JP5991088B2 - 電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法 - Google Patents

電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法に関する。
近年、サーバなどの情報処理装置の高速化、高機能化が図られている。このような情報処理装置に実装されているCPU(Central Processing Unit)などの電子素子では、高速化及び高機能化などにより消費電力が増大してきている。そして、消費電力の増大に伴い、電子素子における発熱量は増加する傾向にある。また、情報処理装置には複数のCPUなどが実装されることが一般的になってきている。その場合、情報処理装置全体での発熱量はさらに増加することになる。
このように、発熱量が増大した情報処理装置において、電子素子の機能を維持し、且つ故障を回避するために、発熱した電子素子を冷却することが行われる。このような、電子素子の冷却においては、近年、空冷方式よりも潜在的な冷却能力の高い液冷方式が採用される傾向にある。
ただし、液冷方式では内部冷媒が沸騰した場合に、液冷システムが破損してしまうという問題がある。これに対して、液冷システムに対して、内部配管の容量増加や液冷システムに搭載される配管などの部品強度強化などといった、液冷システムに対する破損を防止するための補強を行うことが考えられる。しかし、高密度実装化の要件により、情報処理装置では、液冷システムに対して破損を防止させるための補強が行いにくくなっている。
そこで、従来は、情報システム全体の運用制御を行っている制御系で液冷システム保護用のセンサを監視し、液冷システムの保護を行う技術が提案されている。この場合、システム全体の運用制御を行っている制御系が、液冷システム保護用センサを監視し、異常を検出した場合にその制御系が発熱する電子素子への電力供給を遮断する。
また、システム全体の制御を行っている制御系の信頼度向上のため、制御系を冗長化する従来技術が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平10−154085号公報 特開平11−353018号公報
しかしながら、情報システム全体の運用制御を行う制御系1つで液冷システムの監視及び保護を行う場合、その制御系は、液冷システム制御の他にも様々なシステムに関する制御及び情報処理装置が行う本来の処理の制御などに対応する。そのため、制御系の処理が複雑となり、制御系が制御不能な状態に陥る場合がある。例えば、多重割り込み処理による応答遅れやプログラムデータ化けにより意図しないルーチンに陥ることによる、制御系における制御不能状態の発生などが考えられる。この場合、液冷システムの保護機能も喪失してしまうことが考えられ、液冷システムの保護が行えなくなる危険がある。
また、システム全体の運用制御を行う制御系を冗長化した従来技術を用いても、複雑化している制御系を引き継ぐ処理が発生するため、引継ぎ処理に時間が掛かることになる。そして、引継ぎ処理の間、制御系における処理が増大し、液冷システムの保護が十分ではなくなってしまう。また、引き継いだ後にも、複雑な構成を原因とした制御系の制御不能が発生するおそれは残ったままとなる。また、上述したように液冷システムの強度確保が困難であるため、液冷システムが障害に耐えうる時間的余裕が少なく、引継ぎ処理が行われている間に液冷システムが破損するおそれもある。
また、制御不能に対応するために、液冷システムの制御系を単に分離することも考えられるが、その場合、液冷システムの制御系により液冷システムの状態によらず異常発生と共に液冷システムが停止されるおそれがある。すなわち、液冷システムが稼動しており液冷システムの破損までには時間的余裕があれば、シャットダウンなどの終了処理を行ってから電力供給を停止しても、液冷システムの保護は実現できる。それにも関らず、終了処理を行わずに電力供給が停止するため、保護できたはずのデータの消失や破損などが発生し、情報処理装置の信頼度を低下させるおそれがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、システムの信頼性を損なうことなく安全且つ確実にシステムを停止する電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法を提供することを目的とする。
本願の開示する電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法は、一つの態様において、第1センサは、回路素子を冷却する冷却部の状態を検出する。第2センサは、前記回路素子の状態を検出する。判定部は、前記冷却部が動作しているか否かを判定する。第1制御部は、前記判定部により前記冷却部が停止していると判定された場合、前記第1センサによる状態検出に基づき、前記回路素子に対する電力供給を制御する。第2制御部は、前記判定部により前記冷却部が動作していると判定された場合、前記第2センサによる状態検出に基づき、前記回路素子に対する電力供給を制御する。
