2エレメント及び第3エレメントとを備え、
前記第1エレメントが、前記グランドパターンに近接した基端側に給電点が設けられていると共に途中に第1受動素子及び誘電体アンテナのアンテナ素子がこの順に接続されて一定方向に延在し、
前記第2エレメントが、前記第1エレメントの基端側に基端が接続されていると共に途中に第2受動素子が接続されて前記第1エレメントに沿って延在し、
前記第3エレメントが、前記第1エレメントの基端側に一端が接続されていると共に前記第1エレメントと逆方向に延在した部分を少なくとも有し、
前記第1エレメントが、基端から前記第1受動素子まで前記一定方向に延在した第1延在部と、前記第1受動素子から前記アンテナ素子を途中に配して前記第1延在部の延在方向に延在する第2延在部と、該第2延在部の先端から前記第2エレメント側に向けて延在する第3延在部と、該第3延在部の先端から前記第2延在部と前記第2エレメントとの間であって前記第2延在部に沿って延在し先端が前記第2延在部の基端側又は前記第1延在部に接続された第4延在部とを有していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記第3エレメントが、前記第1エレメントと逆方向に延在した部分である第5延在部と、
前記第5延在部の先端に接続され前記一定方向に直交する方向かつ前記第2エレメント側に延在する第6延在部を有していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
前記基板本体の表面にパターン形成された金属膜の第4エレメントを備え、
前記第4エレメントが、前記第1延在部の途中から前記一定方向に直交する方向かつ前記第2エレメント側に延在していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項2に記載のアンテナ装置において、
前記グランドパターンが、前記第6延在部の先端よりも前記第5延在部の基端側に配されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項3に記載のアンテナ装置において、
前記第1延在部が、前記第4エレメントと前記グランドパターンとの間に前記第4エレメントに沿って突出した干渉コントロール部を有していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記第4延在部が、前記第2延在部の基端側に接続されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記第1延在部に、前記第2延在部の基端部と対向配置された切り欠き部が形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記グランドパターンに電気的に接続された金属膜のメイングランド部が表面にパターン形成されたメイン基板を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
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