JP2002001871A - 自動車部品 - Google Patents

自動車部品

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JP2002001871A
JP2002001871A JP2000183298A JP2000183298A JP2002001871A JP 2002001871 A JP2002001871 A JP 2002001871A JP 2000183298 A JP2000183298 A JP 2000183298A JP 2000183298 A JP2000183298 A JP 2000183298A JP 2002001871 A JP2002001871 A JP 2002001871A
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thermoplastic elastomer
urethane
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molded article
polyester
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JP2000183298A
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Kiyoko Mogi
聖子 茂木
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Polymatech Co Ltd
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Polymatech Co Ltd
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B19/00Keys; Accessories therefor
    • E05B19/26Use of special materials for keys
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31551Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T428/31565Next to polyester [polyethylene terephthalate, etc.]

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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
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  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生処理が容易で再利用可能であるととも
に、弾力があり取扱性に優れ、かつ、耐摩耗性及び耐傷
付性が良好で二次加工性を向上させた自動車部品を提供
すること。 【解決手段】 本発明は、熱可塑性エラストマーを含む
成形体において、熱可塑性エラストマーの表面の少なく
とも一部にウレタン系被覆層を形成した自動車部品であ
る。熱可塑性エラストマーを含む成形体は、熱可塑性エ
ラストマーと熱可塑性樹脂とからなる2色成形体であっ
てもよい。ポリエステル系熱可塑性エラストマーからな
る成形体であることが好ましい。熱可塑性エラストマー
を含む成形体は熱可塑性エラストマーからなる成形体の
硬度は、JIS K 6253 タイプAで50〜95
であることが好ましい。さらに、ウレタン系被覆層の硬
度が、JIS K 6253 タイプAで50〜95で
あるウレタン系被覆層であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形体の表面に高
分子被覆層を形成した自動車部品に関する。さらに具体
的にいえば、熱可塑性エラストマーを含む成形体の表面
にウレタン系被覆層を形成した自動車部品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車部品の成形体の素材として
は、環境問題を考慮し、再生処理が容易で再利用可能な
熱可塑性樹脂が広く採用されている。例えば、インスト
ロメントパネル、レバー、ノブ、キー等においては、ポ
リカーボネート、アクリル樹脂等の硬質熱可塑性樹脂や
ポリプロピレン等の軟質熱可塑性樹脂などが採用されて
いる。そして、これらの自動車部品においては、素地と
しての成形体を保護するとともに外観上の美観を向上さ
