JP6000557B2 - 変速機の流体圧供給装置 - Google Patents

変速機の流体圧供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6000557B2
JP6000557B2 JP2012014288A JP2012014288A JP6000557B2 JP 6000557 B2 JP6000557 B2 JP 6000557B2 JP 2012014288 A JP2012014288 A JP 2012014288A JP 2012014288 A JP2012014288 A JP 2012014288A JP 6000557 B2 JP6000557 B2 JP 6000557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid pressure
fluid
pressure
transmission
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012014288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013155756A (ja
Inventor
宮田 智
宮田  智
尚己 西村
尚己 西村
知朗 石川
知朗 石川
茂司 仲野
茂司 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012014288A priority Critical patent/JP6000557B2/ja
Priority to CN201210551579.1A priority patent/CN103225690B/zh
Publication of JP2013155756A publication Critical patent/JP2013155756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6000557B2 publication Critical patent/JP6000557B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Description

この発明は変速機の流体圧供給装置に関し、より具体的には2個の油圧(流体圧)ポンプを備えて油圧などの流体圧を変速機の構成要素に供給するようにした装置に関する。
変速機の流体圧供給装置は、通例、車両に搭載されるエンジンなどの駆動源の回転駆動力によって駆動される機械式の油圧(流体圧)ポンプを備え、油圧ポンプで油圧源(オイルパン)から作動油(作動流体)を汲み上げて加圧して得た油圧(流体圧)を変速機の構成要素に供給している。
また、油圧ポンプに加えて電動モータなどの第2の駆動源によって駆動される電動油圧ポンプを備え、電動油圧ポンプを間欠的に駆動することで油圧の応答性を改善することも提案されているが、その場合、運転状態によっては電動油圧ポンプの吸込口にエアが溜り、電動油圧ポンプの吸込口が負圧になったとき、そのエアが混入することで作動油の自吸性が低下する事態が生じ得る。
それに関して特許文献1記載の技術は、車両に搭載されるエンジン(あるいは電動モータ)などの駆動源の回転駆動力によって共に駆動される機械式の大容量の油圧ポンプと小容量の油圧ポンプを備えた自動変速機などの流体圧供給装置において小容量の油圧ポンプの自吸性を改善することを可能にしている。
より具体的には、特許文献1記載の技術は、大容量の油圧ポンプは吸込口が油圧源に接続される吸込油路に接続される一方、吐出口が第1のチェックバルブを介して自動変速機の構成要素に接続される吐出油路に接続され、小容量の油圧ポンプは吐出口が第2のチェックバルブを介して前記した吐出油路に接続される一方、吸込口が第3のチェックバルブを介して前記した吸込油路に接続される構成において、大容量の油圧ポンプの吐出口を第1のチェックバルブの上流側で切換バルブを介して小容量の油圧ポンプの吸込口と第3のチェックバルブの間に接続することで小容量の油圧ポンプの自吸性を改善することを可能にしている。
特許第4182896号公報
特許文献1記載の技術は上記のように構成することで、小容量の油圧ポンプの自吸性を改善することが可能であるが、小容量の油圧ポンプと大容量の油圧ポンプは同一の駆動源の回転駆動力によって常時駆動されることを前提としており、従って、小容量の油圧ポンプを間欠的に駆動させるようにした場合、小容量の油圧ポンプと第3のチェックバルブの間は油圧が満たされていない事態も想定されることとなり、上記した課題を解決するものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、第1、第2駆動源でそれぞれ駆動される第1、第2流体圧ポンプを備えると共に、第2流体圧ポンプの作動流体の自吸性を向上させるようにした変速機の流体圧供給装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、車両に搭載される第1駆動源の回転駆動力を変速して車輪に伝達する自動変速機の流体圧回路に配置され、前記第1駆動源の回転駆動力で駆動されて前記自動変速機の構成要素に接続される第1流体路にリザーバから吸込口を介して吸込まれた作動流体を加圧して得た流体圧を吐出口から吐出する第1流体圧ポンプと、前記第1流体路に配置され、前記第1流体圧ポンプから吐出される流体圧を第1入力ポートから入力してボディ内に移動自在に収容されたスプールに刻設されたランドによって形成される通路を経由して第1出力ポートから出力して前記自動変速機の構成要素に供給すると共に、前記第1入力ポートから入力される前記流体圧のうちの前記ランドと前記ボディの間隙を通ってリークするリーク分を第2出力ポートから排出する第1流体圧制御バルブと、前記流体圧回路に配置され、前記車両に搭載される、前記第1駆動源と異なる第2駆動源の回転駆動力で駆動されて前記第1流体圧制御バルブに接続される第2流体路に前記リザーバから吸込口を介して吸込まれた前記作動流体を加圧して得た流体圧を吐出口から吐出する第2流体圧ポンプとを備えた変速機の流体圧供給装置において、前記リザーバと前記第1流体圧ポンプの前記吸込口とを接続する第1吸込流路と、前記リザーバと前記第2流体圧ポンプの前記吸込口とを接続する第2吸込流路とをさらに備え、前記第1吸込流路および前記第2吸込流路は互いに独立して前記リザーバに接続され、前記第1流体圧制御バルブの第2出力ポートを第3流体路を介して前記第1吸込流路と前記第2吸込流路のうち前記第2吸込流路にのみ接続する如く構成した
