JP5991345B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体モジュールと、半導体モジュールを冷却する冷却管とを積層してなる半導体積層ユニットを備えた電力変換装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車等には、三相交流回転電機を駆動させるために、バッテリーからの直流電力を三相交流電力に変換する電力変換装置が搭載されている。このような電力変換装置としては、例えば特許文献1に示されたものがある。
特許文献1の電力変換装置は、半導体モジュールと、半導体モジュールを冷却する冷却器と、半導体モジュール及び冷却器を内包するケースとを有している。冷却器は、内部に冷媒を流通する冷媒流路を備え、半導体モジュールと交互に積層された複数の冷却管を連結管によって連結して形成されている。また冷却器は、冷媒流路へ冷媒を供給する供給管と、冷媒流路内の冷媒を排出する排出管とを有している。供給管及び排出管は、ケースとの間の隙間を埋めるための一対のシール部材にそれぞれ挿通配置される。
また、ケースは、半導体モジュール及び冷却器の下方に配置される底部と、底部の外周縁から上方に向かって立設した壁部とを備えたケース本体と、ケース本体の上方端に形成された開口部を覆う蓋体とを備えている。壁部には、冷却器の供給管及び排出管をケースの外へと突出させるための凹部が形成されている。この凹部に、供給管及び排出管が挿通配置されたシール部材を嵌合すると共に、ケース本体に蓋体を固定することで、ケース本体、蓋体、供給管及び排出管との間の隙間をシール部材によって封止している。
特開2011−171449号公報
しかしながら、特許文献1に示された電力変換装置には、以下の課題がある。
特許文献1の電力変換装置においては、ケース本体、蓋体及び供給管又は排出管を1つのシール部材によって封止している。そのため、ケース本体と蓋体との間の位置ずれ、及びケースと供給管又は排出管との間の位置ずれが一方に偏って生じると、部分的に隙間が増大する。このような場合、シール部材の大きさに対して、隙間が大きくなり、シール部材によって密閉性を保つことが難しい。
また、供給管と排出管との先端に、その軸方向と交差する方向に荷重がかかった際に、シール部材は、供給管及び排出管に押されて容易に変形する。そのため、シール部材によって、供給管及び排出管の変形を抑制することができず、供給管及び排出管の根元に応力が生じる。したがって、供給管及び排出管の位置ずれを規制するためのクランプを設ける必要があり、電力変換装置の部品点数が増大していた。
また、近年、電力変換装置の小型化が要望されている。電力変換装置を小型化する一つの手段として、冷却器の小型化がある。冷却器の小型化は、冷却管における外形の小型化、及び連結管の小径化によって行われる。このとき、供給管及び排出管においても冷却管の外形に合わせて小径化を行う必要がある。一方で、供給管及び排出管の先端側に接続される外部配管の直径は、従来用いられる配管径と同一となるため、供給管及び排出管に小径部と、小径部よりも径の大きい大径部とを形成する必要があった。供給管及び排出管に小径部と大径部とを設ける場合、両者の間で直径を変化させる変化部が必要となるため、供給管及び排出管の長さが大きくする必要があった。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、部品点数の削減及び小型化が可能で、かつ容易に密閉性を向上することのできる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、電力変換回路の一部を構成する半導体モジュールと該半導体モジュールを冷却する冷却器とを備える半導体構造ユニットと、
該半導体構造ユニットを内側に収納するケースとを備えており、
該ケースは、開口孔を備えた後方壁部と、該後方壁部の前方側に対向して配置された前方壁部と、上記後方壁部及び上記前方壁部における横方向の両端を互いに連結する一対の側方壁部とを有しており、
上記開口孔は、上記後方壁部と上記前方壁部とが並んだ前後方向から見たとき、上記冷却器の外形が内側に収まる外形により形成されており、
上記半導体構造ユニットは、上記前後方向における後方側に配設された後方冷却管に接合され上記開口孔を塞ぐ閉塞部材と、該閉塞部材から後方に延出され上記冷却器の内部へ冷媒を導入するための冷媒導入管と、上記閉塞部材から後方に延出され上記冷却器の内部から冷媒を排出するための冷媒排出管とを有しており、
上記閉塞部材と上記ケースとは、上記閉塞部材と上記後方壁部との間に形成されたシール部によって密着していることを特徴とする電力変換装置にある。
上記電力変換装置において、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管は、上記閉塞部材から延設されると共に、互いに密着して接続されている。このように、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管を上記閉塞部材に直接接続することにより、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管と上記閉塞部材との密閉性を確保しながら両者の間の位置決めを容易に行うことができる。これにより、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管と上記閉塞部材との間における寸法精度を向上し、従来、必要であった上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管の位置を規制するための部品を用いる必要がなくなる。これにより、上記電力変換装置における部品点数を削減し、構造を簡略化することができる。
また、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管を上記閉塞部材から延設させているため、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管の外周面とケースとの間のシールは不要となる。上記ケースと上記閉塞部材との間のシールは必要とであるが、これらの間の上記シール部は、2つの部品間の密着により形成される。そのため上記ケースの密閉性を容易に確保することができる。また、上記ケースに対して上記閉塞部材を固定することにより、両者の位置決めを容易に行うことができ、位置ずれによる密閉性の低下を防止することができる。
また、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管は、上記閉塞部材を介して、上記冷却器と接続されている。そのため、上記冷却器に直接、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管を接続する場合に比べて、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管の長さを短くすることができる。これにより、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管の先端側に荷重がかかった際に、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管の根本に生じる応力を緩和することができる。
また、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管は、上記閉塞部材から後方に延設されており、上記後方冷却管に直接接合する必要がない。それゆえ、上記冷却器の大きさに関わらず、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管の直径を設計することができる。したがって、小型の冷却器を採用しても、それに合わせて、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管における上記後方冷却管との接合側部分を縮径する必要がない。これにより、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管の形状を複雑にすることなく、上記電力変換装置を小型化することができる。
以上のごとく、上記電力変換装置によれば、部品点数の削減及び小型化が可能で、かつ容易に密閉性を向上することができる。
実施例1における、電力変換装置の平面図。 図1における、II−II矢視断面図。 図2における、III−III矢視断面図。 図1における、IV矢視図。 実施例1における、電力変換装置の組付工程を示す説明図。 実施例1における、電力変換装置の一例を示す断面図。 実施例2における、電力変換装置の平面図。 実施例3における、電力変換装置の平面図。 図8における、IX−IX矢視断面図。 実施例4における、電力変換装置を示す説明図。 図10における、XI−XI矢視断面図。
本明細書において、横方向とは、上記前後方向と直交する方向であり、一対の側方壁部が互いに対向する方向をいう。
上記電力変換装置において、上記冷却器は、複数の冷却管を有しており、上記半導体構造ユニットは、上記半導体モジュールと上記複数の冷却管とを上記前後方向において積層した半導体積層ユニットからなることが好ましい。この場合には、上記閉塞部材を上記ケースへと固定する際に生じる力によって、上記半導体積層ユニットを、上記前後方向つまり積層方向に圧縮することができる。これにより、上記半導体積層ユニットを、容易に圧縮し、上記冷却管と上記半導体モジュールとを密着させることができる。
また、上記シール部は、上記閉塞部材における上記後方壁部に上記前後方向に対向して形成された対向シール部であり、該対向シール部によって、上記閉塞部と上記後方壁部との間を密着させることが好ましい。上記後方壁部に上記閉塞部材を固定する際に、上記閉塞部材が上記後方壁部を押圧するように配設される。そのため、上記対向シール部を上記後方壁部に容易に密着させることができる。これにより、上記ケースと上記閉塞部材との間の密閉性を向上することができる。
また、上記閉塞部材は、上記開口孔の内側に突出した閉塞突部を有しており、上記シール部は、上記閉塞突部における上記前後方向と直交する方向において上記閉塞突部と上記開口孔の内周面とが対向して形成された外周シール部からなり、該外周シール部によって、上記後方壁部と上記閉塞部材との間を密着させる構成としてもよい。この場合には、上記閉塞突部が上記開口孔の内側に挿入配置されることにより、上記外周シール部によって上記後方壁部と上記閉塞部材との間を密着させることができる。したがって、万が一、上記閉塞部材と上記ケースとの固定に緩みが生じたとしても、上記外周シール部が上記開口孔から抜け出ない限り、上記ケースにおける密閉性を確保することができる。
また、上記閉塞部材は、一対の貫通孔を有しており、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管は上記一対の貫通孔に嵌合固定されていることが好ましい。この場合には、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管と、上記閉塞部材とを別の部材によって形成することで、各部材を容易に製造することができる。また、上記冷媒導入管及び上記冷媒排出管と上記閉塞部材とを容易に接続することができる。これにより、上記電力変換装置における生産性を向上することができる。
(実施例1)
上記電力変換装置にかかる実施例について、図1〜図6を用いて説明する。
図1及び図2に示すごとく、電力変換装置1は、電力変換回路の一部を構成する半導体モジュール21と半導体モジュール21を冷却する冷却器3が有する複数の冷却管31とを積層した半導体構造ユニット2としての半導体積層ユニット20と、半導体積層ユニット20を内側に収納するケース6とを備えている。ケース6は、半導体積層ユニット20に対して前後方向Xの両側に配設される後方壁部61及び前方壁部62と、後方壁部61及び前方壁部62における横方向Yの両端を互いに連結する一対の側方壁部63とを有している。
後方壁部61には、前後方向Xから見たとき、冷却器3の外形が内側に収まる外形に形成された開口孔611を有している。
半導体積層ユニット20は、前後方向Xにおける後方側に配設された後方冷却管311に接合され開口孔611を塞ぐ閉塞部材4と、閉塞部材4から後方に延出され冷却器3の内部へ冷媒を導入するための冷媒導入管51と、閉塞部材4から後方に延出され冷却器3の内部から冷媒を排出するための冷媒排出管52とを有している。
閉塞部材4とケース6とは、閉塞部材4と後方壁部61との間に形成された対向シール部41によって密着している。
以下、さらに詳細に説明する。
本例における電力変換装置1は、ハイブリッドカー等の車両に搭載されるものである。電力変換装置1は、バッテリーから供給される直流電力を、三相交流回転電機を駆動させるための三相交流電力に変換することができる。
図1及び図2に示すごとく、ケース6は、高さ方向Zから見たとき略長方形状をなす底部65と、底部65の外周縁から上方に向かって立設した4つの壁部61〜63と、4つの壁部61〜63の上端に形成された開口を覆う蓋部66とを有している。また、4つの壁部61〜63の内側には、高さ方向Zと直交するように配設された内側壁部64と、電子部品を配置するためのスペースを形成する隔壁部67とを有している。
4つの壁部61〜63は、底部65の前端から上方に立設する前方壁部62と、底部65の後端から上方に立設する後方壁部61と、前方壁部62及び後方壁部61における横方向Yの端部同士をつなぐ一対の側方壁部63とを備えている。4つの壁部61〜63は、四角筒状をなしており、高さ方向Zの上下にそれぞれ配された開口は、蓋部66及び底部65によって塞がれている。本例において、蓋部66及び底部65は、4つの壁部61〜63と別部材として形成されている。また、蓋部66と4つの壁部61〜63の間及び底部65と4つの壁部61〜63の間には、図示しないシール部材が設けられている。
図1、図2及び図4に示すごとく、後方壁部61は、前後方向に貫通形成された開口孔611と、開口孔611の周囲に形成された4つのネジ穴614とを備えている。
図4に示すごとく、開口孔611は、前後方向から見たとき、冷却器3の外形が内側に納まる外形で形成されている。本例において、開口孔611は、横方向Yに長い略長円形状をなしている。また、冷却器3の最大外形は、冷却管31の外形であり、冷却器3を後方から開口孔611の内側に挿入することができる。
ネジ穴614は、後方壁部61に合計4個形成されている。ネジ穴614の内周面には、固定ネジ74と螺合可能な雌ネジが形成されている。
図2及び図3に示すごとく、内側壁部64は、ケース6の内側において高さ方向Zの上方側の位置に、4つの壁部61〜63と直交するように形成されている。また、内側壁部64には、半導体積層ユニット20における冷却管31の間に形成されたモジュール配置空間34と対向する位置に挿入開口部641が貫通形成されている。挿入開口部641は、横方向Yにおいては、冷媒導入管51と冷媒排出管52との間隔よりも小さい幅で形成されており、前後方向Xにおいては、半導体積層ユニット20における全長よりも小さい長さで形成されている。また、挿入開口部641は、高さ方向Zから見たとき、半導体モジュール21の外形が内側に納まる外形によって形成されている。
図1及び図2に示すごとく、隔壁部67は、後方壁部61と平行に形成された第1隔壁671と、第1隔壁671の横方向Yにおける一端から前方側に向かって延びるように形成された第2隔壁672とによって形成されている。横方向Yにおいて、第1隔壁671の一方の端部は、一方の側方壁部63と繋がっており、他方の端部は、他方の側方壁部63から離れた位置に配置されている。第1隔壁671は、半導体積層ユニット20を圧縮固定する加圧部材73からの加圧力を受ける役割も備えるものである。第2隔壁672は、一対の側方壁部63と平行に配置されており、第1隔壁671における他方の側方壁部63から離れた位置に配置された端部と前方壁部62とを繋ぐように配設されている。
隔壁部67、前方壁部62、及び隔壁部67に繋がった側方壁部63によって囲まれた空間には、半導体モジュール21と共に電力変換回路を構成する電子部品としてのリアクトル71が配置される。
また、隔壁部67と、隔壁部67から離れて配された側方壁部63との間には、半導体モジュール21の主電極端子212と電気的に接続された接続端子を備えた端子台72が配置されている。
図1及び図2に示すごとく、隔壁部67と後方壁部61との間には、半導体積層ユニット20が配設されている。半導体積層ユニット20は、複数の半導体モジュール21と、複数の冷却管31とを交互に積層してなる。
半導体モジュール21は、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等のスイッチング素子やFWD(フリーホイールダイオード)等のダイオードを内蔵した本体部211と、高さ方向Zの一方に突出した主電極端子212と、高さ方向Zの他方に突出した制御端子213とを有する。主電極端子212は、図示しないバスバーと電気的に接続されている。また、制御端子213は、制御回路基板75と電気的に接続されている。
複数の冷却管31は、横方向Yに長く形成されており、隣り合う冷却管31同士は、横方向Yの両端部において、変形可能な連結管32によって連結されることで冷却器3を構成している。つまり、隣り合う冷却管31の間には、連結管32の長さ分のモジュール配置空間34が形成されており、モジュール配置空間34に半導体モジュール21を配置した後、連結管32の長さが短くなるように連結管32を変形させることにより、冷却管31によって半導体モジュール21が挟持される。
図2に示すごとく、冷却器3における前後方向Xの後端に配設された後方冷却管311の後側面314の両端側には、冷却器3内に形成された冷媒を流通する冷媒流路33と連通する導入開口部312及び排出開口部313がそれぞれ開口している。また、後方冷却管311の後側面314には、半導体積層ユニット20をケース6に固定するための閉塞部材4が接合されている。
図4に示すごとく、閉塞部材4の外形は、前後方向Xから見たとき、開口孔611の外形が内側に納まる大きさの長方形状をなしており、前方側に向かって突出した閉塞突部42と、後方側に突出した一対の突出部43と、後方壁部61のネジ穴614と対応する位置に貫通形成されたネジ挿通孔44とを有している。
閉塞部材4と後方壁部61との間には、対向シール部41が形成されている。この対向シール部41は、閉塞部材4における後方壁部61との対向面と、後方壁部61における閉塞部材4との対向面と、閉塞部材4と後方壁部61との間に設けられたシール部材45によって形成されている。シール部材45は、環状に形成されており、開口孔611の周囲を囲うように配設される。閉塞部材4を、開口孔611を塞ぐように、後方壁部61に固定することにより、閉塞部材4とケース6との間をシール部材45によって密着することができる。これにより、開口孔611からケース6の内側に水分等の異物が浸入することを防止できる。尚、シール部材45の他にも、ペースト状のシール剤や、ガスケット等を用いてもよい。
図4に示すごとく、閉塞突部42は、前後方向Xから見たとき、開口孔611の内側に納まる大きさの外形で形成されており、その前端面は、後方冷却管311の後側面314に密着して接合されている。閉塞突部42と後方冷却管311とは、ろう付けや溶接等によって接合することができる。
図1、図2及び図4に示すごとく、一対の突出部43は、後方側に向かって延びる円柱状をなしており、前後方向Xから見たとき、後方冷却管311の導入開口部312及び排出開口部313と同軸となるように設けてある。
閉塞部材4には、一対の突出部43と閉塞突部42とを前後方向Xにおいて貫通する一対の貫通孔431が形成されている。一対の貫通孔431は、後方側に配された大径部432と前方側に配された大径部432よりも内径の小さい小径部433とを有しており、導入開口部312及び排出開口部313とそれぞれ連通している。
図2に示すごとく、冷却器3に冷媒を導入する冷媒導入管51と、冷却器3から冷媒を排出する冷媒排出管52とは、後方側に突出するように一対の貫通孔431に接続されている。冷媒導入管51及び冷媒排出管52は、連結管32の直径に比べて大きい直径で円筒状に形成されており、一対の貫通孔431の内側に嵌合されている。尚、冷媒導入管51及び冷媒排出管52は、一対の貫通孔431に打ち込まれることで、貫通孔431の内周面に密着している。尚、冷媒導入管51及び冷媒排出管52と貫通孔431の内周面との間にシール部材やシール剤等を設けてもよいし、ろう付け、溶接等によって接合されていてもよい。また、冷媒導入管51及び冷媒排出管52と閉塞部材4とを、一体に形成してもよい。
冷却器3において、冷媒導入管51から導入された冷媒は、導入開口部312から後方冷却管311へと流入した後、連結管32を適宜通り、各冷却管31に分配される。そして、各冷却管31を流れる間に、冷媒は半導体モジュール21との間で熱交換を行う。熱交換により温度上昇した冷媒は、下流側の連結管32を適宜通り、排出開口部313から冷媒排出管52に導かれ、冷却器3から排出される。
冷媒としては、例えば、水やアンモニア等の自然冷媒、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、フロリナート(登録商標)等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等を用いることができる。
半導体積層ユニット20は、次のようにケース6内に収納される。
図5に示すごとく、蓋部66を取り付ける前の状態のケース6の内側に、加圧部材73を隔壁部67における第1隔壁671の後側に配設する。そして、閉塞部材4が接合された冷却器3を、その前端側から開口孔611の内側に挿入する。このとき、閉塞部材4のネジ挿通孔44に固定ネジ74を挿通すると共に、連結管32が変形しない程度に固定ネジ74をネジ穴614に螺合し、ケース6に半導体積層ユニット20を仮固定する。
次に、冷却器3において隣り合う冷却管31の間に形成されたモジュール配置空間34に半導体モジュール21を配置する。半導体モジュール21は、内側壁部64における挿入開口部641から、モジュール配置空間34へと挿入する。
次に、固定ネジ74を後方壁部61のネジ穴614に螺号することにより、閉塞部材4をケース6に固定する。閉塞部材4を後方壁部61に固定すると、冷却器3が閉塞部材4によって前方に押圧される。これにより、連結管32が軸方向において短くなるように変形し、隣り合う冷却管31同士の距離が小さくなり、半導体モジュール21が冷却管31によって挟持される。尚、冷却器3によって加圧部材73が押圧されることにより、加圧部材73に加圧力が生じ、半導体積層ユニット20が前後方向Xに押圧された状態が維持される。尚、加圧部材73は、例えばコイルバネ、板バネ、ゴム等の弾性部材によって構成することができる。
次に、本例の作用効果について説明する。
電力変換装置1において、冷媒導入管51及び冷媒排出管52は、閉塞部材4から延設されると共に、互いに密着して接続されている。このように、冷媒導入管51及び冷媒排出管52を閉塞部材4に直接接続することにより、冷媒導入管51及び冷媒排出管52と閉塞部材4との密閉性を確保しながら両者の間の位置決めを容易に行うことができる。これにより、冷媒導入管51及び冷媒排出管52と閉塞部材4との間における寸法精度を向上し、従来は必要であった冷媒導入管51及び冷媒排出管52の位置を規制するための部品を用いる必要がなくなる。これにより、電力変換装置1における部品点数を削減し、構造を簡略化することができる。
また、冷媒導入管51及び冷媒排出管52を閉塞部材4から延設させているため、冷媒導入管51及び冷媒排出管52の外周面とケース6との間のシールは不要となる。ケース6と閉塞部材4との間のシールは必要であるが、これらの間のシール部は2つの部品間の密着により形成される。そのため、ケース6の密閉性を容易に確保することができる。ケース6に対して閉塞部材4を固定することにより、両者の位置決めを容易に行うことができ、位置ずれによる密閉性の低下を防止することができる。
また、冷媒導入管51及び冷媒排出管52は、閉塞部材4を介して、冷却器3と接続されている。そのため、冷却器3に直接、冷媒導入管51及び冷媒排出管52を接続する場合に比べて、冷媒導入管51及び冷媒排出管52の長さを短くすることができる。これにより、冷媒導入管51及び冷媒排出管52の先端側に荷重がかかった際に、冷媒導入管51及び冷媒排出管52の根本に生じる応力を緩和することができる。
また、冷媒導入管51及び冷媒排出管52は、閉塞部材4から後方に延設されており、後方冷却管311に直接接合する必要がない。それゆえ、冷却器3の大きさに関わらず、冷媒導入管51及び冷媒排出管52の直径を設計することができる。したがって、小型の冷却器3を採用しても、それに合わせて、冷媒導入管51及び冷媒排出管52における後方冷却管311との接合側部分を縮径する必要がない。これにより、冷媒導入管51及び冷媒排出管52の形状を複雑にすることなく、電力変換装置1を小型化することができる。
また、冷却器3は、複数の冷却管31を有しており、半導体構造ユニット2は、半導体モジュール21と複数の冷却管31とを前後方向Xにおいて積層した半導体積層ユニット20からなる。そのため、閉塞部材4をケース6へと固定する際に生じる力によって、半導体積層ユニット20を、前後方向Xつまり半導体積層ユニット20の積層方向に圧縮することができる。これにより、半導体積層ユニット20を、容易に圧縮し、冷却管31と半導体モジュール21とを容易に密着させることができる。
また、シール部は、閉塞部材4における後方壁部61の後側面に前後方向に対向して形成された対向シール部41であり、対向シール部41において、閉塞部材4と後方壁部61とを密着させている。後方壁部61に閉塞部材4を固定する際に、閉塞部材4が後方壁部61に向かって押圧する力がかかる。そのため、対向シール部41を閉塞部材4及び後方壁部61に容易に密着させることができる。これにより、ケース6と閉塞部材4との間の密閉性を向上することができる。
また、閉塞部材4は、一対の貫通孔431を有しており、冷媒導入管51及び冷媒排出管52は一対の貫通孔431に嵌合固定されている。そのため、冷媒導入管51及び冷媒排出管52と、閉塞部材4とを別の部材によって形成することで、各部材を容易に製造することができる。また、冷媒導入管51及び冷媒排出管52と閉塞部材4とを容易に接続することができる。これにより、電力変換装置1における生産性を向上することができる。
また、ケース6は、後方壁部61と直交するように形成された内側壁部64を有しており、内側壁部64は、半導体積層ユニット20における冷却管31の間に形成されたモジュール配置空間34と対向する位置に、モジュール配置空間34へと半導体モジュール21を挿入するための挿入開口部641を備えている。そのため、内側壁部64を設けることによって、ケース6の剛性が向上する。これにより、半導体積層ユニット20を加圧部材73等の加圧力によって圧縮固定する際に、ケース6が加圧部材73の加圧力によって変形するのを防止できる。また、内側壁部64により、電力変換装置1の高さ方向Zにおける電磁シールド性を向上することができる。さらに、内側壁部64には、挿入開口部641が形成されているため、挿入開口部641からモジュール配置空間34へ、半導体モジュール21を容易に挿入配置することができる。
本例においては、内側壁部64を、ケース6の上方側に1つ配設した。これ以外にも図6に示すごとく、ケース6の下方側に内側壁部64を配設することもできる。この場合には、ケース6の剛性及び電磁シールド性をより向上することができる。
また、挿入開口部641は、横方向Yにおいては、冷媒導入管51と冷媒排出管52との間隔よりも小さい幅で形成され、前後方向Xにおいては、半導体積層ユニット20における全長よりも小さい長さで形成されており、かつ高さ方向Zから見たとき、半導体モジュール21の外形が内側に納まる外形に形成されている。そのため、挿入開口部641からモジュール配置空間34へ半導体モジュール21を組み付けするために、必要な挿入開口部641の大きさを確保することができる。また、挿入開口部641を設けることによる内側壁部64による電磁気のシールド効果の低下を抑制することができる。
以上のごとく、本例の電力変換装置1によれば、部品点数の削減及び小型化が可能で、かつ容易に密閉性を向上することができる。
(実施例2)
本例は、図7に示すごとく、実施例1の電力変換装置1における構成を一部変更した例を示すものである。
本例の電力変換装置1において、閉塞部材4のケース6との間におけるシール部は、閉塞突部42における前後方向Xと直交する方向に配された外周側面422と、外周側面422と対向する開口孔611の内周面612と、外周側面422と内周面612の間に設けられたシール部材45とによって形成された外周シール部421である。閉塞突部42は、環状のシール部材45の内側に挿通配置されている。シール部材45を設けた閉塞突部42を開口孔611の内側に挿入することにより、閉塞突部42の外周側面442と開口孔611の内周面612とにシール部材45が密着し密閉される。
尚、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の電力変換装置1においては、閉塞突部42が開口孔611の内側に挿入配置されることにより、外周シール部421によって、後方壁部61と閉塞部材4との間が密着する。したがって、万が一、閉塞部材4とケース6との固定に緩みが生じたとしても、外周シール部421が開口孔611から抜け出ない限り、閉塞部材4とケース6との間における密閉性を確保することができる。
また、本例においても実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、図8及び図9に示すごとく、実施例1における電力変換装置の構造を一部変更したものである。
本例の半導体構造ユニット2は、IPM(Intelligent Power Module)からなる半導体モジュール210と、半導体モジュール210を冷却する冷却器30とを備えている。
半導体モジュール210は、冷却器30側に配置されるヒートシンク22と、ヒートシンク22上に配置された6つの半導体素子23と図示しない保護回路とを有している。半導体素子23と保護回路とは、ヒートシンク22上に樹脂モールドされることで一体に固定されている。半導体素子23は、制御回路基板75と接続される制御端子231を有している。制御端子231は、上方に向かうように樹脂層24から立設している。
冷却器30は、略直方体形状をなしており、冷却器30の後方面には、閉塞部材4が接合されている。冷却器30の内部には、上方から見たとき、略U字形状をなす冷媒流路301が形成されており、冷却器30の後方面には、冷媒導入口302及び冷媒排出口303が開口している。冷媒導入口302及び冷媒排出口303は、それぞれ冷媒導入管51及び冷媒排出管52と連通している。
ケース6における内側壁部64に形成された挿入開口部641は、上方から見たとき、半導体モジュール210の外形が納まる大きさの外形に形成されている。
尚、ケース6への半導体構造ユニット2の組み付けは、次の手順によって行われる。
まず、後方壁部61の開口孔611から、閉塞部材4と接合された冷却器30を挿入し、閉塞部材4を後方壁部61に固定する。
そして、半導体モジュール210を、内側壁部64の挿入開口部641からケース6の内側へと挿入すると共に、冷却器30に固定する。
その他の構成は実施例1と同様である。
本例の電力変換装置1においては、一体にモールド固定されたIPMからなる半導体モジュール210を用いている。そのため、電力変換装置1の構造をシンプルとし、組み付け作業を容易に行うことができる。
また、本例においても実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例4)
本例は、図10及び図11に示すごとく、実施例1における電力変換装置の閉塞部材に補強部材を取り付けたものである。
電力変換装置1が有する補強部材46は、閉塞部材4における後側面に当接する補強本体部461と、補強本体部461の上端及び下端から後方側に延設された補強リブ462とを有している。後方から見たとき、補強部材46の外形は、閉塞部材4の外形と略同一の大きさに形成されている。補強本体部461には、閉塞部材4における一対の突出部43を挿通する一対の貫通孔463と、閉塞部材4のネジ挿通孔44と対応した位置に形成された補強ネジ挿通孔464とが形成されている。補強部材46は、補強ネジ挿通孔464に固定ネジ74を挿通し、閉塞部材4と共に後方壁部61に固定される。
その他の構成は、実施例1と同様である。
本例の電力変換装置1において、閉塞部材4には補強部材46を取り付けてある。そのため、閉塞部材4の強度及び剛性を容易に向上することができる。特に、半導体構造ユニット2が積層構造を有する半導体積層ユニット20である場合に補強部材46を設けることが有効である。つまり、半導体積層ユニット20においては、加圧部材73から加圧力を受け、圧縮した状態でケース6内に固定される。このとき、加圧部材73の加圧力は、半導体積層ユニット20を介して、閉塞部材4へと伝達されるため、閉塞部材4には強度及び剛性が要求される。したがって、閉塞部材4に補強部材46を設けることにより、閉塞部材4に加圧力に耐える強度及び剛性を容易に付与することができる。
また、本例においても実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
尚、本例に示した補強部材46の形状は、形状例の一つであり、これ以外にも種々の形状とすることができる。
1 電力変換装置
2 半導体構造ユニット
21、210 半導体モジュール
3、30 冷却器
31 冷却管
311 後方冷却管
4 閉塞部材
41 対向シール部(シール部)
421 外周シール部(シール部)
51 冷媒導入管
52 冷媒排出管
6 ケース
61 後方壁部
611 開口孔
62 前方壁部
63 側方壁部

Claims (8)

  1. 電力変換回路の一部を構成する半導体モジュール(21)と該半導体モジュール(21)を冷却する冷却器(3)とを備える半導体構造ユニット(2)と、
    該半導体構造ユニット(2)を内側に収納するケース(6)とを備えており、
    該ケース(6)は、開口孔(611)を備えた後方壁部(61)と、該後方壁部(61)の前方側に対向して配置された前方壁部(62)と、上記後方壁部(61)及び上記前方壁部(62)における横方向の両端を互いに連結する一対の側方壁部(63)とを有しており、
    上記開口孔(611)は、上記後方壁部(61)と上記前方壁部(62)とが並んだ前後方向から見たとき、上記冷却器(3)の外形が内側に収まる外形により形成されており、
    上記半導体構造ユニット(2)は、上記前後方向における後方側に配設された後方冷却管(311)に接合され上記開口孔(611)を塞ぐ閉塞部材(4)と、該閉塞部材(4)から後方に延出され上記冷却器(3)の内部へ冷媒を導入するための冷媒導入管(51)と、上記閉塞部材(4)から後方に延出され上記冷却器(3)の内部から冷媒を排出するための冷媒排出管(52)とを有しており、
    上記閉塞部材(4)と上記ケース(6)とは、上記閉塞部材(4)と上記後方壁部(61)との間に形成されたシール部(41、421)によって密着していることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. 上記冷却器(3)は、複数の冷却管(31)を有しており、上記半導体構造ユニット(2)は、上記半導体モジュール(21)と上記複数の冷却管(31)とを積層した半導体積層ユニット(20)からなることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(1)。
  3. 上記シール部は、上記閉塞部材(4)における上記後方壁部(61)に、上記前後方向に対向して形成された対向シール部(41)であり、該対向シール部(41)によって、上記閉塞部材(4)と上記後方壁部(61)との間を密着させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置(1)。
  4. 上記閉塞部材(4)は、上記開口孔(611)の内側に突出した閉塞突部(42)を有しており、上記シール部は、上記閉塞突部(42)における上記前後方向と直交する方向において上記閉塞突部(42)と上記開口孔(611)の内周面(612)に形成された外周シール部(421)であり、該外周シール部(421)によって、上記後方壁部(61)と上記閉塞部材(4)の間を密着させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置(1)。
  5. 上記閉塞部材(4)は、一対の貫通孔(431)を有しており、上記冷媒導入管(51)及び上記冷媒排出管(52)は上記一対の貫通孔(431)に嵌合固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
  6. 上記ケース(6)は、上記後方壁部(61)、上記前方壁部(62)及び上記一対の側方壁部(63)と直交するように形成された内側壁部(64)を有しており、該内側壁部(64)は、上記半導体構造ユニット(2)におけるモジュール配置空間(34)と対応する位置に、該モジュール配置空間(34)へと上記半導体モジュール(21)を挿入するための挿入開口部(641)を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
  7. 上記挿入開口部(641)は、上記横方向においては、上記冷媒導入管(51)と上記冷媒排出管(52)との間隔よりも小さい幅で形成され、上記前後方向においては、上記半導体構造ユニット(2)における全長よりも小さい長さで形成されており、高さ方向から見たとき、上記半導体モジュール(21)の外形が内側に納まる外形に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置(1)。
  8. 上記閉塞部材(4)には、該閉塞部材(4)の強度を向上させるための補強部材(46)が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の電力変換装置。
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