JP6003926B2 - 表示制御装置、印刷装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

表示制御装置、印刷装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷出力前に、印刷紙へ印字した後の状態をプレビュー表示する技術に関する。
近年、商業印刷分野において、インクジェット印刷技術の向上やオンデマンド小ロット印刷要求の高まりに応じて、カット紙からカット紙へのインクジェット印刷だけでなく、ロール紙からロール紙への写真印刷やフォトブック印刷もインクジェットで印刷が行われるようになった。
ロール紙からロール紙の印字を行うプリンタは、印字後はロール紙に巻き取られた状態になり、そのロール紙を専用の裁断機などにセットして裁断や製本などの後工程を行う。
特開2008−87437号公報
ロール紙からロール紙の印字を行うプリンタの場合、印字後はロール紙に巻き取られてしまうため、印字後の状態確認が、後工程で裁断されるまで確認がほぼ不可能という問題があった。
また、一般的なプリンタドライバなどに付属されている印字後画像プレビュー表示の場合、ロール紙のどの位置に所望のジョブが印刷されているか直感的に分かりづらいという問題があった。
上記特許文献1のシステムは、カット紙とロール紙を併用して印刷を行う機器の表示部に関するユーザビリティ向上を、
・縦方向及び横方向の長さと関係を記憶しておき、ロール紙の幅情報から出力サイズを特定し、サイズ表示する。
・カット紙印字中とロール紙印字中でアイコンを変更して情報表示する。
などの方法により行っている。
しかし、前述のような「ロール紙が巻き取られた印字後の状態を確認する」といった課題に対しての言及は行っていない。
本発明の目的は、ユーザによるめくり操作によりロール紙の両面の印字状態を容易に確認するとが可能な表示制御装置、印刷装置、制御方法、及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するための第1の発明は、ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する表示制御装置であって、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、一方、前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の発明は、ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する印刷装置であって、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、一方、前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第3の発明は、ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する表示制御装置の制御方法であって、前記表示制御装置は、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付ステップと、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付ステップと、前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付ステップによりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定ステップと、前記第一の操作入力受付ステップによって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、一方、前記第二の操作入力受付ステップによって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記ページ特定ステップによって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示ステップと、を実行することを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の発明は、ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する表示制御装置において読取実行可能なプログラムであって、前記表示制御装置を、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、一方、前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記表示部に表示された印字イメージに対して、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第5の発明は、ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する印刷装置の制御方法であって、前記印刷装置は、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付ステップと、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付ステップと、前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付ステップによりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定ステップと、前記第一の操作入力受付ステップによって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、一方、前記第二の操作入力受付ステップによって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記表示部に表示された印字イメージに対して、前記ページ特定ステップによって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示ステップと、を実行することを特徴とする。
上記課題を解決するための第6の発明は、ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する印刷装置において読取実行可能なプログラムであって、前記印刷装置を、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、一方、前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記表示部に表示された印字イメージに対して、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、して機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによるめくり操作によりロール紙の両面の印字状態を容易に確認することができる、という効果を奏する。
