JP5991101B2 - キャップ付容器 - Google Patents

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Description

この発明は、キャップ付容器に関し、容器口部に中栓体を嵌着し、中栓体に形成したねじ部にキャップを着脱するキャップ付容器で、キャップの着脱の際に中栓体がキャップと共回りせずに確実にキャップを着脱できるようにしたものである。
ドレッシングなどの液状食品などの容器のひとつとしてねじにより着脱し密封できるキャップを備えたキャップ付容器が用いられており、例えば図4に示すように、このキャップ付容器1では、ガラス製や合成樹脂製などの容器2の口部2aに合成樹脂製の開口部3aを備えた中栓体3を打栓嵌着し、中栓体3に形成したねじ部3bにキャップ4のねじ部4aをねじ込むことで、キャップ4の着脱が可能とされている(特許文献1参照)。
このようなキャップ付き容器1では、容器2の口部2aの外周面には、打栓される中栓体3を固定保持するため係合周条5が外側に突き出すように環状に形成されるとともに、その下方にネックリング2bが環状に形成されている。
一方、中栓体3には、仕切壁3cに薄肉とされた破断溝3dで囲まれて開口部3aが設けられ、プルリング3eを使用時に引き上げることで、開口部3aを開口できるようにしてあり、開口部3aを囲むように上方に突き出して注出筒3fが形成され、この注出筒3fの外周にキャップ4用のねじ部3bが形成してある。
また、中栓体3の仕切壁3cの外周部には、下方に突き出して内外周壁3g,3hが形成してあり、外周壁3hの内周面に、容器2の係合周条5と係合される係合突条6が内側に突き出して環状に形成され、容器2の口部2aに中栓体3を打栓した状態で容器2の係合周条5に中栓体3の係合突条6が係合され、嵌着状態を保持できるようにしてある。
このようなキャップ付容器1では、キャップ4を回転する際にキャップ4と中栓体3が共回りするとキャップ4の着脱開閉ができなくなることから回り止めが設けられている。
キャップ付容器1の回り止めとしては、例えば特許文献1に開示されたものがあり、図5および図6に示すように、容器2の口部2aの係合周条5の外周面上に縦方向の係止突片7を複数形成しておき、中栓体3には、打栓嵌着される外周壁3hの内周面に係合突条6を分断するように縦方向の係止溝8を形成する。そして、容器2への中栓体3の打栓の際、容器2の係止突片7と中栓体3の係止溝8とを予め位置決めして打栓するか、あるいは打栓して、キャップ4を回転させ、係止突片7と係止溝8とを係止することで、キャップ4を回転した際に中栓体3が容器2に係止されて共回りすることなくキャップ4を中栓体3のねじ部3bから着脱できるようにしている。
特開2008−127052号公報
ところが、このようなキャップ付容器1では、使用開始後、内容物のねじ部3bへの付着・固化などによってキャップ4と中栓体3とが固着した場合、キャップ4を開ける際に中栓体3の係止溝8が薄肉であるため伸びて広がってしまい係止突片7を乗り越えキャップ4と共回りする場合があり、さらなる対策が求められているのが現状である。
この発明はかかる現状に鑑みてなされたもので、容器口部に中栓体を嵌着し、中栓体に形成したねじ部にねじ込まれたキャップの着脱を行う際に、中栓体とキャップが共回りせずに着脱できるキャップ付容器を提供しようとするものである。
上記従来技術が有する課題を解決するためこの発明の請求項1記載のキャップ付容器は、容器の口部に嵌着される中栓体と、この中栓体に着脱可能にねじ込まれるキャップとを備えたキャップ付容器であって、
前記容器には、口部外周面に嵌着状態を保持する係合周条が突き出して設けられるとともに、前記係合周条の外周面上に突き出して前記中栓体回り止め用の係止突片が形成され、
前記中栓体には、前記キャップが着脱されるねじ部が形成されるとともに、前記容器口部の外周面に嵌着される外周壁が設けられ、外周壁の内周面には、前記容器の係合周条に係合されて嵌着状態を保持する係合突条と、前記係合突条を分断するように前記係止突片と係止される係止溝とが形成される一方、
前記中栓体と前記容器口部が係合した際、前記係止突片より下側の前記係止溝に肉盛部を形成したことを特徴とするものである。
この発明の請求項2記載のキャップ付容器は、請求項1記載の構成に加え、前記肉盛部の突き出し高さを、前記係合突条の突き出し高さの0.8〜1.2倍に形成したことを特徴とするものである。
