JP5273463B2 - 画像処理装置及び画像処理装置のプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、画像処理装置とそのプログラムとに関し、特にLCD(Liquid Crystal Display)などのモニタのプレビュー画面上で、両面プリントなどでの表面と裏面とを確認することに関する。
記録媒体端部に回転軸Xが有り、X軸を基準に表裏を回転するプレビュー装置が知られている。この場合、プレビュー画面には表面あるいは裏面の一面のみが表示される(特開2006−192580)。
また、ページの下方角部をめくり返し画像とし、めくり返し部分にその裏面をプレビュー表示することが知られている。しかし、プレビューは静止画で表示され、ページめくりの様子は動画では表示されない(特開2008−179037)。
両面プリント時などに、長辺とじ、短辺とじなどをユーザは指示できるが、その出力結果がユーザの所望通りに得られるかを出力前に確認したい。出力前のプレビューでは、表面あるいは裏面のいずれかがそれぞれ表示され、また動的な表示であってもめくる様子などがリアルでないので、実際の出力結果を簡単には予測できない。
特開2006−192580 特開2008−179037
この発明の課題は、画像の出力前に両面プリントなどの出力結果を動的にプレビューして、ユーザの所望通りに出力できるかを容易に確認できるようにすることにある。
この発明での追加の課題は、動的なプレビュー画像をリアルに表現することにある。
この発明の画像処理装置では、画像を取得する画像取得部と、取得した画像から表示画像を生成する画像生成部と、前記表示画像を表示する画像表示部とを備えた画像処理装置において、前記画像表示部に表示画像の1ページ分を第1の画像として表示し、前記第1の画像の裏面としての1ページ分の表示画像を第2の画像とし、前記第2の画像を左右方向あるいは上下方向のいずれか片方から他方へスライドさせて、前記第1の画像に入れ替わるように動的に表示する。
この発明では、画像を表示するための領域を1ページ分とし、この領域に、表示中の画像の裏面を所定方向にスライドして表示するようにし、画像をめくって裏返す様子を動的に表示する。
この発明ではさらに、前記第2の画像のスライドと共に、前記スライド方向とは反対方向に、前記第1の画像をスライドし、前記第1の画像あるいは第2の画像が所定位置に達した後は、前記第1の画像を表示せず前記第2の画像をスライドしながら表示し、かつ前記第2の画像を1ページ分表示するまで該スライドを継続する。
好ましくは、長辺方向あるいは短辺方向に平行に前記第2の画像をスライドさせる。
好ましくは、前記第1の画像のスライド速度と前記第2の画像のスライド速度とを対応させる。
より好ましくは、前記第1の画像のスライド速度と前記第2の画像のスライド速度とを等しくする。
また好ましくは、前記第1の画像をスライドさせた面積と対応する面積だけ、前記第2の画像をスライドさせる。
好ましくは、前記第2の画像のスライド方向先端部が、前記第1の画像のスライド開始前のスライド方向基端部に重なる位置で、第2の画像のスライドを停止すると共に、第2の画像の全体を表示する。
好ましくは、ユーザが前記第1の画像へタッチすることにより、前記スライドを開始する。
より好ましくは、ユーザが前記第1の画像へタッチする位置に応じて、前記スライド方向を定める。
また好ましくは、スライド中の画像にユーザがタッチすると、スライドを中止させると共に、スライド開始前の表示画像へと逆方向にスライドさせる。
この発明では、裏面である第2の画像をスライドすると共に、これとは逆方向に、表示中の第1の画像をスライドする。表示中の画像もスライドさせると、表面をめくって裏面が現てくる様子をより一層リアルにプレビューできる。ここで、それぞれのスライド速度は一定であることが好ましい。また、表面として表示中の画像あるいはその裏面の画像がスライドして所定位置に達した後は、裏面の画像だけをスライドしながら表示し、裏面1ページ分の表示になるまで継続して表示し、表示中の画像から裏面の画像へ移り変わる様子を示す。
また好ましくは、画像のスライド方向とは反対側の端部の画像に、所定の幅で影を付加するように表示する。第2の画像が現れてスライドするときに、スライド方向とは反対側の端部、すなわち新たに画像が現れる部分は、所定の幅で影部分を付加するように表示して、ページをめくって湾曲する様子を表示することが望ましい。