一般的なロール紙を用いたプリンタのシステム構成図である。 本発明におけるロール紙プリンタの構成の一例を示すハードウェア構成図である。 本発明におけるロール紙プリンタの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 タッチパネルから通知されるユーザ操作情報の一例を説明するための説明図である。 本発明における印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明におけるジョブ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 印刷対象とする画像のラスターデータの一例を説明するための説明図である。 タッチパネルに初期表示されるロール紙への描画の一例を説明するための説明図である。 タッチパネルに対するユーザ操作後に、タッチパネルに表示されるロール紙への描画の一例を説明するための説明図である。 本発明における印字済みロール紙をタッチパネルへ描画表示する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明における印字済みロール紙をタッチパネルへ描画表示する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明におけるロール紙の表面をスクロールする表示処理の一例を示すフローチャートである。 タッチパネルに表示されるロール紙の表面をスクロールする表示方法の一例を示す図表である。 本発明におけるロール紙の裏面をスクロールする初期表示処理の一例を示すフローチャートである。 タッチパネル上に表示される、ロール紙の裏面をスクロールする表示方法の一例を示す図表である。 本発明におけるロール紙の裏面をスクロールする表示処理の一例を示すフローチャートである。 タッチパネルに表示される、ロール紙の裏面をスクロールする表示方法の一例を示す図表である。 本発明における状態保存テーブルの構成を示す構成図である。 本発明におけるロール紙の表面の任意のページに対して、つまみタッチの操作を行っていることを説明するための説明図である。 タッチパネルに対するつまみタッチの操作後に、任意の裏面のページがタッチパネルに表示されるロール紙への描画の一例を説明するための説明図である。 本発明における印字済みロール紙をタッチパネルへ描画表示する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明におけるロール紙の裏面の任意のページに対して、つまみタッチの操作後、当該任意のページの表面のページからスクロールする切替表面表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明におけるロール紙の表面の任意のページに対して、つまみタッチの操作後、当該任意のページの裏面のページからスクロールする切替裏面表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明におけるロール紙の表面の任意のページに対して、タッチ操作後、裏面のページの表示する態様を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、一般的なロール紙からロール紙に印刷を実施するプリンタ(以下、ロール紙プリンタと記す)のシステムの概要を示すシステム構成図である。
ロール紙プリンタ100は、印刷前の白紙のロール紙(101)が、印字部102を通過し、表面、裏面の両面が印字された状態で、印刷後ロール紙(103)として巻き取り部104によって巻き取られる。
印刷を実施する印刷情報(ジョブ)は、105のネットワークケーブル経由で外部のPCから受信される。
一般的なロール紙プリンタ100では、制御UI(タッチパネル)106にジョブの情報(待機中/印字中など)が表示される。
以下、図2を用いて、図1に示したロール紙プリンタ100のハードウェア構成について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ209には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、ロール紙プリンタ100の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ209からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
205は入力コントローラで、タッチパネルディスプレイ208に対して、ユーザが直接触れることで行われる入力や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。尚、これらの機能は、タッチパネル106に対応している。
206はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ209へのアクセスを制御する。
また、CPU201で処理され、RAM202等に保存された処理済み印刷ジョブ情報を、印刷ヘッドやモーター等の制御をおこなう印刷デバイス210に転送する制御を行う。
207は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示した105)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、タッチパネル形式で操作可能なディスプレイを示すタッチパネルディスプレイ208上での表示を可能としている。
また、CPU201は、タッチパネルディスプレイ208上の不図示のマウスカーソルやユーザが直接触れることによるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ209に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ209に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
以下、図3では、本発明のロール紙プリンタ100における機能ブロック図を用いて各機能の説明を行う。
処理部301内の、ジョブ受付部302は、通信I/Fコントローラ207経由で受けつけたジョブ情報の受付処理を実施する。
ジョブ受付部302で受け付けたジョブ情報は、ジョブ保存部306に一時的に保存される。
ジョブ保存部306に保存されたジョブ情報は、ジョブ処理部303によって取り出されジョブ処理が行われる。
ジョブ処理部303でジョブ処理されて得られたジョブデータは、ベクターデータからラスターデータに変換され(RIP処理)、画像保存部307に保存される。
印刷を行う際には、画像保存部307に保存されたラスターデータが、印刷制御部311に送信され、実際の印刷処理が実施される。
また、画像保存部307に保存されたラスターデータは、UI表示処理部304で表示処理され、タッチパネル制御部312に転送され、タッチパネル106に表示される。
タッチパネル106に表示されたラスターデータは、ユーザによるタッチパネル106に対する操作により、その表示状態を更新する。
具体的には、ユーザによるタッチパネル106に対する操作が発生した場合、ユーザ操作情報が、タッチパネル106からタッチパネル制御部312経由で、UI表示処理部304に送信される。UI表示処理部304は、受け付けたユーザ操作情報を元に、画像保存部307に格納されているラスターデータを加工し、タッチパネル制御部312を経由してタッチパネル106に表示を行う。
また、画像保存部307には、ロール紙の表面に印字するためのラスターデータを保存する表面画像保存部313、ロール紙の裏面に印字するためのラスターデータを保存する裏面画像保存部314を備えている。
座標保存部308、及び、状態保存部309は、前述UI表示処理部304が受け付けたユーザ操作情報を元に、ラスターデータを加工する際の情報保存部として使用される。
状態保存部309には、タッチフラグ、前回タッチ種別、表裏描画状態、終了フラグが格納されており、プリンタ起動時の初期値として、タッチフラグは「OFF」が、前回タッチ種別は「なし」が、表裏描画状態は「表面描画状態」が、終了フラグは「OFF」が格納されている。これらの情報を格納しておくテーブルの構成例として、状態保存テーブルが図18に示されている。
以下、図4を用いて、前述タッチパネル106に対するユーザ操作時に、タッチパネル106からタッチパネル制御部312経由で、UI表示処理部304に送信されるユーザ操作情報について説明する。
ユーザ操作時にタッチパネル106からタッチパネル制御部312経由で、UI表示処理部304に送信されるユーザ操作情報は、主に、ユーザがタッチパネルに対して操作指示を行った座標情報とタッチ種別である。
座標情報は、タッチパネル106にユーザの指等が触れた時点の401記載の座標情報(Xn1、Yn1)が、タッチパネル106からタッチパネル制御部312に送信される。また、タッチパネル106にユーザの指等が触れたまま、タッチパネル106上を移動し、ユーザの指等が停止した時点の402記載の座標情報(Xn2、Yn2)が、タッチパネル106からタッチパネル制御部312に送信される。
タッチ種別については、ユーザの指等が401のようにある1点をタッチパネル106に触れた場合は、「通常タッチ」種別が、タッチパネル106からタッチパネル制御部312に送信される。この「通常タッチ」種別によって、タッチパネル106に対して操作を行うと、その操作方向に応じて、現在、タッチパネル106に表示しているページの前ページあるいは後ページを表示する。
ユーザの指等が403のように2点(Xt1、Yt1)(Xt2、Yt2)をタッチパネルに同時に触れたのち、404のように1点(Xt3、Yt3)に集約されて停止した場合は、「つまみタッチ」種別が、タッチパネル106からタッチパネル制御部312に送信される。
あるいは、404のように1点(Xt3、Yt3)に集約されなくとも、2点が、所定距離以下となった場合、「つまみタッチ」種別が、タッチパネル106からタッチパネル制御部312に送信される態様でも良い。
尚、本実施形態の説明では、2本の指に限定して図示し説明を行っているが、少なくとも2本以上の指の操作指示後、1点に集約した、あるいは、各指で触れた位置が所定距離以下になったことでも実現し得る。
以下、図5を参照して、本実施形態のロール紙プリンタにおける印刷処理について説明する。
ステップ501では、ジョブ受付部302に、通信I/Fコントローラ207経由で外部PCから送信されたジョブ情報を受け付ける。
ステップ502では、ジョブ受付部302が、ステップ501で受け付けたジョブ情報をジョブ保存部306に保存する。
ステップ503では、ジョブ処理部303が、ステップ502でジョブ受付部302がジョブ保存部306に保存したジョブ情報に対してジョブ処理を行う。ジョブ処理に関しては、図6に記載する。
図6では、ロール紙プリンタが受け付けたジョブ情報に対するジョブ処理について説明する。
図6でのジョブ処理の目的は、図5で受け付けたジョブ情報を、タッチパネル106に印字された後のロール紙を表示するために、図7に示すように、ロール紙の表面に描画した後のイメージ701、及び、ロール紙の裏面に描画した後のイメージ702のようなラスターデータを作成する事である。
ステップ601では、ジョブ処理部303が、ステップ503においてジョブ保存部306に保存されたジョブ情報の取り出しを行う。
ステップ602では、ジョブ処理部303が、ステップ601で取り出したジョブ情報に対してジョブ描画処理を行う。具体的には、ベクターデータで受信したジョブ情報をラスターデータに描画する処理(RIP)を行う。
尚、ステップ602のジョブ描画処理の際に、処理したジョブ情報を、ロール紙の表面に印字すべきか裏面に印字すべきか、ベクターデータ内の印字情報を元に、ジョブ処理部303が判断する。尚、一般的なジョブベクターデータには、表面印字するか、及び、裏面印字する場合、どの表面印字に対応して裏面印字するかの情報が格納されている。
ステップ603では、ジョブ処理部303が、ステップ602で描画処理したラスターデータジョブ情報を、印刷制御部311に送信する。この際に、前述の表面に印刷するか、裏面に印刷するかの情報も併せて印刷制御部311に送信する。ラスターデータジョブ情報を受け取った印刷制御部311は、ロール紙に対して印刷処理を実施する。
ステップ604では、ステップ602で描画処理したラスターデータが、表面印字するのか、それとも、裏面印字するのかの判断を実施する。
ステップ604において、表面に印字すると判断されたラスターデータは、ステップ605では、ジョブ処理部303により、画像保存部307内の表面画像保存部313に保存される。
ステップ604において、裏面に印字すると判断されたラスターデータは、ステップ606では、ジョブ処理部303により、画像保存部307内の裏面画像保存部314に保存される。
ステップ607において、ロール紙一本分のジョブ処理が行われたかの判断を行う。この判断方法の一例としては、あらかじめ状態保存部309に保存されていたロール紙の長さと、処理を行ったジョブの印字幅の積算値の比較などで行われる。
ステップ607において、ロール紙一本分のジョブ処理が行われたと判断された場合、ステップ608において、印字済みロール紙をタッチパネル106へ描画表示する処理が行われる。処理の詳細については、図10及び図11に記載する。
ステップ607において、ロール紙一本分のジョブ処理が行われていないと判断された場合、ステップ601に戻り、ジョブ処理を継続する。
図10及び図11では、印字済みロール紙をタッチパネル106へ描画表示する処理について説明する。
図10及び図11の処理により、タッチパネル106に対するユーザ操作に従い、タッチパネル106に対する描画表示処理を行う事で、タッチパネル106上に、ロール紙の表面を表示する場合は、図9の901に示すような印字後のロール紙のイメージが、裏面表示の場合は、図9の902に示すような印字後のロール紙のイメージが表示される。
ステップ1001では、UI表示処理部304は、タッチパネル106にタッチパネル制御部312を経由して、ロール紙の初期状態における表示を行う。ロール紙の初期状態における表示は、タッチパネル106に、図8の801に示す状態で表示される。
ユーザがタッチパネル106に指等で触れるユーザ操作を行った場合、ステップ1002では、タッチパネル制御部312を経由して、UI表示処理部304にユーザ操作情報が到着する。ユーザ操作情報は前述の通り、座標情報とタッチ種別から構成される。
ステップ1003では、UI表示処理部304は、状態保存部309からタッチフラグを取りだす。タッチフラグは、ユーザがタッチパネル106に触れた状態で操作しているかを判断するためのフラグである。
ユーザがタッチパネル106に指等を触れていない場合、タッチフラグはOFFであり、ユーザがタッチパネル106に指等を触れた状態で、タッチパネル106上を移動している場合は、タッチフラグはONである。
ステップ1004では、UI表示処理部304は、ステップ1003で取りだしたタッチフラグがONかOFFかの判断を行う。