この発明の請求項3記載のキャップ付容器は、請求項1または2記載の構成に加え、前記肉盛部を、前記係止突片の下端に係合可能な形状としたことを特徴とするものである。
この発明の請求項1記載のキャップ付容器によれば、係止溝を形成しても係止溝自体および中栓体の外壁部の剛性を高め、係止溝が係止突片を乗り越えることが防止でき、係止突片と確実に係止して回り止め効果を向上することができる。また、係止溝の先端角部が成形離型の際にめくれなどの発生も防止することができる。
さらに、係止溝の肉厚が増大されることで、内容物などによる耐ESC効果(耐環境応力割れ)の向上を図ることができ、材料などの選択範囲を拡大することもできる。
この発明の請求項2記載のキャップ付容器によれば、より効果的にめくれなどの発生を防止することができる。
この発明の請求項3記載のキャップ付容器によれば、嵌着保持用の係合突条がない係止溝部分でも係止突片に肉盛部を係合することで、嵌着保持力を一層高めることができ、中栓体を確実に固定保持することができる。
この発明のキャップ付容器の一実施の形態にかかり、(a)は概略断面図、(b)は一部分を拡大した概略斜視図である。 この発明のキャップ付容器の一実施の形態にかかる中栓体で、(a)は断面図、(b)は底面図である。 この発明のキャップ付容器の一実施の形態にかかる一部分を拡大したもので、(a)は中栓体の断面図、(b)は容器の断面図、(c)は嵌着状態の断面図である。 従来のキャップ付容器の概略断面図である。 従来のキャップ付容器の一部分を拡大した概略斜視図である。 従来のキャップ付容器の一部分を拡大したもので、(a)は中栓体の断面図およびA−A断面図、(b)は容器の断面図、(c)は嵌着状態の断面図である。
以下、本発明のキャップ付き容器の一実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
本発明のキャップ付容器10は、既に図4により説明したキャップ付容器1と基本的な構造が同一とされ、中栓体3に換えて、図1(a)に示したガラス製や合成樹脂製などの容器2の口部2aに、図1〜3に示すように,合成樹脂製の開口部11aを備えた中栓体11を打栓嵌着し、中栓体11に形成したねじ部11bにキャップ4のねじ部4aをねじ込むことで、キャップ4の着脱が可能とされたものである。そして、中栓体11の容器2に対する回り止めのための構造を変えることで、キャップ4を着脱する際のキャップ4と中栓体11との共回り防止効果を向上できるようにしたものである。
なお、明細書中、固定状態を区分けして表現するため、中栓体11と口部2aとの打栓嵌着状態の保持の場合を「係合」と表現し、共回り防止のための保持の場合を「係止」と表現する。
本発明のキャップ付容器10では、容器2の口部2aの外周面には、打栓される中栓体11を固定保持するため係合周条12が外側に突き出すように環状に形成されている。
この容器2の係合周条12は、外周面が上方から下方に広がる傾斜面(円錐面)と垂直面とされ、その下端が水平面とされ、垂直面と水平面との角部に中栓体11の係合突条13が係合されるようにしてある
一方、中栓体11には、中心部仕切板11cに薄肉とされた破断溝11dで囲まれて開口部11aが設けられ、プルリング11eを使用時に引き上げることで、開口部11aを開口できるようにしてあり、開口部11aを囲むように上方に突き出して注出筒11fが形成され、内容物の注出を案内するようになっている。
この注出筒11fの中間部外周に中間部仕切板11gが水平に形成され、中間部仕切板11gの外周にねじ筒11hが下方に突き出すように形成されて注出筒11fと二重筒状とされ、ねじ筒11hの外周にねじ部11bが形成してある。
また、中栓体11には、ねじ筒11hの下端部に外周部仕切板11iが水平に形成され、外周部仕切板11iの外周部には、下方に突き出して外周壁11jが形成されるとともに、外周部仕切板11iの内周部には内周壁11kが形成されて二重筒状としてあり、これら外周壁11jと内周壁11kとの間に容器2の口部2aを位置させ、口部2aの上端面を外周部仕切板11iに当てて嵌着されるようになっている。
また、中栓体11の外周壁11jの内周面に、容器2の係合周条12と係合される係合突条13が内側に突き出して略環状(後述の係止溝15部分を除き)に形成され、容器2の口部2aに中栓体11を打栓した状態で容器2の係合周条12に中栓体11の係合突条13が係合され、嵌着状態を保持できるようにしてある。