本願の開示する電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法の一つの態様によればシステムの信頼性を損なうことなく安全且つ確実にシステムを停止することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る電源制御装置のブロック図である。 図2は、液冷システム動作時のCPUへの電力供給制御を説明するための図である。 図3は、液冷システム停止時のCPUへの電力供給制御を説明するための図である。 図4は、実施例1に係る電源制御装置における発熱異常回避処理のフローチャートである。 図5は、実施例2に係る電源制御装置のブロック図である。 図6は、制御可否判定部の一例を表す図である。 図7は、実施例2に係る電源制御装置における発熱異常回避処理のフローチャートである。 図8は、実施例2の変形例に係る電源制御装置における発熱異常回避処理のフローチャートである。 図9は、実施例3に係る電源制御装置のブロック図である。 図10は、実施例3に係る電源制御装置における診断処理のフローチャートである。 図11は、実施例4に係る電源制御装置のブロック図である。 図12は、情報処理装置のハードウェア構成図である。 図13は、液冷システムの具体的なハードウェア構成を表す斜視図である。
以下に、本願の開示する電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する電源制御装置、情報処理装置及び電源制御方法が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る電源制御装置のブロック図である。本実施例に係る電源制御装置は、図1に示すように、液冷システム1、システム監視制御部2、液冷システム保護制御部3、CPU4、電源ユニット5、温度センサ6及び温度センサ7を有している。
液冷システム1は、ラジエータ11、ファン12、ポンプ13、クーリングプレート14及びパイプ15を有している。この液冷システム1が、「冷却部」の一例にあたる。
パイプ15は、CPU4の冷却に用いる冷媒を循環させるパイプである。パイプ15は、ラジエータ11、ポンプ13及びクーリングプレート14を接続している。
ポンプ13は、例えば、ラジエータ11側のパイプ15から冷媒を吸引し、クーリングプレート14側のパイプ15へ吸引した冷媒を排出することで、冷媒を循環させる。
クーリングプレート14は、CPU4に接触するように配置される。そして、クーリングプレート14は、ポンプ13により送られてきた冷たい冷媒を取り込み、取り込んだ冷媒によりCPU4の熱を吸収し、熱を吸収して温められた冷媒をラジエータ11に送り出す。クーリングプレート14は、CPU4を冷ます。
ラジエータ11は、クーリングプレート14で温められた冷媒を取り込む。そして、ラジエータ11に取り込まれた冷媒は、ファン12により送られてくる風を受けて冷される。その後、ラジエータ11で冷された冷媒はポンプ13により吸い込まれて、クーリングプレート14へ送られる。
ファン12は、ラジエータ11に向けて風を送る。ファン12により送られた風により、ラジエータ11の中の冷媒が冷される。
温度センサ6は、本実施例では、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタなどの温度スイッチである。温度センサ6は、クーリングプレート14の近傍に配置される。PTCサーミスタである温度センサ6は、予め決められた閾値を温度が超えた場合に信号の送信を停止する。すなわち、温度センサ6は、通常は液冷システム保護制御部3に対して信号を送っており、液冷システム1の温度が上昇し計測温度が閾値を超えた場合、信号の送信を停止する。ここで、本実施例では、最も温度が上昇し易いクーリングプレート14の近傍に温度センサ6を配置しているが、液冷システム1における異常な温度上昇が検出できるのであれば温度センサ6は液冷システム1のどこに配置しても良く、例えば、パイプ15に配置しても良い。この温度センサ6が、「第1センサ」の一例にあたる。
温度センサ7は、本実施例では、NTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタなどである。NTCサーミスタである温度センサ7は、温度の上昇に対して抵抗が減少する。温度センサ7は、自己の抵抗値に応じた電圧をCPU給電制御部21へ送る。
システム監視制御部2は、例えば、System Control Facilityである。システム監視制御部2は、情報処理装置全体の状態監視を行っている。図1では、電源制御装置の説明に必要な部分のみを記載しており他の各部は記載していないが、実際には、システム監視制御部2は、情報処理装置に搭載されている他の各部の状態の監視及び動作の制御を行っている。
システム監視制御部2は、CPU給電制御部21及び液冷システム動作制御部22を有している。
