JP5995690B2 - 電磁操作機構の手動開放装置 - Google Patents
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Description
また、電磁操作機構の可動子に取り付けられた操作軸に間隔を開けて凸部を設け、操作軸の両凸部の間に遊嵌させて設けた操作板と、操作板に連結された支持棒と、支持棒に機械的付勢力を与えるばね装置と、それらを駆動する駆動棒をと有する機械的操作手段を備え、駆動棒を手動で操作し、ばね装置に蓄勢された蓄勢力を利用して操作板を駆動させ、可動子を第1の位置から第2の位置へ移動させるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
これに対し、特許文献2に示すような電磁操作機構の手動開放装置では、駆動棒を支点に対して一方に駆動させる動作により、可動子を移動させて接点の引外しが可能となっているが、機械的操作手段が操作軸側に連結されて電磁操作機構と一体に設けられているので、機械的操作手段を設置するスペースを必要とし、電磁操作機構が大形化するという問題点があった。
図1は、実施の形態1による電磁操作機構の手動開放装置によって操作される開閉器と電磁操作機構の構成を示す図であり、手動開放装置を取り付ける前の通常の運転状態における側面断面図である。
図2は、図1の電磁操作機構部に、実施の形態1の手動開放装置を取り付けた状態の側面断面図であり、開閉器は閉極状態にあり、手動開放装置の操作を開始する前の状態を示している。図3は、図2の状態から操作を開始し、操作途中の状態を示す側面断面図であり、図4は、図3から更に操作が進み開閉器が手動開放された状態を示す側面断面図である。また、図5は手動開放装置の外観を示す斜視図である。
真空スイッチ等により構成される開閉器1は、固定接触子1aと可動接触子1bとが対向配置されて真空容器1c内に収容され、可動接触子1bには可動軸1dの一端が連結され、その軸線方向に移動可能となっている。可動軸1dの他端側はその軸線上に配置された接圧ばね2の一端側の鍔部に連結され、接圧ばね2の他端側の鍔部は、絶縁ロッド(図示せず)を介して電磁操作機構3の操作ロッド4に連結されている。
内部構成を説明する前に、先ず全体の構成から説明する。手動開放装置11は、図5(a)に示すように、操作ロッド4先端側の連結体9に着脱可能な延長ロッド12の部分と、手動開放装置11をフェースプレート10へ固定するための固定板13と、本体ケース14の部分に分かれており、固定板13に本体ケース14側を組み合わせ、固定ピン15によって結合されるようになっている。なお、延長ロッド12(後述の皿ばね17も含む)の部分は、固定板13には取り付けられてなく、独立した構成品である。また、本体ケース14内に配置された、後述のレバー部を操作するための操作棒16を備えている。
本体ケース14の内部側には、延長ロッド12に所定の位置で係合するように配設された駆動板18が、支点軸19に回動自在に支持されている。
駆動板18の延長ロッド12との係合側は、延長ロッド12の径より大きい幅で延長ロッド12を跨ぐように形成された切り込みを有する係合部18aとなっており(図5(a)も参照)、手動開放動作前の図2のような状態では、まだ延長ロッド12とは接していない。支点軸19に対して、係合部18aの反対側は、2方向に分かれており、一方は、コイルばね20が伸縮可能に装着された円筒部材からなるばね保持体21の一端とピン22で連結され、他方は、次に説明するレバー23と係合可能な係合ピン24が設けられている。
レバー23は、支点軸26を中心に回動可能に本体ケース14に支持され、駆動板18に対向する側はコの字状に曲げられており、所定の回動位置において駆動板18の係合ピン24と係合し、反対側は本体ケース14の外部に露出して操作棒16の装着部となっている。
先ず、盤のフェースプレート10に固定板13をねじ27により固定する。次に、電磁操作機構3の操作ロッド4の先端に設けた連結体9のねじ部に、延長ロッド12を螺合させて固定する。図5(a)に示すように、固定板13と延長ロッド12の上方から本体ケース14側を被せるように固定板13側に挿入して組み合わせ、固定板13と本体ケース14とに形成した固定ピン用のピン穴13a,14aを合わせ、そこに固定ピン15を挿入して固定板13と本体ケース14を貫通させる。これにより、手動開放装置11はフェースプレート10に固定され、操作中に外れることがない。
続いてレバー23に操作棒16を装着する。この状態における外観は、図5(b)に示すようになり、断面は図2に示す状態となっている。
ばね保持体21の回動が支点軸19と支点軸25を結ぶ線より越えると、すなわち、図3の状態を越えると、コイルばね20が放勢され、その放勢力により駆動板18が支点軸19を中心に急速に反時計方向に回動する。
また、開放操作の途中、コイルばね20の放勢が開始される図3の位置まで操作棒16を回動させると、その後、駆動板18はコイルばね20の放勢力のみで回動し始めるので、駆動板18の係合ピン24とレバー23との係合は図4に示すように離れるため、コイルばね20の放勢力はレバー23には伝わらず、操作者はコイルばね20の放勢力に起因する操作棒16の急な動き等の危害を受けることなく、操作者の安全性が確保される。
手動開放操作により開閉器1の接点を開放した後、手動開放装置11の駆動板18を次の開放操作のために元の状態に戻しておく必要がある。
開放操作後、図4の状態から操作棒16を図で反時計方向へ回動させる。レバー23の駆動板18側はコの字状の屈曲部を有するので、回動の途中からレバー23の屈曲部の一方が駆動板18の係合ピン24と係合し、駆動板18を時計方向に回動させる。これにより、駆動板18が延長ロッド12を開放方向へ押す力が解除されると共に、コイルばね20が蓄勢されていく。
なお、駆動板18が時計方向及び反時計方向に所定以上回動しないように、本体ケース14側にストッパ28が設けられている。
また、延長ロッド12に設けた皿ばね17は必ずしも必要ではない。
また、支点軸19に支持された駆動板18とばね保持体21の一端とがピン結合され、ばね保持体21の他端がスライドするリンク機構となっており、トグル動作によりピン結合部に加える力が増大されてコイルばね20に作用するので、操作棒16に加える小さな力で容易にコイルばね20の蓄勢を行うことができる。
なお、リンク機構は、図に示すような駆動板18とばね保持体21の形状に限定するものではなく、トグル動作を利用して小さな力でばねを蓄勢し、放勢力で延長ロッドを駆動するような構成であればよい。
このように、本願発明の手動開放装置は、操作棒を回動操作させる一動作だけで、且つ、小さな力で開放操作を容易に行うことができる。
図7は、実施の形態2による電磁操作機構の手動操作装置の構成を示す側面断面図である。実施の形態1の図2〜4と同等部分は同一符号を付して説明は省略する。
図7に示すように、本実施の形態では、延長ロッド12が開閉器1の開放を完了する位置の直前で、延長ロッド12と接触するようにショックアブソーバ29を配設したものであり、それ以外は、実施の形態1と同等である。
ショックアブソーバ29が延長ロッド12の衝撃力を吸収することで、延長ロッド12の跳ね返りを防ぎ、開放状態の保持をより確実に行うことができる。
図8は、実施の形態3による電磁操作機構の手動操作装置の構成を示す側面断面図である。実施の形態1の図2と同等部分は同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態3では、手動開放装置11を盤のフェースプレート10に直接取り付けたものである。この場合は、電磁操作機構3と手動開放装置11は分離せずに、常時接続している。
また、操作ロッド4と延長ロッド12は、連結体9によって分離可能としなくても、一体であっても良い。
Claims (3)
- 電磁力により開閉器の接点の開極及び閉極を行い、前記開極又は前記閉極の後は永久磁石によりその状態を保持する電磁操作機構の手動開放装置であって、
前記電磁操作機構の操作ロッドに連結される延長ロッドと、
ばねを含むリンク機構及びこのリンク機構を駆動するレバーを有し、前記延長ロッドに係合されて、前記ばねの駆動力により変曲動作するトグル機構と、
前記電磁操作機構を収容する盤側に着脱可能に固定される固定板と、
前記トグル機構が収容されて前記固定板に組み合わされる本体ケースと、
前記レバーを駆動する操作棒と、を備え、
前記盤側に固定された前記固定板に前記本体ケースが組み合わされた状態で、前記操作棒により前記レバーが駆動されることにより、前記リンク機構がトグル動作して前記ばねの蓄勢と放勢が行なわれ、前記ばねの放勢により前記延長ロッドが開極方向に駆動されるように構成されていることを特徴とする電磁操作機構の手動開放装置。 - 請求項1に記載の電磁操作機構の手動開放装置において、
前記リンク機構は、支点軸を中心に回動し一方側に前記延長ロッドと係合可能な係合部を有する駆動板と、一端が前記駆動板の他方側に回動自在に連結され、他端がスライド可能に軸着されて前記ばねが装着されたばね保持体とを備え、
前記レバーを駆動させて前記駆動板を回動させることにより前記ばねが蓄勢され、所定の回動位置を越えると前記ばねが放勢されてその放勢力で前記駆動板が回動され、前記係合部が前記延長ロッドに係合して前記延長ロッドが前記開極方向に駆動されるように構成されていることを特徴とする電磁操作機構の手動開放装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の電磁操作機構の手動開放装置において、
前記延長ロッドが前記開極方向に駆動される際に生じる衝撃を吸収するショックアブソーバが備えられていることを特徴とする電磁操作機構の手動開放装置。
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