この発明の画像処理装置のプログラムは、画像を取得する画像取得部と、取得した画像から表示画像を生成する画像生成部と、前記表示画像を表示する画像表示部とを備えた画像処理装置のプログラムにおいて、前記画像処理装置に、前記画像表示部に表示画像の1ページ分を第1の画像として表示する機能と、前記第1の画像の裏面としての1ページ分の表示画像を第2の画像とし、前記第2の画像を左右方向あるいは上下方向のいずれか片方から他方へスライドさせて、前記第1の画像に入れ替わるように動的に表示する機能と、を実行させる。
画像の両面プリントなどの出力前に出力結果を動的にプレビューするので、ユーザは、両面プリントなどでの表面と裏面への画像の配置や、表面から裏面へページをめくる様子を動的に捉えることができる。また1ページ分の領域内で、ページを表面から裏面へとめくる様子をプレビューできるので、表面と裏面とを同時に見ることができる。例えば表面から裏面へとめくるときに、表面の一部に裏面の端部から見えてくる様子を1ページ内で動的に連続して見ることができる。裏面から表面へめくる場合も同様である。画像の出力は、プリント以外に保存や転送などがあり、両面プリントの形式で保存され、転送される。
1ページ分の領域内で表裏をめくる一連の動作を連続的に表示できる。そのため小さなLCDであっても、表面から裏面へのプレビュー表示ができる。
またさらに、画像のスライド方向とは反対側の端部に所定の幅で影を付加すると、ユーザはめくる状態をリアルに捉えることができ、出力結果が分りやすい。
実施例の複合機の構成を示す図 実施例の、表面と裏面の画像をプレビューするための画像表示プログラムの構成を示すブロック図 実施例での、両面のプレビュー画像を表示画面へ表示する様子を示す図 実施例でのとじ位置とめくる方向との関係を示す図 実施例の、左とじの原稿を表面から裏面へめくる場合のプレビュー画像を示す図 実施例の、上とじの原稿を表面から裏面へめくる場合のプレビュー画像を示す図 実施例の表示画面上での、表面と裏面との表示領域の関係を示す図 実施例のプレビュー画面上での、めくられた部分に付加する影を示す図 変形例のLCD上での、プレビュー画像とサムネイル画像とを示す図
以下に、発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図9に、実施例を示す。図1に、画像処理装置としての複合機2の構成を示す。複合機2は、読み取りあるいは受信した原稿の画像を自機でプリントし、あるいはネットワークスキャナとして他機へと送信などする。また複合機2は、公衆電話回線網(PSTN)に接続され、G3ファクシミリとして機能し、またLAN4を介してメールサーバ6及びルータ8等と接続され、メールサーバ6及びルータ8を介してインターネット10と接続して電子メール等の送受信を行う。12は、LAN4に接続されたパーソナルコンピュータ等の通信端末装置で、14は、LAN4に接続されたプリンタである。
図1において、20は主制御部で、22はLANインターフェース、24はG3ファクシミリ機能処理部で、公衆電話回線網(PSTN)を介し、G3ファクシミリ等の送受信などを行う。26はインターネットファクシミリ機能処理部で、例えば電子メール形式でインターネットファクシミリの送受信を処理する。28はネットワークススキャナ機能処理部で、30はネットワークプリンタ部、32はコピー機能処理部である。また34はタッチパネルで、LCD等の表示部35と入力部36とを備え、画像を表示すると共にユーザの入力を受付ける。
38は画像の取得部で画像を読み取りあるいは受信し、取得した画像を画像記憶制御部40の制御によりRAM44の画像メモリに記憶する。画像メモリから読み出した画像を両面プリントする場合に、画像生成部42は、表面と裏面との表示、及び表面から裏面、または裏面から表面へめくる様子を動的に表示するための画像を生成してLCD35に表示する。表示画像は、画像メモリから読み出した画像から生成するほか、例えばスキャンした画像からそのまま生成しても良い。また、読み取り画像及び受信した画像のほか、画像メモリなどにすでに記憶済みの画像を両面プリントする場合などにも、この記憶済みの画像から表示画像を生成しても良い。両面プリント対象の表面、裏面のプレビュー画像は、複合機2のLCD35で表示するほかに、LAN4に接続するパーソナルコンピュータ12のLCD及びCRTなどに表示しても良い。
