JP5992042B2 - エレベータのかご室天井装置 - Google Patents

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Description

この発明は、天蓋に救出口が設けられており、救出口が救出口蓋により開閉されるエレベータのかご室天井装置に関するものである。
かご室の天井に救出口が設けられている従来のエレベータでは、救出口を開閉する救出口蓋に、照明装置及び換気装置等の機器が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えばEN81−1(欧州法規)やGB(中国法規)では、一般の乗客によりかご室内から救出口蓋が開放されないように、ロック装置により救出口蓋をロックすることが義務付けられている。救出口蓋のロックは、消防隊員等の作業員がかご上でロック装置を操作することにより解除され、これにより救出口蓋の開動作が可能となる。また、ロック装置によるロックが解除されると、安全回路スイッチの接点が開放され、かごの自動運転が禁止される。
さらに、万一、作業員が救出口からかご室内に入った状態で救出口蓋が閉じてしまった場合に備えて、ロック装置にはキー操作部(三角キー)が設けられている。このキー操作部にかご室内から専用のキーを嵌合して回転操作することによっても、ロック装置によるロックを解除することができる。
特開平6−340386号公報
上記のような従来のエレベータでは、救出口蓋にロック装置を設置することにより、照明装置や換気装置の大きさやレイアウトに制約が発生し、意匠の自由度が低下する。特に、救出口の大きさが制限される場合(例えば350mm×500mm)、照明装置や換気装置を設置するスペースが制限されてしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ロック装置を効率的に配置し、救出口蓋に設置される機器のレイアウトの自由度を向上させることができるエレベータのかご室天井装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかご室天井装置は、救出口が設けられている天蓋本体と、天蓋本体に設けられており、救出口を開閉する救出口蓋とを有している天蓋、及び救出口蓋を全閉位置にロックするロック位置とロックを解除する解除位置との間で変位可能なロック部材と、専用のキーによりかご室内からロック部材を操作するためのキー操作部と、ロック部材の位置に応じてかごの昇降を規制する安全スイッチとを有しており、天蓋に設けられているロック装置を備え、安全スイッチは、天蓋本体の救出口の縁部に設けられており、ロック部材は、救出口蓋に回動可能に設けられており、ロック部材には、ロック位置にあるときに安全スイッチに係合するスイッチ係合部が設けられており、スイッチ係合部の安全スイッチへの係合が解除されることにより、安全スイッチの接点が開かれる。
また、この発明に係るエレベータのかご室天井装置は、救出口が設けられている天蓋本体と、天蓋本体に設けられており、救出口を開閉する救出口蓋とを有している天蓋、及び救出口蓋の開放を機械的に阻止するロック位置とロックを解除する解除位置との間で変位可能なロック部材と、専用のキーによりかご室内からロック部材を操作するためのキー操作部と、ロック部材の位置に応じてかごの昇降を規制する安全スイッチとを有しており、天蓋に設けられているロック装置を備え、安全スイッチは、救出口蓋の縁部に設けられており、ロック部材は、救出口蓋の縁部に沿ってスライド可能に救出口蓋に設けられており、ロック部材には、ロック位置にあるときに安全スイッチに係合するスイッチ係合部と、ロック位置にあるときに天蓋本体に係合して救出口蓋の開放を阻止するストッパ部とが設けられており、天蓋本体には、ロック部材が解除位置にあるときにストッパ部の通過を許容する切欠部が設けられており、スイッチ係合部の安全スイッチへの係合が解除されることにより、安全スイッチの接点が開放される。
この発明のエレベータのかご室天井装置は、ロック部材にスイッチ係合部を設け、ロック部材がロック位置にあるときにスイッチ係合部が安全スイッチに係合し、スイッチ係合部の安全スイッチへの係合を解除しロック部材を解除位置に変位させると、安全スイッチの接点が開かれるとともに、救出口蓋のロックが解除されるようにしたので、ロック装置を効率的に配置し、救出口蓋に設置される機器のレイアウトの自由度を向上させることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。 図1のかご室の断面図である。 図2のかご室を示す平面図である。 図3のIV部を拡大して示す平面図である。 図4のロック装置を示す右側面図である。 図4のロック装置によるロックを解除した状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかご室天井装置の要部を示す平面図である。 図7のロック装置によるロックを解除した状態を示す平面図である。 図8のIX−IX線に沿う断面図である。 