JP6000604B2 - ゴム塗装方法並びにこのゴム塗装方法で使用されるゴム用塗料、ゴム用塗料組成物及びゴム塗装用下地処理剤 - Google Patents
ゴム塗装方法並びにこのゴム塗装方法で使用されるゴム用塗料、ゴム用塗料組成物及びゴム塗装用下地処理剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6000604B2 JP6000604B2 JP2012085039A JP2012085039A JP6000604B2 JP 6000604 B2 JP6000604 B2 JP 6000604B2 JP 2012085039 A JP2012085039 A JP 2012085039A JP 2012085039 A JP2012085039 A JP 2012085039A JP 6000604 B2 JP6000604 B2 JP 6000604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- rubber coating
- paint
- treatment agent
- coating method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、タイヤ表面のシリコーンを除去するために脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物の少なくとも1種を含有する溶液で洗浄し、次いでタイヤ表面を珪酸ソーダ4重量%〜20重量%含有の水溶液で洗浄、水拭き乾燥後、ウレタン樹脂からなる水性ツヤ出し組成物を塗布する必要があり、工程が多く、手間と時間がかかるという問題があった。またゴムへの密着性という点でも十分ではなかった。
また、本発明は、そのゴム塗装方法において用いられるゴム用塗料、ゴム用塗料組成物及びゴム塗装用下地処理剤を提供するものである。
また、ウレタン系塗料をゴム表面に密着性よく塗装することができるので、ゴムに色つけができゴム表面を美装仕上げすることができる。また、オゾン劣化の防止や、ゴム表面の改質(撥水性、撥油性、親水性の付与)をすることができ、ゴムを難燃性とすることができる。
これにより、ゴム表面に密着性よく塗装することができるので、ゴムに色つけができゴム表面を美装仕上げすることができる。また、オゾン劣化の防止や、ゴム表面の改質(撥水性、撥油性、親水性の付与)をすることができ、ゴムを難燃性とすることができる。
これにより、ゴム表面に密着性よく塗装することができるので、ゴムに色つけができゴム表面を美装仕上げすることができる。また、オゾン劣化の防止や、ゴム表面の改質(撥水性、撥油性、親水性の付与)をすることができ、ゴムを難燃性とすることができる。
また、耐摩耗性に優れた塗膜をゴム表面に形成することができ、低硬度のゴムの伸びにも追従できる塗膜をゴム表面に形成することができる。
下地処理剤は有機溶剤を含有することができる。この有機溶剤としては、これらに限定されるものではないが、イソプロピルアルコール、メタノール等のアルコール系の溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系の溶剤、キシレン等の芳香族系の溶剤が好ましく用いられ、これらを単独或いは組み合わせて用いることができる。
下地処理剤は、可塑剤と有機溶剤とを重量%比で1:99〜100:0、好ましくは40:60〜60:40で含有する。
脂肪族2塩基酸エステルとしては、アジピン酸ジイソノニル、コハク酸ジエチル等を用いることができる。
グリコールエステル酸としては、エチレングリコールアセテート等を用いることができる。
リン酸エステルとしては、リン酸トリブチル等を用いることができる。
アルキルスルホン酸フェニルエステルとしては、メザモール(ランクセス社製)等を用いることができる。
脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物は、下式で示される化合物を用いることができる。
下地処理剤は、水性ウレタン樹脂の他にアクリル樹脂を含有することができる。アクリル樹脂を含有することにより、多用途で使用可能とすることができる。
下地処理剤中の可塑剤が、ゴム表面に0.5〜30g/m2で塗布されることが好ましい。これにより、ウレタン系塗料と下地処理剤中の可塑剤が一体となってゴム用塗料となり、ゴム表面にゴム用塗料の膜を形成することができ、塗料のゴムへの密着性をより向上させることができる。
塗布量が0.5g/m2未満であると、ゴム表面の下地処理剤の量が不足し、ウレタン系塗料を十分に密着させることができないので好ましくない。塗布量が30g/m2を超えると、ゴム表面の下地処理剤の量が過剰となり、ウレタン系塗料を十分に密着させることができないので好ましくない。