請求項に係る変速機の流体圧供給装置にあっては、前記自動変速機がプーリと動力伝達要素とからなる無段変速機であると共に、前記流体圧回路の前記第1流体路に接続される前記自動変速機の構成要素が前記無段変速機のプーリである如く構成した。
請求項に係る変速機の流体圧供給装置にあっては、前記流体圧回路が積層される複数個の部材にそれぞれ穿設される凹部から形成されると共に、前記複数個の部材が前記車両に搭載されるとき、前記第3流体路を構成する凹部は、前記複数個の部材のうちの重力方向において上位側の部材に穿設される如く構成した。
本発明にあっては、車両に搭載される第1駆動源の回転駆動力で駆動されて自動変速機の構成要素に接続される第1流体路にリザーバから吸込口を介して吸込まれた作動流体を加圧して得た流体圧を吐出口から吐出する第1流体圧ポンプと、第1流体路に配置され、第1流体圧ポンプから吐出される流体圧を第1入力ポートから入力してボディ内に移動自在に収容されたスプールに刻設されたランドによって形成される通路を経由して第1出力ポートから出力して自動変速機の構成要素に供給すると共に、第1入力ポートから入力される流体圧のうちのランドとボディの間隙を通ってリークするリーク分を第2出力ポートから排出する第1流体圧制御バルブと、第1駆動源と異なる第2駆動源の回転駆動力で駆動されて第1流体圧制御バルブに接続される第2流体路に流体圧を吐出口から吐出する第2流体圧ポンプとを備えた変速機の流体圧供給装置において、リザーバと前記第1流体圧ポンプの吸込口とを接続する第1吸込流路と、リザーバと第2流体圧ポンプの吸込口とを接続する第2吸込流路とをさらに備え、第1吸込流路および第2吸込流路は互いに独立して前記リザーバに接続され、第1流体圧制御バルブの第2出力ポートを第3流体路を介して第1吸込流路と第2吸込流路のうち第2吸込流路にのみ接続する如く構成したので、第2流体圧ポンプの吸込口には第3流体路を介して第1流体圧制御バルブの第2出力ポート、即ち、自動変速機の構成要素に供給されるべき第1流体圧ポンプの流体圧、換言すれば比較的高圧の流体圧が供給されることとなり、よって吸込口において作動流体の量を十分に確保することができ、第2流体圧ポンプの作動流体の自吸性を向上させることができる。また、専用の流体圧制御バルブなども必要としないため、構成も簡易となる。
動変速機がプーリと動力伝達要素とからなる無段変速機であると共に、流体圧回路の第1流体路に接続される自動変速機の構成要素が無段変速機のプーリである如く構成すれば、第2流体圧ポンプの吸込口には第3流体路を介してプーリを動作させるに足りる高圧の流体圧が供給されることとなり、よって第2流体圧ポンプの作動流体の自吸性を一層向上させることができる。
体圧回路が積層される複数個の部材にそれぞれ穿設される凹部から形成されると共に、複数個の部材が車両に搭載されるとき、第3流体路を構成する凹部は、複数個の部材のうちの重力方向において上位側の部材に穿設される如く構成すれば、第3流体路を構成する凹部が重力方向において上位側の部材に穿設されることで第2流体圧ポンプの吸込口と第3流体路との高低差が小さくなって、第2流体圧ポンプの作動流体の自吸性を一層向上させることができる。
この発明の実施例に係る変速機の流体圧供給装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す装置の油圧(流体圧)供給機構の部分断面図である。 図2に示す油圧供給機構に形成される油圧回路を部分的に示す回路図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係る変速機の流体圧供給装置を実施するための形態を説明する。
図1は、この発明の実施例に係る変速機の流体圧供給装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10はエンジン(内燃機関(駆動源))を示す。エンジン10は駆動輪(車輪)12を備えた車両14に搭載される(車両14は駆動輪12などで部分的に示す)。
エンジン10の吸気系に配置されたスロットルバルブ(図示せず)は車両運転席床面に配置されるアクセルペダル18との機械的な接続が絶たれて電動モータなどのアクチュエータからなるDBW(Drive By Wire)機構16に接続され、DBW機構16で開閉される。
スロットルバルブで調量された吸気はインテークマニホルド(図示せず)を通って流れ、各気筒の吸気ポート付近でインジェクタ20から噴射された燃料と混合して混合気を形成し、吸気バルブ(図示せず)が開弁されたとき、当該気筒の燃焼室(図示せず)に流入する。燃焼室において混合気は点火されて燃焼し、ピストンを駆動してクランクシャフト22を回転させた後、排気となってエンジン10の外部に放出される。
クランクシャフト22の回転は、トルクコンバータ24を介して無段変速機(Continuously Variable Transmission。以下「CVT」という)26に入力される。
即ち、クランクシャフト22はトルクコンバータ24のポンプ・インペラ24aに接続されると共に、それに対向配置されて作動流体(作動油)を収受するタービン・ランナ24bはメインシャフト(入力軸)MSに接続される。トルクコンバータ24はロックアップクラッチ24cを備え、それが係合されるとき、ポンプ・インペラ24aとタービン・ランナ24bは直結される。尚、この実施例において作動流体として作動油(より正確には作動液)を用いる。
CVT26はメインシャフトMS、より正確にはその外周側シャフトに配置されたドライブプーリ26aと、メインシャフトMSに平行なカウンタシャフト(出力軸)CS、より正確にはその外周側シャフトに配置されたドリブンプーリ26bと、その間に掛け回される無端可撓部材からなる動力伝達要素、例えば金属製のベルト26cからなる。
ドライブプーリ26aは、メインシャフトMSの外周側シャフトに相対回転不能で軸方向移動不能に配置された固定プーリ半体26a1と、メインシャフトMSの外周側シャフトに相対回転不能で固定プーリ半体26a1に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半体26a2からなる。
ドリブンプーリ26bは、カウンタシャフトCSの外周側シャフトに相対回転不能で軸方向移動不能に配置された固定プーリ半体26b1と、カウンタシャフトCSに相対回転不能で固定プーリ半体26b1に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半体26b2からなる。
CVT26は前後進切換機構28を介してエンジン10に接続される。前後進切換機構28は、車両14の前進方向への走行を可能にする前進クラッチ28aと、後進方向への走行を可能にする後進ブレーキクラッチ28bと、その間に配置されるプラネタリギヤ機構28cからなる。CVT26はエンジン10に前進クラッチ28aを介して接続される。
プラネタリギヤ機構28cにおいて、サンギヤ28c1はメインシャフトMSに固定されると共に、リングギヤ28c2は前進クラッチ28aを介してドライブプーリ26aの固定プーリ半体26a1に固定される。
サンギヤ28c1とリングギヤ28c2の間には、ピニオン28c3が配置される。ピニオン28c3は、キャリア28c4でサンギヤ28c1に連結される。キャリア28c4は、後進ブレーキクラッチ28bが作動させられると、それによって固定(ロック)される。
カウンタシャフトCSの回転はギヤを介してセカンダリシャフト(中間軸)SSから駆動輪12に伝えられる。即ち、カウンタシャフトCSの回転はギヤ30a,30bを介してセカンダリシャフトSSに伝えられ、その回転はギヤ30cを介してディファレンシャル32からドライブシャフト(駆動軸)34を介して左右の駆動輪(右側のみ示す)12に伝えられる。
駆動輪(前輪)12と従動輪(後輪。図示せず)からなる4個の車輪の付近にはディスクブレーキ36が配置されると共に、車両運転席床面にはブレーキペダル40が配置される。
前後進切換機構28において前進クラッチ28aと後進ブレーキクラッチ28bの切換は、車両運転席に設けられたレンジセレクタ44を運転者が操作して例えばP,R,N,D,S,Lなどのレンジのいずれかを選択することで行われる。運転者のレンジセレクタ44の操作によるレンジ選択は油圧(流体圧)供給機構46(後述)のマニュアルバルブに伝えられる。
レンジセレクタ44を介して例えばD,S,Lレンジが選択されると、それに応じてマニュアルバルブのスプールが移動し、後進ブレーキクラッチ28bのピストン室から作動油あるいは油圧(作動流体あるいは流体圧)が排出される一方、前進クラッチ28aのピストン室に油圧が供給されて前進クラッチ28aが係合される。
前進クラッチ28aが係合されると、全ギヤがメインシャフトMSと一体に回転し、ドライブプーリ26aはメインシャフトMSと同方向(前進方向)に駆動され、よって車両14は前進方向に走行する。
Rレンジが選択されると、前進クラッチ28aのピストン室から作動油が排出される一方、後進ブレーキクラッチ28bのピストン室に油圧が供給されて後進ブレーキクラッチ28bが作動する。従ってキャリア28c4が固定されてリングギヤ28c2はサンギヤ28c1とは逆方向に駆動され、ドライブプーリ26aはメインシャフトMSとは逆方向(後進方向)に駆動され、車両14は後進方向に走行する。
PあるいはNレンジが選択されると、両方のピストン室から作動油が排出されて前進クラッチ28aと後進ブレーキクラッチ28bが共に解放され、前後進切換機構28を介しての動力伝達が断たれ、エンジン10とCVT26のドライブプーリ26aとの間の動力伝達が遮断される。
図2は油圧供給機構46の部分断面図である。図示の如く、油圧供給機構46は、積層される3個(複数個)の部材、即ち、ベースボディ461、メインボディ462、セカンダリボディ463からなる。
油圧供給機構46は、車両に搭載されるとき、それらの部材461,462,463が矢印Aで示す如く、重力方向において上位側からセカンダリボディ463、メインボディ462、ベースボディ461の順となるように配置される。ベースボディ461の下部にはリザーバ(オイルパン)46aが接続される。
図示の如く、油圧供給機構46のベースボディ461、メインボディ462、セカンダリボディ463には多くの孔、溝などの凹部が穿設され、そこには例えば前記したマニュアルバルブ46bなどのバルブや後述する電磁ソレノイドバルブなどが配置されると共に、作動油(作動流体)の流通路として機能する。
即ち、油圧供給機構46のベースボディ461、メインボディ462、セカンダリボディ463に穿設された凹部から油圧回路が形成される。尚、この明細書で「凹部」は孔、穴、溝などの全ての非平坦部を示す意味で使用する
図3はその油圧回路を部分的に示す回路図である。
