JP2016140212A - 電力変換装置 - Google Patents

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直樹 平澤
龍太 田辺
ryuta Tanabe
龍太 田辺
哲矢 松岡
Tetsuya Matsuoka
哲矢 松岡
和哉 竹内
Kazuya Takeuchi
和哉 竹内
坂本 章
Akira Sakamoto
章 坂本
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Abstract

【課題】リアクトルの冷却効率に優れた電力変換装置を提供すること。【解決手段】電力変換装置1は、半導体モジュール2と、コイル31とコア32とを備えたリアクトル3と、半導体モジュール2及びリアクトル3を冷却する冷却器4とを有する。冷却器4は、半導体モジュール2及びリアクトル3と共に積層した複数の冷却管41を備えている。半導体モジュール2及びリアクトル3は、積層方向Xの両側から冷却管41によって挟持されている。半導体モジュール2、リアクトル3、及び冷却管41からなる積層体11は、積層方向Xに加圧されている。リアクトル3は、コイル31の軸方向Zが積層方向Xと直交する状態で、積層体11に組み込まれている。コイル31は、コア32から積層方向Xの少なくとも一方に露出したコイル露出面311を有する。コイル露出面311は、冷却管41に接触している。【選択図】図4

Description

本発明は、半導体モジュール及びリアクトルを有する電力変換装置に関する。
例えばハイブリッド自動車や電気自動車等の駆動電力を生成する電力変換装置は、電源電圧を昇圧する昇圧回路を構成するリアクトルを備えている。電力変換装置に供給される電流の増加に伴い、半導体モジュールのみならずリアクトルの発熱も大きくなる傾向にあり、半導体モジュールと共にリアクトルを冷却する冷却器を備えた電力変換装置が提案されている(特許文献1)。
特開2014−138012号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電力変換装置においては、リアクトルのコイルがコアに埋設されている。すなわち、コイルはコアに覆われている。それゆえ、リアクトルが冷却器に接触しているものの、コイルと冷却器との間には、コアが介在することとなる。それゆえ、リアクトルの主な発熱源であるコイルを効率的に冷却し難い。その結果、リアクトルの放熱効率を向上させ難いという課題がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、リアクトルの冷却効率に優れた電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、半導体素子を内蔵してなる半導体モジュールと、
導体からなるコイルと磁性体からなるコアとを備えたリアクトルと、
上記半導体モジュール及び上記リアクトルを冷却する冷却器と、を有し、
上記冷却器は、上記半導体モジュール及び上記リアクトルと共に積層した複数の冷却管を備えており、
上記半導体モジュール及び上記リアクトルは、それぞれ積層方向の両側から上記冷却管によって挟持されており、
上記半導体モジュール、上記リアクトル、及び上記冷却管からなる積層体は、積層方向に加圧されており、
上記リアクトルは、上記コイルの軸方向が上記積層方向と直交する状態で、上記積層体に組み込まれており、
上記コイルは、上記コアから積層方向の少なくとも一方に露出したコイル露出面を有し、
該コイル露出面は、上記冷却管に接触していることを特徴とする電力変換装置にある。
上記電力変換装置において、上記リアクトルは、積層方向の両側から冷却管に挟持された状態で、積層体に組み込まれている。これにより、リアクトルを積層方向の両側から冷却することができる。
そして、コイルは上記コイル露出面を有し、コイル露出面は、冷却管に接触している。これにより、コイルの熱を、コイル露出面から直接冷却管へ放熱することができる。すなわち、リアクトルにおける主な発熱源であるコイルを、冷却器によって直接冷却することができるため、リアクトルの冷却効率を向上させることができる。
以上のごとく、本発明によれば、リアクトルの冷却効率に優れた電力変換装置を提供することができる。
実施形態1における、電力変換装置の平面図。 図1のII−II線矢視断面図。 実施形態1における、積層体の斜視図。 実施形態1における、分割コア体の一方を取り除いた状態の積層体の平面図。 実施形態1における、リアクトルの斜視図。 実施形態1における、リアクトルの展開斜視図。 実施形態2における、分割コア体の一方を取り除いた状態の積層体の平面図。 実施形態3における、分割コア体の一方を取り除いた状態の積層体の平面図。
(実施形態1)
電力変換装置の実施形態につき、図1〜図6を用いて説明する。
電力変換装置1は、図1〜図4に示すごとく、半導体素子を内蔵してなる半導体モジュール2と、導体からなるコイル31と磁性体からなるコア32とを備えたリアクトル3と、半導体モジュール2及びリアクトル3を冷却する冷却器4と、を有する。
