JP5991613B2 - 自動水栓 - Google Patents

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Description

本発明は、物体検知センサの物体検知により吐水の開始と停止とを切り替える自動水栓に関するものである。
従来から、自動水栓として、水栓近傍の検知エリア内に物体が存在するか否かを検知するセンサと、センサが物体を検知するとバルブを開弁するコントローラとを備えた自動水栓がある(例えば特許文献1参照)。
この自動水栓では、センサが、吐水口から吐水する水流の吐水方向に位置する物体を検知する食器・食材検知エリアと、吐水方向から外れた食器・食材を持つ手を検知する手検知エリアとを有する。そして、この自動水栓は、食器・食材検知エリアと手検知エリアの何れか又は両方に物体が存在することで、吐水を開始する。
特開2001−329583号公報
しかしながら、この自動水栓では、検知エリアの一方のみに物体が存在した状態で吐水するため、水栓からの水を受けるシンクに茹で汁等の湯を流した際や水栓から湯を吐出した際等に、湯気を物体と検知して吐水を開始する場合がある。そして、この自動水栓は、湯気を検知する間、吐水を継続するため、水栓が湯を吐出する場合、吐水(湯の吐出)が停止しなくなる恐れがある。
そこで、自動水栓としては、センサを二つ設けて、両方で物体の存在を検知した際に吐水を開始して、吐水中に一方のセンサが物体の存在を検知しなくなった際に吐水を停止するものがある。ところで、この自動水栓では、吐水中に、洗浄動作等で物体を動かしたり移動したりした際に、一方のセンサの検知エリアから物体が外れて、このセンサが物体の存在を検知しなくなることがある。この場合、この自動水栓では、使用者が意図しない止水への自動切替が行われて、使用者に不快感を与えることがある。
そこで、本発明は、前記従来の問題点に鑑みて発明したものであり、その目的とするところは、洗浄動作等で吐水中に一方の検知部が物体無を検知した場合の意図しない止水への切り替わりを抑制した自動水栓を提供することにある。
本発明の自動水栓は、外部の水受部に向けて吐水する吐水部と、物体を検知する二つの検知部と、この検知部の両方が物体有を検知した際に吐水を開始させる制御を行う制御部とを備えた自動水栓である。
そして、前記二つの前記検知部は各々、前記吐水部と前記水受部との間に物体の有無を検知する検知領域を有したもので、この二つの前記検知部として、前記検知領域に向けて光を照射してこの光を反射した対象物までの距離を測定する第1検知部と、前記検知領域を介して前記水受部側に光を照射して前記水受部側からの反射光を受光する第2検知部とを備え、前記第1検知部は、前記距離が所定距離以下の場合に前記物体有を検知し、前記第2検知部は、前記反射光を受光する受光部の出力値が所定範囲の場合に前記物体有を検知するものであり、前記第1検知部は上記吐水部における吐水管のベースに投光部を備え、前記第2検知部は上記吐水管の先端部に投光部を備えて、前記二つの検知部は物体の有無を検知する検知領域が異なっており、前記制御部は、前記吐水の開始後に一方の前記検知部が前記物体有を検知し且つ残りの一方の前記検知部が物体無を検知した場合に前記吐水を継続する制御と、この制御での前記吐水の継続時に前記残りの一方の前記検知部での前記物体無の検知が一定時間継続した場合に前記吐水を停止させる制御とを行うものであることを特徴とする。
本発明は、前記構成を備えたことで、吐水中に、例えば、洗浄動作等で物体を動かしたり移動したりした際に、意図しない止水への切り替わりを抑制することができる。これによって、本発明は、意図しない止水への切り替わりによる不快感を使用者に与え難くすることができる。そして、本発明は、前記構成を備えたことで、例えば温水(湯)使用時等で使用後も湯気等で一方の検知部での物体有の検知が継続した場合、一定時間経過後に止水に切り替えて、意図しない吐水の継続を抑制することができる。
