JP6003776B2 - 電力供給システムおよびそれを備える車両、ならびに電力供給システムの制御方法 - Google Patents

電力供給システムおよびそれを備える車両、ならびに電力供給システムの制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、電力供給システムおよびそれを備える車両、ならびに電力供給システムの制御方法に関し、特に、車両外部の機器へ電力を供給可能な電力供給システムの制御に関する。
特開2009−225587号公報(特許文献1)は、蓄電装置と、蓄電装置に接続される電力変換器と、電力変換器に接続されるとともに車両外部の電気機器に接続されるコネクタと、電力変換器に接続されるコンセントとを備える電動車両を開示している。
特開2009−225587号公報 特開2012−253939号公報
上記のような電動車両において、コネクタを介して車両外部の電気機器へ蓄電装置から電力を供給することが考えられる。しかしながら、コネクタおよびコンセントが並列に接続されているため、蓄電装置から電気機器へコネクタを介して電力が供給されるときに、コンセントに接続される負荷へも電力が供給され得る。よって、上記負荷の使用をユーザが意図していないときに、上記負荷が動作してしまう場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外部の機器へ電力が供給される際に、ユーザが意図しない負荷へ電力が供給されることを抑制することである。
この発明によれば、電力供給システムは、蓄電装置と、接続部と、電力変換部と、コンセントと、電流センサと、制御装置と、報知部とを備える。接続部は、電力供給システムの外部の外部機器に電力を出力する。電力変換部は、蓄電装置および接続部間に設けられる。コンセントは、電力変換部に対して接続部に並列に接続される。電流センサは、コンセントに流れる電流を検知する。制御装置は、電力変換部を作動させることによって接続部を通じて外部機器へ電力が供給される際に、電流センサによって電流が検知されたときに、電力変換部を停止する。報知部は、電力変換部を作動させることによって接続部を通じて外部機器へ電力が供給される際に、電流センサによって電流が検知されたときに、ユーザに報知する。
好ましくは、電力供給システムは、切替部をさらに備える。切替部は、電力変換部と接続部との間に設けられ、電力変換部と接続部との間の電気的な接続および非接続を切り替える。制御装置は、電流センサによって検知される電流が零であるときに、電力変換部を接続部に電気的に接続するように切替部を制御するとともに、電力変換部を起動する。
好ましくは、電力供給システムは、切替部をさらに備える。切替部は、電力変換部と接続部との間に設けられ、電力変換部と接続部との間の電気的な接続および非接続を切り替える。制御装置は、電力変換部と接続部との間の電気的な接続を切り離すように切替部を制御し、かつ、電力変換部を作動させた場合に、接続部へ電力が供給されたときは、電力変換部を停止する。
好ましくは、電力供給システムは、充電装置をさらに備える。充電装置は、蓄電装置および接続部間に設けられ、接続部を通して供給される外部電源からの電力を用いて蓄電装置を充電する。
好ましくは、電力変換部は、接続部を通して供給される外部電源からの電力を用いて蓄電装置をさらに充電するように構成される。
また、この発明によれば、車両は、上述したいずれかの電力供給システムを備える。
また、この発明によれば、電力供給システムは、蓄電装置と、接続部と、電力変換部と、コンセントとを備える。接続部は、電力供給システムの外部の外部機器に電力を出力する。電力変換部は、蓄電装置および接続部間に設けられる。コンセントは、電力変換部に対して接続部に並列に接続される。電力供給システムの制御方法は、コンセントに流れる電流を検知するステップと、電力変換部を作動させることによって接続部を通じて外部機器へ電力が供給される際に、電流が検知されたときに、電力変換部を停止するステップと、電力変換部を作動させることによって接続部を通じて外部機器へ電力が供給される際に、電流が検知されたときに、ユーザに報知するステップとを含む。
この発明においては、電力変換部を作動させることによって接続部を通じて外部機器へ電力が供給される際に、コンセントを通って流れる電流が検知されたときに、電力変換部が停止されるとともにユーザに報知される。よって、接続部を介して外部機器へ電力を供給する際に、コンセントに電気機器が接続されていることをユーザが知ることができる。したがって、この発明によれば、外部の機器へ電力が供給される際に、ユーザが意図しない負荷へ電力が供給されることを抑制することができる。
実施の形態1に従う電力供給システムを含む車両の全体ブロック図である。 実施の形態1において、ECUで実行される制御を説明するための機能ブロック図である。 実施の形態1において、ECUで実行される処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に従う電力供給システムを含む車両の全体ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に従う電力供給システムを含む車両100の全体ブロック図である。