液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13の動作を制御することで、液冷システム1の動作を制御する。具体的には、CPU4が停止している場合には、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を停止させ液冷システム1の動作を停止させる。また、CPU4が動作している場合には、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を動作させ液冷システム1を動作させる。液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13の制御によって、液冷システム1が動作しているか否かを判定する。
そして、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13が動作している場合、液冷システム1が動作していることをCPU給電制御部21へ通知する。また、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13が停止している場合、液冷システム1が停止していることをCPU給電制御部21へ通知する。この液冷システム動作制御部22が、「判定部」の一例にあたる。
CPU給電制御部21は、液冷システム1が動作している通知を液冷システム動作制御部22から受信すると、液冷システム保護制御部3を停止させる。これにより、液冷システム保護制御部3は、電源ユニット5に対する電力供給の停止指示を行えなくなる。そして、CPU給電制御部21は、温度センサ7から電圧の入力を受ける。CPU給電制御部21は、入力された電圧からCPU4の温度を判定する。ここで、温度センサ7はNTCサーミスタであるので、CPU給電制御部21は、現在の温度をきめ細かく把握することができる。ただし、CPU給電制御部21は、温度センサ7から連続的な信号の入力を受けて、それらを温度に変換してCPU4の温度を把握するという複雑な処理を行うため、複雑な構成となる。
CPU給電制御部21は、予めCUP4の温度の上限の閾値を記憶している。そして、CPU給電制御部21は、温度センサ7から入力された電圧から求めた温度が記憶している閾値を超えた場合、ファン12及びポンプ13の動作スピードを上昇させ、液冷システム1の冷却能力を向上させる。これにより、液冷システム1が破損するまでの時間を伸ばすことができる。そして、CPU給電制御部21は、情報処理装置のシャットダウン処理を開始する。そして、CPU給電制御部21は、シャットダウン処理完了後、電源ユニット5に対して、CPU4への電力供給停止の指示を通知し、CPU4への電力供給を停止させる。
一方、CPU給電制御部21は、液冷システム1が停止している通知を液冷システム動作制御部22から受信すると、液冷システム保護制御部3を動作させる。そして、CPU給電制御部21は、液冷システム1の保護のためのCPU4への電力供給の制御を停止する。このCPU給電制御部21が、「第1制御部」にあたる。
液冷システム保護制御部3は、液冷システム1が動作している場合、動作停止の指示をCPU給電制御部21から受ける。この場合、液冷システム保護制御部3は、動作を停止し、温度センサ6からの信号としてどのような信号を受けても、電源ユニット5に対するCPU4への電力供給停止の指示の通知は行わない。
これに対して、液冷システム1が停止している場合、液冷システム保護制御部3は、動作の指示をCPU給電制御部21から受ける。そして、液冷システム保護制御部3は、温度センサ6からの入力信号が途絶えた場合、液冷システム1の温度が閾値を超えたと判定し、液冷システム1に異常が発生したと判定する。その後、液冷システム保護制御部3は、電源ユニット5に対して、CPU4への電源供給停止の指示を通知し、CPU4への電力供給を停止させる。ここで、温度センサ6はPTCサーミスタであり、液冷システム保護制御部3は、単に温度センサ6から信号が送られてくるか否かのみで温度異常を判定する。そのため、液冷システム保護制御部3が行う処理は少なくてすみ、液冷システム保護制御部3は、単純な構成となる。そのため、液冷システム保護制御部3は、制御不能になる可能性が低い。したがって、液冷システム保護制御部3は、液冷システム1の発熱異常に対する保護機能の継続性を高めることができる。この液冷システム保護制御部3が、「第2制御部」の一例にあたる。
電源ユニット5は、CPU4に対して電力の供給を行う。図1では、CPU4への電源供給を一点鎖線で表している。そして、電源ユニット5は、CPU4への電力供給の停止の通知を液冷システム保護制御部3又はCPU給電制御部21から受信すると、CPU4に対する電力供給を停止する。
CPU4は、電源ユニット5から電力供給を受けて各種処理を実行する。また、電源ユニット5からの電力供給が停止すると、CPU4は動作を停止する。例えば、CPU4が処理を行っている最中でも、電源ユニット5からの電力供給が停止した場合、CPU4は、実行している処理の終了処理を行うことなく、その状態で動作を停止する。この場合、データの破損が発生する可能性が高くなる。これに対して、システム監視制御部2などによりシャットダウン処理が行われた場合、CPU4は実行している処理の終了処理を行ってから動作を停止するので、データの破損を防ぐことができる。
