JP6003555B2 - 媒体搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体搬送装置に関し、例えば現金等の媒体を投入して所望の取引を行う紙幣処理装置等に適用して好適なものである。
従来、金融機関等で使用される紙幣処理装置等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金するようになされている。
紙幣処理装置としては、例えば顧客との間で紙幣の授受を行う紙幣入出金口と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別する鑑別部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、金種毎に紙幣を格納する金種カセットとを有するものがある。
この紙幣処理装置においては、筐体内部に設けられた搬送路で紙幣入出金口、鑑別部、一時保留部、金種カセット等の各部を繋ぐことにより紙幣を搬送する(例えば、特許文献1参照)。
このような紙幣処理装置においては、図11及び図12に示す機構により紙幣を搬送するローラ搬送部620が用いられるものがある。
ローラ搬送部620は、回転自在に設けられた駆動ローラ26と、紙幣BLの面が延びる方向である面方向に対し垂直方向に当該紙幣BLを当該駆動ローラ26に押し付ける従動ローラ30とを有している。
駆動ローラ26と従動ローラ30との間には、紙幣を走行させる紙幣搬送路48を形成する板状のガイド646が左右端部をフレーム19に固定されて設けられ、ガイド天板646Uが上側から、ガイド底板646Lが下側からそれぞれ紙幣BLをガイドする。
ガイド天板646Uから立設する板状のリブ35に固定された円筒形状のシャフト36には、トーションバースプリングであるスプリング38における、1本の金属棒の前後方向の中央部分である巻装部40が巻装されている。
巻装部40からは、トーションバースプリングの一部分である前腕部41が前方向へ、後腕部42が後ろ方向へそれぞれ延びている。
スプリング38は、前腕部41の前端部及び後腕部42の後端部が自然状態よりも上方向に位置する状態で、従動ローラ軸32Fの上端と、従動ローラ軸32Rの上端とにそれぞれ当接している。
このため従動ローラ30は、駆動ローラ26に向かう圧接力FCDがスプリング38から加えられることにより、当該従動ローラ30の外周面を駆動ローラ26に押し付ける。
このローラ搬送部620においては、下向きの圧接力FCDに応じた上向きの反力FRUが、スプリング38を介しシャフト36に加わる。
特開2011−2921公報(第1図)
ローラ搬送部620においては、部材点数削減及び省スペース化を図るため、シャフト36はフレーム19ではなく、リブ35を介しガイド天板646Uに固定されている。このため反力FRUが当該ガイド天板646Uに伝わることにより、ガイド天板646Uの中央部分が左右端部を支点として持ち上がるように撓んでしまう。
このようにガイド646が変形すると、紙幣搬送路48が変形してしまうため、紙幣BLに搬送不良が発生し、信頼性が低下してしまうおそれがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信頼性を高め得る媒体搬送装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体搬送装置においては、媒体を面方向に沿って搬送する第1搬送路と、第1搬送路を搬送される媒体の面方向の片側に設けられ、当該媒体に当接し回転して当該媒体を面方向に移動させる第1駆動ローラと、第1搬送路を挟んで第1駆動ローラに対向して設けられ、媒体に当接し第1駆動ローラの回転に応じて回転する第1従動ローラと、第1従動ローラを第1駆動ローラに向けて付勢する第1圧接力を加える第1圧接部と、第1搬送路と隣り合い媒体を面方向に沿って搬送する第2搬送路と、第2搬送路を搬送される媒体の面方向の片側に設けられ、当該媒体に当接し回転して当該媒体を面方向に移動させる第2駆動ローラと、第1従動ローラに対向すると共に第2搬送路を挟んで第2駆動ローラに対向して設けられ、媒体に当接し第2駆動ローラの回転に応じて回転する第2従動ローラと、第2従動ローラを第2駆動ローラに向けて付勢する第2圧接力を加える第2圧接部と、第1圧接力に応じて第2搬送路に向かって発生する第1反力を受ける第1反力受け部と、第2圧接力に応じて第1搬送路に向かって発生する第2反力を受ける第2反力受け部とを連結する支持部とを設けるようにした。
この媒体搬送装置は、隣り合う第1搬送路及び第2搬送路において媒体を搬送するために第1従動ローラ及び第2従動ローラに加える第1圧接力及び第2圧接力に応じて発生し第1搬送路及び第2搬送路を変形させる第1反力及び第2反力を打ち消し合うことができる。
本発明によれば、隣り合う第1搬送路及び第2搬送路において媒体を搬送するために第1従動ローラ及び第2従動ローラに加える第1圧接力及び第2圧接力に応じて発生し第1搬送路及び第2搬送路を変形させる第1反力及び第2反力を打ち消し合うことができる。かくして本発明は、信頼性を高め得る媒体搬送装置を実現できる。
紙幣処理装置の外観構成を示す斜視図である。 紙幣処理装置の内部構成を示す右側面図である。 第1の実施の形態によるローラ搬送部の構成(1)を示す右側面図である。 第1の実施の形態によるローラ搬送部の構成(2)を示す正面図である。 第2の実施の形態によるローラ搬送部の構成(1)を示す右側面図である。 第2の実施の形態によるローラ搬送部の構成(2)を示す正面図である。 第3の実施の形態によるローラ搬送部の構成を示す右側面図である。 第4の実施の形態によるローラ搬送部の構成を示す右側面図である。 第5の実施の形態によるローラ搬送部の構成を示す右側面図である。 第6の実施の形態によるローラ搬送部の構成を示す右側面図である。 従来のローラ搬送部の構成(1)を示す右側面図である。 従来のローラ搬送部の構成(2)を示す正面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.紙幣処理装置の外観構成]
