JP5994718B2 - 車両および電力供給システム - Google Patents

車両および電力供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP5994718B2
JP5994718B2 JP2013087409A JP2013087409A JP5994718B2 JP 5994718 B2 JP5994718 B2 JP 5994718B2 JP 2013087409 A JP2013087409 A JP 2013087409A JP 2013087409 A JP2013087409 A JP 2013087409A JP 5994718 B2 JP5994718 B2 JP 5994718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
unit
vehicle
power supply
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013087409A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014212613A (ja
Inventor
茂樹 木野村
茂樹 木野村
大祐 石井
大祐 石井
崇 小川
崇 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013087409A priority Critical patent/JP5994718B2/ja
Publication of JP2014212613A publication Critical patent/JP2014212613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5994718B2 publication Critical patent/JP5994718B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/92Energy efficient charging or discharging systems for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors specially adapted for vehicles

Description

この発明は、車両および電力供給システムに関し、特に、給電装置から受電装置への電力供給を行う車両および電力供給システムに関する。
特開2013−5479号公報(特許文献1)は、車両と建物との間で電力伝達を行うシステムを開示している。このシステムでは、建物に設けられたステーションが電力変換を行うことによって、車両と建物との間での電力伝達を可能としている(特許文献1参照)。
特開2013−5479号公報 特開2013−1216号公報
上記のような車両に搭載される蓄電装置は、直流電力を出力する。一方、建物では、建物に設けられた設備を使用するために交流電力が用いられる。このため、車両から建物へ電力を供給する際には、直流電力から交流電力への電力変換が必要となる。
しかしながら、上記のような電力変換を行うステーションを設置する場合は、設置するための場所および費用が必要となる。また、種類の異なる車両に対応したステーションを設置する場合には、負担がさらに増加する。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、給電装置から受電装置への電力供給を行うシステムにおいて、受電装置に電力変換装置を設けることなく給電装置から受電装置への電力供給を可能とすることである。
この発明によれば、車両は、入力部と、出力部と、電力変換部とを備える。入力部は、直流電力が入力される。出力部は、交流電力を出力する。電力変換部は、入力部から入力された直流電力を交流電力に変換して、出力部に出力する。
好ましくは、出力部は、電力ケーブルを介して車両外部の受電装置へ交流電力を出力するように構成される。車両は、検出部と、制御部とをさらに備える。検出部は、電力ケーブルのコネクタが出力部に接続されることによって電位が変化する信号線の電位を検出する。制御部は、検出部によって検出された電位に基づいて受電装置への電力供給を制御する。
好ましくは、入力部は、車両外部の給電装置から直流電力が入力されるように構成される。車両は、受信部と、送信部とをさらに備える。受信部は、ユーザによって操作される操作部からの信号を受ける。送信部は、受信部が信号を受信したときに、給電装置に給電要求を送信する。
好ましくは、電力変換部は、コンバータと、インバータとを含む。コンバータは、入力部に電気的に接続される。インバータは、コンバータと出力部との間に電気的に接続される。
好ましくは、車両は、蓄電装置をさらに備える。蓄電装置は、コンバータとインバータとの間に電気的に接続される。コンバータは、入力部が受ける入力電圧が蓄電装置の電圧よりも低いときに、入力部が受ける入力電圧以上の電圧を出力する。
また、この発明によれば、電力供給システムは、給電装置と、受電装置と、車両とを備える。給電装置は、直流電力を出力する。受電装置は、交流電力を受電する。車両は、給電装置および受電装置に電気的に接続される。車両は、入力部と、出力部と、電力変換部とを含む。入力部は、給電装置からの直流電力が入力される。出力部は、受電装置へ交流電力を出力する。電力変換部は、入力部から入力された直流電力を交流電力に変換して、出力部に出力する。
好ましくは、電力供給システムは、電力ケーブルをさらに備える。電力ケーブルは、受電装置と出力部との間で電力を伝達する。電力ケーブルは、電力ケーブルを出力部に接続するためのコネクタを含む。車両は、検出部と、制御部とをさらに含む。検出部は、コネクタが出力部に接続されることによって電位が変化する信号線の電位を検出する。制御部は、検出部によって検出された電位に基づいて受電装置への電力供給を制御する。
好ましくは、電力供給システムは、操作部をさらに備える。操作部は、ユーザによって操作される。車両は、受信部と、送信部とをさらに含む。受信部は、操作部からの信号を受ける。送信部は、受信部が信号を受信したときに、給電装置に給電要求を送信する。
好ましくは、電力変換部は、コンバータと、インバータとを有する。コンバータは、入力部に電気的に接続される。インバータは、コンバータと出力部との間に電気的に接続される。
好ましくは、車両は、蓄電装置をさらに含む。蓄電装置は、コンバータとインバータとの間に電気的に接続される。コンバータは、入力部が受ける入力電圧が蓄電装置の電圧よりも低いときに、入力部が受ける入力電圧以上の電圧を出力する。
好ましくは、給電装置は、入力部へ直流電力を出力する蓄電装置を含む。
好ましくは、給電装置は、電気自動車を含む。
好ましくは、給電装置は、家庭用蓄電システムを含む。
好ましくは、給電装置は、太陽光発電システムを含む。
好ましくは、受電装置は、車両の外部のステーションまたは家を含む。
この発明においては、給電装置および受電装置に車両が電気的に接続される。そして、車両は、給電装置から受けた直流電力を、受電装置へ供給するための交流電力に変換する。したがって、この発明によれば、給電装置から受電装置への電力供給を行うシステムにおいて、受電装置に電力変換装置を設けることなく給電装置から受電装置への電力供給を可能とすることができる。
実施の形態1に従う電力供給システムの全体ブロック図である。 図1に示す車両およびACケーブルの接続状態を示す回路図である。 図1に示す電力供給システムで実行される処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に従う電力供給システムの全体ブロック図である。 実施の形態3に従う電力供給システムの全体ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に従う電力供給システムの全体ブロック図である。
図1を参照して、電力供給システム10は、車両100と、家300と、電気自動車(以下、EV(Electric Vehicle)とも称する。)400と、スタンド310と、DCケーブル430と、ACケーブル330とを備える。
電力供給システム10は、車両100を介してEV400から家300へ電力を供給するように構成される。
EV400は、蓄電装置410と、制御装置420と、アウトレット470とを含む。EV400は、蓄電装置410に蓄えられた電力を用いて走行可能な電気自動車である。
蓄電装置410は、走行用の電力を充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置410は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。
制御装置420は、蓄電装置410の充放電を制御する。具体的には、制御装置420は、車両100からの給電要求に応答して蓄電装置410の放電を開始するように蓄電装置410を制御する。
アウトレット470は、蓄電装置410に蓄えられた直流電力をEV400の外部に出力する。アウトレット470は、蓄電装置410からの電力線が接続される端子と、制御装置420からの信号線が接続される端子とを有する。
DCケーブル430は、EV400と車両100との間に設けられる。DCケーブル430は、コネクタ440,450と、スイッチ460と、電力線490と、通信線480とを含む。
コネクタ440は、EV400のアウトレット470に接続される。コネクタ450は、車両100のインレット230に接続される。
電力線490は、EV400のアウトレット470から車両100のインレット230へ直流電力を伝達する。通信線480は、EV400の制御装置420と車両100の通信部170との間で信号を伝達する。通信線480は、たとえば、CAN(Controller Area Network)通信用の信号線である。
スイッチ460は、コネクタ450に設けられる。スイッチ460は、ユーザがEV400から家300への給電を開始するときに操作するスイッチである。スイッチ460は、ユーザの操作を検出したことを示す信号SIGを車両100のECU250へ出力する。ECU250は、スイッチ460から受けた信号SIGに基づいて、EV400から家300への給電を実行する。