図1を参照して、車両100は、蓄電装置110と、システムメインリレー(以下、SMR(System Main Relay)とも称する。)115と、駆動装置であるPCU(Power Control Unit)120と、モータジェネレータ130,135と、動力伝達ギア140と、駆動輪150と、エンジン160と、制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)とも称する。)300とを備える。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。
蓄電装置110は、SMR115を介して、モータジェネレータ130,135を駆動するためのPCU120に接続される。そして、蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130,135で発電された電力を蓄電する。蓄電装置110の出力は、たとえば200Vである。
SMR115は、蓄電装置110の正極端子と電力線PL1とに接続されるリレーと、蓄電装置110の負極端子と電力線NL1とに接続されるリレーとを含む。そして、SMR115は、ECU300からの制御信号SE1に基づいて、蓄電装置110とPCU120との間での電力の供給と遮断とを切換える。
PCU120は、コンバータ121と、インバータ122,123と、コンデンサC1,C2とを含む。
コンバータ121は、ECU300からの制御信号PWCに基づいて、電力線PL1,NL1と電力線PL2,NL1との間で電圧変換を行なう。
インバータ122,123は、電力線PL2,NL1に対して並列に接続される。インバータ122,123は、ECU300からの制御信号PWI1,PWI2に基づいて、コンバータ121から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータ130,135をそれぞれ駆動する。
コンデンサC1は、電力線PL1,NL1の間に設けられ、電力線PL1,NL1間の電圧変動を減少させる。また、コンデンサC2は、電力線PL2,NL1間に設けられ、電力線PL2,NL1間の電圧変動を減少させる。
モータジェネレータ130,135は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ130,135の出力トルクは、減速機や動力分割機構によって構成される動力伝達ギア140を介して駆動輪150へ伝達されて、車両100を走行させる。モータジェネレータ130,135は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。そして、その発電電力は、PCU120によって蓄電装置110の充電電力に変換される。
さらに、モータジェネレータ130,135は、動力伝達ギア140を介してエンジン160とも結合される。そして、ECU300により、モータジェネレータ130,135からの出力トルクおよびエンジン160からの出力トルクが協調的に制御される。また、モータジェネレータ130,135は、エンジン160によって駆動されて発電することも可能である。本実施の形態においては、モータジェネレータ130を主にエンジン160によって駆動されて発電を行なうための発電機として動作し、モータジェネレータ135を、主に駆動輪150を駆動して車両100を走行させるための電動機として動作するものとする。
なお、本実施の形態においては、モータジェネレータおよびインバータの対が2つ設けられる構成を一例として示すが、モータジェネレータおよびインバータの対は1つであってもよいし、2つより多く備える構成としてもよい。
また、本実施の形態においては、車両100は、上述のように、ハイブリッド自動車を例として説明するが、車両100の構成は、蓄電装置110からの電力を用いて車両駆動力を発生するための電動機を搭載する車両であればその構成は限定されない。すなわち、車両100は、図1のようなエンジンおよび電動機により車両駆動力を発生するハイブリッド自動車のほかに、エンジンを搭載しない電気自動車あるいは燃料電池自動車などを含む。
車両100は、蓄電装置110の電力を外部機器500およびアウトレット195に接続される電気機器へ供給するための構成として、インバータ190と、リレーRY10と、ヒューズ197と、アウトレット(コンセント)195と、接続部220と、スイッチSWと、電流センサ260と、報知部350とをさらに含む。以下、蓄電装置110から外部機器500および上記電気機器への電力供給を「外部給電」とも称する。
インバータ190は、電力線PL1,NL1に接続され、ECU300からの制御信号PWDに基づいて、蓄電装置110から供給される直流電力を交流電力に変換して電力線ACL3,ACL4へ出力する。そして、インバータ190は、電力線ACL3,ACL4を介して、変換した交流電力をアウトレット195に供給する。また、インバータ190は、リレーRY10を介して、変換した交流電力を接続部220に供給する。
リレーRY10は、ECU300からの制御信号SE3によって制御され、電力線ACL3,ACL4と電力線ACL1,ACL2との接続と非接続とを切換える。リレーRY10が導通状態であるときは、インバータ190からの電力を接続部220へ供給可能である。
