JP6003298B2 - 眼科装置 - Google Patents

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本発明は、被検者眼を観察又は撮影する眼科装置に関する。
眼科装置では被検者眼と装置との位置合わせをするために、照明系や観察系が内蔵された本体が上下移動される。例えば、スリットランプと呼ばれる細隙灯顕微鏡では、メカニカルな上下動機構が一般的であり、操作部であるジョイスティックの回転が歯車等を介して送りネジにメカニカルに伝達され、これに連動して本体(照明系や観察系)が眼に対して上下移動される(例えば、特許文献1参照)。
一方、オートレフラクトメータ等の眼科装置においては、電動上下動機構が一般的であり、ジョイスティックの回転が電気的に検出され、その検出結果に基づいて電動上下動機構が駆動される(例えば、特許文献2参照)。従来の電動上下動機構の場合、モータの回転が送りネジに伝達され、これに連動して本体が眼に対して移動される構成となっている。
特開2001−83429号公報 特開平6−7292号公報
ジョイスティックからの入力信号に基づき本体が電動で上下移動される構成では、粗動操作の場合には、ジョイスティックが比較的早く回されるため、本体の上下動に対して、ジョイスティックからの信号が連続して入力されるようになり、本体が滑らかに上下動される。一方、微動操作の場合には、ジョイスティックが比較的遅く回されるため、ジョイスティックからの入力信号が離散的となり、本体の上下動の離散的となる(つまり、駆動時と非駆動時の時間間隔が空いてしまう)ことで、振動が発生してしまうおそれがある。これらは、スリットランプのような高倍率での観察において、像がぶれて観察しづらいという問題につながる。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、本体を滑らかに上下動させることができる眼科装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検者眼を観察又は撮影する装置本体が搭載される可動部と、該可動部を上下移動させる駆動部を備える上下移動機構と、前記可動部を上下移動させるために検者によって操作され所定方向に回転可能に設けられた回転部を持つ操作部材と、前記回転部の回転量と回転速度を単位時間毎に検出する検出部と、前記検出部に検出結果に基づき前記駆動部を駆動制御する駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段は、前記単位時間毎に検出された回転量に応じた移動量で前記駆動部を用いて前記可動部を移動させると共に、前記単位時間毎に検出された回転速度に応じて前記駆動部の単位時間当たりの駆動時間を変更し、微動操作時には、粗動操作時に対して、前記駆動部の駆動時間を増加させることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で装置本体の上下移動を円滑える眼科装置を提供できる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。ここでは眼科装置としてスリットランプを例に挙げて説明する。図1は、スリットランプの外観の説明図である。図2は、スリットランプの光学系の説明図である。図3は、図1のスリットランプを軸A−Aで切断して見たときの断面図である。図4は本体100bの斜視図である。
スリットランプ100は、顔支持ユニット100aと本体100bに大別される。被検者側に設けられた顔支持ユニット100aは、被検者の額を支持する額当て11と、顎を支持する顎台12を持ち、2本の支柱13を介してベース21に固定されている。本体100bは、テーブル1に対して上下方向の高さ位置が調整される可動部200bと、可動部200bを支持する固定部200aを持つ。
可動部200bの筐体内には、照明ユニット60、顕微鏡ユニット(観察・撮影ユニット)70、スリットランプ100全体の動作制御をする制御部85が設けられる。固定部200bの筐体内には、被検者眼Eに対して可動部200bを上下移動させるための上下移動機構200が設けられる。
照明ユニット60は、可視光源61、コンデンサレンズ62、可変アパーチャ63、可変スリット64、投影レンズ65、プリズムミラー66を備え、被検者眼Eの観察部位を照明する。可視光源61からの光束(可視光)は、コンデンサレンズ62を透過して可変アパーチャ63及び可変スリット64を照明する。アパーチャ63及びスリット64を通過した光束は、投影レンズ65を透過してプリズムミラー66で反射され、眼Eに投射される。なお可視光源61には、ハロゲンランプ、LED等周知のものが使用される。