せるために、印刷処理や塗装処理などの装飾が施されて
いる。
【0003】一方、近年、自動車の内装部品において
は、衝撃を緩和するため弾性材料の採用が検討されてい
る。具体的には、これらポリカーボネート、アクリル樹
脂等の硬質熱可塑性樹脂から、ポリプロピレン等の軟質
熱可塑性樹脂や弾性材料である熱可塑性エラストマーへ
の代替が提唱されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリプロピレ
ン系軟質熱可塑性樹脂においては、軟質材料ではあるが
弾性材料ではないため、衝撃を緩和するという取扱性へ
の配慮から、なお検討する余地がある。また、分子構造
中に極性基を有していないことから、塗料の付着性が悪
く、印刷処理や塗装処理などの二次加工性が悪いという
問題があった。そのため、従来は、接着性付与剤の配合
調製を行い、又は、成形体の表面を荒らしたり、若しく
は、プライマーを塗布したりするなどの物理的あるいは
化学的処理などを施す必要があり、その結果、塗装工程
数が増加し、製造コストが高くなるという問題があっ
た。
【0005】一方、熱可塑性エラストマーは弾性材料で
あるとともに再利用可能であり、しかも、製造工程にお
ける生産性が高いため、自動車部品の代替材料として検
討されていたが、一般的に耐摩耗性及び耐傷付性におい
て硬質熱可塑性樹脂や軟質熱可塑性樹脂などと比較して
劣り、また、成形後の成形体においてはフローマークが
生じる等するため表面状態が悪く、二次加工性が悪いと
いう問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、再生処理が容易で再利用可能で
あるとともに、弾力があり取扱性に優れ、かつ、耐摩耗
性及び耐傷付性が良好で二次加工性を向上させた自動車
部品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの問題を解決する
ために、自動車部品として適合する弾性材料について種
々検討した結果、熱可塑性エラストマーを含む成形体の
表面にウレタン系被覆層を形成した。
【0008】すなわち、本発明は、熱可塑性エラストマ
ーを含む成形体の表面の少なくとも一部に、ウレタン系
被覆層を形成してなる自動車部品である。また、成形体
は、熱可塑性エラストマーと熱可塑性エラストマーの内
部に配置される合成樹脂とからなる多色成形体である自
動車部品である。さらに、成形体は、熱可塑性エラスト
マーと熱可塑性樹脂とからなる2色成形体である自動車
部品である。さらに、熱可塑性エラストマーは、ポリエ
ステル系熱可塑性エラストマーである自動車部品であ
る。さらに、ポリエステル系熱可塑性エラストマーの硬
度は、JIS K6253 タイプAで50〜95であ
る自動車部品である。さらに、ウレタン系被覆層の硬度
は、JIS K 6253 タイプAで50〜95であ
る自動車部品である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて詳細に説明する。本実施形態における自動車部品
は、熱可塑性エラストマーからなる成形体の表面の少な
くとも一部にウレタン系被覆層を形成してなるものであ
る。
【0010】成形体を構成する熱可塑性エラストマー
は、加熱によって軟化し、また、柔軟であり外力によっ
て変形するが室温でゴム弾性を示す高分子化合物であ
る。すなわち、加硫ゴム3次元網目の架橋点に相当し高
分子の塑性変形を拘束するハードセグメント部分と、網
目鎖としてのエントロピー弾性を示し塑性変形するソフ
トセグメント部分とからなる多相高分子化合物である。
【0011】具体的な熱可塑性エラストマーとしては、
ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン
系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エ
ラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー等が
挙げられる。
【0012】ポリスチレン系熱可塑性エラストマーとし
ては、例えば、ハードセグメントはポリスチレンで、ソ
フトセグメントはポリブタジエン、ポリイソプレンであ
るポリスチレン系の熱可塑性エラストマー等が挙げられ
る。
【0013】ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーと
しては、例えば、ハードセグメントはポリエチレン又は
ポリプロピレンで、ソフトセグメントはスチレンブタジ
エンラバー又はエチレンプロピレンラバーであるポリオ
レフィン系の熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
【0014】ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーと
しては、例えば、ハードセグメントはシンジオタクチッ
ク−1,2−ポリブタジエンで、ソフトセグメントはポ
リブタジエンであるポリブタジエン系の熱可塑性エラス
トマー等が挙げられる。
【0015】ポリエステル系熱可塑性エラストマーとし
ては、例えば、ハードセグメントはポリエステル又は芳
香族ポリエステルで、ソフトセグメントは脂肪族ポリエ
ーテル又は脂肪族ポリエステルであるポリエステル系の
熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
【0016】熱可塑性エラストマーの成形体の成形方法
については、特に限定されるものではないが、例えば、
射出成形法、押出成形法、圧縮成形法、ブロー成形法な
どの成形方法が適用可能である。
【0017】熱可塑性エラストマーからなる成形体の硬
度は、室温で弾性体としての機能を発揮するものであれ
ばかまわない。具体的には、ゴム弾性を示すJIS K
6253 タイプAで95以下であれば、弾性体とし
て機能が期待できる。硬度が95を超えると、弾性体と
しての機能が発揮されない。
【0018】ポリスチレン系熱可塑性エラストマーから
なる成形体の硬度は、成形加工性を考慮すると、ゴム弾
性を示すJIS K 6253 タイプAで15〜95
の範囲が好ましい。硬度が15未満では成形加工性が悪
くなり、ウレタン系被覆層の密着性が低くなる。
【0019】ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーか
らなる成形体の硬度は、成形加工性を考慮すると、ゴム
弾性を示すJIS K 6253 タイプAで40〜9
5の範囲が好ましい。硬度が40未満では成形加工性が
悪くなり、ウレタン系被覆層の密着性が低くなる。
【0020】ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーか
らなる成形体の硬度は、成形加工性を考慮すると、ゴム
弾性を示すJIS K 6253 タイプAで40〜9
5の範囲が好ましい。硬度が40未満では成形加工性が
悪くなり、ウレタン系被覆層の密着性が低くなる。
【0021】ポリエステル系熱可塑性エラストマーから
なる成形体の硬度は、成形加工性を考慮すると、ゴム弾
性を示すJIS K 6253 タイプAで50〜95
の範囲が好ましい。硬度が50未満では成形加工性が悪
くなり、ウレタン系被覆層の密着性が低くなる。
【0022】次に、ウレタン系被覆層は、ウレタン結合
を有する合成高分子化合物の薄膜層であって、いわゆる
ポリオール化合物とイソシアネート化合物との反応生成
物により形成されるものである。
【0023】具体的なポリオール化合物としては、ポリ
エーテルポリオール類、ポリエステルポリオール類、ウ
レタン変性ポリオール類、アクリルポリオール類、ポリ
ブタジエン系ポリオール類、ポリイソプレン系ポリオー
ル類、ポリオレフィン系ポリオール類、ケン化エチレン
酢酸ビニル共重合体類、含リンポリオール類、含ケイソ
ポリオール類、含ハロゲンポリオール類、難燃化用ポリ
オール類などから選択される少なくとも1種の化合物で
ある。
【0024】具体的なイソシアネート化合物としては、
キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、ビトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、ジメチルジフェニルメタンジイソシア
ネート、フェニレンジイソシアネート、トリフェニルメ
タントリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、シクロヘキシルジイソシアネート、ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネー
ト、ナフタレンジイソシアネート、ウレタン変性ジイソ
シアネート、ウレア変性ポリイソシアネート、マスクド
ブロックイソシアネート、イソシアネート重合体などか
ら選択される少なくとも1種の化合物およびその変性
体、誘導体、プレポリマーである。
【0025】また、ウレタン系被覆層には、可塑剤、反
応触媒、カップリング剤、着色剤、無機充填剤、艶消し
剤、沈降防止剤、揺変剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
光安定剤、帯電防止剤、加水分解防止剤、染顔料、難燃
剤などの各種配合剤を添加することが可能である。
【0026】ウレタン系被覆層は、上記のポリオール化
合物とイソシアネート化合物と上記各種配合剤とからな
る組成のウレタン系塗料を、熱可塑性エラストマーから
なる成形体の表面の少なくとも一部に塗布して形成され
る。従って、ウレタン系塗料が塗布される部分は、成形
体の全表面でなくてもよく、その一部のみであってもよ
い。ウレタン系塗料を成形体の表面に塗布する際には、
芳香族炭化水素系有機溶剤、脂肪族炭化水素系有機溶
剤、ケトン系有機溶剤、エステル系有機溶剤などの各種
溶剤を適宜配合することができる。ウレタン系塗料の塗
布方法については、特に限定されるものではなく、例え
ば、刷毛塗り法、スプレー法、ロールコート法、静電塗
装法などの公知の塗布方法を採用することができる。ウ
レタン系塗料の硬化方法については、特に限定されるも
のではなく、例えば、熱硬化法、光硬化法、湿気硬化法
などの公知の硬化方法を採用することができる。
【0027】ウレタン系被覆層の膜厚については、5〜
100μmが好ましい。5μm未満では耐摩耗性が不十
分であり、100μmを超えると爪跡などの凹部が付き
易くなる。さらに好ましい膜厚は、10〜60μmであ
る。
【0028】ウレタン系被覆層の硬度は、室温で弾性体
としての機能を発揮するものであればかまわない。具体
的には、ゴム弾性を示すJIS K 6253 タイプ
Aで95以下であれば弾性体としての機能が期待でき
る。硬度が95以上を超えると、弾性体としての機能が
発揮されない。耐摩耗性、成形体への密着性などを考慮
すると、硬度が50〜95の範囲が好ましい。硬度が5
0未満では、ウレタン系被覆層の表面の摩擦が大きくな
り、ウレタン系被覆層が摩耗しやすくなる。
【0029】上記第1実施形態により発揮される効果に
ついて、以下にまとめて説明する。 ・ 弾性材料である熱可塑性エラストマーからなる成形
体を用いて自動車部品を構成することにより、再生処理
が容易で再利用可能であるとともに、より弾力のある自
動車部品を得ることができる。また、熱可塑性エラスト
マーは高温では溶融加工性を示すため、生産性が高く、
低コストで製造することができる。
【0030】・ ポリエステル系熱可塑性エラストマー
からなる成形体を用いて自動車部品を構成することによ
り、再生処理が容易で再利用可能であるとともに、低コ
ストで弾力のある耐油性及び耐熱性に優れた自動車部品
を得ることができる。
【0031】・ 熱可塑性エラストマーからなる成形体
の表面の少なくとも一部にウレタン系被覆層を形成する
ことにより、耐摩耗性及び耐傷付性を向上させることが
できるとともに成形体の表面状態を向上させることがで
きる。これにより二次加工性を向上させることができ、
また、耐油性及び耐候性を向上することができる。さら
に、ウレタン系被覆層の硬度が、JIS K 6253
タイプAで50〜95であるウレタン系被覆層を用い
ると、ウレタン系被覆層において弾性体としての機能を
発揮させることができる。 (第2実施形態)以下、本発明の第2実施形態について
詳細に説明する。ここで、本実施形態においては、上記
第1実施形態における成形体を、熱可塑性エラストマー
と、熱可塑性エラストマーの内部に配置される合成樹脂
とからなる多色成形体としたものであるため、上記第1
実施形態と重複する記載は省略する。
【0032】本実施形態における自動車部品は、熱可塑
性エラストマーと、熱可塑性エラストマーの内部に配置
される合成樹脂とからなる多色成形体の表面の少なくと
も一部にウレタン系被覆層を形成してなるものである。
【0033】多色成形体の熱可塑性エラストマーの内部
に配置される合成樹脂は、熱可塑性エラストマーよりも
剛性の高い合成樹脂が適用可能であり、合成樹脂の感熱
性に特に限定されるものではない。熱可塑性エラストマ
ーよりも剛性の高い合成樹脂を用いると、得られる成形
体に剛性を付与することができる。
【0034】具体的な合成樹脂としては、特に限定され
るものではなく、例えば、ポリカーボネート、アクリル
樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、アクリロニ
トリル−スチレン樹脂、ポリスチレンなどの熱可塑性樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などの硬化性樹脂な
ど、目的とする自動車部品の剛性に応じて選択すること
ができる。製造加工性を考慮すると、熱可塑性樹脂であ
ることが好ましい。熱可塑性樹脂は、加熱により軟化
し、外力により塑性変形するが、過熱又は外力を除くと
形状を保持する性質を持つ高分子化合物である。そのた
め、熱可塑性エラストマーの内部に配置される合成樹脂
として熱可塑性樹脂を用いると、成形体に剛性を付与す
ることができるとともに、熱融着などの方法により多色
