JP5991214B2 - 管状体、管状体ユニット、中間転写体、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、「ポリアクリレート樹脂単独のベルト状転写部材に対して、引っ張り強度や靭性の向上を図った、ポリアクリレート樹脂成分とポリアルキレンテレフタレート樹脂成分、ポリカーボネート樹脂成分、及びポリアミド樹脂成分から成る群より選択される少なくとも1種とを含有する樹脂を溶融させた後、チューブ上に押し出すことにより得られるベルト状転写部材」が提案されている。
また、特許文献3には、「均一な半導電性領域の体積抵抗を示し、耐クリープ性、加工性、対折り曲げ性当を満たすものとして、(A)結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂45〜90質量部、(B)ポリカーボネート樹脂5〜45質量部、および(C)非晶性ポリエステル樹脂5〜30質量部とを、(A)+(B)+(C)の合計量が100質量部となるように含有し、更に(D)導電性カーボンブラック10〜30質量部を含有する樹脂成形物を溶融成形した半導電性シート」が提案されている。
請求項1に係る発明は、
ポリエーテルサルフォン樹脂と、ポリエーテルイミド樹脂と、導電剤と、を含む樹脂層の単層体で構成、又は当該樹脂層を少なくとも有する2層以上の積層体で構成され、
前記ポリエーテルサルフォン樹脂の配合量が、全樹脂100質量部に対して、5質量部以上50質量部以下であり、
前記ポリエーテルイミド樹脂の配合量が、全樹脂100質量部に対して、50質量部以上95質量部以下である管状体である。
前記導電剤が、カーボンブラックであり、
前記カーボンブラックの配合量が、全樹脂100質量部に対して、10質量部以上30質量部以下である請求項1に記載の管状体である。
請求項1又は2に記載の管状体と、該管状体を張力がかかった状態で掛け渡す複数のロールと、を備え、画像形成装置に対して脱着される管状体ユニットである。
請求項1又は2に記載の管状体からなる中間転写体である。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面の潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像が転写される中間転写体であって、請求項4に記載の中間転写体と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を前記中間転写体の表面に一次転写する一次転写手段と、
前記中間転写体の表面に転写された前記トナー像を記録媒体に二次転写する二次転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を定着する定着手段と、
を備えた画像形成装置である。
また、請求項1に係る発明によれば、管状体を構成するポリエーテルサルフォン樹脂の配合量及びポリエーテルイミド樹脂の配合量が上記範囲外の場合に比べ、屈曲耐性に優れた管状体が提供できる。
請求項2に係る発明によれば、管状体に含まれる導電剤がカーボンブラックでなく、又はカーボンブラックの配合量が上記範囲外の場合に比べ、屈曲耐性に優れた管状体が提供できる。
請求項4、5に係る発明によれば、ポリエーテルサルフォン樹脂を含まない非晶性の熱可塑性樹脂を含有しない管状体を適用した場合に比べ、屈曲耐性に優れた中間転写体、及びそれを備える画像形成装置が提供できる。
図1は、実施形態に係る管状体を示す概略斜視図である。
さらに、本実施形態に係る無端ベルト10は、特定樹脂層中の導電剤の分散状態が変化しにくい。これは、非晶性の熱可塑性樹脂を用いているために、無端ベルト10の作製時に溶融し固化する過程で、当該樹脂の結晶化に伴う分子鎖の折りたたみが発生しにくく導電剤の凝集が起きにくいためと考えられるためである。
ポリエーテルサルフォン樹脂は、例えば、スルホン基を有するジハロゲノジフェニル化合物と、2価のフェノール化合物との重合反応、ジヒドロキシジフェニルスルホンと、スルホン基を有するジハロゲノジフェニル化合物との重合反応等により得られるもの等が挙げられる。つまり、ポリエーテルサルフォン樹脂は、例えば、スルホン基を有するジハロゲノフェニル化合物と2価のフェノール化合物とから誘導される繰り返し単位構造を少なくとも有するポリエーテルサルフォン樹脂等が挙げられる。
非晶性とは、示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱量変化ではなく、明確な吸熱ピークを有しないことを指し、具体的には、昇温速度10(℃/min)で測定した際の吸熱ピークの半値幅が10℃を超えることを意味する。よって、非晶性の熱可塑性樹脂とは、半値幅が10℃を超える熱可塑性樹脂や、明確な吸熱ピークが認められない熱可塑性樹脂は、非晶性の熱可塑性樹脂を意味する。
ポリエーテルイミド樹脂の市販品としては、例えば、SABICイノベーティブプラスチックス社のウルテム(ULTEM)1000シリーズ、5000シリーズ、エクステム(EXTEM)VH1003等がある。
