JP6270541B2 - 開閉器操作機構 - Google Patents

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Description

この発明は、特に直流電力回路の開閉を行う開閉器において、短時間での電流遮断を行う開閉器操作機構に関するものである。「開閉器」は遮断器(遮断能力有り)と開閉器(遮断能力の無い通常の開閉器)の両方の総称とする。
直流電気鉄道変電所などで使用される直流高速度遮断器は、回路の短絡電流が最終値に達するまでに主接点を開極し、電流が故障電流の最終値に達するまでに限流遮断を行う要求があり、一般の遮断器より短い開極時間となっている。そのため、高突進率化などへ対応するには、開極時間の短縮が必要であり、ばねエネルギーを更に大きくする等の工夫が必要であった。この一解決策として、特許文献1のような開閉器操作機構が提案されている。
特開2009−170318号公報
従来の直流遮断器は、図6に示すように、接圧ばね67と開極ばね66が、駆動を共にする同一系統のリンク上に配置されている。接圧ばね67の荷重は、主接点2を閉極する側に働き、開極ばね66の荷重は、主接点2を開極する側に働く。開極ラッチ65の解除により開極ばね66、接圧ばね67のエネルギーを放勢し主接点2を開極する時、上記の理由から接圧ばね67のエネルギーが開極ばね66のエネルギーと打ち消し合う方向に働くタイミングがあり主接点2の開極を遅らせていた。このため、特許文献1のように、投入ばねを有する投入ばね部と真空バルブに連結された開閉駆動部とが、開路状態と閉路状態とにおいて分離させるものが提案されているが、この発明は、特許文献1の開閉器操作機構より更に開極時間の高速化を得ることを目的としている。
この発明に係わる開閉器操作機構は、可動側主接点と固定側主接点とを互いに接離し電力回路の開閉を行う主接点、中央部が回動自在に軸支され、一端に上記可動側主接点が設けられた開極リンク、この開極リンクの他端に設けられ上記開極リンクを上記可動側主接点の開離方向に回動させる方向に付勢力を伝える開極ばね、及び上記開極リンクに連結され、この開極リンクを閉極方向に駆動して上記主接点を閉極させる閉極駆動機構を備え、
上記閉極駆動機構は、中央部が回動自在に軸支され、一端に接圧ばねロッドを連結した接圧リンクと、この接圧リンクに上記接圧ばねロッドを介して上記可動側主接点の閉合方向に回動させる方向に駆動力を伝える駆動装置と、この駆動装置による上記接圧リンクの回動時に、上記接圧ばねロッドを介して上記接圧リンクに上記可動側主接点の閉合方向の付勢力を伝える接圧ばねとによって構成され、上記開極リンクの他端と上記接圧リンクの他端間に、上記主接点の開極動作時に上記開極リンクと上記閉極駆動機構との連結を切り離す開極ラッチを係脱可能に設けたものである。

この発明の開閉器操作機構によれば、開極リンクと閉極駆動機構との連結を切り離すことで、接圧リンク側の接圧ばねのばねエネルギーの影響を受けることなく、短時間での開極が可能となる。又、閉極ばねの放勢動作により、次回投入動作が可能な状態にリセットすることが可能となる。
この発明の実施の形態1における開閉器操作機構の構造を説明するための外形図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。 この発明の実施の形態1における開閉器操作機構の構造を説明するもので、開閉器の開極状態を示す側断面図である。 この発明の実施の形態1における開閉器操作機構の構造を説明するもので、開閉器の閉極状態を示す側断面図である。 この発明の実施の形態1における開閉器操作機構の開極状態で且つリセット操作前の状態を示す側断面図である。 この発明の実施の形態2における開閉器操作機構の構造を説明するための開極駆動機構部分を示す斜視図である。 従来の開閉器操作機構を示す構造図である。
この発明の特徴としては一体となっていた操作機構の構造を、閉極駆動機構と開極駆動機構とに分離した事にあり、まずこの発明の概要を説明する。
操作レバーを操作すると、ラッチカムを介して接圧ばねに接続された接圧リンクが回動し、接圧リンクに設けた開極ラッチがスライド駆動される。この時、開極ラッチにより開極リンクに設けたラッチピンを引き込む事で主接点投入を行う。主接点開極時には、開極ラッチを解除することにより、開極駆動機構と閉極駆動機構の係合を解除することで接圧リンク側の接圧ばねの影響を受けることなく、短時間で開極する。
更に、開極過程の終期に、閉極駆動機構の投入保持機構を解除し、次回投入動作が可能な状態にリセットする。
以下、図面に基づいて、この発明の各実施の形態を説明する。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
実施の形態1.
