JP6508596B2 - 自動水栓 - Google Patents

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本発明は、自動水栓に関する。
従来より、電波を放射する電波センサーの受信信号に基づいて、吐水部からの吐水と止水とが制御される自動水栓が知られている(例えば特許文献1)。このような自動水栓では、電波センサーが使用者の手などからの反射波を受信すると、吐水部からの吐水が開始される制御が行われている。
特開2011−162940号公報
しかしながら、特許文献1のような自動水栓は、例えばキャビネットの上部に配設されたシンクが樹脂製の場合には、電波センサーからの電波がシンクを透過してしまうことがある。そして、キャビネットには、シンクの下方に引き出しが配設されている場合があり、収納物の出し入れなどの際に引き出しを動かすと、シンクを透過した電波によって引き出しの動きが誤検知されて、自動水栓から意図しない吐水が発生するという問題がある。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、シンクの下方に設けられている引き出しの動作に対する電波センサーの誤検知によって意図しない吐水が起こることが抑制された自動水栓を提供することを課題としている。
本発明の自動水栓は、上記の課題を解決するため、キャビネットの上部に配設されている電波透過性のシンクの下方に、前記キャビネットの前後方向に動く引き出しが配設されている流し台の前記シンク付近に配設される自動水栓であって、
先端に吐水口を備え、前記シンク内に吐水する吐水部と、
前記吐水口と前記シンクとの間の領域の物体を検知可能な電波センサーと、
前記吐水口に至る管路に設けられた弁装置と、
前記引き出しの動きを検知する移動検知センサーと、
前記吐水口からの吐水と止水とを制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、前記電波センサーが物体を検知している場合に前記弁装置を開にして吐水させ、前記電波センサーが物体を検知していない場合に前記弁装置を閉にして吐水を停止させる制御が可能であり、かつ、前記引き出しの動きを前記移動検知センサーが検知すると、前記電波センサーが物体を検知しても、前記弁装置を閉にして吐水を禁止する制御を行うことを特徴としている。
本発明の自動水栓によれば、シンクの下方に設けられている引き出しの動作に対する電波センサーの誤検知によって意図しない吐水が起こることが抑制される。
本発明の自動水栓の一実施形態を例示した内部透視図である。 図1に例示した引き出しを引き出した状態を例示した内部透視図である。 本発明の自動水栓の吐水と止水の制御の形態を例示したブロック図である。
図1は、本発明の自動水栓の一実施形態を例示した内部透視図である。
自動水栓1は、流し台Sのシンク2付近に配設されている。この流し台Sには、キャビネットCの上部に配設されているシンク2の下方に引き出し3が配設されている。
シンク2は、例えば樹脂などの電波透過性を有する材料であり、キャビネットCの上部に設けられている。シンク2は下方に窪む略凹状であり、水平方向に延びる上縁部21がキャビネットCの上部に当接している。上縁部21の内側端部21aからは下方へ垂下する側壁部32が形成されており、側壁部22の下端部22aからは略水平な底面部23が形成されている。また、底面部23には開口部23aが設けられており、この開口部23aは下方に延びる排水管Rと接続している。自動水栓1からシンク2に供給される水によって、使用者はシンク2内で食器や調理器具、食材などの洗浄等を行うことができる。
引き出し3は、前面部31、底面部32および背面部33を備えている。前面部31と背面部33は、底面部32の前後の両端部から起立し、互いに対向している。また、引き出し3は、前面部31がキャビネットCの前面部c1と略面一な状態でキャビネットC内に収納されている。引き出し3は、キャビネットCの前後方向に動かすことができる。具体的には、引き出し3は、手前に引き出すことで外部に露出させることができ、奥に押し込むことで再びキャビネットC内に収納することができる。引き出し3には食器や調理器具などの各種の収納物Mを収納することができる。
自動水栓1は、吐水部4、電波センサー5、弁装置6、移動検知センサー7および制御手段8を備えている。