ここで、本実施例に係る電源制御装置は、CPUの温度が閾値を超えた場合又は液冷システムの温度が閾値を超えた場合に、CPUへの電力供給を停止する。すなわち、本実施例に係る電源制御装置は、CPUの温度が閾値を超えた場合又は液冷システムの温度が閾値を超えた場合を発熱異常と判定する。以下では、CPUの温度が閾値を超えた状態又は液冷システムの温度が閾値を超えた状態を「発熱異常」という場合がある。そして、CPUの温度が閾値を超えた場合又は液冷システムの温度が閾値を超えた場合に、CPUへの電力供給を停止する処理を「発熱異常回避処理」という場合がある。
図2は、液冷システム動作時のCPUへの電力供給制御を説明するための図である。また、図3は、液冷システム停止時のCPUへの電力供給制御を説明するための図である。図2及び図3では、動作していない箇所については点線で表している。また、図2のファン12からラジエータ11へ向かう矢印は、ファン12が動作することで、ラジエータ11に風が送られていることを表している。
液冷システム1が動作している場合は、図2に示すように液冷システム保護制御部3は、動作を停止している。この場合、CPU給電制御部21のみが、電源ユニット5からCPU4への電源供給の制御を行っている。液冷システム1が動作していれば、液冷システム1の温度が上昇し冷媒が高温になっても液冷システム1が破損するまでには時間の余裕がある。そこで、CPU給電制御部21によりシャットダウン処理が行われた後にCPU4への電源供給を停止する方法のみでも問題がない。
これに対して、液冷システム1が停止している場合は、図3に示すようにCPU給電制御部21は、動作を停止している。この場合、液冷システム保護制御部3のみが、電源ユニット5からCPU4への電源供給の制御を行っている。液冷システム1が停止している場合、クーリングプレート14において高温になった冷媒を冷す方法が存在しない。そのため、冷媒への熱供給を直ぐに止めなければ液冷システム1は破損してしまう。そこで、液冷システム1が停止している場合は、液冷システム保護制御部3により、直ぐにCPU4への電力供給が止められるようにしておくことが好ましい。
次に、図4を参照して、本実施例に係る電源制御装置における発熱異常回避処理の流れを説明する。図4は、実施例1に係る電源制御装置における発熱異常回避処理のフローチャートである。
液冷システム動作制御部22は、CPU4が動作中か否かを判定する(ステップS1)。CPU4が停止中の場合(ステップS1:否定)、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を停止する(ステップS2)。さらに、液冷システム動作制御部22は、液冷システム1が停止中であることをCPU給電制御部21へ通知する。
CPU給電制御部21は、液冷システム保護制御部3を動作させる(ステップS3)。
液冷システム保護制御部3は、温度センサ6を用いた液冷システム1の発熱異常の監視を行う(ステップS4)。そして、液冷システム保護制御部3は、温度センサ6からの信号の入力の有無により、液冷システム1の温度が閾値以上か否かを判定する(ステップS5)。液冷システム1の温度が閾値以上の場合(ステップS5:肯定)、液冷システム保護制御部3は、CPU4への電力供給の停止を電源ユニット5へ通知する。電源ユニット5は、電力供給の停止の通知を受けて、CPU4への電力供給を停止する(ステップS6)。これに対して、液冷システム1の温度が閾値未満の場合(ステップS5:否定)、液冷システム保護制御部3は、ステップS15へ進む。
一方、CPUが動作中の場合(ステップS1:肯定)、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を動作させる(ステップS7)。さらに、液冷システム動作制御部22は、液冷システム1が動作中であることをCPU給電制御部21へ通知する。
CPU給電制御部21は、液冷システム保護制御部3を停止する(ステップS8)。
CPU給電制御部21は、温度センサ7を用いたCPU4の発熱異常の監視を行う(ステップS9)。そして、CPU給電制御部21は、温度センサ7から入力された電圧からCPU4の温度を算出し、CPU4の温度が閾値以上か否かを判定する(ステップS10)。CPU4の温度が閾値以上の場合(ステップS10:肯定)、CPU給電制御部21は、ファン12及びポンプ13のスピードを上昇させ、液冷システム1の冷却能力を上昇させる(ステップS11)。
次に、CPU給電制御部21は、シャットダウン処理を実行する(ステップS12)。
その後、CPU給電制御部21は、CPU4への電力供給の停止を電源ユニット5へ通知する。電源ユニット5は、電力供給の停止の通知を受けて、CPU4への電力供給を停止する(ステップS13)。
液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を停止させる(ステップS14)。
これに対して、CPU4の温度が閾値未満の場合(ステップS10:否定)、CPU給電制御部21は、ステップS15へ進む。
システム監視制御部2は、情報処理装置の運転が停止したか否かを判定する(ステップS15)。この場合、情報処理装置の運転の停止は、温度異常の発生による停止だけでなく、利用者のシャットダウン指示などによる停止でもよい。情報処理装置の運転が停止した場合(ステップS15:肯定)、情報処理装置は、発熱異常回避の処理を終了する。これに対して、情報処理装置の運転が停止していなければ(ステップS15:否定)、ステップS1に戻る。