図1から図4は、この発明の実施の形態1における開閉器操作機構を示すものである。図1、2は、開閉器操作機構の全体構造を示し、図3は、開閉器操作機構の投入状態を示し、図4は、開閉器操作機構の開放状態を示すものである。
図1、2において、開閉器の操作機構は、閉極駆動機構と開極駆動機構と接圧保持ラッチ解除機構部とによって構成されており、以下各機構の構造を、動作説明を交えながら順次説明する。
まず、閉極駆動機構について説明する。
閉極駆動機構は、操作レバー11、ラッチカム12、接圧保持ラッチ13、接圧ばね14を有する接圧ばねロッド15、接圧リンク21、コイル押板22を有する開極ラッチ23、開極ラッチ押さえ板24などの部材で構成され、これらの部材は次のように枠体F1に装備されている。
操作レバー11は、主接点30(可動側主接点30aと固定側主接点30b)の開極を行うものであり、操作レバー11の反操作端部には、ほぼ三角形状のラッチカム12が一体に固着され、このラッチカム12と共に固定ピンS1によって枠体F1に回動自在に軸支されている。
又、操作レバー11の操作端部には、連結ロッド51を介して駆動装置50に連結されており、駆動装置50が連結ロッド51を押し引きすることで、操作レバー11を、固定ピンS1を回動中心として時計方向あるいは反時計方向に回動させる。なお、駆動装置50は、例えば、ばね操作機構あるいは電磁操作機構のように連結ロッド51に連結される中心軸を軸方向に直線駆動するものである。ただし、中心軸の動作は直線運動に限らず、円弧運動であってもよい。
ラッチカム12の自由端側である底辺部12aは、操作レバー操作による回動時に、枠体F1に設けた接圧保持ラッチ13の半月状係合部(直径部)に案内され且つ摺動するために円弧状に形成されている。更にこの円弧状の底辺部12aの一方端部には、切欠部12bが設けられている。この切欠部12bは、接圧保持ラッチ13の半月状係合部の円弧面と係合することによってラッチカム12の回動を止め係止状態で、操作レバー11の主接点30の閉極操作を終了させる。又、円弧状の底辺部12aの他方端部には、接圧ばねロッド15を連結する連結用可動ピンP1が設けられている。
接圧ばねロッド15の一端部には、連結用可動ピンP1を摺動させる長手方向の長孔15aを有し、この一端部は、上述のように連結用可動ピンP1によってラッチカム12に連結されている。
又、接圧ばねロッド15の他端部は、接圧リンク21の一端部に連結用可動ピンP2によって回動、屈折自在に連結されている。
接圧ばねロッド15に連結した接圧リンク21は、その中央部が固定ピンS2によって枠体F2に回動自在に軸支されている。
接圧ばね14は、接圧ばねロッド15に巻回状態で、接圧ばねロッド15の他端部とラッチカム12の連結用可動ピンP1間に張架され、操作レバー11による閉極操作時に、後述するようにして接圧ばねロッド15の移動に伴って蓄勢され、主接点30を接圧方向に付勢する。この接圧ばね14の蓄勢は、この接圧保持ラッチ13がラッチカム12の切欠部12bに係合してラッチカム12の係止を維持し、且つ閉極駆動機構の投入状態を保持し、最終的には操作レバー11のリセットに寄与する。
開極ラッチ23は、接圧リンク21の他端部に連結用可動ピンP3によって回動自在に軸支され、そのフック部は、後述するようにラッチピンP5に対し係脱する。
又、開極ラッチ23のフック部は、固定ピンS4を軸に回動する開極ラッチ押さえ板24によってラッチピンP5の方向に付勢され、コイル押板22の操作によってラッチピンP5との係合が解除される。
次に、開極駆動機構について説明する。
開極駆動機構は、開極リンク25(開極リンク本体部25a、主接点ブレード25b)、開極ばねロッド42、開極ばね41、開極ストッパー43などの部材で構成され、これらの部材は次のように枠体F2に装備されている。