本発明の自動水栓の実施形態の斜視図である。 自動水栓のブロック図である。 第1検知部の物体の検知動作の説明図である。 第2検知部の物体の検知動作の説明図である。 二つの検知部での物体の有無の検知の説明図であり、(a)は両方の検知部で物体有を検知した状態であり、(b)は一方の検知部で物体有を検知した状態であり、(c)は両方の検知部で物体無を検知した状態である。 制御部による制御を説明するタイミングチャートである。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。本実施形態の自動水栓1は、例えば、図1に示すように、流し台に設けられる。流し台は、シンク21を有する。シンク21は底部22の上面(底部上面22a)が略水平な面になっている。
自動水栓1は、図2に示すように、吐水部2と、検知部7と、制御部9とを備える。吐水部2は、図1に示すように、ベース3と、吐水管4とを備える。ベース3は、シンク21の縁部23上面23aに設けてある。そして、ベース3は縁部23から上方に突出しており、内部に流路(不図示)を有する。
吐水管4は、ベース3の上面に設けてある。吐水管4は逆U字状になっている。吐水管4はU字の一端がベース3に取り付けてある。そして、吐水管4の内部には、ベース3の流路と連通する流路(不図示)が設けてある。また、吐水管4はU字の他端がシンク21の底部22の上方に位置する。吐水管4はこの他端に、下方に開口した吐水口2aが設けてあり、吐水口2aから底部22に向けて水や湯等が吐出される。
そのため、シンク21の底部22は、吐水口2aから下方に吐出された水を受ける水受部20になっている。以下、ベース3から吐水口2a側(シンク21の縁部23から底部22側)を前方と定義して説明する。なお、この場合、ベース3を設けた縁部23は、シンク21の後縁部となる。
更に、吐水部2は、ベース3の流路又は吐水管4の流路に、この流路を開閉させる弁部材6が設けてある。そして、吐水部2は、弁部材6で前記流路を開閉することで、吐水口2aからの吐水の開始と停止(止水)とを切り替えており、この流路の開閉は制御部9によって制御される。
検知部7は、図1に示すように、吐水管4の下流端より下側に検知領域8を有する。具体的には、検知領域8が、吐水口2aとシンク21の底部22との間に位置し、且つ吐水口2aから吐出される水の吐出領域に存在する。そして、検知部7は、この検知領域8における皿やこれを持つ手等の物体30の有無を検知する。
検知部7は、自動水栓1に二つ設けてある。二つの検知部7は、検知領域8の少なくとも一部が重複して位置する。具体的には、検知領域8に向けて光を照射してこの光を反射した対象物32までの距離を測定する第1検知部10と、検知領域8を介して水受部20側に光を照射して水受部20側からの反射光を受光する第2検知部15とを備える。
第1検知部10は、例えば、三角測距方式で対象物32までの距離を測定する所謂測距反射型光電センサ(距離設定型光電センサ)になっている。第1検知部10は、図3に示すように、第1投光部11と第1受光部12とを備える。第1投光部11及び第1受光部12はベース3に設けてある。
第1投光部11は、照射光として赤外線又は可視光線を照射する投光素子を有する。第1投光部11は前斜め下方に向けて光(照射光)を照射する。言い換えると、第1投光部11は、前斜め下方に向けて照射方向を有する。そして、第1投光部11は、検知領域8を通過して底部上面22aに向けて光を照射する。第1投光部11からの照射光は、検知領域8に存在する物体30やシンク21(底部22)等の対象物32で反射する。
第1受光部12は、例えば、位置検知素子(例えばPSD素子(Position Sensitive Detector)を有する。第1受光部12は、検知領域8や底部上面22aから来た光を受ける。
すなわち、第1受光部12は、第1投光部11から対象物32で反射された照射光(対象物32での反射光)を受ける。そして、第1受光部12は、反射光を受ける位置(部位)が、第1投光部11から対象物32までの距離に応じて変化する。
具体的には、図3に示すように、例えば検出領域に物体30が存在する場合、対象物32が物体30となるため、第1投光部11の照射光は、物体30で反射して第1受光部12に到達する(図中矢印R1参照)。また、検出領域に物体30が存在しない場合、対象物32が底部上面22aとなるため、第1投光部11の照射光は、底部上面22aで反射して第1受光部12に到達する(図中矢印R2参照)。
そのため、第1検知部10は、第1受光部12の反射光を受けた位置を検知し、これによって対象物32までの距離を測定することができる。そして、第1検知部10は、この測定した距離から、検知領域8における物体30の有無を検知する(区別する)。
第2検知部15は、例えば、所謂限定反射型光電センサになっている。この限定反射型光電センサとは、強い受光出力を得るために投受光の指向角度を小さくしたものである。そして、限定反射型光電センサは、投光軸と受光軸が比較的大きな角度で交差する。そのため、限定反射型光電センサの動作領域は、投光光芒と受光光芒が交差する限られた距離範囲のみの領域(限定領域)に限定される。
第2検知部15は、第2投光部16と第2受光部17とを備える。第2投光部16は設置部5に設けられる。設置部5は、吐水管4の先端部(吐出口側の端部)に設けてあり、吐出管から後方に突出して形成してある。第2受光部17は、ベース3に設けてある。
第2投光部16は、照射光として赤外線又は可視光線を照射する投光素子を有する。そして、第2投光部16は前斜め下方に向けて光(照射光)を照射する。そのため、第2投光部16は、検知領域8を通過して底部上面22aに向けて光を照射している。そして、第2投光部16からの照射光は、第1投光部11からの照射光に交差しており、第1検知部10及び第2検知部15は各々、この照射光の交点を含むこの交点周辺に、検知領域8を有する。
第2受光部17は、例えば、第2投光部16からの照射光を受ける受光素子を有する。また、第2受光部17は、前斜め下方に受光方向を有する。そして、第2受光部17は受光軸が第2投光部16の投光軸と、底部上面22aで交差する。言い換えると、第2受光部17は、図4に示すように、底部上面22aで反射した照射光(図中矢印R3参照)を受けており、底部22が第2検知部15の反射物34になっている。
そのため、第2検知部15の動作領域は、照射方向において検知領域8よりも遠方となる底部上面22aに限定される。そして、第2投光部16の照射光は、反射物34である底部上面22aで反射して、第2受光部17側に進行する。
ところで、第2検知部15は、検知領域8に物体30が存在する場合、第2投光部16からの照射光の一部或いは全部が、例えば物体30での反射や吸収等で、底部上面22aに到達し難くなる。この場合、第2検知部15は、反射物34(底部上面22a)からの反射光を、第2受光部17で受光し難くなる。そして、第2受光部17で反射光を受光し難くなると、第2検知部15は、検知情報(検知結果)における所定の出力値が、反射物34からの反射光が低減されない場合に比べて低下する。すなわち、第2検知部15は、第2受光部17の受光量の変化を検知し、これによって検知領域8における物体30の有無を検知する(区別する)。
制御部9は、第1検知部10で測定した距離が所定距離以下の場合に、第1検知部10が物体有を検知したと判定する。そして、制御部9は、第2受光部17の前記所定の出力値が所定範囲(所定値以下)の場合に、第2検知部15が物体有を検知したと判定する。更に、制御部9は、対象物32までの前記距離や前記所定の出力値等の検知部7の検知情報(検知結果)に基づいて、吐水管4から水受部20に水を吐出するか否か(吐水と止水と)を切り替える。
具体的には、止水時に、例えば、自動水栓1で物体30を洗浄する際等に、図5(a)に示すように、使用者が第1検知部10及び第2検知部15の両方の検知領域8内に亘って物体30を位置させることがある。この場合、制御部9は、二つの検知部7の両方が物体有(物体30が検知領域8に有ること)を検知したと判定する。これによって、自動水栓1は、止水から吐水に切り替わる。言い換えると、制御部9は、止水時に、第1検知部10で測定した距離が所定距離以下で、且つ第2受光部17の前記出力値が所定値以下となった場合に、吐水を開始する吐水制御を行う(図6中のP1参照)。
そして、吐水時に、例えば、物体30の洗浄が完了する等で、図5(c)に示すように、使用者が第1検知部10及び第2検知部15の両方の検知領域8から外れて位置するように物体30を動かしたり移動させたりすることがある。この場合、制御部9は、二つの検知部7の両方が物体無(物体30が検知領域8に無いこと)を検知したと判定する。これによって、自動水栓1は、吐水から止水に切り替わる。言い換えると、制御部9は、吐水時に、第1検知部10で測定した距離が所定距離を超過し(所定距離を含まない)、且つ第2受光部17の前記出力値が所定値を超過する(所定値を含まない)場合に、吐水を停止させる止水制御を行う(図6中のP2参照)。
また、例えば、洗浄中(吐水中)に物体30を動かしたり移動させたりした際等に、図5(b)に示すように、物体30が一方の検知部7の検知領域8に位置し且つ残り一方(他方)の検知部7の検知領域8から外れて位置することがある。この場合、制御部9は、二つの検知部7のうち、一方の検知部7(例えば第2検知部15)が物体有を検知し、残りの一方の検知部7(例えば第1検知部10)が物体無を検知したと判定する。そして、制御部9は、この判定結果に基づいて、吐水を継続する継続制御を行い(図6中のP3参照)、自動水栓1に吐水を継続させる。
更に、この継続制御での吐水継続時に、前記残りの一方の検知部7(他方の検知部7)での前記物体無の検知が一定時間T1継続した(一定時間T1経過した)場合、制御部9は、吐水を停止させる停止制御を行う(図6中のP4参照)。これによって、自動水栓1は、吐水から止水に切り替わる。
また、前記継続制御を行う条件を満たした状態で、その経過時間が一定時間T1に達していないときの継続制御での吐水継続時に、例えば、物体30が動いたり移動したりした際に、物体30が両方の検知部7の検知領域8に亘って位置することがある。この場合、制御部9は、二つの検知部7の両方が物体有を検知したと判定して、停止制御用の時間の測定を解除して、測定時間をリセットする。言い換えると、制御部9は、二つの検知部7の両方で物体有を検知した場合、両方の検知部7で物体有を検知している間、常時吐水を継続する(吐水を維持する)。そして、制御部9は、継続制御を行う毎に、新たに前記時間の測定を行う。
なお、前記継続制御を行う条件を満たした状態で、その経過時間が一定時間T1に達していないときの継続制御での吐水継続時に、例えば、物体30が動いたり移動したりした際に、物体30が両方の検知部7の検知領域8から外れて位置することがある。この場合、制御部9は、前記物体有を検知していた前記一方の検知部7が物体無を検知したと判定して、止水制御を行う(図6中のP2参照)。もちろん、制御部9は、図5や図6に示す条件のみに限らず、吐水中に、第2検知部15が物体無を検知し、且つ第1検知部10が物体有を検知した場合、継続制御を行う。そして、この一方が物体有で他方が物体無の検知が一定時間T1経過した場合、制御部9は停止制御を行う。
このように、自動水栓1は、二つの検知部7と、検知部7の両方で物体有を検知した際に吐水を開始する制御部9とを備えたことで、物体30を検知し易くすることができ、且つ湯気等での誤検知による誤吐水を生じ難くすることができる。これによって、自動水栓1は、物体30に対する検知精度を向上し易くすることができて、精度良く物体有を検知して、吐水を開始することができる。
そして、自動水栓1は、制御部9が前述のような継続制御を有したことで、吐水中に、物体有の検知が一方の検知部7のみになった場合に、吐水を継続することができる。これによって、自動水栓1は、洗浄動作等で物体30を動かしたり移動したりした際に、意図しない止水への切り替わりを抑制することができる。そのため、自動水栓1は、意図しない止水への切り替わりによる不快感を使用者に与え難くすることができる。
更に、自動水栓1は、制御部9が停止制御を有したことで、物体無を検知した検知部7が物体有を一定時間T1の間に再検知しない場合、継続制御で継続した吐水を、一定時間T1経過後に停止することができる。これによって、自動水栓1は、温水(湯)使用時等で、使用後も湯気等で一方の検知部7が物体有と検知した場合に、一定時間T1経過後に止水に切り替えることができて、意図しない吐水の継続を抑制することができる。
また、自動水栓は、二つの検知部7として、例えば距離設定型光電センサと限定反射型光電センサ等の検知領域8や検知条件等の異なる二種類の検知部7を備えたことで、黒色の食器や食材等の低反射率の物体30を検知し易くすることができ、且つ湯気等での誤検知を生じ難くすることができる。これによって、自動水栓1は、物体30に対する検知精度を向上し易くすることができて、吐水制御や継続制御、停止制御等の各種制御を行い易くすることができる。
なお、本発明は、実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。また例えば、検知部7による物体30の有無の検知を、制御部9で判定するものに限らず、前記判定を検知部7で行い判定結果を制御部9に出力するものや、前記判定を行う判定部を設けてこの判定部での判定結果を制御部9に出力するもの等であってもよい。また例えば、第2検知部15は、底部上面22aを反射物34としたものに限らず、シンク21の縁部23内面を反射物34としたものであってもよい。
また例えば、第2検知部15は、第2受光部17の出力値が所定値以上の場合に、物体有を検知するものであってもよい。この場合、第2検知部15は、物体30を反射物34として、第2受光部17が検知領域8(物体30)からの反射光を受光することで、第2受光部17の出力値が物体無の場合に比べて増加する。すなわち、第2検知部15は、前記出力値が所定範囲の場合に物体有を検知するものであればよい。
また例えば、自動水栓1は、二つの検知部7として、第2検知部15を二つ備えたものであってもよい。この場合、例えば、二つの第2検知部15は夫々、物体有を検知する条件が異なることが好ましい。具体的には、例えば、一方の第2検知部15は、底部上面22a等を反射物34として検知領域8の物体30によって出力値が低下することで物体有を検知する。そして、残り一方の第2検知部15は、検知領域8の物体30を反射物34として検知領域8の物体30によって出力値が増加することで物体有を検知する。また例えば、二つの検知部7は、互いの検知領域8の一部又は一方の全部又は両方の全部が重なったものに限らず、重ならずに近接して位置するもの等であってもよい。
1 自動水栓
2 吐水部
7 検知部
8 検知領域
9 制御部
10 第1検知部
15 第2検知部
20 水受部
30 物体
32 対象物

Claims (1)

  1. 外部の水受部に向けて吐水する吐水部と、物体の有無を検知する二つの検知部と、この検知部の両方が物体有を検知した際に吐水を開始させる制御を行う制御部とを備えた自動水栓であって、
    前記二つの前記検知部は各々、前記吐水部と前記水受部との間に物体の有無を検知する検知領域を有したもので、この二つの前記検知部として、前記検知領域に向けて光を照射してこの光を反射した対象物までの距離を測定する第1検知部と、前記検知領域を介して前記水受部側に光を照射して前記水受部側からの反射光を受光する第2検知部とを備え、
    前記第1検知部は、前記距離が所定距離以下の場合に前記物体有を検知し、前記第2検知部は、前記反射光を受光する受光部の出力値が所定範囲の場合に前記物体有を検知するものであり、
    前記第1検知部は上記吐水部における吐水管のベースに投光部を備え、前記第2検知部は上記吐水管の先端部に投光部を備えて、前記二つの検知部は物体の有無を検知する検知領域が異なっており、
    前記制御部は、前記吐水の開始後に一方の前記検知部が前記物体有を検知し且つ残りの一方の前記検知部が物体無を検知した場合に前記吐水を継続する制御と、この制御での前記吐水の継続時に前記残りの一方の前記検知部での前記物体無の検知が一定時間継続した場合に前記吐水を停止させる制御とを行うものであることを特徴とする自動水栓。
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