また、予め、下地処理剤に含まれるものと同じ可塑剤とウレタン系塗料を混合してゴム用塗料とし、このゴム用塗料をゴム表面に直接塗布することもできる。
この場合、可塑剤の含有量は、1〜10重量%であることが好ましく、より好ましくは2〜5重量%である。可塑剤の含有量が1重量%未満であると、密着性の点で好ましくない。可塑剤の含有量が10重量を超えると、塗装面に粘着性が出てしまい好ましくない。
ウレタン系塗料は、水性ウレタン樹脂の他にアクリル樹脂を含有してもよい。これにより、多用途で使用可能なゴム塗装方法とすることができる。
ウレタン系塗料は、その他、着色顔料、添加剤、水を適宜配合することができる。
着色顔料としては、塗料に一般的に使用されるものを用いることができる。例えば、白色顔料としてチタン、青色顔料としてシアニンブルー、黒色顔料としてカーボンを用いることができる。
ウレタン系塗料ターナーラバーペイントRF−200(ターナー色彩社製)は、水性ウレタン樹脂、アクリル樹脂、着色顔料、添加剤、及び水を成分とする、多用途で使用可能なウレタン系塗料である。ラバーフェンス、ゴム看板、模型用に好適に使用される。
ウレタン系塗料ターナーラバーペイントYN−4000(ターナー色彩社製)は、水性ウレタン樹脂、着色顔料、添加剤、及び水を成分とする、風船の伸びにも追従するような柔軟性に優れたウレタン系塗料である。低硬度ゴム用、ゴム風船用、防振用ゴムに好適に使用される。
下地処理剤の塗布後にウレタン系塗料を塗布する場合、ウレタン系塗料の粘度は20℃において500〜3000cpsであることが好ましい。
イソシアネート硬化剤としては、バーノックDNW−5000(DIC社製)等を用いることができる。
粘性調整剤としては、温度変化により粘度が変化し難い発酵セルロースやラポナイト(登録商標)が好適に用いられる。
粘性調整剤の含有量は、0.02〜3重量%であることが好ましい。
発酵セルロースとは、酢酸菌の亜種を適正な培地で通気攪拌培養して得られる、生分解性を有する天然由来の素材であり、例えば、国際公開第2008/057985号、特開2009−161624号公報、国際公開第2004/108164号、特開2007−98577号公報、特開2006−247971号公報、特開2004−249573号公報、特開平11−279202号公報、特許第3796613号公報、特開平10−231466号公報、特開平10−95803号公報、特許第2926210号公報、特開平7−76198号公報及び特開平6−1647号公報に記載されるものを用いることができる。
着色顔料の含有量は、色によって異なるが、白色顔料の場合、好ましくは10〜40重量%、さらに好ましくは25重量%程度、黒色や青色顔料の場合、好ましくは1〜6重量%、さらに好ましくは3重量%程度である。
白色顔料の場合は、隠ぺい力の理由により含有量を多くする必要があり、沈殿が起こりやすい。
ウレタン系塗料又はゴム用塗料の粘度が10cps未満であると、塗料がゴム表面から流れ落ちてしまう虞や、塗料の垂れが生じる虞があり、好ましくない。
ウレタン系塗料又はゴム用塗料の粘度が500cpsを超えると、インクジェットでの印字が難しくなり好ましくない。
着色顔料の粒子径が30μmを超えると、インクジェットの詰まりが生じ易く、印字が出来なくなり好ましくない。
フタル酸ジブチルを実施例1の下地処理剤とし、フタル酸ジブチルとイソプロピルアルコール(IPA)とを50:50の割合(重量%)で混合したものを実施例2の下地処理剤とした。実施例2とは、可塑剤としてフタル酸ジブチルの代わりに、フタル酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、コハク酸ジエチル、エチレングリコールアセテート、リン酸トリブチル、アルキレンオキサイド付加物液(化1〜5中のm=1、n=1に相当)、メザモール(ランクセス社製)、フタル酸ジイソノニル(DINP)(ジェイ・プラス社製)を用いること以外は同じ条件のものを、それぞれ実施例9〜16の下地処理剤とした。また、イソプロピルアルコールのみを含むものを比較例1の下地処理剤、市販のアクリル系溶剤、30%ケイ酸ナトリウム水溶液を、それぞれ比較例2及び3の下地処理剤とした。
クロロプレンゴム(CRゴム)表面に実施例1,2,9〜16、及び比較例1〜3の下地処理剤を可塑剤が15g/m2となるように塗布した。
次いで、下地処理剤の上からウレタン系塗料ターナーラバーペイントRF−200(ターナー色彩社製)を塗布した。
