JP2000194475A - 本型インタフェ―ス、その構築方法及び本型インタフェ―スを持つマシン - Google Patents

本型インタフェ―ス、その構築方法及び本型インタフェ―スを持つマシン

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JP2000194475A
JP2000194475A JP36860698A JP36860698A JP2000194475A JP 2000194475 A JP2000194475 A JP 2000194475A JP 36860698 A JP36860698 A JP 36860698A JP 36860698 A JP36860698 A JP 36860698A JP 2000194475 A JP2000194475 A JP 2000194475A
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Hiroshi Tomiyasu
寛 冨安
Kazuya Hirota
和也 廣田
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マシン操作に馴染みの薄い利用者であって
も、ドキュメントの管理や閲覧が容易に行えるようにす
る。 【解決手段】 生成情報入力処理201では3次元の本
のグラフィックモデルを生成するのに必要な情報とし
て、本のページ数M、ページのサイズA4、各ページに
貼付するページイメージへのファイルインデックスを入
力する。ファイルインデックスは高解像度及び低解像度
の2つのインデックスを持つ。3次元モデル作成処理2
02では入力処理201で得られた生成情報に基づき、
3次元の本のグラフィックモデルを作成する。テクスチ
ャマッピング処理203では入力処理201で得られた
本の3次元モデルの各ページに対応するイメージの格納
情報に基づき記憶装置内のページイメージをテクスチャ
マッピングにより各ページモデルに貼付する。格納する
ページイメージとして同一ページに対し低解像度と高解
像度の2つの解像度の画像を用意しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本型インタフェー
ス、その構築方法、及び本型インタフェースを持つマシ
ンの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術において、ユー
ザインタフェースはオペレーティングシステム(OS)
の進化に伴い継続的な改善が図られている。その例とし
て、WIMP(ウィンドウズ、アイコンズ、メニュー
ズ、ポインタ)モデルを利用したグラフィカルなインタ
フェースの用途範囲の一般的なものへの拡大が挙げられ
る。また、アプリケーションによっては、よりユーザビ
リティの高いインタフェースがOSとは独立してコンピ
ュータ(マシン)に実装される。一般的なマシン操作だ
けでなく、ドキュメント作成、ドキュメント管理、及び
ドキュメント閲覧においても、インタフェースは上記と
同様の改善が図られている。特にドキュメント作成にお
いては、旧来のキャラクタベースのエディタからグラフ
ィカルなワープロへと進化している。WIMPモデルと
ドキュメント作成のためのインタフェースを紹介したも
のに、東基衛、井関治監訳/B.シュナイダーマン著
「ユーザインタフェースの設計第2版」、日経BP出版
センター、1993年発行がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ドキュ
メント管理や、ドキュメント閲覧に関しては、未だプリ
ンタによって出力した紙を保存、閲覧する方法が一般的
であるものの、近年電子化したドキュメントを管理・閲
覧する方式が考案されており、その際のインタフェース
にも殆どWIMPモデルが用いられている。管理・閲覧
を行う手法の例として、アドビシステムズ社が提供して
いるPDF(ポータブル・ドキュメント・フォーマッ
ト)がある。PDFを紹介したものに、広田健一郎著
「PDF+アクロバットネットワーキング入門」、株式
会社スペック、1997年発行がある。
【0004】このような電子ドキュメント管理・閲覧方
式によってコンピュータディスプレイ上にドキュメント
を表示することが可能となり、紙の文書では不可能であ
った検索処理などを利用することで、大量の情報を扱う
ことができる。
【0005】しかし、従来のドキュメント閲覧方式で