図1に示すように、紙幣処理装置1は金融機関の職員(例えば受付窓口員)が操作する職員操作型端末であり、職員の操作に基づいて紙幣の入出金処理を行うようになされている。
この紙幣処理装置1は、箱型の筐体2の上端部に、入金部3の投入口3A、出金部4の排出口4A、表示部5及び操作部6が設けられている。
入金部3は、職員により投入口3Aから入金紙幣が投入されると、これを1枚ずつ分離して紙幣処理装置1内に取り込んでいくようになされている。
出金部4は、出金紙幣を集積して、これを排出口4Aから職員に取り出させるようになされている。またこの出金部4には、排出口4Aを開閉するシャッタ(図示せず)が設けられ、紙幣の排出時に開くようになっている。
表示部5は、例えば液晶ディスプレイでなり、メニュー画面、各種処理の結果画面等を表示する。操作部6は、例えばボタンでなり、紙幣処理装置1に対する操作を受け付ける。
なお紙幣処理装置1では、表示部5と操作部6とを別々に設けているが、例えばタッチパネル付き液晶ディスプレイ等を利用して、表示部5と操作部6とを一体に設けるようにしてもよい。
さらにこの紙幣処理装置1は、図示していないが、ネットワークを介して金融機関の端末やホストコンピュータと通信でき、端末やホストコンピュータとの間で各種情報を送受したり、端末側から操作したりできるようにもなされている。
[1−2.紙幣処理装置の内部構成]
図2に示すように、紙幣処理装置1の筐体2内には、上述した入金部3、出金部4に加えて、鑑別部10、一時保留部11、紙幣カセット12A〜12D、リジェクト庫付き紙幣カセット13及び搬送路14が設けられている。
筐体2内の上部には、入金部3が後側、出金部4が前側となるように前後方向に並んで設けられている。また、出金部4の前方斜め下には一時保留部11が設けられ、この一時保留部11より後方で入金部3の後方斜め下には、鑑別部10が設けられている。
さらに筐体2内の下部には、紙幣カセット12A〜12Dとリジェクト庫付き紙幣カセット13とが前後方向に並べて設けられている。
この紙幣処理装置1では、リジェクト庫付き紙幣カセット13が最も前側で、その後ろに紙幣カセット12A、12B、12C、12Dの順で、紙幣カセット12A〜12Dが並べて設けられるようになっている。
さらに筐体2内には、これら入金部3、出金部4、鑑別部10、一時保留部11、紙幣カセット12A〜12D及びリジェクト庫付き紙幣カセット13の各部を繋ぐ搬送路14が設けられている。
搬送路14は、複数のベルト搬送部及び後述するローラ搬送部により構成される。ベルト搬送部は、互いに対向配置された一対のローラ間に掛け回され当該ローラ間を周回するテープが2組設けられ、この2組のテープにより紙幣を両面側から挟持して搬送する。
ローラ搬送部は、隣り合うベルト搬送部の間に主に設けられ、後述する従動ローラ及び駆動ローラにより紙幣を挟持して搬送する。
入金部3は、上面が開口する箱型の収納部3Bを有している。この収納部3Bの開口の一部が上述した投入口3Aとなる。この入金部3は、入金取引時に、投入口3Aから収納部3B内に投入された入金紙幣を1枚ずつ分離して紙幣処理装置1内に取り込んでいく。
出金部4は、上面が開口する箱型の集積部4Bを有している。この集積部4Bの開口が上述した排出口4Aとなる。この出金部4は、出金取引時に、紙幣カセット12A〜12D等から搬送されてくる出金紙幣を集積部4Bに集積する。
また出金部4には、排出口4Aを開閉するシャッタ(図示せず)が設けられている。このシャッタは、出金紙幣が集積部4Bに集積された後に開くようになっており、このシャッタが開くことで、職員が集積部4Bに集積されている出金紙幣を排出口4Aから取り出すことができるようになされている。
これら入金部3及び出金部4は、下端部より上端部が前方に位置するよう前方に傾いた状態で固定されている。なおこれら入金部3及び出金部4については、このような固定式に限らず、例えば、前後方向の傾きを調整可能な可動式であってもよい。
鑑別部10は、搬送路14を介して1枚ずつ搬送されてくる紙幣の金種、真偽、正損、走行状態等を鑑別するようになっている。この鑑別部10は、その鑑別結果に基づいて、紙幣毎に、取り扱うことのできる正常紙幣か取り扱うことのできないリジェクト紙幣かを判定する。
一時保留部11は、入金部3から取り込まれて鑑別部10により正常紙幣と判定された紙幣を一時的に集積する。一時保留部11に集積された紙幣は、取引成立後に一時保留部11から繰り出されて鑑別部10に搬送され、鑑別部10により金種が特定された後、紙幣カセット12A〜12Dに搬送され収納される。
紙幣カセット12A〜12Dは、それぞれ、紙幣を金種毎に収納可能な縦長の紙幣収納庫15A〜15Dを有し、搬送路14を介して搬送されてくる紙幣をこの紙幣収納庫15A〜15D内に上下方向に重ねて集積する。
また紙幣カセット12A〜12Dは、紙幣を収納するだけでなく、紙幣収納庫15A〜15D内に集積されている紙幣を1枚ずつ搬送路14に繰り出すことができるようにもなされている。さらに紙幣カセット12A〜12Dは、それぞれ個別に紙幣処理装置1から着脱可能な着脱式となっている。
リジェクト庫付き紙幣カセット13は、上側に紙幣収納庫13A、下側にリジェクト庫13Bを有している。このリジェクト庫付き紙幣カセット13も、紙幣処理装置1から着脱可能な着脱式となっている。
このリジェクト庫付き紙幣カセット13では、例えば、紙幣回収時に紙幣カセット12A〜12Dから繰り出された紙幣を紙幣収納庫13Aに収納する。その後、職員がこのリジェクト庫付き紙幣カセット13を紙幣処理装置1から取り外すことで紙幣を回収するようになっている。
また紙幣補充時には、紙幣収納庫13Aに補充紙幣を収納したリジェクト庫付き紙幣カセット13を、職員が紙幣処理装置1にセットする。その後、紙幣収納庫13Aに収納されている補充紙幣は、リジェクト庫付き紙幣カセット13から繰り出されて、鑑別部10を経由して紙幣カセット12A〜12Dに搬送され補充される。紙幣処理装置1では、このようにして紙幣の補充を行うようになっている。
このように、リジェクト庫付き紙幣カセット13の紙幣収納庫13Aは、複数の用途に利用できるようになっている。
またリジェクト庫付き紙幣カセットのリジェクト庫13Bは、鑑別部10によってリジェクト紙幣と判定された紙幣を集積するようになっている。
またこの紙幣処理装置1の筐体2内には、全体を制御する制御部(図示せず)が所定箇所に設けられている。
かかる構成において紙幣処理装置1は、鑑別部10による紙幣の鑑別結果等をもとに制御部が各部を制御して、紙幣の入金処理及び出金処理を行う。
すなわち紙幣処理装置1は、入金取引時、職員により操作部6を介して取引項目(この場合、入金)等が入力され、さらに投入口3Aから入金部3に紙幣が投入されると、投入された紙幣を1枚ずつ鑑別部10に搬送する。
ここで紙幣処理装置1は、鑑別部10により正常紙幣と判定された紙幣については一時保留部11に搬送して一時的に収納する。一方で、入金に適さない入金リジェクト紙幣と判定された紙幣については出金部4へ戻して、シャッタを開くことで職員に返却する。
その後職員により入金金額が確定されると、一時保留部11に収納している紙幣を鑑別部10に搬送して金種を鑑別し、その金種に応じて、各紙幣カセット12A〜12Dへ搬送して保管するようになっている。
一方出金取引時、紙幣処理装置1は、職員により操作部6を介して取引項目(この場合、出金)、出金金額等が入力されると、要求金額に応じて必要な金種毎の紙幣枚数を認識し、この金種毎の紙幣枚数に応じて各紙幣カセット12A〜12Dから紙幣を1枚ずつ繰り出して、鑑別部10に搬送する。
ここで紙幣処理装置1は、鑑別部10により正常紙幣と判定された紙幣については出金部4に搬送する一方で、出金に適さない出金リジェクト紙幣と判定された紙幣については一時保留部11に搬送して一時的に収納する。
そして要求金額分の紙幣が出金部4へ集積されると、紙幣処理装置1は、シャッタを開ける。これにより出金部4内に集積されている紙幣の受け取りが可能な状態となり、職員がこの紙幣を受け取る。
その後紙幣処理装置1は、一時保留部11に収納している出金リジェクト紙幣をリジェクト庫付き紙幣カセット13のリジェクト庫13Bへと搬送して保管する。
このようにして紙幣処理装置1は、紙幣の入金処理及び出金処理を行うようになされている。
[1−3.ローラ搬送部の構成]
図3及び図4に、第1の実施の形態によるローラ搬送部20を示す。図11との対応部分に同一符号を付した図3の図中左側が紙幣処理装置1の前面側(以下、単に前側とも呼ぶ)であり、図中右側が紙幣処理装置1の後面側(以下、単に後側とも呼ぶ)である。なお図3においては、フレーム19は図示せず省略する。
ローラ搬送部20は、上側ローラ搬送部22と下側ローラ搬送部23とにより構成されている。上側ローラ搬送部22と下側ローラ搬送部23とは互いにほぼ同様に形成されているため、以下では主に下側ローラ搬送部23について説明する。
このローラ搬送部20においては、上下にそれぞれ紙幣搬送路48Uと紙幣搬送路48Lとが前後方向(水平方向)に沿って平行に形成されている。
下側ローラ搬送部23においては、図3に示すように下側シャフト36Lを中心として、駆動ローラ26F、従動ローラ30F及び従動ローラレール34F等からなる下側前搬送部24Fと、駆動ローラ26R、従動ローラ30R及び従動ローラレール34R等からなる下側後搬送部24Rとが前後対称(紙面上での左右対称)に配置されている。
下側前搬送部24Fの下部分には、フレーム19に左右方向に沿って取り付けられた円筒形状の駆動ローラ軸28Fを軸として、駆動ローラ26F(26FR及び26FL)が、図3中時計回り及び反時計回りに回転自在に、紙幣BLの長辺方向の長さよりも短い間隔を空けて左右に並び2つ設けられている。
それぞれの駆動ローラ26Fの上部には、当該駆動ローラ26Fと対向して従動ローラ30F(30FR及び30FL)が設けられている。従動ローラ30Fは、左右方向に延びる円筒形状の従動ローラ軸32Fを軸として図3中時計回り及び反時計回りに回転自在に、左右に並び2つ設けられている。
図3及び図4に示すように、従動ローラ30FR及び30FLそれぞれの左右及び前後両側には、板状の従動ローラレール34F(34FR及び34FL)が下側ガイド天板46Uに設けられている。
従動ローラレール34Fの前後方向の開口幅は、従動ローラ軸32Fの前後幅よりもやや大きく形成されている。これにより従動ローラレール34Fは、従動ローラ軸32Fを上下方向に摺動させる。
このような下側前搬送部24Fと同様に、下側後搬送部24Rが下側シャフト36Lの後側に構成されている。
この下側シャフト36Lは円筒形状であり、下側ガイド天板46Uに設けられ上方向に延びる板状のリブ35Lに固定され左右方向に延びている。
下側シャフト36Lには、トーションバースプリングでなるスプリング38(38R及び38L)における1本の金属棒の前後方向の中央部分である巻装部40が巻装されている。巻装部40からは、トーションバースプリングの一部分である前腕部41が前方向へ、後腕部42が後ろ方向へそれぞれ延びている。
スプリング38は、前腕部41の前端部及び後腕部42の後端部が自然状態よりも上方向に位置するスプリング圧縮状態で、従動ローラ軸32Fの上端と、従動ローラ軸32Rの上端とにそれぞれ当接している。
このためスプリング38においては、自然状態に戻ろうとする反発力により、前腕部41は従動ローラ軸32Fに対し下方向の付勢力(圧接力FCD)を加えると共に、後腕部42は従動ローラ軸32Rに対し下方向の付勢力(圧接力FCD)を加える。
これにより左右1組のスプリング38は、従動ローラ軸32F及び32Rにそれぞれ支持された従動ローラ30F及び30Rに対し下方向の圧接力FCDを加え、当該従動ローラ30F及び30Rの外周面を駆動ローラ26F及び26Rの外周面に押し付ける。
従動ローラ30(30F及び30R)は、駆動ローラ26(26F及び26R)に押し付けられているため、当該駆動ローラ26の回転に合わせて共に回転する。
このように下側ローラ搬送部23においては、左右1組のスプリング38により、従動ローラ30F及び30Rを付勢し、搬送される紙幣BLの前部分と後ろ部分とを、それぞれ前方に配された従動ローラ30F及び駆動ローラ26Fと、後方に配された従動ローラ30R及び駆動ローラ26Rとにより挟持するようになされている。
従動ローラ30の下端部付近には、板状でなり樹脂成形された透明な下側ガイド天板46Uが前後左右に水平方向に沿って延設されている。