また、実施例2とは下地処理剤中の可塑剤がゴム表面において夫々0.3,0.5,30,40g/m2となるように塗布したこと以外は同じ条件のものを、夫々実施例3,4,5,6とし、塗装対象ゴムがEPDMであってウレタン系塗料がターナーラバーペイントYN−1000(ターナー色彩社製)であること以外は同じ条件のものを実施例7とした。また、実施例7とはウレタン系塗料がターナーラバーペイントYN−4000(ターナー色彩社製)であること以外は同じ条件のものを実施例8とした。
組み合わせを下記表1に示す。
実施例1〜6,9〜16及び比較例1〜3の塗装方法において、碁盤目試験を行い、テープ引き剥がし後の碁盤目の状態を目視確認し、ゴムへの塗料の密着性を評価した。
また、実施例1〜6,9〜16及び比較例1〜3の塗装方法において、天然ゴム(NR)、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレン(IR)、ウレタン(U)、クロルスルホン化ポリエチレン(CSM)、クロロプレンゴム(CR)、エラストマー、ブチルゴム(IIR)を塗装対象物とする場合の塗料の密着性も同様に評価した。結果を下記表2に示す。
実施例2〜6の比較により、下地処理剤中の可塑剤がゴム表面に0.5〜30g/m2となるようにウレタン系塗料を塗布したものが、0.5g/m2未満のもの、及び30g/m2を超えるものに比べて、塗料の密着性に優れていることがわかる。
実施例1〜6,9〜16及び比較例1〜3の塗装方法により塗料が塗装されたゴムを、24時間水中に浸漬させ、目視により膨れ、剥がれを評価した。
実施例1〜6,9〜16の塗装方法により塗料が塗装されたゴムに、塗料の膨れや剥がれは見られなかった。
一方、比較例1〜3の塗装方法により塗料が塗装されたゴムには、一部塗料の膨れや剥がれが見られた。
実施例1〜6,9〜16及び比較例1〜3の塗装方法により塗料が塗装されたゴムに対し、JIS K−6251に準拠して−20℃における引っ張り試験を行った。
実施例1〜6,9〜16の塗装方法により塗料が塗装されたゴムに、塗料のクラック等は見られなかった。
一方、比較例1〜3の塗装方法により塗料が塗装されたゴムには、一部塗料のクラックが見られた。
実施例2及び8の塗装方法により塗料が塗装されたゴムに、JIS K5600−7−7に準拠してキセノンランプにより紫外線を照射し、耐候性を評価した。
図1は、実施例2の塗装方法で塗装されたゴムの、紫外線の照射時間による光沢保持率、即ち初期の光沢を100とした時の変化を示すグラフである。
図2は、実施例2の塗装方法で塗装されたゴムの、紫外線の照射時間による色差(ΔE)の変化を示すグラフである。
図3は、実施例2の塗装方法で塗装されたゴム及び未塗装のゴムの、紫外線の照射300時間後の表面写真(×300)である。
図4は、実施例8の塗装方法で塗装されたゴム及び未塗装のゴムの、紫外線の照射2000時間後の表面写真(×300)である。
図1の結果からわかるように、実施例2の塗装方法により塗料が塗装されたゴムは、照射時間700時間においても光沢保持率100%を保持しており、耐候性に優れていることがわかる。
図2の結果からわかるように、実施例2の塗装方法により塗料が塗装されたゴムは、照射時間300時間においても色差(ΔE)に変化が見られず、耐候性に優れていることがわかる。
図3及び4の写真を見てわかるように、未塗装のゴム表面にはオゾン劣化によるクラックが見られるのに対し、実施例2及び8のゴム表面の塗膜上にクラック等の欠陥は見られず、実施例のゴムは耐候性に優れていることがわかる。
実施例7の塗装方法で塗装されたゴムを、ウォッシャビリティ洗浄試験機を用い洗浄液なしで豚毛ブラシ洗浄2万回を行い、目視により耐摩耗性を評価した。
ゴム表面に摩耗は見られず、実施例7の塗装方法で塗装されたゴムは耐摩耗性に優れていることがわかる。
エスカレータのハンドレールに実施例7の塗装方法で塗装し、エスカレータを1日13時間、1ヶ月稼動させた後の光沢保持率を測定することにより、繰り返しの可撓性を評価した。
稼動後の光沢保持率は、エスカレータ稼動前と比べて99%以上の光沢保持率を維持していた。よって、実施例7の塗装方法で塗装されたゴムは繰り返しの可撓性に優れていることがわかる。
実施例7の塗装方法で塗装されたゴム表面を爪(鉛筆硬度Hに相当)で擦り、耐傷性を評価した。
ゴム表面に傷はほとんど見られず、実施例7の塗装方法で塗装されたゴムは耐傷性に優れることがわかる。
実施例7の塗装方法で塗装されたゴムを、−20℃16時間と、室温8時間とのサイクルを6サイクル行い、目視によりゴム表面に異常がないかを評価した。
結果、ゴム表面に異常は見られなかった。
実施例7の塗装方法で塗装されたゴムを、−20℃に冷却後、山折り屈曲させ、ゴム表面に異常がないかを評価した。
結果、ゴム表面に異常は見られなかった。
また、実施例の下地処理剤の可塑剤のどの組み合わせにおいても、実施例と同等の効果が得られた。
フタル酸ジブチルとイソプロピルアルコール(IPA)とを50:50の割合(重量%)で混合したものを下地処理剤とし、さらに増粘剤を抜いたウレタン系塗料ターナーラバーペイントYN−1000クリヤー(ターナー色彩社製)に発酵セルロース(サンアーティストH−PX(三栄源エフ・エフ・アイ社))0.2重量%を加えたものと混合した。
これに粒子径10μm以下の白色顔料(CR97、石原産業)30gと、粘性調整剤として発酵セルロース(サンアーティストH−PX(三栄源エフ・エフ・アイ社))0.2gを添加して粘度を250cpsに調整し、実施例17のゴム用塗料とした。
その他、下記表3のようにパラメータを変化させ、実施例18〜28のゴム用塗料とした。
尚、実施例22及び28のゴム用塗料は、白色顔料の沈殿が見られた。
実施例17〜28のゴム用塗料を、インクジェット塗装装置により、クロロプレンゴム(CRゴム)表面に、フタル酸ジブチルが15g/m2となるように塗布し、塗装状態を目視で評価した。
但し、実施例17のゴム用塗料による塗装においては、塗料の粘度が低いため塗料の垂れが見られた。また、実施例28のゴム用塗料は、粒子が大きいため白色顔料の沈殿が見られ、インクジェットのノズルに詰まりが発生した。
フタル酸ジブチルとイソプロピルアルコール(IPA)とを50:50の割合(重量%)で混合したものを下地処理剤とし、増粘剤を抜いたウレタン系塗料ターナーラバーペイントYN−1000クリヤー(ターナー色彩社製)と混合した。
これにエタノールを35重量%となるように添加し、実施例29のゴム用塗料とした。
エタノールの添加量を15、20、50、60、0重量%としたものをそれぞれ実施例30、31、32、33、34とした。実施例29とはエタノールの代わりにイソプロピルアルコールを用いたものを実施例35のゴム用塗料とした。
CRゴム表面にフタル酸ジブチルが15g/m2となるように塗布し、10分後、20分後に指で塗装面に触れ、指に塗料が付くかどうかにより乾燥性を評価した。
実施例29、31、32、35は、10分後において塗装面は既に乾燥していた。実施例30、33、34は10分後において塗装面は乾燥していなかったが、20分後には塗装面は既に乾燥していた。
フタル酸ジブチルとイソプロピルアルコール(IPA)とを50:50の割合(重量%)で混合したものを下地処理剤とし、CRゴム表面にフタル酸ジブチルが15g/cm2となるように塗布した。
次いで、ウレタン系塗料ターナーラバーペイントYN−1000クリヤー(ターナー色彩社製)に粒子径10μm以下の白色顔料(CR97、石原産業)30gと、イソシアネート硬化剤(バーノックDNW−5000、DIC社製)を10重量%となるように添加したものを、下地処理剤の上から塗布した(実施例36)。
イソシアネート硬化剤の添加量を3、5、20、25、0重量%としたものをそれぞれ実施例37、38、39、40、41とした。
塗布1日後に塗装面が黄変していないかどうかを目視により評価した。
実施例36、38、39の塗装面は、7日後でも黄変は見られなかった。実施例37、40、41の塗装面は、少しの黄変が見られた。
Claims (8)
- 下地処理剤をゴム表面に塗布し、次いでその上からウレタン系塗料を塗布するゴム塗装方法であって、
前記下地処理剤が可塑剤を含有し、前記可塑剤が、フタル酸エステル、脂肪族2塩基酸エステル、グリコールエステル酸、リン酸エステル、アルキルスルホン酸フェニルエステル及び下式で表される脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物からなる群から選択される少なくとも1つであることを特徴とするゴム塗装方法。
- 前記下地処理剤中の前記可塑剤が、ゴム表面に0.5〜30g/m2で塗布されることを特徴とする請求項1記載のゴム塗装方法。
- 前記下地処理剤が有機溶剤を含有し、前記有機溶剤が、イソプロピルアルコール、メタノール等のアルコール系の溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系の溶剤、及びキシレン等の芳香族系の溶剤からなる群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする請求項1又は2記載のゴム塗装方法。
- 前記ウレタン系塗料が、水性ウレタン樹脂を含有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一つに記載のゴム塗装方法。
- 前記ウレタン系塗料が、さらにアクリル樹脂を含有することを特徴とする請求項4記載のゴム塗装方法。
- 前記下地処理剤が、水性ウレタン樹脂を含有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか一つに記載のゴム塗装方法。
- 可塑剤を含有し、前記可塑剤が、フタル酸エステル、脂肪族2塩基酸エステル、グリコールエステル酸、リン酸エステル、アルキルスルホン酸フェニルエステル及び下式で表される脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物からなる群から選択される少なくとも1つであることを特徴とするゴム塗装用下地処理剤。
- 水性ウレタン樹脂を含有することを特徴とする請求項7記載のゴム塗装用下地処理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012085039A JP6000604B2 (ja) | 2011-12-16 | 2012-04-03 | ゴム塗装方法並びにこのゴム塗装方法で使用されるゴム用塗料、ゴム用塗料組成物及びゴム塗装用下地処理剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011276470 | 2011-12-16 | ||
JP2011276470 | 2011-12-16 | ||
JP2012085039A JP6000604B2 (ja) | 2011-12-16 | 2012-04-03 | ゴム塗装方法並びにこのゴム塗装方法で使用されるゴム用塗料、ゴム用塗料組成物及びゴム塗装用下地処理剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013144289A JP2013144289A (ja) | 2013-07-25 |
JP6000604B2 true JP6000604B2 (ja) | 2016-09-28 |
Family
ID=49040423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012085039A Active JP6000604B2 (ja) | 2011-12-16 | 2012-04-03 | ゴム塗装方法並びにこのゴム塗装方法で使用されるゴム用塗料、ゴム用塗料組成物及びゴム塗装用下地処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6000604B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6624830B2 (ja) * | 2015-07-24 | 2019-12-25 | マークテック株式会社 | ゴム用塗料及び該ゴム用塗料乾燥塗膜溶解剤 |
JP6701157B2 (ja) * | 2017-11-30 | 2020-05-27 | 西川ゴム工業株式会社 | ウェザーストリップの塗装方法 |
JP6991465B2 (ja) * | 2018-03-28 | 2022-01-12 | シヤチハタ株式会社 | タイヤマーキング用インキ |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6234944A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Kao Corp | 着色ゴムまたはプラスチツク製品用濃色化剤 |
JPH0841381A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-02-13 | Kyoeisha Chem Co Ltd | 水系アンダーコート組成物 |
JPH09137116A (ja) * | 1995-11-16 | 1997-05-27 | Nippon Zeon Co Ltd | プライマー組成物およびプライマー層を有する成形体 |
US5643669A (en) * | 1996-02-08 | 1997-07-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Curable water-based coating compositions and cured products thereof |
JPH1025325A (ja) * | 1996-07-12 | 1998-01-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ウレタンエマルジョン及び水性接着剤 |