以下のステップ1005からは、ユーザがタッチパネル106に触れた段階(図4、401の段階)での処理を記載する。この処理では、ステップ1015以下で説明するロール紙描画処理を行うための情報の保存を行う。
ユーザがタッチパネル106に触れたまま、操作を行う処理(図4、401から402の処理)については、ステップ1015以下の説明で記載する。
ステップ1004において、タッチフラグがOFFだった場合、ステップ1005へ処理を進め、ステップ1005では、UI表示処理部304は、状態保存部309から描画領域座標を取得する。描画領域座標とは、図8の802内の斜線部分の所定の領域における座標を指す。
ステップ1006では、UI表示処理部304は、ステップ1002で届いた座標情報が、ステップ1005において取得した描画領域座標内に収まっているかの判定を行う。
この判定は、例えば、単純な座標比較によって行われる。ステップ1006において、座標情報が、描画領域座標内に収まっていないと判定された場合、ステップ1002に戻り、ユーザがタッチパネル106に対する操作が行われるのを待つ。
ステップ1006では、座標情報が、描画領域座標内に収まっていると判定された場合、ステップ1007へ処理を進め、ステップ1007では、UI表示処理部304は、状態保存部309からタッチフラグを取りだす。
ステップ1008では、UI表示処理部304は、ステップ1007で状態保存部309から取り出したタッチフラグをONにして状態保存部309に保存する。
ステップ1009では、UI表示処理部304は、座標保存部308から前回保存した座標値を取りだす。
ステップ1010において、UI表示処理部304は、ステップ1009で座標保存部308から取り出した前回保存した座標値を、ステップ1002でUI表示処理部304が受け取った座標情報に更新して、座標保存部308に保存する。
ステップ1011では、UI表示処理部304は、状態保存部309から前回タッチ種別を取りだす。この処理は、ステップ1002においてUI表示処理部304が受け取ったタッチ種別を状態保存部309に保存するための処理である。
ステップ1012では、UI表示処理部304は、ステップ1002においてUI表示処理部304が受け取ったタッチ種別が、「通常タッチ」か「つまみタッチ」かの判定を行う。
ステップ1012では、ステップ1002においてUI表示処理部304が受け取ったタッチ種別が、「通常タッチ」と判断された場合、ステップ1013へ処理を進め、ステップ1013では、UI表示処理部304は、ステップ1011において取得した前回タッチ種別を「通常タッチ」に更新し、状態保存部309に保存する。
また、ステップ1012では、ステップ1002においてUI表示処理部304が受け取ったタッチ種別が、「つまみタッチ」と判断された場合、ステップ1014へ処理を進め、ステップ1014では、UI表示処理部304は、ステップ1011で取得した前回タッチ種別を「つまみタッチ」に更新し、状態保存部309に保存する。
以下のステップ1015からは、ユーザがタッチパネル106に触れたまま、操作を行う処理について記載する。この操作により、タッチパネル106に表示されたロール紙への描画は、図8の801の初期描画状態から、図9の901のロール紙の表面に描画した状態や図9の902のロール紙の裏面に描画した状態に更新される。
ステップ1004において、タッチフラグがONと判断された場合、ステップ1015では、UI表示処理部304は、状態保存部309から表裏描画状態を取得する。
ステップ1016では、UI表示処理部304は、ステップ1015で取得した表裏描画状態が、「表面」か「裏面」かの判定を行う。
ステップ1017では、表裏描画状態が「表面」と判断された場合、UI表示処理部304は、状態保存部309から前回タッチ種別を取り出す。
ステップ1018では、ステップ1017においてUI表示処理部304が取りだした前回タッチ種別が、「通常タッチ」か「つまみタッチ」かの判定を行う。
ステップ1018では、タッチ種別が「通常タッチ」と判断された場合、ステップ1019へ処理を進め、ステップ1019では、UI表示処理部304は、表面スクロール表示処理を行う。表面スクロール表示処理については、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップ1020では、UI表示処理部304は、状態保存部309から表裏描画状態を取得し、ステップ1021では、UI表示処理部304は、表裏描画状態を「表面描画」に更新して、状態保存部309に保存する。
また、ステップ1018では、タッチ種別が「つまみタッチ」と判断された場合、ステップ1022へ処理を進め、ステップ1022では、UI表示処理部304は、初期裏面スクロール表示処理を行う。初期裏面スクロール表示処理については、図14に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップ1023では、UI表示処理部304は、状態保存部309から表裏描画状態を取得する。
ステップ1024では、UI表示処理部304は、表裏描画状態を「裏面描画」に更新して、状態保存部309に保存する。
尚、ステップ1022における、初期裏面スクロール表示処理において、ユーザ操作によっては、表示が「裏面描画」状態にならない場合がある(図15参照)。本ステップにおいて、ステップ1027のように、現在のタッチパネルの表裏描画状態の判定を行い、その結果を状態保存部309の表裏描画状態に保存してもよい。
ステップ1016において、表裏描画状態が「裏面描画」と判断された場合、ステップ1025へ処理を進め、ステップ1025では、UI表示処理部304は、裏面スクロール表示処理を行う。
裏面スクロール表示処理については、図16に示すフローチャートを用いて説明する。尚、ステップ1025の裏面スクロール表示処理後は、表示状態が裏面表示状態(図15、1402)から表面表示状態(図13、1202)に変更される場合がある。
ステップ1026では、UI表示処理部304は、状態保存部309から表裏描画状態を取得する。
ステップ1027では、UI表示処理部304は、ステップ1025の裏面スクロール表示処理後の表示状態が、表面表示状態か裏面表示状態かの判定を行う。
ステップ1027において、UI表示処理部304が裏面スクロール表示処理後の表示状態を表面表示状態と判断した場合は、ステップ1028へ処理を進め、ステップ1028では、UI表示処理部304は、ステップ1026において状態保存部309から取り出した表裏描画状態を「表面描画」に更新して、状態保存部309に保存する。
ステップ1027において、UI表示処理部304が裏面スクロール表示処理後の表示状態を裏面表示状態と判断した場合は、ステップ1029へ処理を進め、ステップ1029では、UI表示処理部304は、ステップ1026において状態保存部309から取り出した表裏描画状態を「裏面描画」に更新して、状態保存部309に保存する。
ステップ1030では、UI表示処理部304は、状態保存部309からタッチフラグを取りだす。
ステップ1031では、UI表示処理部304は、ステップ1030において状態保存部309から取得したタッチフラグを「OFF」にして、状態保存部309に格納する。
ステップ1032では、UI表示処理部304は、座標保存部308から描画領域座標を取得する。
ステップ1033では、UI表示処理部304は、ステップ1032において座標保存部308から取得した描画領域座標を、描画処理(ステップ1019、ステップ1022、ステップ1025)後の描画領域に更新して、座標保存部308に保存する。
ステップ1034では、UI表示処理部304は、状態保存部309から終了フラグを取り出す。この終了フラグは、例えば、タッチパネル106に備え付けられた物理的な電源スイッチをユーザが押下した際に、タッチパネル制御部312が「ON」にする。
ステップ1035では、UI表示処理部304は、ステップ1034において取得した終了フラグが「ON」か「OFF」かの判定を行う。
ステップ1035において、UI表示処理部304が、終了フラグが「ON」と判定した場合は、処理を終了し、一方、ステップ1035において、UI表示処理部304が、終了フラグが「OFF」と判定した場合は、ステップ1002に戻り、ユーザがタッチパネルを操作するまで待つ。
図12では、表面スクロール表示処理について説明する。表面スクロール表示処理は、図13の1201の表面表示状態から、ユーザのタッチパネル操作により、1202の表面表示状態に更新する処理である。
尚、下記説明中の座標(X0、Y0)、(Xb、Yb)、及び、(Xn,Yn)は図13の1201に記載の座標に従う。各座標に対する原点は、X0、Y0を原点としても良いし、タッチパネル106の表示領域の左上を原点としても良く、特にここで記載した原点に依らなくても良い(以下、同様)。
ステップ1101では、UI表示処理部304は、表面画像保存部313より表面描画後イメージ(図7、701)を取得する。
ステップ1102では、UI表示処理部304は、座標保存部308から前回保存した座標値(Xb、Yb)を取得する。
ステップ1103では、UI表示処理部304は、ステップ1102において取得した前回保存した座標値(Xb、Yb)と、ステップ1002において、タッチパネル制御部312を経由して、UI表示処理部304に到着した座標情報(Xn、Yn)の比較演算を行う。具体的には、「XnがXbより大きいか」の比較演算を行う。
ステップ1103では、「XnがXbより大きい」と判定された場合は、ステップ1104へ処理を進め、ステップ1104では、UI表示処理部304は、ステップ1101において取得した表面描画後イメージを使用して(Xn−Xb)分スクロール表示(拡大表示)する。この処理によって、タッチパネル106に対するロール紙の表示は、図13の1201の状態から1202の状態に更新される。
ステップ1103では、「XnがXb以下」と判定された場合は、ステップ1105へ処理を進め、ステップ1105では、UI表示処理部304は、「XnがX0より小さいか」の判定を行う。
ステップ1105では、「XnがX0より小さい」と判定された場合、ステップ1106へ処理を進め、ステップ1106では、UI表示処理部304は、タッチパネル表示をロール紙への初期状態表示(図8、801)に更新する。
ステップ1105において、「XnがX0以上」と判定された場合、ステップ1107へ処理を進め、ステップ1107では、UI表示処理部304は、ステップ1101で取得した表面描画後イメージを使用して(Xb−Xn)分スクロール表示(縮小表示)する。この処理によって、タッチパネル106のロール紙の表示は、例えば、図13の1202の表面表示から、図13の1201の表面表示のように縮小されて表示される(尚、描画表示されるイメージの縮小倍率等は、予め任意に設定することで実現される)。
図14では、初期裏面スクロール表示処理について説明する。初期裏面スクロール表示処理は、図13の1202の表面表示状態から、ユーザのタッチパネル操作により、図15の1402の裏面表示状態に更新する処理である。
尚、下記説明中の座標(Xn、Yn)、(Xh、Yh)、及び、(Xb,Yb)は図15の1401、及び、1402に記載の座標に従う。
ステップ1301では、UI表示処理部304は、裏面画像保存部314から描画後イメージ(図7、702)を取得する。
ステップ1302では、UI表示処理部304は、座標保存部308から前回保存した座標値(Xb、Yb)を取得する。
ステップ1303では、UI表示処理部304は、ステップ1302において取得した前回保存した座標値(Xb、Yb)と、ステップ1002において、タッチパネル制御部312を経由して、UI表示処理部304に到着した座標情報(Xn、Yn)の比較演算を行う。具体的には、「XnがXbより小さいか」の比較演算を行う。
ステップ1303において、「XnがXbより小さい」と判定された場合は、ステップ1304へ処理を進め、ステップ1304では、UI表示処理部304は、ステップ1301において取得した裏面描画後イメージを使用して(Xh−Xn)分裏面スクロール表示(拡大表示)する。
この処理によって、タッチパネル106のロール紙表示は、図15の1401の状態から1402の状態に更新される。尚、上記座標Xhは「Xh=(Xb―Xn)/2」で求められる。
ステップ1303において、「XnがXb以上」と判定された場合は、描画処理の更新を行わず、処理を終了する。
図16では、裏面スクロール表示処理について説明する。裏面スクロール表示処理は、図15の1402の表面表示状態から、ユーザのタッチパネル操作により、図17の1601の裏面表示状態に更新、もしくは、図13の1202の表面表示状態に更新する処理である。
尚、下記説明中の座標(Xn、Yn)、(Xh、Yh)、及び、(Xb、Yb)は図17の1601に記載の座標に従う。
ステップ1501では、UI表示処理部304は、裏面画像保存部314から描画後イメージ(図7、702)を取得する。
ステップ1502では、UI表示処理部304は、座標保存部308から前回保存した座標値(Xb、Yb)を取得する。
ステップ1503では、UI表示処理部304は、ステップ1502において取得した前回保存した座標値(Xb、Yb)と、ステップ1002において、タッチパネル制御部312を経由して、UI表示処理部304に到着した座標情報(Xn、Yn)の比較演算を行う。具体的には、「XnがXbより小さいか」の比較演算を行う。
ステップ1503において、「XnがXbより小さい」と判定された場合は、ステップ1504へ処理を進め、ステップ1504では、UI表示処理部304は、ステップ1501において取得した裏面描画後イメージを使用して(Xb−Xn)分裏面スクロール表示(拡大表示)する。この処理によって、タッチパネル106へロール紙を表示する方法は、例えば、図15の1402の状態から図17の1601の状態のように更新される。
ステップ1503において、「XnがXb以上」と判定された場合は、ステップ1505へ処理を進め、ステップ1505では、UI表示処理部304は、初期裏面スクロール表示時にステップ1304において算出したXhを用いて、「XnがXhより小さいか」の比較演算を行う。
ステップ1505において、「XnがXhより小さい」と判定された場合は、ステップ1506へ処理を進め、ステップ1506では、UI表示処理部304は、ステップ1501で取得した裏面描画後イメージを使用して(Xh−Xn)分裏面スクロール表示(縮小表示)する。この処理によって、タッチパネル106のロール紙表示は、例えば、図17の1601の状態から図15の1402の状態のように縮小表示される。
ステップ1505において、「XnがXh以上」と判定された場合は、ステップ1507へ処理を進め、ステップ1507では、UI表示処理部304は、裏面表示を中止し、図13の1202のような表面表示状態に戻す。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、表面が表示された状態で、つまみタッチの操作がなされると、裏面の初期ページから表示を開始する態様を備えるが、第2の実施形態では、表面の任意のページに対して、つまみタッチの操作がなされると、つまみタッチの操作がなされたページの裏面のページから表示を行う態様を備える。
尚、第2の実施形態に係るロール紙プリンタの構成等は、第1の実施形態に係るロール紙プリンタと同様な構成等を備えるため、同一符号を用いて説明を簡略化し、異なる構成等について、以後、説明を行う。
まず、図19には、表面が表示された状態で、つまみタッチの操作がなされた状態が示されており、特に、表面の2ページ目の描画後イメージに対して、つまみタッチの操作がなされている。尚、つまみタッチを検知する方法については、図4で前述した通りである。
図20には、図19に示すように、2ページ目の表面の描画後イメージに対して、つまみタッチの操作がなされた結果、2ページ目の裏面が表示された状態を示している。
この表示形態については、描画領域に対して、2ページ目の裏面の描画後イメージデータ(2ページ目を印刷する領域を示す印刷対象領域)の左端にあわせて表示しても良いし、2ページ目の裏面の描画後イメージデータ(2ページ目を印刷する領域を示す印刷対象領域)が、中央に配置されるように表示を行い、描画領域にあわせて、その前後ページである1ページ目及び3ページ目の裏面の描画後イメージを表示しても良いが、この場合、その前後ページの裏面の描画後イメージは、描画領域に収まらないイメージは、非表示として良い。
ここでは、2ページ目として特定したページを示しているが、ぺージについては、任意のページとしても良い。
次に、図21に示すフローチャートを用いて、印字済みロール紙をタッチパネル106へ描画表示する処理について説明する。
ステップ1016までの処理は、第1の実施形態と同様な処理を行うため、説明を省略する。
ステップ2000では、ステップ1016において、表裏描画状態が「裏面」と判断された場合、UI表示処理部304は、状態保存部309から前回タッチ種別を取り出す。
ステップ2001では、ステップ2000において、UI表示処理部304が取りだした前回タッチ種別が、「通常タッチ」か「つまみタッチ」かの判定を行う。
ステップ2001では、タッチ種別が「通常タッチ」と判断された場合、ステップ1025へ処理を進め、タッチ種別が「つまみタッチ」と判断された場合、ステップ2002へ処理を進める。つまり、裏面の描画後イメージに対して、つまみタッチの操作がなされたことを検知したと判断する。
ステップ2002では、UI表示処理部304は、切替表面スクロール表示処理を行う。尚、切替表面スクロール表示処理については、図22に示すフローチャートを用いて後述する。
この処理は、図19及び図20を用いて、2ページ目の表面の描画後イメージに対して、つまみタッチの操作がなされた結果、2ページ目の裏面が表示される態様を説明したが、本実施形態では、2ページ目の裏面の描画後イメージに対して、つまみタッチの操作がなされた結果、2ページ目の表面が表示される態様をも備えている。
ステップ2002の処理を終了すると、ステップ1019へ処理を進める。
ステップ2003では、ステップ1018において、タッチ種別が「つまみタッチ」と判断された場合、UI表示処理部304は、切替裏面スクロール表示処理を行う。尚、切替裏面スクロール表示処理については、図23に示すフローチャートを用いて後述する。
次に、図22に示すフローチャートを用いて、切替表面スクロール表示処理について説明する。
ステップ2200では、UI表示処理部304は、表面画像保存部313より表面描画後イメージ(図7、701)を取得する。
ステップS2201では、UI表示処理部304は、裏面ページ情報を取得する。
尚、ステップ1002において、UI表示処理部304は、タッチパネル制御部312を経由して、UI表示処理部304にユーザ操作情報が到着するが、本実施形態では、ユーザ操作情報には、ユーザがタッチパネル106に対して操作指示を行ったページを特定するページ特定情報を含む構成を備えている。
従って、本ステップでは、ユーザ操作情報から、ユーザがタッチパネル106に対して操作指示を行った裏面のページに関するページ情報を取得する。
ページ特定情報としては、例えば、タッチパネル106に対して、描画後イメージが初期表示された描画領域の右端の初期位置から、ユーザがタッチパネルに対して操作指示を行った位置までの距離、つまりスクロール量を計測するための情報等があげられる。
初期位置からこのスクロール量を加えた位置が、各ページがそれぞれ描画される描画領域(横の長さ)の何れに該当するかを特定することで、タッチパネル106に対して操作指示を行ったページを特定しても良い。尚、ステップ602において、ジョブ処理部303は、初期位置からの距離に応じて、描画するページに関する情報を、表面及び裏面に対して画像保存部307に保存しておき、この情報を用いて、ユーザがタッチパネルに対して操作指示を行った位置が、何れのページかを特定することが可能である。
尚、このようなタッチパネル106に対して操作指示を行ったページを特定する方法は、このような方法に限定されず、他の既存技術を用いた態様をとることも可能である。
また、表面のページと、当該表面のページの裏面のページとの対応関係は、ステップ602において、ジョブ処理部303が、表面印字、あるいは裏面印字の判断を行った後、表面及び裏面におけるページ(表面及び裏面に対して、連番とするページを付しても良いし、表面及び裏面それぞれで連番とするページを付しても良いし、予めジョブ情報に含まれるページを用いても良い)を特定して、画像保存部307に保存を行うため、本ステップでは、裏面のページに対応する表面のページを画像保存部307から取得する。
ステップ2202では、UI表示処理部304は、ステップ2200において取得した表面描画後イメージを使用して、ステップ2201において取得したページの裏面に印刷するページの表面描画後イメージを、ロール紙画像描画領域の右端に合わせて、表示(拡大表示)する。
次に、図23に示すフローチャートを用いて、切替裏面スクロール表示処理について説明する。
ステップ1301では、UI表示処理部304は、裏面画像保存部314から描画後イメージ(図7、702)を取得する。
ステップ2100では、UI表示処理部304は、表面ページ情報を取得する。
尚、本ステップにおいても、前述したように、ステップ1002において、UI表示処理部304は、タッチパネル制御部312を経由して、UI表示処理部304に到着するユーザ操作情報に含まれるページ特定情報を用いて、画像保存部307に保存した表面及び裏面のページの対応関係より、ユーザがタッチパネル106に対して操作指示を行った表面のページを特定する。
尚、前述したスクロール量についてだが、本処理において、スクロールが行われるたびに、逐次、その量を計測し、現時点でのスクロール量を記憶しておくことで、裏面から表面、一方、表面から裏面へ切り替わったとしても、どのページがタッチパネル106へ表示されているかを特定することが可能である。
つまり、前述したように、初期位置にスクロール量を加えた位置から、画像保存部307に保存した情報を用いて、ユーザがタッチパネルに対して操作指示を行った位置が、何れのページかを特定することが可能である。
ステップ2101では、UI表示処理部304は、ステップ2100において取得した表面のページが、表面における2ページ以後のページであるか否かを判定し、2ページ以後のページであると判定した場合、ステップ2102へ処理を進め、2ページ以後のページであると判定しない場合、ステップ1302へ処理を進める。
ステップ2102では、UI表示処理部304は、UI表示処理部304は、ステップ1301において取得した裏面描画後イメージを使用して、ステップ2102において取得したページの裏面のページの表面描画後イメージを、描画領域の右端に合わせて、表示(拡大表示)する。この処理によって、タッチパネル106に対するロール紙の描画後イメージは、図19に示す状態から図20に示す状態に更新される。
これによって、タッチパネル106に表示された描画後イメージの裏面に印刷される描画後イメージを参照したいときに、裏面の1ページ目から順次参照することなく、所望するページの裏面の描画後イメージを参照することが可能となるので、ユーザにとって利便性の高いロール紙プリンタとなる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。第1及び第2の実施形態では、表面が表示された状態で、つまみタッチの操作がなされると、裏面のページのスクロール表示を行う態様を備えるが、第3の実施形態では、表面の任意のページに対して、タッチパネルに対して、指が触れた状態で当該指を移動させない、つまり、1回のタッチ操作がなされると、タッチ操作がなされたページの裏面のページの表示を行う態様を備える。
尚、第3の実施形態に係るロール紙プリンタの構成等は、第1及び第2の実施形態に係るロール紙プリンタと同様な構成等を備えるため、同一符号を用いて説明を簡略化し、異なる構成等について、以後、説明を行う。
図24に示すように2200では、表面の描画後イメージが表示された状態で、タッチ操作がなされた状態が示されており、図25では、タッチ操作がなされた表面のページの裏面の描画後イメージが表示された状態が示されている(2201)。また、ページが反転されたことを示すために識別するための枠2202を表示しても良い。尚、タッチ操作するぺージについては、任意のページとしても良い。
このペーの特定方法は、第2の実施形態で説明したように、初期位置にスクロール量を加えた位置から、画像保存部307に保存した情報を用いて、ユーザがタッチパネルに対して操作指示を行った位置が、何れのページかを特定することが可能であるが、このような方法に限定されず、他の既存技術を用いた態様をとることも可能である。
以上、本発明によれば、印刷出力前、ロール紙を用いて印刷を行うプリンタに付属している表示装置において、ロール紙への描画をプレビュー表示する事で、ユーザが容易にロール紙への印字後の状態を確認することができる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、各処理方法をコンピュータが実行可能(読み取り可能)なプログラムであり、本発明の記憶媒体は、各処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。
なお、本発明におけるプログラムは、各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読取り実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータで稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。
この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステム、あるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 ロール紙プリンタ
101 印刷前ロール紙
102 印字部
103 印刷後ロール紙
104 巻き取り部
105 ネットワークケーブル
106 タッチパネル
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 ビデオコントローラ
206 メモリコントローラ
207 通信I/Fコントローラ
208 タッチパネルディスプレイ
209 外部メモリ(HD/FD)
210 印刷デバイス

Claims (12)

  1. ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する表示制御装置であって、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、
    前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、
    一方、
    前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記第二の操作入力受付手段は、前記表示部に表示された裏面の連続した印字イメージに対して、ページをめくる操作を受付け、
    前記特定手段は、前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した裏面の連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの表面のページを特定し、
    前記表示手段は、前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう表面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記ロール紙に対して当該ロール紙の表示範囲の設定を受付ける表示範囲受付手段を備え、
    前記第一の操作入力受付手段は、前記表示範囲受付手段によって受付けた表示範囲におけるロール紙の印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付け、
    前記第二の操作入力受付手段は、前記表示部に表示された前記表示範囲におけるロール紙の印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付け、
    前記表示手段は、
    前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記表示範囲におけるロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、
    一方、
    前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けた前記表示範囲におけるページをめくる操作に従って、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けためくる操作は、当該めくる操作がなされた前記表示部に対する位置を含み、
    前記表示手段は、前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けためくる操作の操作位置の移動に従って、前記表示部に表示された印字イメージに対して当該入力を受付けたページに対応する裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記第二の操作入力受付手段は、少なくとも2以上の操作位置を同時に受付けた後、それぞれの操作位置の距離が所定距離以下となった状態で、前記表示部へ表示されている後ページを表示する操作方向に向かって、前記操作位置が移動する操作を前記めくる操作として入力を受付けることを特徴とする請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示手段は、前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けためくる操作に従って、前記表示部に表示されているロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを表示した状態で、前記表示部に連続して表示された印字イメージに対する裏面の各ページの印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示手段は、前記ページをめくる操作による裏面の各ページに対する印字イメージを連続して表示することなく、前記第二の操作入力受付手段によって、前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してページを指定する操作の入力を受付けると、当該ページに対応する裏面のページを前記表示部へ表示することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示制御装置。
  8. ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する印刷装置であって、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、
    前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、
    一方、
    前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  9. ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する表示制御装置の制御方法であって、
    前記表示制御装置は、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付ステップと、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付ステップと、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付ステップによりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定ステップと、
    前記第一の操作入力受付ステップによって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、
    一方、
    前記第二の操作入力受付ステップによって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記ページ特定ステップによって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示ステップと、
    を実行することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  10. ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する表示制御装置において読取実行可能なプログラムであって、
    前記表示制御装置を、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、
    前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、
    一方、
    前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記表示部に表示された印字イメージに対して、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  11. ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する印刷装置の制御方法であって、
    前記印刷装置は、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付ステップと、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付ステップと、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付ステップによりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定ステップと、
    前記第一の操作入力受付ステップによって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、
    一方、
    前記第二の操作入力受付ステップによって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記表示部に表示された印字イメージに対して、前記ページ特定ステップによって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示ステップと、
    を実行することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  12. ロール紙の両面に印字された状態を示す印字イメージを連続して表示部へ表示する印刷装置において読取実行可能なプログラムであって、
    前記印刷装置を、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対してスクロール操作の入力を受付ける第一の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージに対して、前記スクロール操作と異なるページをめくる操作の入力を受付ける第二の操作入力受付手段と、
    前記表示部に表示された連続した印字イメージで前記第二の操作入力受付手段によりめくる操作の入力を受付けた場合に、当該連続した印字イメージでのめくる操作の位置に従って、めくる操作をしたページの裏面に印字されるページを特定するページ特定手段と、
    前記第一の操作入力受付手段によって入力を受付けたスクロール操作に従って、前記ロール紙の一方の面の各ページの印字イメージを連続して前記表示部へ表示し、
    一方、
    前記第二の操作入力受付手段によって入力を受付けたページをめくる操作に従って、前記表示部に表示された印字イメージに対して、前記ページ特定手段によって特定しためくる操作をしたページの裏面に印字されるページから前記第一の操作入力受付手段によってスクロール操作が始められるよう裏面のページの連続した印字イメージを前記ロール紙の他方の面として前記表示部へ表示する表示手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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