JP6000354B2 - 軸流排気タービン - Google Patents
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Description
本発明は、翼列を通過した蒸気がタービン軸方向に排出される軸流排気タービンに係り、特に、翼列が配置された蒸気通路からドレンを排出する機構を備えた軸流排気タービンに関する。
蒸気タービンの低圧段翼列では、湿り蒸気中で発生したドレン(水滴)に起因する性能の劣化(湿り損失)や、このドレンがタービン部位に衝突するドレンアタックに起因するエロージョンが問題視されている。そのため、湿り蒸気中のドレンをタービンの蒸気通路から排出する機構を備えた蒸気タービンが考案されている。例えば、特許文献1には、静翼が保持される外輪に周方向に沿ってスリットを設けた構成が開示されており、これにより、蒸気中のドレンがスリットから蒸気通路外へ排出されるようになっている。
ここで、低圧室の下方に復水器が設けられた下向き排気タービンでは、低圧室の最終段動翼を出た蒸気はフローガイドに導かれて下方に流れ、復水器に吸引される。そのため、例えば特許文献1記載のスリットによって蒸気通路から回収されたドレンは、低圧車室に取り付けられた翼台にドレン排出用の貫通穴を設けるだけで、貫通穴の入口と出口との圧力差によりドレンが復水器に導かれる。
一方、復水式の蒸気タービンとして、翼列を通過した蒸気をタービン軸方向に排出する軸流排気タービンも知られている。軸流排気タービンは、排気損失(排気による圧損)を低く抑えることができるので、エネルギー効率を高く維持することが可能で、さらに復水器をタービン下部に設置する必要がないことからレイアウトの面でも利点がある。一般に、軸流排気タービンは、動翼及び静翼が複数配列された翼列を囲む車室の翼列出口側、すなわちタービン軸方向下流側に排気室が設けられている。通常、排気室のさらに軸方向下流側には復水器が設けられ、排気室と復水器が連通している。
このような軸流排気タービンでは、復水器が軸方向に排気室と並んで配置されるため、蒸気通路からどのようにしてドレンを排出するのかが問題になる。
このような軸流排気タービンでは、復水器が軸方向に排気室と並んで配置されるため、蒸気通路からどのようにしてドレンを排出するのかが問題になる。
そこで、特許文献2には、軸流排気タービンに適用したドレン抜き装置として、最終段静翼が支持される翼台に設けられたドレン穴と、ドレン穴に連通するポケットとを有し、ポケットと排気室とを複数の配管で連通した構成が開示されている。この装置によれば、蒸気通路中のドレンは、復水器に接続された排気室の負圧に吸引されて、ドレン穴、ポケット及び複数の配管を通って排気室に導かれ、そのまま排気とともに復水器に至るようになっている。
しかしながら、軸流排気タービンにおいては従来のドレン回収機構を用いても蒸気通路から全てのドレンを回収することは難しく、一部のドレンが排気室に蒸気通路に残存することがある。そのため、最終段の直ぐ後流に位置する排気室壁面はドレンの衝突によってエロージョンが生じるおそれがある。通常、排気室は一体的に形成されるので、排気室が損傷した場合、排気室全体を取り換える必要がある。そのため、エロージョン損傷による補修作業は大掛かりとなり、コストも嵩んでしまう。
また、特許文献2のように静翼のドレン流路と排気室とを配管で接続すると、配管が車室外部へ張り出してタービン全体の体格が大きくなってしまう。したがって、タービンの設置スペースを広く確保できる大きい建屋が必要となり、コスト増大の要因となる。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態は、上述の事情に鑑みて、蒸気通路からドレンを円滑に排出可能で、且つエロージョン発生時における補修コストの低減及び省スペース化を図ることができる軸流排気タービンを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る軸流排気タービンは、動翼及び静翼が配列される蒸気通路と、前記蒸気通路の下流側に設けられ、前記蒸気通路からの蒸気をタービン軸方向に沿って排出する排気室と、前記蒸気通路及び前記排気室を内部に有する車室と、前記車室の内周側に設けられ、前記排気室に面する内側隔壁とを備え、前記車室と前記内側隔壁との間に、前記蒸気通路から回収されたドレンが通過可能なドレン流路が形成されている。なお、内側隔壁は、排気室の全体に亘って設けられてもよいし、排気室に対して部分的に設けられてもよい。
上記軸流排気タービンによれば、車室の内周側に排気室に面する内側隔壁を設けているので、蒸気中に含まれるドレンは車室内壁面ではなくその内側に配置される内側隔壁に衝突することとなる。そのためエロージョンによる損傷は内側隔壁にとどまり、車室自体の損傷を防ぐことができる。したがって、補修に際して車室全てを交換する必要がなくなり、内側隔壁のみを取り換えればいいので補修作業が容易となり、補修にかかるコストも安価に抑えることができる。
また、車室と内側隔壁との間に形成される空間をドレン流路として用いるようにしているので、蒸気通路から回収されたドレンを円滑に排出可能である。さらに特許文献2のようにドレンを導く配管を車室外部に設ける必要がないためタービンの省スペース化が図れ、レイアウトの自由度も向上させることができる。
また、車室と内側隔壁との間に形成される空間をドレン流路として用いるようにしているので、蒸気通路から回収されたドレンを円滑に排出可能である。さらに特許文献2のようにドレンを導く配管を車室外部に設ける必要がないためタービンの省スペース化が図れ、レイアウトの自由度も向上させることができる。
一実施形態において、軸流排気タービンは、前記車室から内周側に張り出す複数の支持部をさらに備え、前記内側隔壁は、前記複数の支持部を介して前記車室に支持されていてもよい。
このように、車室から内周側に張り出す複数の支持部を介して内側隔壁を車室に支持することで、内側隔壁を車室に安定して支持可能である。
このように、車室から内周側に張り出す複数の支持部を介して内側隔壁を車室に支持することで、内側隔壁を車室に安定して支持可能である。
一実施形態において、前記ドレンは、隣接する前記支持部を構成する支持棒の間を通過して前記ドレン流路に導かれるようにしてもよい。
これにより、蒸気通路から回収されたドレンをドレン流路に導く通路を新たに設ける必要がなくなり、装置構成の簡素化が図れる。
これにより、蒸気通路から回収されたドレンをドレン流路に導く通路を新たに設ける必要がなくなり、装置構成の簡素化が図れる。
一実施形態において、軸流排気タービンは、前記車室から内周側に張り出すとともに、前記ドレンが通過可能な開口が設けられた環状部材をさらに備え、前記内側隔壁は、前記環状部材を介して前記車室に支持されていてもよい。
上記軸流排気タービンによれば、内側隔壁は環状部材を介して車室に対して周方向全周に亘って支持されているので、内側隔壁の車室へのより安定した固定が可能となる。また、環状部材にはドレンが通過可能な開口が設けられているので、上記通路から回収されたドレンを円滑にドレン流路に導くことができる。
上記軸流排気タービンによれば、内側隔壁は環状部材を介して車室に対して周方向全周に亘って支持されているので、内側隔壁の車室へのより安定した固定が可能となる。また、環状部材にはドレンが通過可能な開口が設けられているので、上記通路から回収されたドレンを円滑にドレン流路に導くことができる。
一実施形態において、前記車室側の部材及び前記内側隔壁側の部材の一方に、前記タービン軸方向に段差を有する嵌合溝が設けられ、前記車室側の部材及び前記内側隔壁側の部材の他方に、前記嵌合溝に嵌合する突出部が設けられ、前記嵌合溝及び前記突出部が嵌合していてもよい。