RAM44は、取得した画像及びその他のデータを記憶する。またROM46は、複合機2に必要なプログラムを記憶し、特に両面プリント時にプリント対象の画像を表面と裏面としてそれぞれ表示すると共に、めくる様子を動的に表示するために必要なプログラム50を記憶する。
図2に、両面プリント時のプレビュー表示のためのプログラム50の概要を示す。プレビュー画像の表示プログラム50はCD−ROMなどの媒体に記憶され、複合機2及びパーソナルコンピュータ12などで実行され、複合機2のLCD35に表面と裏面、及びめくる途中の表面と裏面との画像を表示する。めくりの動的な表示はユーザの入力を受付けて開始し、めくる方向はとじ位置を考慮して決定する。また好ましくはプリント対象の画像をサムネイルで表示して、プレビュー画像の選択をユーザが行えるようにする。このプログラム50は、ユーザによるプレビュー画像の選択及びめくりを指示する入力を受付けるための命令52と、表面と裏面とめくり途中のプレビュー画像を生成し、表示するための命令54と、プリント対象の画像をサムネイル表示するための命令62とで構成されている。プレビュー画像を生成し、表示するための命令54は、さらに表面と裏面とのプレビュー画像を生成して表示するための命令56と、動的な表示を行うための画像を生成して表示するための命令58と、めくり動作中でのめくりの部分に影を付加するなどのレンダリングを施す影の付加命令60とで構成されている。
図3に、実施例のLCD35の表示部中の表示画面70に、指定ページの表面と裏面との画像を表示する場合を示す。図において、表面は1/2,裏面は2/2として示す。表示画面70は、LCD35の表示領域において1ページ分の面積の画像だけを表示するためのクリップ領域である。ここでプリントする原稿64を左とじとすれば、表面66の右端部をめくって裏面68へ裏返す様子を、LCD35の表示画面70上で表示させる。まず表示画面70に、原稿の表面の画像72を表示する。そして裏面の画像74を表示する場合、ユーザが画像72へタッチして表面の画像72を右方向へ一定速度でスライドさせ、このスライドに伴い裏面の画像74を左端部より左方向へと同じ速度でスライドさせるように、表示画面70上へ表示する。めくり領域76には裏面の左部分を表示して、表面の右部分がめくれてその裏面が見えていることを表し、表面と、表面の右部分の裏面とを同時に表示する。めくり領域76の左方向へのスライド距離は、表面の画像72の右方向へのスライド距離に対応させ、表面72が右方向へスライドして生じた空白の領域78の面積がめくり領域76の面積よりも小さくなるように表示して、めくりの実際のイメージに近いように表現する。すなわち、表面の画像72を右方向へスライドさせながら、スライドさせた面積に対応する面積の裏面の画像74を左にスライドさせて表示する。
裏面の画像74の左端部が表示画面70の左端部に重なった時点で裏面の画像74の全体を表示している。このように原稿1枚分の面積の表示画面70に、表面と裏面の画像72,74とめくり途中の画像とを表示する。右とじの原稿を表面から裏面にめくるときは、これとは逆に、表面の画像72を左方向へスライドし、裏面へめくって裏面の画像74の右端部が右方向へスライドして、表面の画像72の左部分から順次右方向へ覆うように表示する。
また左とじの原稿を裏面から表面へめくる場合も、裏面の画像74が左方向へスライドすると共に表面の画像72の右端が右方向へスライドして現れるように表示して、左とじの原稿(裏面から表面に返すときは右とじになる)を裏面から表面にめくるように表現する。
裏面から表面へのめくり時にとじ位置を考慮せずに表示する場合は、表面から裏面へのめくり時と同じ方向に画像をスライドしても良い。すなわち左とじの場合、表面から裏面へであっても、裏面から表面へであっても、表示している画像を右方向へスライドし、その反対面の画像を左方向へスライドさせて裏返してめくる様子を表示する。
