JP5743299B2 - 自動吐水装置 - Google Patents
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Description
この自動吐水装置によれば、複数の検知センサのうちいずれかに異常が発生した場合、異常が発生していない検知センサの検知エリアを狭くすることで、検知エリアが拡がりすぎることを防止することができるようになる。また、いずれかの検知センサに異常が発生しても、異常が発生していない検知センサを用いた検知によって吐水を行うことができるようになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動吐水装置を備えた洗面台を例示する斜視模式図である。
図2は、本発明の実施の形態に係る自動吐水装置を例示するブロック図である。
図1及び図2に表したように、自動吐水装置110は、水栓本体10と、電磁弁20と、複数の検知センサSR1、SR2、…、SRnと、センサ制御部30と、異常検知部35と、水栓制御部40と、を備える。
なお、図1に表した洗面台では、自動吐水装置110の検知センサとして、2つの検知センサSR1及びSR2が設けられている。以下の説明では、複数の検知センサSR1、SR2、…、SRnを総称して検知センサSRということにする。
なお、本実施形態では、異常検知部35を独立した構成として示しているが、異常検知部35をセンサ制御部30に内蔵してもよい。
なお、本実施形態において、水栓制御部40とセンサ制御部30とを独立して示しているが、これらは一つの制御部として設けられていてもよい。
これにより、検知センサSRのうちいずれかに異常が発生しても、検知センサSRの異常による吐水条件の変化を抑制することができ、使用者の使い勝手を維持することができるようになる。
すなわち、図3は、メインルーチンを例示するフローチャートである。図4は、吐水制御を例示するフローチャートである。図5は、設定処理を例示するフローチャートである。
先ず、センサ制御部30は、検知センサSRの投光部から所定の光(例えば、赤外線光)を投光し、検知センサSRの受光部で反射光を取り込む(ステップS201)。受光部で取り込んだ反射光の光量は、センサ制御部30に送られる。センサ制御部30は、検知センサSRから送られた反射光の光量に基づき、検知エリア内に対象物が入ったか否かを判断する。そして、検知センサSRの少なくとも1つの検知結果に基づいて、対象物を検知したか否かを判断する。そして、その判断結果を水栓制御部40に出力する(ステップS202)。
先ず、異常検知部35は、検知センサSRのうちいずれかに異常が発生しているか否かを判断する(ステップS301)。異常検知部35は、例えば、検知センサSRのそれぞれにチェック用の信号を送り、その応答によって異常か否かを判断する方法や、検知センサSRの出力が通常想定される出力よりも大きすぎたり、または、小さすぎたりする場合に異常と判断する方法を実行する。なお、異常か否かの判断は、これ以外の方法であってもよい。
図6は、第1実施形態に係る検知性能の変化について説明するタイミングチャートである。
図6に例示する第1実施形態では、2つの検知センサSR1及びSR2による検知のタイミングを示している。図6では、検知センサSR1及びSR2の検知タイミング、並びに自動吐水装置110の全体での検知タイミングを例示しており、図6(a)は検知センサSR1及びSR2のいずれも異常が発生していない場合、図6(b)は検知センサSR2に異常が発生している場合を示している。
このようなAND検知では、対象物の誤検知を抑制できる効果がある。
このようなOR検知では、対象物を短い周期で迅速に検知できる効果がある。
なお、上記の例では、検知センサSR2に異常が発生し、検知センサSR1に異常が発生していない場合について説明したが、この逆の場合であっても同様である。
図7は、第2実施形態に係る検知性能の変化について説明するタイミングチャートである。
図7に例示する第2実施形態では、2つの検知センサSR1及びSR2による検知のタイミングを示している。図7では、検知センサSR1及びSR2の検知タイミング、並びに自動吐水装置110の全体での検知タイミングを例示しており、図7(a)は検知センサSR1及びSR2のいずれも異常が発生していない場合、図7(b)は検知センサSR2に異常が発生している場合を示している。
このように、本実施形態では、2つの検知センサSR1及びSR2のうちいずれか(例えば、検知センサSR2)に異常が発生しても、いずれの検知センサSR1及びSR2にも異常が発生していない場合と同じ検知タイミングで対象物の有無を判断することができ、使用者の使い勝手が変わることを抑制することができるようになる。
なお、上記の例では、検知センサSR2に異常が発生し、検知センサSR1に異常が発生していない場合について説明したが、この逆の場合であっても同様である。
図8は、第3実施形態に係る検知性能の変化について説明するタイミングチャートである。
図8に例示する第3実施形態では、4つの検知センサSR1〜SR4による検知のタイミングを示している。図8では、検知センサSR1〜SR4の検知タイミング、並びに自動吐水装置110の全体での検知タイミングを例示しており、図8(a)は検知センサSR1〜SR4のいずれも異常が発生していない場合、図8(b)は検知センサSR2に異常が発生している場合を示している。
また、上記実施形態では4つの検知センサSR1〜SR4を用いる場合を例としたが、4つ以外であっても同様である。
図9は、第4実施形態に係る検知性能の変化について説明するタイミングチャートである。
図9に例示する第4実施形態では、4つの検知センサSR1〜SR4による検知のタイミングを示している。図9では、検知センサSR1〜SR4の検知タイミング、並びに自動吐水装置110の全体での検知タイミングを例示しており、図9(a)は検知センサSR1〜SR4のいずれも異常が発生していない場合、図9(b)は検知センサSR2及びSR3に異常が発生している場合を示している。
また、上記実施形態では4つの検知センサSR1〜SR4を用いる場合を例としたが、4つ以外であっても同様である。
図10は、第5実施形態に係る検知性能の変化について説明する模式図である。
図10に例示する第5実施形態では、検知センサSR1及びSR2による検知エリアについて示している。図10(a)は検知センサSR1及びSR2のいずれも異常が発生していない場合、図10(b)は検知センサSR2に異常が発生している場合を示している。
図11は、第6実施形態に係る検知性能の変化について説明する模式図である。
図11に例示する第6実施形態では、検知センサSR1及びSR2による検知エリアについて示している。図11(a)は検知センサSR1及びSR2のいずれも異常が発生していない場合、図11(b)は検知センサSR2に異常が発生している場合を示している。
次に、第7実施形態の説明を行う。第7実施形態では、センサ制御部30は、検知センサSRについて異常が発生していない場合、AND検知を行い、検知センサSRのうちいずれかに異常が発生した場合、OR検知に切り替える制御を行う。これにより、いずれかの検知センサSRに異常が発生しても、異常が発生していない検知センサSRを用いた検知によって吐水を行うことができるようになる。なお、異常ではない検知センサSRについては必ずしも検知の周期や検知エリアを変更する必要はない。
上記説明した自動吐水装置110は、図1に表した洗面台への適用に限られない。
図12は、本実施形態に係る自動吐水装置が設けられた小便器を例示する斜視模式図である。
図12に表したように、自動吐水装置110は、水栓本体10と、電磁弁20と、複数の検知センサSR1、SR2、…と、センサ制御部30と、異常検知部35と、水栓制御部40と、を備える。検知センサSR1、SR2、…、センサ制御部30及び異常検知部35は、水栓本体10の内部に設けられている。検知センサSR1、SR2、…は、小便器80の前に立つ使用者の有無を検知する。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (2)
- 湯水を吐水する水栓本体と、
前記水栓本体からの吐水及び止水を切り替える電磁弁と、
複数の検知センサと、
前記複数の検知センサをそれぞれ駆動するセンサ制御部と、
前記複数の検知センサの少なくとも1つの異常を検知する異常検知部と、
前記複数の検知センサの少なくとも1つの検知結果に基づいて前記電磁弁を制御して前記吐水及び前記止水を切り替える制御を行う水栓制御部と、
を備え、
前記異常検知部が前記複数の検知センサのうちいずれかの異常を検知した場合、
前記センサ制御部は、異常が発生していない検知センサの検知性能を変化させ、
前記異常検知部が前記複数の検知センサのうちいずれの異常も検知していない場合、
前記センサ制御部は、前記複数の検知センサについてそれぞれ異なるタイミングで対象物を検知させる駆動を行い、
前記水栓制御部は、前記複数の検知センサのうち少なくとも2つについて連続したタイミングで対象物を検知した場合、前記吐水を開始する制御を行い、
前記異常検知部が前記複数の検知センサのうちいずれかの異常を検知した場合、
前記センサ制御部は、異常が発生していない検知センサについての検知エリアを、前記異常検知部で異常を検知する前の検知エリアに比べて狭くする駆動を行い、
前記水栓制御部は、異常が発生していない検知センサのうち少なくとも2つについて連続したタイミングで対象物を検知した場合、または前記検知エリアを狭くした検知センサが対象物を検知した場合、前記吐水を開始する制御を行うことを特徴とする自動吐水装置。 - 湯水を吐水する水栓本体と、
前記水栓本体からの吐水及び止水を切り替える電磁弁と、
複数の検知センサと、
前記複数の検知センサについてそれぞれ異なるタイミングで対象物を検知させる駆動を行うセンサ制御部と、
前記複数の検知センサの少なくとも1つの異常を検知する異常検知部と、
前記複数の検知センサの少なくとも1つの検知結果に基づいて前記電磁弁を制御して前記吐水及び前記止水を切り替える制御を行う水栓制御部と、
を備え、
前記異常検知部が前記複数の検知センサのうちいずれの異常も検知していない場合、
前記水栓制御部は、前記複数の検知センサのうち少なくとも2つについて連続したタイミングで対象物を検知した場合、前記吐水を開始する制御を行い、
前記異常検知部が前記複数の検知センサのうちいずれかの異常を検知した場合、
前記水栓制御部は、異常が発生していない検知センサのうち少なくとも1つについて対象物を検知した場合、前記吐水を開始する制御を行うことを特徴とする自動吐水装置。
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