JP6746221B2 - 付け替え容器 - Google Patents
付け替え容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6746221B2 JP6746221B2 JP2016213651A JP2016213651A JP6746221B2 JP 6746221 B2 JP6746221 B2 JP 6746221B2 JP 2016213651 A JP2016213651 A JP 2016213651A JP 2016213651 A JP2016213651 A JP 2016213651A JP 6746221 B2 JP6746221 B2 JP 6746221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cap
- inner container
- fitting
- replacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
内容器Aは、キャップCと、内容器本体Dと、内容器本体Dに装着される口栓部Eとからなる。
内容器本体Dは、開口を有する口部1と、口部1から拡径して連設される胴部2と、胴部2の下端部を閉鎖する底部3とからなり、口部1の外周側に雄ねじ部4が設けられ、口部1の下方には、外方向に突部(フランジ部)5が設けられ、胴部2の下部には、後述する外容器Bの嵌合部24と係合するための係合部6が設けられている。
本実施例の係合部6は胴部2が縮径されており、係合部6の上部の中央には係合突条7が設けられるとともに、係合部6の下部には縦スリット溝8が設けられている。縦スリット溝8の数は、8本以上適宜設けられている。
なお、本実施例では、口栓部Eはロート状としたが、注出口が小径の注出筒状としたり、あるいは平板状とし、中央に小径の注出口を設けるものであってもよい。
係止部16の先端は折れ曲がり、羽根部17が設けられ、羽根部17は、広がったときに内容器本体Dの突部(フランジ部)5に引っかかるようになっている。
図2(b)で示すように、本実施例の羽根部17は4個設けられているが、等間隔に6個あるいは8個とすることも可能である。
外キャップ11は頂壁18と外縁から垂下する側壁19とからなり、本実施例では、頂壁18から側壁19へ移行するところに斜面が設けられているが、斜面ではなく緩やかな円弧を描くものであってもよい。
また、外キャップ11は、側壁19の下端で、内キャップ10が抜け落ちしないように、内周に突条部20が設けられるとともに、内キャップ10を嵌合保持している。
周壁21の下部内周側には、内容器本体Dの係合部6と係合するための嵌合部24が設けられている。
本実施例の嵌合部24は、周壁21の内方下部から底板22に達する平板リブ状であり、嵌合部24の上部には、内容器Aの係合突条7が係合するように嵌合凹部25が設けられるとともに、嵌合部24の下部には、内容器Aの縦スリット溝8に係合しあうように広げられた嵌合リブ部26となっている。嵌合リブ部26は、縦スリット溝8と同数設けられている。
本実施例では、押さえ部23は、外容器Bとは別体になっているが、押さえ部23を外容器Bと一体のものとしてもよい。
また、押さえ部23は、本実施例では環状筒27としているが、内キャップ10の羽根部17を変形させることが可能な構造であればどのような形態でもよく、環状筒27に複数の間欠部を設けて複数の突片状としたものでもよい。
まず、内容物が充填された内容器本体Dの口部1の上端内周に口栓部Eを係合させておくとともに、図2(a)で示すように、外キャップ11内に内キャップ10を嵌合させておく。
次に、口栓部Eの上に外キャップ11に内キャップ10を嵌合させたキャップCを被せ、内容器本体Dの雄ねじ部4に、内キャップ10の雌ねじ部15を合わせ、キャップCを閉方向に回転させて螺合させていくと、図3(a)に示す状態となる。
螺合に際し、内キャップ10の係止部16の羽根部17は、変形しながら内容器本体Dの突部(フランジ部)5を乗り越え、羽根部17の変形が戻って広がり、突部(フランジ部)5に引っかかるようになり、図4(b)に示す状態となる。
まず、押さえ部23を外容器Bの周壁21上端内周に嵌合させて、図3(b)で示す状態とし、外容器Bの押さえ部23の開口内に内容器Aを挿入し、内容器本体Dの係合部6の縦スリット溝8に外容器Bの平板状の嵌合部24が入り込むように調節しながら押し下げていくと、内容器本体Dの係合突条7が外容器Bの嵌合凹部25に係合するとともに、縦スリット溝8に嵌合リブ部26が係合し、外容器Bに内容器Aが嵌合され、図1に示す状態となる。
そのとき、外容器Bの押さえ部23の環状筒27が内キャップ10の羽根部17を押さえて変形させ、図4(a)に示す状態となる。
なお、嵌合されたときに、外キャップ11の外装と外容器Bの外装とが、デザインが統一された美麗なものであることが望ましい。
使用後は、キャップCを閉方向に回転して内容器本体Dに螺合させれば、図1の状態に戻る。
次いで、内容器本体Dに内容物が封入され、キャップCが螺合された新たな内容器Aを、外容器Bに嵌合することによって、再度使用可能となる。
また、本実施例の内容器の注出口はきわめて小さなものであるが、注出量を多くするため、あるいは内容物が粒度が大きい粒状物の場合など、注出口を適宜な大きさとすることもでき、大きな注出口とする場合には、内容器本体の口部を縮径して注出口とし、別体の口栓部を不要とすることもできる。
さらには、口栓部の替わりに、ポンプ式の吐出部とすることも可能である。
また、外キャップの外装と外容器の外装とでデザインを統一した美麗なものとすることができ、整髪料や洗顔料など化粧品用の付け替え容器として好適に利用できる。
B 外容器
C キャップ
D 内容器本体
E 口栓部
1 口部
2 胴部
3 底部
4 雄ねじ部
5 突部(フランジ部)
6 係合部
7 係合突条
8 縦スリット溝
9 係合筒
10 内キャップ
11 外キャップ
12 頂部
13 側周部
14 密封筒
15 雌ねじ部
16 係止部
17 羽根部
18 頂壁
19 側壁
20 突条部
21 周壁
22 底板
23 押さえ部
24 嵌合部
25 嵌合凹部
26 嵌合リブ部
27 環状筒
28 嵌合筒
Claims (5)