顕微鏡ユニット70は、対物レンズ71、変倍光学系72、ハーフミラー73、結像レンズ74、正立プリズム75、視野絞り76、接眼レンズ77を持つ。被検者眼Eで反射された光束は、対物レンズ71、変倍光学系72、ハーフミラー73、結像レンズ74を透過して、正立プリズム75で反射される。プリズム75で反射された光束は、視野絞り76、接眼レンズ77を透過して、検者の眼Fに入射する。
ハーフミラー73で反射された光束は、リレーレンズ78を透過してカメラ(撮像素子)80に入射する。なお、カメラ80には、可視光に感度を持つCCDを備えた周知のデジタルカメラ等が使用される。制御部85は後述するスイッチ22aからの指令信号に基づきカメラ80の撮影画像を取り込み、モニタ87に表示させる。
固定部200aの上下動機構200は、テーブル1に固定されるベース21と、ベース21に対して水平方向(前後左右方向)にスライド可能に設置された筐体21aと、筐体21a内に設置され、その一部が筐体21aの図示を略す開口を介して外側に現れる操作部材であるジョイスティック22と、筐体21a内に設置された駆動部50を備える。
ジョイスティック22は、検者に把持されて回転操作されるグリップ(回転部)22aと、撮影(画像取得)のトリガ信号を入力するスイッチ22bと、ジョイスティック22を略鉛直方向(Y方向)に挿通するシャフト(支持部材)22cと、グリップ22aの回転角度を検知する周知のロータリーエンコーダ22dから構成される。
図5にロータリーエンコーダ22dの構成例を示す。ここでは、ジョイスティック22内のエンコーダ22dを、スイッチ22b側から見た状態が示されている。エンコーダ22dは、シャフト22cを軸として、グリップ22aと共に水平方向に回転可能に設けられた回転格子27と、回転格子27の回転角度を検出するためにジョイスティック22内に固定された検出部28を持つ。例えば、検出部28は周知のフォトインタラプタ等が使用される。
回転格子27は、グリップ22aの回転と連動してシャフト22cを軸に回転される。回転格子27の外周には板厚方向に貫通する複数のスリット27aが、所定の回転角度毎に形成されている。検出部28は所定時間内に検出されたスリット27aの数によって、グリップ22aの回転量を求める。また、検出部28は所定時間内のグリップ22aの回転量から、グリップ22aの回転速度を求める。また、図示は省略するが、エンコーダ22dには、回転格子27の回転方向を検出する周知の検出部が設けられており、検出部でグリップ22aの回転方向が検知される。検出部28で検知された回転量及び回転速度に関する信号や、検出部で検出された回転方向に関する信号は、制御部85にパルス出力される。
駆動部50は、回転軸L1を中心として回転可能に設けられた中空のブラシレスモータ(以下、モータと記す)51と、モータ51の回転を検知する駆動検出部であるセンサー56を持つ。図6にモータ51の構成の説明図を示す。図6(a)は、モータ51の断面図である。図6(b)はモータ51を軸C−Cで切断して見たときの断面図である。
モータ51は筐体21aに固定されており、回転軸L1中心に設けられた中空部51aを持つロータ(回転子)57と、ステータ(固定子)58を備える。ロータ57は、ステータ58に対して回転軸L1を中心に回転可能に配置されている。ロータ57は、回転軸L1方向に延びる円管構造を持つ。ロータ57の内周側面には、雌ネジ51bが形成されている。雌ネジ51bの開口部は、中空部51aを形成する。ロータ57の本体部は、永久磁石からなる。なお、ロータ57の本体部と雌ネジ51bは、同一部材で形成されていてもよいし、異なる部材で形成されていてもよい。異なる部材の場合、雌ネジ51bがロータ57の本体部に固定されていればよい。
ステータ58は、筐体21aに固定されている。ステータ58は、周知の電磁石を備える。例えば、電磁石は、鉄心58bに巻線58aが巻かれた構成なっており、巻線58aに電流を流すことで所定の磁力を発する。したがって、ステータ58に設けられた電磁石によって磁力が発生すると、ロータ57が回転軸L1を中心に回転する。また、巻線58aに流す電流の「量と方向」を制御することで、ロータ(回転側)57の回転方向が切換えられる。
雌ネジ51bは所定のピッチに形成されており、雌ネジ51bは、後述する可動部200b側の軸52(雄ネジ52a)と結合されている。モータ51(ロータ57)の回転に伴って雌ネジ51bが回転すると、軸52(雄ネジ52a)が雌ネジ51bを介して垂直(上下)方向に移動される。そして、雄ネジ52aの上下動に連動して可動部200bの上下方向の高さが変えられる。
このように、駆動部50のモータ51に、ブラシレスモータが用いられることで、従来技術のDCモータやステッピングモータ等に比べて、モータ回転に伴い発生するノイズや振動が抑えられる。また、図示を略すモータのブラシの磨耗による劣化が無いため耐久性も向上される。
可動部200bは、ベース21に対して略鉛直に延びるベースシャフト23と、照明ユニット60を支持するアーム24と、顕微鏡ユニット70を支持するアーム25を備える。なおアーム24とアーム25は中心軸Bを中心に個々に水平方向に回転可能に支持されており、これにより照明ユニット60と顕微鏡ユニット70が中心軸Bを中心に個別に回転されるようになる。
可動部200bの下側には、モータ51の雌ネジ51bに挿通される軸52が固定される。軸52の先端には、所定のピッチを持つ送りネジ(雄ネジ)52aが形成され、雌ネジ51bに嵌合される。雌ネジ51bの回転が雄ネジ52aに伝達されることで、可動部200bが所定のステップで上下に移動される。
なお雄ネジ52aは、可動部200bが移動範囲の上限又は下限に達したときに、雌ネジ51bから外れないように、軸52上の所定範囲に形成されていれば良い。
なお雌ネジ51b及び雄ネジ52aのリード角は、可動部100bの上下動が停止された時に、可動部200bが自重で押し下げられず、位置を保持する摩擦力を奏する幅に形成される。またリード角は、可動部200bの最小の上下可動幅を考慮して決定される。つまりリード角が小さいとより細かいステップで可動部200bの上下位置合わせが行われる。一方でリード角が小さくなると、可動部200bの上下動に時間が掛かるデメリットが生じる。以上の条件を考慮してリード角が決定されれば良い。更に、雌ネジ51b及び雄ネジ52aのリード角は、材質やグリスの状態等を考慮して決定されることが好ましい。
また本実施形態では、本体部100aに、可動部200bの上下動を安定させるための支持部が設けられている。例えば支持部は、固定部200aに固定された円筒部231と、円筒部231の内部に形成された中空を相通する軸232であって、可動部200b側に固定される軸232との組み合わせで構成される。可動部200bが上下動すると、可動部200bに固定された軸232が、円筒部231の内壁に沿って上下方向に移動する。これにより、可動部200bが複数の支持部材で保持される状態となり、上下動の動作がより安定する。なお上記では支持部が1つ設けられる例を示したが、支持部は複数箇所設けられても良い。
更に本実施形態では、本体部100aに、固定部200aに対する可動部200bの上下位置を検知するための位置検出部が設けられている。例えば、位置検出部は、可動部200b側に固定されて可動部200bと連動して上下動される板部54と、固定部200a側に固定され板部54が通過する開口を持つ3つのセンサー55a〜55cとから構成される。
可動部200bが上下動され、板部54が3つのセンサー55a〜55c全てによって検知されると、制御部85によって可動部200bが下限に有ることが検知される。板部54がセンサー55aのみで検知されると可動部200bが上限にあることが検知される。また本実施形態では、板部54がセンサー55a及び55bで検知され、センサー55cで検知されない場合は、本体部100aが可動範囲の中間位置(図示を略すアイレベルマーカーの位置)にあるとする。
つまり本体部100aの初期位置合わせのために、図示なきスイッチが押されると、モータ51の駆動により、板部54がセンサー55a及び55bで検知されるまで可動部200bが上下動され、初期位置が自動的に簡単に合わせられる。なおセンサーには、フォトインタラプタ等の光センサー、磁気センサー、機械式センサー等の周知のセンサーが用いられる。
以上の構成により、検者の操作でジョイスティック22が水平方向(前後左右方向)にスライドされると、周知のスライド機構によって、被検者眼Eに対して本体100bが水平方向に移動する。一方、グリップ22aがシャフト22bを軸として水平方向に回転されると、エンコーダ22dによってその回転方向及び回転速度等が検知される。制御部85はエンコーダ22dからの出力信号に基づき、後述するメモリ81に記憶されたグリップ22dの回転量とモータ51(ロータ57)の回転量の対応関係に基づき、モータ51(ロータ57)の回転を制御する。制御部85の駆動制御でロータ57が回転すると、中空部51aに形成された雌ネジ51bに沿って雄ネジ52aが上下動され、可動部200b全体が上下に移動される。