この中栓体11の係合突条13は、例えば円弧状に突き出した突出部から上方が、中心軸方向に傾斜角度が大きい上傾斜面とされ、下方が、中心軸方向に傾斜角度の小さい下傾斜面とされて突出部を挟んで滑らかに連続するような略フック状としてあり、突出部とその上方の上傾斜面が係合周条12に係合されるようにしてある。
そして、本発明のキャップ付容器10においては回り止めとして、図1〜図3に示すように、容器2の口部2aの係合周条12の外周面上に縦方向の係止突片14が複数形成してある。
一方、中栓体11には、外周壁11jの内周面に係止突片14と係止する係止溝15が縦方向に係合突条13を分断するように形成してある。係止溝15は係止突片14と同数設けても良いし、異なる個数設けても良い。また、全ての係止突片14と係止溝15とが係止されるようにしても良いし、一部の係止突片14と係止溝15とが係止されるようにしても良い。
さらに、このキャップ付容器10では、中栓体11を係合した際、係止突片14が係止される部分である係止溝15の下端部15cより下側に肉盛部16が形成してある。
この係止溝15の肉盛部16は、係止溝15の溝底部(中栓体11での外周側の溝の底部分)15aおよび両側の溝側部(中栓体11での周方向の左右の側面の部分)15bに連続して肉盛部16が形成されるとともに、肉盛部16は中栓体11の中心側に突き出して形成され、中栓体11を係合した際、容器2の係止突片14の下端部より下方に位置する。
したがって、係止溝15の上部は、横断面形状が矩形の溝とされて係止突片14が係止できるようになっており、係止溝15の下部に肉盛部16が突き出すように形成してあり、中栓体11を容器2に打栓する際には、肉盛部16が係止突片14を乗り越えるようにして係合され、係止突片14と係止溝15とが係止されることになる。
このように、係止突片14が係止される部分以外の係止溝15の少なくとも一部分(下端部15cより下側の少なくとも一部)が肉盛部16で補強され、中栓体11の薄肉部が少なくなることで、係止溝15自体及び中栓体11の外壁部11jが伸びて広がりにくくなる。つまり、これまでの底部が平坦な係止溝8(図5,6参照)に対し、中栓体11の外周壁11jに係止溝15を形成しても係止溝15自体および中栓体11の外壁部11jの剛性を確保することができ、係止突片14と確実に係止して回り止め効果を向上することができる。
なお、実験によれば、回り止め効果は中栓体11の材質により異なるが、回転トルクで5〜40%の向上となることを確認している。
また、係止溝15の先端角部13aが成形離型の際にめくれが発生することも防止することができる。従来構造の中栓体3では、成形離型の際、図6(a)中に示すように、中栓体3の係止溝8の係合突条6の先端部両側がアンダーカットでムリ抜きされ、樹脂が外側に広がったままとなるめくれ6aが生じることがあり、外観不良となることがあったが、中栓体11では、係止溝15が肉盛部16によって補強および剛性向上が図られ、めくれの発生が防止される。
さらに、係止溝15の肉厚が肉盛部16で増大されることで、中栓体11の薄肉部が少なくなり、係止溝15自体及び中栓体11の外壁部11jが伸びて広がりにくくなるから、内容物などによる耐ESC効果(耐環境応力割れ)の向上を図ることができ、これまでの薄肉状態で必要な耐ESC効果を確保する場合に比べ、材料などの選択範囲を拡大することもできる。
この係止溝15の肉盛部16の突き出し高さ、すなわち係止溝15の溝底部15aからの高さ(肉盛高さ)Hは、外周壁11jの内周面からの係合突条13の突き出し高さhの0.8〜1.2倍としてある。
肉盛部16の突き出し高さHは、最大、係止溝15が形成されている中栓体11の外周壁11jの係合突条13と同一高さまで可能であり、この場合は肉盛部16によって係止溝15の下側が埋められた状態となり、できるだけ高く肉盛することで補強および剛性向上の効果が大きくなる。
しかし、中栓体11のこれら係合突条13および肉盛部16は、合成樹脂の成形では、アンダーカットとなり、成形離型の際は合成樹脂の弾性変形を利用してムリ抜きすることから、肉盛部16の高さHが高くなるほど離型し難くなる。
一方、肉盛部16の突き出し高さHが低すぎると、肉盛による剛性向上などが図れなくなる。