ヒューズ197は、インバータ190と電力線PL1との間に設けられる。ヒューズ197は、蓄電装置110からインバータ190への経路に所定電流を上回る電流が流れたときに溶断し、この経路を遮断することによって過電流の発生を回避する。
アウトレット195は、車室内に設けられる。このアウトレット195に一般電気機器の電源プラグを接続することによって、当該電気機器に電力を供給することができる。インバータ190によって供給される交流電圧は、たとえばAC100V程度である。
接続部220は、車両100のボディに設けられる。接続部220は、電力線ACL1,ACL2を介してリレーRY10へ接続される。接続部220には、接続ケーブル400の接続コネクタ410が接続される。そして、接続ケーブル400の接続コネクタ420が、外部機器500のプラグ510に接続されることによって、車両100からの電力が、接続ケーブル400の電線部430を介して外部機器500に伝達される。また、接続ケーブル400の電線部430には、車両100から外部機器500への電力の供給と遮断とを切換えるための、供給回路遮断装置(図示せず)が介挿される場合がある。
接続ケーブル400の接続コネクタ410には、図示しない接続検出部が含まれる。接続コネクタ410が接続部220に接続されると、接続検出部は接続信号PISWをECU300に出力する。ECU300は、この接続信号PISWによって、接続コネクタ410が接続されたことを認識する。また、接続コネクタ410は、外部機器500からの送電要求信号PreqをECU300へ伝達する。ECU300は、この送電要求信号Preqによって、外部機器500から電力が要求されていることを認識する。
スイッチSWは、ユーザがアウトレット195を使用する場合に操作するスイッチである。スイッチSWは、ユーザの操作を検出したことを示す信号SIGをECU300へ出力する。ECU300は、スイッチSWから受けた信号SIGに基づいて、アウトレット195への電力供給を制御するとともに、リレーRY10を開放する。
電流センサ260は、電力線ACL3に設けられ、アウトレット195を通って流れる電流IACを検出する。そして、電流センサ260は、電流IACの検出値をECU300へ出力する。
報知部350は、ECU300から制御信号CMDを受けたときに情報をディスプレイ上に表示する。ECU300は、外部機器500へ電力が供給される際に、電流センサ260によって電流が検知されたときに、報知部350へ制御信号CMDを出力する。報知部350は、これに代えてランプを点灯することにより情報を報知してもよい。また、報知部350は、これに代えて警告音を発するブザーによって警告を報知してもよい。
車両100は、車両外部からの電力を用いて蓄電装置110を充電するための構成として、充電装置200と、充電リレーCHR210とをさらに備える。この場合、接続部220には、外部機器500に代えて、電力供給可能な外部電源(図示せず)が接続される。以下、車両外部からの電力を用いた蓄電装置110の充電を「外部充電」とも称する。
充電装置200は、電力線ACL1,ACL2を介して接続部220に接続される。また、充電装置200は、CHR210を介して蓄電装置110に接続される。そして、充電装置200は、ECU300からの制御信号PWEに基づいて、外部電源から供給される交流電力を、蓄電装置110の充電が可能な直流電力に変換する。
CHR210は、蓄電装置110の正極端子と電力線PL3とに接続されるリレーと、蓄電装置110の負極端子と電力線NL3とに接続されるリレーとを含む。そして、CHR210は、ECU300からの制御信号SE2に基づいて、充電装置200から蓄電装置110への電力の供給と遮断とを切換える。
この車両100においては、接続部220およびアウトレット195の双方がインバータ190の出力端子に接続される。また、インバータ190からアウトレット195への電力供給経路を遮断するためのリレーが設けられない。このため、蓄電装置110から外部機器500へ電力が供給される場合には、アウトレット195へも電力が供給される。したがって、アウトレット195に電気機器が接続されていると、ユーザが電気機器の使用を意図していないときであっても、蓄電装置110から外部機器500への電力供給に伴って電気機器が動作してしまう可能性がある。
また、アウトレット195が車室内に設けられている一方、接続部220は、外部機器500に接続するために車室外に設けられている。このため、ユーザは、外部機器500への電力供給を行う際に、アウトレット195に負荷が接続されているか否かを認識しにくい。したがって、ユーザは、蓄電装置110から外部機器500への電力供給に伴って意図せずに電気機器が動作していることに気づきにくい。
さらに、外部機器500への電力供給は、車両100が外部機器500からの電力要求を受信することによって開始される。このため、外部機器500への電力供給の開始時にユーザが車両100の近くにいない場合がある。この場合、ユーザは、蓄電装置110から外部機器500への電力供給に伴って意図せずに電気機器が動作していることを発見することができない。
また、インバータ190からアウトレット195への電力供給経路を遮断するためのリレーが設ける場合、コストが増加するとともにリレーが故障する可能性がある。さらに、リレーの溶着を検出するための電圧センサを設けることが必要になる場合がある。
そこで、本実施の形態においては、外部機器500へ電力を供給する際に、アウトレット195を通って流れる電流が検知されたときに、外部機器500への電力供給を停止するとともにユーザに報知する制御を実行する。
図2は、実施の形態1において、ECU300で実行される制御を説明するための機能ブロック図である。図2の機能ブロック図に記載された各機能ブロックは、ECU300によるハードウェア的あるいはソフトウェア的な処理によって実現される。
図1および図2を参照して、ECU300は、判定部310と、インバータ制御部320と、リレー制御部330と、報知制御部340とを含む。
判定部310は、接続コネクタ410の接続信号PISWと、外部機器500からの送電要求信号Preqと、電流センサ260からの電流IACの検出値とを受ける。判定部310は、接続コネクタ410が接続部220に接続されたことを認識し、かつ、外部機器500から電力が要求されていることを認識すると、インバータ190の起動を指示する信号をインバータ制御部320へ出力する。
判定部310は、インバータ190が起動された後に、電流IACが検出されないときは、アウトレット195に電気機器が接続されていないものとして、リレーRY10の閉成を指示する信号をリレー制御部330へ出力する。これにより、外部機器500への電力供給が開始される。
判定部310は、インバータ190が起動された後に、電流IACが検出されたときは、アウトレット195に電気機器が接続されているものとして、インバータ190の停止を指示する信号をインバータ制御部320へ出力する。また、判定部310は、ユーザへの報知を指示する信号を報知制御部340へ出力する。これにより、外部機器500への電力供給が停止される。なお、判定部310は、電流IACが0Aでない場合に、電流IACが検出されたと判定してもよいし、または電流IACが所定値以上である場合に、電流IACが検出されたと判定してもよい。
判定部310は、所定の停止条件が成立した場合に、インバータ190の停止を指示する信号をインバータ制御部320へ出力する。さらに、判定部310は、リレーRY10の開放を指示する信号をリレー制御部330へ出力する。これにより、外部機器500への電力供給が終了する。なお、所定の停止条件は、接続コネクタ410が接続部220に接続されていないとき、または、外部機器500から電力が要求されていないときに成立する。
インバータ制御部320は、判定部310からの信号に基づいてインバータ190を制御する制御信号PWDを生成する。インバータ制御部320は、制御信号PWDをインバータ190へ出力する。
リレー制御部330は、判定部310からの信号に基づいてリレーRY10を制御する制御信号SE3を生成する。リレー制御部330は、制御信号SE3をリレーRY10へ出力する。
報知制御部340は、判定部310からの信号に基づいて報知部350を制御する制御信号CMDを生成する。報知制御部340は、制御信号CMDを報知部350へ出力する。ユーザは、報知部350からの報知によってアウトレット195に電気機器が接続されていることを認識することができる。したがって、ユーザは、アウトレット195から電気機器を取り外すことによって外部給電の実行を可能とすることができる。
図3は、実施の形態1において、ECU300で実行される処理の詳細を説明するためのフローチャートである。図3に示すフローチャートは、ECU300に予め格納されたプログラムを所定周期で実行することによって実現される。あるいは、一部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)を構築して処理を実現することも可能である。
なお、当該処理が開始される初期状態においては、インバータ190による電力変換動作は停止しており、リレーRY10は非接続状態であるものとする。
図1および図3を参照して、ECU300は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、接続信号PISWに基づいて、接続コネクタ410が接続部220に接続されているか否かを判定する。
接続コネクタ410が接続されていない場合(S100にてNO)は、車両100からの電力が外部機器500に伝達されないので、ECU300は処理を終了する。
接続コネクタ410が接続されている場合(S100にてYES)は、処理がS110に進められて、ECU300は、送電要求信号Preqに基づいて、外部機器500から送電を要求されているか否かを判定する。
外部機器500から送電を要求されていない場合(S110にてNO)は、ECU300は処理を終了する。
外部機器500から送電を要求されている場合(S110にてYES)は、処理がS115に進められて、ECU300は、リレーRY10が溶着しているか否かを判定する。具体的には、ECU300は、リレーRY10が開放するようにリレーRY10を制御してインバータ190を作動させた場合に、接続部220へ電力が供給されたときは、リレーRY10が溶着していると判定して、インバータ190を停止する。リレーRY10が溶着している場合(S115にてYES)は、ECU300は処理を終了する。なお、接続部220への電力供給は、たとえば、インバータ190の出力電流および電流IACに基づいて判定してもよい。
リレーRY10が溶着していない場合(S115にてNO)は、処理がS120に進められて、ECU300は、インバータ190を起動する。インバータ190が起動されると、インバータ190から電力線ACL3,ACL4間に交流電圧が出力される。
続いてS130にて、ECU300は、電流センサ260から受けた検出値に基づいて、アウトレット195を通って流れる電流IACが検出されたか否かを判定する。ECU300は、電流IACが0Aでない場合に、電流IACが検出されたと判定する。
電流IACが検出されない場合(S130にてNO)は、ECU300は、アウトレット195に電気機器が接続されていないものとして、リレーRY10を閉成する(S140)。リレーRY10が閉成すると、外部機器500への電力供給が開始される。
続いてS150にて、ECU300は、上述の所定の停止条件が成立したか否かを判定する。所定の停止条件が成立していない場合(S150にてNO)は、処理がS130へ進められて、外部機器500への電力供給が継続される。このように、外部機器500への電力供給中においては、電流IACが検出されたか否かを判定する判定処理が繰り返し実行される。
所定の停止条件が成立した場合(S150にてYES)は、ECU300は、インバータ190を停止する(S160)。続いてS170にて、ECU300は、リレーRY10を開放する。これにより、外部機器500への電力供給が終了する。
一方、S130にて、電流IACが検出された場合(S130にてYES)は、ECU300は、アウトレット195に電気機器が接続されているものとして、インバータ190を停止する(S180)。
続いてS190にて、ECU300は、外部機器500への電力供給が停止していることを報知部350によってユーザへ報知する。
なお、上記においては、電流IACが0Aでない場合にインバータ190を停止するものとしたが、電流IACが所定値よりも大きい場合にインバータ190を停止するものとしてもよい。
なお、上記においては、S115におけるリレーRY10が溶着しているか否かを判定する処理は、送電要求を受信した後に実行されるものとしたが、他のタイミングにて実行されてもよい。たとえば、外部機器500への電力供給が終了した後にS115の処理が実行されてもよい。
以上のような処理に従って制御を行なうことによって、外部機器500へ電力が供給される際に、アウトレット195を通って流れる電流IACが検知されたときに、インバータ190が停止されるとともにユーザに報知される。よって、接続部220を介して外部機器500へ電力を供給する際に、アウトレット195に電気機器が接続されていることをユーザが知ることができる。したがって、この実施の形態1によれば、外部の機器へ電力を供給する際に、ユーザが意図しない負荷へ電力が供給されることを抑制することができる。
また、この実施の形態1においては、インバータ190からアウトレット195への電力供給経路を遮断するためのリレーを設けずに、ユーザが意図しない負荷へ電力が供給されることを抑制することができる。よって、コストの低減を図ることができるとともに、故障の発生を抑制することができる。
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2に従う車両100Aの全体ブロック図である。図4において、図1と重複する要素の説明は繰り返さない。
図4を参照して、車両100Aは、図1における車両100と比較して、充電装置200に代えて充電装置205が設けられる一方、インバータ190が設けられない構成となっている。ここで、アウトレット195は、リレーRY10を介して充電装置205に接続される。
充電装置205は、電力線PL3,NL3と電力線ACL1,ACL2との間において双方向に電力を変換することができる。すなわち、充電装置205は、外部充電時には、電力線ACL1,ACL2の交流電力を直流電力に変換して電力線PL3,NL3へ出力する。一方、充電装置205は、外部給電時には、電力線PL3,NL3の直流電力を交流電力に変換して電力線ACL1,ACL2へ出力する。充電装置205は、ECU300Aからの制御信号PWFに基づいて、電力変換を実行する。
この実施の形態2においては、蓄電装置110から出力される電力は、充電装置205によって変換される。充電装置205によって変換された電力は、接続部220およびアウトレット195から出力される。このような構成においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態2においては、ECU300Aは、電流IACが検出されたときには、すなわちアウトレット195に電気機器が接続されているときには、リレーRY10を開放して、インバータ190を動作させてもよい。この場合、アウトレット195に電気機器が接続されている場合であっても、アウトレット195へ電力を出力することなく、外部機器500への電力供給を実行することができる。
また、実施の形態2においては、ECU300Aは、電流IACに基づいてリレーRY10の溶着の発生を検出してもよい。
なお、上記においては、SMR115およびリレーRY10がリレーである場合について説明したが、SMR115およびリレーRY10は、スイッチング素子などのスイッチであってもよい。
なお、上記においては、車両100,100Aから外部機器500へ接続ケーブル400を介して電力が供給される場合について説明したが、車両100,100Aから外部機器500へ非接触給電によって電力が供給されてもよい。
なお、上記において、アウトレット195は、この発明における「コンセント」の一実施例に対応し、インバータ190および充電装置205は、この発明における「電力変換部」の一実施例に対応する。また、リレーRY10は、この発明における「切替部」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A 車両、110 蓄電装置、121 コンバータ、122,123,190 インバータ、130,135 モータジェネレータ、140 動力伝達ギア、150 駆動輪、160 エンジン、195 アウトレット、197 ヒューズ、200,205 充電装置、220 接続部、260 電流センサ、310 判定部、320 インバータ制御部、330 リレー制御部、340 報知制御部、350 報知部、400 接続ケーブル、410,420 接続コネクタ、430 電線部、500 外部機器、510 プラグ、C1,C2 コンデンサ、210 CHR、RY10 リレー、SW スイッチ。

Claims (7)

  1. 電力供給システムであって、
    蓄電装置と、
    前記電力供給システムの外部の外部機器に電力を出力するための接続部と、
    前記蓄電装置および前記接続部間に設けられる電力変換部と、
    前記電力変換部に対して前記接続部に並列に接続されるコンセントと、
    前記コンセントに流れる電流を検知する電流センサと、
    前記電力変換部を作動させることによって前記接続部を通じて前記外部機器へ電力が供給される際に、前記電流センサによって電流が検知されたときに、前記電力変換部を停止する制御装置と、
    前記電力変換部を作動させることによって前記接続部を通じて前記外部機器へ電力が供給される際に、前記電流センサによって電流が検知されたときに、ユーザに報知する報知部とを備える電力供給システム。
  2. 前記電力変換部と前記接続部との間に設けられ、前記電力変換部と前記接続部との間の電気的な接続および非接続を切り替える切替部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記電流センサによって検知される電流が零であるときに、前記電力変換部を前記接続部に電気的に接続するように前記切替部を制御するとともに、前記電力変換部を起動する、請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記電力変換部と前記接続部との間に設けられ、前記電力変換部と前記接続部との間の電気的な接続および非接続を切り替える切替部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記電力変換部と前記接続部との間の電気的な接続を切り離すように前記切替部を制御し、かつ、前記電力変換部を作動させた場合に、前記接続部へ電力が供給されたときは、前記電力変換部を停止する、請求項1に記載の電力供給システム。
  4. 前記蓄電装置および前記接続部間に設けられ、前記接続部を通して供給される外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置を充電する充電装置をさらに備える、請求項1に記載の電力供給システム。
  5. 前記電力変換部は、前記接続部を通して供給される外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置をさらに充電するように構成される、請求項1に記載の電力供給システム。
  6. 請求項1に記載の電力供給システムを備える車両。
  7. 電力供給システムの制御方法であって、
    前記電力供給システムは、
    蓄電装置と、
    前記電力供給システムの外部の外部機器に電力を出力するための接続部と、
    前記蓄電装置および前記接続部間に設けられる電力変換部と、
    前記電力変換部に対して前記接続部に並列に接続されるコンセントと
    前記コンセントに流れる電流を検知する電流センサとを含み、
    前記制御方法は、
    前記電流センサによって前記コンセントに流れる電流を検知するステップと、
    前記電力変換部を作動させることによって前記接続部を通じて前記外部機器へ電力が供給される際に、前記電流が検知されたときに、前記電力変換部を停止するステップと、
    前記電力変換部を作動させることによって前記接続部を通じて前記外部機器へ電力が供給される際に、前記電流が検知されたときに、ユーザに報知するステップとを含む、電力供給システムの制御方法。
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