制御部85は装置全体の駆動制御をする。制御部85には上述のグリップ22a、スイッチ22b、エンコーダ22d、センサー55a〜55c、モータ51、センサー56、モニタ87の他、メモリ81等が接続される。メモリ81には、エンコーダ22dで検知されたジョイスティック22(グリップ22a)の回転パルス(回転量)に対する、モータ51の回転パルス(回転量)の関係が対応付けて記憶されている。またメモリ81にはエンコーダ22dで検知されるジョイスティック22の回転方向とモータ51の回転方向が関連付けて記憶されている。
制御部85は、ジョイスティック22からの入力信号に基づき直接モータ51の回転量及び回転方向を制御する。また制御部85はセンサー56で検知されたモータ51の回転量や回転速度に基づき、モータ51の回転状態を検知して、ジョイスティック22からの入力信号に基づき正しく動作させる制御をする。
以上のような構成を有する装置の動作を説明する。検者は、検査に先立ち、スリットランプ100の電源(図示を略す)を入れる。電源投入時又は図示なきスイッチからの入力信号によって、制御部85はモータ51の駆動で本体100bを上下動させ、位置検出部の検出結果に基づき可動部200bの高さを初期状態に合わせる。次に、検者は、顔支持ユニット100aに被検者の顔を固定して、被検者眼Eと本体100bの位置合わせをする。
ジョイスティック22の水平移動で、被検者眼Eと本体100bの前後左右の位置合わせが行われる。次に、被検者眼Eに対して本体100b(照明ユニット60及び顕微鏡ユニット70)の高さを合わせる。検者がジョイスティック22のグリップ22aを回転すると、その回転量及び回転速度、回転方向が周知のエンコーダ22dで検知され、検知結果が制御部85に出力される。
制御部85はエンコーダ22dからの出力信号に基づき、モータ51の回転量及び回転方向を、ギア等の機械構成を介さずに、直接制御する。モータ51(ロータ57)が回転すると、雌ネジ51bに嵌合された雄ネジ52aが上方又は下方に移動され、固定部200aに対する移動部200bの上下の高さが変えられる。この時、センサー56によるモータ51の回転角度及び回転方向の検知信号が、制御部85にフィードバックされることで、ジョイスティック22の入力信号に基づきモータ51の動作が正しいか検知される。モータ51の回転量が不足している場合等には、制御部85によってモータ51の回転動作が補正される。
なお、移動部200bを上下反対方向に移動させる場合は、検者はジョイスティック22(グリップ22a)を逆回転させる。制御部85はエンコーダ22dからの信号に基づき、モータ51を逆回転させる。以上のようにして、ジョイスティック22の回転に連動して、移動部200bの上下方向の移動制御がされる。また本実施形態では、移動部200bの動きに連動して、支持部200cの軸232が上下動されるため、移動部200b全体の移動がより安定する。
なおジョイスティック22の回転操作で移動部200bが上下動され、センサー55a〜55cによって板部54が検知されると、制御部85は移動部200aの移動限界位置(上限又は下限)に達したかどうかを検知する。例えば、センサー55a〜55cの全てで板部54が検知されると、制御部85は移動部200bが移動限界位置の下限に達したとして、ジョイスティック22からの入力信号に関わらず、モータ51の駆動を停止する。同様にセンサー55aのみで板部54が検知されると、制御部85は移動部200bが移動限界位置の上限に達したとして、ジョイスティック22からの入力信号に関わらず、モータ51の駆動を停止する。そして制御部85は、移動限界位置に達したことが検出された以降で、ジョイスティック22が回転され、エンコーダ22dからの信号が入力されたとしても、その信号を無視する(無効にする)。これにより、移動部200bが可動範囲を超えて、上下に移動してしまうことによる不具合の発生が抑えられる。
なお、制御部85によって可動部200bが上限又は下限の移動限界位置に達したことが検知されたときに、ジョイスティック22の特定の回転方向の信号のみ無視されても良い。例えば制御部85は、可動部200bが下限に達したことが検知された時に、可動部200bを更に下方向に移動させるためのジョイスティック22(エンコーダ22d)からの信号を無視し、可動部200bを上方向に移動させるためのジョイスティック22(エンコーダ22d)からの信号は有効であるとして、モータ51の回転駆動を制御しても良い。
被検者眼Eと本体100bとのアライメントが完了したら、制御部85は照明ユニット60の光源61を点灯し、照明光(光束)を被検者眼Eに投光する。これによって顕微鏡ユニット70を介して被検者眼Eが観察されるようになる。検者は被検者眼Eを観察しながら、必要に応じてグリップ22aの回転操作を行い、移動部200b(照明ユニット60及び顕微鏡ユニット70)の細かなアライメントを行う。