図示の如く、油圧回路には油圧ポンプ(送油ポンプ)46cが配置される。油圧ポンプ46cはギヤポンプからなり、車両14に搭載されるエンジン(E)10の回転駆動力によって駆動され、リザーバ46aから吸込口46c1を介して吸込まれた作動油(作動流体)を加圧して吐出口46c2から吐出してPH制御バルブ46dに圧送する。
PH制御バルブ46dは圧送された吐出圧(油圧)を車両14の走行状態に応じて調整し、PH圧(ライン圧。高圧制御油圧)を生成して油路(流体路)46e(第1流体路)に吐出する。図3でPH圧など高圧の作動油が供給される油路を太い実線で示す。
油路46eは一方ではCVT26のドライブ/ドリブンプーリ26a,26b(自動変速機の構成要素)の可動プーリ半体26a2,26b2のシリンダ室26a21,26b21に接続されると共に、他方では分岐油路46fを介してCRバルブ46gに接続される。
CRバルブ46gは分岐油路46fから供給されたPH圧を減圧してCR圧(低圧制御油圧)を生成する。CRバルブ46gが生成したCR圧はMODバルブ46iに送られる。MODバルブ46iはCR圧をさらに減圧したMOD圧を生成して油路46jに出力する。図3でCR圧あるいはMOD圧が供給される油路をハッチングで示す。
CVT26への油圧供給を説明すると、油路46eには第1調圧バルブ(第1流体圧制御バルブ)46lと第2調圧バルブ(第1流体圧制御バルブ)46mが介挿される。第1、第2調圧バルブ46l、46mのボディ46l1,46m1の内部にはスプール46l2、46m2が移動自在に収容される。スプール46l2,46m2は一端側(図で右端)でスプリングによって他端側に付勢される。尚、この明細書で第1流体圧制御バルブは第1調圧バルブ46lと第2調圧バルブ46mのいずれかを意味する。
第1、第2調圧バルブ46l,46mはスプール46l2,46m2の一端側で流体路46n,46oを介して第1、第2電磁ソレノイドバルブ(リニアソレノイドバルブ)46p,46qに接続される。第1、第2電磁ソレノイドバルブ46p,46qはCRバルブ46gの出力端と第1、第2調圧バルブ46l,46mを接続する油路(第2流体路)46rに介挿される。
第1、第2電磁ソレノイドバルブ46p,46qにおいてその内部にそれぞれ収容されるスプールは通電量に応じた距離だけ変位し、CR圧を調整してDRC圧あるいはDNC圧を出力する。
出力されたDRC圧あるいはDNC圧は第1、第2調圧バルブ46l,46mのスプール46l2,46m2の一端側に供給されてスプール46l2,46m2を変位させ、それによってPH圧を調圧して得た(油路46eから供給される)油圧は第1入力ポート46l3,46m3から入力され、スプール46l2,46m2に刻設されたランド46l4,46m4によって形成される通路を経由して第1出力ポート46l5,46m5から出力され、さらに油路46t,46uを介して可動プーリ半体26a2,26b2のシリンダ室26a21,26b21に供給される。
このように油路46t,46uを介してドライブ/ドリブンプーリ26a,26bの可動プーリ半体26a2,26b2のシリンダ室26a21,26b21に供給されるPH圧は第1、第2電磁ソレノイドバルブ46p,46qへの通電量が制御され、それによってドライブ/ドリブンプーリ26a,26bの側圧が増減されてCVT26の変速比が制御される。
次いでトルクコンバータ24のロックアップクラッチ24cへの油圧供給について説明する。尚、ロックアップクラッチ24cとそこまでの油路およびそこに介挿されるバルブなどの図示は省略する。
CRバルブ46gの出力端は油路46vを介して第3電磁ソレノイドバルブ(リニアソレノイドバルブ)46wに接続されると共に、それから油路46xを介して切換バルブ(シフト・インヒビタバルブ)46yに接続され、さらにそれから油路46zを介してLC制御バルブ(図示せず)に接続される。
MODバルブ46iの出力端は油路46jを通じて切換バルブ46yに接続され、切換バルブ46yは油路46aaを介してLCシフトバルブ(図示せず)に接続され、LCシフトバルブのスプールの一端にMOD圧を作用させて押圧する。
他方、MODバルブ46iの出力端はLCオン・オフ制御用電磁ソレノイドバルブ(オンオフソレノイドバルブ)46bbに接続され、その出力は油路46ccを介してLCシフトバルブのスプールの他端に作用させられ、スプールをMOD圧に抗して反対側に押圧する。
LCシフトバルブはTC制御バルブ(図示せず)に接続される。TC制御バルブはPH制御バルブ46dから油路46ddを介してPH圧を減圧したLC圧を供給されてLCシフトバルブに供給する。LCシフトバルブは、油路46aa,46ccの油圧で決定されるスプール位置で調整される開度に応じた油圧をTC制御バルブから受け、ロックアップクラッチ24cのシリンダ室に供給する。
尚、CVT26のプーリ側に設けられた第1、第2調圧バルブ46l,46mにおいて、第1入力ポート46l3,46m3から入力されるPH圧のうちのランド46l4,46m4とボディ46l1,46m1の間隙を通ってリークするリーク分は、第2出力ポート46l6,46m6から油路46vvを介して排出される。油路46vvは途中で油路46ddに接続されると共に、途中で分岐油路46wwを介して切換バルブ46yに接続される。
切換バルブ46yの内部には移動自在なスプール46y1が収容され、第3電磁ソレノイドバルブ46wからLCC油圧が供給されるとき、スプール46y1は図示の開放位置にあって、入力された油圧をLC制御バルブに出力させる。
LC制御バルブのスプールはそれに応じて変位し、そのスプール位置で決定される油圧をLCシフトバルブに供給する。LCシフトバルブにおいてスプールはそれに応じて移動し、解放(オフ)時にはロックアップクラッチ24cのシリンダ室から油圧を排出させる一方、係合(オン)時には油圧を供給(あるいは一部排出)させる。
このように、LCオン・オフ制御用電磁ソレノイドバルブ46bbの通電を制御することで、油路46ccを介してLCシフトバルブのスプール位置が調整され、油圧の供給・遮断が調整されてロックアップクラッチ24cの解放(オフ)/係合(オン)が制御される。
次いで、前後進切換機構28への油圧供給を説明すると、CRバルブ46gの出力端は油路46ggを介して第4電磁ソレノイドバルブ(リニアソレノイドバルブ)46hhに接続されると共に、それから油路46iiを介して切換バルブ46yに接続され、さらにそれから油路46jjを介してマニュアルバルブ46bに接続される。
マニュアルバルブ46bのスプールは運転者のレンジセレクタ44の操作によるレンジ選択に応じて移動し、そのマニュアルバルブ46bの選択位置に応じて油路46kkを介して前進クラッチ28aのシリンダ室28a1に接続され、あるいは油路46llを介して後進ブレーキクラッチ28bのシリンダ室28b1に接続され、それによって前進クラッチ28aあるいは後進ブレーキクラッチ28bが係合される。
尚、切換バルブ46yは、システムダウンが生じて第1から第4電磁ソレノイドバルブ46p,46q,46wおよびLCオン・オフ制御用電磁ソレノイドバルブ46bbへの通電量が零となった場合、車両14が円滑に走行を継続できるように、CVT26の変速比をOD側に変更し、トルクコンバータ24のロックアップクラッチ24cを解放(オフ)すると共に、前後進切換機構28の前進クラッチ28a/後進ブレーキクラッチ28bへの油圧供給が継続されるように動作するが、その点はこの発明の要旨と直接の関連を有しないので、説明を省略する。
さらに、油圧供給機構46には電動油圧ポンプ(Electric Oil Pump。第2流体圧ポンプ)46mmが配置される。
電動油圧ポンプ46mmも油圧ポンプ46cと同様にギヤポンプからなり、車両14に搭載される、エンジン(第1駆動源)10と異なる駆動源である電動モータ(第2駆動源。図1で図示省略)74の回転駆動力で駆動されて油路46nnにリザーバ46aから吸込口46mm1を介して吸込まれた作動油を加圧して得た油圧を吐出口46mm2から吐出する。
油路46nnはCRバルブ46gから出力されるCR圧の供給路(油路(第2流体路)46r)に接続されることから、第1、第2調圧バルブ46l,46mに接続される油路(第2流体路)46rでもある。
電動油圧ポンプ46mmの吸込口46mm1はチェックバルブ46ppを介して油路46qqによってリザーバ46aに接続されると共に、吐出口46mm2はチェックバルブ46rrを介して油路46nnに接続される。電動油圧ポンプ46mmの吐出口46mm2と吸込口46mm1の間にはリリーフバルブ46ttが配置される。
この実施例において特徴的なことは、第1、第2調圧バルブ46l,46mの第2出力ポート46l6,46m6を、油路(第3流体路。図3で点々で示す)46vv,46ww,46xxを介して、電動油圧ポンプ46mmの吸込口46mm1に接続する如く構成したことにある。
即ち、第1、第2調圧バルブ46l,46mにおいて第1入力ポート46l3,46m3から入力されるPH圧のうちのリーク分は第2出力ポート46l6,46m6から油路46vv,46wwを介して切換バルブ46yに接続されると共に、切換バルブ46yから油路46xxを介して電動油圧ポンプ46mmの吸込口46mm1にリザーバ46aとチェックバルブ46ppの間で接続される。
図1の説明に戻ると、エンジン10のカム軸(図示せず)付近などの適宜位置にはクランク角センサ50が設けられ、ピストンの所定クランク角度位置ごとにエンジン回転数NEを示す信号を出力すると共に、吸気系においてスロットルバルブの下流の適宜位置には絶対圧センサ52が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負荷)PBAに比例した信号を出力する。
DBW機構16のアクチュエータにはスロットル開度センサ54が設けられ、アクチュエータの回転量を通じてスロットルバルブの開度THに比例した信号を出力する。
アクセルペダル18の付近にはアクセル開度センサ18aが設けられて運転者のアクセルペダル操作量に相当するアクセル開度APに比例する信号を出力すると共に、ブレーキペダル40の付近にはブレーキスイッチ40aが設けられて運転者のブレーキペダル40の操作に応じてオン信号を出力する。
上記したクランク角センサ50などの出力は、エンジンコントローラ60に送られる。エンジンコントローラ60はCPU,ROM,RAM,I/Oなどからなるマイクロコンピュータを備え、それらセンサ出力に基づいて目標スロットル開度を決定してDBW機構16の動作を制御すると共に、燃料噴射量を決定してインジェクタ20を駆動する。
メインシャフトMSにはNTセンサ(回転数センサ)62が設けられ、メインシャフトMSの回転数NT(変速機入力軸回転数と前進クラッチ28aの入力軸回転数)を示すパルス信号を出力する。
CVT26のドライブプーリ26aの付近の適宜位置にはNDRセンサ(回転数センサ)64が設けられてドライブプーリ26aの回転数NDR(前進クラッチ28aの出力軸回転数)に応じたパルス信号を出力する。
ドリブンプーリ26bの付近の適宜位置にはNDNセンサ(回転数センサ)66が設けられてドリブンプーリ26bの回転数NDN(変速機出力軸回転数)を示すパルス信号を出力する。
またセカンダリシャフトSSのギヤ30bの付近にはVセンサ(回転数センサ)70が設けられてセカンダリシャフトSSの回転数と回転方向を示すパルス信号を出力すると共に、駆動輪12と従動輪(図示せず)からなる4個の車輪の付近にはそれぞれ車輪速センサ72が設けられ、車輪の回転速度を示す車輪速に比例するパルス信号を出力する。レンジセレクタ44の付近にはレンジセレクタスイッチ44aが設けられ、運転者によって選択されたR,N,Dなどのレンジに応じた信号を出力する。