成形体を容易に製造することができる。
【0035】具体的な多色成形体としては、特に限定さ
れるものではないが、例えば、ポリエステル系熱可塑性
エラストマーとアクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン(ABS)熱可塑性樹脂とからなる2色成形体、ポリ
スチレン系熱可塑性エラストマーとポリプロピレン熱可
塑性樹脂とからなる2色成形体、ポリウレタン系熱可塑
性エラストマーとエポキシ熱硬化性樹脂とからなる2色
成形体、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーとフェ
ノール熱硬化性樹脂とからなる2色成形体などが挙げら
れる。
【0036】成形体の成形方法においては、特に限定さ
れるものではなく、例えば、インサート成形法、射出成
形法、押出成形法などの成形方法が適用可能である。ま
た、多色成形の成形方法については、特に限定されるも
のではないが、接着剤などにより一体化されていても、
形状的(物理的)連結により一体化されていても構わな
い。熱可塑性エラストマーと熱硬化性樹脂からなる多色
成形体の場合は、射出成形の際に熱融着により一体化す
ることも適用可能である。
【0037】多色成形体における熱可塑性エラストマー
の厚さは、多色成形体が室温で弾性を発揮するものであ
ればかまわない。熱可塑性エラストマーの硬度により異
なるが、熱可塑性エラストマーが低硬度のものであれ
ば、0.3mm以上、より好ましくは0.5mm以上、
高硬度のものであれば、1.0mm以上であれば弾性が
発揮される。
【0038】ウレタン系被覆層は、上述したウレタン系
塗料を、2色成形体の少なくとも一部に塗布して形成さ
れる。従って、ウレタン系塗料が塗布される部分は、2
色成形体の全表面でなくてもよく、その一部のみであっ
てもよい。
【0039】上記第2実施形態によると、上記第1実施
形態において発揮される効果に加えて、さらに、以下の
効果を奏する。 ・ 熱可塑性エラストマーの内部に熱可塑性樹脂を配置
した多色成形体を用いることにより、弾力のある自動車
部品を得ることができるとともに、各自動車部品に剛性
を簡易に付与することができる。また、例えば、成形体
内部に回路などの外力に弱い部材を埋設する際において
は、適度な剛性を有する熱可塑性樹脂の内部に埋設する
ことにより、回路などを外力から有効に保護することが
できる。
【0040】・ 熱可塑性エラストマーと熱可塑性樹脂
とにより多色成形体を構成することにより、熱融着など
の方法により2色成形を容易に行うことができるため、
製造加工性を向上させることができる。
【0041】
【実施例】以下、前記両実施形態を実施例により更に具
体的に説明するが、この発明はこれら実施例により何ら
制限を受けるものではない。
【0042】図1(a),(b)に示すように、実施例
1,2の自動車用キーは、金属板からなるキー1とポリ
エステル系熱可塑性エラストマーからなる成形体として
のキーつまみ3から構成されており、キーつまみ3の表
面にウレタン系被覆層2が形成されている。
【0043】図2に示すように、比較例1,2の自動車
キーは、金属板からなるキー1とポリエステル系熱可塑
性エラストマーからなる成形体としてのキーつまみ3の
みから構成されている。
【0044】図3(a),(b)に示すように、実施例
3,4の自動車用キーは、金属板からなるキー1と、キ
ーつまみ3とから構成されており、キーつまみ3は、ポ
リエステル系熱可塑性エラストマーからなる外側キーつ
まみ3aと熱可塑性樹脂からなる内部キーつまみ3bと
から構成される2色成形体となっている。また、外側キ
ーつまみ3aの表面には、ウレタン系被覆層2が形成さ
れている。
【0045】図4に示すように、比較例3,4の自動車
キーは、金属板からなるキー1と、キーつまみ3とのみ
から構成されており、キーつまみ3は、ポリエステル系
熱可塑性エラストマーからなる外側キーつまみ3aと熱
可塑性樹脂からなる内側キーつまみ3bとから構成され
る2色成形体となっている。
【0046】(実施例1)ポリエステルポリオール(水
酸基価174)と、キシリレンジイソシアネート(NC
O:11.5%)とからなるウレタン塗料の固形分90
重量%に対し、反応性ポリエステル可塑剤(W−860
大日本インキ化学工業株式会社)を10重量%配合
し、被覆層用のウレタン塗料を調製した。調製したウレ
タン塗料を、ポリエステルからなる高分子マトリックス
に対してゴム成分を分散させたポリマーアロイとしての
ポリエステル系熱可塑性エラストマー(プリマロイ 三
菱化学製)から別途射出成形したキーつまみ3の表面に
均一にスプレー塗装した後、80℃で15〜30分の加