は、WIMPモデルによるインタフェースが採用されて
おり、従来のOSに馴染みのある利用者であれば容易に
使用することができる。けれども、これまでマシン操作
に馴染みの薄い利用者、例えば子供やお年寄りにはその
操作は未だに難解である。これは、従来のインタフェー
スに用いられるWIMPモデルのウィンドウズやメニュ
ーが、日常生活には存在しないのが大きな理由であり、
使いこなすためにはマシン操作独自のこれらの概念に慣
れ親しまなければならない。また、マウスなどのポイン
ティングデバイスの操作も、前述した概念には及ばない
が、日常生活にはない操作であるため、使いこなしに修
練が必要となる。
【0006】そこで、これらの問題を解決するために、
日常的に用いられているドキュメント閲覧ツールである
「本」を模倣したインタフェースが提案されている。本
型インタフェースについて紹介したものに、小澤英明、
吉宗俊哉、浜田洋、小川克彦著「ブックメタファ、マル
チメディア情報の閲覧における「本」インタフェー
ス」、画像電子学会、第25巻第5号、1996年発行
がある。
【0007】しかし、これらの本型インタフェースは、
あくまで本の2次元的な見え方をコンピュータディスプ
レイ上に描画することによる、本のように見えるインタ
フェースであり、その操作にはWIMPモデルを使うこ
とが前提となっていて、実際の本のように操作可能で、
且つ、本のように振る舞うわけではない。
【0008】これらのことから、日常的にマシン操作に
慣れ親しんだ利用者を除くと、従来のWIMPモデルを
利用したドキュメント閲覧のためのインタフェースは、
その操作が難解であり、特に子供やお年寄りなどマシン
操作に馴染みの薄い利用者が使いこなすのは困難であ
る。
【0009】従って本発明の目的は、マシン操作に馴染
みの薄い利用者であっても、ドキュメントの管理や閲覧
が容易に行えるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う本型インタフェースは、マシン内に生成する仮想の3
次元空間と、3次元空間内に生成する本の3次元モデル
と、そのモデルに貼付される、電子化されたページイメ
ージとを備える。
【0011】上記構成によれば、電子化されたページイ
メージを貼付した本の3次元モデルを、マシン内の仮想
の3次元空間に生成することとしたので、マシン操作に
馴染みの薄い利用者であっても、ドキュメントの管理や
閲覧が容易に行えるようになる。
【0012】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、上述した本の3次元モデルを生成するための情報
が、マシンに入力される本のページ数、ページサイズ及
び各ページに貼付するページイメージのファイルインデ
ックスを含んでいる。上記本の3次元モデルは、上述し
た生成情報と、所定サイズの縦横比を充足する長方形の
平面又は曲面のグラフィックモデルであって、複数枚重
ねたグラフィックモデルとにより生成される。そして、
上記本の3次元モデルは、生成情報と、複数枚重ねたグ
ラフィックモデルとに基づき、コンピュータグラフィッ
クスにより生成される。
【0013】ファイルインデックスは、高解像度のイメ
ージへのインデックスと、低解像度のイメージへのイン
デックスとを持つ。ページイメージは、電子化されたド
キュメントに係るものである。このページイメージは、
テクスチャマッピングにより本の3次元モデルに貼付さ
れる。低解像度のページイメージが、テクスチャマッピ
ングにより本の3次元モデルに貼付される。低解像度の
ページイメージを利用する理由は、3次元モデル(3次
元グラフィックス)の処理速度を向上させるためであ
る。
【0014】本発明の第2の側面に従う本型インタフェ
ースの構築方法は、マシン内に仮想の3次元空間を生成
する第1の過程と、3次元空間内に本の3次元モデルを
生成する第2の過程と、モデルに電子化されたページイ
メージを貼付する第3の過程とを備える。
【0015】本発明の第3の側面に従う本型インタフェ
ースを持つマシンは、電子化したページイメージを貼付
した本の3次元モデルを仮想の3次元空間に生成して成
るもので、入力デバイスが操作されたとき、その移動方
向を検知すると共に、その移動量及びその移動速度を算
出する第1の手段と、入力デバイスが操作されたとき、
移動量に基づいて本型インタフェースにおける処理を行
うページ数を算出する第2の手段と、入力デバイスが操