以上に説明したように、本実施例に係る電源制御装置は、CPUが動いている、すなわち液冷システムが動作している場合、CPUの温度異常が発生するとシャットダウンを行ってからCPUへの電力供給を止める。また、CPUが停止している、すなわち液冷システムが停止している場合、本実施例に係る電源制御装置は、クーリングプレートの温度異常が発生すると直ちにCPUへの電源供給を止める。これにより、液冷システムの破損までに時間的余裕がある場合、データを退避させてからCPUへの電源供給を停止し、液冷システムの破損までに時間的余裕がない場合、データを退避することなくCPUへの電源供給を停止する。このため、できる限りデータを保護することができ、情報処理装置の動作状態に応じた保護機能を提供でき、情報処理装置の信頼性を確保できる。また、液冷システム保護制御部は、単純な構成を有するので、CPU電力供給制御部のように制御不能となる状態に陥る可能性を低く抑えられ、液冷システムの保護機能の継続性を確保することができる。このように、本実施例に係る電源制御装置は、システムの信頼性を損なうことなく安全且つ確実にシステムを停止することができる。
図5は、実施例2に係る電源制御装置のブロック図である。本実施例に係る電源制御装置は、CPU給電制御部21が制御不能に陥っているか否かを判定して、制御不能の場合には、液冷システム保護制御部3を動作させることが実施例1と異なるものである。以下の説明では、実施例1と同様の機能を有する各部については説明を省略する。
本実施例に係る電源制御装置は、実施例1の電源制御装置に加えて制御可否判定部8が設けられている。
CPU給電制御部21は、CPU4の停止により、ファン12及びポンプ13が停止することで液冷システム1が停止している場合、液冷システム保護制御部3に対する動作の指示を制御可否判定部8へ送信する。また、CPU給電制御部21は、CPU4が動作しており、ファン12及びポンプ13が動作することで液冷システム1が動作している場合、液冷システム保護制御部3に対する停止の指示を制御可否判定部8へ送信する。
ただし、CPU給電制御部21が負荷の増大などにより、制御不能に陥っている場合、CPU給電制御部21は、適切な指示を液冷システム保護制御部3に対して送ることができない。例えば、液冷システム1が停止しているにもかかわらず、CPU給電制御部21は、液冷システム保護制御部3に対して停止の指示を送ってしまうおそれもある。
制御可否判定部8は、液冷システム保護制御部3に対する動作の指示又は停止の指示をCPU給電制御部21から受ける。また、制御可否判定部8は、CPU給電制御部21が制御不能に陥っているか否かを判定する。そして、制御可否判定部8は、CPU給電制御部21が制御不能に陥っていなければ、CPU給電制御部21から受信した指示を液冷システム保護制御部3へ通知する。
これに対して、CPU給電制御部21が制御不能に陥っていると判定した場合、制御可否判定部8は、CPU給電制御部21から受信した指示とは無関係に、動作の指示を液冷システム保護制御部3へ通知する。これにより、CPU給電制御部21が制御不能により液冷システム保護制御部3に対して適切な指示を出せない状態でも、少なくとも液冷システム保護制御部3は動作することになり、液冷システム1の破損を回避することができる。
液冷システム保護制御部3は、動作の指示又は停止の指示を制御可否判定部8から受ける。そして、液冷システム保護制御部3は、動作の指示を受信した場合には、温度センサ6から受信した信号を基に液冷システム1の温度が閾値を超えたか否かを判定する。そして、液冷システム1の温度が閾値を超えている場合には、液冷システム保護制御部3は、電力供給停止の指示を電源ユニット5に通知する。例えば、CPU給電制御部21が制御不能に陥っている場合、液冷システム保護制御部3は、常に動作の指示を制御可否判定部8から受けるので、その場合、温度センサ6の監視及びCPU4に対する電力供給の制御を行う。
これに対して、停止の指示を受信した場合には、液冷システム保護制御部3は、温度センサ6から受信した信号に基づくCPU4に対する電力供給の制御は行わない。
図6を参照して、制御可否判定部8の具体例を説明する。図6は、制御可否判定部の一例を表す図である。制御可否判定部8は、例えば、制御用レジスタ81及びウォッチドッグタイマ82を有する。
制御用レジスタ81は、例えば、D型FF(Flip Flop)であり、CPU給電制御部21から入力されるクロックの立ち上がり時の値を保持して液冷システム保護制御部3へ出力する。そして、ウォッチドッグタイマ82からクリア信号が入力されると、制御用レジスタ81は、強制的に動作の指示を液冷システム保護制御部3へ出力する。
ウォッチドッグタイマ82は、一定期間を計測し続けるタイマを有している。そして、ウォッチドッグタイマ82は、計測している一定期間中にCPU給電制御部21から信号が送られてきた場合、一定期間経過後に次の一定期間の計測に入る。これに対して、一定期間中にCPU給電制御部21から信号が送られてこなかった場合、ウォッチドッグタイマ82は、CPU給電制御部21が制御不能と判定し、クリア信号を制御用レジスタ81に出力する。