上記軸流排気タービンでは、車室側の部材及び内側隔壁側の部材の一方に設けられた嵌合溝と、他方に設けられた突出部とが嵌合するようになっている。このとき、嵌合溝は、タービン軸方向に段差を有しているので、嵌合溝と突出部とを嵌合させることによって、内側隔壁の車室に対する相対的なタービン軸方向における移動を阻止することができる。
上記軸流排気タービンでは、車室側の部材及び内側隔壁側の部材の一方に設けられた嵌合溝と、他方に設けられた突出部とが嵌合するようになっている。このとき、嵌合溝は、タービン軸方向に段差を有しているので、嵌合溝と突出部とを嵌合させることによって、内側隔壁の車室に対する相対的なタービン軸方向における移動を阻止することができる。
一実施形態において、前記車室は、水平分割面において分割可能な上半車室と下半車室とを含み、前記内側隔壁は、水平分割面において分割可能な上半隔壁と下半隔壁とを含み、前記水平分割面において、前記上半車室側の部材と前記上半隔壁とにまたがって形成された第1キー溝と、前記下半車室側の部材と前記下半隔壁とにまたがって形成された第2キー溝とに、それぞれ、第1キー及び第2キーが嵌合していてもよい。
上記軸流排気タービンによれば、上半車室側の部材と上半隔壁とにまたがって形成される第1キー溝と、下半車室側の部材と下半隔壁とにまたがって形成される第2キー溝とを設け、これら第1キー溝及び第2キー溝にそれぞれ第1キー、第2キーを嵌合させることによって、上半隔壁及び下半隔壁の周方向の移動を阻止することを可能としている。
上記軸流排気タービンによれば、上半車室側の部材と上半隔壁とにまたがって形成される第1キー溝と、下半車室側の部材と下半隔壁とにまたがって形成される第2キー溝とを設け、これら第1キー溝及び第2キー溝にそれぞれ第1キー、第2キーを嵌合させることによって、上半隔壁及び下半隔壁の周方向の移動を阻止することを可能としている。
一実施形態において、前記第1キーは前記上半車室側の部材に締結され、前記第1キーによって前記上半隔壁の荷重を支持するようにしてもよい。
これにより、第1キーを介して上半隔壁を上半車室側の部材で支えて、上半隔壁の落下を防止できる。
これにより、第1キーを介して上半隔壁を上半車室側の部材で支えて、上半隔壁の落下を防止できる。
一実施形態において、前記第1キー溝は、上流側の前記上半隔壁と前記上半車室側部材とにまたがって配置される上流側第1キー溝と、下流側の前記上半隔壁と前記上半車室側部材とにまたがって配置される下流側第1キー溝より形成され、前記上流側第1キー溝に上流側第1キーが嵌合し、前記下流側第1キー溝に下流側第1キーが嵌合し、
前記第2キー溝は、上流側の前記下半隔壁と前記下半車室側部材とにまたがって配置される上流側第2キー溝と、下流側の前記下半隔壁と前記下半車室側部材とにまたがって配置される下流側第2キー溝より形成され、前記上流側第2キー溝に上流側第2キーが嵌合し、前記下流側第2キー溝に下流側第2キーが嵌合していてもよい。
これにより、内側隔壁が車室に対して、より確実に固定され、長期にわたりタービンの安定した運転が可能になる。
前記第2キー溝は、上流側の前記下半隔壁と前記下半車室側部材とにまたがって配置される上流側第2キー溝と、下流側の前記下半隔壁と前記下半車室側部材とにまたがって配置される下流側第2キー溝より形成され、前記上流側第2キー溝に上流側第2キーが嵌合し、前記下流側第2キー溝に下流側第2キーが嵌合していてもよい。
これにより、内側隔壁が車室に対して、より確実に固定され、長期にわたりタービンの安定した運転が可能になる。
一実施形態において、前記内側隔壁は、少なくとも前記タービン軸方向に垂直な面に沿って2つ以上のセグメントに分割されていてもよい。例えば、前記内側隔壁は、タービン軸方向に垂直な面で2分割されていてもよい。
これにより、損傷を受け易い方のセグメント(上流側内側隔壁)の交換が容易になる。
これにより、損傷を受け易い方のセグメント(上流側内側隔壁)の交換が容易になる。
一実施形態において、前記内側隔壁の前記セグメントのうち、上流側に配置された上流側内側隔壁は、軸方向下流側から前記第1支持構造に着脱自在に取り付けられていてもよい。
これにより、車室側に上流側内側隔壁を取付ける場合に要する支持部材を、排気室内に設ける必要がなく、排気室内の蒸気流を乱すおそれがない。
これにより、車室側に上流側内側隔壁を取付ける場合に要する支持部材を、排気室内に設ける必要がなく、排気室内の蒸気流を乱すおそれがない。
一実施形態において、前記内側隔壁の前記セグメントのうち、前記上流側内側隔壁に対して、前記蒸気通路の下流側に配置された下流側内側隔壁は、前記車室から内周側に張り出す第2支持構造を介して前記車室に支持されていてもよい。
これにより、上流側内側隔壁とは切り離して、下流側内側隔壁を単独で車室に取り付けたり取り外したりすることができるので、メンテナンスが容易になる。
これにより、上流側内側隔壁とは切り離して、下流側内側隔壁を単独で車室に取り付けたり取り外したりすることができるので、メンテナンスが容易になる。
一実施形態において、前記上流側内側隔壁は、偏心構造を備えた2つの部材を含む位置決め部材を備えていてもよい。
これにより、上流側内側隔壁の車室に対する位置決めが容易になり、上流側内側隔壁の正確な真円度が得られ、内側隔壁と動翼との間のクリアランス調整が容易になる。
これにより、上流側内側隔壁の車室に対する位置決めが容易になり、上流側内側隔壁の正確な真円度が得られ、内側隔壁と動翼との間のクリアランス調整が容易になる。
一実施形態において、前記第2支持構造は、前記下流側内側隔壁を径方向に関して位置決め可能な調整板を備えていてもよい。
これにより、下流側内側隔壁の車室に対する径方向の位置調整が可能となり、排気室内を流れる蒸気流の乱れを低減できる。
これにより、下流側内側隔壁の車室に対する径方向の位置調整が可能となり、排気室内を流れる蒸気流の乱れを低減できる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、車室の内周側に排気室に面する内側隔壁を設けているので、エロージョンによる車室自体の損傷を防ぐことができ、補修に際して車室全てを交換する必要がない。さらに、内側隔壁のみを取り換えればいいので、補修作業が容易となり、補修にかかるコストも安価に抑えることができる。
また、車室と内側隔壁との間に形成される空間をドレン流路として用いるようにしているので、蒸気通路から回収されたドレンを円滑に排出可能で、さらにタービンの省スペース化が図れ、レイアウトの自由度も向上させることができる。
また、車室と内側隔壁との間に形成される空間をドレン流路として用いるようにしているので、蒸気通路から回収されたドレンを円滑に排出可能で、さらにタービンの省スペース化が図れ、レイアウトの自由度も向上させることができる。
以下、添付図面に従って本発明の第一実施形態および第二実施形態について説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
なお、以下の説明において、上流側とは、動翼12側から排気室8側に向かって蒸気Sが流れる場合の動翼側(図1の紙面上で左側)を言い、下流側とは、排気室側(図1の紙面上で右側)を言う。また、タービン軸方向とは、図1に示すタービン軸Lが配置された方向(排気室上流側から下流側に蒸気Sが流れる方向)を示し、径方向とはタービン軸方向に対して垂直な方向をいい、周方向とはタービン軸L廻りに回転する方向を言う。
なお、以下の説明において、上流側とは、動翼12側から排気室8側に向かって蒸気Sが流れる場合の動翼側(図1の紙面上で左側)を言い、下流側とは、排気室側(図1の紙面上で右側)を言う。また、タービン軸方向とは、図1に示すタービン軸Lが配置された方向(排気室上流側から下流側に蒸気Sが流れる方向)を示し、径方向とはタービン軸方向に対して垂直な方向をいい、周方向とはタービン軸L廻りに回転する方向を言う。
〔第一実施形態〕