作されたとき、移動速度に基づいて本型インタフェース
における処理を行うページのめくり速度を算出する第3
の手段とを備える。
【0016】本発明の第3の側面に係る好適な実施形態
では、入力デバイスの操作停止時間が所定時間を超えた
とき、マシンの表示部に表示するためのページイメージ
を、比較的高解像度のページイメージに変更する第4の
手段を更に備える。この場合、利用者がページを精読し
ていると解釈できるので、第4の手段により、比較的高
解像度のページイメージに変更する処理、即ち、ページ
イメージの解像度をより精緻にする処理を行う必要があ
るためである。入力デバイスには、例えばマウス、トラ
ックボール及びトラックパッドなどのポインティングデ
バイスが用いられる。ページのめくり速度は、ページを
180度反転させてめくるときの角速度である。
【0017】本発明の第4の側面に従うプログラム媒体
は、マシン内に生成する仮想の3次元空間と、3次元空
間内に生成する本の3次元モデルと、モデルに貼付され
る、電子化されたページイメージとを備える本型インタ
フェースとしてコンピュータを動作させるためのコンピ
ュータプログラムをコンピュータ読取可能に担持する。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要を、図1によ
り説明する。
【0019】本発明は、3次元本型インタフェース、即
ち、3次元の本を生成する処理(生成処理)、及び生成
した3次元の本を利用者が操作するときの処理(操作処
理)の2つの処理から構成される。
【0020】上記生成処理では、まず、コンピュータ
(マシン)内に、図1に示すような仮想の3次元空間を
生成し、そこにコンピュータグラフィックスを用いて現
実世界で日常的に利用されるドキュメント閲覧ツールで
ある「本」の3次元モデル101を形成する。次に、そ
の3次元モデル101のページに、電子化されたドキュ
メントのページイメージ102をテクスチャマッピング
103を用いて貼付することにより、利用者が読み取り
可能な3次元の本(つまり、3次元本型インタフェー
ス)を生成する。上記過程を経ることにより、利用者が
入力デバイスを用いてページを実際にめくることで情報
にアクセスできる、現実世界の本に極めて近いインタフ
ェースを実現できる。
【0021】一方、操作処理では、利用者の操作に応じ
た動作を実行するよう、所定の処理を実行する。ページ
イメージは、マシンに接続される記憶装置に格納してお
く。
【0022】以下、本発明の実施の形態を、図2乃至図
4により詳細に説明する。
【0023】図2は、本発明の一実施形態に係る3次元
本型インタフェース(3次元の本)の生成処理動作を示
すフローチャートである。本実施形態では、M枚のペー
ジ数を持つA4サイズの本を扱うものとする。
【0024】図2において、生成情報入力処理(入力処
理)201では、3次元の本のグラフィックモデルを生
成するのに必要な情報として、本のページ数M、ページ
のサイズA4、各ページに貼付するページイメージへの
ファイルインデックス(つまり、各ページに対応するイ
メージの記憶装置内における格納情報)を入力する。上
記ファイルインデックスは、高解像度及び低解像度の2
つのインデックスを持つ。上記各情報のマシンへの入力
方法は、本実施形態に係る3次元の本のマシンへの実装
方法によって異なるが、例えば、コマンドラインでの利
用者からの入力や、より大きなシステムに組込む場合に
は、プログラム関数の引数として入力される。
【0025】3次元モデル作成処理(作成処理)202
では、入力処理201で得られた生成情報、つまり、本
のページ数やページサイズに基づいて、3次元の本のグ
ラフィックモデル(3次元モデル)を作成する。使用す
る3次元モデルとしては、例えば、A4サイズの縦横比
を充足する長方形の平面、又は、曲面のグラフィックモ
デルが挙げられる。これらのモデルを図4に示すように
M枚重ねたものを、本の3次元モデルとする。3次元グ
ラフィックモデルについて紹介したものに、David
F.R ogers、J.Alan Adams著、川井
慧監訳「コンピュータグラフィックス―第2版」、日刊
工業新聞社、1993年発行がある。
【0026】テクスチャマッピング処理(マッピング処
理)203では、入力処理201で得られた本の3次元
モデルの各ページに対応するイメージの格納情報(ペー
ジイメージのファイルインデックス)に基づき上記記憶
装置内に格納されるページイメージをテクスチャマッピ
ングにより各ページモデルに貼付する。このとき、格納
するページイメージとして、同一ページに対し低解像度
と高解像度の2つの解像度の画像を用意しておく。本処
理では、低解像度の画像を、そのページのモデルにテク
スチャマッピングする。テクスチャマッピングについて
紹介したものに、DavidF.R ogers著、山
口富士夫監訳「実践コンピュータグラフィックス」、日
刊工業新聞社、1987年発行がある。
【0027】図3は、利用者による3次元本型インタフ
ェースの操作時の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0028】上記インタフェースの操作は、入力デバイ
スを左右に動かすことにより行われるもので、入力デバ
イスを左に動かした場合には、上記インタフェースの右
のページを左にめくり、右に動かした場合には、左のペ
ージを右にめくる動作を基本とする。
【0029】図3において、めくり情報入力判定処理
(入力判定処理)301では、利用者が入力デバイスを
操作したかどうかを判定する。この操作に用いる入力デ
バイスとしては、例えばマウス、トラックボール、トラ
ックパッドなどのような従来のポインティングデバイス
を使用することができる。また、マシンが備えるキーボ
ードのキーに、上述しためくり機能を割り振ることも可
能である。利用者が入力デバイスを操作した場合には、
それを操作した方向(左右どちらに動かしたか)、その
移動量、及びその速度を更に算出して入力する。上記操
作の方向は、利用者がポインティングデバイスを左右ど
ちらに動かしたかを検知することにより得ることができ
る。通常、ポインティングデバイスでは、上下左右の移
動量を計測するよう設計されているものが殆どであるの
で、上下の移動に関しては計測せず、左右の移動量のみ
計測する。速度は移動量を、移動開始と移動終了の時間
差で除算して求める。
【0030】次に、利用者が入力デバイスを操作(移
動)した場合、処理対象ページ数判定処理(ページ数判
定処理)302では、入力判定処理301で得られた上
記ポインティングデバイスの移動量を元に処理を行うペ
ージ数を算出する。上記移動量の算出には、下記の
(1)式のような線形の関数を用いる。
【0031】N=[Ad]………………(1) (1)式において、Nは求める処理対象ページ数、Aは
任意の正の実数、dは移動量である。
【0032】例えば、大きく移動させた場合に100程
度、小さく移動させた場合には10程度の移動量dが夫
々得られる入力デバイスを操作した場合に、(1)式中
のAとして0.1を設定する。そして、結果として入力
デバイスを大きく移動させた場合に10ページ程度の処
理対象ページ数(N)が、小さく移動させた場合には1
ページ程度の処理対象ページ数(N)が、夫々得られる
ようにする。[]はガウス記号であり、小数点以下を切
り捨て、整数値を得る処理を行う。
【0033】入力デバイスとして使用するポインティン
グデバイスから得られる移動量は、一般に種類などによ
っても異なるため、使い勝手の良い操作感を得るために
定数Aを状況に合わせて利用者が設定する方法が有用で
ある。そのため、利用者が自由に定数Aを設定し、格納
しておけるような方式が思料される。
【0034】次に、アニメーション処理303では、入
力判定処理301で得られた速度に基づき、ページのア
ニメーションを生成し、実行する(つまり、上記速度に
基づき、ページをめくる速度を算出する)。ページめく
りは、例えば図4に示すように、ページモデルを180
度反転させる方式でめくるので、ページ数判定処理30
2で得られたページ数Nについて連続で処理し、その1
ページをめくるときの角速度は、下記の(2)式により
求められる。
【0035】ω=Av………………(2) (2)式において、ωは角速度、Aは任意の正の実数、
vはめくり情報入力判定処理301で得られた速度であ
る。角速度の範囲は、適切な操作感を得るために、条件
として80枚/分〜400枚/分めくることができるよ
うにAを設定する。但し、極端に速度vが速い場合や遅
い場合に、条件を満たす設定が困難な場合は、条件を満
たすような角速度を固定することも有効である。Aは処
理ページ数と同様に利用者が設定し、格納しておけるよ
うな手法が思料される。
【0036】角速度を算出後、入力判定処理301で右
に入力デバイスを移動させた場合は、左側のページを角
速度ωでページ数Nをめくるアニメーション処理を行
う。左に操作した場合は、左右逆の同様の処理を行う。