ウォッチドッグタイマ82は、CPU給電制御部21が制御不能状態から回復した後も、クリア信号を制御用レジスタ81に出力し続ける。ここで、CPU給電制御部21が制御不能状態から回復したため、CPU給電制御部21による液冷システム保護制御部3の制御に戻したい場合は、例えば、情報処理装置全体を再起動する。
次に、図7を参照して、本実施例に係る電源制御装置における発熱異常回避処理の流れを説明する。図7は、実施例2に係る電源制御装置における発熱異常回避処理のフローチャートである。
制御可否判定部8は、CPU給電制御部21が制御不能状態又は制御不能状態から回復した状態のいずれかの状態か否かを判定する(ステップS101)。制御不能の状態又は制御不能から回復した状態の場合(ステップS101:肯定)、制御可否判定部8は、動作の指示を液冷システム保護制御部3へ通知し、液冷システム保護制御部3を動作させる(ステップS102)。
液冷システム保護制御部3は、温度センサ6を用いた液冷システム1の発熱異常の監視を行う(ステップS103)。
システム監視制御部2は、自己をリブートし、初期化処理を行う(ステップS104)。
一方、制御不能の状態又は制御不能から回復した状態のいずれでもない場合(ステップS101:否定)、液冷システム動作制御部22は、CPU4が動作中か否かを判定する(ステップS105)。CPU4が停止中の場合(ステップS105:否定)、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を停止する(ステップS106)。さらに、液冷システム動作制御部22は、液冷システム1の動作をCPU給電制御部21に通知する。CPU給電制御部21は、液冷システム保護制御部3の停止の指示を制御可否判定部8へ出力する。
制御可否判定部8は、液冷システム保護制御部3へ動作の指示を出力し、液冷システム保護制御部3を動作させる(ステップS107)。
液冷システム保護制御部3は、温度センサ6を用いた液冷システム1の発熱異常の監視を行う(ステップS108)。
これに対して、CPUが動作中の場合(ステップS105:肯定)、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を動作させる(ステップS109)。さらに、液冷システム動作制御部22は、液冷システム1が動作中である通知をCPU給電制御部21へ送る。
CPU給電制御部21は、液冷システム保護制御部3を停止する(ステップS110)。CPU給電制御部21は、温度センサ7を用いたCPU4の発熱異常の監視を行う(ステップS111)。
システム監視制御部2及び液冷システム保護制御部3は、情報処理装置の運転が停止したか否かを判定する(ステップS112)。この運転停止には、発熱異常による運転停止以外にも利用者によるシャットダウン命令などによる運転停止も含まれる。情報処理装置の運転が停止した場合(ステップS112:肯定)、システム監視制御部2及び液冷システム保護制御部3は、発熱異常回避処理を終了する。情報処理装置の運転が停止していない場合(ステップS112:否定)、システム監視制御部2及び液冷システム保護制御部3は、ステップS101へ戻る。
(変形例)
次に、実施例2の変形例について説明する。本変形例は、実施例2においてシステム監視制御部2が冗長化されている場合である。
本変形例では、システム監視制御部2が冗長化されている。そこで、ここでは、障害が発生する前に動作しているシステム監視制御部2を運用系と呼び、運用系に障害が発生した場合に動作するシステム監視制御部2を待機系と呼ぶ。
運用系のシステム監視制御部2は、制御不能に陥る前は、実施例2で説明したシステム監視制御部2と同様の動作をする。
そして、運用系のシステム監視制御部2が制御不能に陥った場合、待機系のシステム監視制御部2が動作を開始し、運用系のシステム監視制御部2が行っていたシステム全体の監視制御を引き継ぐ。例えば、待機系のシステム監視制御部2は、運用系のシステム監視制御部2の動作を監視しておくことで運用系のシステム監視制御部2が制御不能に陥ったか否かの判定が行える。その後、待機系のシステム監視制御部2は、実施例2で説明したシステム監視制御部2と同様の動作を行う。
制御可否判定部8は、障害発生前は、液冷システム保護制御部3に対する動作の指示又は停止の指示を運用系のシステム監視制御部2のCPU給電制御部21(以下では、「運用系のCPU給電制御部21」という。)から受ける。また、制御可否判定部8は、運用系のCPU給電制御部21が制御不能に陥っているか否かを判定する。そして、制御可否判定部8は、運用系のCPU給電制御部21が制御不能に陥っていなければ、運用系のCPU給電制御部21から受信した指示を液冷システム保護制御部3へ通知する。
これに対して、運用系のCPU給電制御部21が制御不能に陥っていると判定した場合、制御可否判定部8は、運用系のCPU給電制御部21から受信した指示とは無関係に、動作の指示を液冷システム保護制御部3へ通知する。
運用系のCUP給電制御部21が制御不能に陥った後、待機系のCPU給電制御部21が動作を開始すると、制御可否判定部8は、液冷システム保護制御部3に対する動作の指示又は停止の指示を待機系のCPU給電制御部21から受ける。また、制御可否判定部8は、待機系のCPU給電制御部21が制御不能に陥っているか否かを判定する。そして、制御可否判定部8は、待機系のCPU給電制御部21が制御不能に陥っていないと判定した場合、待機系のCPU給電制御部21から受信した指示を液冷システム保護制御部3へ通知する。