冷却器4は、半導体モジュール2及びリアクトル3と共に積層した複数の冷却管41を備えている。半導体モジュール2及びリアクトル3は、それぞれ積層方向Xの両側から冷却管41によって挟持されている。半導体モジュール2、リアクトル3、及び冷却管41からなる積層体11は、積層方向Xに加圧されている。
リアクトル3は、コイル31の軸方向Zが積層方向Xと直交する状態で、積層体11に組み込まれている。図2、図4、図5に示すごとく、コイル31は、コア32から積層方向Xの少なくとも一方に露出したコイル露出面311を有する。そして、コイル露出面311は、冷却管41に接触している。
すなわち、コイル露出面311は、コア32を介在することなく、冷却管41に接触している。コイル露出面311は、冷却管41に直接接触していてもよいし、熱伝導性を有する部材を介して接触していてもよい。また、コイル31は、表面に絶縁被膜を設けた導体線を巻回してなり、コイル露出面311には絶縁被膜が存在する。
図2、図4〜図6に示すごとく、コイル31は、積層方向Xの両側にコイル露出面311を有する。また、コア32は、コイル31の外周側に配される外側脚部321と、コイル31の内周側に配される内側脚部322と、外側脚部321と内側脚部322とを連結する基体部323とを有する。外側脚部321は、コイル31に対して積層方向X及び軸方向Zの双方に直交する幅方向Yの位置に配置されている。
本明細書において、単に、積層方向X、軸方向Zというときは、それぞれ積層体11の積層方向、コイル3の軸方向を意味し、単に、幅方向Yというときは、積層方向X及び軸方向Zの双方に直交する方向を意味する。
図6に示すごとく、リアクトル3のコア32は、軸方向Zに分割された一対の分割コア体320からなる。すなわち、コア32は、いわゆるEEコアであり、各分割コア体320は、積層体11の積層方向Xに直交する断面の形状が、略E字形状となっている。すなわち、各分割コア体320は、それぞれ略平板状の基体部323と、該基体部323の両端から軸方向Zに突出した一対の外側脚部321と、基体部323の中央から外側脚部321と同じ方向に突出した内側脚部322とを有する。そして、一対の分割コア体320は、外側脚部321及び内側脚部322の突出側を対向させるようにして、組み合わされて、コア32を形成している。
コア32は、図2、図4に示すごとく、コイル露出面311と面一に配されたコア端面324を有し、コイル露出面31とコア端面324との双方が、冷却管41に面接触している。
コア32(分割コア体320)は、例えば、鉄粉等の軟磁性粉末を圧粉成形することにより形成されている。ただし、コア32は、軟磁性体からなるものであれば、特に材質や製法を限定されるものではない。
図6に示すごとく、コイル31は、平角導線をその主面が軸方向Zを向く状態で、螺旋状に巻回してなる。すなわち、コイル31は、いわゆるエッジワイズに巻回されている。また、平角導線は、表面にエナメル等の絶縁被膜を形成してなる。また、コイル31は、積層方向Xの両側の端面に平坦面を形成してなり、この平坦面がコイル露出面311となっている。また、コイル31における幅方向Yの両側の端面にも平坦面が形成されている。図4に示すごとく、コイル31は、積層方向Xの寸法が、幅方向Yの寸法よりも大きい。
また、図5、図6に示すごとく、コイル31は、一対の端子312を、軸方向Zの同じ方向へ突出させている。図1〜図3に示すごとく、一対の端子312は、コイル31における半導体モジュール2に近い側から、引き出されている。
図2、図4に示すごとく、コイル31は、その内周側にコア32の内側脚部322が挿通された状態で、コア32と組み合わされている。すなわち、コイル31は、コア32の内側脚部322の周囲に巻回されたような状態で配されている。
また、図6に示すごとく、コイル31とコア32との間には、両者の間の電気的絶縁を図るための絶縁部材33が介在している。絶縁部材33は、例えば、予め成形された樹脂成形体を、コイル31とコア32と共に組み付けてもよいし、コイル31とコア32とを組み合わせたのち、コイル31とコア32との間の隙間に、液状の樹脂を充填して固化することにより配置してもよい。また、絶縁部材33は、例えば、絶縁紙とするなど、他の態様とすることもできる。
絶縁部材33は、コイル31及びコア32に接触した状態で配されている。そして、少なくとも積層方向Xにおいて、コイル31は、絶縁部材33を介して内側脚部322と当接し、コイル31と内側脚部322との間において積層方向Xの荷重が伝わるような構成となっている。
図1〜図4に示すごとく、冷却器4は、複数の冷却管41を積層してなり、互いを、幅方向Yの両端部付近において、連結管42によって連結してなる。また、積層方向Xの一方の端部に、冷却器4に冷媒を導入する冷媒導入管431と、冷却器4から冷媒を排出する冷媒排出管432とが設けてある。冷却器4(積層体11)における、冷媒導入管431及び冷媒排出管432を設けた側を、前側、その反対側を後側と、便宜的にいうこととする。
積層体11は、冷却器4における複数の冷却管41の間に設けられた複数の隙間に、半導体モジュール2をそれぞれ配設してなる。冷却器4における冷却管41の間の隙間のうち、最も後側の隙間に、リアクトル3が配置されている。リアクトル3が配置される隙間は、半導体モジュール2が配置される隙間よりも、積層方向Xの寸法が大きい。それゆえ、リアクトル3を挟持する一対の冷却管41を繋ぐ連結管42は、他の連結管42よりも長い。
リアクトル3は、図2、図4に示すごとく、一対のコイル露出面311及び一対のコア端面324において、それぞれ一対の冷却管41に面接触している。すなわち、平坦面である冷却管41の冷却面が、面一の平坦面となっているコイル露出面311及びコア端面324の双方に、面接触している。そして、冷却管41とコイル露出面311及びコア端面324とは、互いに積層方向Xに押圧された状態で密着している。
半導体モジュール2と冷却管41とも、互いに面接触した状態で押圧され、密着している。
冷媒導入管431から導入された冷媒は、連結管42を適宜通り、各冷却管41に分配されると共に、冷却管41内部の冷媒流路を介してその長手方向(幅方向Y)に流通する。そして、各冷却管41を流れる間に、冷媒は半導体モジュール2及びリアクトル3との間で熱交換を行う。熱交換により温度上昇した冷却媒体は、下流側の連結管42を適宜通り、冷媒排出管432に導かれ、冷却器4から排出される。
冷媒としては、例えば、水やアンモニア等の自然冷媒、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、フロリナート(商標)等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等の冷媒を用いることができる。
図1、図2に示すごとく、積層体11は、積層方向Xに加圧されている。すなわち、電力変換装置1は、ケース12内に積層体11を配置し、積層体11の後端側に、加圧部材13を配置してなる。加圧部材13は、積層体11の後端面を、積層方向Xに、前方へ向かって加圧している。加圧部材13は、例えば板バネからなり、積層方向Xに圧縮弾性変形した状態で、積層体11の後端面111と、該後端面111に対向するケース12の内壁面121との間に介設されている。ただし、加圧部材13の構成や配置の仕方は、特に限定されるものではない。
電力変換装置1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載され、電源電力を駆動用モータの駆動に必要な駆動用電力に変換するインバータとして用いられる。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
電力変換装置1において、リアクトル3は、積層方向Xの両側から冷却管41に挟持された状態で、積層体11に組み込まれている。これにより、リアクトル3を積層方向Xの両側から冷却することができる。
そして、コイル31はコイル露出面311を有し、コイル露出面311は、冷却管41に接触している。これにより、コイル31の熱を、コイル露出面311から直接冷却管41へ放熱することができる。すなわち、リアクトル3における主な発熱源であるコイル31を、冷却器4によって直接冷却することができるため、リアクトル3の冷却効率を向上させることができる。
また、コイル31は、積層方向Xの両側にコイル露出面311を有する。これにより、積層方向Xの両側から効率的にコイル31の放熱を行うことができる。また、リアクトル3を挟持する一対の冷却管41からの押圧力(挟持力)を、コイル31において受けることができる。すなわち、コイル31が、リアクトル3に加わる押圧力に対して梁の役割をすることとなる。一般にコア32よりも強度の高いコイル31によって押圧力を受ける構成とすることで、特に別部材にて補強等することなく、リアクトル3を積層体11に組み込むことができる。その結果、部品点数の低減、小型化を実現しやすくなる。
また、コア32は外側脚部321と内側脚部322と基体部323とを有し、外側脚部321がコイル31に対して幅方向Yの位置に配置されている。これにより、コイル31の内側に配された内側脚部322によっても積層方向Xにおけるコイル31の剛性を高めることができる。その結果、押圧力に対するリアクトル3の強度を向上させることができる。また、リアクトル3の磁気回路を充分に確保することができ、充分なインダクタンスを確保することができる。
また、コア32は、コイル露出面311と面一に配されたコア端面324を有し、コイル露出面311とコア端面324との双方が、冷却管41に面接触している。これにより、積層方向Xの押圧力に対するリアクトル3の強度をより向上させることができる。また、コイル31に加えてコア32からも冷却管41へ放熱することができるため、リアクトル3の冷却効率をより向上させることができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、リアクトルの冷却効率に優れた電力変換装置を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態の電力変換装置1は、図7に示すごとく、コア端面324よりもコイル露出面311が、積層方向Xに突出している。
一対のコイル露出面311は、それぞれ一対のコア端面324よりも、積層方向Xの外側に配されている。そして、リアクトル3は、コイル露出面311において、冷却管41に接触し、コア端面324は冷却管41に接触していない。すなわち、コア端面324と冷却管41との間には、クリアランスが形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態においては、コイル露出面311がコア端面324よりも積層方向Xに突出しているため、確実にコイル露出面311を冷却管41に接触させることができる。すなわち、多少の寸法公差があったとしても、確実にコイル露出面311を、積層方向Xにおけるリアクトル3の両端に配置することができる。そして、冷却管41からの加圧力を確実にコイル露出面311において受けることができる。その結果、リアクトル3の冷却効率を確実に向上させることができ、また、冷却管41の間に安定してリアクトル3を配置することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本実施形態の電力変換装置1においては、図8に示すごとく、軸方向Zから見たとき、コイル31の短手方向が積層方向Xとなるように、リアクトル3が配置されている。
すなわち、リアクトル3のコイル31は、積層方向Xの寸法が、幅方向Yの寸法よりも小さい。そして、コイル露出面311は、コイル31の短手方向の両側に形成されていることとなる。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、コイル露出面311がコイル31の短手方向の両側に形成されているため、面積を大きくとることが可能となる。その結果、コイル31の放熱性、ひいてはリアクトル3の冷却効率を向上させることができる。また、コイル31の短手方向の両側にコイル露出面311が設けてあるため、コイル31の各部からコイル露出面311までの伝熱距離も短くなりやすい。かかる観点からも、コイル31の放熱性、ひいてはリアクトル3の冷却効率を向上させることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、上記以外の種々の実施形態にも適用することが可能である。例えば、積層体におけるリアクトルの配設位置については、積層体11の後端の隙間に限らず、前端の隙間など、他の配設位置とすることもできる。
1 電力変換装置
11 積層体
2 半導体モジュール
3 リアクトル
31 コイル
311 コイル露出面
32 コア
4 冷却器
41 冷却管
X 積層方向
Y 幅方向
Z 軸方向

Claims (4)

  1. 半導体素子を内蔵してなる半導体モジュール(2)と、
    導体からなるコイル(31)と磁性体からなるコア(32)とを備えたリアクトル(3)と、
    上記半導体モジュール(2)及び上記リアクトル(3)を冷却する冷却器(4)と、を有し、
    上記冷却器(4)は、上記半導体モジュール(2)及び上記リアクトル(3)と共に積層した複数の冷却管(41)を備えており、
    上記半導体モジュール(2)及び上記リアクトル(3)は、それぞれ積層方向(X)の両側から上記冷却管(41)によって挟持されており、
    上記半導体モジュール(2)、上記リアクトル(3)、及び上記冷却管(41)からなる積層体(11)は、積層方向(X)に加圧されており、
    上記リアクトル(3)は、上記コイル(31)の軸方向(Z)が上記積層方向(X)と直交する状態で、上記積層体(11)に組み込まれており、
    上記コイル(31)は、上記コア(32)から積層方向(X)の少なくとも一方に露出したコイル露出面(311)を有し、
    該コイル露出面(311)は、上記冷却管(41)に接触していることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. 上記コイル(31)は、積層方向(X)の両側に上記コイル露出面(311)を有することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(1)。
  3. 上記コア(32)は、上記コイル(31)の外周側に配される外側脚部(321)と、上記コイル(31)の内周側に配される内側脚部(322)と、上記外側脚部(321)と上記内側脚部(322)とを連結する基体部(323)とを有し、上記外側脚部(321)は、上記コイル(31)に対して積層方向(X)及び軸方向(Z)の双方に直交する幅方向(Y)の位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置(1)。
  4. 上記コア(32)は、上記コイル露出面(311)と面一に配されたコア端面(324)を有し、上記コイル露出面(311)と上記コア端面(324)との双方が、上記冷却管(41)に面接触していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
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