ポリエーテルスルフォン樹脂以外の非晶性の熱可塑性樹脂の配合量が、上記範囲内であると、無端ベルト10の屈曲耐性がより向上しやすくなる。また、ポリエーテルスルフォン樹脂以外の非晶性の熱可塑性樹脂の配合量をポリエーテルスルフォン樹脂の配合量と同等以上とすると、ポリエーテルスルフォン樹脂外の非晶性の熱可塑性樹脂、特に、ポリエーテルイミド樹脂が吸湿時の寸法安定性に優れることから、無端ベルト10の寸法安定性を確保しやすくなる。
導電剤としては、例えば、カーボンブラック;アルミニウム、ニッケル等の金属;酸化イットリウム、酸化スズ等の金属酸化物;チタン酸カリウム、塩化カリウム等のイオン導電性物質;ポリアニリン、ポリピロール、ポリサルフォン、ポリアセチレン等の導電性高分子等が挙げられる。これらのうち、導電性、経済性の観点から、カーボンブラックがよい。カーボンブラックは、導電性に優れるため、配合量が少なくて済むからである。
カーボンブラックとしては、例えば、ケッチエンブラック、オイルファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、表面が酸化されたカーボンブラック(以下、「表面処理カーボンブラック」と称する)等が挙げられる。
カーボンブラックの含有量は、上記範囲であれば、無端ベルト10は目的とする導電性を得やすくなる。
その他添加剤としては、例えば、特定樹脂層の熱劣化を防止するための酸化防止剤や、流動性を向上させるための界面活性剤、脂肪族ポリアミド樹脂を用いる場合、耐熱老化防止剤等、特に、画像形成装置の無端ベルト10に配合される周知の添加剤が挙げられる。
本実施形態に係る無端ベルト10(特定樹脂層)は、常温常湿(温度22℃、湿度55RH%)環境下で、電圧100Vを印加して測定したときの表面抵抗率が、7logΩ/□以上13logΩ/□以下であることがよく、特に、無端ベルト10を中間転写ベルトとして適用する場合、8logΩ/□以上12logΩ/□以下であることがよく、無端ベルト10を記録媒体搬送転写ベルトとして適用する場合、9logΩ/□以上13logΩ/□以下であることがよい。
なお、本表面抵抗率は、常温常湿(温度22℃、湿度55RH%)環境下で、電圧100Vを印加して測定したときの測定値である。
まず、例えば、非晶性の熱可塑性樹脂と結晶性の熱可塑性樹脂と導電剤と必要に応じて他の添加剤とを、それぞれ目的とする配合量で混練、混合し、ペレットを得る
次に、得られたペレットを用い、押出機を用いて円筒状に押し出し、冷却固化(結晶化を制御)させ、円筒状の成形体を得る。
そして、得られた円筒状の成形体を、目的とする幅に切断して、無端ベルト10を得る。
具体的には、例えば、本実施形態に係る無端ベルト10は、基材層とその外周面に表面層(表面離型層)との積層体で構成され、当該基材層及び表面層の少なくとも一方として特定樹脂層を適用した構成であってもよい。但し、特定樹脂層を表面層として適用する場合、離型材料(例えば、フッ素化合物(フッ素樹脂、又はその粒子等)等)を配合することがよい。
無論、基材層及び表面層の間に中間層(例えば、弾性層)を設けてもよいし、基材層自体が2層以上の積層体で構成させたものであってもよい。
図2は、本実施形態に係る管状体ユニットを示す概略斜視図である。
本実施形態に係る管状体ユニット130(以下、無端ベルトユニットと称する)は、図2に示すように、上記本実施形態に係る無端ベルト10を備えており、例えば、無端ベルト10は対向して配置された駆動ロール131及び従動ロール132により張力がかかった状態で掛け渡されている(以下、「張架」という場合がある。)。
ここで、本実施形態に係る無端ベルトユニット130は、無端ベルト10を中間転写体として適用させる場合、無端ベルト10を張架するロールとして、感光体(像保持体)表面のトナー像を無端ベルト10上に1次転写させるためのロールと、無端ベルト10上に転写されたトナー像をさらに記録媒体に2次転写させるためのロールが配置される。
なお、無端ベルト10を張架するロールの数は限定されず、使用態様に応じて配置すればよい。このような構成の無端ベルトユニット130は、装置に組み込まれて使用され、駆動ロール131,従動ロール132の回転に伴って無端ベルト10も張架した状態で回転する。
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体表面を帯電する帯電手段と、像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、トナー像を前記記録媒体に定着する定着手段と、を有し、転写手段が、上記本実施形態に係る無端ベルトを備えるものである。
図3は、実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
像保持体101a乃至101dとしては、公知の電子写真感光体が広く適用される。電子写真感光体としては、感光層が無機材料で構成される無機感光体や、感光層が有機材料で構成される有機感光体などが用いられる。有機感光体においては、露光により電荷を発生する電荷発生層と、電荷を輸送する電荷輸送層を積層する機能分離型有機感光体や、電荷を発生する機能と電荷を輸送する機能を果たす単層型有機感光体が好適に用いられる。また、無機感光体においては、感光層がアモルファスシリコンにより構成されているものが、好適に用いられる。
帯電装置102a乃至102dとしては、特に制限はなく、例えば、導電性(ここで、帯電装置における「導電性」とは例えば体積抵抗率が107Ω・cm未満を意味する。)または半導電性(ここで、帯電装置における「半導電性」とは例えば体積抵抗率が107乃至1013Ωcmを意味する。)のローラ、ブラシ、フィルム、またはゴムブレード等を用いた接触型帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン帯電器やコロトロン帯電器など、公知の帯電器が広く適用される。これらの中でも接触型帯電器が望ましい。
露光装置114a乃至114dとしては、特に制限はなく、例えば、像保持体101a乃至101dの表面に、半導体レーザー光、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)光、または液晶シャッタ光等の光源、或いはこれらの光源からポリゴンミラーを介して定められた像様に露光し得る光学系機器など、公知の露光装置が広く適用される。
現像装置103a乃至103dとしては、目的に応じて選択され。例えば、一成分系現像剤または二成分系現像剤をブラシ、またはローラ等を用い接触或いは非接触させて現像する公知の現像器などが挙げられる。
一次転写ロール105a乃至105dは単層或いは多層のいずれでもよい。例えば、単層構造の場合は、発泡または無発泡のシリコーンゴム、ウレタンゴム、またはEPDM等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。
像保持体クリーニング装置104a乃至104dは、一次転写工程後の像保持体101a乃至101dの表面に付着する残存トナーを除去するためのものであり、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、またはロールクリーニング等が用いられる。これらの中でもクリーニングブレードを用いることが望ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、またはシリコーンゴム等が挙げられる。
二次転写ロール109の層構造は、特に限定されるものではないが、例えば、三層構造の場合、コア層と中間層とその表面を被覆するコーティング層により構成される。コア層は導電性粒子を分散したシリコーンゴム、ウレタンゴム、またはEPDM等の発泡体で、中間層はこれらの無発泡体で構成される。コーティング層の材料としては、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、またはパーフルオロアルコキシ樹脂などが挙げられる。二次転写ロール109の体積抵抗率は107Ωcm以下であることが望ましい。また、中間層を除いた2層構造としてもよい。
対向ロール108は、二次転写ロール109の対向電極を形成する。対向ロール108の層構造は、単層或いは多層のいずれでもよい。例えば単層構造の場合は、シリコーンゴム、ウレタンゴム、またはEPDM等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。二層構造の場合は、上記のゴム材料で構成される弾性層の外周面を高抵抗層で被覆したロールから構成される。
定着装置110としては、例えば、熱ローラ定着器、加圧ローラ定着器、またはフラッシュ定着器など公知の定着器が広く適用される。
中間転写ベルトクリーニング装置112および113としては、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、またはロールクリーニング等が用いられる、これらの中でもクリーニングブレードを用いることが望ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、またはシリコーンゴム等が挙げられる。
定されるものではない。なお、実施例5は参考例と読み替えるものとする。
−混合樹脂ペレットの作製−
ポリエーテルスルフォン樹脂以外の非晶性の熱可塑性樹脂としてポリエーテルイミド樹脂(ULTEM(登録商標)10101V(サビック社製))90質量部と、ポリエーテルスルフォン樹脂(Veradel(登録商標)A201(ソルベイ社製))10質量部と、を混合ミキサーを用いてブレンドした。
ブレンドされた混合樹脂を二軸押出溶融混練機(二軸溶融混練押出機L/D60(パーカーコーポレーション社製))で溶融し、溶融された混合樹脂中に、導電剤としてカーボンブラック(Monark880(キャボット社製))18質量部を当該混錬機のサイドからサイドフィーダーを用いて供給し、溶融混練し、混練された溶融物を水槽中に入れて冷却固化、目的とするサイズにカットし、カーボンブラックの配合された混合樹脂ペレットを得た。
得られた混合樹脂ペレットを一軸溶融押出機(L/D24、溶融押出装置(三葉製作所社製))に投入(加熱温度350℃)し、340℃に設定した金型ダイとニップルの間隙から溶融押出しながら、溶融樹脂の内周面に円筒状のインナーサイジングダイの外面を接触させて冷却し、その後目的とする幅に切断し、平均膜厚110μmの無端ベルト1を得た。
表1の原料を用いた以外は、実施例1に同様にして無端ベルト2〜9を作製した。
(屈曲耐性)
JIS−P8115(MIT試験機、試料幅15mm、引張り荷重1kgにおける破断までの耐久回数)に準拠して、屈曲耐性の試験として繰り返し屈曲耐久回数を測定した。
各例で得られた無端ベルトについて、周方向に幅15mm、長さ200mmの短冊状サンプルに切り取り、両端を固定し1kgfの引張張力をかけて、曲率形状R3の端子を支点として左右90°方向に繰返し屈曲(折り曲げ)させた。このときにサンプルが破断するまでの回数を繰り返し屈曲耐久回数として評価した。なお、当該試験は常温常湿(温度22℃、湿度45RH%)環境下にて、行った。
各例で得られた無端ベルトを中間転写ベルトとして、画像形成装置「富士ゼロックス社製C2250」に搭載し、本機を低温低湿(温度40℃、湿度95RH%)の環境下で100時間放置後の画質評価を実施し、変形等による画質への影響を確認した。
ここで、画質評価は以下の基準で評価した。
A:画像濃度低下なし
B:わずかに画像濃度が低下
C:画像濃度低下あり(許容できないレベル)
各例で得られた無端ベルトを中間転写ベルトとして、画像形成装置「富士ゼロックス社製C2250」に搭載し、低温低湿(10℃/10RH%)環境下(転写時における中間転写ベルト表面での用紙剥離にともなう放電が起きやすい環境下)で、連続、50,000枚の画像出力した後、ハーフトーン(マゼンダ30%)画像について画質評価を行った。また、この連続、50,000枚の画像出力前後の無端ベルト(中間転写ベルト)の表面抵抗率(常温常湿(22℃/55RH%)、印加電圧100V)を測定した。
ここで、画質評価は以下の基準で評価した。
A:画像濃度低下なし
B:わずかに画像濃度が低下
C:画像濃度低下あり(許容できないレベル)
また、ランニング後の無端ベルトの状態を目視で観察し、以下の基準で評価した。
1:外観上変化なし
2:端部に亀裂発生
なお、表2では、実機耐久試験の評価結果をアルファベットと数字の組み合わせで表記する。例えば、画像濃度低下なしで、外観上変化なしであった場合、A1と表記する。
無端ベルトの表面抵抗率の面内バラつき(logΩ/□)は、各例で得られた無端ベルトを周方向に8分割及び幅方向に3分割し、無端ベルト面内の24点について、温度22℃、湿度55RH%の環境下で、Advantest微小電流計(URプローブ/100V/荷重2kg/10秒)で表面抵抗率を測定し、得られた表面抵抗率の対数値をとり、それらの値のうち最大値と最小値の差として算出した。
・ULTEM1010V:ポリーテルイミド樹脂ULTEM1010V(サビック社製)
・VeradelA201:ポリエーテルサルフォン樹脂VeradelA201(ソルベイ社製)
・Monark880 :カーボンブラックMonark880(キャボット社製))
・ULTEM1000V:ポリーテルイミド樹脂ULTEM1000V(サビック社製)
・Lexan151:ポリカーボネート(サビック社製)
・ノバトゥール5010:ポリブチレンテレフタレート(三菱化成社製)
・デンカブラック:アセチレンブラック(電気化学工業社製)
101a乃至101d 像保持体
102a乃至102d 帯電装置
103a乃至103d 現像装置
104a乃至104d 像保持体クリーニング装置
105a乃至105d 一次転写ロール
106a乃至106d 支持ロール
107 中間転写ベルト
107b 管状体ユニット(ベルトユニット)
108 対向ロール
109 二次転写ロール
110 定着装置
111 駆動ロール
112 中間転写ベルトクリーニングブレード
113 中間転写ベルトクリーニングブラシ
114a乃至114d 像露光装置
115 記録媒体
116 二次転写ベルト
Claims (5)
- ポリエーテルサルフォン樹脂と、ポリエーテルイミド樹脂と、導電剤と、を含む樹脂層の単層体で構成、又は当該樹脂層を少なくとも有する2層以上の積層体で構成され、
前記ポリエーテルサルフォン樹脂の配合量が、全樹脂100質量部に対して、5質量部以上50質量部以下であり、
前記ポリエーテルイミド樹脂の配合量が、全樹脂100質量部に対して、50質量部以上95質量部以下である管状体。 - 前記導電剤が、カーボンブラックであり、
前記カーボンブラックの配合量が、全樹脂100質量部に対して、10質量部以上30質量部以下である請求項1に記載の管状体。 - 請求項1又は2に記載の管状体と、該管状体を張力がかかった状態で掛け渡す複数のロールと、を備え、画像形成装置に対して脱着される管状体ユニット。
- 請求項1又は2に記載の管状体からなる中間転写体。
- 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面の潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像が転写される中間転写体であって、請求項4に記載の中間転写体と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を前記中間転写体の表面に一次転写する一次転写手段と、
前記中間転写体の表面に転写された前記トナー像を記録媒体に二次転写する二次転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を定着する定着手段と、
を備えた画像形成装置。
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