以上のような構成によって、本件発明に係る電動のジョイスティック(電動の上下動機構)は、可動部200bが素早く上下動されるようになり、可動部200bの細かなステップでの微調整にも好適に対応できるようになる。
つまり、従来技術のように、ギア等の複数の機械構成を介して可動部200bをネジ回転により駆動させる上下動機構の構成では、モータの回転が上下動ネジに伝達されるまでに遅延時間が生じ、可動部200bの上下動の微調整をスムーズに行うことが困難な場合があった(ジョイスティックの操作で上下動を繰り返さなければならなかった)。一方、本発明に係る電動のジョイスティック(電動上下動機構)22は、モータの回転が上下動ネジに直接伝達されるため、ジョイスティック22からの入力信号に対して上下動ネジが素早く反応する。これにより、操作応答性が向上し、ジョイスティック22の回転操作に連動して移動部200bを細かなステップで上下動できるようになる。
また従来技術の電動のジョイスティック(電動の上下動機構)及び機械式のジョイスティック(機械式の上下動機構)では、モータ51を駆動するために、ジョイスティックを介して複数の機械部品を動かす必要があった。その為、ギアの噛み合わせ状態等によっては、可動部の上下動に要する作動力が大きくなったり、装置の経時変化で作動力にばらつきが生じる場合があった。これらは、微妙なアライメントにおいて障害となる可能性がありうる。一方、本発明は機械部品を介さずにモータの回転により上下動ネジを直接駆動するので、操作に係る作動力を小さく且つ一定にできる。したがって、電動上下動機構を備える眼科装置において、被検眼に対する微妙なアライメント調整が可能となる。
なお上記の構成において、可動部200bが可動範囲の上限又は下限に達したことが検者に分かり易く示されると良い。つまり上述のようにスリットランプの上下動をエンコーダ付きのジョイスティックとモータを用いて行う場合、センサーによる検知結果に基づきモータの上下動の処理を停止できる。しかしこのような電動式では、ジョイスティックとモータが機械的に接続されていないため、仮に可動部に上下動の制限が掛かっていたとしても、ジョイスティックを回転操作できる。その為、検者は、可動部の上下動に制限がかかっていることに容易に気が付く事が出来ない場合がある。特に、上述のようなスリットランプ等の場合には、検者が双眼鏡を覗きながら本体の上下動の操作をするので、可動部の上下動の制限が分かりにくくなる。
そこで、ジョイスティック22の内部にブレーキ機構26を設けても良い(図3参照)。ブレーキ機構26には周知の電磁ブレーキ等が用いられる。この場合、上述と同様にグリップ22aが回転され、エンコーダ22dで生成された信号が制御部85に入力されると、制御部85はその回転量及び回転方向に基づき、モータ51を回転させる。これにより雌ネジ51bが回転し、雄ネジ52aが上方又は下方に移動され、可動部200bが上方又は下方に移動される。そして、可動部200bに設けられた板部54がセンサー55a又は、全てのセンサー55a〜55c検知されると、制御部85は、可動部200bが上限又は下限の移動限界位置に達したとして、ジョイスティック22に設けたブレーキ機構26を駆動させて、グリップ22aの回転にロックをかける。これにより、検者は、可動部200bが上限又は下限に達したことを感覚的に捕らえることができ、機械式に近い操作感を得ることができる。
これ以外にも、ジョイスティック22に振動アクチュエータを設け、可動部200bが移動限界位置に達したときに、制御部85がジョイスティックを振動させることで、検者に可動部200bが限界位置にあることを知らせても良い。これ以外にも、様々な方法で検者の触覚を刺激して可動部200bの限界位置を感覚的に知らせることができる。
なお、可動部200bが上限又は下限に達した事を、照明ユニット60の光量を変えて示しても良い。例えば、上述のように可動部200bが可動限界位置に達したことが検知されると、制御部85は、照明ユニット60の光源61の光量を検者が認識可能な期間、減光する(又は輝度を高くする)。このようにすると、検者がスリットランプの顕微鏡で眼Eを観察しながら、可動部200bが移動可能範囲の限界位置に来ていることを知る事が出来る。これ以外にも光源61を点滅する。又は、光源61の点灯波長を変える等によって、可動部200bが移動限界位置にあることを知らせても良い。また、移動可能範囲の上限と下限とで照明ユニット60の点灯状態を変えて、何れの限界位置にあるのかを区別して示しても良い。
なお上記の眼科装置の構成では、エンコーダ22dで検知されたジョイスティック22(グリップ22d)の回転量に応じて、モータ51の回転量が決定されている。その為、検者がジョイスティックを勢い良く回したときに、手を離しても有る程度の惰性で回転する機械式のジョイスティックと比べて、可動部を大きく(素早く)上下動させることが困難な場合がある。一方、スリットランプにレーザデリバリーシステムを搭載して、レーザ照射を行う場合等には、ジョイスティック22の操作で微細に上下の位置合わせをすることが必要となる。
そこで、ジョイスティック22の操作速度(グリップ22aの回転速度)に応じてモータ51の回転量(可動部200bの上下の移動量)が制御されても良い。
例えば、グリップ22aの回転速度に対するモータ51の回転速度を段階的に(又はリニア)に設定してメモリ81に記憶させる。これにより、ジョイスティック22の回転速度が遅く、制御部85によって微動操作であると判断された場合には、モータ51の回転による上下動の最小ピッチ(リード角)が細かく設定されるようにする(例えば、10μm)。一方、ジョイスティック22の回転が早く、制御部85によって祖動操作と判断された場合には、モータ51の回転による上下動の最小ピッチが粗く設定されるようにする(例えば、50μm)。つまり微動操作と判断されたときの上下動の最小ピッチを、粗動操作の上下動と判断された時の上下動の最小ピッチと比べて細かくなるように設定する。
このようにすると、ジョイスティック22の回転速度を早くすることで、可動部200bを大きく上下動させることができ、素早い位置合わせに対応出来る。一方、ジョイスティック22の回転速度を遅くすることで、可動部200bが細かなステップで上下動させることができ、微細な位置合わせが可能になる。
なお、ジョイスティックで可動部200bが直接上下動移動される機械式のジョイスティックと比べて、電動式のジョイスティックでは、エンコーダ22dの回転角度の検出精度が低いと、可動部200bの上下移動の動作が粗く、離散的になるおそれがある。
図7にジョイスティック22(エンコーダ22d)から出力される操作信号に対するモータの駆動制御の説明図を示す。図7(a)はジョイスティックの粗動操作に対するモータの駆動制御の説明図、図7(b)は従来技術のジョイスティックの微動操作に対するモータの駆動制御の説明図、図7(c)は本件発明に係るジョイスティックの微動操作に対するモータの駆動制御の説明図である。また各図中において、「S1」はエンコーダ22dの出力信号(出力パルス)のタイミングを示すグラフである。「S2」はモータ51の駆動信号(駆動パルス)のタイミングを示すグラフである。「S3」はモータ51の駆動量の変化を示すグラフである。「S4」はモータの速度変化を示すグラフである。また時間tn(n=0、1、2・・・、m)は、エンコーダ22dからの出力パルスが制御部85に入力されるタイミングである。期間(間隔)Tn(n=0、1,2・・・m)は、エンコーダ22dからの出力信号が連続して制御部85に入力されるときの時間間隔である。期間Δtは、エンコーダ22dの出力信号に基づくモータ51の駆動が一旦完了してから,次のエンコーダ22dの出力信号でモータ51の駆動が開始されるまでの空き時間である。つまり期間Δtではモータ51の駆動がないため、可動部200bは上下動されない。閾値TSは、期間Tnとの比較により、制御部85が、粗動操作と微動操作を切換えるための時間間隔の基準値である。
なお、ジョイスティック22のグリップ22aの回転量に対して、可動部200bの上下の移動量は一定であり、本実施形態では、エンコーダ22dから出力される1回のパルス信号に対して所定の移動量Dが設定されている。例えばエンコーダ22dの1パルスにつき可動部200bが10μm上下動され、グリップ22aの1回転に対して可動部200bが4mm上下移動されるように、エンコーダ22dの出力に対するモータ51の回転量が決定されている。
その為、従来技術では、図7(a)に示されるように、粗動操作でジョイスティック22(グリップ22b)が比較的早く回される場合は、モータ51の回転動作が完了した直後(又は回転動作中)に、エンコーダ22dによる回転角度の検知信号が連続して出力されるようになる。この場合、期間Δtが短い(又は無い)為、モータ51が連続駆動されて、可動部200bは比較的滑らかに上下動される。