開極リンク25は、端部に可動側主接点30aを装備した主接点ブレード25bと開極リンク本体部25aとによって一体に構成され、両者の連結部である開極リンク25の中央部は、固定ピンS3によって枠体F2に回動自在に軸支されている。固定側主接点30bは、可動側主接点30aに対向する位置に配置され、開極リンク25の回動動作により可動側主接点30aと接離することで、この開閉器の主回路の開閉を行う。
開極リンク25の開極リンク本体部25aには、開極ラッチ23と係合するラッチピンP5が設けられ、後述するように開極ラッチ23とラッチピンP5との係脱によって閉極駆動機構と開極駆動機構との連係、又は連係解除が行われる。
開極リンク25の開極リンク本体部25aには、開極ラッチ23と係合するラッチピンP5が設けられ、後述するように開極ラッチ23とラッチピンP5との係脱によって閉極駆動機構と開極駆動機構との連係、又は連係解除が行われる。
開極ばねロッド42は、一端部(開極ラッチ側端部)が開極リンク本体部25aに可動ピンP4によって回動自在に軸支されている。そして、他端部には、長孔42aが設けられ、この長孔42aと枠体F2に設けた固定ピン42Pとによって、長手方向に移動可能な状態で支持されている。
開極ばね41は、開極ばねロッド42に巻回状態で、開極ばねロッド42の一端部と固定ピン42P間に張架され、操作レバー11による閉極操作時に、開極ばねロッド42の移動に伴って開極方向のばね圧が畜勢される。なお、43は開極ばねロッド42の移動を規制する開極ストッパーである。
図2、3に基づいて可動側主接点30a及び固定側主接点30bによる閉極動作を説明する。
図2において、開極状態にある操作レバー11を駆動装置50によって図3のように下方向へ引き下げると、ピン連結された各部品が回動、直動動作する。
すなわち、ラッチカム12が固定ピンS1を軸に時計方向に回動し、連結用可動ピンP1が長孔15a内を移動、長孔15aの上方(図3)で停止する。更に
ラッチカム12が回動を続ける過程で、その動力は、接圧ばねロッド15―接圧リンク21―開極ラッチ23―ラッチピンP5の順に伝達される。この時、接圧リンク21は、固定ピンS2を軸に反時計方向に回動し、開極ラッチ23を介し開極リンク25も固定ピンS3を軸に反時計方向に回動するので、可動側主接点30aは、投入する側へ移動し固定側主接点30bと閉合し閉極する。そして、切欠部12bが接圧保持ラッチ13で係止された時点で閉極が終わり、操作レバー11に付勢された力を解除することで、閉極駆動機構の投入状態が保持される。
この主接点閉極動作の過程中において、接圧ばね14、及び開極ばね41のばねエネルギーの蓄勢が行われる。すなわち、接圧ばね14は、連結用可動ピンP1の移動で圧縮、蓄勢され、主接点30(可動側主接点30aと固定側主接点30b)の閉極後も接点圧接のため、しばらくの間圧縮される。又、蓄勢された接圧ばねエネルギーは、接圧保持ラッチ13とラッチカム12の切欠部12bとの係合による係止により保持される。
一方開極ばね41も開極ばねロッド42の右方向(図3)への移動で圧縮され且つ開極動作に備えて蓄勢される。
以上の一連の動作は、操作レバー11の下方向への引き下げ操作中に行われる。
図4に基づいて開極動作を説明する。
図3の投入状態において、コイル押板22を操作して開極ラッチ23を時計回りに回動させる。この操作によりラッチピンP5に対する開極ラッチ23のフック部の係合が解除され、開極リンク25が開極ばね41の放勢エネルギーを受けて固定ピンS3を軸に時計回りに回動し、可動側主接点30aを図4の右方向へ移動させ固定側主接点30bから開離させこの開閉器の主回路を開極させる。