- 内容器本体と内容器本体上部を覆うキャップとからなる内容器と、内容器を嵌合する外容器とを備える付け替え容器であって、
内容器本体は、口部と、胴部と、底部とからなり、口部の外周側にねじ部が設けられ、口部の下方に突部が設けられるとともに、胴部には外容器の嵌合部と係合する係合部が設けられ、
キャップは、内キャップと内キャップを嵌合保持する外キャップからなり、内キャップの内周側に内容器本体のねじ部と螺合するねじ部が設けられ、内キャップの下端部に突部に係止する羽根部を有する係止部が設けられ、
外容器は、上部が開口し、周壁と底板とを有し、周壁には、内容器本体の係合部と係合する嵌合部が設けられるとともに、周壁の上端部には、内キャップの係止部の羽根部を押さえて変形するための押さえ部が設けられ、
内容器を外容器に装着し、内容器本体の係合部と外容器の嵌合部とで嵌合させたときに、外容器の押さえ部によって、内キャップの係止部の羽根部が外方に変形されてキャップの開放が可能となることを特徴とする付け替え容器。 - 内容器本体の係合部は、胴部の下部が縮径され、係合部の上部に係合突条と下部に縦スリット溝が設けられるとともに、外容器の嵌合部は、周壁の内方下部から底板に達する平板リブ状であり、嵌合部の上部に嵌合凹部と下部に広げられた嵌合リブ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の付け替え容器。
- 押さえ部は、外容器とは別体で設けられ、内キャップの羽根部を押さえるための環状筒が立設され、下面には、外容器の周壁上端部に嵌合する嵌合筒が垂設されていることを特徴とする請求項1または2記載の付け替え容器。
- 内容器本体には、口部の上端部に係合して適当な大きさの注出口とするための口栓部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3項のいずれかに記載の付け替え容器。
- 内キャップの頂部の下面に、口栓部の注出口を密封するための密封筒が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の付け替え容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016213651A JP6746221B2 (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 付け替え容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016213651A JP6746221B2 (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 付け替え容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018070235A JP2018070235A (ja) | 2018-05-10 |
JP6746221B2 true JP6746221B2 (ja) | 2020-08-26 |
Family
ID=62113826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016213651A Active JP6746221B2 (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 付け替え容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6746221B2 (ja) |
-
2016
- 2016-10-31 JP JP2016213651A patent/JP6746221B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018070235A (ja) | 2018-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6084542B2 (ja) | 中栓付きキャップ | |
JP6529363B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP2004154130A5 (ja) | ||
JP2018034836A (ja) | 二重容器 | |
JP2010013187A (ja) | ねじ蓋 | |
JP5813580B2 (ja) | 二重容器 | |
JP5182811B2 (ja) | 蓋付き容器 | |
JP4954695B2 (ja) | 詰め替え用容器 | |
JP6050993B2 (ja) | オーバーキャップ付き注出容器 | |
JP6746221B2 (ja) | 付け替え容器 | |
JP5590554B2 (ja) | 塗布容器 | |
US10479590B2 (en) | Container closure system | |
JP7416442B2 (ja) | 二重容器 | |
JP5991101B2 (ja) | キャップ付容器 | |
JP5437201B2 (ja) | 注出容器 | |
JP6469478B2 (ja) | キャップ及びキャップ付き容器 | |
JP6890896B2 (ja) | キャップ | |
JP2001158456A (ja) | 液体収納容器及び該容器用リフィル容器 | |
JP4657856B2 (ja) | 注出容器 | |
JP5529633B2 (ja) | 中栓付き容器 | |
JP5026030B2 (ja) | 化粧料塗布具 | |
JP6177188B2 (ja) | チューブ容器 | |
JP5593135B2 (ja) | 中栓付き容器 | |
CN211593539U (zh) | 一种瓶盖及一种瓶子 | |
TWM536210U (zh) | 用於盛裝液體之壓力式容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200804 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6746221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |