JP2006115359A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 目的とするモードの設定情報を、少ない操作で確認できる画像処理装置を実現する。
【解決手段】 複合機1は、表示装置10を備えており、この表示装置10は、モード識別領域11と、設定情報表示領域15とを有している。モード識別領域11には、複合機1に備えられた複数のモードの各々を識別するための識別情報が表示される。設定情報表示領域15には、これらの識別情報のうち、現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報が表示される。そして、複合機1では、特に、モード識別領域11に表示された識別情報の選択に連動して、設定情報表示領域15に、選択された識別情報に対応する設定情報が表示されるようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】 複合機1は、表示装置10を備えており、この表示装置10は、モード識別領域11と、設定情報表示領域15とを有している。モード識別領域11には、複合機1に備えられた複数のモードの各々を識別するための識別情報が表示される。設定情報表示領域15には、これらの識別情報のうち、現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報が表示される。そして、複合機1では、特に、モード識別領域11に表示された識別情報の選択に連動して、設定情報表示領域15に、選択された識別情報に対応する設定情報が表示されるようになっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のモードの中から1つのモードを、実行する画像処理装置に関するものである。
電子スチルカメラ(いわゆるデジタルカメラ)により撮影した写真画像を印刷する画像処理装置には、デジタルカメラを直接接続するタイプ、および、デジタルカメラ用の記録媒体(メモリーカードなど)を挿入するタイプのものがある。これらのタイプの画像処理装置は、デジタルカメラ、または、リムーバブルな記録媒体から、ダイレクトに得た画像データを印刷用紙等に印刷する機能(ダイレクトプリント機能)を有している。
また、この画像処理装置は、表示パネル(表示装置)を備えている。この表示パネルの画面上には、デジタルカメラの写真画像が、縮小表示(一覧表示など)されるようになっており、ユーザーは、表示パネルに表示された写真画像を見ながら、印刷したい写真画像を、選択できるようになっている。これにより、ユーザーは、撮影した複数の写真画像の中から、印刷したい画像のみを、印刷できる。また、パソコンに写真画像のデータを移す必要がないため、印刷のための処理が簡素化される。
図10は、そのような画像処理装置101の斜視図である。画像処理装置101は、ダイレクトプリント機能に加えて、例えば、コピー,ファックス,およびスキャナなどの、複数の機能(モード)を有する複合機である。通常、この画像処理装置101は、装置のレイアウトの都合上、横型の表示を行う横長の表示パネル100aを有する横長の表示装置100を備えている。また、この画像処理装置101は、ダイヤルや印刷部数などを設定するためのダイヤルキー、および、各機能の設定を行うキーなど、画像処理装置101を操作するための操作部160を備えている。
画像処理装置101では、複数のモードから1つのモードを選択して、選択するモードを実行するようになっている。
特開2001−333174(公開日2001年11月30日)
しかしながら、画像処理装置101では、選択されているモードの設定状態を確認(または変更)するためには、多くの操作が必要になるという問題がある。
具体的には、画像処理装置101において、例えば、写真画像を印刷するためには、まず、写真印刷用のモード(フォトプリント)に対応する操作部160を選択する。これにより、表示パネル100aには、フォトプリント用の印刷設定メニューが表示される。そして、そのメニューの中から、画質,フチ印刷の有無,または日付印刷の有無など、各種の印刷設定を確認して、必要に応じて設定内容を変更する。そして、目的の設定状態に変更できれば、操作部160のスタートボタンを押して、フォトプリントを実行する。
このように、画像処理装置101では、操作部160によるモードの選択と、表示装置100への選択されたモードの設定状態の表示とが、関連するように設定されていない。すなわち、従来の構成では、モードの選択と、そのモードでの設定状態とが、同一画面に表示されていなかった。このため、選択されたモードの設定状態を確認するには、多くの操作が必要となる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のモードから選択した1つのモードを実行する画像処理装置において、目的とするモードの設定情報を、少ない操作で確認できる画像処理装置を提供することにある。
本発明にかかる画像処理装置(本画像処理装置)は、上記の課題を解決するために、表示装置を備え、互いに異なる動作を実行する複数のモードから選択した1つのモードを実行する画像処理装置において、上記表示装置は、各々のモードを識別するための識別情報が表示される識別情報表示領域と、上記識別情報のうち、現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報が表示される設定情報表示領域とを有しており、上記識別情報表示領域に表示された識別情報の選択に連動して、上記設定情報表示領域に選択された識別情報に対応する設定情報が表示されることを特徴としている。
上記の構成によれば、識別情報表示領域に表示された識別情報の中から、目的のモードに対応する識別情報を選択すると、その選択動作に連動して、設定情報表示領域には、選択された識別情報に対応するモードの設定情報(設定値・設定状態)が表示される。これにより、識別情報表示領域における識別情報の選択動作と、選択した識別情報に対応する設定情報の確認動作とを、同時に実行することができる。つまり、設定情報表示領域には、常に、識別情報表示領域において選択されているモードの設定情報が表示される。このため、識別情報に対応するモードの設定情報を確認する操作を行う必要がない。従って、目的とするモードの設定情報を、少ない操作で確認することができる。
なお、従来の画像形成装置では、複数のモードから1つのモードの選択動作を、表示装置ではなく、キー操作によって行っていた。キー操作によるモードの選択動作と、選択されているモードの設定情報とは、独立している。このため、モードを選択しても、そのモードに対応する設定情報を確認するには、複数回のキー操作が必要であった。
これに対し、本画像処理装置では、このような、従来キー操作していた機能が、表示装置に表示されており、表示装置を用いて、各モードの選択を行っている。このため、画像処理装置本体に、各モードを選択するためのハードキーを設ける必要がない。これにより、表示装置を設ける領域を広くすることができる。その結果、表示パネルの画面を大きくすることができる。それゆえ、各表示領域に、識別画像または設定値を、大画面表示することができ、モード選択の視認性を高めることができる。
なお、識別情報表示領域に表示される「識別情報」は、各のモードを識別できるものであればよく、画像(イラスト)であっても、文字であってもよい。また、「現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報」は、言い換えれば、「識別情報表示領域の識別情報に関連する情報」である。
本画像処理装置では、上記表示装置は、縦長の表示パネルを備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、表示装置が縦長の表示パネルを備えている。縦長の表示パネルは、横長の表示パネルよりも、表示行数を多くすることが可能である。このため、識別情報表示領域、および、設定情報表示領域には、例えば、横長の表示パネルではスクロールしなければ認識できなかった文字情報も、縦長の表示パネルでは、スクロールすることなく、1画面上に表示することが可能となる。それゆえ、縦長の表示パネルでは、表示パネルの表示画面を有効に利用して、識別情報表示領域、および、設定情報表示領域に、各情報を表示できる。
本画像処理装置では、上記識別情報表示領域と、設定情報表示領域とが隣接して設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、識別情報表示領域と、設定情報表示領域とが隣接しているため、識別画像と設定状態(設定値)とが隣接して表示される。これにより、識別画像とその設定状態とを、容易に確認できる。
本画像処理装置では、上記識別情報表示領域と、設定情報表示領域とが、上下に隣接して設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、識別情報表示領域と設定情報表示領域とが、縦長の表示パネルの長手方向に隣接して設けられている。これにより、識別画像と設定状態(設定値)とが上下に隣接して表示される。従って、識別画像とその設定状態とを、容易に確認できる。
本画像処理装置では、上記識別情報表示領域は、互いに異なる4つまたは5つのモードの識別情報が表示されるようになっており、4つのモードの識別情報が表示される場合には、それらの識別情報の表示領域が、四角形状に配置され、5つのモードの識別情報が表示される場合には、それらの識別情報の表示領域のうち、4つの識別情報の表示領域が四角形状に配置され、残りの1つの識別情報の表示領域が、それら4つの識別情報の表示領域を結ぶ2本の対角線の交点を含む領域に配置されるようになっていることが好ましい。
上記の構成によれば、識別情報表示領域に、4つのモードの識別情報が表示される場合には、それらの識別情報の表示領域が、四角形状に配置されている。また、5つのモードの識別情報が表示される場合には、それらの識別情報の表示領域のうち、4つの表示領域が四角形状に配置されており、残りの表示領域が、4つの表示領域を結ぶ2本の対角線の交点を含む領域に配置されている。言い換えれば、識別情報表示領域には、識別情報が、十字形状に配置されている。これにより、複数の識別情報の中から少ない指示によって、必要な識別情報を選択し、そのモードを実行することができる。
本画像処理装置では、上記設定情報表示領域は、画像処理装置の待機状態時に、現在選択されているモードの設定情報が表示されるようになっていることが好ましい。
上記の構成によれば、画像処理装置の待機状態時にも、設定情報表示領域には、現在選択されているモードの設定情報が表示される。このため、待機状態で選択されている識別情報に対応するモードを実行する場合には、その操作を容易にすることができる。
本画像処理装置は、さらに、画像形成部を備えており、上記設定情報表示領域は、識別情報表示領域に表示された識別情報の、画像形成に関する情報が表示されるようになっていることが好ましい。
上記の構成によれば、識別情報表示領域には、画像形成に関する情報が表示される。このため、設定情報表示領域の設定情報を確認して、画像形成を実行することができる。従って、画像形成の操作を容易にすることができる。
本発明に係る画像処理装置は、以上のように、識別情報表示領域に表示された識別情報の選択に連動して、上記設定情報表示領域に選択された識別情報に対応する設定情報が表示されるようになっている表示装置を備えている。それゆえ、識別情報表示領域における識別情報の選択動作と、選択した識別情報に対応する設定情報の確認動作とを、同時に実行することができるという効果を奏する。また、目的とするモードの設定情報を、少ない操作で確認することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図9に基づいて説明すると以下の通りである。なお、本発明は、これに限定されるものではない。
本発明にかかる画像処理装置は、複数のモードの各々を識別する識別情報の選択に連動して、選択された識別情報に対応する設定情報が表示される表示装置を備えることによって、目的とするモードの設定情報を、少ない操作で確認するものである。
本画像処理装置は、互いに異なる動作を実行する複数のモードから選択したモードを実行するようになっている。すなわち、本画像処理装置は、複数の機能を複合して備えた多機能型の複合機である。
まず、図2および図3に基づいて、複合機1の構成を説明する。図2は、本実施形態の複合機1の要部構成を示す斜視図であり、図3は、図2の複合機1の背面図である。
複合機1は、デジタルカメラ、または、リムーバブルな記録媒体から、ダイレクトに得た画像データを、印刷用紙等に印刷する機能(ダイレクトプリント機能)を有している。さらに、複合機1は、コピー機能、スキャナ機能、ファックス機能,およびメール受信機能も有している。各機能は、ネットワークを介してデータを通信することが可能であってもよい。
複合機1は、図2に示すように、主に、表示装置10、画像読取部20、デジタルカメラ接続部30、排紙部40、アンテナ50、操作キー(操作部)60、およびスピーカー70を備えている。また、図2には示さないが、複合機1は、印刷部(画像形成部;図4参照)90も備えている。
複合機1は、縦長の表示パネル10aを有する縦長の表示装置10を備えることを特徴としている。この表示パネル10aは、特に、デジタルカメラの写真画像を印刷する際に、印刷したい写真画像を選択しやすいように、写真画像を横長の表示パネルよりも、大きく表示することが可能である。表示パネル10aは、例えば、液晶表示ディスプレイ、および、CRTディスプレイなど,各種ディスプレイから構成される。また、表示パネル10aは、フレーム10bに固定されている。表示装置10の詳細は、後述する。
画像読取部20は、スキャナ機能を有するものである。画像読取部20にて、原稿を読み取る時は、原稿台21に原稿を載置し、原稿カバー23を閉じて、操作キー60を操作する。原稿カバー23の原稿と接触する面には、原稿を保護する保護マット22が設けられている。
デジタルカメラ接続部30は、デジタルカメラ本体を直接接続するためのデジタルカメラ接続端子31と、メモリーカードなどのデジタルカメラの記録媒体を挿入するためのメモリーカードスロット32とを備えている。メモリーカードスロット32は、各社の規格に合うように、複数設けられている。また、メモリーカードスロット32に記録媒体が挿入されると、カードアクセスランプ33が点灯する。
排紙部40は、印刷部90(図4参照)にて印刷された印刷物を、排紙するものである。排紙部40は、複合機1内へのゴミ等の混入を防止するとともに、複合機1内から印刷物が搬送されると、開状態となるプリンタカバー41、印刷物を蓄積する用紙トレイ42、プリンタカバー41から用紙トレイ42まで印刷物を案内する用紙ガイド43、および、多量の印刷物または大きいサイズの印刷物を保持するための用紙補助トレイ44を備えている。
操作キー(操作部)60は、複合機1の操作を指示するものである。操作キー60と表示装置10とは、複合機1の上面(頂面)の一側部に、上下に隣接して設けられている。言い換えれば、操作キー60と表示装置10とは、複合機1の長手方向の一側部、より詳細には、画像読取部20の長手方向一側短側に(画像読取部20の短辺に沿って)、上下に隣接して設けられている。ここで、図2の構成では、デジタルカメラ接続部30が設けられている方が、ユーザ側となる。そして、このユーザ側を下方とすると、表示装置10が上方となるように、表示装置10と操作キー60とが、上下に隣接してに設けられている。これにより、ユーザに近い方に操作キー60が配置されるため、操作キー60の操作が容易になる。また、ユーザによる表示装置10の画面の確認も、容易となる。
特に、本実施形態では、表示装置1に、従来操作キーによって操作していた機能を表示するようになっている。すなわち、表示装置10に表示された機能の中から、必要な機能を選択するようになっている。このため、操作キー60は、ハードキーの数が少なくなっている。その結果、操作キー60の各キーが占める領域を狭くして、表示装置10の領域を上下方向に広く確保できる。これにより、表示装置10をより縦長にすることができる。従って、複合機1を大型化することなく、表示装置10による大画面表示が可能となる。
また、複合機1の側面には、コードレス送受信するためのアンテナ50、および音声で操作ガイドを行うためのスピーカー70が設けられている。
さらに、図3に示すように、複合機1の背面には、複合機1とパソコンとを接続するためのUSB接続端子80、電話回線に接続するための回線接続端子81、電話回線を増設するための回線接続端子82、先端に差し込みプラグ85を有する電源コードを有している。
また、表示装置10は、複合機1に、回動可能に設けられており、ディスプレイスタンド86によって、ユーザーが画面を見やすい位置で固定できるようになっている。これにより、複合機1の使用時にのみ表示装置を見やすい角度で立て、複合機1の非使用時には、水平に収容できる。
なお、複合機1は、図5および図6に示す構成とすることもできる。図5および図6は、図2および図3の複合機1とは異なる、複合機1a要部構成を示す斜視図である。図5は、複合機1aにおける、未使用時の表示装置を示しており、図6は、使用時の表示装置を示している。なお、複合機1と複合機1aとは、基本的な構造および機能は同じである。
ここで、操作キー60の具体例を説明する。図7は、複合機1aの操作キー60の平面図である。ここでは、操作キー60が、上下左右ボタン(十字キー)61、決定キー62、右ソフトボタン63a、左ソフトボタン63b、ダイヤルボタン64、留守ボタン65、戻る/クリアボタン66、お知らせランプ67、停止ボタン68、モノクロスタートボタン69a、およびカラースタートボタン69bを備えている。
上下左右ボタン61は、カーソルに対して上下左右の移動指示を行うボタンである。決定キー62は、所定の動作を実行する決定指示を行うボタンである。右ソフトボタン63aおよび左ソフトボタン63bは、後述のように、ガイダンス領域14に表示された機能(ソフト)の実行指示を行うボタンである。例えば、図1において、左ソフトボタン63bを押すと、ガイダンス領域に表示された操作ガイド(α)が実行される。これにより、ガイダンス領域13には、操作ガイドのガイダンスが文字情報として表示される。ダイヤルボタン64は、ファックスの際のダイヤル入力のためのボタン、および、設定情報表示領域15などに文字入力を行う際の入力ボタンである。なお、ダイヤルボタン64による文字入力は、例えば、携帯電話と同様に、「1」で「ア行」、「2」で「カ行」…の入力を行う。留守ボタン65は、電話機能を備えている場合に、留守番電話設定を行うボタンである。戻る/クリアボタン66は、モード識別領域11の表示を1つ前の表示に戻る指示、または、決定した動作および設定内容などを消去するボタンである。お知らせランプ67は、記録紙無しを検知した時やインク残量が少なくなった時等に点灯する。停止ボタン68は、実行中の動作を停止するボタンである。モノクロスタートボタン69aはモノクロ印刷、カラースタートボタン69bはカラー印刷を、それぞれ行うボタンである。
操作キー60は、表示パネル10aの表示画面に関連するような、形状で構成されたり、文字が印刷されていたりする。これにより、ユーザーによる操作キー60の誤操作を低減できる。
このような複合機1(1a)は、図4に示すように、制御装置によって、制御されている。図4は、複合機1のブロック図である。制御装置は、画像読取部20およびその画像を印刷するための印刷部(画像形成部)90、画像やデータを記憶する記憶部、パソコン(PC)に接続されたUSB制御装置−1、デジタルカメラまたはメモリーカードスロット32を制御するUSB制御装置−2、表示パネル10aを制御する表示制御装置、操作キーを制御するキー制御装置、電話回線網を制御する網制御装置の制御を行うモデム、およびアンテナ50によってコードレス通信を行うためのコードレス用制御回路を、それぞれ制御している。
印刷部90は、複合機1に入力された画像を紙などの媒体に出力するものである。例えば、印刷部90は、現像剤であるインクを吐出させて画像形成を行うインクジェットプリンタ、または、現像剤としてトナーを用い画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置である。インクジェットプリンタでは、インク吐出を行うインクヘッドを搭載したキャリッジに、着脱可能となったインクを充填したカートリッジを装着し、キャリッジを媒体の移動方向と直交する方向へ移動させることによって、適宜インクを吐出させることで画像形成を行う。このため、インクジェットプリンタでは、カートリッジが装着された状態で移動させるため、複合機1内部には、比較的広いスペースが確保されている。
そこで、カートリッジの交換部(または待機位置)が、表示装置10および操作キー60の下部(装置内部)であることが好ましい。ここで、操作キー60および表示装置10は、簡素な構成であるため、それらが設けられた領域の直下の装置内部には、比較的広いスペースができる。従って、複合機1内にできるスペースを有効に利用して、カートリッジの収容スペース(収容部)を、設けることができる。
ここで、複合機1(1aも同様)の特徴部分である表示装置10の構成について説明する。
図1は、複合機1に備えられる縦長の表示パネル10aを有する表示装置10を示す平面図である。表示装置10は、少なくとも、各々のモードを識別するための識別情報が表示されるモード識別領域11、および、それらの識別情報のうち、現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報が表示される設定情報表示領域15を有している。図1では、これらの領域の他に、設定表示領域12、および、ガイダンス領域13・14を有している。
表示装置10では、モード識別領域11と設定情報表示領域15とが、上下方向に分割され、モード識別領域11と設定情報表示領域15とは隣接して設けられている。これにより、モード識別領域11と設定情報表示領域15とには、それぞれ、識別画像と設定状態(設定値)とが隣接して表示される。これにより、識別画像とその設定状態とを、容易に確認できる。従って、識別画像とその設定状態とを、容易に確認できる。
モード識別領域11には、複合機1に備えられた複数のモード(機能)の各々を識別するための識別情報(文字やイラストなど)が表示されるようになっている。例えば、図1では、この識別情報として、「コピー」,「いろいろフォトプリント」,「ファクス」,スキャナ」,および「かんたんフォトプリント」が表示されている。図1では、複合機1の初期状態(待機状態)には、カーソル16により、「かんたんフォトプリント」が選択されるようになっている。
設定情報表示領域15には、これらの識別情報のうち、現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報が表示される。すなわち、設定情報表示領域15には、モード識別領域11において選択されている識別情報に対応するモードの状態が、表示される。この設定情報は、識別情報によって異なる情報である。設定情報表示領域15は、複合機1の待機状態(初期状態)時に、現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報が表示されるようになっている。図1では、この設定情報として、モード識別領域11において選択されている「かんたんフォトプリント」の印刷設定情報が、モード表示領域15aに表示されている。
ここで、「かんたんフォトプリント」におけるモード表示領域15aに表示される印刷設定情報は、例えば、印刷枚数、印字品位の選択、印刷に関わる情報などの複合機1の印刷機能に関する情報が挙げられる。例えば、画質(解像度)、縁アリ/ナシ、用紙のサイズ、画質(普通・キレイ)、印刷速度(普通・速い)、用紙の種類(普通紙/光沢紙)などの情報が挙げられる。なお、「いろいろフォトプリント」は、「かんたんフォトプリント」と同様に、写真印刷するものである。このため、「いろいろフォトプリント」が選択されている場合の印刷設定情報は、「かんたんフォトプリント」と同様である。ただし、ユーザが、各種設定を任意に変更して、画像を印刷する点が異なる。
なお、「コピー」の印刷設定情報としては、画質、濃さ、縁アリ/ナシ、倍率などの情報が挙げられる。また、「FAX」の印刷設定情報としては、画質、濃さなどが挙げられる。「スキャナ」は、印刷機能を有さないため、モード表示領域には、印刷設定情報は表示されない。なお、図1では、設定情報表示領域15に、モード表示領域15a以外の表示として、日時、留守番電話の録音件数、およびFAX受信件数などの、設定情報以外の情報も表示されるようになっている。
複合機1の最大の特徴は、モード識別領域11に表示された識別情報の選択に連動して、設定情報表示領域15に、選択された識別情報に対応する設定情報が表示されるようになっていることである。具体的には、図1の状態では、モード識別領域11では「かんたんフォトプリント」が選択されており、設定情報表示領域15のモード表示領域15aには、「かんたんフォトプリント」の印刷設定情報が表示されている。ここで、例えば、モード識別領域11の識別情報を、「かんたんフォトプリント」から「コピー」に変更すると、カーソル16が、「コピー」を選択する。この選択動作に連動して、モード表示領域15aには、「コピー」に対応する印刷設定情報が表示される。
なお、設定表示領域12は、複合機1の設定状態を表示するステータスバーなどを表示するようになっており、ガイダンス領域13・14は、複合機1の操作ガイダンスまたは機能(ソフト)を表示するようになっている。
図1のモード識別領域11の各モードは、例えば、図9に示すようにして、選択することが可能である。図9は、表示装置10の表示状態を示す図である。図1のモード識別領域11の、「コピー」,「いろいろフォトプリント」,「ファクス」,「スキャナ」,および「かんたんフォトプリント」は、アイコンA〜アイコンEのそれぞれに対応する。すなわち、モード識別領域11は、互いに異なる5つのモードの識別情報が表示されるようになっており、それらの識別情報の表示領域のうち、4つの識別情報の表示領域(アイコンA〜アイコンD)が四角形状に配置され、残りの1つの識別情報の表示領域(アイコンE)が、それら4つの識別情報の表示領域を結ぶ2本の対角線の交点を含む領域に配置されるようになっている。
図9に示すように、アイコン(識別情報)A〜Eのうち、選択されているアイコンをユーザーが認識できるようにするためのカーソル16が、表示画面上に表示されている。カーソル16は、操作キー60(上下左右ボタン61;図7参照)の操作によって、選択するアイコンA〜Eを変更する。つまり、操作キー60は、選択するアイコンを変更する変更指示を与えるものである。なお、図2の制御装置が、操作キー60による変更指示に基づいて、アイコンの選択先を制御するようになっている。
アイコンA〜アイコンEは、互いに異なる動作を実行する複数のモードの各々に対応して表示されるものである。アイコンA〜Eは、複数のモードの機能に対応する図(イラスト),記号,または文字などが表示されたものである。例えば、コピーモードを示すアイコンでは、プリンタの図(イラスト)が表示される。アイコンA〜Eは、画面上に、4つのアイコンA〜Dが四角形状に配置されており、残りのアイコンEは、4つのアイコンA〜Dを結ぶ2本の対角線の交点を含む領域に配置されている。
カーソル16は、画面上に表示された複数のアイコンA〜Eのうち、現在選択されているアイコンを、ユーザーに視認させるものである。例えば、図9のように、選択されているアイコンAの外枠領域が、カーソル16に囲まれており、ユーザーがそのアイコンを視認できるようになっている。なお、カーソル16は、選択されているアイコンを、他のアイコンよりも拡大表示するものであってもよい。
カーソル16の移動先の変更指示(つまり、選択するアイコンの変更)は、操作キー60(詳細には上下左右キー61)によって行う。すなわち、操作キー60を用いてカーソル16に上下左右の指示を与えて、カーソル16が選択するアイコンを変更する。
制御装置(図4参照)は、操作キー60によって、カーソル16(選択されているアイコン)に対する、操作キー60を用いた変更指示に基づいて、カーソル16の移動先(アイコンの選択先)を制御するものである。
なお、画面上では、アイコンAを選択しているカーソル16が、その他のアイコンに移動しているようになる。しかし、実際には、カーソル16は、各アイコンに設けられており、操作キー60の指示に基づき、選択されたアイコンのみのカーソルを表示するように制御されている。すなわち、制御装置は、操作キー60による指示に基づき、カーソルの表示(点灯)をオンまたはオフする制御も行う。
このように、複合機1は、互いに異なる動作を実行する複数のモードの各々に対応して選択されるアイコンA〜Eに対し、任意のアイコンを選択するように操作キー60を操作することによって、選択したアイコンに対応するモードを実行する。これにより、複数の識別情報の中から少ない指示によって、必要な識別情報を選択し、そのモードを実行することができる。なお、図9では、モード識別領域11は、互いに異なる5つのモードの識別情報が表示されるようになっている。しかし、アイコンA〜アイコンDの表示領域が、四角形状に配置されていてもよい。この場合も、同様の効果が得られる。
ここで、図1および図8に基づき、表示パネル10aの表示例について、説明する。
図1および図8の初期画面A(待機状態)のモード識別領域11に示されるように、複合機1(1aも同様)が、コピー機能、ファックス機能、スキャナ機能、およびフォトプリント機能の各モードを有している。ここで、複合機1のデジタルカメラ接続部30に、デジタルカメラまたは写真画像データが格納された記録媒体が挿入されると、表示パネル10aには、初期画面が表示される。ここでは、各モードを識別する文字やイラストが、識別情報として、モード識別領域11に、十字状に表示されている。また、各識別情報の配列は、「かんたんフォトプリント」が中央となり、カーソル16に選択されている状態である。つまり、現在選択されているモードは、「かんたんフォトプリント」である。ここで、「かんたんフォトプリント」は、例えば、ユーザが、最低限の設定選択によって、簡単に写真画像を印刷できるように設定されている機能である。例えば、印刷設定がカラープリントに固定(変更不可)、用紙タイプがフォト用紙、用紙サイズがL判、レイアウトが縁無し(縁無し印刷)、画質がきれい(複数の画質がある中の1つ)、および日付印刷はしない、予め設定されている。これにより、ユーザは、印刷したい画像を選択するのみで、簡単に写真画像を印刷できる。
具体的には、複合機1の電源がONになると、表示パネル10aには、図12の初期画面Aが表示される。初期画面Aでは、画像情報表示領域15に、モード表示、日時、留守録件数、FAX件数が、表示される。ここで、「モード表示」には、画像領域11のうち、カーソル16に選択された機能の設定状態の一部が示される。
ここで、デジタルカメラ接続部30に、デジタルカメラまたは写真画像データが格納された記録媒体を挿入して、その写真画像を「かんたんフォトプリント」で印刷するとする。この場合、決定ボタン62を押すと、画像選択画面Bが表示される。画像選択画面Bでは、モード識別領域11に、デジタルカメラまたは記録媒体の画像のうち、9枚の画像(画像「1」〜「9」)が一覧表示される。設定情報表示領域15には、左側に前、右側に次の矢印が表示され、上下左右ボタン61の左ボタンによって、カーソル16が1つ前の画像に移動し、右ボタンによって、カーソル16が1つ前の画像に移動する。なお、上下ボタンを押せば、カーソル16が上下の画像に、それぞれ移動する。なお、モード識別領域11の画像の中に、カーソル16の移動指示に対応する画像がない場合は、前後のページに移動して、対応する画像が選択される。例えば、カーソル16が画像「7」を選択しており、下ボタンを押すと、モード識別領域11には、次頁の画像「10」〜「18」が表示される。そして、カーソル16は、画像「1」の位置に表示された画像「10」を選択する。画像「1」が選択され、上ボタンが押された場合も同様に、前頁の対応する画像が選択される。
そして、画像選択画面Bの画像「1」〜「9」の中から、カーソル16を移動させながら印刷したい画像を選択し、決定ボタン61を押す。「かんたんフォトプリント」では、カラープリントに固定されているため、決定ボタン61を押すと、選択されている画像が印刷(プリント)される。ガイダンス領域13には、決定ボタン62を押せば選択された画像がプリントされる文字情報が表示される。ガイダンス領域14には、左ソフトボタン63bを押せば、カーソル16に選択された画像が画像領域11に拡大表示され、右ソフトボタン63bを押せば、選択された複合機1の機能におけるサブメニューが画像領域11に表示され、決定ボタン62を押せば、カーソル16に選択された画像の印刷が実行されることを示す画面が表示される。
プリント中は、プリン中画面Cとして、画像領域11に、プリント動作中であることを示すアニメーション画像が表示される。また、画像情報表示領域15には、何枚中何枚目を印刷しているかが表示される。ガイダンス領域13には、左ソフトボタン63bを押せば、プリントが中止されることを示す画面が表示され、ガイダンス領域13には、プリント中の文字情報が表示される。
プリント終了後は、再び、画像選択画面Bと略同様の、画像選択画面Dとなる。ここでは、カーソル16が、プリントした画像の次の画像(図12では画像「2」)を、自動的に選択するように設定されている。
なお、初期画面Aの状態で右ソフトボタン63aを押すと、表示パネル10aには、複合機1の基本設定メニュー画面が表示され、基本設定メニューの状態で右ソフトボタン63aを押すと、初期画面Aが表示される。また、画像選択画面Bの状態で戻る/クリアボタン66を押すと初期画面Aに戻り、プリント中画面Cの状態で左ソフトボタン63bを押すと画像選択画面Bに戻る。
また、図13に示すように、図12の画像選択画面Bの状態で、左ソフトボタン63bを押すと、画像選択画面Eとなる。画像選択画面Eでは、カーソル16に選択されている画像「1」が、画像領域11拡大表示される。画像選択画面Eの状態で左ソフトボタン63bを押すと、画像選択画面Bに戻る。
このように、初期画面Aの状態でモード表示領域15aには、モード識別領域11で選択されている識別情報の印刷設定情報が表示される。このため、その印刷設定情報を確認するための操作が不要である。それゆえ、モード識別領域11における識別情報の選択動作と、モード表示領域15aにおける選択した識別情報に対応する設定情報の確認動作とを、同時に実行することができる。従って、目的とするモードの設定情報を、少ない操作で確認することができる。特に、ダイレクトプリント機能(フォトプリント機能)を実行する場合、初期画面(待機画面)では、各モードの識別情報と、選択されているモードに対応した設定情報とを表示しているため、その設定情報を確認する動作を行うことなく、決定キーを押すだけで、その機能を実行できる。
なお、従来の構成では、複合機1の初期状態(待機状態)では、識別情報表示領域15に、モード識別情報11の識別情報に対応するモードの設定情報が表示されていない。
さらに、複合機1では、従来ハードキーを用いて行っていたモードの選択を、表示装置10によって行っている。このため、複合機1本体に、各モードを選択するためのハードキーを設ける必要がない。これにより、表示装置10を設ける領域を広くすることができる。その結果、表示パネル10aの画面を大きくすることができる。それゆえ、モード識別領域11および設定情報表示領域15に、識別画像または設定情報を、大画面表示することができ、モード選択の視認性を高めることができる。
なお、図8の画像選択画面Bでは、モード識別領域11には、サムネイル表示のように複数の画像を一覧表示しているが、1枚の画像を表示してもよい。表示方法は、設定領域11、または、ガイダンス領域13・14に選択できるようにすればよい。
以上のように、複合機1は、モード識別領域11に表示された識別情報の選択に連動して、設定情報表示領域15のモード表示領域15aに、選択された識別情報に対応する設定情報が表示される。
この構成では、モード識別領域11に表示された識別情報の中から、目的のモードに対応する識別情報を選択すると、その選択動作に連動して、設定情報表示領域15には、選択された識別情報に対応するモードの設定情報(設定値・設定状態)が表示される。これにより、モード識別領域11における識別情報の選択動作と、選択した識別情報に対応する設定情報の確認動作とを、同時に実行することができる。つまり、設定情報表示領域15には、常に、モード識別領域11において選択されているモードの設定情報が表示される。このため、識別情報に対応するモードの設定情報を確認する操作を行う必要がない。従って、目的とするモードの設定情報を、少ない操作で確認することができる。
一方、従来の構成では、複数のモードから1つのモードの選択動作を、表示装置ではなく、キー操作によって行っていた。また、キー操作によるモードの選択動作と、選択されているモードの設定情報とは、独立している。このため、モードを選択しても、そのモードに対応する設定情報を確認するには、複数回のキー操作が必要であった。
これに対し、複合機1では、このような、従来キー操作していた機能が、表示装置10に表示されており、表示装置10を用いて、各モードの選択を行っている。このため、複合機1本体に、各モードを選択するためのハードキーを設ける必要がない。これにより、表示装置10を設ける領域を広くすることができる。その結果、表示パネル10aの画面を大きくすることができる。それゆえ、モード識別領域11および設定情報表示領域15に、識別画像および設定値を、それぞれ大画面表示することができ、モード選択の視認性を高めることができる。
また、複合機1は、縦長の表示パネル10aを備えている。縦長の表示パネル10aは、横長の表示パネルよりも、表示行数を多くすることが可能である。このため、モード識別領域11、および、設定情報表示領域15には、例えば、横長の表示パネルではスクロールしなければ認識できなかった文字情報も、縦長の表示パネル10aでは、スクロールすることなく、1画面上に表示することが可能となる。それゆえ、縦長の表示パネル10aでは、表示パネル10aの表示画面を有効に利用して、モード識別領域11、および、設定情報表示領域15に、情報を表示できる。
また、表示装置10は、設定情報表示領域15が、複合機1の待機状態時に、現在選択されている識別情報の設定情報が表示されるようになっている。これにより、待機状態で選択されている識別情報に対応するモードを実行する場合には、その操作を容易にすることができる。
また、複合機1は、従来の横型表示パネル(横型表示の液晶表示画面)を、縦型表示パネルとすることによって、表示領域(画面スペース)の有効活用を図ることも可能である。このような縦型表示パネルは、表示パネルに表示すべき情報量を減らすことなく、横型表示パネルよりも画像(特に横長画像)を、大きく表示できる。しかも、横型表示パネルの場合に形成されるデッドスペースが形成されることなく、画像に関する文字情報などを、表示することもできる。
また、複合機1は、特に、印刷または外部出力をするための複合機に好適に利用できる。このため、印刷や外部出力を目的としない携帯電話の表示パネルとは、使用目的が異なる。すなわち、本願発明は、特に好ましくは、印刷(または外部出力)することを目的とし、表示パネル画面上の有効スペース(設定情報表示領域15)に、印刷(または外部出力)に関わる情報が表示される。これに対し、携帯電話は、印刷を目的とするものではない。
また、従来の携帯電話でも、モード識別領域11には、携帯電話に備えられた複数のモード(カメラ機能、メール機能など)の各々を識別するための識別情報(文字やイラストなど)が表示されるようになっている。しかしながら、設定情報表示領域15に表示される情報は、モード識別領域11で現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報ではなく、現在選択されている識別情報について、ユーザが選択すべき複数のメニューが表示される。例えば、モード識別領域11でカメラ機能が選択されている場合、設定情報表示領域15には、カメラ機能のうち、ユーザが選択すべき、撮影・表示などの選択メニューが表示される。すなわち、設定情報表示領域15には、本願発明では、選択されている識別情報の設定情報が表示(状態表示)されるのに対し、従来の携帯電話では、選択されている識別情報の選択情報が表示(選択表示)される。従って、設定情報表示領域15に表示される情報が異なる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の画像処理装置は、モードの選択と、そのモードでの設定状態とが、同一画面に表示するものであるため、例えば複合機など、設定状態を確認して選択したモードを実行するあらゆる電子機器に対して、利用することができる。
1,1a 複合機(画像処理装置)
10 表示装置
10a 表示パネル
11 モード識別領域(識別情報表示領域)
12 設定表示領域
15 設定情報表示領域
15a モード表示領域(設定情報表示領域)
20 画像読取部
60 操作キー(操作部)
90 印刷部(画像形成部)
10 表示装置
10a 表示パネル
11 モード識別領域(識別情報表示領域)
12 設定表示領域
15 設定情報表示領域
15a モード表示領域(設定情報表示領域)
20 画像読取部
60 操作キー(操作部)
90 印刷部(画像形成部)
Claims (7)
- 表示装置を備え、互いに異なる動作を実行する複数のモードから選択した1つのモードを実行する画像処理装置において、
上記表示装置は、
各々のモードを識別するための識別情報が表示される識別情報表示領域と、
上記識別情報のうち、現在選択されている識別情報に対応するモードの設定情報が表示される設定情報表示領域とを有しており、
上記識別情報表示領域に表示された識別情報の選択に連動して、上記設定情報表示領域に、選択された識別情報に対応する設定情報が表示されるようになっていることを特徴とする画像処理装置。 - 上記表示装置は、縦長の表示パネルを備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 上記識別情報表示領域と、設定情報表示領域とが隣接して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 上記識別情報表示領域と、設定情報表示領域とが、上下に隣接して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 上記識別情報表示領域は、
互いに異なる4つまたは5つのモードの識別情報が表示されるようになっており、
4つのモードの識別情報が表示される場合には、それらの識別情報の表示領域が、四角形状に配置され、
5つのモードの識別情報が表示される場合には、それらの識別情報の表示領域のうち、4つの識別情報の表示領域が四角形状に配置され、残りの1つの識別情報の表示領域が、それら4つの識別情報の表示領域を結ぶ2本の対角線の交点を含む領域に配置されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 上記設定情報表示領域は、画像処理装置の待機状態時に、現在選択されているモードの設定情報が表示されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- さらに、画像形成部を備えており、
上記設定情報表示領域は、識別情報表示領域に表示された識別情報の、画像形成に関する情報が表示されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302309A JP2006115359A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2006115359A true JP2006115359A (ja) | 2006-04-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004302309A Withdrawn JP2006115359A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 画像処理装置 |
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-
2004
- 2004-10-15 JP JP2004302309A patent/JP2006115359A/ja not_active Withdrawn
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