開極ラッチ23とラッチピンP5との係合が解除された後、閉極駆動機構において、接圧リンク21は、接圧ばね14のばね圧によって固定ピンS2を中心に反時計方向に固定ピンS4と接触するまでわずかに回転する。固定ピンS4と接触後は、接圧保持ラッチ13とラッチカム12との係合により接圧ばね14を蓄勢した状態を維持する。すなわち、接圧ばね14のばね圧に影響されずに開極ばね41の放勢エネルギーによって開極が行われる。
この開極動作は、瞬間的であり、この動作に連動して次の自動リセット動作が行われる。
まず、図1に基づいて、自動リセット動作を行うための接圧保持ラッチ解除機構の構成を説明する。
接圧保持ラッチ解除機構は、図1に示すように接圧保持ラッチ解除リンク31によって構成されている。
この接圧保持ラッチ解除リンク31は、開極リンク25の開極ラッチ側端部に位置するラッチピンP5と接圧保持ラッチ13との間に配置され、両者を連係するクランク機構を形成している。すなわち、接圧保持ラッチ解除リンク31は、両側にラッチピン側リンク31aと接圧保持ラッチ側リンク31bとを有し、接圧保持ラッチ側リンク31bには、接圧保持ラッチ13の軸方向端部が差し込まれ一体構造になっている。
次に、自動リセット動作を説明する。
上記開極過程の開極終了間際に、一方のラッチピン側リンク31aが、ラッチピンP5によって蹴り上げられ時計回りに回動動作し、その時、他方の接圧保持ラッチ側リンク31bは、リンク機構により反時計回りに回動動作する。
この接圧保持ラッチ側リンク31bの反時計回りの回動により、接圧保持ラッチ側リンク31bに直結した接圧保持ラッチ13が共動し、この接圧保持ラッチ13の半月状係合部の円弧面と、ラッチカム12の切欠部12bとの係止を解除(閉極駆動機構の主接点投入保持状態を解除)する。そして、ラッチカム12の円弧状の底辺部12aが接圧保持ラッチ13の半月状係合部の直径部を摺動し始め、接圧ばね14の放勢エネルギーで閉極駆動機構を自動リセットさせる。すなわち、操作レバー11が初期状態に戻る(復帰する)ので次回投入動作が可能な状態となる。
実施の形態2.
以下、図5に基づいて、この発明の実施の形態2を説明する。
実施の形態1では、ラッチピンP5を開極ラッチ23で引き込むように構成したが、実施の形態2では、主接点ブレード25bと一体の開極リンク本体部25aを,フック形状の開極ラッチ23で直接引き込む構成としている。
このようにフック形状の開極ラッチ23で開極リンク本体部25aを直接引き込むことで、実施の形態1におけるラッチピンP5が無くとも実施の形態1の開極ラッチ23で引き込む場合と同様な効果を得ることができる。
なお、実施の形態2では、ラッチピンP5が無くなるので、例えば、開極リンク本体部25aを曲げ加工するか、又はラッチピン側リンク31a自体そのものを曲げ加工することによって実施される。
なお、上記の実施の形態1の動作の説明において、図2〜図4において連結ロッド51の長さが図示上異なっているが、この図は単に駆動装置50が操作レバー11を押し引きしている動作の概念を示したものであり、連結ロッド51が実際に伸縮することを図示したものではない。
又、上記の実施の形態1においては、操作レバー11を駆動装置50にて操作する例を示したが、操作レバー11の操作を駆動装置50によらず、手動にて操作するような開閉器であってもよい。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
11:操作レバー、 12:ラッチカム、 12a:円弧状の底辺部、
12b:切欠部、 13:接圧保持ラッチ、 14:接圧ばね、
15:接圧ばねロッド、 15a:長孔、 21:接圧リンク、
22:コイル押板、 23:開極ラッチ、 24:開極ラッチ押さえ板、