上記したNTセンサ70などの出力は、図示しないその他のセンサの出力も含め、シフトコントローラ70に送られる。シフトコントローラ70もCPU,ROM,RAM,I/Oなどからなるマイクロコンピュータを備えると共に、エンジンコントローラ60と通信自在に構成される。
シフトコントローラ70は、それら検出値に基づき、流体圧供給機構46の電磁ソレノイドバルブ46p,46q,46wなどを励磁・非励磁して前後進切換機構28とCVT26とトルクコンバータ24の動作を制御すると共に、流体圧供給機構46の電動モータ74に通電して電動油圧ポンプ46mmの動作を制御する。
図2に戻って油圧供給機構46を再度説明すると、図3で説明した油路(第3流体路)46vv,46ww,46xx、より具体的にはそのうちの油路46xxを構成する凹部464は、3個の部材のうちの重力方向において上位側の部材であるセカンダリボディ463で電動油圧ポンプ46mmの吸込口46mm1に接続されるように穿設される。
即ち、図3回路図において電動油圧ポンプ46mmの吸込口46mm1は油路46qqでリザーバ46aに接続されるが、図2断面図において油路46qqは最下位のベースボディ461の下部のリザーバ46aから重力方向において上方に延び、メインボディ462とセカンダリボディ463を貫通して側方(図2で右方)に屈曲して電動油圧ポンプ46mmの吸込口46mm1に至る。
図2に示す如く、その油路46qqの末尾に油路46xxが側方から合流するように凹部464が穿設される。即ち、図3回路図の油路46xxは、図2に示す油圧供給機構46においてセカンダリボディ463で油路46qqに接続されるように構成される。
上記した如く、この実施例にあっては、車両14に搭載される第1駆動源(エンジン)10の回転駆動力を変速して車輪(駆動輪)12に伝達する自動変速機(CVT)26の(油圧供給機構46の)流体圧回路(油圧回路)に配置され、前記第1駆動源の回転駆動力で駆動されて前記自動変速機の構成要素に接続される第1流体路(油路46e)にリザーバ46aから吸込口46c1を介して吸込まれた作動流体(作動油)を加圧して得た流体圧(油圧)を吐出口46c2から吐出する第1流体圧ポンプ(油圧ポンプ)46cと、前記第1流体路に配置され、前記第1流体圧ポンプから吐出される流体圧を第1入力ポート46l3,46m3から入力してボディ46l1,46m1内に移動自在に収容されたスプール46l2,46m2に刻設されたランド46l4,46m4によって形成される通路を経由して第1出力ポート46l5,46m5から出力して前記自動変速機の構成要素(ドライブ/ドリブンプーリ26a,26b)に供給すると共に、前記第1入力ポートから入力される前記流体圧のうちの前記ランドと前記ボディの間隙を通ってリークするリーク分を第2出力ポート46l6,46m6から排出する第1流体圧制御バルブ(第1、第2調圧バルブ)46l,46mと、前記流体圧回路に配置され、前記車両に搭載される、前記第1駆動源と異なる第2駆動源(電動モータ)74の回転駆動力で駆動されて前記第1流体圧制御バルブに接続される第2流体路(油路46r)に前記リザーバから吸込口46mm1を介して吸込まれた前記作動流体を加圧して得た流体圧を吐出口46mm2から吐出する第2流体圧ポンプ(電動油圧ポンプ)46mmとを備えた変速機の流体圧供給装置において、前記リザーバと前記第1流体圧ポンプ46cの前記吸込口46c1とを接続する第1吸込流路と、前記リザーバと前記第2流体圧ポンプ46mmの前記吸込口46mm1とを接続する第2吸込流路(油路46qq)とをさらに備え、前記第1吸込流路および前記第2吸込流路は互いに独立して前記リザーバに接続され、前記第1流体圧制御バルブの第2出力ポート46l6,46m6を第3流体路(油路46vv,46ww,46xx)を介して前記第1吸込流路と前記第2吸込流路のうち前記第2吸込流路にのみ接続する如く構成したので、第2流体圧ポンプ(電動油圧ポンプ)46mmの吸込口46mm1には第3流体路(油路46vv,46ww,46xx)を介して第1流体圧制御バルブ(第1、第2調圧バルブ)46l,46mの第2出力ポート46l6,46m6、即ち、自動変速機の構成要素に供給されるべき第1流体圧ポンプ(油圧ポンプ)46cの流体圧、換言すれば比較的高圧の流体圧(PH圧)が供給されることとなり、よって吸込口において作動流体の量を十分に確保することができ、第2流体圧ポンプ(電動油圧ポンプ)46mmの作動油(作動流体)の自吸性を向上させることができる。また、専用の流体圧制御バルブなども必要としないため、構成も簡易となる。
また、前記自動変速機がプーリ26a,26bと動力伝達要素(ベルト)26cとからなる無段変速機(CVT)26であると共に、前記流体圧回路の前記第1流体路に接続される前記自動変速機の構成要素が前記無段変速機のプーリ26a,26bである如く構成したので、第2流体圧ポンプ(電動油圧ポンプ)46mmの吸込口46mm1には第3流体路を介してプーリ26a,26bを動作させるに足りる高圧の流体圧が供給されることとなり、よって電動油圧ポンプ(第2流体圧ポンプ)46mmの作動油(作動流体)の自吸性を一層向上させることができる。
また、前記流体圧回路が積層される複数個の部材(セカンダリボディ463,メインボディ462、ベースボディ461)にそれぞれ穿設される凹部464から形成されると共に、前記複数個の部材が前記車両に搭載されるとき、前記第3流体路46vv,46ww,46xx、より具体的にはそのうちの油路46xxを構成する凹部464は、前記複数個の部材のうちの重力方向において上位側の部材、即ち、セカンダリボディ463に穿設される如く構成したので、上記した効果に加え、第3流体路を構成する凹部464が重力方向において上位側の部材に穿設されることで電動油圧ポンプ(第2流体圧ポンプ)46mmの吸込口46mm1と油路46xxとの高低差が小さくなって、電動油圧ポンプ(第2流体圧ポンプ)46mmの作動油(作動流体)の自吸性を一層向上させることができる。
尚、上記において駆動源としてエンジン(内燃機関)を開示したが、電動モータあるいはエンジンと電動モータのハイブリッドであっても良い。
また自動変速機の構成要素としてプーリを開示したが、トルクコンバータや前進クラッチなどであっても良い。さらには自動変速機もCVTに限られるものではなく、有段変速機であっても良い。
また、作動流体として作動油(より正確には作動液)を開示したが、それに限られるものではなく、同種の機能を有する流体であれば、どのようなものであっても良い。
10 エンジン(内燃機関。第1駆動源)、12 駆動輪(車輪)、14 車両、16 DBW機構、24 トルクコンバータ、26 自動変速機(CVT)、26a,26b ドライブ/ドリブンプーリ(自動変速機の構成要素)、28 前後進切換機構、28a 前進クラッチ、28b 後進ブレーキクラッチ、34 ドライブシャフト(駆動軸)、46 油圧供給機構(流体圧供給機構)、46a リザーバ、46c 油圧ポンプ(第1流体圧ポンプ)、46l,46m 第1、第2調圧バルブ(第1流体圧制御バルブ)、46e 油路(第1流体路)、46r 油路(第2流体路)、46mm 電動油圧ポンプ(第2流体ポンプ)、46vv,46ww,46xx 油路(第3流体路)、70 シフトコントローラ、74 電動モータ(第2駆動源)

Claims (3)

  1. 車両に搭載される第1駆動源の回転駆動力を変速して車輪に伝達する自動変速機の流体圧回路に配置され、前記第1駆動源の回転駆動力で駆動されて前記自動変速機の構成要素に接続される第1流体路にリザーバから吸込口を介して吸込まれた作動流体を加圧して得た流体圧を吐出口から吐出する第1流体圧ポンプと、前記第1流体路に配置され、前記第1流体圧ポンプから吐出される流体圧を第1入力ポートから入力してボディ内に移動自在に収容されたスプールに刻設されたランドによって形成される通路を経由して第1出力ポートから出力して前記自動変速機の構成要素に供給すると共に、前記第1入力ポートから入力される前記流体圧のうちの前記ランドと前記ボディの間隙を通ってリークするリーク分を第2出力ポートから排出する第1流体圧制御バルブと、前記流体圧回路に配置され、前記車両に搭載される、前記第1駆動源と異なる第2駆動源の回転駆動力で駆動されて前記第1流体圧制御バルブに接続される第2流体路に前記リザーバから吸込口を介して吸込まれた前記作動流体を加圧して得た流体圧を吐出口から吐出する第2流体圧ポンプとを備えた変速機の流体圧供給装置において、前記リザーバと前記第1流体圧ポンプの前記吸込口とを接続する第1吸込流路と、前記リザーバと前記第2流体圧ポンプの前記吸込口とを接続する第2吸込流路とをさらに備え、前記第1吸込流路および前記第2吸込流路は互いに独立して前記リザーバに接続され、前記第1流体圧制御バルブの第2出力ポートを第3流体路を介して前記第1吸込流路と前記第2吸込流路のうち前記第2吸込流路にのみ接続したことを特徴とする変速機の流体圧供給装置。
  2. 前記自動変速機がプーリと動力伝達要素とからなる無段変速機であると共に、前記流体圧回路の前記第1流体路に接続される前記自動変速機の構成要素が前記無段変速機のプーリであることを特徴とする請求項1記載の変速機の流体圧供給装置。
  3. 前記流体圧回路が積層される複数個の部材にそれぞれ穿設される凹部から形成されると共に、前記複数個の部材が前記車両に搭載されるとき、前記第3流体路を構成する凹部は、前記複数個の部材のうちの重力方向において上位側の部材に穿設されることを特徴とする請求項1または2記載の変速機の流体圧供給装置。
JP2012014288A 2012-01-26 2012-01-26 変速機の流体圧供給装置 Expired - Fee Related JP6000557B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012014288A JP6000557B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 変速機の流体圧供給装置
CN201210551579.1A CN103225690B (zh) 2012-01-26 2012-12-18 变速器的流体压力供给装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012014288A JP6000557B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 変速機の流体圧供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013155756A JP2013155756A (ja) 2013-08-15
JP6000557B2 true JP6000557B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=48836256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012014288A Expired - Fee Related JP6000557B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 変速機の流体圧供給装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6000557B2 (ja)
CN (1) CN103225690B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5890811B2 (ja) * 2013-08-30 2016-03-22 本田技研工業株式会社 流体圧制御装置
WO2017033888A1 (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 日本電産トーソク株式会社 車載油圧供給装置
JPWO2017146260A1 (ja) * 2016-02-25 2018-09-27 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 バルブ部品、及びバルブ部品の製造方法
JP2019120305A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置
CN111120643A (zh) * 2018-10-29 2020-05-08 上海汽车集团股份有限公司 无级变速器的液压系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3602137C1 (de) * 1986-01-24 1987-07-02 Ford Werke Ag Steuerventilsystem fuer ein stufenlos regelbares Kegelscheiben-Umschlingungsgetriebe,insbesondere fuer Kraftfahrzeuge
IT1251671B (it) * 1990-10-20 1995-05-19 Luk Lamellen Und Kapplungsbau Unita' di comando per una trasmissione, in particolare per autoveicoli
JP2004316832A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の油圧制御装置
JP4182896B2 (ja) * 2004-02-20 2008-11-19 トヨタ自動車株式会社 ポンプ装置及びその吐出流量制御装置
JP4327756B2 (ja) * 2005-03-22 2009-09-09 トヨタ自動車株式会社 油圧回路装置及びそれを用いたハイブリッド駆動装置
DE102008040815A1 (de) * 2008-07-29 2010-02-04 Zf Friedrichshafen Ag Getriebe eines Antriebsstrangs
JP2010096304A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Toyota Motor Corp 車両用変速機の油圧制御装置
JP5041249B2 (ja) * 2008-12-16 2012-10-03 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用駆動装置
JP2010286052A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の油圧回路
JP5191971B2 (ja) * 2009-10-06 2013-05-08 ジヤトコ株式会社 車両のオイルポンプ制御装置
TWI444550B (zh) * 2010-06-08 2014-07-11 Ind Tech Res Inst 複合動力系統無段變速器之液壓控制裝置之控制方法與系統

Also Published As

Publication number Publication date
CN103225690A (zh) 2013-07-31
CN103225690B (zh) 2015-12-02
JP2013155756A (ja) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6084991B2 (ja) 自動変速機の油圧供給装置
US8857382B2 (en) Hydraulic control apparatus for continuously variable transmission
JP6203887B2 (ja) 車両の制御装置
JP6000557B2 (ja) 変速機の流体圧供給装置
WO2015049938A1 (ja) 車両の制御装置
JP6260495B2 (ja) 車両用駆動装置の制御装置
JP5791986B2 (ja) 車両の制御装置
JP5952955B2 (ja) 無段変速機の制御装置
CN104675544B (zh) 内燃机的旋转控制装置
JP5852554B2 (ja) 自動変速機の油圧供給装置
JP6055016B2 (ja) 車両の制御装置
JP6113550B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP6177571B2 (ja) 油圧供給装置
JP2013024249A (ja) 車両の制御装置
JP5718751B2 (ja) 車両の制御装置
JP6203888B2 (ja) 車両の制御装置
JP6190759B2 (ja) 車両の制御装置
JP5525006B2 (ja) 車両の制御装置
JP6038755B2 (ja) ロックアップクラッチの制御装置
JP2011127707A (ja) 油圧制御装置
JP4744498B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP5836142B2 (ja) 車両用動力伝達系の制御装置
JP2021116874A (ja) 動力伝達装置
JP2013155782A (ja) 車両用動力伝達系の制御装置
JP2012246959A (ja) 車両用変速機の油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6000557

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees