JP5996115B2 - 蒸気タービンの水分除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気タービンの静翼腹面に付着した水滴や水膜を効率良く除去可能な水分除去装置に関する。
蒸気タービンの最終段付近では蒸気流の湿り度が8%以上となる。この湿り蒸気流から発生する水滴によって湿り損失が発生し、タービン効率が低下する。また、この湿り蒸気から発生した水滴が高速で回転する動翼に衝突して浸食現象が起る。湿り蒸気流に含まれる水滴は、静翼表面に付着し水膜が形成される。この水膜が静翼表面で水膜流となって静翼後縁側へ流れ、その後、静翼後縁で千切れて粗大水滴が形成される。この粗大水滴が動翼のエロージョンを引き起こす大きな原因のひとつとなっている。
図14は、蒸気タービンにおける蒸気流の流れ場を示す。静翼100は、ロータ軸(図示省略)側に設けられたダイヤフラム104と、チップ側に設けられた支持リング106との間に接続されている。湿り蒸気流sに含まれる微小水滴dwは、静翼100の表面、特に、静翼背面bsよりも湿り蒸気sに面している静翼腹面fsに多く付着し、静翼腹面fsで集積して静翼後縁側へ向かう水膜流swを形成する。静翼腹面fsの水膜流swは静翼前縁fe側から静翼後縁re側へ流れ、静翼後縁reで千切れて粗大水滴cwとなり、下流側の動翼に衝突して動翼表面を浸食する。
図15は、静翼出口部の湿り蒸気流sの速度三角形を示す。静翼出口側の湿り蒸気流sの絶対速度Vsと比較して、粗大水滴cwの絶対速度Vcwは小さくなる。そのため、動翼102の周速Uを考慮した相対速度場では、湿り蒸気流sの相対速度Wsと比較して、粗大水滴cwの相対速度Wcwが大きくなり、入射角が小さくなって動翼102の翼面に高速で衝突する。これによって、動翼102の特に周速が大きい翼先端部付近では粗大水滴cwによる浸食を受けやすい。また、粗大水滴cwの衝突で動翼102の制動損失が増加する。
そこで、静翼表面に付着した水滴を除去するために、静翼表面に開口するスリット孔を形成し、静翼表面に付着した水滴をこのスリット孔から取り込み、蒸気流の流れ場から除去する方法が従来から行われている。特許文献1及び特許文献2には、かかるスリット孔を形成した静翼の構成が開示されている。
図16〜図19は、かかるスリット孔を形成した静翼の例を示す。図16及び図17において、静翼100の軸方向両端は、ロータ軸108側に設けられロータ軸108とは別体のダイヤフラム104と、チップ側の支持リング106との間に接続されている。動翼102はディスクロータ110を介してロータ軸108と一体に形成されている。静翼腹面fsに複数のスリット孔112が、静翼背面bsに複数のスリット孔114が、夫々静翼100の翼高さ方向に形成されている。支持リング106の内部にも中空部106aが形成されている。中空部106a及び支持リング106の後端に形成されたスリット溝116は、低圧域に連通している。この低圧域は、蒸気流の流れ場に対して、スリット孔112及び114から水膜流swを取り込み、中空部106aに排出できるだけの差圧があればよい。
図18は、静翼腹面にスリット孔を形成した従来の例を示す。図18に示すように、静翼100の内部には中空部100aが形成されている。中空部100aは、支持リング106に形成された孔106bを介して中空部106aに連通している。中空部100aは孔106cを介して低圧域に連通している。静翼表面に付着し後縁に向かって流れる水膜流swは、スリット孔112から中空部100aに取り込まれる。
静翼腹面fsに形成される水膜流swは、静翼前縁feから静翼後縁reへ行くほど、水滴を集めて集積量が増大する。これを加味して水分除去量を多くするため、静翼腹面fsに開口しているスリット孔112は、中空部100aとの連通が可能な範囲で、できるだけ静翼後縁側に形成されている。
また、図19に示すように、従来、静翼腹面fsに形成されたスリット孔112の静翼後縁側壁面112a及び静翼前縁側壁面112bは、特許文献1に開示されているように、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する傾斜角度Aが鈍角となるように形成されている(90°<A)。これによって、スリット孔112のスリット幅bと比較してスリット孔112の入口開口aの幅を広げると共に、スリット孔112の向きを湿り蒸気流sの流れ方向に向けることで、湿り蒸気流sをスリット孔に進入しやすくしている。即ち、湿り蒸気流sをスリット孔112に積極的に取り込み、湿り蒸気流sに随伴させて水膜流swをスリット孔112に取り込むことを意図している。
特開平64−080705号公報 特開平09−025803号公報
中空部100aの静翼後縁側への配置は、静翼内部のスペースの関係で限界がある。静翼腹面fsに開口したスリット孔112の傾斜角度Aを鈍角とすると、図18に示すように、スリット孔112の入口開口aを静翼前縁側へ近づける必要がある。入口開口aが静翼前縁側へ近づくと、入口開口aより静翼後縁側で形成される水膜流swを除去できなくなり、水分除去効率が低下するという問題がある。
また、水膜流swと共に、スリット孔112から流出する蒸気量が多くなるほど、漏洩損失が増加し、タービン効率が低下するという問題がある。
本発明は、前記の問題点に鑑みなされたものであり、静翼の簡単な加工で、静翼腹面に形成される水膜流の除去効率を向上させ、これによって、動翼のエロージョンを抑制することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の蒸気タービンの水分除去装置は、静翼の内部に形成された水分除去流路と、静翼腹面に開口し、水分除去流路の後縁側端部に連通すると共に、蒸気流と交差する方向に延在するスリット孔とを備え、スリット孔の静翼後縁側壁面が、静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成されている。
前記構成において、「静翼腹面の前縁側基準面」とは、スリット孔を構成する壁面の静翼腹面に対する傾斜角を表現する場合に、該壁面より静翼前縁側の静翼腹面を基準とすることを意味する。
本発明では、静翼腹面に形成されたスリット孔の静翼後縁側壁面が、静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成されているので、スリット孔の入口開口を従来より静翼後端に近づけることができる。これによって、水滴集積率が高い場所にスリット孔の入口開口を配置できる。従って、水膜流集積率が高い場所で静翼腹面の水膜流を除去できるので、水分除去効率を向上できる。
本発明の一態様として、スリット孔の静翼前縁側壁面が、静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成することができる。これによって、スリット孔の静翼前縁側壁面の上端で蒸気流の剥離が起り、この剥離によって蒸気流がスリット孔に流入しにくくなると共に、剥離した蒸気流の一部が乱流となり、スリット孔の入口開口で渦を形成する。
また、スリット孔の静翼前縁側壁面及び静翼後縁側壁面は、静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となっているので、スリット孔の入口開口は比較的狭くなっている。なお、静翼の内部に形成された水分除去流路は蒸気流れに対して減圧されている。
静翼腹面に付着した水膜流は、スリット孔の静翼前縁側壁面上端における蒸気流の剥離によって、スリット孔に流入し易くなると共に、静翼前縁側壁面上端で水膜流の流路がスリット孔側へ90°以上の大角度で曲がるので、水膜流は蒸気流から分離しやすくなる。
さらに、前記渦の発生によって、スリット孔の入口開口が遮蔽され、蒸気流の流れ場とスリット孔内との間に圧力差が生じやすくなり、この圧力差によって、蒸気流から水膜流を効率良く分離できる。従って、従来と比べて、水分の除去効率を向上できると共に、スリット孔への蒸気流の流入量を少なくできるため、蒸気流の漏洩損失を低減し、タービン効率の低下を抑制できる。
本発明の一態様として、スリット孔の静翼前縁側壁面が、静翼腹面の前縁側基準面に対して鈍角となるように構成することができる。この態様では、スリット孔の断面が入口開口が広い逆台形状となる。この形状の加工は、放電加工を採用し、電極を逆台形状とすることで、一加工工程でスリット孔を形成できる。従って、加工の手間を低減でき、加工コストを節減できると共に、スリット孔の出口開口を微細径とすることができるので、蒸気流の漏洩を有効に抑制できる。
本発明の一態様として、スリット孔の静翼前縁側壁面の入口側領域を静翼腹面の前縁側基準面に対して鈍角となるように構成し、静翼前縁側壁面の出口側領域を静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成することができる。
これによって、スリット孔の入口開口を広げることができるので、静翼腹面に付着した水膜流がスリット孔の入口開口に流入するのを促進できる。
本発明の一態様として、スリット孔の静翼前縁側壁面を、静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成すると共に、スリット孔の静翼前縁側壁面の入口側領域を切り欠き、静翼腹面に対して段差を有する段差面を形成することができる。
かかる構成では、湿り蒸気流による入口開口の遮蔽作用は減じられるが、スリット孔の幅を広げることなく、蒸気流の流入を抑制したまま、静翼腹面の水膜流を一旦段差面に取り込むことで、蒸気流に対する水分の分離効果を向上できる。そのため、水分除去効果を向上できる。
前記構成に加えて、静翼腹面と段差面とに連なる壁面を、静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成すれば、静翼前縁側壁面の上端で水膜流の流路をスリット孔側へ大角度に曲げることができるので、湿り蒸気流と水膜流との分離効果をさらに高めることができる。