吐水部4は、後方側のシンク2の上縁部21から立ち上がって、シンク2の中央側へ向かって下向きに湾曲して延びる側面視逆U字形状であり、先端には下方に向かって開口する吐水口41が設けられている。また、吐水部4の内部には、吐水口41側に水を供給する吐水管Dの一部が挿入されている。
電波センサー5は、吐水部4の吐水口41側の下部に設けられており、吐水口41とシンク2の底面部23との間の領域が検知領域として想定されている。電波センサー5は、シンク2の底面部23に向かって電波(マイクロ波)を放射し、人の手などの被検知体に当たって反射してきた電波の受信信号(周波数の変化など)によって物体を検知するものであり、従来公知のセンサーを適宜使用することができる。
弁装置6は、キャビネットCの内部において、吐水口41に至る管路(給水管Eと吐水管Dの間)に配設されている。弁装置6は、電磁弁61を開閉することで給水管Eから吐水管Dに水を供給するか否か、すなわち、吐水部4からの水の吐水と吐水の停止(止水)が切り替えられるようになっている。弁装置6の配設位置は特に限定されない。また、弁装置6は、給水管Eから吐水管Dへの供給される水の流量を調整するための吐水流量調整用の電磁弁や、湯水の混合比を調節して、吐水部4から吐出される水の温度を調節するための温度調整用の電磁弁などを含むことができる。
移動検知センサー7は、引き出し3の背面部33の後方に位置するキャビネットCの背面部c2に配設されており、引き出し3の動きを検知する。また、移動検知センサー7よって検知される「引き出し3の動き」には、引き出し3の動きに伴う収納物の動きなども含まれる。
移動検知センサー7は、物体の動きを検知可能な公知のセンサーを適宜使用することができ、例えば、測距センサー、画像センサー、フォトインタラプタなどを例示することができる。なかでも、移動検知センサー7は、引き出し3の背面部33との距離を測定可能な測距センサーであることが好ましい。具体的には、例えば、測距センサー内部の光源(LEDやレーザダイオード)から照射された光が、測定対象物である引き出し3の背面にあたると反射され、受光素子で受光した光を評価・演算し、距離に換算する形態のものを例示することができる。移動検知センサー7が、引き出し3の背面部33から離間した位置に設けられた測距センサーであると、引き出し3の前後方向の動きをより確実に検知することができる。
制御手段8は、キャビネットC内部において弁装置6に隣接して設けられており、電波センサー5、弁装置6および移動検知センサー7と電気的に接続されている。制御手段8は、電波センサー5の信号に基づいて弁装置6の開閉を制御して、吐水口41からの吐水と止水とを切り替える制御を行う。
そして、シンク3が電波透過性を有する場合、電波センサー5は、引き出し3の動きを、検知領域に物体が存在すると誤検知してしまう場合がある。具体的には、例えば、電波センサー5は、放射した電波がシンク2の下方に透過して引き出し3や引き出し3内の収納物Mから反射すると、その反射波を検知することにより、引き出し3や引き出し3内の収納物Mの動きを検知してしまうことがある。
次に、本発明の自動水栓の吐水・止水の制御について図1〜図3とともに説明する。図2は、図1に例示した引き出しを引き出した状態を例示した内部透視図である。図3は、本発明の自動水栓の吐水と止水の制御の形態を例示したブロック図である。
図1に例示した状態では、キャビネットCに収納された引き出し3は静止しており、移動検知センサー7は、引き出し3が静止状態であることを検知している。この状態では、電波センサー5の検知領域がシンク2の下方の引き出し3付近まで達していても、通常、誤検知による吐水が生じることはない。
そして、図1に例示した状態において、電波センサー5が検知領域の物体(人の手や食器など)を検知した場合は、電波センサー5からの信号を受けた制御手段8は、弁装置6の電磁弁61を開く。これによって、給水管Eから吐水管Dに供給された水が吐水部4の吐水口41から吐水される。また、電波センサー5が検知領域の物体を検知していない場合は信号の出力は停止し、制御手段8は、弁装置6の電磁弁61を閉じた状態にして吐水部4からの吐水を停止する。
一方、図2に例示したように、収納されていた引き出し3を手前に引き出すと、移動検知センサー7は引き出し3の動きを検知して制御手段8に信号を出力する。この信号を受けた制御手段8は、弁装置6の電磁弁61を閉状態にして、吐水部4からの吐水を禁止する制御を行う。この場合、制御手段8による制御の形態は、制御手段8からの信号によって弁装置6の閉状態を維持する形態や、電波センサー5からの検知信号をキャンセルすることで、弁装置6を閉状態に維持する形態などを例示することができる。
このように、制御手段8によって吐水が禁止された状態では、引き出し3や引き出し3内の収納物Mの動きを、電波センサー5が検知領域に物体が存在すると誤検知したとしても、弁装置6の電磁弁61の閉状態が維持され、意図しない吐水の発生が抑制される。したがって、自動水栓1は、節水を図ることができ、使い勝手にも優れている。
なお、図2のように、手前に引き出した引き出し3が静止状態の場合は、移動検知センサー7からの検知信号が停止するため、制御手段8によって吐水部4からの吐水を禁止する制御を解除することができる。この場合は、制御手段8は、通常通り、電波センサー5による物体の検知・非検知によって、吐水と止水とを制御することができる。
また、引き出し状態の引き出し3を元の位置に収納する場合(図2の状態から図1の状態に戻す場合)も同様に、移動検知センサー7によって引き出し3の動きが検知される。このため、移動検知センサー7からの信号を受けた制御手段8は、弁装置6の電磁弁61を閉じた状態にして、吐水部4からの吐水を禁止する制御を行うことができる。この場合も、電波センサー5が引き出し3や引き出し3内の収納物Mの動きを誤検知したとしても、弁装置6の電磁弁61が閉状態に維持されるため、意図しない吐水が発生することが抑制される。
以上の通り、本発明の自動水栓1は、キャビネットCの上部に配設されている電波透過性のシンク2の下方に、キャビネットCの前後方向に動く引き出し3が配設されている流し台Sのシンク2付近に配設される自動水栓1である。
自動水栓1は、先端に吐水口41を備え、シンク2内に吐水する吐水部4と、吐水口41とシンク2との間の領域の物体を検知可能な電波センサー5とを備えている。自動水栓1は、吐水口41に至る管路に設けられた弁装置6と、引き出し3の動きを検知する移動検知センサー7と、吐水口41からの吐水と止水とを制御する制御手段8とを備えている。
制御手段8は、電波センサー5が物体を検知している場合に弁装置6を開にして吐水させ、電波センサー5が物体を検知していない場合に弁装置6を閉にして吐水を停止させる制御が可能である。そして、引き出し3の動きを移動検知センサー7が検知すると、電波センサー5が物体を検知しても、弁装置6を閉にして吐水を禁止する制御を行う。
この自動水栓1では、移動検知センサー7は、引き出し3の背面部33から離間した位置に設けられた測距センサーであることが好ましい。
本発明の自動水栓は、以上の実施形態に限定されることはない。例えば、制御手段は、吐水部の付近や弁装置の付近以外の箇所に設けることもできる。また、電波センサーや移動検知センサーの配設位置なども限定されず、適宜な位置に配設することができる。
1 自動水栓
2 シンク
3 引き出し
33 背面部
4 吐水部
41 吐水口
5 電波センサー
6 弁装置
7 移動検知センサー
8 制御手段
C キャビネット
S 流し台

Claims (2)

  1. キャビネットの上部に配設されている電波透過性のシンクの下方に、前記キャビネットの前後方向に動く引き出しが配設されている流し台の前記シンク付近に配設される自動水栓であって、
    先端に吐水口を備え、前記シンク内に吐水する吐水部と、
    前記吐水口と前記シンクとの間の領域の物体を検知可能な電波センサーと、
    前記吐水口に至る管路に設けられた弁装置と、
    前記引き出しの動きを検知する移動検知センサーと、
    前記吐水口からの吐水と止水とを制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記電波センサーが物体を検知している場合に前記弁装置を開にして吐水させ、前記電波センサーが物体を検知していない場合に前記弁装置を閉にして吐水を停止させる制御が可能であり、かつ、前記引き出しの動きを前記移動検知センサーが検知すると、前記電波センサーが物体を検知しても、前記弁装置を閉にして吐水を禁止する制御を行うことを特徴とする自動水栓。
  2. 前記移動検知センサーは、前記引き出しの背面部から離間した位置に設けられた測距センサーであることを特徴とする請求項1に記載の自動水栓。
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