図4に、とじ位置とめくる方向との関係を示す。とじ位置を考慮せずにめくり動作を表示する場合、画像を生成して表示する処理は簡単である。しかし実際のめくりに近いイメージでの表示を行う場合は、とじ位置を考慮してめくる方向を決定する。図に示すように、とじ方向は主として長辺とじと短辺とじとがあり、さらに例えば長辺とじの左とじと右とじとではめくる方向が逆で、裏面から表面に返すときの表示は表面から裏面へのめくり時とは逆方向になる。長辺左とじ、裏面から表面へめくる場合の、表示する画像のパターン80と82とを示す。パターン80と82とはいずれも左とじであるが、パターン80ではとじ位置に従い、裏面から表面へのめくりでは右方向にめくる様に表示する。一方、左とじの原稿の場合でも、表面から裏面、裏面から表面へのめくりの方向を同じ(左方向)としたのがパターン82である。この場合、裏面から表面へのめくりを左方向に行うので、実際のとじ位置を無視して表示する。同様に、長辺右とじのめくりのパターンを84,86に示す。この場合も、実際の原稿をめくるときは表面から裏面へ右めくりし、裏面から表面へ返すときは左めくりする(パターン84)。とじ位置を無視して常に右めくりで表示する場合を、パターン86で示す。
図5及び図6に、表面から裏面へめくる場合の画像の変化を示す。図5において、原稿は長辺左とじであり、とじ軸をX軸、他端をA軸として示す。図5Aは表面の画像で、ユーザのタッチで裏面へのめくりを開始する(図5B)。表面の画像を右方向へスライドすると共に、このスライド距離に対応して裏面の画像が右方向から左方向へとスライドしていく(図5B、図5C)。図5Dは、裏面の左半分が見える状態までめくったことを示す。図5B,図5Cでは表面と裏面とを共に表示するが、図5Dからは表面は裏面に隠れて裏面のみの表示になり(図5E)、裏面が左方向にスライドして裏面1ページ分を表示する(図5F)。なお、図5CでのP及びQは、図7で説明するように、図5Cの時点でのX軸及びA軸のスライド距離である。
図6では原稿は短辺上とじであり、とじ軸をY軸、他端をB軸として示す。図6Aは表面の画像で、ユーザのタッチで裏面へのめくりを開始する(図6B)。表面の画像を下方向へスライドすると共に、スライドして表示されなくなった表面の替わりに裏面の上部が現れて上方向へとスライド移動し(図6B、図6C)、表面と裏面とを同時に表示している。そして図6Dで、裏面の上半分が見えて表面は裏面に隠れている状態を示し、さらに裏面の画像が上方向へスライドして裏面1ページ分を表示する(図6E,図6F)。
図7に、実施例の表示画面上での、表面と裏面との表示領域の関係を示す。ここでは図5に示すように、長辺左とじの場合、X軸が短辺上を右方向へスライドすると共に、A軸が短辺上を左方向へスライドする。また、X軸はA軸よりも速くスライドする。そして図7での縦軸に表示領域を示し、横軸にスライド時間を示す。また横軸のa〜fの時点はそれぞれ図5A〜図5Fに対応し、それぞれの時点での表示領域を示す。例えばa点では、表面1ページ分、すなわちX軸からA軸までの領域がすべて表示されており、X軸が距離Pを、A軸が距離Qをそれぞれスライドした場合、時間cの時点で表面の表示がΔP分減少したが、裏面の表示がΔQ分増加したことを示す。そしてf点に到達することにより、表面の表示が消えて裏面がほぼ1ページ分表示されることを示す。
画像生成部42は、両面プリントする原稿の表面と裏面との画像をRAM44から読み出し、図7の表示領域に示すように所定時間毎に複数の画像を生成して表示画面70に表示する。すなわち、X軸の右方向へのスライドとA軸の左方向へのスライドとに伴い、表面と裏面との表示領域が動的に変化する状態を表示するので、ユーザはページめくりを動的なプレビューでリアルに見ることができる。なお、X軸及びA軸の速度及び表示画面上の余白などは、自在に定めることができる。
図8に、めくられた部分に影を付加する場合を示す。例えば表面をめくって裏面を表示する場合、めくり状態の画像をリアルに表現するため、めくられた部分87の表面との境界線88付近に、影領域90を設ける。表面での相対明度を100とし境界線88での相対明度を30とした場合の、明度の変化を(A)に示す。さらに(B)に示すように、gをg’の位置に移して[h−g]から[h−g’]へ、境界線88付近の画像を圧縮して表示することを、追加しても良い。影領域の明度と明度の変化、及び画像の圧縮部分は、めくられた部分87がスライドして増加するのに従って変化させ、画像を立体的に表示しても良い。
図9に、LCD35の表示画面に、両面プリント時の表面と裏面とをプレビュー表示するためのプレビュー表示域92と、プリント対象の画像をサムネイル表示して選択させるためのサムネイル表示域94とを設けた変形例を示す。図9では、プレビュー表示域92に、画像を1ページ分表示するための表示画面70を設ける。両面プリント対象の複数の画像をサムネイル表示し、ユーザはサムネイル表示された例えば4枚の画像96から両面プリントする画像を選択できる。実施例では、サムネイル画像96を奇数ページ毎に表示し、例えばユーザが7ページのサムネイル画像96にタッチすることにより、その表面をプレビュー表示域92に表示する。
そして表示された画像にタッチすることにより、裏面の8ページの画像をプレビュー表示する。ここで、表示された画像の左側をタッチすると原稿の左側がめくれるようにしても良い。またサムネイル画像96の右端などへのタッチで、裏面の8ページの画像をサムネイル表示域94あるいはプレビュー表示域92に表示しても良い。ここでの裏面表示は、図5などに示したように、めくる様子を動的に表示する。なお、ボタン100,110は次ページを表示するためのボタンで、ボタン120,130は、サムネイル画像をスクロールして画像を選択するためのボタンである。
なお実施例では、ユーザが表示された画像へタッチして表面から裏面へ、あるいは裏面から表面へのめくり動作の表示を開始するが、めくりボタンをプレビュー表示域92に設けるなどしても良い。また、めくり動作の途中で画像にタッチした場合、めくりを中止して元の面へと戻すめくり返しを表示するようにしても良い。例えば表面から裏面へめくる途中の画像が表示されているときに、ユーザが表示画面にタッチすれば、表面から裏面へのめくり動作を止め、裏面から表面へと戻す様子をプレビューしても良い。
実施例では、以下の効果が得られる。
1.画像の両面プリント時に、1ページ分の表示画面上で表面全体と裏面全体とを表示すると共に、表面から裏面へめくる様子を動的に表示できる。そのためプリント前に出力結果が分かりやすい。
2.めくる状態は、実際の紙を曲げながらめくる上げるように、一連の動作を連続的に表示するので、ユーザは、プリント後の原稿を実際にめくっているイメージをリアルに捉えることができる。
3.1ページ分の表示画面上でプレビューするので、小さな表示画面であってもめくり状態の様子を確認できる。
4.めくり返した部分に影を付加し、立体的に表示できる。この影領域の明度及び明度の変化は、めくられた部分のスライドに従い変化できる。めくられた部分の、表面との境界線付近の画像を、圧縮して表示しても良い。
5.表面から裏面へのめくりの方向、及び裏面から表面へのめくりの方向は、原稿のとじ位置とは反対側として、ページのめくりをリアルに表示できる。
6.ユーザは、サムネイル画像から両面プリントする画像を選択できる。そしてサムネイル画像から選択した画像の表面と裏面とのめくる様子をプレビューできる。
2 複合機
4 LAN
6 メールサーバ
8 ルータ
10 インターネット網
12 パーソナルコンピュータ
14 プリンタ
20 主制御部
22 LANインターフェース
24 G3ファクシミリ機能処理部
26 インターネットファクシミリ機能処理部
28 スキャナ機能処理部
30 プリンタ機能処理部
32 コピー機能処理部
34 タッチパネル
35 LCD
36 入力部
38 画像取得部
40 画像記憶制御部
42 画像生成部
44 RAM
46 ROM
50 表面/裏面のプレビュー画像の表示プログラム
52 ユーザの入力を受け付けるための命令
54 表面/裏面及びページめくりの様子のプレビュー画像を生成して表示するための命令
56 表面と裏面の画像を生成して表示するための命令
58 ページのめくり状態を動的に表示するための命令
60 めくられた部分に影を付加するための命令
62 プリント対象の画像をサムネイル表示するための命令
64 原稿
66 原稿の表面
68 原稿の裏面
70 表示画面
72 表面の画像
74 裏面の画像
76 めくり領域
78 画像がスライドした後に生じる空白部分
80〜86 めくり状態のパターン
88 裏面へのめくり領域の、表面との境界線
90 影領域
92 プレビュー表示域
94 サムネイル表示域
96 サムネイル画像
100,110 ページめくりボタン
120,130 サムネイル画像のスクロールボタン

Claims (11)

  1. 画像を取得する画像取得部と、取得した画像から表示画像を生成する画像生成部と、前記表示画像を表示する画像表示部とを備えた画像処理装置において、
    前記画像表示部に表示画像の1ページ分を第1の画像として表示し、
    前記第1の画像の裏面としての1ページ分の表示画像を第2の画像とし、前記第2の画像を左右方向あるいは上下方向のいずれか片方から他方へスライドさせて、前記第1の画像に入れ替わるように動的に表示するように構成すると共に、