そこで、本発明のキャップ付容器10では、係止溝15の肉盛部16の突き出し高さHを外周壁11jの内周面からの係合突条13の突き出し高さhの0.8〜1.2倍とすることで、肉盛による剛性向上などを図ると同時に、中栓体11の成形離型に、アンダーカットにより中栓体11の広がりが起きるが、係止溝15部分も係合突条13のアンダーカット部分と略同じだけ広がるようになり、一部分に負荷がかかったり、或いは応力が集中しなくなり、所定の形状に成形できるとともに、係合突条13の先端角部13aのめくれを防止することもできる。
これにより、係止突片14と係止溝15とを確実に係止することができ、キャップ4と中栓体11との共回りを一層確実に防止することができる。
さらに、本発明のキャップ付容器10では、係止溝15の肉盛部16を、係止突片14の下端に係合可能な形状としてあり、嵌着保持用の係合突条13が形成されていない係止溝15部分でも係止突片14に肉盛部16を係合することで、嵌着保持力を一層高めることができ、中栓体11を確実に容器2に固定保持できるようにしてある。
このような肉盛部16の形状は、係止突片14の下端と当接して係合できる形状が好ましい。本実施形態の場合には、係止突片14の外周面が上方から下方に広がる傾斜面(円錐面)と垂直面とされ下端面が水平面としてあるので、例えば、円弧状に図3(a)に示すように肉盛部16の形状は、突き出した突出部16aから上方が中心軸方向の傾斜角度が大きい傾斜面16bとされ、下方が中心軸方向の傾斜角度の小さい傾斜面16cとされて突出部16aを挟んで滑らかに連続するような略フック状としてある。また、突出部16aより上方は、係合突条13と相似する形状とされ、下方は肉盛部16と係合突条13とが同一点に収束することから傾斜角度が僅かに異なっている。
したがって、係止突片14の外周下端の角部と肉盛部16の上方の傾斜面とが係合され、係合周条12と係合突条13との係合に加えて、中栓体11の容器2への嵌着状態が一層確実に保持される。
なお、上記実施の形態では、中栓体を構成する合成樹脂については説明を省略したが、通常用いられているポリエチレンやポリプロピレンなどを使用することができる。
また、容器は、ガラス、ポリエチレンテレフタレート,ポリプロピレンなど通常用いられている材料を用いることができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、ねじ筒11hは注出筒11fとは別に設けたが、図4のように注出筒の外周にねじ部を設けてもよい。
また、仕切板11cやプルリング11eを備えず、キャップのねじ込みにより密封状態が保たれるキャップ付中栓に適用してもよい。
2 容器
2a 口部
6 係合突条
6a めくれ
10 キャップ付容器
11 中栓体
11a 開口部
11b ねじ部
11c 中心部仕切板
11d 破断溝
11e プルリング
11f 注出筒
11g 中間部仕切板
11h ねじ筒
11i 外周部仕切板
11j 外周壁
11k 内周壁
12 係合周条
13 係合突条
13a 先端角部
14 係止突片
15 係止溝
15a 溝底部
15b 溝側部
15c 下端部
16 肉盛部
16a 突出部
16b 大きい傾斜面
16b 小さい傾斜面
H 肉盛部の突き出し高さ
h 係合突条の突き出し高さ

Claims (3)

  1. 容器の口部に嵌着される中栓体と、この中栓体に着脱可能にねじ込まれるキャップとを備えたキャップ付容器であって、
    前記容器には、口部外周面に嵌着状態を保持する係合周条が突き出して設けられるとともに、前記係合周条の外周面上に突き出して前記中栓体回り止め用の係止突片が形成され、
    前記中栓体には、前記キャップが着脱されるねじ部が形成されるとともに、前記容器口部の外周面に嵌着される外周壁が設けられ、外周壁の内周面には、前記容器の係合周条に係合されて嵌着状態を保持する係合突条と、前記係合突条を分断するように前記係止突片と係止される係止溝とが形成される一方、
    前記中栓体と前記容器口部が係合した際、前記係止突片より下側の前記係止溝に肉盛部を形成したことを特徴とするキャップ付容器。
  2. 前記肉盛部の突き出し高さを、前記係合突条の突き出し高さの0.8〜1.2倍に形成したことを特徴とする請求項1記載のキャップ付容器。
  3. 前記肉盛部を、前記係止突片の下端に係合可能な形状としたことを特徴とする請求項1または2記載のキャップ付容器。
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