JPH10273581A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Nippon Zeon Co Ltd | プライマー組成物及びプライマー層を有する成形体 |
JP3755787B2 (ja) * | 1998-03-09 | 2006-03-15 | ポリマテック株式会社 | 被覆層付きキーパッド |
JP2001213986A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-07 | Daiichi Tsukasa:Kk | 弾性部材の表面処理方法 |
JP2002001871A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-08 | Polymatech Co Ltd | 自動車部品 |
JP2006122755A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Nippon Kasei Chem Co Ltd | ポリウレタン系樹脂硬化塗膜の製造方法 |
JP2006182904A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | ポリウレタン樹脂コーティング剤 |
-
2012
- 2012-04-03 JP JP2012085039A patent/JP6000604B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013144289A (ja) | 2013-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2360655T3 (es) | Revestimiento temporal pelable. | |
JP5698909B2 (ja) | 樹枝状ポリウレタンコーティング | |
JP6197334B2 (ja) | 水性樹脂組成物及びそれを塗布して得られる物品 | |
US9273214B1 (en) | Removable spray coating and application method | |
JP2010539254A (ja) | 改善された中間層接着を有するポリウレタンコーティング | |
KR101592735B1 (ko) | 잉크 조성물 및 이를 이용한 엠보 무늬 형성방법 | |
JP6000604B2 (ja) | ゴム塗装方法並びにこのゴム塗装方法で使用されるゴム用塗料、ゴム用塗料組成物及びゴム塗装用下地処理剤 | |
CN115003731B (zh) | 基于有机粘合剂的疏水性涂料组合物 | |
JP4674815B2 (ja) | 旧塗膜の補修方法 | |
JP2014073489A (ja) | エラストマー塗装方法、ゴム塗装面変色防止剤およびゴム用塗料 | |
JP3308279B2 (ja) | 防汚処理剤、防汚処理方法及び防汚処理物品 | |
CN108148496A (zh) | 一种水性uv固化真空电镀加色中涂漆、制备方法及其电镀的方法 | |
CN111073535A (zh) | 一种可防止雨斑污损的汽车表面保护膜 | |
JP2010138358A5 (ja) | ||
KR20150005843A (ko) | 베이스 코트용 수성 도료 조성물, 이를 이용한 차량 부품 도장방법 및 차량 부품 | |
CN109266152B (zh) | 一种修补用涂料组合物及其使用方法 | |
KR101180343B1 (ko) | 비철금속 도장용 수성 코팅 조성물 및 이를 사용하는 비철금속 케이스 제조방법 | |
WO2020067494A1 (ja) | 表面保護用粘着シート | |
CN109021423A (zh) | 一种自清洁耐刮膜及其面膜的制备方法 | |
JP2001020490A (ja) | 陶磁器タイル面の改修方法 | |
KR102452363B1 (ko) | 원액형 부착방지용 도료 및 이를 이용한 코팅방법 | |
KR102245709B1 (ko) | 수용성 베이스 코트 조성물 | |
JP4154313B2 (ja) | 固体表面の光沢付与方法及び被膜形成用塗工液 | |
JP2009126926A (ja) | 上塗り塗膜の耐汚れ処理剤及び上塗り塗膜の耐汚れ処理方法 | |
JP2008169360A (ja) | 拭き上げ型光沢付与剤及び物品表面の光沢付与方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6000604 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |