JP5999944B2 - 空調室内機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る空調室内機100の外観図である。この空調室内機100は、室内の壁面等に取り付けられており、室外に設置されている室外機(図示せず)と冷媒配管(図示せず)を介して接続されている。空調室内機100は、室内の冷房運転、暖房運転に加え、更にはフィルタ25やブラシ33(図2)を自動で清掃する自動清掃運転を行うことができる。
ケーシング11は、図1に示すように、横方向(図1のW方向)に細長い箱状の形状を有している。具体的に、ケーシング11は、図1,2に示すように、天面板11a、前面板11b及び背面板11cによって立体空間を形成し、その立体空間内に室内熱交換器13、室内ファン15、底フレーム17、清掃ユニット30及び支持部材40が収納されている。天面板11aは、主として、ケーシング11の天面を構成し、前面板11bは、主として、ケーシング11の正面を構成する。なお、前面板11bは、その上端が天面板11aの一部分に回動自在に支持され、ヒンジ式に動作することができる。背面板11cは、主として、ケーシング11の背面を構成している。この背面板11cが、室内の壁面に設置された取り付け板(図示せず)にビス止め等によって取り付けられることで、空調室内機100は、室内の壁面に設置されることとなる。
室内熱交換器13は、複数のフィンと複数の伝熱管とで構成されている。室内熱交換器13は、ケーシング11内部において、底フレーム17の一部分に取り付けられている。室内熱交換器13は、空調室内機100の運転状態に応じて蒸発器または凝縮器として機能することで、冷媒と該熱交換器13を通過する空気との間で熱交換を行わせる。
室内ファン15は、ケーシング11の内部に位置しており、図1に示すW方向に細長い略円筒形状のクロスフローファンである。室内ファン15は、駆動することで、天面吸込口21及び下面吸込口22それぞれから吸い込まれて室内熱交換器13を通過した後に、吹出口23から室内へと供給されるといった、室内空気の流れを生成する(図2の点線の矢印A,B,Cを参照)。
底フレーム17は、底部分17aと流路形成部分17bとで構成されている。
フィルタ25は、主としてケーシング11の天面板11aと室内熱交換器13との間、つまりは室内熱交換器13に対して室内空気の流れ方向の上流側に配置されており、ケーシング11の内部に着脱可能に装着される。フィルタ25は、前側熱交換部13a,13b及び後側熱交換部13cを覆っている。そして、フィルタ25は、フィルタ25の前後方向における後側端部25b(第1後側端部に相当)が、室内熱交換器13の頂点13dよりも下方に位置する形状を有している。より詳細には、本実施形態に係るフィルタ25は、その略中央の部分がケーシング11の天面板11aに沿って延びており、更にはその前後方向における前側端部25a及び後側端部25bが室内熱交換器13の頂点13dよりも下方に垂れ下がっていることで室内熱交換器13の上方を覆う、いわゆる略逆U字形状を有している。
清掃ユニット30は、図5に示すように、ケーシング11内部において、フィルタ25付近、より具体的にはフィルタ25の下部の折り返し部分近傍に位置している。清掃ユニット30は、フィルタ25の清掃のみならず、フィルタ25を直接清掃するブラシ33(後述)の清掃も行うものであって、図2〜6に示すように、清掃ユニット用フレーム31、フィルタ駆動部32、ブラシ33、ブラシ駆動部34(フィルタ駆動部32及びブラシ駆動部34は、共に駆動部に相当)、ブラシ清掃部35、塵埃受け部37及び圧縮ローラ38を有している。
支持部材40は、図2に示すように、前側熱交換部13a,13b及び後側熱交換部13cの上方に位置し、図3,6に示すように、清掃ユニット30の一部分であるフィルタ駆動部32及びブラシ駆動部34を支持する。そして、フィルタ25の空調室内機100への装着の際、フィルタ25は、支持部材40に沿ってケーシング11の正面側から内部へと差し込まれることとなるが、支持部材40は、該フィルタ25をケーシング11の背面側へと導くと共に該フィルタ25を支持する。更に、支持部材40は、該部材40の下方側の端部であると共に前後方向における後側の端部でもある後側端部40b(第2後側端部に相当)が、室内熱交換器13の頂点13dよりも後側且つ下方に位置する形状を有している。
上述した他に、空調室内機100は、該室内機100を構成する各種機器の制御を行う室内制御部(図示せず)を備えている。室内制御部は、CPU及びメモリで構成されるマイクロコンピュータであって、ケーシング11の前方部分に収まっている。例えば、室内制御部は、フラップ用モータ及び室内ファンモータと接続されており、これらのモータの駆動制御を行うことで、水平フラップ23aの開閉制御や角度制御、室内ファン15の風量制御等を行う。
(2−1)
空調室内機100のメンテナンス時、支持部材40をケーシング11から取り出す必要がある。しかしながら、支持部材40は例えば略逆U字型の形状を有するため、支持部材40はケーシング11から取り出しにくい状態にある。しかし、本実施形態に係る空調室内機100では、支持部材40が前後方向に分割されているため、支持部材40をケーシング11から取り出し易くなっている。
特に、清掃ユニット30に含まれるフィルタ駆動部32及びブラシ駆動部34は、支持部材40における2つの分割部44,45のうち、ケーシング11の正面側に位置する前側分割部44によって支持されている。これにより、空調室内機100のメンテナンスの際、特に各駆動部32,34に対するメンテナンスが必要な場合、支持部材40全てをケーシング11から取り外すのではなく、各駆動部32,34を支持している前側分割部44のみを取り出せばよいこととなる。そのため、メンテナンスがよりし易くなる。
また、前側分割部44及び後側分割部45は、螺子がケーシング11の正面側から背面側へとねじ込まれることによって、ケーシング11に固定される。これにより、前側分割部44及び後側分割部45は、ケーシング11に容易に固定される。
特に、本実施形態に係る支持部材40は、前側熱交換部13a,13bの上方で分割されている。これにより、清掃ユニット30に含まれるフィルタ駆動部32及びブラシ駆動部34に対するメンテナンスが必要な場合、前側熱交換部13a,13bの上方側に位置する支持部材40の一部分、つまりは前側分割部44のみを取り出せばよいこととなるため、メンテナンスのし易さが向上する。
ところで、ケーシング11は、天面吸込口21のみならず下面吸込口22をも更に有しており、フィルタ25は、天面吸込口21及び下面吸込口22それぞれから吸込まれた室内空気から塵埃を除去する。そのため、フィルタ25は、下面吸込口22が設けられていない空調室内機のフィルタに比して汚れ易くなり、その結果清掃ユニット30がフィルタ25を清掃する機会が多くなり易い。清掃ユニット30がフィルタ25を清掃する機会が多いと、清掃ユニット30のメンテナンスが必要となる場合が多くなる虞がある。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上記実施形態では、ケーシング11に天面吸込口21及び下面吸込口22が設けられていると説明した。しかし、本発明に係る空調室内機は、下面吸込口22が設けられておらず、天面吸込口21のみが設けられた構成であってもよい。
上記実施形態では、図2に示すように、フィルタ25及び支持部材40が略逆U字型の形状を有している場合について説明した。しかし、フィルタ25は、前後方向における後側端部25bが室内熱交換器13の頂点13dよりも後側に位置している形状を有していれば良い。支持部材40は、前後方向における後側端部40bが室内熱交換器13の頂点13dよりも後側かつ下方に位置している形状を有していれば良い。そのため、フィルタ25及び支持部材40が有する形状は、略逆U字型に限定されず、例えば略逆V字型や略逆W字型等であってもよい。
上記実施形態では、支持部材40が、前側分割部44と後側分割部45との2つに分割されている場合について説明した。しかし、支持部材40は、2以上に分割されていてもよい。例えば、支持部材40が3つに分割されている場合には、3つの分割部のうち、ケーシング11の正面に一番近い側に位置する分割部が、清掃ユニット30の各駆動部32,34を支持することとなる。
上記実施形態では、清掃ユニット30のフィルタ駆動部32及びブラシ駆動部34の両方が支持部材40の前側分割部44に支持されると説明した。しかし、支持部材40の前側分割部44によって支持される被支持機構は、これに限定されず、例えばブラシ駆動部34のみであってもよい。即ち、被支持機構は、例えば、比較的メンテナンスを必要とすることが多い機構であることができる。従って、支持部材40は、清掃ユニット30における各駆動部32,34のみならず、更に清掃ユニット30における他の構成要素を支持していてもよい。
上記実施形態では、一例として、フィルタ25が移動している場合にはブラシ33が回転を停止し、ブラシ33が回転している場合にはフィルタ25は移動を停止していると説明した。しかし、フィルタ25が移動している際、ブラシ33は回転していてもよい。
上記実施形態では、前側分割部44及び後側分割部45は、螺子sc1,sc2がケーシング11の正面側から背面側へとねじ込まれることでケーシング11に固定されると説明した。しかし、前側分割部44及び後側分割部45が互いにケーシング11に固定されるのであれば、その固定方法は螺子を用いた方法以外であってもよい。
11 ケーシング
11a 天面板
11b 前面板
11c 背面板
13 室内熱交換器
13a,13b 前側熱交換部
13c 後側熱交換部
15 室内ファン
17 底フレーム
21 天面吸込口
22 下面吸込口
23 吹出口
25 フィルタ
25b フィルタの後側端部
30 清掃ユニット
32 フィルタ駆動部
34 ブラシ駆動部
40 支持部材
40b 支持部材の後側端部
44 前側分割部
45 後側分割部
sc1,sc2 螺子
Claims (4)
- 壁掛タイプの空調室内機であって、
天面に天面吸込口(21)を有するケーシング(11)と、
前記ケーシング内部に位置し、前記天面吸込口から吸込まれる空気の流れを生成するファン(15)と、
前記ケーシング内部にて、前記ファンの前方を覆う前側熱交換部(13a,13b)と前記ファンの後側を覆う後側熱交換部(13c)とが側面視において略逆V字型に組み合わされてなる熱交換器(13)と、
前記ケーシング内部に着脱可能に装着され、前記前側熱交換部及び前記後側熱交換部を覆い且つ前後方向における第1後側端部(25b)が前記熱交換器の頂点(13d)よりも下方に位置する形状を有し、前記天面吸込口から吸込まれた空気から塵埃を除去するフィルタ(25)と、
前記フィルタ付近に位置し、前記フィルタを清掃する清掃部(30)と、
前記前側熱交換部及び前記後側熱交換部の上方に位置し、前記清掃部の少なくとも一部分を支持し、更には前記フィルタ装着の際、前記ケーシングの正面側から内部へと差し込まれた前記フィルタを該ケーシングの背面側へと導くと共に該フィルタを支持する、前後方向における第2後側端部(40b)が前記熱交換器の頂点よりも後側且つ下方に位置する形状の支持部材(40)と、
を備え、
前記支持部材は、前記前側熱交換部(13a,13b)の上方で前後方向に分割された2つの分割部(44,45)を有している、
空調室内機(100)。 - 前記清掃部(30)は、前記フィルタと接触して前記フィルタから塵埃を除去するブラシ(33)と、前記フィルタ及び/または前記ブラシを相対的に移動させる駆動部(32,34)と、を有し、
前記駆動部(32,34)は、前記分割部のうち、前記ケーシングの正面側に位置する前側分割部(44)によって支持されている、
請求項1に記載の空調室内機(100)。 - 2つの前記分割部(44,45)は、螺子が前記ケーシングの正面側から背面側へとねじ込まれることによって前記ケーシングに固定される、
請求項1または2に記載の空調室内機(100)。 - 前記ケーシングは、下面に設けられた下面吸込口(22)を更に有し、
前記フィルタは、更に前記下面吸込口から吸込まれた空気から塵埃を除去する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の空調室内機(100)。
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