家300は、交流電力を用いて動作する設備を有する。家300は、ACケーブル330およびスタンド310を介して車両100に接続され、車両100から交流電力を受ける。ACケーブル330は、スタンド310と車両100との間に設けられる。ACケーブル330は、コネクタ320を有する。コネクタ320は、車両100のアウトレット240に接続される。
車両100は、EV400と家300との間に接続されて、EV400から受けた直流電力を交流電力に変換して家300へ出力するように構成される。
車両100は、走行駆動力を発生するための構成として、蓄電装置110と、システムメインリレー(以下、SMR(System Main Relay)とも称する。)115と、駆動装置であるPCU(Power Control Unit)120と、モータジェネレータ130,135と、動力伝達ギヤ140と、駆動輪150と、エンジン160と、制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)とも称する。)250とを備える。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。
蓄電装置110は、SMR115を介して、モータジェネレータ130,135を駆動するためのPCU120に接続される。そして、蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130,135で発電された電力を蓄電する。蓄電装置110の出力は、たとえば200Vである。蓄電装置110は、蓄電装置110の出力電圧VBおよび出力電流IBを検出し、出力電圧VBの検出値および出力電流IBの検出値をECU250へ出力する。
SMR115は、蓄電装置110の正極端子と電力線PL1とに接続されるリレーと、蓄電装置110の負極端子と電力線NL1とに接続されるリレーとを含む。そして、SMR115は、ECU250からの制御信号SE1に基づいて、蓄電装置110とPCU120との間での電力の供給と遮断とを切換える。
PCU120は、コンバータ121と、インバータ122,123と、コンデンサC1,C2とを含む。
コンバータ121は、ECU250からの制御信号PWCに基づいて、電力線PL1,NL1と電力線PL2,NL1との間で電圧変換を行なう。
インバータ122,123は、電力線PL2,NL1に対して並列に接続される。インバータ122,123は、ECU250からの制御信号PWI1,PWI2に基づいて、コンバータ121から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータ130,135をそれぞれ駆動する。
コンデンサC1は、電力線PL1,NL1の間に設けられ、電力線PL1,NL1間の電圧変動を減少させる。また、コンデンサC2は、電力線PL2,NL1間に設けられ、電力線PL2,NL1間の電圧変動を減少させる。
モータジェネレータ130,135は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ130,135の出力トルクは、減速機や動力分割機構によって構成される動力伝達ギヤ140を介して駆動輪150へ伝達されて、車両100を走行させる。モータジェネレータ130,135は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。そして、その発電電力は、PCU120によって蓄電装置110の充電電力に変換される。
さらに、モータジェネレータ130,135は、動力伝達ギヤ140を介してエンジン160とも結合される。そして、ECU250により、モータジェネレータ130,135からの出力トルクおよびエンジン160からの出力トルクが協調的に制御される。また、モータジェネレータ130,135は、エンジン160によって駆動されて発電することも可能である。本実施の形態においては、モータジェネレータ130を主にエンジン160によって駆動されて発電を行なうための発電機として動作し、モータジェネレータ135を、主に駆動輪150を駆動して車両100を走行させるための電動機として動作するものとする。
なお、本実施の形態においては、モータジェネレータおよびインバータの対が2つ設けられる構成を一例として示すが、モータジェネレータおよびインバータの対は1つであってもよいし、2つより多く備える構成としてもよい。
また、本実施の形態においては、車両100は、上述のように、ハイブリッド自動車を例として説明するが、車両100の構成は、蓄電装置110からの電力を用いて車両駆動力を発生するための電動機を搭載する車両であればその構成は限定されない。すなわち、車両100は、図1のようなエンジンおよび電動機により車両駆動力を発生するハイブリッド自動車のほかに、エンジンを搭載しない電気自動車あるいは燃料電池自動車などを含む。
車両100は、EV400から受けた直流電力を交流電力に変換して家300へ出力するための構成として、インレット230と、アウトレット240と、電力変換部200と、通信部170とを含む。
インレット230は、DCケーブル430のコネクタ450に接続される。インレット230は、DCケーブル430を介してEV400から直流電力を受ける。
アウトレット240は、ACケーブル330のコネクタ320に接続される。アウトレット240は、ACケーブル330を介して家300へ交流電力を出力する。また、アウトレット240およびコネクタ320には、車両100およびACケーブル330の接続状態を検出するための回路が設けられる。
図2は、図1に示す車両100およびACケーブル330の接続状態を示す回路図である。
図2を参照して、車両100は、アウトレット240とコネクタ320との接続状態を示すプロキシメティ・ディテクション(Proximity Detection)信号を生成するための接続信号線PISWを有する。接続信号線PISWは、抵抗R10および抵抗R15の接続ノードに接続される。抵抗R10および抵抗R15は、電源ノードVSと接地線GNDとの間に直列に接続される。接地線GNDは、車両100のボディアースに接続される。
ECU250は、検出部260と、制御部270とを含む。検出部260は、接続信号線PISWの電位VPを検出し、電位VPの検出値を制御部270へ出力する。制御部270は、電位VPに基づいて家300への電力供給を制御する。
コネクタ320は、抵抗R20を有する。コネクタ320がアウトレット240に接続されると、接続信号線PISWおよび接地線GNDは、抵抗R20に接続される。抵抗R20は、コネクタ320がアウトレット240に接続されたときに電位VPが所定の範囲内となるように設定される。
ECU250は、電位VPを検出することによって、コネクタ320がアウトレット240に接続されたことを認識することができる。
ここで、上記所定の範囲は、家300から供給される電力によって蓄電装置110を充電するときの電位VPの範囲とは異なる値に設定される。これにより、ECU250は、車両100から家300へ電力を供給するのか、家300から車両100へ電力を供給するのかを認識することができる。
再び図1を参照して、電力変換部200は、コンバータ210と、インバータ220と、電圧センサ205とを含む。
コンバータ210は、電力線PL3,NL1を介してインレット230に接続される。また、コンバータ210は、電力線PL4,NL1を介して蓄電装置110に接続される。そして、コンバータ210は、ECU250からの制御信号PWDに基づいて、電力線PL3,NL1と電力線PL4,NL1との間で電圧変換を行なう。
電圧センサ205は、電力線PL3,NL1間の電圧VDCを検出し、電圧VDCの検出値をECU250へ出力する。ECU250は、電圧センサ205から受けた電圧VDCの検出値と、蓄電装置110から受けた出力電圧VBの検出値に基づいてコンバータ210を制御する。
インバータ220は、電力線PL4,NL1を介して蓄電装置110およびコンバータ210に接続される。また、インバータ220は、電力線ACL1,ACL2を介してアウトレット240に接続される。そして、インバータ220は、ECU250からの制御信号PWEに基づいて、コンバータ210から供給される直流電力を交流電力に変換して電力線ACL1,ACL2へ出力する。
通信部170は、インレット230に接続される。通信部170は、通信線480を介してEV400の制御装置420との間で通信を行うように構成される。なお、通信部170は、無線を用いて制御装置420との間で通信を行うように構成されてもよい。
以上のような構成において、EV400の蓄電装置410は、直流電力を出力する。一方、家300では、家300に設けられた設備を使用するために交流電力が用いられる。このため、EV400から家300へ電力を供給する際には、直流電力から交流電力への電力変換が必要となる。
これに対し、電力変換を行うステーションを家300に設置する場合は、設置するための場所および費用が必要となる。また、種類の異なる車両に対応したステーションを設置する場合には、負担がさらに増加する。
そこで、本実施の形態においては、EV400および家300の間に車両100が電気的に接続される。そして、車両100は、EV400から受けた直流電力を、家300へ供給するための交流電力に変換する。したがって、家300に電力変換装置を設けることなくEV400から家300への電力供給を可能とすることができる。
図3は、図1に示す電力供給システム10で実行される処理を説明するためのフローチャートである。図3に示すフローチャートは、車両100のECU250およびEV400の制御装置420に予め格納されたプログラムを所定周期で実行することによって実現される。あるいは、一部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)を構築して処理を実現することも可能である。
図1および図3を参照して、車両100のECU250は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、接続信号線PISWの電位VPに基づいて、ACケーブル330がアウトレット240に接続されているか否かを判定する。ACケーブル330がアウトレット240に接続されていないと判定された場合は(S100にてNO)、ECU250は、ACケーブル330がアウトレット240に接続されるまで待機する。
ACケーブル330がアウトレット240に接続されたと判定された場合は(S100にてYES)、ECU250は、車両100を起動する(S110)。
続いてS120にて、ECU250は、DCケーブル430がインレット230に接続されているか否かを判定する。なお、インレット230は、アウトレット240と同様にDCケーブル430がインレット230に接続されているか否かを検出するための検出回路を有していてもよい。この場合、ECU250は、検出回路からの信号に基づいてDCケーブル430がインレット230に接続されているか否かを判定する。
DCケーブル430がインレット230に接続されていないと判定された場合は(S120にてNO)、ECU250は、DCケーブル430がインレット230に接続されるまで待機する。
一方、EV400の制御装置420は、アウトレット470にDCケーブル430が接続されているか否かを判定する(S130)。アウトレット470にDCケーブル430が接続されていないと判定された場合は(S130にてNO)、制御装置420は、アウトレット470にDCケーブル430が接続されるまで待機する。
アウトレット470にDCケーブル430が接続されたと判定された場合は(S130にてYES)、制御装置420は、EV400を起動する(S140)。
EV400が起動すると、車両100のECU250は、ユーザによってスイッチ460がオン操作されたか否かを判定する(S150)。ユーザによってスイッチ460がオン操作されていないと判定された場合は(S150にてNO)、ECU250は、ユーザによってスイッチ460がオン操作されるまで待機する。
ユーザによってスイッチ460がオン操作されたと判定された場合は(S150にてYES)、ECU250は、通信部170を介して給電要求REQをEV400の制御装置420へ送信する(S160)。
制御装置420は、ECU250から給電要求REQを受信すると、給電を許可するか否かを判定する(S170)。制御装置420は、EV400から家300への給電が可能であると判断したときは、給電を許可する。給電を許可しないと判定された場合は(S170にてNO)、以下の処理は実行されない。
給電を許可すると判定された場合は(S170にてYES)、制御装置420は、EV400の蓄電装置410の放電を開始する(S180)。これにより、EV400から車両100へ電力が伝達される。
蓄電装置410の放電が開始されると、ECU250は、EV400から供給される電圧VDCが蓄電装置110の出力電圧VBよりも低いか否かを判定する。EV400から供給される電圧VDCが蓄電装置110の出力電圧VBよりも低いと判定された場合は(S190にてYES)、ECU250は、昇圧動作を実行するようにコンバータ210を制御する(S200)。
続いてS210にて、ECU250は、コンバータ210からの直流電力を交流電力に変換してアウトレット240に出力するようにインバータ220を制御する(S210)。
一方、S190にて、EV400から供給される電圧VDCが蓄電装置110の出力電圧VB以上であると判定された場合は(S190にてNO)、ECU250は、コンバータ210による昇圧動作を実行することなくS210へ処理を進める。すなわち、EV400からの電圧VDCがインバータ220へ出力される。続いてS220にて、ECU250は、家300への給電を開始する。
なお、上記において、車両100は、スイッチ460が操作されたときにEV400へ給電要求REQを送信するものとしたが、車両100は、DCケーブル430が接続されたときにEV400へ給電要求REQを送信するものとしてもよく、ACケーブル330が接続されたときにEV400へ給電要求REQを送信するものとしてもよい。
以上のように、この実施の形態1においては、EV400および家300の間に車両100が電気的に接続される。そして、車両100は、EV400から受けた直流電力を、家300へ供給するための交流電力に変換する。したがって、この実施の形態1によれば、家300に電力変換装置を設けることなくEV400から家300への電力供給を可能とすることができる。
また、この実施の形態1においては、インレット230と蓄電装置110との間にコンバータ210が設けられ、蓄電装置110とアウトレット240との間にインバータ220が設けられる。そして、コンバータ210は、蓄電装置110の電圧VB以上の電圧を出力するように制御される。これにより、EV400から家300へ電力を供給することができる。
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2に従う電力供給システム10Aの全体ブロック図である。図4において、図1と重複する要素の説明は繰り返さない。
図4を参照して、電力供給システム10Aは、図1における電力供給システム10と比較して、EV400に代えて家庭用蓄電システム500が設けられる構成となっている。
家庭用蓄電システム500は、蓄電装置510と、制御装置520とを含む。
蓄電装置510は、家庭用の電力を充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置510は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。蓄電装置510は、スタンド310およびDCケーブル430を介して車両100の電力線PL3,NL1に接続される。
制御装置520は、蓄電装置510の充放電を制御する。具体的には、制御装置520は、車両100からの給電要求に応答して蓄電装置510の放電を開始するように蓄電装置510を制御する。制御装置520は、スタンド310およびDCケーブル430を介して車両100の通信部170に接続される。
この実施の形態2においては、家庭用蓄電システム500から出力された直流電力は、車両100によって家300へ供給するための交流電力に変換される。このような構成においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
[実施の形態3]
図5は、実施の形態3に従う電力供給システム10Bの全体ブロック図である。図5において、図1と重複する要素の説明は繰り返さない。
図5を参照して、電力供給システム10Bは、図1における電力供給システム10と比較して、EV400に代えて太陽光発電システム600が設けられる構成となっている。
太陽光発電システム600は、蓄電装置610と、制御装置620と、電力変換装置630とを含む。
蓄電装置610は、太陽光発電による電力を充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置610は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。蓄電装置610は、電力変換装置630を介して家300へ接続される。さらに、蓄電装置610は、スタンド310およびDCケーブル430を介して車両100の電力線PL3,NL1に接続される。
制御装置620は、蓄電装置610の充放電を制御する。具体的には、制御装置620は、車両100からの給電要求に応答して蓄電装置610の放電を開始するように蓄電装置610を制御する。制御装置620は、スタンド310およびDCケーブル430を介して車両100の通信部170に接続される。
電力変換装置630は、蓄電装置610と家300との間に設けられる。ここで、制御装置620は、電力変換装置630が正常な場合は、蓄電装置610から出力される直流電力を、家300へ供給するための交流電力に変換するように電力変換装置630を制御する。
しかしながら、電力変換装置630が故障している場合には、電力変換装置630を介して蓄電装置610から家300へ電力を供給することができない。
そこで、この実施の形態3においては、太陽光発電システム600から出力された直流電力は、車両100によって家300へ供給するための交流電力に変換される。したがって、この実施の形態3によれば、電力変換装置630が故障している場合であっても、太陽光発電システム600から家300へ電力を供給することができる。
なお、上記において、車両100は、ACケーブル330とアウトレット240との接続を検出するための接続信号線PISWの電位VPに基づいて家300への給電を認識するものとしたが、車両100は、DCケーブル430とインレット230との接続を検出するための接続信号線の電位に基づいて家300への給電を認識してもよい。
なお、上記において、スイッチ460は、DCケーブル430のコネクタ450に設けられるものとしたが、スイッチ460は、ACケーブル330のコネクタ320に設けられてもよく、車両100、家300、EV400、家庭用蓄電システム500、および太陽光発電システム600のいずれかに設けられてもよい。
なお、上記において、DCケーブル430およびACケーブル330は、任意の規格に準じたケーブルを用いることができる。たとえば、電力供給システムが設定される国で採用される規格に準じたDCケーブル430およびACケーブル330を用いることができる。
なお、上記において、車両100は、家300へ交流電力を出力するものとしたが、車両100は、車両100の外部のステーションに交流電力を出力してもよい。
なお、上記において、EV400、家庭用蓄電システム500、および太陽光発電システム600は、この発明における「給電装置」の一実施例に対応し、家300は、この発明における「受電装置」の一実施例に対応する。また、インレット230は、この発明における「入力部」の一実施例に対応し、アウトレット240は、この発明における「出力部」の一実施例に対応する。また、ACケーブル330は、この発明における「電力ケーブル」の一実施例に対応し、スイッチ460は、この発明における「操作部」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10A,10B 電力供給システム、100 車両、110,410,510,610 蓄電装置、121,210 コンバータ、122,123,220 インバータ、130,135 モータジェネレータ、140 動力伝達ギヤ、150 駆動輪、160 エンジン、170 通信部、200 電力変換部、205 電圧センサ、230 インレット、240,470 アウトレット、250,420,520,620 制御装置、260 検出部、270 制御部、300 家、310 スタンド、320,440,450 コネクタ、330,430 ケーブル、460 スイッチ、500 家庭用蓄電システム、600 太陽光発電システム、630 電力変換装置、PISW 接続信号線、R10,R15,R20 抵抗。

Claims (11)

  1. 直流電力が入力される入力部と、
    交流電力を出力する出力部と、
    前記入力部から入力された直流電力を交流電力に変換して、前記出力部に出力する電力変換部とを備え
    前記電力変換部は、
    前記入力部に電気的に接続されるコンバータと、
    前記コンバータと前記出力部との間に電気的に接続されるインバータとを含み、さらに
    前記コンバータと前記インバータとの間に電気的に接続される蓄電装置を備え、
    前記コンバータは、前記入力部が受ける入力電圧が前記蓄電装置の電圧よりも低いときに、前記入力部が受ける入力電圧以上の電圧を出力する、車両。
  2. 前記出力部は、電力ケーブルを介して車両外部の受電装置へ交流電力を出力するように構成され、
    前記車両は、
    前記電力ケーブルのコネクタが前記出力部に接続されることによって電位が変化する信号線の電位を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された電位に基づいて前記受電装置への電力供給を制御するための制御部とをさらに備える、請求項1に記載の車両。
  3. 前記入力部は、車両外部の給電装置から直流電力が入力されるように構成され、
    前記車両は、
    ユーザによって操作される操作部からの信号を受ける受信部と、
    前記受信部が前記信号を受信したときに、前記給電装置に給電要求を送信する送信部とをさらに備える、請求項1に記載の車両。
  4. 直流電力を出力する給電装置と、
    交流電力を受電する受電装置と、
    前記給電装置および前記受電装置に電気的に接続される車両とを備え、
    前記車両は、
    前記給電装置からの直流電力が入力される入力部と、
    前記受電装置へ交流電力を出力する出力部と、
    前記入力部から入力された直流電力を交流電力に変換して、前記出力部に出力する電力変換部とを含み、
    前記電力変換部は、
    前記入力部に電気的に接続されるコンバータと、
    前記コンバータと前記出力部との間に電気的に接続されるインバータとを有し、
    前記車両は、前記コンバータと前記インバータとの間に電気的に接続される蓄電装置をさらに含み、
    前記コンバータは、前記入力部が受ける入力電圧が前記蓄電装置の電圧よりも低いときに、前記入力部が受ける入力電圧以上の電圧を出力する、電力供給システム。
  5. 前記受電装置と前記出力部との間で電力を伝達する電力ケーブルをさらに備え、
    前記電力ケーブルは、前記電力ケーブルを前記出力部に接続するためのコネクタを含み、
    前記車両は、
    前記コネクタが前記出力部に接続されることによって電位が変化する信号線の電位を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された電位に基づいて前記受電装置への電力供給を制御するための制御部とをさらに含む、請求項4に記載の電力供給システム。
  6. ユーザによって操作される操作部をさらに備え、
    前記車両は、
    前記操作部からの信号を受ける受信部と、
    前記受信部が前記信号を受信したときに、前記給電装置に給電要求を送信する送信部とをさらに含む、請求項4に記載の電力供給システム。
  7. 前記給電装置は、前記入力部へ直流電力を出力する蓄電装置を含む、請求項4に記載の電力供給システム。
  8. 前記給電装置は、電気自動車を含む、請求項4に記載の電力供給システム。
  9. 前記給電装置は、家庭用蓄電システムを含む、請求項4に記載の電力供給システム。
  10. 前記給電装置は、太陽光発電システムを含む、請求項4に記載の電力供給システム。
  11. 前記受電装置は、前記車両の外部のステーションまたは家を含む、請求項4に記載の電力供給システム。
JP2013087409A 2013-04-18 2013-04-18 車両および電力供給システム Active JP5994718B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013087409A JP5994718B2 (ja) 2013-04-18 2013-04-18 車両および電力供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013087409A JP5994718B2 (ja) 2013-04-18 2013-04-18 車両および電力供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014212613A JP2014212613A (ja) 2014-11-13
JP5994718B2 true JP5994718B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=51931979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013087409A Active JP5994718B2 (ja) 2013-04-18 2013-04-18 車両および電力供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5994718B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6832643B2 (ja) * 2016-07-07 2021-02-24 三菱電機株式会社 電力供給システム
CN112721837B (zh) * 2021-01-29 2023-08-15 武汉法拉唯汽车科技有限公司 一种车辆配电系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09103002A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Toshiba Corp 電気自動車
JP3239773B2 (ja) * 1996-10-11 2001-12-17 住友電装株式会社 電気自動車の充電装置及び充電方法
JP4394186B2 (ja) * 1998-10-21 2010-01-06 富士重工業株式会社 電気自動車のバッテリ充電装置
JP3604582B2 (ja) * 1999-04-02 2004-12-22 日本輸送機株式会社 昇降圧チョッパによる車載型双方向バッテリ充電装置
JP4432928B2 (ja) * 2006-04-04 2010-03-17 トヨタ自動車株式会社 車両支援システム
JP2009005450A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Mazda Motor Corp 車両用バッテリの制御装置
JP5461445B2 (ja) * 2011-01-07 2014-04-02 中国電力株式会社 電力利用システム
JP5632771B2 (ja) * 2011-02-25 2014-11-26 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 交流電流供給装置の制御器、及び交流電流供給方法
JP2013031310A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Sanyo Electric Co Ltd 制御装置、バッテリシステム、電動車両、移動体、電力貯蔵装置および電源装置
JP5758746B2 (ja) * 2011-08-30 2015-08-05 トヨタ自動車株式会社 給電コネクタ、車両および車両の制御方法
WO2013073034A1 (ja) * 2011-11-17 2013-05-23 トヨタ自動車株式会社 車両および電力供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014212613A (ja) 2014-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9434257B2 (en) Power supply connector, vehicle and control method for vehicle
JP4375472B2 (ja) 車両の充電制御装置
JP5376057B2 (ja) 車両および充電システム、ならびに車両の制御方法
JP5029783B2 (ja) 充電システム
JP5099279B1 (ja) 給電コネクタ、車両および給電コネクタの認識方法
JP6044460B2 (ja) 車両の電源装置
WO2014147781A1 (ja) 車両
JP2015039267A (ja) 充電システム、車両および充電設備
JP2008236902A (ja) 電力システム、電動車両および電力供給方法
JP2012249384A (ja) 車両
US10384543B2 (en) Electrically powered vehicle
JP5556904B2 (ja) 車両
US20160257296A1 (en) Controller for hybrid vehicle
JP2013038996A (ja) 車両用充電装置、充電線通信システム
JP5994718B2 (ja) 車両および電力供給システム
JP6003767B2 (ja) 電力伝達用ケーブル
WO2012164681A1 (ja) 車両および車両の制御方法
JP5884802B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6003775B2 (ja) 電力供給システムおよびそれを備える車両、ならびに電力供給システムの制御方法
JP2014184881A (ja) 車両
WO2012059989A1 (ja) コード収納装置、およびコード収納装置を搭載した車両
JP6003776B2 (ja) 電力供給システムおよびそれを備える車両、ならびに電力供給システムの制御方法
JP5929813B2 (ja) 電力取出装置
JP5742483B2 (ja) 車両
JP2014187774A (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160808

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5994718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151