あるいは、前記構成に加えて、静翼腹面と段差面とに連なる壁面を、静翼腹面の前縁側基準面に対して鈍角となるように構成すれば、水膜流を段差面に取り込みやすくなると共に、静翼前縁側壁面と段差面とに連なる壁面の加工が容易になる。
あるいは、前記構成に加えて、静翼腹面と段差面とに連なる壁面を凸状の円弧面となるように構成すれば、静翼腹面に付着した水膜流を徐々に段差面に導くことができるので、スリット孔の入口開口付近の湿り蒸気流を乱すことなく、湿り蒸気流から水膜流を分離できる。
本発明によれば、スリット孔の静翼後縁側壁面を、静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成するという簡単な加工によって、静翼腹面の水分除去効率を向上させることができ、これによって、動翼のエロージョンを抑制でき、動翼の寿命を長期化できる。
本発明の第1実施形態に係る水分除去装置の正面図である。 前記第1実施形態に係る静翼の横断面図である。 図2中のX部の拡大横断面図である。 静翼翼面における水分総集積割合を示す線図である。 中実の静翼に適用された前記第1実施形態の変形例を示す横断面図である。 本発明の第2実施形態に係るスリット孔の断面形状を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るスリット孔の断面形状を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るスリット孔の断面形状を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るスリット孔の断面形状を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係るスリット孔の断面形状を示す断面図である。 効果確認試験に用いられた本発明の一実施形態及び従来のスリット孔を示す断面図である。 前記効果確認試験による試験結果を示す線図である。 前記効果確認試験による別な試験結果を示す線図である。 蒸気タービンにおける湿り蒸気流の流れ場を示す説明図である。 静翼下流側における湿り蒸気流の速度三角形を示す線図である。 従来の水分除去装置を示す正面視断面図である。 従来のスリット孔が形成された静翼の斜視図である。 従来のスリット孔が形成された静翼の横断面図である。 図15中のY部の拡大横断面図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
次に、本発明の第1実施形態に係る水分除去装置を図1〜図4により説明する。図1において、静翼12が蒸気タービンの湿り蒸気流路に設けられている。静翼12のハブ部位はダイヤフラム14に接続され、チップ部位は支持リング16に接続されている。
図2において、図15に示す静翼100と同一に、湿り蒸気流sに対して、静翼前縁feが湿り蒸気流sの流れ方向上流側に配置され、静翼後縁reが下流側に配置される。また、静翼腹面fsが湿り蒸気流sに面するように湿り蒸気流sに対して斜めに配置されている。湿り蒸気流sに含まれる水分は、静翼腹面fs及び静翼背面bsに水滴となって付着する。
水分除去装置10は、静翼12の内部に中空部12aが形成され、支持リング16の内部に中空部16aが形成されている。中空部12a及び16aは支持リング16に形成された孔18を介して連通している。中空部16aには、湿り蒸気流sの流れ場より低圧の領域に連通する孔20が形成され、中空部12a及び16aは湿り蒸気流sの流れ場より低圧になっている。
図2に示すように、スリット孔22は、静翼12の幅方向で中空部12aの後縁側端部に形成され、中空部12aと連通している。
図3に示すように、スリット孔22の静翼後縁側壁面22aと静翼前縁側壁面22bとは断面形状が直線状で、かつ互いに平行に形成されている。また、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼後縁側壁面22aの傾斜角A、及び静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼前縁側壁面22bの傾斜角Bは、共に鋭角となるように形成されている(0°<A、B<90°、A=BあるいはA≠Bでも良い)。なお、加工のしやすさ及び静翼12の強度の面から、20°≦A、B≦70°が望ましい。
これによって、入口開口aの幅及び出口開口cの幅はスリット孔22のスリット幅bより大きくなっている。スリット孔22のスリット幅bは、通常、加工上の制約から0.5mm以上に設定される。
図4は、静翼腹面fs及び静翼背面bsにおける水分の総集積割合を示している。図4に示すように、静翼背面bsの水分総集積割合は、静翼の幅方向で変わらないのに対し、静翼腹面fsでは後縁側に行くほど水分総集積割合が飛躍的に増加している。図4から、スリット孔22の入口開口aを後縁側へ配置するほど、水分除去量を増大できることがわかる。
図3において、湿り蒸気流sが静翼前縁側から静翼腹面fsに沿って流れ、湿り蒸気流sの流れによって、静翼腹面fsに付着した水膜流swも静翼後縁に向かって流れる。静翼前縁側壁面22bの傾斜角Bが鋭角であるので、スリット孔22の入口開口aで、水膜流swの流路は、静翼前縁側壁面22bの上端で90°以上の大角度で曲げられる。そのため、湿り蒸気流sから水膜流swを効率良く分離できる。
また、スリット孔22の入口開口aの幅は、スリット孔22のスリット幅bより大きいが、出口開口cの幅と同一であり、特に広げられてはいない。
傾斜角Bが鋭角であるので、静翼前縁側壁面22bの上端で、湿り蒸気流sの剥離が起り、この剥離によって、蒸気流sがスリット孔22に流入しにくくなると共に、剥離した蒸気流の一部が、スリット孔22の入口開口aで渦eを形成する。
静翼腹面fsに付着した水膜流swは、静翼前縁側壁面22bの上端における湿り蒸気流sの剥離によって、入口開口aへ流入し易くなる。また、静翼前縁側壁面22bの上端で水膜流swの流路がスリット孔22側へ大角度で曲がるので、水膜流swを湿り蒸気流sから分離しやすくなる。
さらに、渦eの発生によって、入口開口aが遮蔽され、湿り蒸気流sの流れ場とスリット孔内との間に圧力差が生じやすくなり、この圧力差によって、水膜流swを効率良く吸引できる。従って、湿り蒸気流sに含まれる水分の除去効率を向上できると共に、従来と比べて水膜流swの流出量を増加し、かつスリット孔22への蒸気流の流入量を少なくできるため、漏洩損失を低減し、タービン効率の低下を抑制できる。
また、図1に示すように、本実施形態のスリット孔22は、従来のスリット孔112と比べて、入口開口aを静翼後縁reに近づけることができる。そのため、水分総集積割合が高い場所に入口開口aを配置できるので、従来のスリット孔112より水分除去効率を高めることができる。
図5は、本発明を中実の静翼13に適用した前記第1実施形態の変形例である。静翼13には、中空部12aと比べて容積が小さい水分除去流路24が形成されている。前述の水分総集積割合との関係で、水分除去流路24はできるだけ静翼後縁reに近づけて配置するとよい。しかし、静翼内部のスペースの関係で限界がある。第1実施形態と同一構成のスリット孔22が水分除去流路24の後縁側端部に連通するように配置され、スリット孔22の入口開口aは静翼腹面fsに開口している。本変形例においても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、前記第1実施形態又は前記変形例において、中空部16aの孔20に吸引管を接続すると共に、該吸引管に吸引ポンプを設け、該吸引ポンプで中空部16a又は水分除去流路24を減圧するようにしてもよい。これによって、中空部16a又は水分除去流路24の減圧状態を確実に維持できる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。本実施形態のスリット孔30の静翼腹面fsに対する配置場所及び向きは前記第1実施形態のスリット孔22と同一である。スリット孔30の静翼後縁側壁面30a及び静翼前縁側壁面30bは、直線状の断面形状を有し、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼後縁側壁面30aの傾斜角A、及び静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼前縁側壁面30bの傾斜角Bは、前者は、鋭角に後者は鈍角に形成されている(0°<A<90°、90°<B<180°、A+B=180°)。
即ち、スリット孔30の断面は、左右対称に形成され、入口開口aが大きく、出口開口cが小さい逆台形状となっている。スリット孔30以外の構成は、第1実施形態と同一である。なお、加工のしやすさ及び静翼12の強度の面から、20°≦A≦70°及び110°≦B≦160°が望ましい。
このように、スリット孔30の断面形状を逆台形状とすることで、湿り蒸気流sの遮蔽効果は、前記第1実施形態より劣るが、かかる断面形状を放電加工を採用し、電極を逆台形状とすることで、一加工工程でスリット孔30を加工できる。また、この加工方法により、出口開口cの幅を微細寸法で加工できる。例えば、入口開口幅を1.5mmとし、出口開口幅を0.5mmとすることができる。そのため、加工の手間及び加工コストを低減できると共に、蒸気流の漏洩損失を低減できる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態を図7に基づいて説明する。本実施形態のスリット孔40の配置場所及び向きは前記第1実施形態のスリット孔22と同一である。スリット孔40の断面形状は、前記第1実施形態のスリット孔22と比べて、静翼前縁側壁面の入口側領域40bが切り欠かれた形状となっている。
即ち、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼後縁側壁面40aの傾斜角Aを鋭角とし(0°<A<90°)、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼前縁側壁面の入口側領域40bの傾斜角Bを鈍角とし(90°<B<180°)、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼前縁側壁面の出口側領域40cの傾斜角Cを鋭角に形成している(0°<C<90°)。静翼後縁側壁面40a、静翼前縁側壁面の入口側領域40b及び出口側領域40cは、夫々直線状の断面形状となっている。スリット孔40以外の構成は前記第1実施形態と同一である。
本実施形態によれば、第1実施形態のスリット孔22と比べて、スリット孔40の入口開口aを広げることができる。そのため、湿り蒸気流sによる入口開口aの遮蔽作用が減じられるが、静翼腹面fsに付着した水膜流swが入口開口aに流入しやすくなる利点がある。
(実施形態4)
次に、本発明の第4実施形態を図8に基づいて説明する。本実施形態のスリット孔50Aの配置場所及び向きは前記第1実施形態のスリット孔22と同一である。スリット孔50Aの断面形状は、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する静翼後縁側壁面50aの傾斜角Aは鋭角であり(0°<A<90°)、静翼前縁側壁面は、静翼腹面fsと、静翼腹面fsと平行で中空部12aを画定する裏面50eとの間に、これらの面に平行な段差面50cが形成されている。
静翼腹面fsと段差面50cとに連なる入口側壁面50b、及び段差面50cと裏面50eとに連なる出口側壁面50dは、静翼後縁側壁面50aと平行に形成されている。即ち、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する入口側壁面50bの傾斜角C,及び静翼腹面fsの前縁側基準面に対する出口側壁面50dの傾斜角Bは共に鋭角である(0°<B、C<90°)。なお、スリット孔50Aを構成する各壁面の断面形状はすべて直線状に形成されている。なお、加工のしやすさ及び静翼12の強度の面から、20°≦A、B及びC≦70°が望ましい。本実施形態において、スリット孔50Aの形状以外は前記第1実施形態と同一である。
本実施形態によれば、段差面50cを形成したことで、入口開口aが湿り蒸気流sの流れ方向上流側に大きく広がるので、湿り蒸気流sによる入口開口aの遮蔽効果は減じられる。しかし、スリット孔50Aのスリット幅bを広げることなく、湿り蒸気流sの流入を抑制したまま、スリット孔50Aの入口開口aを広げることができる。そのため、静翼腹面fsに付着した水膜流swをスリット孔50Aに流入しやすくすることができ、水分除去効果を向上できる。
また、入口側壁面50bの傾斜角Cを鋭角としたことで、壁面50bの上端で水膜流swの流路をスリット孔側へ90°以上の大角度に曲げることができ、これによって、湿り蒸気流sと水膜流swとの分離効果をさらに高めることができる。
(実施形態5)
次に、本発明の第5実施形態を図9に基づいて説明する。本実施形態のスリット孔50Bは、静翼腹面fsの前縁側基準面に対する入口側壁面50b(静翼腹面fsと段差面50cとに連なる壁面)の傾斜角Cを鈍角としている(90°<C<180°)。その他の構成は前記第4実施形態と同一である。
本実施形態によれば、入口側壁面50bの傾斜角Cを鈍角としたので、段差面50cへの水膜流swの流入を容易にできると共に、入口側壁面50bの加工が容易になるという利点がある。
(実施形態6)
次に、本発明の第6実施形態を図10に基づいて説明する。本実施形態スリット孔50Cは、前記第4実施形態と比べて、入口側壁面50b(静翼腹面fsと段差面50cとに連なる壁面)を凸状の円弧面としている。その他の構成は第4実施形態と同一である。
本実施形態によれば、入口側壁面50bを凸状の円弧面としたので、入口側壁面50bの上端に到達した水膜流swを徐々に段差面50cに導くことができる。そのため、入口開口aの湿り蒸気流sを乱すことなく、湿り蒸気流sから水膜流swを分離できる。又本発明は必要に応じて前記夫々の実施形態を組み合わせて構成してもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る作用効果を確認するために行った試験結果を図11〜13に基づいて説明する。図11は実施形態のスリット孔及び従来のスリット孔を示す。図11に示すように、この試験に用いられたスリット孔は、図3に示す本発明の第1実施形態に係るスリット孔22と、図19に示す従来のスリット孔112である。スリット孔22の傾斜角Bは45°であり、スリット孔112の傾斜角Aは135°であり、両スリット孔のスリット幅bは同一である。また、両スリット孔の入口開口aは静翼12の幅方向で同一位置に形成されている。
この試験は、作動流体mfとして、実際の湿り蒸気流sに似せて、空気中に水分を付加した2層流体を用いた。該水分の粒径は湿り蒸気流sに含まれる水分の粒径に合わせた。
図12は両スリット孔の水分除去効率を示し、図13は作動流体mfが静翼12の中空部12aに漏れた漏れ比率を示している。図12及び図13の横軸(スリット圧力比)は、「静翼腹面fs側圧力/中空部12aの圧力」を示している。
図12及び図13に示すように、両スリット孔とも、スリット圧力比が増加するにつれて、水分除去効率及び作動流体漏れ比率は増加している。図12に示す水分除去効率は、スリット孔22の方がスリット孔112よりわずかに上回っている。
この理由は、前述のように、スリット孔22では、静翼前縁側壁面22bの上端で水膜流swの流路がスリット孔22側へ大角度で曲がるので、水膜流swを湿り蒸気流sから分離しやすくなると共に、渦eの発生によって、入口開口aが遮蔽され、湿り蒸気流sの流れ場とスリット孔内との間に圧力差が生じやすくなり、この圧力差によって、水膜流swを効率良く吸引できるからである。
なお、実際の静翼12では、スリット孔22の入口開口aはスリット孔112の入口開口aより静翼12の後縁に配置できるため、スリット孔112と比べて水分除去効率を大幅に向上できる。
また、スリット孔22は入口開口aで水膜流swと湿り蒸気流sとの分離効果が大きいため、図13に示すように、スリット孔112と比べて作動流体漏れ比率をおおよそ20〜30%低減できる。
本発明によれば、静翼の簡単な加工で湿り蒸気流から水分を高効率で除去できるので、動翼のエロージョンを有効に抑制できる。
10 水分除去装置
12,13、100 静翼
12a、100a 中空部
14,104 ダイヤフラム
16,106 支持リング
16a、106a 中空部
18,20、106b、106c 孔
22,30、40、50A、50B、50C、112,114 スリット孔
22a、30a、40a、50a、112a 静翼後縁側壁面
22b、30b、112b 静翼前縁側壁面
40b 入口側領域
40c 出口側領域
50b 入口側壁面
50c 段差面
50d 出口側壁面
a 入口開口
b スリット幅
c 出口開口
24 水分除去流路
50e 裏面
102 動翼
108 ロータ軸
110 ディスクロータ
116 スリット溝
A、B、C 傾斜角
U 周速
Vs、Vcw 絶対速度
Ws、Wcw 相対速度
bs 静翼背面
cw 粗大水滴
dw 微小水滴
fe 静翼前縁
fs 静翼腹面
mf 作動流体
re 静翼後縁
s 湿り蒸気流
sw 水膜流

Claims (5)

  1. 静翼腹面に付着する水分を除去する蒸気タービンの水分除去装置において、
    静翼の中空部に形成された水分除去流路と、
    前記静翼腹面に開口し、前記水分除去流路の後縁側端部に連通すると共に、蒸気流と交差する方向に延在するスリット孔とを備え、
    前記スリット孔の静翼後縁側壁面が、前記静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成されており、
    前記スリット孔の静翼前縁側壁面は、
    前記静翼腹面と該静翼腹面に平行で前記中空部を画定する裏面との間に位置して前記静翼腹面に平行な段差面と、
    前記静翼腹面と前記段差面とに連なる入口側壁面と、
    前記段差面と前記裏面とに連なる出口側壁面と、を含み、
    前記出口側壁面は、前記静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成されていることを特徴とする蒸気タービンの水分除去装置。
  2. 前記スリット孔の静翼前縁側壁面の前記入口側壁面が前記静翼腹面の前縁側基準面に対して鈍角となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービンの水分除去装置。
  3. 前記静翼腹面と前記段差面とに連なる前記入口側壁面が、前記静翼腹面の前縁側基準面に対して鋭角となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービンの水分除去装置。
  4. 前記静翼腹面と前記段差面とに連なる前記入口側壁面が、前記静翼腹面の前縁側基準面に対して鈍角となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービンの水分除去装置。
  5. 前記静翼腹面と前記段差面とに連なる前記入口側壁面が、凸状の円弧面で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービンの水分除去装置。
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