図1は第一実施形態に係る軸流排気タービンの全体構成を示す断面図で、図2は図1に示す軸流排気タービンのA−A線断面図で、図3は図1に示す軸流排気タービンのB−B線断面図で、図4は軸流排気タービンの内側隔壁周辺を示す要部断面図である。なお、図4は、図1と同一の断面(鉛直方向断面)の図を示している。
図1に示すように、軸流排気タービン1は、ロータ2と、ロータ2の周囲に配置される翼列4と、翼列4を通る蒸気通路6と、蒸気通路6の下流側に設けられる排気室8と、蒸気通路6及び排気室8を内部に有する車室10とを有する。
図1は第一実施形態に係る軸流排気タービンの全体構成を示す断面図で、図2は図1に示す軸流排気タービンのA−A線断面図で、図3は図1に示す軸流排気タービンのB−B線断面図で、図4は軸流排気タービンの内側隔壁周辺を示す要部断面図である。なお、図4は、図1と同一の断面(鉛直方向断面)の図を示している。
図1に示すように、軸流排気タービン1は、ロータ2と、ロータ2の周囲に配置される翼列4と、翼列4を通る蒸気通路6と、蒸気通路6の下流側に設けられる排気室8と、蒸気通路6及び排気室8を内部に有する車室10とを有する。
ロータ2は、車室10に対して回転自在に支持されている。ロータ2のディスク3の外周面には複数の動翼12が設けられており、この複数の動翼12に対向するように複数の静翼14がロータ2の周りに設けられて、翼列4が形成されている。動翼12は、ディスク3の外周面から外方に向けて放射状に多数設けられるとともに、タービン軸方向Lに沿って間隔を空けて複数段取り付けられている。静翼14は、外側シュラウド16(翼根リングともいう)及び内側シュラウド18によってその両端側が車室10に支持されて放射状に多数設けられるとともに、タービン軸方向Lに沿って間隔を空けて複数段取り付けられている。さらに、翼列4を通る空間、すなわち動翼12と静翼14とが対向する空間は、蒸気Sが図1の矢印方向に流れる蒸気通路6となっている。
排気室8は、蒸気通路6の下流側に設けられ、蒸気通路6からの蒸気Sをタービン軸方向Lに沿って排出するための空間である。排気室8のタービン軸方向Lの下流側には、復水器(不図示)が設けられ、排気室8を通過した蒸気Sは復水器に導入される。通常、復水器は、真空引きされることによって負圧に維持されている。
車室10は、蒸気通路6及び排気室8を形成するように設けられている。図2に示す例では、車室10は、水平分割面11において上下に分割された上半車室10Aおよび下半車室10Bを有し、これらがフランジ10A1,10B1によって互いに締結されることによって略密閉空間を形成している。なお、図2及び図3では翼列4やロータ2等のタービン内部部材は省略している。
さらに、車室10は、上半車室10A及び下半車室10Bの少なくとも一方の排気室8を形成する部位が、タービン軸方向Lに直交する面において他の部位と分割されていてもよい。一実施形態として、図1及び図4には、車室10がタービン軸方向Lの下流側に向けて拡径した形状を有し、少なくとも上半車室10Aがタービン軸方向Lに分割された構成を示している。この構成では、車室10が、タービン軸方向Lに直交する鉛直分割面24にて、蒸気通路6を形成する第1ケーシング20と、排気室8を形成する第2ケーシング22とに分割されている。そして、第1ケーシング20及び第2ケーシング22の分割面24側の端面同士が当接され、ボルト25によって第1ケーシング20及び第2ケーシング22が締結されている。また、車室10は、分割面24よりタービン軸方向Lの下流側にて、排気室8を形成する第2ケーシング22と、復水器側の第3ケーシング(不図示)とにさらに分割されていてもよい。これにより、第2ケーシング22の上半車室10Aが取り外し自在となり、メンテナンス等を目的としてケーシング内部に容易にアクセス可能となっている。なお、車室10は、蒸気通路6及び排気室8を形成する部位が一体的に構成されていてもよい。
上述の構成を有する軸流排気タービン1では、蒸気通路6に導入された蒸気Sは、蒸気通路6を通過する際に膨張して速度が増加し、ロータ2を回転させた後、排気室8に流入する。ここで、蒸気通路6の通過時、蒸気Sの温度及び圧力は降下して蒸気Sは湿り蒸気となり、ドレンが発生する。これにより、低圧段翼列の動翼12や排気室8入口側の壁面等のタービン部位がエロージョン損傷する可能性がある。そのため、本実施形態では、ドレン排出及びエロージョン損傷防止を目的として、次に説明するようなドレン排出機構を設けている。
図1乃至図4に示すように、軸流排気タービン1は、車室10(10A,10B)の内周側に設けられ、排気室8に面する内側隔壁30(30A,30B)と、車室10と内側隔壁30との間に形成されるドレン流路34とをさらに備えている。
一実施形態では、内側隔壁30は、翼列4の出口側、すなわち最終段動翼12aの近傍から排気室8にかけて設けられている。このとき、内側隔壁30は、排気室8の全体に亘って設けられてもよいし、排気室8に対して部分的に設けられてもよい。但し、内側隔壁30が排気室8に対して部分的に設けられる場合には、該隔壁30がドレン流路34としても機能するように、少なくとも排気室8の入口側に設けられることが好ましい。また、内側隔壁30は、タービン軸方向Lの下流側に向かって拡径した形状を有していてもよい。なお、内側隔壁30の補強を目的として、内側隔壁30の外周面に、タービン軸方向Lに沿って形成されるリブ32を周方向に複数設けてもよい。
一実施形態では、内側隔壁30は、翼列4の出口側、すなわち最終段動翼12aの近傍から排気室8にかけて設けられている。このとき、内側隔壁30は、排気室8の全体に亘って設けられてもよいし、排気室8に対して部分的に設けられてもよい。但し、内側隔壁30が排気室8に対して部分的に設けられる場合には、該隔壁30がドレン流路34としても機能するように、少なくとも排気室8の入口側に設けられることが好ましい。また、内側隔壁30は、タービン軸方向Lの下流側に向かって拡径した形状を有していてもよい。なお、内側隔壁30の補強を目的として、内側隔壁30の外周面に、タービン軸方向Lに沿って形成されるリブ32を周方向に複数設けてもよい。
ドレン流路34には、蒸気通路6で回収されたドレンが導入される。なお、蒸気通路6には、該通路6内の蒸気を回収してドレン流路34に導く蒸気回収部が設けられてもよい。図4に蒸気回収部の一例を示している。この例では、蒸気回収部として、最終段動翼12aの蒸気流入端外周側にスリット60を設けている。そして、外側シュラウド16の内壁に集積したドレンは、蒸気の流れにより下流側に流動して、スリット60から蒸気通路6外方に排出され、スリット60に連通したドレン流路34に導入されるようになっている。また、蒸気回収部として、最終段静翼14aの外側シュラウド16内にドレン穴62を設ける構成としてもよい。最終段翼列近傍で発生したドレンは、ドレン穴62を通って該穴62の外方に形成された環状通路64に導かれ、環状通路64から該通路64に連通するドレン流路34に導入されるようになっている。そして、蒸気回収部からドレン流路34に導入されたドレンはドレン流路34を通過し、排気室8の後流側に排出される。
本実施形態によれば、車室10の内周側に排気室8に面する内側隔壁30を設けているので、エロージョンによる車室10自体の損傷を防ぐことができ、補修に際して車室10全てを交換する必要がない。さらに、内側隔壁30のみを取り換えればいいので、補修作業が容易となり、補修にかかるコストも安価に抑えることができる。
また、車室10と内側隔壁30との間に形成される空間をドレン流路34として用いるようにしているので、蒸気通路6から回収されたドレンを円滑に排出可能で、さらにタービンの省スペース化が図れ、レイアウトの自由度も向上させることができる。
また、車室10と内側隔壁30との間に形成される空間をドレン流路34として用いるようにしているので、蒸気通路6から回収されたドレンを円滑に排出可能で、さらにタービンの省スペース化が図れ、レイアウトの自由度も向上させることができる。
図2乃至図7を参照して、内側隔壁30の支持構造について詳細に説明する。なお、図5は軸流排気タービンの上流側支持構造を示す図2のC部拡大図で、図6は図5の上流側支持構造をD方向から見た図で、図7は図6の上流側支持構造に対応した下流側支持構造の図である。
本実施形態に係る軸流排気タービン1は、内側隔壁30を車室10側に支持させる上流側支持構造40(40A,40B),下流側支持構造50(50A,50B)をさらに備えていてもよい。上流側支持構造40はタービン軸方向Lの上流側に配置され、下流側支持構造50は上流側支持構造40より下流側に配置される。
本実施形態に係る軸流排気タービン1は、内側隔壁30を車室10側に支持させる上流側支持構造40(40A,40B),下流側支持構造50(50A,50B)をさらに備えていてもよい。上流側支持構造40はタービン軸方向Lの上流側に配置され、下流側支持構造50は上流側支持構造40より下流側に配置される。
図2に示す本実施形態では、上流側支持構造40(40A,40B)は、車室10(10A,10B)から内周側に張り出す複数の支持棒41を有しており、これらの複数の支持部を構成する支持棒41を介して内側隔壁30(30A,30B)が車室10に支持されるようになっている。支持棒41は、車室10と内側隔壁30との間に、放射状に複数設けられている。隣接する支持棒41の間にはドレンが通過可能なように間隙36が設けられていてもよい。
図3に示す本実施形態では、下流側支持構造50(50A,50B)は、車室10(10A,10B)から内周側に張り出す複数の支持棒51を有しており、これらの複数の支持棒51を介して内側隔壁30(30A,30B)が車室10に支持されるようになっている。支持棒51は、車室10と内側隔壁30との間に、放射状に複数設けられている。隣接する支持棒51の間にはドレンが通過可能なように間隙38が設けられていてもよい。
上記構成により、蒸気通路6から回収されたドレンをドレン流路34に導く通路を新たに設ける必要がなくなり、装置構成の簡素化が図れる。
図3に示す本実施形態では、下流側支持構造50(50A,50B)は、車室10(10A,10B)から内周側に張り出す複数の支持棒51を有しており、これらの複数の支持棒51を介して内側隔壁30(30A,30B)が車室10に支持されるようになっている。支持棒51は、車室10と内側隔壁30との間に、放射状に複数設けられている。隣接する支持棒51の間にはドレンが通過可能なように間隙38が設けられていてもよい。
上記構成により、蒸気通路6から回収されたドレンをドレン流路34に導く通路を新たに設ける必要がなくなり、装置構成の簡素化が図れる。
また、図1乃至図3に示すように、内側隔壁30は、車室10に対して着脱自在に支持されていてもよい。内側隔壁30が着脱自在な軸流排気タービン1の一実施形態として、具体的に以下の構成を有する。
車室10は、上述したように、水平分割面11において上半車室10Aと下半車室10Bとに分割されている。同様に内側隔壁30も、水平分割面31において上半隔壁30Aと下半隔壁30Bとに分割されている。
車室10は、上述したように、水平分割面11において上半車室10Aと下半車室10Bとに分割されている。同様に内側隔壁30も、水平分割面31において上半隔壁30Aと下半隔壁30Bとに分割されている。
ここから、説明を簡略化するために、図2乃至図6に示す上半車室10A及び上半隔壁30Aについて詳細に説明する。
図2及び図4に示すように、上流側支持構造40Aにおいて、支持棒41の隔壁側端部には、上半車室10Aに対応した半環状の車室側支持部材42Aが取り付けられている。一方、上半隔壁30Aの外周側には、上半隔壁30Aに対応した半環状の隔壁側支持部材45Aが取り付けられている。そして、図5及び図6に示すように、車室側支持部材42A及び隔壁側支持部材45Aとにまたがって上流側第1キー溝44Aが形成されている。上流側第1キー溝44Aには上流側第1キー48Aが嵌合し、ボルト49Aによって車室側支持部材42Aに締結されている。これにより、上半隔壁30Aは上半車室10Aに支持される。なお、図5において一点鎖線で示す部位は下半の上流側支持構造40Bを示している。
図2及び図4に示すように、上流側支持構造40Aにおいて、支持棒41の隔壁側端部には、上半車室10Aに対応した半環状の車室側支持部材42Aが取り付けられている。一方、上半隔壁30Aの外周側には、上半隔壁30Aに対応した半環状の隔壁側支持部材45Aが取り付けられている。そして、図5及び図6に示すように、車室側支持部材42A及び隔壁側支持部材45Aとにまたがって上流側第1キー溝44Aが形成されている。上流側第1キー溝44Aには上流側第1キー48Aが嵌合し、ボルト49Aによって車室側支持部材42Aに締結されている。これにより、上半隔壁30Aは上半車室10Aに支持される。なお、図5において一点鎖線で示す部位は下半の上流側支持構造40Bを示している。
図3及び図4に示すように、下流側支持構造50Aにおいて、支持棒51の隔壁側端部には、上半車室10Aに対応した半環状の車室側支持部材52Aが取り付けられている。一方、上半隔壁30Aの外周側には、上半隔壁30Aに対応した半環状の隔壁側支持部材55Aが取り付けられている。そして、図7に示すように、上流側支持構造40Aと同様に、車室側支持部材52A及び隔壁側支持部材55Aとにまたがって第1キー溝54Aが形成され、下流側第1キー溝54Aに下流側第1キー58Aが嵌合している。また、ボルト59Aによって下流側第1キー58Aが車室側支持部材52Aに締結されることによって、上半隔壁30Aは上半車室10Aに支持される。なお、上半側においては、第1キー48A,58Aによって上半隔壁30Aの荷重も支持される。
図2に示すように、下半側の上流側支持構造40Bにおいても、上記した上半側と同様に、車室側支持部材42B及び隔壁側支持部材45Bとにまたがって上流側第2キー溝44Bが形成され、上流側第2キー溝44Bに上流側第2キー48Bが嵌合している。また、ボルト49B(図5参照)によって上流側第2キー48Bが車室側支持部材42Bに締結されることによって、下半隔壁30Bが下半車室10Bに支持される。
さらに、図3に示すように、下半側の下流側支持構造50Bにおいても、上記した上半側と同様に、車室側支持部材52B及び隔壁側支持部材55Bとにまたがって下流側第2キー溝54Bが形成され、下流側第2キー溝54Bに下流側第2キー58Bが嵌合している。また、ボルト59Bによって下流側第2キー58Bが車室側支持部材52Bに締結されることによって、下半隔壁30Bが下半車室10Bに支持される。
さらに、図3に示すように、下半側の下流側支持構造50Bにおいても、上記した上半側と同様に、車室側支持部材52B及び隔壁側支持部材55Bとにまたがって下流側第2キー溝54Bが形成され、下流側第2キー溝54Bに下流側第2キー58Bが嵌合している。また、ボルト59Bによって下流側第2キー58Bが車室側支持部材52Bに締結されることによって、下半隔壁30Bが下半車室10Bに支持される。
上述の構成によれば、上半車室10A及び下半車室10Bを分離し、第1キー48A,58Aを第1キー溝44A,54Aから抜くとともに、第2キー48B,58Bを第2キー溝44B,54Bから抜くことによって、上半隔壁30A及び下半隔壁30Bをそれぞれ上半車室10A及び下半車室10Bから容易に取り外すことが可能となる。また、上半車室10A及び下半車室10Bを分離した状態で、第1キー48A,58A及び第2キー48B,58Bを第1キー溝44A,54A及び第2キー溝44B,54Bにそれぞれ嵌合させてボルト締結した後、上半車室10Aと下半車室10Bとをボルト締結することによって、上半隔壁30A及び下半隔壁30Bをそれぞれ上半車室10A及び下半車室10Bに容易に取り付けることが可能となる。
また、上記軸流排気タービン1によれば、第1キー溝44A,54A及び第2キー溝44B,54Bに第1キー48A,58A及び第2キー48B,58Bをそれぞれ嵌合させることによって、上半隔壁30A及び下半隔壁30Bの周方向の移動を阻止することを可能としている。
さらに、タービン軸方向Lの上流側及び下流側において、第1キー溝44A,54A及び第2キー溝44B,54Bと第1キー48A,58A及び第2キー48B,58Bとを用いて、上半隔壁30A及び下半隔壁30Bを上半車室10A及び下半車室10Bに支持させる構成としたので、内側隔壁に対して車室がより確実に固定され、長期にわたりタービンの安定した運転が可能になる。
また、上記軸流排気タービン1によれば、第1キー溝44A,54A及び第2キー溝44B,54Bに第1キー48A,58A及び第2キー48B,58Bをそれぞれ嵌合させることによって、上半隔壁30A及び下半隔壁30Bの周方向の移動を阻止することを可能としている。
さらに、タービン軸方向Lの上流側及び下流側において、第1キー溝44A,54A及び第2キー溝44B,54Bと第1キー48A,58A及び第2キー48B,58Bとを用いて、上半隔壁30A及び下半隔壁30Bを上半車室10A及び下半車室10Bに支持させる構成としたので、内側隔壁に対して車室がより確実に固定され、長期にわたりタービンの安定した運転が可能になる。
さらに、図4に示すように、上流側支持構造40Aにおいて、上半側の車室側支持部材42Aに、タービン軸方向Lに段差を有する嵌合溝43Aを設けるとともに、上半側の隔壁側支持部材45Aに、嵌合溝43Aに嵌合する突出部46Aを設けて、嵌合溝43Aと突出部46Aとを嵌合させるようにしてもよい。嵌合溝43A及び突出部46Aは、例えば半環状に形成される。
同様に、下半側の上流側支持構造40Bにおいても、車室側支持部材42B及び隔壁側支持部材45Bに嵌合溝53A及び突出部56Aを設けてもよい。また、タービン軸方向Lの下流側の下流側支持構造50A,50Bにも同様の構成を採用してもよい。
このように、嵌合溝43A,53Aと突出部46A,56Aとを嵌合させることによって、内側隔壁30の車室10に対する相対的なタービン軸方向Lにおける移動を阻止することができる。
同様に、下半側の上流側支持構造40Bにおいても、車室側支持部材42B及び隔壁側支持部材45Bに嵌合溝53A及び突出部56Aを設けてもよい。また、タービン軸方向Lの下流側の下流側支持構造50A,50Bにも同様の構成を採用してもよい。
このように、嵌合溝43A,53Aと突出部46A,56Aとを嵌合させることによって、内側隔壁30の車室10に対する相対的なタービン軸方向Lにおける移動を阻止することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第一実施形態とは異なる内側隔壁を備えた軸流排気タービンについて、以下に第二実施形態として説明する。本実施形態は、内側隔壁の構造が異なることを除き、他の構造は第一実施形態と同一である。
図8は第二実施形態に係る軸流排気タービンの全体構成を示す断面図で、図9は本実施形態に係る軸流排気タービンの内側隔壁周辺を示す要部断面図である。図10は、図9に示す上流側内側隔壁の位置決め構造を示すE部拡大図で、図11は図10に示すF−F線正面図である。
なお、第一実施形態と同一の構造、部品等は、同一の名称、符号を用い、詳細な説明は省略する。なお、第一実施形態と同様に、本実施形態においても、車室10 は、上述したように、水平分割面11 において上半車室10Aと下半車室1 0Bとに分割されている。従って、以下に説明する各構成、部品等に付す符号は、上半車室の場合は、数字の後に「A」を付し、下半車室の場合は数字の後に「B」を付して区分する。これを付さず数字の符号のみで説明する場合は、上半車室についての説明とし、下半車室も同様と考える。
次に、第一実施形態とは異なる内側隔壁を備えた軸流排気タービンについて、以下に第二実施形態として説明する。本実施形態は、内側隔壁の構造が異なることを除き、他の構造は第一実施形態と同一である。
図8は第二実施形態に係る軸流排気タービンの全体構成を示す断面図で、図9は本実施形態に係る軸流排気タービンの内側隔壁周辺を示す要部断面図である。図10は、図9に示す上流側内側隔壁の位置決め構造を示すE部拡大図で、図11は図10に示すF−F線正面図である。
なお、第一実施形態と同一の構造、部品等は、同一の名称、符号を用い、詳細な説明は省略する。なお、第一実施形態と同様に、本実施形態においても、車室10 は、上述したように、水平分割面11 において上半車室10Aと下半車室1 0Bとに分割されている。従って、以下に説明する各構成、部品等に付す符号は、上半車室の場合は、数字の後に「A」を付し、下半車室の場合は数字の後に「B」を付して区分する。これを付さず数字の符号のみで説明する場合は、上半車室についての説明とし、下半車室も同様と考える。
図8および図9において、内側隔壁100が軸方向に直交する面で2つのセグメント(上流側内側隔壁110及び下流側内側隔壁120)に分割されている点が、第一実施形態と異なっている。すなわち、内側隔壁100は、排気室8の入口側に設けられた上流側内側隔壁110と、その直近下流側に設けられた下流側内側隔壁120で形成されている。蒸気通路6から排出される蒸気ドレンのアタックにより損傷を受けるのは、主として、排気室8の入口部分で、隔壁側支持部材142廻りの上流側内側隔壁110である。それに対して、隔壁側支持部材142より下流側部分は損傷がほとんど生じない。そこで、排気室8の入口部は、エロージョン等に耐える耐食材を用い、且つ着脱が可能な構造としている。すなわち、排気室8の入口部の内側隔壁100を軸方向に直交する面で2分割して、排気室8の入口側に設けられた上流側内側隔壁110とその直近下流側に設けられた下流側内側隔壁120で形成する。上流側内側隔壁110および下流側内側隔壁120ともに着脱できる構造としている。ドレンアタックで損傷する上流側内側隔壁110は、耐食材料が用いられる。その下流側の下流側内側隔壁120は、損傷は軽微であるため、一般鉄製材料を用いている。内側隔壁100を上流側内側隔壁110と下流側内側隔壁120に分割して着脱可能な構造としている理由は、上流側内側隔壁110の交換を容易にするためである。メンテナンスで交換するのは、上流側内側隔壁110であり、下流側内側隔壁120は、交換せずそのまま流用できる。
また、上流側内側隔壁110の下流側に配置された下流側内側隔壁120は、タービン軸L廻りに環状に配置されている。下流側内側隔壁120の径方向外側の外周面の上流側端部および下流側端部には、補強板121が周方向に環状に配置され、下流側内側隔壁120の剛性を高めている。
更に、下流側内側隔壁120の下流側には、車室の一部を形成する内側ケーシング101が、第1実施形態で説明した構造と同様に、支持棒102を介して車室10Aの内壁に溶接等で固定されている。内側ケーシング101は、第2ケーシング22(車室10A)の径方向の内側に配置され、タービン軸L廻りに排気室8の一部を形成するように配置される。第2ケーシング22と内側ケーシング101で囲まれた環状隙間は、上流側に配置された第2ケーシング22と内側隔壁100により囲まれ、環状に形成されるドレン流路34に連通している。環状隙間は、ドレン流路の一部を形成し、蒸気通路6で回収されたドレンを排気室8の下流側に排出する通路の役目を果たしている。
次に、上流側内側隔壁110の支持構造を説明する。図9に示すように、上流側内側隔壁110は、車室10Aの内側に固定された上流側支持構造140(第1支持構造)を介して車室10Aに支持されている。上流側支持構造140は、第一実施形態と同様に、支持棒141と、その内側に配置され、タービン軸L廻りに環状に配置された隔壁側支持部材142とを含む。上流側内側隔壁110は、周方向に見た断面がL字状の環状部材であり、少なくとも水平分割面31で周方向に2分割されている。上流側内側隔壁110は、隔壁側支持部材142の径方向内側の内周面および下流側側面に接して、タービン軸L方向の下流側から隔壁側支持部材142に固定されている。
図10に示すように、上流側内側隔壁110は、周方向から見た場合、断面がL字状で、排気室8側に面するガイド部111とガイド部111から径方向外側に鍔状に突出するサポート部112とが一体に形成された部材である。ガイド部111は、径方向の外周面で隔壁側支持部材142の内周面に接している。サポート部112は、ガイド部111の下流側に配置され、ガイド部111から径方向の外側に向かって立設する軸方向に対して環状に形成された部材である。
上流側内側隔壁110は、図9に示すように、タービン軸方向の下流側から隔壁側支持部材142にボルト143で螺合され、固定される。そのため、上流側内側隔壁110のサポート部112には、ボルト143が挿通可能なボルト穴が開口され、隔壁側支持部材142のサポート部112に接する下流側側面には、雌ねじ穴が形成されている(図示せず)。
但し、上流側内側隔壁110は、必要な真円度を維持して、動翼12との間のクリアランスが一定となるように調整して、取付けることが好ましい。そのため、上記上流側内側隔壁110を固定するボルトのうち、複数個所(上流側内側隔壁の一つの分割片について、少なくとも2個以上)については、ボルトに代えて、位置決め機能を備えた内側隔壁位置決め部材150で上流側内側隔壁110を固定している。以下では、内側隔壁位置決め部材150について説明する。
内側隔壁位置決め部材150は、隔壁側支持部材142に対して上流側内側隔壁110の周方向の位置決めをして、上流側内側隔壁110の真円度を維持し、動翼12と上流側内側隔壁110の内周面との間のクリアランスを調整するための構造部材である。
図10に示すように、上流側内側隔壁110を軸方向下流側から隔壁側支持部材142に固定するため、上流側内側隔壁110のサポート部112に、内側隔壁位置決め部材150(後述するブッシュ151)が挿通可能な複数の貫通穴113が軸方向に穿孔されている。また、隔壁側支持部材142のサポート部112に接する下流側側面には、内側隔壁位置決め部材150(後述する偏心ピンの先端部152b)が嵌合可能な複数の先端部穴142aが、軸方向に穿孔されている。上流側内側隔壁110は、内側隔壁位置決め部材150をサポート部112の貫通穴113および隔壁側支持部材142の先端部穴142aに嵌挿することにより、隔壁側支持部材142に軸方向の下流側から固定される。
内側隔壁位置決め部材150は、図10および図11に示すように、ブッシュ151および偏心ピン152から構成される。ブッシュ151は、円筒状の部材であり、偏心ピン152が嵌挿されるピン穴151aを有する。偏心ピン152は円柱状の部材であり、大径の本体部153と本体部153より小径の先端部154からなる。偏心ピン152の頭部には、偏心ピン152を回動可能とするための把持部155が設けられている。ブッシュ151に形成されたピン穴151aは、偏心ピン152の本体部のみが嵌挿可能な内径を有し、偏心ピン151の先端部154は、隔壁側支持部材142の下流側側面に形成された先端部穴142aに嵌挿される。
偏心ピン152は、先端部154の中心P1と本体部153の中心P2が、偏心ピン152の径方向に長さXだけ偏心して形成され、本体部153と先端部154が一体化されて一つの偏心ピン152が形成されている。また、偏心ピン152の把持部155の中心は、本体部153の中心P2と一致するのが好ましい。同様に、ブッシュ151は、ブッシュ151の内側に形成されたピン穴151aの中心P2とブッシュ151の中心P3とがブッシュ151の径方向に長さYだけ偏心して形成されている。ブッシュ151のタービン軸方向の下流側から見た外表面には、ブッシュを貫通穴の廻りに回転可能になるように、少なくとも2個の調整穴151bが設けられている。
すなわち、ブッシュ151に開口したピン穴151aの中心P2は、ブッシュ151の中心P3から長さYだけ偏心し、偏心ピン151の本体部153の中心P2と先端部154の中心P1は、長さXだけ偏心している。また、偏心ピン152の本体部153は、ブッシュ151のピン穴151aに嵌合しているため、偏心ピン152の本体部153の中心P2とブッシュ151のピン穴151aの中心は一致している。これら、2つの偏心構造を備えた部材の組合せにより、上流側内側隔壁110の隔壁側支持部材142に対する正確な位置決めが可能となる。
つまり、図11に示す例では、ブッシュ151の中心P3と偏心ピン152の先端部154の中心P1が長さ(X+Y)だけ偏心している。上流側内側隔壁110の真円度を維持するためには、偏差(X+Y)が零となって、中心P1、中心P3が一致することが好ましい。
図11において、ブッシュ151は、サポート部112に対して貫通穴113を摺動面として回動可能な構造である。ブッシュ151が回動することにより、偏心ピン152の本体部153の中心P2は、ブッシュ151の中心P3を中心として、半径Yの円弧状の軌跡C1(図11の二点鎖線円)を描いて移動する。また、ブッシュ151を固定して、偏心ピン152の本体部153の中心P2を中心として、偏心ピン152をブッシュ151のピン穴151aを摺動面として廻せば、偏心ピン152の先端部154の中心P1は、本体部153の中心P2を中心として、半径Xの円弧状の軌跡C2(図11の点線円)を描いて移動する。
すなわち、サポート112部に対して、中心P3廻りにブッシュ151を回動させつつ、ブッシュ151に対して偏心ピン152を本体部153の中心P2廻りに回動させれば、偏心ピン152の先端部154の中心P1は、ブッシュ151の中心P3を中心として、半径(X+Y)の円形内を移動する。
つまり、上流側内側隔壁110のサポート部112の貫通穴113の中心(ブッシュ151の中心P3)と隔壁側支持部材142の先端部穴142aの中心(先端部154の中心P1)の間の距離が、長さ(X+Y)の範囲内であれば、偏心構造を備えた2つの部材の組合せにより、両者の間の偏差(中心P1とP3のずれ)が零となるように位置合わせが可能である。なお、隔壁側支持部材142と上流側内側隔壁110の製作誤差を考慮して、ブッシュ151と偏心ピン152の偏心長さX、Yを選定すればよい。
つまり、上流側内側隔壁110のサポート部112の貫通穴113の中心(ブッシュ151の中心P3)と隔壁側支持部材142の先端部穴142aの中心(先端部154の中心P1)の間の距離が、長さ(X+Y)の範囲内であれば、偏心構造を備えた2つの部材の組合せにより、両者の間の偏差(中心P1とP3のずれ)が零となるように位置合わせが可能である。なお、隔壁側支持部材142と上流側内側隔壁110の製作誤差を考慮して、ブッシュ151と偏心ピン152の偏心長さX、Yを選定すればよい。
この動作により、ブッシュ151と偏心ピン152を個別に操作して、先端部154の中心P1とブッシュ151の中心P3が一致する位置が、上流側内側隔壁110の正確な位置になる。複数の内側隔壁位置決め部材150の位置決め動作を行って、上流側内側隔壁110の隔壁側支持部材142に対する位置を決めた後、他のボルト143を用いて上流側内側隔壁110をタービン軸方向の下流側から隔壁側支持部材142に取付けることにより、上流側内側隔壁110と動翼12のクリアランス調整が終了する。上述のように、隔壁支持部材142に対して、上流側内側隔壁110をタービン軸方向の下流側から、ボルト143および内側隔壁位置決め部材150等の支持部材で固定しているので、これらの支持部材を排気室側に設ける必要がない。このため、排気室内を流れる蒸気流の流れが支持部材で乱されるおそれがなく、タービン効率が低下することはない。
次に、図12および図13を用いて、下流側支持構造160(第2支持構造)を説明する。下流側内側隔壁120は、上述のように、水平分割面31で周方向に2分割された構造である。図13は、図12に示すH部の拡大図で、下流側内側隔壁120と車室10との間の支持構造を示すものである。下流側内側隔壁120は、その外壁に径方向の外側に突出するベース板161を備え、下流側支持構造160を介して車室10に固定されている。前記ベース板161は、2分割された上流側内側隔壁110の周方向の両端と同じ位置で、水平分割面31に対して平行になるように、下流側内側隔壁120の径方向外側に固定されている。ベース板161には、下流側内側隔壁120を車室10側に固定するボルト162が貫通可能なボルト穴162aが形成されている。
下流側支持構造160は、車室10の水平分割面31近傍で、上半車室10Aおよび下半車室10Bの第2ケーシング22の径方向の内側近傍に取付けられる。下流側支持構造160は、第2ケーシング22に固定される車室固定板163と、ベース板161を車室固定板163に締結するボルト162と前記ベース板161と前記車室固定板163の間に挿入される調整板164と、から構成される。車室固定板163は、第2ケーシング22の内壁に固定され、内壁から水平分割面31に対して平行になる方向で、タービン軸中心に向かって立設する板状部材である。車室固定板163は、前記ボルト162が螺合可能な雌ねじを有するボルト穴162aを備える。調整板164は、車室固定板163とベース板161の間に挿入され、上流側内側隔壁110の内周面と下流側内側隔壁120の内周面および内側ケーシング101の内周面が、ほぼ面一となって円滑な面が形成されるよう、下流側内側隔壁120の径方向の位置を調整できる。適切な厚みの調整板を選定すれば、それぞれの内周面の流れ方向の合わせ面の凹凸を修正して、排気室8内を流れる蒸気Sの流れの乱れを抑制できる。
なお、内側隔壁を車室に組付ける際は、上半車室10Aおよび下半車室10Bを分割し開放した状態で、それぞれの車室について組み付ける。まず、内側隔壁位置決め部材150を用いて、隔壁支持部材142に対する上流側内側隔壁110の正確な位置を決定して、偏心ピン152で上流側内側隔壁110を隔壁支持部材142に固定する。次に、上流側内側隔壁110を隔壁側支持部材142に軸方向の下流側から上流側に向けてボルト143で締め込み、取付ける。上流側内側隔壁110を取り付けた後、下流側内側隔壁120は下流側支持構造160を介して車室に取付けられる。下流側内側隔壁120は、車室固定板163とベース板161に形成されたボルト穴162aにボルト162を挿通させ、車室固定板163に設けた雌ねじ穴にボルト162を螺合させ、固定する。なお、取付けの際は、車室固定板163とベース板161の間に適正な厚みの調整板164を挿入して、上流側内側隔壁110と下流側内側隔壁120の排気室側の内周面とが、面一となるように調整することが好ましい。下流側内側隔壁120の取付けが終了したら、上半車室10Aと下半車室10Bを一体化して、フランジ締結ボルトでフランジ10A1、10B1を締結して、車室10の組立が終了する。車室の分解は、組立の逆の手順で行えばよい。
内側隔壁100を交換する際は、下流側の下流側内側隔壁120を取り外せば、上流側内側隔壁110を軸方向から容易に取り外すことができる。第一実施形態の場合は、内側隔壁全体を一時に取り外す必要があるが、本実施形態の場合は、個別に取り外せるので、交換作業が容易である。また、メンテナンスの際は、上流側内側隔壁110のみ交換すればよいので、第一実施形態の場合より本実施形態の方が、コスト面で有利である。
以上、本発明の第一実施形態および第二実施形態について詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはいうまでもない。なお、上述の実施形態は、ドレンが溜まりやすい低圧車室に好適に適用可能であるが、他の車室に適用してもよい。
上述の実施形態では、上流側支持構造40A,40B,140及び下流側支持構造50A,50B,160を介して内側隔壁30,100を支持する構成としたが、支持構造はタービン軸方向Lに3つ以上設けてもよく、支持構造の設置数及び設置位置は上記構成に限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、内側隔壁30,100が支持構造40,50,140,160によって車室10に支持される支持構造を有する例について説明したが、他の構成の支持構造によって内側隔壁30,100が車室10に支持されるようにしてもよい。
例えば、図14に示すような環状部材70によって、内側隔壁30,100が車室10に支持されるようにしてもよい。ここで、図14は環状部材70を示す斜視図である。なお、環状部材70以外の構成については、上述した符号と同一の符号を用いて説明する。環状部材70は、上半側半環状部材70Aと下半側半環状部材70Bとから構成され、いずれの部材70A,70Bも車室10側に取り付けられ、車室10から内周側に張り出して設置される。環状部材70にはタービン軸方向Lに連通する開口72が周方向に複数設けられている。内側隔壁30,100は、この環状部材70を介して車室10に対して周方向全周に亘って支持されるので、内側隔壁30,100の車室10へのより安定した固定が可能となる。
例えば、図14に示すような環状部材70によって、内側隔壁30,100が車室10に支持されるようにしてもよい。ここで、図14は環状部材70を示す斜視図である。なお、環状部材70以外の構成については、上述した符号と同一の符号を用いて説明する。環状部材70は、上半側半環状部材70Aと下半側半環状部材70Bとから構成され、いずれの部材70A,70Bも車室10側に取り付けられ、車室10から内周側に張り出して設置される。環状部材70にはタービン軸方向Lに連通する開口72が周方向に複数設けられている。内側隔壁30,100は、この環状部材70を介して車室10に対して周方向全周に亘って支持されるので、内側隔壁30,100の車室10へのより安定した固定が可能となる。
1 軸流排気タービン
2 ロータ
3 ディスク
4 翼列
6 蒸気通路
8 排気室
10 車室
10A 上半車室
10B 下半車室
12 動翼
12a 最終段動翼
14 静翼
14a 最終段静翼
30 内側隔壁
30A 上半隔壁
30B 下半隔壁
31 水平分割面
32 リブ
34 ドレン流路
36,38 間隙
40A,40B,140 上流側支持構造(第1支持構造)
50A,50B,160 下流側支持構造(第2支持構造)
41,51 支持棒
42A,42B,52A,52B 車室側支持部材
43A 嵌合溝
44A,54A 第1キー溝(上流側第1キー溝、下流側第1キー溝)
44B,54B 第2キー溝(上流側第2キー溝、下流側第2キー溝)
45A,45B,55A,55B,142 隔壁側支持部材
46A,56A 突出部
48A,58A 第1キー(上流側第1キー、下流側第1キー)
48B,58B 第2キー(上流側第2キー、下流側第2キー)
49A,59A,49B、59B,143,162 ボルト
70 環状部材
70A、70B 半環状部材(上半側半環状部材、下半側半環状部材)
72 開口
100 内側隔壁
101 内側ケーシング
102 支持棒
110 上流側内側隔壁
111 ガイド部
112 サポート部
113 貫通穴
120 下流側内側隔壁
121 補強板
141 支持棒
142a 先端部穴
150 内側隔壁位置決め部材
151 ブッシュ
151a ピン穴
151b 調整穴
152 偏心ピン
153 本体部
154 先端部
155 把持部
161 ベース板
162a ボルト穴
163 車室固定板
164 調整板
165 補強リブ
P1 先端部中心
P2 本体部中心
P3 ブッシュ中心
2 ロータ
3 ディスク
4 翼列
6 蒸気通路
8 排気室
10 車室
10A 上半車室
10B 下半車室
12 動翼
12a 最終段動翼
14 静翼
14a 最終段静翼
30 内側隔壁
30A 上半隔壁
30B 下半隔壁
31 水平分割面
32 リブ
34 ドレン流路
36,38 間隙
40A,40B,140 上流側支持構造(第1支持構造)
50A,50B,160 下流側支持構造(第2支持構造)
41,51 支持棒
42A,42B,52A,52B 車室側支持部材
43A 嵌合溝
44A,54A 第1キー溝(上流側第1キー溝、下流側第1キー溝)
44B,54B 第2キー溝(上流側第2キー溝、下流側第2キー溝)
45A,45B,55A,55B,142 隔壁側支持部材
46A,56A 突出部
48A,58A 第1キー(上流側第1キー、下流側第1キー)
48B,58B 第2キー(上流側第2キー、下流側第2キー)
49A,59A,49B、59B,143,162 ボルト
70 環状部材
70A、70B 半環状部材(上半側半環状部材、下半側半環状部材)
72 開口
100 内側隔壁
101 内側ケーシング
102 支持棒
110 上流側内側隔壁
111 ガイド部
112 サポート部
113 貫通穴
120 下流側内側隔壁
121 補強板
141 支持棒
142a 先端部穴
150 内側隔壁位置決め部材
151 ブッシュ
151a ピン穴
151b 調整穴
152 偏心ピン
153 本体部
154 先端部
155 把持部
161 ベース板
162a ボルト穴
163 車室固定板
164 調整板
165 補強リブ
P1 先端部中心
P2 本体部中心
P3 ブッシュ中心
Claims (13)
- 動翼及び静翼が配列される翼列配置領域を含む蒸気通路と、
前記蒸気通路の下流側に設けられ、前記蒸気通路からの蒸気をタービン軸方向に沿って排出する排気室と、
前記蒸気通路のうち少なくとも前記翼列配置領域を形成する第1ケーシング及び前記排気室を形成する第2ケーシングを含む車室と、
前記車室の前記第2ケーシングの内周側に設けられ、前記排気室に面する内側隔壁とを備え、
前記車室の前記第2ケーシングと前記内側隔壁との間に、前記蒸気通路から回収されたドレンが通過可能なドレン流路が形成され、
前記第1ケーシングは、最終段静翼を含む前記静翼の外側シュラウドを支持しており、
前記内側隔壁は、前記最終段静翼の前記外側シュラウドの下流側において、前記車室の前記第2ケーシングに着脱可能に支持されていることを特徴とする軸流排気タービン。 - 前記車室から内周側に張り出す複数の支持部をさらに備え、
前記内側隔壁は、前記複数の支持部を介して前記車室に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の軸流排気タービン。 - 前記ドレンは、隣接する前記支持部を構成する支持棒の間を通過して前記ドレン流路に導かれることを特徴とする請求項2に記載の軸流排気タービン。
- 前記車室から内周側に張り出すとともに、前記ドレンが通過可能な開口が設けられた環状部材をさらに備え、
前記内側隔壁は、前記環状部材を介して前記車室に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の軸流排気タービン。 - 前記車室側の部材及び前記内側隔壁側の部材の一方に、前記タービン軸方向に段差を有する嵌合溝が設けられ、前記車室側の部材及び前記内側隔壁側の部材の他方に、前記嵌合溝に嵌合する突出部が設けられ、前記嵌合溝及び前記突出部が嵌合していることを特徴とする請求項1に記載の軸流排気タービン。
- 動翼及び静翼が配列される蒸気通路と、
前記蒸気通路の下流側に設けられ、前記蒸気通路からの蒸気をタービン軸方向に沿って排出する排気室と、
前記蒸気通路及び前記排気室を内部に有する車室と、
前記車室の内周側に設けられ、前記排気室に面する内側隔壁とを備え、
前記車室と前記内側隔壁との間に、前記蒸気通路から回収されたドレンが通過可能なドレン流路が形成されており、
前記車室は、水平分割面において分割可能な上半車室と下半車室とを含み、
前記内側隔壁は、水平分割面において分割可能な上半隔壁と下半隔壁とを含み、
前記水平分割面において、前記上半車室側の部材と前記上半隔壁とにまたがって形成された第1キー溝と、前記下半車室側の部材と前記下半隔壁とにまたがって形成された第2キー溝とに、それぞれ、第1キー及び第2キーが嵌合していることを特徴とする軸流排気タービン。 - 前記第1キーは前記上半車室側の部材に締結され、前記第1キーによって前記上半隔壁の荷重を支持するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の軸流排気タービン。
- 前記第1キー溝は、上流側の前記上半隔壁と前記上半車室側部材とにまたがって配置される上流側第1キー溝と、下流側の前記上半隔壁と前記上半車室側部材とにまたがって配置される下流側第1キー溝より形成され、前記上流側第1キー溝に上流側第1キーが嵌合し、前記下流側第1キー溝に下流側第1キーが嵌合し、
前記第2キー溝は、上流側の前記下半隔壁と前記下半車室側部材とにまたがって配置される上流側第2キー溝と、下流側の前記下半隔壁と前記下半車室側部材とにまたがって配置される下流側第2キー溝より形成され、前記上流側第2キー溝に上流側第2キーが嵌合し、前記下流側第2キー溝に下流側第2キーが嵌合していることを特徴とする請求項6または7のいずれか一項に記載の軸流排気タービン。 - 前記内側隔壁は、少なくとも前記タービン軸方向に垂直な面に沿って2つ以上のセグメントに分割されている請求項1乃至4の何れか一項に記載の軸流排気タービン。
- 前記内側隔壁の前記セグメントのうち、前記蒸気通路の上流側に配置された上流側内側隔壁は、第2ケーシング内側に固定された第1支持構造を介して車室に着脱自在に取り付けられている請求項9に記載の軸流排気タービン。
- 前記内側隔壁の前記セグメントのうち、前記上流側内側隔壁に対して前記蒸気通路の下流側に配置された下流側内側隔壁は、前記車室から内周側に張り出す第2支持構造を介して前記車室に支持されている請求項10に記載の軸流排気タービン。
- 動翼及び静翼が配列される蒸気通路と、
前記蒸気通路の下流側に設けられ、前記蒸気通路からの蒸気をタービン軸方向に沿って排出する排気室と、
前記蒸気通路及び前記排気室を内部に有する車室と、
前記車室の内周側に設けられ、前記排気室に面する内側隔壁とを備え、
前記車室と前記内側隔壁との間に、前記蒸気通路から回収されたドレンが通過可能なドレン流路が形成されており、
前記内側隔壁は、少なくとも前記タービン軸方向に垂直な面に沿って2つ以上のセグメントに分割されており、
前記内側隔壁の前記セグメントのうち、前記蒸気通路の上流側に配置された上流側内側隔壁は、第2ケーシング内側に固定された第1支持構造を介して車室に着脱自在に取り付けられ、
前記上流側内側隔壁は、偏心構造を備えた2つの部材を含む位置決め部材を備える軸流排気タービン。 - 動翼及び静翼が配列される蒸気通路と、
前記蒸気通路の下流側に設けられ、前記蒸気通路からの蒸気をタービン軸方向に沿って排出する排気室と、
前記蒸気通路及び前記排気室を内部に有する車室と、
前記車室の内周側に設けられ、前記排気室に面する内側隔壁とを備え、
前記車室と前記内側隔壁との間に、前記蒸気通路から回収されたドレンが通過可能なドレン流路が形成されており、
前記内側隔壁は、少なくとも前記タービン軸方向に垂直な面に沿って2つ以上のセグメントに分割されており、
前記内側隔壁の前記セグメントのうち、前記蒸気通路の上流側に配置された上流側内側隔壁は、第2ケーシング内側に固定された第1支持構造を介して車室に着脱自在に取り付けられており、
前記内側隔壁の前記セグメントのうち、前記上流側内側隔壁に対して前記蒸気通路の下流側に配置された下流側内側隔壁は、前記車室から内周側に張り出す第2支持構造を介して前記車室に支持されており、
前記第2支持構造は、前記下流側内側隔壁を径方向に関して位置決め可能な調整板を備えている軸流排気タービン。
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