JP5545604B2 - 電子化ドキュメント・ブラウズ方法、電子化ドキュメント・ブラウズ装置及びそのプログラム - Google Patents

電子化ドキュメント・ブラウズ方法、電子化ドキュメント・ブラウズ装置及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は電子ブックに代表される電子化されたドキュメントデータのブラウズに関する。
近年、電子化された書籍(以下、適宜「電子ブック」と呼ぶ。)、プレゼンテーションコンテンツ、長大テキスト文書のような、一連の線形順序でレイアウト編成された電子ドキュメントを閲覧(ブラウズ)するための読書端末器が一般に普及しつつある。この読書端末器は、例えばe−readerと呼ばれている。そして、電子ブック等をe−readerや、PC(Personal computer)で閲覧するスタイルが浸透しつつある。この際、電子ブック等を、あたかも、実際に紙媒体で提供される書籍かのように閲覧させるということが行われている。例えば実際に紙媒体で提供される書籍と同様にページが付され、2ページ見開きといった形で閲覧させるということが一般的に行われている。また、閲覧時はタッチスクリーン等の操作により概念的に、ページを“捲り”他のページを表示させる。
このように、タッチスクリーン上で、シートを“捲る”動作の具体的実装方法については例えば非特許文献1に記載がある。また、同様に電子ブック等を3Dモデリングして捲る技術が、例えば特許文献1及び特許文献2に記載がある。
特開2005−182820号公報 特開2006−172465号公報
Page-flip-tools.com社、"Flipping book" [online][平成22年7月1日検索]<http://page-flip-tools.com/online-demo/>
上述したような技術を用いることにより、タッチスクリーン上で電子ブック等を3Dモデリングして概念的に“捲る”ことが可能となる。しかしながら、上述の技術では電子ドキュメント中の不連続な複数領域の内容を、ディスプレイ上で可視性を損なうことなく同時に一画面上にて視認させることが出来なかった。
そこで、本発明は、電子ドキュメント中の不連続な複数領域の内容を、ディスプレイ上で可視性を損なうことなく同時に一画面上にて視認させることが可能な、電子化ドキュメント・ブラウズ方法、電子化ドキュメント・ブラウズ装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズ装置において、利用者に情報を提示する表示部と、利用者の操作を検知して、当該操作を認識する操作受付部と、前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成する生成部と、前記操作受付部が受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈するジェスチャー解釈制御部と、或る時点における、前記表示シートの、捲られている状態の形状及び位置を時点情報として記憶する記憶管理部と、を備え、前記ジェスチャー解釈制御部は複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、前記ジェスチャー解釈制御部が解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示し、前記生成部は、前記時点情報を用いて任意の時点での前記表示シートの捲られている状態の形状及び位置と同じ形状及び位置のシートモデルを生成し、当該生成したシートモデルの一部又は全部に新たなページの内容をテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成し、前記表示シートを複数重ね、当該重ねた表示シートを一枚の表示シートとして扱うことにより一度に複数のページを捲ることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置が提供される。
本発明の第2の観点によれば、利用者に情報を提示するための表示部を有しているドキュメント・ブラウズ装置が行う、電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズ方法において、操作受付部により利用者の操作を検知して、当該操作を認識し、生成部により、前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成し、記憶管理部により、或る時点における、前記表示シートの、捲られている状態の形状及び位置を時点情報として記憶し、前記操作受付部において受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈し、当該解釈では、複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、当該解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示し、前記生成部は、前記時点情報を用いて任意の時点での前記表示シートの捲られている状態の形状及び位置と同じ形状及び位置のシートモデルを生成し、当該生成したシートモデルの一部又は全部に新たなページの内容をテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成し、前記表示シートを複数重ね、当該重ねた表示シートを一枚の表示シートとして扱うことにより一度に複数のページを捲ることを特徴とするドキュメント・ブラウズ方法が提供される。
本発明の第3の観点によれば、電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズプログラムにおいて、利用者に情報を提示する表示部と、利用者の操作を検知して、当該操作を認識する操作受付部と、前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成する生成部と、前記操作受付部が受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈するジェスチャー解釈制御部と、或る時点における、前記表示シートの、捲られている状態の形状及び位置を時点情報として記憶する記憶管理部と、を備え、前記ジェスチャー解釈制御部は複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、前記ジェスチャー解釈制御部が解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示し、前記生成部は、前記時点情報を用いて任意の時点での前記表示シートの捲られている状態の形状及び位置と同じ形状及び位置のシートモデルを生成し、当該生成したシートモデルの一部又は全部に新たなページの内容をテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成し、前記表示シートを複数重ね、当該重ねた表示シートを一枚の表示シートとして扱うことにより一度に複数のページを捲るドキュメント・ブラウズ装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするドキュメント・ブラウズプログラムが提供される。
本発明によれば、ページ内容を内部生成した3Dシートモデルにテクスチャーマッピングして3D表示シートを生成し、タッチスクリーンを上の操作に応じて3D表示シートの形状を変形動作させることから、電子ドキュメント中の不連続な複数領域の内容を、ディスプレイ上で可視性を損なうことなく同時に一画面上にて視認させることが可能となる。
本発明の実施形態の基本的構成を表す図である。 本発明の実施形態における内容記憶部104の実装例を表す図である。 本発明の実施形態における電子ブックの表紙の表示例を表すイメージ図(1/2)である。 本発明の実施形態における電子ブックの表紙の表示例を表すイメージ図(2/2)である。 本発明の実施形態における電子ブックの表紙の表示例を表すイメージ図(1/2)である。 本発明の実施形態における電子ブックの表紙の表示例を表すイメージ図(2/2)である。 本発明の実施形態における第1の捲りを表すイメージ図(1/2)である。 本発明の実施形態における第1の捲りを表すイメージ図(2/2)である。 本発明の実施形態における第2の捲りを表すイメージ図(1/2)である。 本発明の実施形態における第2の捲りを表すイメージ図(2/2)である。 本発明の実施形態における捲りの判別とタッチ位置の具体例を表すイメージ図(2/2)である。 本発明の実施形態において左ページにまでページを捲った状態を表すイメージ図(1/2)である。 本発明の実施形態において左ページにまでページを捲った状態を表すイメージ図(1/2)である。 本発明の実施形態における複数シートの捲りを表すイメージ図(1/2)である。 本発明の実施形態における複数シートの捲りを表すイメージ図(2/2)である。 本発明の実施形態の基本的動作を表すフローチャートである。
100 端末装置
101 モジュール記憶部
102 イメージ入力受付部
103 ページ管理部
104 内容記憶部
105 釦等操作受付部
106 ジェスチャー解釈制御部
107 3D生成部
108 形状記憶部
109 動作認識部
110 レンダリング部
111 タッチディスプレイ
次に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1を参照すると本実施形態である端末装置100は、モジュール記憶部101、イメージ入力受付部102、ページ管理部103、内容記憶部104、釦等操作受付部105、ジェスチャー解釈制御部106、3D生成部107、形状記憶部108、動作認識部109、レンダリング部110及びタッチディスプレイ111を有する。
なお、端末装置100が具体的にどのような機器として実現されるかということは、本発明の適用範囲に基づいて限定されるものではない。
例えば、端末装置100はe−reader等と呼ばれている読書端末器で実現することも可能であるし、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機器といった任意の機器により実現することも可能である。また、タッチディスプレイに接続されたPCにより実現することも可能である。
なお、内容記憶部104や、形状記憶部108等は記憶装置というハードウェアにより実現されるが、他の各部についてはハードウェアにより実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアの組合せで実現してもよい。すなわち、端末装置100は、ソフトウェアがハードウェア資源と協働することにより実現されるものである。
また、図1に示す各部は端末装置100が有する各部のうち、本実施形態に特に関係する部分のみである。端末装置100は、一般的な読書端末器等として動作するために電源等の図示を省略した部分を有している。
動作認識部109は、タッチディスプレイ111上の利用者の指(以下、単に「指」と呼ぶ)ないし、ペンに代表される入力装置(以下、単に「ペン」と呼ぶ)の動作を観測することによって、ディスプレイ111上の動作のロケーションや、ペンないし指とディスプレイ111との近接性や接触圧などに相当する値を逐次認識する。そして、動作認識部109は、その認識結果をジェスチャー解釈制御部106へ送出する。
タッチディスプレイ111は、入力装置及び表示装置を組み合わせたものである。また、タッチディスプレイ111は、例えば一般的に、タッチパネル、タッチスクリーン若しくはタッチ画面といった名称で呼ばれる。なお、タッチディスプレイ111は種々の方式により実現することができる。一例としては、静電方式によるマルチタッチセンシングや光学方式のペンタッチセンシングなどが広く実用化されている。この点、本実施形態ではタッチディスプレイ111がどのような方式で実現されていてもよく、特に方式が限定されるものではない。
釦等操作受付部105は、利用者からの外部ボタンやキーボード、テンキー等の入力装置による操作に基づいた指令を受け付ける部分である。受け付けた指令はジェスチャー解釈制御部106に通知される。
ジェスチャー解釈制御部106は、モジュール記憶部101、イメージ入力受付部102、3D生成部107、動作認識部109及びレンダリング部110を制御する機能を有する。なお、図1においては、破線によりこれら各部を制御する関係にあることを示す。
また、ジェスチャー解釈制御部106は、タッチディスプレイ111の表示可能区域内に表示されたページを識別するための情報と、当該ページの構成に関する情報を表示構成情報として保持している。
具体的には、表示構成情報として、(1)ページ“#ID”と、(2)“左側開表示”、“右側開表示”、“第一の捲り”、“第二の捲り”、複数捲り途中の重なった情況“重”等を属性値とするページ属性Aと、(3)ページの2次元情報である表示エリアAreaと、の三つ組のリストである<・・・(#IDi、Ai、Areai)・・・>を持つ。
ここで、上述の表示可能領域とは、タッチディスプレイ111上のページを表示するために決められた区域である。例えば、見開き2ページ相当を表示するケースでは、2ページを開いて表示する全表示AreaA、と右側ページを表示する右側開表示AreaR、左側ページを表示する左側開表示AreaLである。
また、ジェスチャー解釈制御部106は、第一ないし第二の捲り属性値を持つページの表示領域を各々Areaiとして、前記レンダリング部110より受け取りリストに格納している。
ジェスチャー解釈制御部106は、動作認識部109より出力される指とペンの区別、近接・接触情報によりタッチ、アンタッチ、タッチ状態の継続、当該タッチ・ロケーション、タッチ状態継続のムーブ速度等を算出する。次に、算出結果を元にシートのドラッグ、ドロップ、ムーブ、第一、第二の捲りスウィープ、タップ、ドローイング等のジェスチャー指示を認識する。そして、特定ページ#IDiを指定して、3D生成部107、ページ管理部103及びモジュール記憶部101を制御して3Dページ形状を算出させる。なお、どのジェスチャー指示がどのような内容の指示に対応するかを任意に定めてもよく、どのような操作が有った場合にその操作をジェスチャー指示と認識するのかを任意に定めてもよい。またこれらは、予め設定しておいてもよいし、利用者が任意に設定や変更を行えるようにしてもよい。