熱硬化を行い、ウレタン系被覆層2を形成した。加熱硬
化後のウレタン系被覆層2の膜厚は60μmであった。
【0047】(実施例2)ポリエーテルポリオール(水
酸基価56)と、メチルシクロへキシレンジイソシアネ
ート(NCO:11.0%)とからなるウレタン塗料の
固形分95重量%に対し、可塑剤としてのジブチルフタ
レートを5重量%配合し、被覆層用のウレタン塗料を調
製した。このウレタン塗料を、芳香族ポリエステルと脂
肪族ポリエーテル又は脂肪族ポリエステルとからなるブ
ロック共重合体としてのポリエステル系熱可塑性エラス
トマー(グリラックス 大日本インキ製)から別途射出
成形したキーつまみ3の表面に均一にスプレー塗装した
後、80℃で15〜30分の加熱硬化を行い、ウレタン
系被覆層2を形成した。加熱硬化後のウレタン系被覆層
2の膜厚は10μmであった。
【0048】(実施例3)ポリエステルポリオール(水
酸基価174)と、キシリレンジイソシアネート(NC
O:11.5%)とからなるウレタン塗料の固形分90
重量%に対し、反応性ポリエステル可塑剤(W−860
大日本インキ化学工業株式会社)を10重量%配合
し、被覆層用のウレタン塗料を調製した。また、ポリエ
ステル系熱可塑性エラストマー(プリマロイ 三菱化学
製)と、熱可塑性樹脂であるABS樹脂とから2色成形
体としてのキーつまみ3を別途射出成形した。そして、
調製したウレタン塗料を、キーつまみ3の表面に均一に
スプレー塗装したのち、80℃で15〜30分の加熱硬
化を行い、ウレタン系被覆層2を形成した。加熱硬化後
のウレタン系被覆層2の膜厚は60μmであった。
【0049】(実施例4)ポリエーテルポリオール(水
酸基価56)と、メチルシクロへキシレンジイソシアネ
ート(NCO:11.0%)とからなるウレタン塗料の
固形分95重量%に対し、可塑剤としてのジブチルフタ
レートを5重量%配合し、被覆層用のウレタン塗料を調
製した。また、ポリエステル系熱可塑性エラストマー
(グリラックス 大日本インキ製)と、熱可塑性樹脂で
あるABS樹脂とから2色成形体としてのキーつまみ3
を別途射出成形した。そして、調整したウレタン塗料を
キーつまみ3の表面に均一にスプレー塗装した後、80
℃で15〜30分の加熱硬化を行い、ウレタン系被覆層
2を形成した。加熱硬化後のウレタン系被覆層2の膜厚
は10μmであった。
【0050】(比較例1)ポリエステルからなる高分子
マトリックスに対してスチレンを分散させたポリマーア
ロイとしてのポリエステル系熱可塑性エラストマー(プ
リマロイ 三菱化学製)からキーつまみ3を射出成形し
た。
【0051】(比較例2)芳香族ポリエステルと、脂肪
族ポリエーテル又は脂肪族ポリエステルとからなるブロ
ック共重合体としてのポリエステル系熱可塑性エラスト
マー(グリラックス 大日本インキ製)からキーつまみ
3を射出成形した。
【0052】(比較例3)ポリエステル系熱可塑性エラ
ストマー(プリマロイ 三菱化学製)と熱可塑性樹脂で
あるABS樹脂とから2色成形体としてのキーつまみ7
を射出成形した。
【0053】(比較例4)ポリエステル系熱可塑性エラ
ストマー(グリラックス 大日本インキ製)と熱可塑性
樹脂であるABS樹脂とから2色成形体としてのキーつ
まみ7を射出成形した。
【0054】表1に本発明の実施例と比較例の耐摩耗性
と成形体表面状態を示す。評価は、耐摩耗性について
は、耐摩耗性試験(キャンバス地(JIS L3102
・1206)1cm2当たり0.98N荷重、一万回往
復)、成形体表面状態については、著しい外観不良の確
認(フローマーク等)により行った。
【0055】表1に示すように、実施例1〜4において
は、耐摩耗性及び成形体表面状態ともに良好であった
が、比較例1,3においては耐摩耗性が、比較例2,4
においては耐摩耗性及び成形体表面状態が不良であっ
た。
【0056】以上のことから、実施例1〜4は比較例1
〜4に対して耐摩耗性又は成形体表面状態が改善され、
二次加工性が向上されたことが確認された。次に、上記
実施形態から把握される技術的思想について、以下に記
載する。
【0057】(1) 前記熱可塑性エラストマーは、ポ
リスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラ
ストマー及びポリエステル系熱可塑性エラストマーから
選択される少なくとも一種の熱可塑性エラストマーであ
る請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動車部
品。
【0058】このように構成すると、再生処理が容易で
再利用可能であるとともに、低コストで弾力のある自動
車部品を得ることができる。 (2) 前記熱可塑性エラストマーは、ポリスチレン系
熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー及び
ポリエステル系熱可塑性エラストマーから選択される少
なくとも一種の熱可塑性エラストマーであるとともに、
成形体の硬度が、JIS K 6253タイプAで50
〜95である請求項1から請求項3のいずれかに記載の
自動車部品。
【0059】このように構成すると、より弾力のある自
動車部品を得ることができるとともに、成形加工性を向
上させることができる。 (3) 前記ウレタン系被覆層は、硬度がJIS K
6253 タイプAで50〜95である上記(1)又は
(2)に記載の自動車部品。
【0060】このように構成すると、より弾力のある自
動車部品を得ることができるとともに、成形加工性を向
上させることができる。また、ウレタン系被覆層におい
てもゴム弾性を発揮させることができる。
【0061】(4) 前記成形体は、熱可塑性エラスト
マーの内部に配置される芯部材を有する成形体である請
求項1〜6のいずれかに記載の自動車部品。このように
構成すると、弾力のある自動車部品を得ることができる
とともに、得られる自動車部品に簡易に剛性を付与する
ことができる。
【0062】(5) 前記芯部材は、有機高分子からな
る芯部材である上記(4)に記載の自動車部品。このよ
うに構成すると、弾力のある自動車部品を得ることがで
きるとともに、得られる自動車部品に簡易に剛性を付与
することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の自動車部品によれば、熱可塑性
エラストマーを含む成形体の表面の少なくとも一部にウ
レタン系被覆層を形成したため、再生処理が容易で再利
用可能であるとともに、弾力があり取扱性に優れ、か
つ、耐摩耗性及び耐傷付性が良好で二次加工性を向上さ
せることができる。
【0064】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)実施例1,2の自動車用キーを示す部
分断面図、(b)実施例1,2の自動車用キーを示す断
面図。
【図2】 比較例1,2の自動車用キーを示す断面図。
【図3】 (a)実施例3,4の自動車用キーを示す部
分断面図、(b)実施例3,4の自動車用キーを示す断
面図。
【図4】 比較例3,4の自動車用キーを示す断面図。
【符号の説明】
1…キー、2…ウレタン系被覆層、3…成形体としての
キーつまみ、3a…外側キーつまみ、3b…内側キーつ
まみ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05G 1/02 G05G 1/02 Z 1/04 1/04 Z // C08L 101:00 C08L 101:00 Fターム(参考) 3D044 BA07 BB01 BC04 3J070 AA03 AA05 BA77 BA90 DA02 4F006 AA04 AA12 AA15 AA35 AB37 BA02 CA04 DA04 4F100 AK01A AK41A AK51B AL09A BA02 CA04 CC00 EH36 EH61 EJ08 EJ42 GB32 JB04A JB16A JK07 JK09 JK12A JK12B JK14 JL01 JL05 JL16 YY00A YY00B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性エラストマーを含む成形体の表
    面の少なくとも一部に、ウレタン系被覆層を形成してな
    る自動車部品。
  2. 【請求項2】 前記成形体は、熱可塑性エラストマー
    と、熱可塑性エラストマーの内部に配置される合成樹脂
    とからなる多色成形体である請求項1に記載の自動車部
    品。
  3. 【請求項3】 前記成形体は、熱可塑性エラストマー
    と、熱可塑性樹脂とからなる2色成形体である請求項2
    に記載の自動車部品。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性エラストマーは、ポリエス
    テル系熱可塑性エラストマーである請求項1から請求項
    3のいずれかに記載の自動車部品。
  5. 【請求項5】 前記ポリエステル系熱可塑性エラストマ
    ーの硬度は、JISK 6253 タイプAで50〜9
    5である請求項4に記載の自動車部品。
  6. 【請求項6】 前記ウレタン系被覆層の硬度は、JIS
    K 6253 タイプAで50〜95である請求項1
    から請求項5のいずれかに記載の自動車部品。
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