    前記第2の画像のスライドと共に、前記スライド方向とは反対方向に、前記第1の画像をスライドし、
    前記第1の画像あるいは第2の画像が所定位置に達した後は、前記第1の画像を表示せず前記第2の画像をスライドしながら表示し、
    前記第2の画像を1ページ分表示するまで該スライドを継続するように構成したことを特徴とする、画像処理装置。
  2. 画像を取得する画像取得部と、取得した画像から表示画像を生成する画像生成部と、前記表示画像を表示する画像表示部とを備えた画像処理装置において、
    前記画像表示部に表示画像の1ページ分を第1の画像として表示し、
    前記第1の画像の裏面としての1ページ分の表示画像を第2の画像とし、前記第2の画像を左右方向あるいは上下方向のいずれか片方から他方へスライドさせて、前記第1の画像に入れ替わるように動的に表示するように構成すると共に、
    長辺方向あるいは短辺方向に平行に前記第2の画像をスライドさせ、
    前記第2の画像のスライドと共に、前記スライド方向とは反対方向に、前記第1の画像をスライドし、
    前記第1の画像あるいは第2の画像が所定位置に達した後は、前記第1の画像を表示せず前記第2の画像をスライドしながら表示し、
    前記第2の画像を1ページ分表示するまで該スライドを継続するように構成したことを特徴とする、画像処理装置。
  3. 前記第2の画像について、該画像のスライド方向とは反対側の端部の画像に、所定の幅で影を付加するように表示したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の画像のスライド速度と前記第2の画像のスライド速度とを対応させるように構成したことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の画像のスライド速度と前記第2の画像のスライド速度とを等しくするように構成したことを特徴とする、請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の画像をスライドさせた面積と対応する面積だけ、前記第2の画像をスライドさせることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記第2の画像のスライド方向先端部が、前記第1の画像のスライド開始前のスライド方向基端部に重なる位置で、第2の画像のスライドを停止すると共に、第2の画像の全体を表示するように構成したことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. ユーザが前記第1の画像へタッチすることにより、前記スライドを開始するように構成したことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. ユーザが前記第1の画像へタッチする位置に応じて、前記スライド方向を定めるように構成したことを特徴とする、請求項に記載の画像処理装置。
  10. スライド中の画像にユーザがタッチすると、スライドを中止させると共に、スライド開始前の表示画像へと逆方向にスライドさせるように構成したことを特徴とする、請求項に記載の画像処理装置。
  11. 画像を取得する画像取得部と、取得した画像から表示画像を生成する画像生成部と、前記表示画像を表示する画像表示部とを備えた画像処理装置のプログラムにおいて、
    前記画像処理装置に、
    前記画像表示部に表示画像の1ページ分を第1の画像として表示する機能と、
    前記第1の画像の裏面としての1ページ分の表示画像を第2の画像とし、前記第2の画像を左右方向あるいは上下方向のいずれか片方から他方へスライドさせて、前記第1の画像に入れ替わるように動的に表示する機能と
    前記第2の画像のスライドと共に、前記スライド方向とは反対方向に、前記第1の画像をスライドし、前記第1の画像あるいは第2の画像が所定位置に達した後は、前記第1の画像を表示せず前記第2の画像をスライドしながら表示し、前記第2の画像を1ページ分表示するまで該スライドを継続する機能、とを実行させる、画像処理装置のプログラム。
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