また、ジェスチャー解釈制御部106は、釦等操作受付部105が受け付けた外部ボタンやキーなどによりジェスチャー相当の指令、ページ操作モードとドローイングモードの切り替え指令、イメージ入力受付部102の起動指令、ページ付与指令等を受け取る。そして受け取った指令に応じた制御をする。
3D生成部107は、前記ジェスチャー解釈制御部106の制御下で、指定されたページを表示する3D表示シートに対するジェスチャー指示を実行する3D形状を算出する。具体的には、ページ単位での識別をし、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成する。また、3D生成部107は、3D形状の算出する際に必要であれば形状記憶部108に格納されている時点表示を基にして算出を行う。
3D形状の算出を行う際、各種の形状計算が該ジェスチャー指示実行に必要となる。この点、形状計算に必要なアプリケーションが3D生成部107内に組み込み済みでないときには、前記ジェスチャー解釈制御部106よりの制御下で、モジュール記憶部101よりアプリケーションを読み込み用いる。
また、ジェスチャー解釈制御部106が指定するページ#IDjが3D生成部107に未知である場合が考えられる。この場合3D生成部107は、ページ管理部103よりページを読み込み、内容をテクスチャーマッピングした3D表示シートの両面に透明の3D表示シートを貼り付けることによりページ#IDjに相当するシートを生成し、以後、該シートへのジェスチャー指示の対象とする。
3D形状データは、通常時には3D生成部107内部のキャッシュメモリ(図示を省略する)にキャッシュデータとして保持される。一方、表示形状を保持する外部よりのボタン信号“停止”や“アンタッチ”等の特定のジェスチャー指示に対しては、その時点の3D形状データ(以下、適宜「時点表示」と呼ぶ。)を外部の形状記憶部108へ書き出して記憶させる。そして、形状記憶部108にて記憶させることで、ジェスチャー操作の休止や、操作コンテキストの変化に対してのバッファリングを行う。
また、本実施形態では、捲られるシートは、重ねることができる。以下で、この重ねるという点について説明をする。
説明にあたり、操作休止や保持により特定シートが捲られたシート形状にあり、それが、<pageX、pagex+1>のページ内容をマッピングされている状況であって、更に新たに別シートが捲られる場合を考える。この場合にページの捲り方向が左から右であるならば新たに捲られるシートのページ内容は<pageX−2、pageX−1>であり、捲られたシート形状に近接した際は、2枚の捲られているシートを、表示形状として<pageX−2、PageX+1>をページコンテンツとする一枚のシート形状に縮退し、それ以降は一枚のシートとして見なす。一方、ページの捲り方向が右から左であるならば新たに捲られるシートのページ内容は<pageX+2、pageX+3>であり、捲られたシート形状に近接した際は、2枚の捲られているシートを、表示形状として<pageX、PageX+3>をページコンテンツとする一枚のシート形状に縮退し、それ以降は一枚のシートとして見なす。3D生成部107は、その縮退情報を、前記ジェスチャー解釈制御部106へ通知する。
形状記憶部108は、時点表示と各シートに対する、形状変化計算パラメータの履歴“#IDi/H”を格納している。履歴“#IDi/H”は、3D生成部107が、戻り指令に対する3Dシート復帰形状変形動作の生成をする際や、表示復帰や異なる3D表示シートに対しての繰り返し同種操作に応答するための3Dシート形状変形動作生成をする際に用いる。
ページ管理部103は、内容記憶部104に格納されているマルチメディアデータをページ区切りして構造化する。具体的には内容記憶部104に格納されているマルチメディアデータを所定の単位で分割し、当該分割後のマルチメディアデータの各々にページ番号を割当て、構造化して管理する。こうすることにより長大な二次元のマルチメディアデータを閲覧する場合に、前後に視線を移す際にスクロールを使わざるを得なかったことにより生じる視覚的なストレスを解消することが可能となる。ここで、長大な二次元のマルチメディアデータとは例えば巻物のような連続体を言う。すなわちイメージデータやテキストが連続しているということを含むものであり、動画等のように時間軸について連続しているという意味に限定されるものではない。
また、本実施形態では、ペンや指でタッチ入力されたドローイングをマッピングした透明な3Dシートを生成し、これを参照することができる。これを実現するためにページ管理部103は、3D生成部107から受け取るペンや指でタッチ入力されたドローイングをマッピングした透明な3Dシート上のテクスチャーデータのページV#IDiを生成する。そして生成した、ページV#IDiを下地の3D形状シートのページ#IDiと関連付けて、該テクスチャーデータを内容記憶部104に格納保持する。
また、内容記憶部104は、マルチメディアデータを保持する機能を有する。マルチメディアデータは、利用者に提示する情報についてのデータであり、例えば電子化された書籍や画像等である。また、ページ化したマルチメディアデータや、ページ付テクスチャーデータ及びこれらのページ構造も格納される。
なお、図1に示す構成では、端末装置100の内部に内容記憶部104が存在しているが、この構成は一例に過ぎない。例えば、ページ管理部103は、ページ構造のみを保持し、外部にページ化したマルチメディアデータ、ページ付テクスチャーデータを格納する構成とすることも可能である。
この場合は、マルチメディアデータを保持する内容記憶部104はネットワーク側サーバ上に実装され、他の各部はこのサーバとネットワーク接続される端末装置100上に実装される。この構成においては、ページ管理部103は、端末装置100上あるいはネットワーク上のいずれに実装することも可能であり、当該実装形態に於いては前記内容記憶部104よりページ該当のデータを先読みしておくことが可能である。
この点について示した図が図2である。図2における「ケース1」はページ管理機構(内容記憶部104に相当)をサーバ上に実装した場合を示し、「ケース2」は、端末装置100にページ管理機構(内容記憶部104に相当)を実装した場合を示す。なお、ネットワーク上にはデータの漏洩を防止するために何らかのセキュリィティ対策を施すことが好ましい。
レンダリング部110は、前記3D生成部107のテクスチャー付3D形状データを既定の2次元平面へプロジェクションし、タッチディスプレイ111に表示される内容を保持するためのメモリへ表示内容を格納するとともに、第一および第二の捲りによる変形を受けているシート上のページ#IDiのディスプレイ111表示Areaの情報を前記ジェスチャー解釈制御部106へ出力する。なお、タッチディスプレイ111に表示される内容を保持するためのメモリは、一般的にVRAM(Video RAM)と呼ばれるメモリに相当する。
モジュール記憶部101は、3D操作の各種バリエーションが更新される際の操作算出演算ソフトウェアや他のアプリケーションを格納する。格納されているこれらのソフトウェア(アプリケーション)は、ジェスチャー解釈制御部106下で3D生成部107に渡され利用される。
また、本実施形態では、外部資料データをスキャンし、スキャンしたデータを任意のページと関連づけて参照することができる。また、表示ページに透明シートを重ね、その透明シートにドローイングでき、下地ページと別管理されるが、表示上は透明シート上のドローイングと重ねて表示されるように管理できる。すなわち、本実施形態では各ページにスタイラスペン等でインクを入れたり、ノートを作ったりすることで、単に視認するだけから、本内容を読みながらメモしたり、理解するための個人的ノート作成を支援できる。その為に各ページに透明シートを重ね、ペン等による入力機能を用意する。
これを実現するためにイメージ入力受付部102は前記ジェスチャー解釈制御部106の制御下で外部資料データを内部に取り込んで、ページ#SIDi付与し、そのスキャンデータの有色点のみを内容とするページとして前記ページ管理部103に送り、管理する。この際、ページ#SIDjは、前記ジェスチャー解釈制御部106の指示に従い、関連付けられるページのページ#IDiと関連付けて記憶される。そして、3D生成部107にページ#IDiの内容が読み込まれるときには、ページ#SIDjも同時に読み込まれ、#IDiページ内容のテクスチャーと関連する#SIDjのデータを重畳して3D形状シートにマッピングするようにできる。
次に、本実施形態における具体的な動作例について図面を参照して説明する。
本実施形態では、少なくとも2種類の、柔軟に実時間制御可能な“捲り”動作を明確な捲り方として同時に導入する。これにより複数個所の同時視認、同条件下でのページ検索を可能にする。
この捲り動作を説明するにあたり、一般性を失わないで、図面による直感的説明を用いることとする。また、説明には洋書横書き両面印刷電子ドキュメントを例に用いるが、片面印刷電子ドキュメント、和書縦書き電子ドキュメントも同様の考えが適用できる。
図3及び図4は、綴じられた電子ブックが閉じている形状を示したものであり、表示可能スクリーンの右半分に上表紙にあたる部分を表示したものである。
図5及び図6は、見開き2ページをスクリーンに一杯に表示したものである。また、黒い部分は、表示不可部分(ディスプレイ又はwindowの外)である。図5及び図6は、例えば図3及び図4の上表紙を左方へ“捲った”後の形状である。なお、説明の便宜上、左のページを「PageX」と呼ぶこととし、右のページを「PageX」の次のページである「PageX+1」と呼ぶこととする。なお、以下の説明では、「PageX+1」の次のページを「PageX+2」、「PageX+2」の次のページを「PageX+3」・・・というように次のページになる度に数字を一つ増やして呼ぶこととする。また、図面において不可視なページは、括弧を付して表記する。
図7及び図8では、第一の捲り(以下、適宜「flip1」と呼ぶ。)について説明する。図7及び図8に示すのは、図5及び図6より右シート(紙1枚)をflip1している様子である。
このflip1では、連続する4ページの離在各部が同時にスクリーン表示され、視認可能とすることがきる。すなわち、本来2ページ分の表示可能領域に4ページの離在各部が表示できる。但し、pageX+2と記されたページ中の部位のシート裏面、つまりpageX+1の一部は同時に視認することは不可能である。
そこで、図9及び図10に示す第二の捲り(以下、適宜「flip2」と呼ぶ。)を導入する。図9及び図10に示すのは、図5及び図6より右シート(紙1枚)をflip2している様子である。
このflip2では、PageX+2はflip2されたpageX+1の裏面となり、この位置では不可視であるが、逆に前記指摘した図7及び図8では裏面に隠れていたpageX+1中の部位は他のページ領域と同時にスクリーン上で、視認できる。
また、flip1とflip2の判別は任意の方法により実現可能であるが、その一例を図11に示す。図11に示すようにタッチディスプレイ111上の(1)及び(2)において操作を受け付けた場合はflip2と判断し、(3)及び(4)において操作を受け付けた場合はflip1と、操作を受け付けた位置により判断するようにしてもよい。また、例えば何らかのジェスチャー指示を受け付ける度にflip1とflip2を切り替えるようにしてもよい。また、本実施形態ではタッチディスプレイにより操作を受け付けることを想定しているが、例えばマウスによる操作に応じてflip1とflip2の判別を行うようにしてもよい。
flip1、flip2の“捲り動作”によるシートの移動変形は、図11に示すタッチした位置や、タッチディスプレイ111上での移動ベクトル認識により、それを“捲り動作”制御に実時間で反映させることができ、タッチ&ムーブ操作による“捲り速度や、捲りの方向、捲り変形の方向制御”への追従性を保証できる。
また、このflip1とflip2とは、何れもシート(pageX+1、PageX+2)一枚を捲る様子を図示し、ページが更に離れた2ページのある部位を同時に視認することが出来ない。そこで、本実施形態では、双方のケースに於いて、“捲る動作”途中の任意の時点でこのflip1ないしflip2の形状維持するための情報である時点情報を記憶保持する形状記憶部108を有する。これにより、図7及び図8あるいは図9及び図10の“捲り動作”途上の該シート(pageX+1、PageX+2)形状が任意の時刻で記憶保持できる。
その記憶された形状は、シート(pagex−1、PageX)、シート(pageX+3、pageX+4)の片方の“捲り限界”として各々捲るようにすることができる。すなわち記憶された形状以上は捲ることができないようにすることができる。
加えて、捲りの停止形状を記憶するだけでなく、各シート毎の捲りの軌跡を記録保持することにより、中途シート形状を境界として異なるシートをflipする操作を効率化できる。つまり、記録されている軌跡をなぞるようにして各シート毎に半自動的に繰り返しflip(捲り)の動作させることが出来る。また、そうすることにより、捲りシート形状変形も記憶したシート形状に必然的に一致させることが出来る。
このような構成にすることにより、ページの特定部位に存在することを記憶していて且つ、現在注視するページの部位と同一スクリーン上で視認したいページを効率よく探し出すことが可能となる。更に、人間認知と記憶の空間特性として、例えば資料ページ内の空間配置・レイアウトと内容は、別情報として、且つ連関させ記憶していると思われる。つまり、過去に見たページの中で特定のレイアウトを持つページとそこに書かれた文章内容を連関させ記憶している。もっとも、特定内容のテキスト部位を検索するために、高速に文字を追うのはストレスが掛かる。そこで、テキスト部位の検索に代えて、例えば“右下に蜜柑の写真のあるページ”をターゲットとして探すことがある。つまり、右下部位が効率的に、且つ蜜柑とそれ以外(例えば、夏みかん)と識別可能なページ検索が可能となれば、上記の検索様式を活かせる。蜜柑と夏みかんの識別可能性は、少なくとも元の表示スケールを維持し縮小しないflip(捲り)により担保する。flip1あるいはflip2を使い、検索表示領域だけを“捲り(開いて)”上記動作を行えば、検索表示領域外は同一スクリーンに変化なく表示維持できる。
また、本実施形態において、各シート上の表裏には、その表示時点では、内容をマッピングすることができる。そして、そのテクスチャーは、シートと同様に“捲り”変形を受けるが文字形状等は連続的にのみ変型し、可読性を損なわないし、先に述べたように、“捲り”を柔軟に利用者が制御できるので、注目部位の文字等の視認性を損なわない“捲り動作”を担保できる。
上述したように、捲りを少なくともflip1とflip2の2種類から選択可能とすることにより、同時参照したい離れた部位の検索・同時表示部位の組み合わせ自由度が担保できる。これにより、注目部位を視界から外すことなく、任意の離れた部位を捲る操作により探し出すことができる。更に、遠く離れたページ(シート)上の部位を同時に視認し、所要参照部位を検索できる。注目部位を視界即ち表示から消すことがないので、その表示部位を含むページへの戻りを常時担保できる。
なお、flipの3D動作は、3D生成のパラメータとその値の個数により膨大な多様性を持つように実現できる。しかしながら、典型的な形状変位を可能とするように幾つかのパラメータは固定値を初期設定することが現実的である。また、その際、シートを摘まんだ(タッチした)シート上の位置、表示スクリーン(表示可能設定画面)上の絶対位置(タッチした)と摘まんだまま移動するベクトル(方向速度)と各時点のタッチ圧等を3D生成・変形の制御情報として用いることができる。本実施形態ではこの制御情報を用いることで、現実に紙媒体で提供される本のように、シートの任意の端を摘まんで任意の方向へ捲ることを可能とできる。
更に、図7及び図8及び図9及び図10では、見開き2ページの右方にて捲っているが、当該シートを摘まんだまま、左方に動かし、最終的に左方pageXに重ねるように捲りきることが可能である。このように捲りきる途中のシートを摘まんだまま、左方に動かした状態を表すのが図12及び図13である。図12及び図13を参照するとPageX+2が見開き2ページの左方まで捲られ左方のpageXに半分ほど重ねられている状態になることが分かる。なお、図12及び図13は図7及び図8に示したflip1で捲った状態から更にflip2にて左から右に捲りを継続した状態である。なお、図12及び図13に示す状態ではPageX+1は不可視状態にある。また、仮に図9及び図10に示したflip2で捲った状態から更にflip2にて左から右に捲りを継続した場合は、図9及び図10では不可視状態にあったPageX+2が可視化状態となる。
また、図12及び図13に示す見開き2ページの左方まで捲られた状態で、捲りの形状と、その位置と相対時刻を記憶する。この記憶をすることによってその捲られた紙を境界条件としてPageX−2i(iは、一以上の非負整数であるものとする。)、或いはPageX+3+2i(iは、一以上の非負整数であるものとする。)を次々と捲ることで、所要の参照箇所を探し、現在の注視箇所と同時に視認できる。すなわち、本実施形態では、捲りの中間状態の形状等を保持し、重ねて捲ると縮退されて一枚のシートになるようにすることができる。
なお、上述の説明では見開き2ページ表示操作を例にとって説明したが、本実施形態の捲り機能は、単ページ表示操作にも、その特徴を損なうことなく適応できる。単ページ表示の具体例としては実際に単ページの紙媒体を利用するときのような、ページの1辺が綴じられている(以下、適宜「辺綴」と呼ぶ。)、ページの一角(例えばページ左上)にクリップ付けされている(以下、適宜「clip」と呼ぶ。)、ページのシートが単に積んである(以下、適宜「pile」と呼ぶ。)といったケースが想定できる。
辺綴ないしclipは、基本的にflip1を使って捲る。ただ、表示は単ページを表示可能画面内でのみ可能であるとともにタッチ操作もその領域に限られるので、表示可能画面上の綴じられていない3端辺ないし4端辺の間際まで摘まんだ部位が移動したら、その位置情報に基づき捲りきる等のジェスチャー判断を行う。また、単ページを表示可能な全画面表示では、隠れたシートを画面上からタッチ動作で摘まみ出す事が不可能であるために、外部から隠れたシートを指定するか、綴じた(捲りきる支点)端辺近傍にタッチしたときに後戻り指示と解して直前に捲りきったシートをドラッグし、表示されるような仕組みを導入できる。
また、pileは上述したように単に積んであるだけであり糊代は存在していないが、仮想的に綴じの糊代の辺を設定できるようにすることも出来る。これにより上述した辺綴ないしclipと同様の操作が可能となる。
また、仮想的に綴じの糊代の辺を設定することなく、単なるPileシートとして操作する際は、捲り操作とズラす操作の両方の操作が任意の方向へ可能なようにすることも出来る。タッチの仕方、タッチの位置など各種ジェスチャーの認識や外部指定により捲り操作なのか、ズラす操作なのかを判別し、操作制御することが出来る。例えば、複数ポイントにおける操作を受け付けられるマルチタッチを可能とすれば、第一のタッチを支点として第二のタッチを捲り動作指示と解釈するようにして、図9及び図10に示す捲りであるflip2を可能とさせることも出来る。以前参照したページに戻る場合には、外部指定や既述の綴じ糊代としての端辺近傍タッチなどによる後戻り起動を活用し実現することが出来る。
このようにシートが単にpileである電子プレゼン資料の類を、本実施形態によってページ操作することにより、離れたページの視認検索と、表示の縮小無しでの複数ページ部位の同時視認を提供できる。これにより、いわゆるサムネイル表示による一般的な表示方法では視認性が低下してしまうという問題を解消することが出来るという効果を奏する。
また、本実施形態では、見開きのページは少なくとも最大文字サイズを保って表示しながら、捲りページは、凹又は凸形状のページに折り曲げることにより、見開きページの必要とする部位は、最大文字サイズで読めるように操作可能であるという効果を奏する。
また、本実施形態では、重なった複数シートは一纏まりに表示することが可能であり、スクリーン上で視界の遮りを極力回避したまま、重ねた一纏まりのシート群をあたかも一枚のように操作することが可能なように制御することができる。この点について示したのが図14及び図15である。図14及び図15では、複数のシートを重ね一枚のシートの表にPageX+1をマッピングし、シートの裏にPageX+2i(iは、一以上の非負整数であるものとする。)をマッピングする。これによりシート群をあたかも一枚のように操作することが可能となる。
次に、図16を参照して本実施形態の基本的動作について説明をする。
まず、タッチディスプレイ111が利用者の操作を受け付ける(ステップA11)。
次に、動作認識部109及びジェスチャー解釈制御部106が、受け付けた操作が第1の捲り又は第2の捲り指示かを解釈する(ステップA12)。第1の捲り又は第2の捲り指示でない場合は(ステップA12においてNO)、操作に応じた制御をする(ステップA13)。
一方、第1の捲り又は第2の捲り指示であった場合は(ステップA12においてYES)、3D生成部107が、それぞれの捲りに応じた表示シート(テクスチャー付3D形状データ)を生成する(ステップA15又はステップA16)。
次に、レンダリング部110が表示シートを2次元平面にプロジェクションし(ステップA17)、最後にプロジェクションされた表示シートがタッチディスプレイ111に表示される(ステップA18)。
また、本実施形態は、長大なテキストデータを仮想的にページに分割し管理するページ管理を組み込み、例えば、長大なWEBページを捲りによって操作する機能を提供する。
このページ分割と捲りにより、その長大ページの先頭から末尾を見る際のスクロールに変わる捲りにより視覚ストレスの軽減が期待でき、分割したページ間のページ渡り連続部もflipにより同時視認でき、離れた仮想ページ上の部位の同時視認も、テキスト中の表示縮小を行うことなく可能とすることができるという効果を奏する。また、例えば片面印字の一遍綴じ本を生成することが出来る。更に、カード形態の例えばプレゼンテーションデータも現ページと以後のページあるいは、先立つページを捲ることにより離れたシート上の参照部分を比較視認できる。加えて、捲る方向に擬似垂直に仮想的な綴じ代の辺を生ぜしめることにより、より柔軟な、捲り機能を提供できる。また、その先立つページを捲り戻していくに仮想的な綴じ代を生成し、閉じ本を操作するような操作メタファを用いることも可能である。
本実施形態のページ管理は、各ページのページ内容を印字したテクスチャーとは別に、印字可能な透明シートを何枚でも重ねることも可能とすることができる。また、その印字可能な透明シートには、ペン等で書き込みができるのでノートを取ったり、テキストに書き込みをするように使うことが出来る。更に、基底のページのシートに、印字可能な透明シートを重ねて表示することで、基底のページを汚すことなく原印字と重ねて書き込みテクスチャーを読むことが出来るという効果を奏する。また、ペン等は、光学式ないし電磁式といった、指タッチの静電式と異なるセンシング方式を用いることが出来るので、透明シートへの書き込みを確実に抽出できる。
また、本実施形態は、ネットワークを介して、サーバ側に電子ブックコンテンツ保管機能(内容記憶部104に相当)を設置し、端末装置100には、電子ブックプレーヤとプレーヤ動作時用のバッファ記憶を搭載することにより、電子ブックコンテンツを端末に恒久的に保持させないようシステム構成することが可能である。
更に、透明シートを重ねる元となる原電子ブックを物理的に一つしか保持しないように管理することができる。そして、全ての利用者のページ呼び出し請求に従って、ページデータを送りだし、其れを受けたサーバ上ないし端末上のページ管理機構(内容記憶部104に相当)によって、対応する透明シートを重ねて、端末装置100に送り出すようにすることが出来る。そして、端末装置100上で捲りやズラしでスクリーン表示ページが替えられるたびにそのページデータのみが電子ブックプレーヤ中に保持され、表示されなくなったプレーヤ中のページデータは、消されるか、サーバへ送り返されるようにする。また、書き込まれたデータは、透明シートと共に書き込み管理機構(ページ管理部103に相当)へ書き戻される。此れにより、不要なコンテンツは、端末に格納させないようにすることが可能である。さらに、原電子ブックは、唯一であり、その内容の更新は、即座に全てのリクエストに対して反映できる。
なお、この電子ブック閲覧・利用をサービスとするために、システムには、電子商取引(EC:electronic commerce)機能を組み合わせることが出来る。サービスには、閲覧サービス、書き込みサービス、書き込み保存サービス等の複数のサービスが考えられる。また、ネットワークで繋がらない場所でも利用できるように、書き込みも印字した例えばPDF(Portable Document Format)コンテンツの端末への配布や、紙本印刷サービスなどを組み合わせることができる。
なお、本発明の実施形態である電子ブック・ブラウズ装置は、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータをその電子ブック・ブラウズ装置として機能させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
また、本発明の実施形態による電子ブック・ブラウズ方法は、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータにその方法を実行させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
更に、上記実施形態では、本実施形態特有のプログラムが、電子ブック・ブラウズ装置に予め記憶されているものとして説明した。しかし、コンピュータを、電子ブック・ブラウズ装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disk(Disc))BD(Blu-ray Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
本願は、日本の特願2010−155753(2010年7月日に出願)に基づいたものであり、又、特願2010−155753に基づくパリ条約の優先権を主張するものである。特願2010−155753の開示内容は、特願2010−155753を参照することにより本明細書に援用される。
本発明の代表的な実施の形態が詳細に述べられたが、様々な変更(changes)、置き換え(substitutions)及び選択(alternatives)が請求項で定義された発明の精神と範囲から逸脱することなくなされることが理解されるべきである。また、仮にクレームが出願手続きにおいて補正されたとしても、クレームされた発明の均等の範囲は維持されるものと発明者は意図する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズ装置において、
利用者に情報を提示する表示部と、
利用者の操作を検知して、当該操作を認識する操作受付部と、
前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成する生成部と、
前記操作受付部が受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈するジェスチャー解釈制御部と、
を備え、
前記ジェスチャー解釈制御部は複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、前記ジェスチャー解釈制御部が解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示することを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記2) 付記1に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