25:開極リンク、 25a:開極リンク本体部、 25b:主接点ブレード、
30:主接点、 30a:可動側主接点、 30b:固定側の主接点、
31:接圧保持ラッチ解除リンク、 31a:ラッチピン側リンク、
31b:接圧保持ラッチ側リンク、 41:開極ばね、
42:開極ばねロッド、 42a:長孔、 42P:固定ピン、
43:開極ストッパー、 50:駆動装置、 51:連結ロッド、
S1:固定ピン、 S2:固定ピン、
S3:固定ピン、 S4:固定ピン、 P1:連結用可動ピン、
P2:連結用可動ピン、 P3:連結用可動ピン、 P4:可動ピン、
P5:ラッチピン、 F1:枠体、 F2:枠体。

Claims (5)

  1. 可動側主接点と固定側主接点とを互いに接離し電力回路の開閉を行う主接点、中央部が回動自在に軸支され、一端に上記可動側主接点が設けられた開極リンク、この開極リンクの他端に設けられ上記開極リンクを上記可動側主接点の開離方向に回動させる方向に付勢力を伝える開極ばね、及び上記開極リンクに連結され、この開極リンクを閉極方向に駆動して上記主接点を閉極させる閉極駆動機構を備え、
    上記閉極駆動機構は、中央部が回動自在に軸支され、一端に接圧ばねロッドを連結した接圧リンクと、この接圧リンクに上記接圧ばねロッドを介して上記可動側主接点の閉合方向に回動させる方向に駆動力を伝える駆動装置と、この駆動装置による上記接圧リンクの回動時に、上記接圧ばねロッドを介して上記接圧リンクに上記可動側主接点の閉合方向の付勢力を伝える接圧ばねとによって構成され、
    上記開極リンクの他端と上記接圧リンクの他端間に、上記主接点の開極動作時に上記開極リンクと上記閉極駆動機構との連結を切り離す開極ラッチを係脱可能に設けたことを特徴とする開閉器操作機構。
  2. 上記開極リンクと、この開極リンクの開極ラッチ側端部に設けられた開極ばねロッドと、この開極ばねロッドに設けられ上記駆動装置による閉極時に開極方向のばね圧が畜勢される開極ばねとによって構成された開極駆動機構、及び上記閉極駆動機構を備え、上記駆動装置による閉極操作により主接点投入状態を保持し、上記開極リンクに対する上記開極ラッチの係合を解いて上記閉極駆動機構と上記開極駆動機構との連結を解除し、上記接圧ばねのばね圧に影響されずに上記主接点を開極することを特徴とする請求項1に記載の開閉器操作機構。
  3. 上記開極リンクの開極ラッチ側端部と上記閉極駆動機構との間に、両者を連係する閉極駆動機構解除リンクを設け、この閉極駆動機構解除リンクを、上記開極リンクに対する上記開極ラッチの係合を解く操作に連動させ、この連動操作によって上記閉極駆動機構の主接点投入保持状態を解除して、上記主接点が次回投入可能な状態に上記駆動装置を復帰させることを特徴とする請求項2に記載の開閉器操作機構。
  4. 上記接圧ばねロッドは、一端部が上記接圧リンクの一端部に軸支され且つ他端部が長手方向に移動可能な状態で軸支されると共に、上記開極ばねロッドは、一端部が、開極ラッチ側端部に軸支され且つ他端部が、長手方向に移動可能な状態で軸支され、上記接圧ばねロッドの移動に伴って上記接圧ばねを畜勢すると共に上記開極ばねロッドの移動に伴って上記開極ばねを畜勢することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の開閉器操作機構。
  5. 上記開極ラッチは、上記開極リンクの開極ラッチ側端部に対し係脱可能なフック機構で形成したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の開閉器操作機構。
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