下側ガイド天板46Uにおいて従動ローラ30と対向する位置には、開口(図示せず)が穿設されることにより、当該従動ローラ30の下端部を下側ガイド天板46Uの下側に突出させる。
一方、駆動ローラ26の上端部付近には、板状の下側ガイド底板46Lが下側ガイド天板46Uと平行に延設されている。
下側ガイド底板46Lにおいて駆動ローラ26と対向する位置には、開口(図示せず)が穿設されることにより、当該駆動ローラ26の上端部を下側ガイド底板46Lの上側に突出させる。
下側ローラ搬送部23においては、このような下側ガイド天板46Uと下側ガイド底板46L(以下ではまとめて下側ガイド46とも呼ぶ)との隙間の空間で、搬送路14の一部分であるベルト搬送部又はローラ搬送部から搬送された紙幣BLが前方から後方へ、又は後方から前方へ搬送される紙幣搬送路48L(図2の搬送路14における一部分)を形成している。
すなわち下側ローラ搬送部23は、例えば図3中後側から搬送されてきた紙幣BLを下側ガイド天板46U及び下側ガイド底板46Lにより折れ曲がり等を防ぎながら、回転する従動ローラ30及び駆動ローラ26により挟持して図中前側へ搬送する。
ローラ搬送部20においては、下側ガイド天板46Uが透明な部材により構成されているため、作業者は、上側から下側ガイド46を目視するだけで、紙幣搬送路48Lを搬送される紙幣の様子を容易に確認することができる。
上側ローラ搬送部22は、このような下側ローラ搬送部23と同様の構成であり、当該下側ローラ搬送部23対し上下対称の位置に配置されている。
下側シャフト36Lの左右両端には、側面視略H型の板状の板金であり略鉛直方向に沿って延びる支持部品50が、下側に凹設された凹部50Lに下側シャフト36Lを嵌め込むように取り付けられている。
同様に上側シャフト36Uの左右両端には、支持部品50が、上側に凹設された凹部50Uに上側シャフト36Uを嵌め込むように取り付けられている。
これにより支持部品50は、下側ローラ搬送部23における下側シャフト36Lと、上側ローラ搬送部22における上側シャフト36Uとを物理的に接続している。
[1−4.動作及び効果]
以上の構成において、下側ローラ搬送部23においては、下向きの圧接力FCDに応じた上向きの反力FRUが、スプリング38を介し下側シャフト36Lに加わる。
このため図4に破線で示したように、フレーム19に接続された左右端部を支点として、左右中央部を上方向に撓ませる力が下側ガイド天板46Uに加わる。
同様に、上側ローラ搬送部22においては、上向きの圧接力FCUに応じた下向きの反力FRDが、スプリング64(64R及び64L)を介し上側シャフト36Uに加わる。
このため図4に破線で示したように、フレーム19に接続された左右端部を支点として、左右中央部を下方向に撓ませる力が上側ガイド底板45Lに加わる。
このとき、下側ローラ搬送部23からは下側シャフト36Lを介し支持部品50に上向きの反力FRUが加わり、上側ローラ搬送部22からは上側シャフト36Uを介し支持部品50に下向きの反力FRDが加わる。
下側ローラ搬送部23から伝達した上向きの反力FRUは、上側シャフト36Uを上方向に付勢することにより、上側シャフト36Uの下方向への移動を防ぎ、上側ガイド底板45Lの中央部分における下方向への撓みを抑止する。
同様に上側ローラ搬送部22から伝達した下向きの反力FRDは、下側シャフト36Lを下方向に付勢することにより、下側シャフト36Lの上方向への移動を防ぎ、下側ガイド天板46Uの中央部分における上方向への撓みを抑止する。
このようにローラ搬送部20においては、反力FRD及びFRUが、前後左右方向に同じ位置にある下側シャフト36L及び上側シャフト36Uに対し互いに逆方向に加わるため、下側ガイド天板46U及び上側ガイド底板45Lを撓ませる力を打ち消し合うことができる。
これによりローラ搬送部20は、上側ガイド45及び下側ガイド46の変形を抑止し、紙幣BLの搬送不良(ジャム)を防止し安定して走行させることができる。
ローラ搬送部20においては、上側シャフト36U及び下側シャフト36Lをフレーム19に固定させずに、リブ35U及び35Lを介して上側ガイド底板45L及び下側ガイド天板46Uにそれぞれ固定するようにしたため、部品点数削減と省スペース化とを実現できる。
しかしながらその反面、反力FRD及びFRUを上側ガイド底板45L及び下側ガイド天板46Uそれぞれで受ける構成となっているため、当該上側ガイド底板45L及び下側ガイド天板46Uは撓みやすい傾向にある。
それに対し、上側ガイド底板45Lの下側及び下側ガイド天板46Uの上側に沿うようにそれぞれ板状の板金でなる補強部材を取り付ければ、当該上側ガイド底板45L及び下側ガイド天板46Uの撓みを防止することはできる。
しかしながらその場合、それぞれ上側ガイド底板45Lを下側から、下側ガイド天板46Uを上側から板金の補強部材が覆ってしまうため、紙幣搬送路48U及び48Lを搬送している紙幣を作業者が確認することが困難になってしまう。
それに対しローラ搬送部20においては、下側ガイド天板46U及び上側ガイド底板45Lを補強する板金部材を設けることなく、当該下側ガイド天板46U及び上側ガイド底板45Lの撓みを防止することができる。
ところで反力FRD及びFRUを上側ガイド45及び下側ガイド46で受けずに、別の部品を追加し、当該部品に反力FRD及びFRUを受けさせることにより、上側ガイド45及び下側ガイド46の撓みを防止することも考えられる。
しかしながらその場合、ローラ搬送部は小型化する必要があるにも拘わらず部品点数が増加してしまう。
これに対しローラ搬送部20は、反力FRD及びFRUを上側ガイド45及び下側ガイド46で受ける構成となっているため、反力FRD及びFRUを上側ガイド45及び下側ガイド46に代えて受ける部品を別途追加することなく、簡易な構成で上側ガイド45及び下側ガイド46の変形を抑止することができる。
またローラ搬送部20には、紙幣搬送路48U及び48Lにおいて正常に紙幣が搬送されているか否かを監視するセンサが、上側ガイド45又は下側ガイド46に固定されたステーに取り付けられている場合がある。
そのような場合、センサを取り付けるためのステーの一部を流用し、当該ステーに支持部品50を取り付けるようにすれば、簡易な構成とすることができる。
また上側ガイド45及び下側ガイド46の材質を、変形しにくい硬い材質に変更することにより、上側ガイド45及び下側ガイド46の撓みを防止することも考えられる。
しかしながらその場合、上側ガイド45及び下側ガイド46に使用できる材料に制限ができてしまう。これに対しローラ搬送部20は、従来と同様の材質からなる上側ガイド45及び下側ガイド46を使用することができる。
以上の構成によれば、紙幣処理装置1における媒体搬送装置としてのローラ搬送部20は、従動ローラ56を駆動ローラ52に向けて付勢する圧接力FCUに応じて発生する反力FRDを受ける上側シャフト36Uと、従動ローラ30を駆動ローラ26に向けて付勢する圧接力FCDに応じて発生する反力FRUを受ける下側シャフト36Lとを支持部品50により連結するようにした。
これにより紙幣処理装置1は、隣り合う紙幣搬送路48U及び48Lにおいて紙幣BLを搬送するために従動ローラ56及び30に加える圧接力FCU及びFCDに応じて発生し上側ガイド45及び下側ガイド46を撓ませる反力FRD及びFRUを打ち消し合うことができる。
[2.第2の実施の形態]
第2の実施の形態による紙幣処理装置1は、第1の実施の形態による紙幣処理装置1と比べて、図3及び図4との対応部分に同一符号を付した図5及び図6に示すように、ローラ搬送部120がローラ搬送部20と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
また第2の実施の形態によるローラ搬送部120は、支持部品150が第1の実施の形態による支持部品50と異なっている。
支持部品150は、支持部品50よりも弾性率が低い低弾性体である圧縮スプリングにより構成されている。この支持部品150は、下側ローラ搬送部23における下側シャフト36Lと、上側ローラ搬送部22における上側シャフト36Uとの左右両端において、自然長から縮められた支持部品圧縮状態で嵌め込まれている。
このため支持部品150は、自然状態に戻る復元力により、それぞれ下側シャフト36Lを下方向へ、上側シャフト36Uを上方向へ付勢する。
下側ローラ搬送部23においては、下向きの圧接力FCDに応じた上向きの反力FRUがスプリング38を介し下側シャフト36Lに加わり、支持部品150を、支持部品圧縮状態よりもさらに縮めるように上向きに付勢する。
支持部品圧縮状態よりも縮められた支持部品150は、自然状態へ戻る復元力により、上側シャフト36Uを上方向へ付勢する。
上側ローラ搬送部22においては、上向きの圧接力FCUに応じた下向きの反力FRDが、スプリング64を介し上側シャフト36Uに加わり、支持部品150を、支持部品圧縮状態よりもさらに縮めるように下向きに付勢する。
支持部品圧縮状態よりも縮められた支持部品150は、自然状態へ戻る復元力により、下側シャフト36Lを下方向へ付勢する。
この支持部品圧縮状態において反力FRUと反力FRDとは釣り合い、バランスが取れている。
このようなローラ搬送部120において、例えば紙幣搬送路48Uには紙幣BLが走行せず紙幣搬送路48Lのみを走行したとき、紙幣BLの厚みの分だけ、下向きの圧接力FCDに逆らって従動ローラ30と共に従動ローラ軸32が上向きに移動する。
このときスプリング38は、前腕部41の前端部及び後腕部42の後端部がスプリング圧縮状態よりもさらに上方向に位置するため、スプリング圧縮状態よりも強い圧接力FCDを従動ローラ軸32に加える。これにより、圧接力FCDに応じシャフト36に加わる反力FRUもまたスプリング圧縮状態よりも強くなる。
この反力FRUは支持部品150に加わるが、当該支持部品150が支持部品圧縮状態よりもさらに圧縮されることにより、当該反力FRUは吸収され、上側シャフト36Uにはほとんど伝達されない。
これにより支持部品150は、上側シャフト36Uに対し、反力FRUと反力FRDとがバランス良く打ち消し合う支持部品圧縮状態よりもさらに上向きの反力FRUを加えてしまうことを抑止することができる。
ところで、上述した第1の実施の形態によるローラ搬送部20において、例えば紙幣搬送路48Lのみを紙幣BLが搬送したとき、紙幣BLの厚みの分だけ、下向きの圧接力FCDに逆らって従動ローラ30と共に従動ローラ軸32が上向きに移動する。
このときスプリング38は、前腕部41の前端部及び後腕部42の後端部がスプリング圧縮状態よりもさらに上方向に位置するため、スプリング圧縮状態よりも強い圧接力FCDを従動ローラ軸32に加える。これにより、圧接力FCDに応じた反力FRUもまたスプリング圧縮状態よりも強くなる。
上述した第1の実施の形態における支持部品50は、弾性率が高いため、スプリング圧縮状態からの反力FRUの変位量がほぼそのまま上側シャフト36Uに伝達してしまう。
このためローラ搬送部20においては、下側ローラ搬送部23から上側ローラ搬送部22へ伝達する反力FRUの方が、上側ローラ搬送部22から下側ローラ搬送部23へ伝達する反力FRDよりも強くなる。
これにより、上側ガイド底板45Lの左右中央部分が、正常な状態よりも逆に上方向に撓んでしまう可能性がある。このとき上側ガイド45における紙幣搬送路48Uを紙幣が通過すると、搬送不良が発生してしまう可能性がある。
このようにローラ搬送部20においては、紙幣搬送路48U又は48Lのどちらか一方のみを紙幣BLが走行したとき、反力FRDと反力FRUとのバランスが取れなくなり、上側ガイド45又は下側ガイド46が紙幣搬送路48U又は48Lを狭めるように撓んでしまう可能性がある。
これに対し本実施の形態によるローラ搬送部120においては、支持部品150を低弾性体で構成することにより、紙幣搬送路48U又は48Lのどちらか一方のみを紙幣BLが搬送したとき、スプリング圧縮状態からの反力FRD又はFRUの変位量を当該支持部品150で吸収する(反力FRU及びFRDの釣り合いのずれを吸収する)ことができ、紙幣走行時も安定して上側ガイド45及び下側ガイド46の撓みを防止できる。
[3.第3の実施の形態]
第3の実施の形態による紙幣処理装置1は、第1の実施の形態による紙幣処理装置1と比べて、図3との対応部分に同一符号を付した図7に示すように、ローラ搬送部220がローラ搬送部20と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
また第3の実施の形態によるローラ搬送部220は、支持部品250が第1の実施の形態による支持部品50と異なっている。
支持部品250は、側面視略H型の板状の板金でなり、上端部が上側ガイド底板45Lに固定され下方向に向かって延び、下側に凹設された凹部250Lに下側シャフト36Lを嵌め込んでいる。
また支持部品250の上側に凹設された凹部250Uには、上側シャフト36Uが上下方向に摺動可能に嵌め込まれている。
かかる構成により、下側ローラ搬送部23においては、下向きの圧接力FCDに応じた上向きの反力FRUが、スプリング38を介し下側シャフト36Lから支持部品250に加わる。
上側ローラ搬送部22においては、上向きの圧接力FCUに応じた下向きの反力FRDが、スプリング64を介し上側シャフト36Uに加わり、当該上側シャフト36Uが固定されたリブ35Uを介して上側ガイド底板45Lに加わる。このため上側ガイド底板45Lから反力FRDが支持部品250に伝わる。
下側ローラ搬送部23から支持部品250を介し伝達した上向きの反力FRUは、上側ガイド底板45Lを上方向に付勢することにより、上側ガイド底板45Lの左右中央部分における下方向への撓みを抑止する。
また上側ローラ搬送部22から支持部品250を介し伝達した下向きの反力FRDは、下側シャフト36Lを下方向に付勢することにより、下側ガイド天板46Uの左右中央部分における上方向への撓みを抑止する。
このようにローラ搬送部220においては、ローラ搬送部20とは異なり、支持部品250から下側シャフト36Lを介し下側ガイド天板46Uに対し反力FRDを伝えると共に、支持部品250から直接上側ガイド底板45Lに反力FRUを伝達する。
これによりローラ搬送部220は、反力FRD及びFRUが互いに逆方向に加わるため、上側ガイド45及び下側ガイド46を撓ませる力を打ち消し合うことができる。
[4.第4の実施の形態]
第4の実施の形態による紙幣処理装置1は、第1の実施の形態による紙幣処理装置1と比べて、図3との対応部分に同一符号を付した図8に示すように、ローラ搬送部320がローラ搬送部20と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
また第4の実施の形態によるローラ搬送部320は、支持部品350が第1の実施の形態による支持部品50と異なっている。
支持部品350は、側面視略H型の板状の板金でなり、上端部が上側ガイド底板45Lに固定され、下端部が下側ガイド天板46Uに固定されることにより、上側ガイド底板45Lと下側ガイド天板46Uとを物理的に接続している。
また支持部品350の上側に凹設された凹部350Uには上側シャフト36Uが上下方向に摺動可能に嵌め込まれ、下側に凹設された凹部350Lには下側シャフト36Lが上下方向に摺動可能に嵌め込まれている。
かかる構成により、下側ローラ搬送部23においては、下向きの圧接力FCDに応じた上向きの反力FRUが、スプリング38を介し下側シャフト36Lに加わり、当該下側シャフト36Lが固定されたリブ35Lを介して下側ガイド天板46Uに加わる。このため下側ガイド天板46Uから反力FRUが支持部品350に伝わる。
上側ローラ搬送部22においては、上向きの圧接力FCUに応じた下向きの反力FRDが、スプリング64を介し上側シャフト36Uに加わり、当該上側シャフト36Uが固定されたリブ35Uを介して上側ガイド底板45Lに加わる。このため上側ガイド底板45Lから反力FRDが支持部品350に伝わる。
下側ローラ搬送部23から支持部品350を介し伝達した上向きの反力FRUは、上側ガイド底板45Lを上方向に付勢することにより、上側ガイド底板45Lの左右中央部分における下方向への撓みを抑止する。
上側ローラ搬送部22から支持部品350を介し伝達した下向きの反力FRDは、下側ガイド天板46Uを下方向に付勢することにより、下側ガイド天板46Uの左右中央部分における上方向への撓みを抑止する。
このようにローラ搬送部320においては、ローラ搬送部20とは異なり、支持部品350から直接上側ガイド底板45Lに反力FRUを伝達すると共に、支持部品350から直接下側ガイド天板46Uに反力FRDを伝達する。
これによりローラ搬送部320は、反力FRD及びFRUが互いに逆方向に加わるため、上側ガイド45及び下側ガイド46を撓ませる力を打ち消し合うことができる。
[5.第5の実施の形態]
第5の実施の形態による紙幣処理装置1は、第1の実施の形態による紙幣処理装置1と比べて、図3との対応部分に同一符号を付した図9に示すように、ローラ搬送部420がローラ搬送部20と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
また第5の実施の形態によるローラ搬送部420は、水平方向に沿って形成された紙幣搬送路448Uに対し、紙幣搬送路448Lが傾いて形成されると共に、支持部品450が第1の実施の形態による支持部品50と異なっている。
下側シャフト36L及び上側シャフト36Uの左右両端には、鉛直方向に対し図9中時計回りに傾いて側面視略H型の板状の板金でなる支持部品450が取り付けられている。
具体的には支持部品450は、紙幣搬送路448Uに直交する上側反力方向DFRDと紙幣搬送路448Lに直交する下側反力方向DFRUとの中間の方向であり、上側シャフト36U及び下側シャフト36Lを通る方向に平行な対向反力方向DFROに沿って形成されている。また支持部品450は、図示しないステーにより上側ガイド45に固定されている。
かかる構成により、下側ローラ搬送部423においては、前方下向きの圧接力FCDに応じた下側反力方向DFRUに沿う後方上向きの反力FRUが、スプリング38を介し下側シャフト36Lに加わる。下側シャフト36Lからは、この反力FRUの一部が、対向反力方向DFROに沿う対向反力FROUとして支持部品450に伝達する。
上側ローラ搬送部422においては、上向きの圧接力FCUに応じた上側反力方向DFRDに沿う下向きの反力FRDが、スプリング64を介し上側シャフト36Uに加わる。上側シャフト36Uからは、この反力FRDの一部が、対向反力方向DFROに沿う対向反力FRODとして支持部品450に伝達する。
これにより支持部品450を介して下側ローラ搬送部423から上側ローラ搬送部422へ対向反力FROUが伝達すると共に、上側ローラ搬送部422から下側ローラ搬送部423へ対向反力FRODが伝達する。
このようにローラ搬送部420は、紙幣搬送路448Uと紙幣搬送路448Lとが平行に形成されていない場合であっても、支持部品450を介し対向反力FROD及びFROUを互いに逆方向に加えることができるため、上側ガイド45及び下側ガイド46を撓ませる力を打ち消し合うことができる。
[6.第6の実施の形態]
第5の実施の形態による紙幣処理装置1は、第1の実施の形態による紙幣処理装置1と比べて、図3との対応部分に同一符号を付した図10に示すように、ローラ搬送部520がローラ搬送部20と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
また第6の実施の形態によるローラ搬送部520は、上側ローラ搬送部522と下側ローラ搬送部523とが前後方向に位置がずれて配置されていると共に、支持部品550が第1の実施の形態による支持部品50と異なっている。
下側シャフト36L及び上側シャフト36Uの左右両端には、鉛直方向に対し図10中時計回りに傾いて側面視略H型の板状の板金でなる支持部品450が取り付けられている。
具体的には支持部品450は、上側シャフト36U及び下側シャフト36Lを通る方向に平行な対向反力方向DFROに沿って形成されている。また支持部品550は、図示しないステーにより上側ガイド45に固定されている。
かかる構成により、下側ローラ搬送部523においては、下向きの圧接力FCDに応じた上向きの反力FRUが、スプリング38を介し下側シャフト36Lに加わる。下側シャフト36Lからは、この反力FRUの一部が、対向反力方向DFROに沿う対向反力FROUとして支持部品550に伝達する。
上側ローラ搬送部522においては、上向きの圧接力FCUに応じた下向きの反力FRDが、スプリング64を介し上側シャフト36Uに加わる。上側シャフト36Uからは、この反力FRDの一部が、対向反力方向DFROに沿う対向反力FRODとして支持部品550に伝達する。
これにより支持部品550を介して下側ローラ搬送部523から上側ローラ搬送部522へ対向反力FROUが伝達すると共に、上側ローラ搬送部522から下側ローラ搬送部523へ対向反力FRODが伝達する。
このようにローラ搬送部420は、上側ローラ搬送部522と下側ローラ搬送部523とが前後方向に位置ずれして配置されている場合であっても、支持部品550を介し対向反力FROD及びFROUを互いに逆方向に加えることができるため、上側ガイド45及び下側ガイド46を撓ませる力を打ち消し合うことができる。
[7.他の実施の形態]
なお上述した第2の実施の形態においては、支持部品150として圧縮スプリングを用いる場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えばゴム等の低弾性体により支持部品を構成しても良い。要は上側ローラ搬送部22から下側ローラ搬送部23へ反力FRDを伝達すると共に下側ローラ搬送部23から上側ローラ搬送部22へ反力FRUを伝達し、上側ローラ搬送部22又は下側ローラ搬送部23のいずれか一方の反力FRU又はFRDが強くなった場合、その変位量を吸収できれば良い。また上述した第3乃至第6の実施の形態においても支持部品を弾性体として良い。
また上述した第1の実施の形態においては、紙幣搬送路48Uと紙幣搬送路48Lとが前後方向(水平方向)に沿って上下に対向して形成されている場合について述べた。
本発明はこれに限らず、対向する搬送路が上下方向(鉛直方向)又は斜め方向(鉛直方向から水平方向へ傾いた方向)に沿って形成されていても良い。第2乃至第4及び第6の実施の形態においても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、下側シャフト36L及び上側シャフト36Uの左右両端に支持部品50を固定する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、下側シャフト36L及び上側シャフト36Uの左右の中央部分等、種々の場所に支持部品を設けて良い。要は、下側シャフト36Lから反力FRUを上側シャフト36Uへ、上側シャフト36Uから反力FRDを下側シャフト36Lへそれぞれ伝達できれば良い。第2乃至第6の実施の形態においても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、下側ローラ搬送部23の下側前搬送部24Fと上側ローラ搬送部22の上側前搬送部25Fと、下側ローラ搬送部23の下側後搬送部24Rと上側ローラ搬送部22の上側後搬送部25Rとの前後2組の搬送部によりローラ搬送部20を構成する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、下側ローラ搬送部23の下側前搬送部24Fと上側ローラ搬送部22の上側前搬送部25Fと、下側ローラ搬送部23の下側後搬送部24Rと上側ローラ搬送部22の上側後搬送部25Rとのいずれか1組の搬送部のみによりローラ搬送部20を構成しても良い。第2乃至第6の実施の形態においても同様である。
さらに上述した第6の実施の形態においては、上側ローラ搬送部522と下側ローラ搬送部523とが前後方向に位置ずれして配置されている場合について述べた。本発明はこれに限らず、上側ローラ搬送部と下側ローラ搬送部とが左右方向に位置ずれして配置されていても良い。
さらに上述した第5の実施の形態において、後方上向きの反力FRUにより支持部品450に伝達する後ろ方向の力を、所定の部材で受け止めることにより、支持部品450の後方への移動を規制しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、トーションバースプリングであるスプリングにより従動ローラを付勢する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば板ばね等、種々の機構を用いて従動ローラを付勢しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、現金を処理する紙幣処理装置のローラ搬送部において紙幣を搬送する際に本発明を適用する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えば現金等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動預払機において媒体を搬送する際に適用して良い。
さらに上述した実施の形態においては、媒体として紙幣について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば商品券や金券、入場券等のような薄い紙状の媒体であれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、第1搬送路としての紙幣搬送路48Uと、第1駆動ローラとしての駆動ローラ52と、第1従動ローラとしての従動ローラ56と、第1圧接部としてのスプリング64と、第2搬送路としての紙幣搬送路48Lと、第2駆動ローラとしての駆動ローラ26と、第2従動ローラとしての従動ローラ30と、第2圧接部としてのスプリング38と、支持部としての支持部品50とによって媒体搬送装置としてのローラ搬送部20を構成する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる第1搬送路と、第1駆動ローラと、第1従動ローラと、第1圧接部と、第2搬送路と、第2駆動ローラと、第2従動ローラと、第2圧接部と、支持部とによって媒体搬送装置を構成するようにしても良い。
本発明は、紙幣等の紙状の媒体を搬送する種々の装置でも利用できる。
1……紙幣処理装置、2……筐体、3……入金部、4……出金部、5……表示部、6……操作部、10……鑑別部、11……一時保留部、12……紙幣カセット、13……リジェクト庫付き紙幣カセット、14……搬送路、15……紙幣収納庫、19……フレーム、20、120、220、320、420、520、620……ローラ搬送部、22、422、522……上側ローラ搬送部、23、423、523……下側ローラ搬送部、24F……下側前搬送部、24R……下側後搬送部、25F……上側前搬送部、25R……上側後搬送部、26、52……駆動ローラ、28、54……駆動ローラ軸、30、56……従動ローラ、32、58……従動ローラ軸、34、60……従動ローラレール、35、62……リブ、36U……上側シャフト、36L……下側シャフト、38、64……スプリング、40……巻装部、41……前腕部、42……後腕部、45……上側ガイド、45U……上側ガイド天板、45L……上側ガイド底板、46……下側ガイド、46U……下側ガイド天板、46L……下側ガイド底板、646……ガイド、48U、48L、448U、448L、548U、548L……紙幣搬送路、50、150、250、350、450、550……支持部品、50U、50L、250U、250L、350U、350L……凹部、FCU、FCD……圧接力、FRU、FRD……反力、FROU、FROD……対向反力、DFRD……上側反力方向、DFRU……下側反力方向、DFRO……対向反力方向、BL……紙幣。

Claims (7)

  1. 媒体を面方向に沿って搬送する第1搬送路と、
    上記第1搬送路を搬送される媒体の面方向の片側に設けられ、当該媒体に当接し回転して当該媒体を面方向に移動させる第1駆動ローラと、
    上記第1搬送路を挟んで上記第1駆動ローラに対向して設けられ、上記媒体に当接し上記第1駆動ローラの回転に応じて回転する第1従動ローラと、
    上記第1従動ローラを上記第1駆動ローラに向けて付勢する第1圧接力を加える第1圧接部と、
    上記第1搬送路と隣り合い媒体を面方向に沿って搬送する第2搬送路と、
    上記第2搬送路を搬送される媒体の面方向の片側に設けられ、当該媒体に当接し回転して当該媒体を面方向に移動させる第2駆動ローラと、
    上記第1従動ローラに対向すると共に上記第2搬送路を挟んで上記第2駆動ローラに対向して設けられ、上記媒体に当接し上記第2駆動ローラの回転に応じて回転する第2従動ローラと、
    上記第2従動ローラを上記第2駆動ローラに向けて付勢する第2圧接力を加える第2圧接部と、
    上記第1圧接力に応じて上記第2搬送路に向かって発生する第1反力を受ける第1反力受け部と、上記第2圧接力に応じて上記第1搬送路に向かって発生する第2反力を受ける第2反力受け部とを連結する支持部と
    を有する媒体搬送装置。
  2. 上記支持部は、上記第1搬送路を形成する第1ガイドから上記第2搬送路を形成する第2ガイドに向かって上記第1ガイドを撓ませる上記第1反力を上記第2ガイドに伝達すると共に、上記第2ガイドから上記第1ガイドに向かって上記第2ガイドを撓ませる上記第2反力を上記第1ガイドに伝達する
    請求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 上記第1圧接部は、上記第1ガイドに固定された第1シャフトに巻装部が巻装され、腕部が上記第1従動ローラを付勢する第1トーションバースプリングであり、
    上記支持部は、上記第1シャフトと上記第2ガイドとを連結する
    請求項2に記載の媒体搬送装置。
  4. 上記第1圧接部は、上記第1ガイドに固定された第1シャフトに巻装部が巻装され、腕部が上記第1従動ローラを付勢する第1トーションバースプリングであり、
    上記第2圧接部は、上記第2ガイドに固定された第2シャフトに巻装部が巻装され、腕部が上記第2従動ローラを付勢する第2トーションバースプリングであり、
    上記支持部は、上記第1シャフトと上記第2シャフトとを連結する
    請求項2に記載の媒体搬送装置。
  5. 上記支持部は、上記第1ガイドと上記第2ガイドとを連結する
    請求項2に記載の媒体搬送装置。
  6. 上記支持部は、金属よりも弾性力が低い材質により構成されている
    請求項1に記載の媒体搬送装置。
  7. 上記支持部は、自然状態から圧縮された状態で配置された圧縮スプリングである
    請求項6に記載の媒体搬送装置。
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