前記複数の種類のページ捲り方式には、
水平に置いた表示シートの表面の一端を持ち上げたかのように当該水平シートの裏面を視認可能にしつつ捲る第1の捲り方式と、
水平に置いた表示シートの一端をシートの内方向へ移動させて表示シートの上面を凸状に盛り上がらせたかのように捲る第2の捲り方式、の2種類のページ捲り方式が少なくとも含まれることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記3) 付記1又は2に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
或る時点における、前記表示シートの、捲られている状態の形状及び位置を時点情報として記憶する記憶管理部を更に備え、
前記生成部は、前記時点情報を用いて任意の時点での前記表示シートの捲られている状態の形状及び位置と同じ形状及び位置のシートモデルを生成し、当該生成したシートモデルの一部又は全部に新たなページの内容をテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成することを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記4) 付記3に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
前記時点情報には、前記或る時点における表示シートの、捲られている状態の形状及び位置に至るまでの変形動作の軌跡が含まれており、当該軌跡をなぞるようにしてページ捲りを行わせることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記5) 付記1に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
前記表示シートを複数重ね、当該重ねた表示シートを一枚の表示シートとして扱うことにより一度に複数のページを捲ることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記6) 付記1に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
一枚の表示シートの表面にテクスチャーマッピングするページと、当該表示シートの裏面にテクスチャーマッピングするページとを連続していないページとすることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記7) 付記1に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
前記電子化されたドキュメントを所定の単位で分割し、当該分割後のドキュメントの各々にページ番号を割当て、当該ページ番号に基づいて前記シートモデルに当該分割後のドキュメントをテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成することを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記8) 付記1乃至7の何れか1項に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
前記操作受付部は前記表示部上での利用者の操作を検知する機能を有し、前記操作受付部及び前記表示部によりタッチスクリーン付ディスプレイが構成されていることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記9) 利用者に情報を提示するための表示部を有しているドキュメント・ブラウズ装置が行う、電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズ方法において、
操作受付部により利用者の操作を検知して、当該操作を認識し、
前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成し、
前記操作受付部において受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈し、当該解釈では、複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、当該解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示することを特徴とするドキュメント・ブラウズ方法。
(付記10) 電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズプログラムにおいて、
利用者に情報を提示する表示部と、
利用者の操作を検知して、当該操作を認識する操作受付部と、
前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成する生成部と、
前記操作受付部が受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈するジェスチャー解釈制御部と、
を備え、
前記ジェスチャー解釈制御部は複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、前記ジェスチャー解釈制御部が解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示するドキュメント・ブラウズ装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするドキュメント・ブラウズプログラム。
(付記11) 付記1に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
前記操作受付部又は当該操作受付部以外の受付部において前記利用者の操作を受け付け、
当該受け付けた操作に応じたドローイングを、内部生成した透明な前記シートモデルにテクスチャーとしてマッピングすることにより透明表示シートを生成し、当該生成した透明表示シートを他の前記表示シートと重畳して前記表示部に表示することを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
(付記12) 付記1に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
外部よりデータをスキャンすることによりドキュメントとして取り込み、当該取り込んだドキュメントを前記シートモデルにテクスチャーとしてマッピングすることにより新たに表示シートを生成し、当該新たに生成した表示シートを他の前記表示シートと関連付けて保管することを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。

Claims (8)

  1. 電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズ装置において、
    利用者に情報を提示する表示部と、
    利用者の操作を検知して、当該操作を認識する操作受付部と、
    前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成する生成部と、
    前記操作受付部が受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈するジェスチャー解釈制御部と、
    或る時点における、前記表示シートの、捲られている状態の形状及び位置を時点情報として記憶する記憶管理部と、
    を備え、
    前記ジェスチャー解釈制御部は複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、前記ジェスチャー解釈制御部が解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示し、
    前記生成部は、前記時点情報を用いて任意の時点での前記表示シートの捲られている状態の形状及び位置と同じ形状及び位置のシートモデルを生成し、当該生成したシートモデルの一部又は全部に新たなページの内容をテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成し、
    前記表示シートを複数重ね、当該重ねた表示シートを一枚の表示シートとして扱うことにより一度に複数のページを捲ることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
  2. 請求項1に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
    前記複数の種類のページ捲り方式には、
    水平に置いた表示シートの表面の一端を持ち上げたかのように当該水平シートの裏面を視認可能にしつつ捲る第1の捲り方式と、
    水平に置いた表示シートの一端をシートの内方向へ移動させて表示シートの上面を凸状に盛り上がらせたかのように捲る第2の捲り方式、の2種類のページ捲り方式が少なくとも含まれることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
  3. 請求項に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
    前記時点情報には、前記或る時点における表示シートの、捲られている状態の形状及び位置に至るまでの変形動作の軌跡が含まれており、当該軌跡をなぞるようにしてページ捲りを行わせることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
    一枚の表示シートの表面にテクスチャーマッピングするページと、当該表示シートの裏面にテクスチャーマッピングするページとを連続していないページとすることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
    前記電子化されたドキュメントを所定の単位で分割し、当該分割後のドキュメントの各々にページ番号を割当て、当該ページ番号に基づいて前記シートモデルに当該分割後のドキュメントをテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成することを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
  6. 請求項1乃至の何れか1項に記載のドキュメント・ブラウズ装置において、
    前記操作受付部は前記表示部上での利用者の操作を検知する機能を有し、前記操作受付部及び前記表示部によりタッチスクリーン付ディスプレイが構成されていることを特徴とするドキュメント・ブラウズ装置。
  7. 利用者に情報を提示するための表示部を有しているドキュメント・ブラウズ装置が行う、電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズ方法において、
    操作受付部により利用者の操作を検知して、当該操作を認識し、
    生成部により、前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成し、
    記憶管理部により、或る時点における、前記表示シートの、捲られている状態の形状及び位置を時点情報として記憶し、
    前記操作受付部において受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈し、当該解釈では、複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、当該解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示し、
    前記生成部は、前記時点情報を用いて任意の時点での前記表示シートの捲られている状態の形状及び位置と同じ形状及び位置のシートモデルを生成し、当該生成したシートモデルの一部又は全部に新たなページの内容をテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成し、
    前記表示シートを複数重ね、当該重ねた表示シートを一枚の表示シートとして扱うことにより一度に複数のページを捲ることを特徴とするドキュメント・ブラウズ方法。
  8. 電子化されたドキュメントを閲覧するためのドキュメント・ブラウズプログラムにおいて、
    利用者に情報を提示する表示部と、
    利用者の操作を検知して、当該操作を認識する操作受付部と、
    前記電子化されたドキュメントをページ単位で識別し、当該ページの内容を内部生成したシートモデルにテクスチャーマッピングすることにより表示シートを生成する生成部と、
    前記操作受付部が受け付けた前記操作に基づく指示の内容を解釈するジェスチャー解釈制御部と、
    或る時点における、前記表示シートの、捲られている状態の形状及び位置を時点情報として記憶する記憶管理部と、
    を備え、
    前記ジェスチャー解釈制御部は複数の種類のページ捲り方式を少なくとも解釈可能であり、前記ジェスチャー解釈制御部が解釈した前記複数の種類のページ捲り方式の何れか又はその組合せに応じて前記表示シートの形状を変形動作させ、当該表示シートを前記表示部に表示し、
    前記生成部は、前記時点情報を用いて任意の時点での前記表示シートの捲られている状態の形状及び位置と同じ形状及び位置のシートモデルを生成し、当該生成したシートモデルの一部又は全部に新たなページの内容をテクスチャーマッピングすることにより新たな表示シートを生成し、
    前記表示シートを複数重ね、当該重ねた表示シートを一枚の表示シートとして扱うことにより一度に複数のページを捲るドキュメント・ブラウズ装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするドキュメント・ブラウズプログラム。
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