図8のX−X線に沿う断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機(駆動装置)3、そらせ車4、及びエレベータ制御装置(制御盤)5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータ(図示せず)と、駆動シーブ6の回転を制動する巻上機ブレーキ(図示せず)とを有している。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架体7が巻き掛けられている。懸架体7としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体7の第1の端部には、かご8が接続されている。懸架体7の第2の端部には、釣合おもり9が接続されている。
かご8及び釣合おもり9は、懸架体7により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機3により昇降路1内を昇降される。エレベータ制御装置5は、巻上機3を制御することにより、かご8の運行を制御する。
昇降路1内には、かご8の昇降を案内する一対のかごガイドレール(図示せず)と、釣合おもり9の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。
かご8は、懸架体7が接続されたかご枠10と、かご枠10に支持されたかご室11とを有している。かご室11の前面には、エレベータドアとしての一対のかごドア12が設けられている。
複数階の乗場には、一対の乗場ドア13がそれぞれ設けられている。乗場ドア13は、かご8の着床時にかごドア12が係合することにより、かごドア12に連動して開閉動作される。
図2は図1のかご室11の断面図、図3は図2のかご室11を示す平面図である。かご室11の上部には、天蓋14が設けられている。天蓋14は、天蓋本体15と、天蓋本体15に回動可能に設けられている矩形の救出口蓋16とを有している。天蓋本体15には、救出口15aが設けられている。救出口15aは、救出口蓋16により開閉される。また、天蓋14は、かご室11の前面、背面及び左右の側面に設けられた複数のかご室壁11aの上端部に接続され支持されている。
天蓋14には、救出口蓋16を全閉位置にロックするロック装置17が設けられている。ロック装置17は、天蓋本体15の救出口15aの縁部と救出口蓋16の縁部とに渡って設けられている。ロック装置17による救出口蓋16のロックは、消防隊員等の作業員が天蓋14上でロック装置17を操作することにより手動で解除され、これにより救出口蓋16が上方へ回動可能になる。
図4は図3のIV部を拡大して示す平面図、図5は図4のロック装置17を示す右側面図、図6は図4のロック装置17によるロックを解除した状態を示す平面図である。
ロック装置17は、救出口蓋16を全閉位置に機械的にロックするロック位置(図4)とロックを解除する解除位置(図6)との間で変位可能なロック部材(ロックレバー)18と、専用のキー(図示せず)によりかご室11内からロック部材18を操作するためのキー操作部19と、ロック部材18の位置に応じてかご8の昇降を規制する安全スイッチ20とを有している。
安全スイッチ20は、天蓋本体15の救出口15aの縁部(救出口蓋16の回動軸とは反対側の縁部)に設けられている。天蓋本体15の上板の下面には、安全スイッチ20を固定する安全スイッチ固定部材21が固定されている。安全スイッチ20は、天蓋本体15の上板の下側に配置されている。また、安全スイッチ20の軸方向寸法(図4の左右方向の寸法)は、軸方向に直角な方向の寸法よりも大きく、安全スイッチ20は、軸方向が救出口15aの縁部と平行になるように配置されている。
ロック部材18は、安全スイッチ20に隣接する救出口蓋16の縁部に、回動可能に設けられている。キー操作部19は、ロック部材18の回動軸に設けられている。この例では、キー操作部19として三角キーが用いられている。救出口蓋16の下面(裏面)には、ロック部材18をかご室11内から見えないように覆うカバー22が固定されている。
救出口蓋16には、天蓋14からロック部材18を手動操作するための開口(長孔)16aが設けられている。ロック部材18の先端部には、ロック位置にあるときに安全スイッチ20に挿入されるスイッチ係合部としてのスイッチ挿入部18aが設けられている。安全スイッチ20の長手方向の端部には、スイッチ挿入部18aが挿入される挿入口20aが設けられている。
スイッチ挿入部18aが挿入口20aに挿入されることにより、安全スイッチ20の接点が閉じられ、かご8の昇降が可能となる。逆に、挿入口20aからスイッチ挿入部18aが引き抜かれることにより、安全スイッチ20の接点が開かれ、かご8の自動運転が禁止される。
ロック部材18は、救出口蓋16を開いた状態であれば、図6の2点鎖線で示す全閉阻止位置にも回動可能である。全閉阻止位置では、ロック部材18が安全スイッチ20に干渉することにより救出口蓋16が全閉されるのが阻止される。
次に、動作について説明する。通常運転時には、救出口蓋16は全閉されており、ロック部材18はロック位置にある。このため、スイッチ挿入部18aが挿入口20aに挿入されており、かご8の昇降が許可されている。この状態で、エレベータ制御装置5により巻上機3が制御され、かご8が昇降される。
一方、何等かの原因により、かご室11内の乗客を救出口15aから救出する必要が生じた場合には、作業員が乗場からかご8上に移動する。そして、開口16aを通してロック部材18を解除位置まで回動させる。これにより、ロック装置17によるロックが解除され、図5の2点鎖線に示すように、救出口蓋16を上方へ開動作させることができる。また、この状態では、安全スイッチ20の接点が開いているため、かご8の自動運転が禁止されている。
救出口蓋16を所定の位置まで開動作させ、救出口15aを開放した後、救出口蓋16の下方に配置されている照明カバーを外すことにより、かご室11内が救出口15aを通してかご8上に連通され、乗客の救出が可能となる。
また、万一、作業員が救出口15aからかご室11内に入った後に救出口蓋16が閉じ、しかもロック部材18が天蓋本体15と干渉する位置までロック位置側へ回動されてしまった場合、作業員が携帯している専用のキーをキー操作部19に嵌合させてキー操作部19を回転操作する。これにより、ロック部材18を解除位置まで回動させることができ、救出口蓋16をかご室11内から押し上げて開動作させることができる。
このようなエレベータのかご室天井装置では、安全スイッチ20及びロック部材18を天蓋本体15と救出口蓋16とに振り分けて配置し、ロック部材18にスイッチ挿入部18aを設け、ロック部材18を回動させることにより、救出口蓋16のロック・解除及び安全スイッチ20の接点の開閉を行うようにしたので、ロック装置17を効率的に配置し、省スペース化を図ることができる。
これにより、救出口蓋16に広いスペースを確保することができ、救出口蓋16に設置される機器のレイアウト(ランプ配置等)の自由度を向上させることができる。また、設計負荷の軽減及び意匠性の向上を図ることができる。
また、救出口15aの開放時にロック部材18を全閉阻止位置に回動させておくことにより、救出口蓋16が誤って全閉されるのを防止することができる。
実施の形態2.
次に、図7はこの発明の実施の形態2によるエレベータのかご室天井装置の要部を示す平面図、図8は図7のロック装置によるロックを解除した状態を示す平面図、図9は図8のIX−IX線に沿う断面図、図10は図8のX−X線に沿う断面図である。
実施の形態2では、実施の形態1と同様の安全スイッチ20が救出口蓋16の縁部に設けられている。救出口蓋16の下面には、安全スイッチ20を固定する安全スイッチ固定部材23が固定されている。
ロック部材(ロックレバー)24は、救出口蓋16の縁部に沿ってスライド可能に救出口蓋16に設けられている。また、ロック部材24は、救出口蓋16を全閉位置に機械的にロックするロック位置(図7)とロックを解除する解除位置(図8)との間で変位される。救出口蓋16の下面には、ロック部材24のスライドを案内するガイドレール25が固定されている。
ロック部材24には、ロック位置にあるときに安全スイッチ20の挿入口20aに挿入されるスイッチ係合部としてのスイッチ挿入部24aと、ロック位置にあるときに天蓋本体15に係合して救出口蓋16の開放を阻止するストッパ部(凸部)24bと、ガイドレール25に係合する折曲部24c(図9)とが設けられている。
天蓋本体15の救出口15aの縁部には、ロック部材24が解除位置にあるときにストッパ部24bの通過を許容する切欠部(凹部)15bが設けられている。
キー操作部19とロック部材24との間には、クランク機構26が連結されている。キー操作部19に操作力が入力されると、クランク機構26を介してロック部材24に伝達され、ロック部材24がスライドされる。救出口蓋16の下面には、ロック部材24及びクランク機構26をかご室11内から見えないように覆うカバー(図示せず)が固定されている。
救出口蓋16には、遮蔽部材としての遮蔽板ばね27が取り付けられている。天蓋本体15には、救出口蓋16が全閉されたときに遮蔽板ばね27に当接して遮蔽板ばね27を弾性変形させるばね押さえ28が設けられている。
救出口蓋16が開放され、遮蔽板ばね27がばね押さえ28から離れると、弾性変形していた遮蔽板ばね27が変形前の形状に復元される。このとき、図10の2点鎖線に示すように、遮蔽板ばね27が挿入口20aの前を横切るように構成されている。
即ち、遮蔽板ばね27は、救出口蓋16が開放されているとき、安全スイッチ20とロック部材24との間に位置しスイッチ挿入部24aが挿入口20aに挿入されるのを阻止する。また、遮蔽板ばね27は、救出口蓋16が全閉されているとき、ばね押さえ28により弾性変形されて、スイッチ挿入部24aの挿入口20aへの挿入を許容する。
実施の形態2のロック装置29は、ロック部材24、ガイドレール25、クランク機構26、遮蔽板ばね27、ばね押さえ28、キー操作部19及び安全スイッチ20を有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。通常運転時には、救出口蓋16は全閉されており、ロック部材24はロック位置にある。このため、スイッチ挿入部24aは挿入口20aに挿入されており、かご8の昇降が許可されている。この状態で、エレベータ制御装置5により巻上機3が制御され、かご8が昇降される。
一方、何等かの原因により、かご室11内の乗客を救出口15aから救出する必要が生じた場合には、作業員が乗場からかご8上に移動する。そして、開口16aを通してロック部材24を解除位置までスライドさせる。これにより、ロック装置29によるロックが解除され、救出口蓋16を上方へ開動作させることができる。また、この状態では、安全スイッチ20の接点が開いているため、かご8の自動運転が禁止されている。
救出口蓋16を所定の位置まで開動作させ、救出口15aを開放した後、救出口蓋16の下方に配置されている照明カバーを外すことにより、かご室11内が救出口15aを通してかご8上に連通され、乗客の救出が可能となる。
また、万一、作業員が救出口15aからかご室11内に入った後に救出口蓋16が閉じ、しかもロック部材24が天蓋本体15と干渉する位置までロック位置側へスライドされてしまった場合、作業員が携帯している専用のキーをキー操作部19に嵌合させてキー操作部19を回転操作する。これにより、ロック部材24を解除位置までスライドさせることができ、救出口蓋16をかご室11内から押し上げて開動作させることができる。
このようなエレベータのかご室天井装置では、安全スイッチ20、ロック部材24及びクランク機構26を救出口蓋16の縁部に配置し、ロック部材24にスイッチ挿入部24aを設け、ロック部材24を安全スイッチ20の長手方向にスライドさせることにより、救出口蓋16のロック・解除及び安全スイッチ20の接点の開閉を行うようにしたので、ロック装置29を効率的に配置し、省スペース化を図ることができる。
これにより、救出口蓋16に広いスペースを確保することができ、救出口蓋16に設置される機器のレイアウトの自由度を向上させることができる。また、設計負荷の軽減及び意匠性の向上を図ることができる。
また、救出口15aの開放時にロック部材24を解除位置からずらしておくことにより、救出口蓋16が誤って全閉されるのを防止することができる。
さらに、救出口蓋16に遮蔽板ばね27を設けたので、救出口蓋16が開いているときに安全スイッチ20の接点が誤って閉じられるのを防止することができる。
なお、上記の例では、ロック部材18,24をロック位置に変位させたときに、スイッチ挿入部18a,24aが挿入口20aに挿入される構造を示したが、ロック部材により安全スイッチの接点を開閉する構造はこれに限定されるものではない。即ち、スイッチ係合部は、スイッチ挿入部18a,24aに限定されない。
また、この発明が適用されるエレベータ装置のタイプは、図1のタイプに限定されるものではない。例えば、機械室レスエレベータ、マルチカー方式のエレベータ装置、又はダブルデッキエレベータ等にも、この発明は適用できる。
さらに、巻上機3、エレベータ制御装置5、懸架体7及び釣合おもり9等のエレベータ機器の位置や個数も上記の例に限定されない。例えば、2:1ローピング方式のエレベータ装置にも、この発明は適用できる。

Claims (3)

  1. 救出口が設けられている天蓋本体と、前記天蓋本体に設けられており、前記救出口を開閉する救出口蓋とを有している天蓋、及び
    前記救出口蓋の開放を機械的に阻止するロック位置とロックを解除する解除位置との間で変位可能なロック部材と、専用のキーによりかご室内から前記ロック部材を操作するためのキー操作部と、前記ロック部材の位置に応じてかごの昇降を規制する安全スイッチとを有しており、前記天蓋に設けられているロック装置
    を備え、
    前記安全スイッチは、前記救出口蓋の縁部に設けられており、
    前記ロック部材は、前記救出口蓋の縁部に沿ってスライド可能に前記救出口蓋に設けられており、
    前記ロック部材には、ロック位置にあるときに前記安全スイッチに係合するスイッチ係合部と、ロック位置にあるときに前記天蓋本体に係合して前記救出口蓋の開放を阻止するストッパ部とが設けられており、
    前記天蓋本体には、前記ロック部材が解除位置にあるときに前記ストッパ部の通過を許容する切欠部が設けられており、
    前記スイッチ係合部の前記安全スイッチへの係合が解除されることにより、前記安全スイッチの接点が開放され、
    前記救出口蓋には、前記救出口蓋が開放されているときに前記安全スイッチと前記ロック部材との間に位置し前記スイッチ係合部が前記安全スイッチに係合するのを阻止する遮蔽部材が設けられているエレベータのかご室天井装置。
  2. 前記遮蔽部材は、弾性変形されることにより前記スイッチ係合部の前記安全スイッチへの係合を許容する遮蔽板ばねである請求項記載のエレベータのかご室天井装置。
  3. 前記天蓋本体には、前記救出口蓋が全閉されたときに前記遮蔽板ばねに当接して前記遮蔽板ばねを弾性変形させるばね押さえが設けられている請求項記載のエレベータのかご室天井装置。
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