一方、微動操作で本体部100aの高さを微調整する為に、グリップ22cが遅く回されると、モータ51の駆動制御で可動部200bの上下動が一旦完了してから、次のエンコーダ22dの出力信号が入力されるまでの期間Tnが長くなる。制御部85は、エンコーダ22の出力信号に基づき、モータ51を回転させるので、エンコーダ22の出力信号のタイミングが遅いと、期間Δtが長くなり、モータ51駆動による可動部200bの上下動が離散的になってしまう。可動部200bが滑らかに上下動されないと、振動が発生し、被検者に不快感を与える恐れが有る。
そこで、図7(c)に示されるように、本発明に係る眼科装置では、微動操作と判断されるエンコーダ22dの出力信号の間隔(期間)である閾値TSを予めメモリ81に記憶させておく。制御部85は、連続して出力されるエンコーダ22dの出力信号の期間Tnが、閾値TS以上(Tn≧TS)となった場合に、ジョイスティック22の操作が、粗動から微動に切換えられたと判断して、エンコーダ22dの回転に対して、モータ51の駆動制御を分割して行う(モータ41のパルス出力を複数倍の駆動量で行う)。駆動量とは、1つの駆動信号(例えば、駆動パルス)当たりのモータの回転角度を示す。なお、モータ51の回転角度を検知するセンサー56は、エンコーダ22dよりも高い精度で角度検知ができるものが使用されているとする。
例えば、図7(c)において、時間tn(n=0、1、2・・・、m)で、エンコーダ22dから制御部85へと信号(パルス)が出力されるとする。また時間t0〜t1でのジョイスティック22の回転速度(期間)T1,時間t1〜t2でのジョイスティック22での回転速度(期間)T2,時間t2〜t3での回転速度(期間)T3とする。なお図示するように、時間t0以前の期間Tnでは、粗動操作が行われているとする。一方、時間t0において、制御部85によって、期間T0がメモリ81に記憶された閾値TS以上であると判断されると、制御部85はグリップ22aの操作が粗動から微動に切換えられたと判断して、エンコーダ22dの回転に対して、モータ51の駆動を分割して出力させる。
例えば、制御部85は、エンコーダ22dの1パルスの出力に対して、モータ51の駆動のための駆動パルスを複数倍(N倍(N≧2))で出力させる。制御部85は、粗動操作時における1回の駆動パルス当たりの移動量D(移動ピッチ)に対し、モータ51の駆動パルス数(倍率)の逆数1/Nを掛けることにより、微動操作時における1回の駆動パルス当たりの移動量(D/N)を設定する。すなわち、制御部85は、駆動パルス数をN倍、1回の駆動パルス当たりの移動量(D/N)でモータ51を制御し、可動部200bの上下移動(距離、ステップ)を制御する。つまり、粗動操作の場合には、エンコーダ22dの1パルスの出力に対してモータ51をパルス数1回にて駆動させて、可動部200bを一度に所定距離上下動させる。1回の駆動パルス当たりの移動量はDmmである。
これに対し、微動操作では、エンコーダ22dの1パルスの出力に対して、モータ51の駆動をN回に分割し、N回に分けて可動部200bを所定距離上下動させる。ここでの、1回の駆動パルス当たりの移動量は、D/Nmmである。このようにすると、微動操作でエンコーダ22dのパルス出力のタイミングが遅くなったとしても、エンコーダ22dから次のパルスが出力される間、可動部200bが比較的ゆっくり上下方向に移動される。その為、ジョイスティック22の操作に連動して、可動部200bが滑らかに上下移動される。
一方、エンコーダ22dの回転に対する可動部200bの移動量は一定であり、最小ピッチ以内の精度が保たれるので、可動部200bの上下移動の微調整が精度良くされる。また、駆動部の分解能を小さくし、駆動回数を増やすことで、微動操作時における上下動の間隔が小さくなり、振動が軽減される。そして、時間t3以降において、エンコーダ22dのパルス出力の間隔Tnが、閾値TSよりも小さいと判断されると、制御部85は微動操作から粗動操作に切換えられたと判断して、モータ51を粗動操作での駆動制御に切換える。なお、粗動操作に切換えられるタイミングで、微動操作時のモータ51の駆動量が残っている場合は、残りの駆動量は無視されても良い。粗動操作に切換えられたことで、微動操作による微細な位置合わせの要求は完了していると判断されるためである。
なお、微動操作を行う際のジョイスティック22の回転速度に応じて、エンコーダ22の回転に対するモータ51駆動の分解能を変化させても良い。例えば、ジョイスティック22の回転速度が遅くなるに従い、モータ51の回転制御がより細かく設定されるようにする。このようにすると、電動ジョイスティックの場合にも、機械式ジョイスティックに近い滑らかな操作感を実現できるようになる。
また上記では微動操作と粗動操作を切換えるための一つの閾値が用意されている例を示した。これ以外にも、複数の閾値をメモリ81に記憶させて置き、制御部85の制御によって、微動操作と粗動操作とが段階的に切換えられるようにしても良い。このようにすると、用途に応じてより好ましい操作感を得ることができるようになる。
更に、上記ではエンコーダ22dの回転に対する可動部200bの移動量は一定であるとしたが、これに限られるものではない。例えば、微動操作での可動部200bの移動量が、粗動操作での可動部200bの移動量に対して小さくなるように駆動制御がされても良い。このようにすると、微動操作の際により細かいステップでの上下位置合わせを行うことが可能になる。
また、上記構成においては、微動操作時と粗動操作時において、駆動部の分解能と単位時間当たりの駆動回数を変更したが、これに限定されず、単位時間当たりの駆動時間を変更する構成であれば、従来の離散的なモータ動作に対して一定の効果が得られる。図8に本件発明に係るモータ51の駆動制御の変用例を示す。例えば、微動操作において、モータ51の駆動回数は1回とままとし、単位時間における駆動部の駆動時間を粗動操作時に対して長くしても良い。この場合、単位時間当たりの回転量に対して一定の駆動量が得られるように、駆動電圧が設定されるのが好ましい。
なお本発明は上記に限定されるものではない。例えば、操作杆には眼科装置の本体を上下動させるための、トラックボール等の周知の様々な構成が使用される。
また、上記の構成は、装置本体を操作杆の操作によって電動で上下動させることができる様々な種類の眼科装置に適用可能であり、同様の効果を奏することができる。例えば、眼科装置としては、眼の屈折力測定を行う眼屈折力測定装置、眼底観察及び撮影を行う眼底撮影装置、眼の眼圧を測定する眼圧測定装置、目の角膜形状を測定する角膜形状測定装置等が挙げられる。
以上のように、ジョイスティック22の回転速度に応じてモータ51の回転量を変えることで、ジョイスティック22の操作感が軽くなり、機械式のように可動部200bを大きく(素早く)上下方向に移動させることや、微細な位置合わせに柔軟に対応できるようになる。
スリットランプの外観の説明図である。 スリットランプの光学系の説明図である。 スリットランプの断面図である。 スリットランプ本体の斜視図である。 ロータリーエンコーダの構成図である。 モータの構成の説明図である。 モータの駆動制御の説明図である。 モータの駆動制御の変用例の説明図である。
22 ジョイスティック
50 駆動部
51 モータ
51a 中空部
51b 雌ネジ
52a 雄ネジ
60 ユニット
70 顕微鏡ユニット
80 カメラ
100 スリットランプ
100a 顔支持ユニット
100b 可動部
200 上下動機構
200a 固定部
200b 可動部

Claims (3)

  1. 被検者眼を観察又は撮影する装置本体が搭載される可動部と、
    該可動部を上下移動させる駆動部を備える上下移動機構と、
    前記可動部を上下移動させるために検者によって操作され所定方向に回転可能に設けられた回転部を持つ操作部材と、
    前記回転部の回転量と回転速度を単位時間毎に検出する検出部と、
    前記検出部に検出結果に基づき前記駆動部を駆動制御する駆動制御手段と、を備え、
    前記駆動制御手段は、前記単位時間毎に検出された回転量に応じた移動量で前記駆動部を用いて前記可動部を移動させると共に、前記単位時間毎に検出された回転速度に応じて前記駆動部の単位時間当たりの駆動時間を変更し、微動操作時には、粗動操作時に対して、前記駆動部の駆動時間を増加させることを特徴とする眼科装置。
  2. 前記駆動制御手段は、前記単位時間毎に検出された回転速度に応じて前記駆動部の分解能及び前記駆動部の単位時間当たりの駆動回数を変更し、微動操作時には、粗動操作時に対して、前記駆動部の駆動回数を増加させる一方、前記駆動部の分解能を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 粗動操作と微動操作を判定するために、単位時間毎に検出される前記回転部の回転速度に関する閾値が記憶された記憶手段と、
    前記検出部で前記単位時間毎に検出された前記回転部の回転速度が,前記閾値よりも遅い場合に微動操作と判定し,前記閾値よりも早い場合に粗動操作と判定する判定手段と、を備え、
    前記判定手段で微動操作と判定されたときに、前記駆動制御手段が、前記駆動部の駆動を分割すると共に、粗動操作時における前記駆動量に、その分割数の逆数を掛けることによって設定される駆動量にて前記可動部を上下動させる請求項1〜2のいずれかに記載の眼科装置。
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