本処理を終了後、再び、入力判定301に戻る。
【0037】次に、入力判定処理301で利用者が入力
デバイスを操作しなかった場合、停止時間判定処理30
4では、入力デバイスが操作されなかった時間t(つま
り、利用者が入力デバイスを操作しなかった停止時間)
を計測する。このとき、tが設定された一定の時間Tを
超えていない場合は、再び、入力判定処理301に戻
る。tが設定された一定の時間Tを超えている場合は、
tに0を代入しリセットして、解像度変更処理305に
移行する。Tの値は、上記Aにおけると同様に利用者が
設定し、格納しておけるような手法が思料される。
【0038】次に、解像度変更処理305では、現在表
示されている見開きの2ページに対応するページイメー
ジのファイルインデックスを参照して、高解像度のペー
ジイメージを上記記憶装置から読み出し、ページモデル
にテクスチャマッピングする。即ち、操作しない時間t
が或る一定時間Tを超えた場合は、利用者がそのページ
を精読していると解釈し、ページイメージの解像度をよ
り精緻にする処理を行う。本処理を終了後、再び、入力
判定処理301に戻る。
【0039】以上説明したように、本発明の一実施形態
によれば、煩雑なマウス操作等を行うことなく、ドキュ
メントの閲覧を行うことができる。換言すれば、適用さ
れたドキュメントアプリケーションにおいて、利用者は
現実世界と同様にコンピュータディスプレイ上の本を操
作することが可能になる。これにより、これまでコンピ
ュータに馴染みの薄かった利用者でも、ドキュメントの
検索・閲覧が容易に可能になる。
【0040】上述した内容は、あくまで本発明の一実施
形態に関するものであって、本発明が、上記内容のみに
限定されることを意味するものでないのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マシン操作に馴染みの薄い利用者であっても、ドキュメ
ントの管理や閲覧が容易に行えるようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す説明図。
【図2】本発明の一実施形態に係る本型インタフェース
の生成処理動作を示すフローチャート。
【図3】利用者による本型インタフェースの操作時の処
理動作を示すフローチャート。
【図4】ページめくりの態様を示す説明図。
【符号の説明】
101 「本」の3次元モデル 102 電子化されたドキュメントのページイメージ 103 テクスチャマッピング 201 生成情報入力処理(入力処理) 202 3次元モデル作成処理(作成処理) 203 テクスチャマッピング処理(マッピング処理) 301 めくり情報入力判定処理(入力判定処理) 302 処理対象ページ数判定処理(ページ数判定処
理) 303 アニメーション処理 304 停止時間判定処理 305 解像度変更処理

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マシン内に生成する仮想の3次元空間
    と、 前記3次元空間内に生成する本の3次元モデルと、 前記モデルに貼付される、電子化されたページイメージ
    と、 を備える本型インタフェース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の本型インタフェースにお
    いて、 前記本の3次元モデルを生成するための情報が、マシン
    に入力される本のページ数、ページサイズ及び各ページ
    に貼付するページイメージのファイルインデックスを含
    むことを特徴とする本型インタフェース。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の本型インタフェースにお
    いて、 前記本の3次元モデルが、前記生成情報と、所定サイズ
    の縦横比を充足する長方形の平面又は曲面のグラフィッ
    クモデルであって、複数枚重ねたグラフィックモデルと
    により生成されることを特徴とする本型インタフェー
    ス。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の本型インタフェースにお
    いて、 前記本の3次元モデルが、前記生成情報と、前記複数枚
    重ねたグラフィックモデルとに基づき、コンピュータグ
    ラフィックスにより生成されることを特徴とする本型イ
    ンタフェース。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の本型インタフェースにお
    いて、 前記ファイルインデックスが、高解像度のイメージへの
    インデックスと、低解像度のイメージへのインデックス
    とを持つことを特徴とする本型インタフェース。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の本型インタフェースにお
    いて、 前記ページイメージが、電子化されたドキュメントに係
    るものであることを特徴とする本型インタフェース。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の本型インタフェースにお
    いて、 前記ページイメージが、テクスチャマッピングにより前
    記本の3次元モデルに貼付されることを特徴とする本型
    インタフェース。
  8. 【請求項8】 請求項5又は請求項7記載の本型インタ
    フェースにおいて、 低解像度のページイメージが、テクスチャマッピングに
    より前記本の3次元モデルに貼付されることを特徴とす
    る本型インタフェース。
  9. 【請求項9】 マシン内に仮想の3次元空間を生成する
    第1の過程と、 前記3次元空間内に本の3次元モデルを生成する第2の
    過程と、 前記モデルに電子化されたページイメージを貼付する第
    3の過程と、 を備える本型インタフェースの構築方法。
  10. 【請求項10】 電子化したページイメージを貼付した
    本の3次元モデルを仮想の3次元空間に生成して成る本
    型インタフェースを持つマシンにおいて、 入力デバイスが操作されたとき、その移動方向を検知す
    ると共に、その移動量及びその移動速度を算出する第1
    の手段と、 前記入力デバイスが操作されたとき、前記移動量に基づ
    いて前記本型インタフェースにおける処理を行うページ
    数を算出する第2の手段と、 前記入力デバイスが操作されたとき、前記移動速度に基
    づいて前記本型インタフェースにおける処理を行うペー
    ジのめくり速度を算出する第3の手段と、 を備えることを特徴とする本型インタフェースを持つマ
    シン。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の本型インタフェース
    を持つマシンにおいて、 前記入力デバイスの操作停止時間が所定時間を超えたと
    き、マシンの表示部に表示するためのページイメージ
    を、比較的高解像度のページイメージに変更する第4の
    手段を更に備えることを特徴とする本型インタフェース
    を持つマシン。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の本型インタフェース
    を持つマシンにおいて、 前記入力デバイスが、マウス、トラックボール及びトラ
    ックパッドなどのポインティングデバイスであることを
    特徴とする本型インタフェースを持つマシン。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の本型インタフェース
    を持つマシンにおいて、 前記ページのめくり速度が、ページを180度反転させ
    てめくるときの角速度であることを特徴とする本型イン
    タフェースを持つマシン。
  14. 【請求項14】 マシン内に生成する仮想の3次元空間
    と、 前記3次元空間内に生成する本の3次元モデルと、 前記モデルに貼付される、電子化されたページイメージ
    と、 を備える本型インタフェースとしてコンピュータを動作
    させるためのコンピュータプログラムを担持したコンピ
    ュータ読取可能なプログラム媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217415A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置
WO2012005188A1 (ja) * 2010-07-08 2012-01-12 日本電気株式会社 電子化ドキュメント・ブラウズ方法、電子化ドキュメント・ブラウズ装置及びそのプログラム

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