これに対して、待機系のCPU給電制御部21が制御不能に陥っていると判定した場合、制御可否判定部8は、待機系のCPU給電制御部21から受信した指示とは無関係に、動作の指示を液冷システム保護制御部3へ通知する。
ここで、本変形例では、システム監視制御部2が制御不能に陥る場合を説明したが、CPU給電制御部21を冗長化して、運用系のCPU給電制御部21が制御不能に陥った場合、待機系のCPU給電制御部21が動作するようにしてもよい。
次に、図8を参照して、本変形例に係る電源制御装置における発熱異常回避処理の流れを説明する。図8は、実施例2の変形例に係る電源制御装置における発熱異常回避処理のフローチャートである。
制御可否判定部8は、システム監視制御部2が制御不能の状態か否かを判定する(ステップS201)。制御不能の状態の場合(ステップS201:肯定)、制御可否判定部8は、動作の指示を液冷システム保護制御部3へ通知し、冷却システム保護制御部3を動作させる(ステップS202)。
液冷システム保護制御部3は、温度センサ6を用いた液冷システム1の発熱異常の監視を行う(ステップS203)。
システム監視制御部2は、冗長系への切り替えを行う(ステップS204)。すなわち、運用系のシステム監視制御部2は停止し、待機系のシステム監視制御部2が動作する。
一方、制御不能の状態でない場合(ステップS201:否定)、液冷システム動作制御部22は、CPU4が動作中か否かを判定する(ステップS205)。CPU4が停止中の場合(ステップS205:否定)、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を停止する(ステップS206)。さらに、液冷システム動作制御部22は、液冷システム1の動作をCPU給電制御部21に通知する。CPU給電制御部21は、液冷システム保護制御部3の停止の指示を制御可否判定部8へ出力する。
制御可否判定部8は、液冷システム保護制御部3へ動作の指示を出力し、液冷システム保護制御部3を動作させる(ステップS207)。
液冷システム保護制御部3は、温度センサ6を用いた液冷システム1の発熱異常の監視を行う(ステップS208)。
これに対して、CPUが動作中の場合(ステップS205:肯定)、液冷システム動作制御部22は、ファン12及びポンプ13を動作させる(ステップS209)。さらに、液冷システム動作制御部22は、液冷システム1が動作中である通知をCPU給電制御部21へ送る。
CPU給電制御部21は、液冷システム保護制御部3を停止する(ステップS210)。CPU給電制御部21は、温度センサ7を用いたCPU4の発熱異常の監視を行う(ステップS211)。
システム監視制御部2及び液冷システム保護制御部3は、情報処理装置の運転が停止したか否かを判定する(ステップS212)。この運転停止には、発熱異常による運転停止以外にも利用者によるシャットダウン命令などによる運転停止も含まれる。情報処理装置の運転が停止した場合(ステップS212:肯定)、システム監視制御部2及び液冷システム保護制御部3は、発熱異常回避処理を終了する。情報処理装置の運転が停止していない場合(ステップS212:否定)、システム監視制御部2及び液冷システム保護制御部3は、ステップS201へ戻る。
以上に説明したように、本実施例及び本変形例に係る電源制御装置は、システム監視制御部が制御不能に陥った場合、強制的に液冷システム保護制御部を動作させる。これにより、複雑で負荷が高いシステム監視制御部が制御不能に陥った場合に、制御不能のシステム監視制御部から発熱異常回避処理の制御権を剥奪し、単純な構成で制御不能に陥りにくい液冷システム保護制御部による発熱異常回避処理の制御に移行できる。そのため、発熱異常回避処理の継続性を向上させることができる。
また、本変形例に係る電源制御装置は、システム監視制御部が冗長化されているため、運用系が制御不能に陥っても、待機系のシステム監視制御部が発熱異常回避処理を引き継ぐことができる。これにより、液冷システムの状態に応じた適切な異常回避処理の継続性をより向上させることができる。
図9は、実施例3に係る電源制御装置のブロック図である。本実施例に係る電源制御装置は、システム監視制御部2により液冷システム保護制御部3の診断が行われることが実施例1と異なるものである。以下の説明では、実施例1と同様の機能を有する各部については説明を省略する。
本実施例に係る電源制御装置のシステム監視制御部2は、CPU給電制御部21及び液冷システム動作制御部22に加えて、診断部23を有している。また、本実施例に係る電源制御装置のシステム監視制御部2は、スイッチ91及び92を有している。
スイッチ91は、温度センサ6から液冷システム保護制御部3への信号の送信系路上に配置されている。スイッチ91がオンの場合、温度センサ6から出力された信号が液冷システム保護制御部3に入力される。これに対して、スイッチ91がオフになると、温度センサ6から出力された信号が液冷システム保護制御部3に入力されなくなる。本実施例では、液冷システム保護制御部3は、温度センサ6から信号が入力されている場合、発熱異常が発生していないと判定し、温度センサ6から信号が入力されなくなると、発熱異常が発生したと判定するものとする。
スイッチ92は、液冷システム保護制御部3から電源ユニット5への信号の送信系路上に配置されている。スイッチ92がオンの場合、液冷システム保護制御部3から出力された電力供給の停止指示の信号が電源ユニット5に入力される。これに対して、スイッチ92がオフになると、温度センサ6から出力された電力供給停止指示の信号が電源ユニット5に入力されなくなる。
診断部23は、1週間に1度など定期的に液冷システム保護制御部3の動作が正常か否かの診断を行う。ここで、診断の実行は定期的でも良いし、利用者からの診断実行の命令をトリガにして行っても良い。以下に、診断部23による診断の処理について説明する。
診断部23は、スイッチ92をオフにする。次に、診断部23は、スイッチ91をオフにする。その後、診断部23は、液冷システム保護制御部3から電力供給停止の通知が出力されるか否かを判定する。
電力供給停止の通知を液冷システム保護制御部3から受信した場合、診断部23は、液冷システム保護制御部3が正常に動作していると判定する。そして、診断部23は、スイッチ91をオンにし、さらに、スイッチ92をオンにする。これにより、液冷システム保護制御部3への接続は通常の状態に戻る。
これに対して、電力供給停止の通知を液冷システム保護制御部3から受信しない場合、診断部23は、液冷システム保護制御部3を異常と判定する。そして、診断部23は、液冷システム保護制御部3における異常発生を情報処理装置の管理者などに報知し、液冷システム保護制御部3の交換などを促す。この診断部23が、「動作試験部」の一例にあたる。
スイッチ91がオフにされると、液冷システム保護制御部3は、温度センサ6からの信号を受信しなくなる。これにより、液冷システム保護制御部3は、クーリングプレート14で発熱異常が発生したと判定する。そして、液冷システム保護制御部3は、電力供給の停止の指示を出力する。この時、スイッチ92はオフになっているので、冷却システム保護制御部3による電力供給の停止の指示は、電源ユニット5には送られず、診断部23にのみ送られる。
次に、図10を参照して、本実施例に係る電源制御装置における診断処理の流れを説明する。図10は、実施例3に係る電源制御装置における診断処理のフローチャートである。
診断部23は、スイッチ92をオフにする(ステップS301)。さらに、診断部23は、スイッチ91をオフにする(ステップS302)。
液冷システム保護制御部3による、液冷システム1の発熱異常の監視が行われる(ステップS303)。
診断部23は、電力供給停止指示を液冷システム保護制御部3から受信したか否かを判定する(ステップS304)。電力供給停止指示を受信した場合(ステップS304:肯定)、診断部23は、液冷システム保護制御部3が正常と判定する(ステップS305)。
そして、診断部23は、スイッチ91をオンにし(ステップS306)、スイッチ92をオンにする(ステップS307)。
これに対して、電力供給停止指示を受信しない場合(ステップS304:否定)、診断部23は、液冷システム保護制御部3が異常と判定する(ステップS308)。
そして、診断部23は、液冷システム保護制御部3の異常を情報処理装置の管理者などに通知する(ステップS309)。
以上に説明したように、本実施例に係る電源制御装置は、システム監視制御部により液冷システム保護制御部の動作テストを行うことができる。これにより、液冷システム保護制御部の異常を早期に検出することができ、液冷システム保護制御部の異常により発熱回避機能が無効となっている状態の発生を回避することができる。そのため、システムの信頼性を向上させることができる。
図11は、実施例4に係る電源制御装置のブロック図である。本実施例に係る電源制御装置は、液冷システム保護制御部3も温度センサ7からの情報を用いて液冷システム1の発熱異常を検出することが実施例1と異なるものである。以下の説明では、実施例1と同様の機能を有する各部については説明を省略する。
本実施例に係る電源制御装置は、温度センサ6が設けられておらず、温度センサ7からの信号が液冷システム保護制御部3及びCPU給電制御部21に入力されることが実施例1と異なるものである。
液冷システム保護制御部3は、温度センサ7から電圧の入力を受ける。液冷システム保護制御部3は、入力された電圧からCPU4の温度を判定する。ここで、クーリングプレート14は、CPU4から熱を受けて温度が上昇する。すなわち、CPU4の温度を計測することで、液冷システム1のおおよその温度を推定することができる。そのため、本実施例では、液冷システム保護制御部3は、CPU4の温度を用いて液冷システム1の保護制御を行っている。ただし、本実施例の場合、液冷システム保護制御部3は、温度センサ7から連続的な信号の入力を受けて、それらを温度に変換してCPU4の温度を把握するという複雑な処理を行うため、実施例1と比べて複雑な構成となる。
液冷システム保護制御部3は、予めCUP4の温度の上限の閾値を記憶している。そして、液冷システム保護制御部3は、温度センサ7から入力された電圧から求めた温度が記憶している閾値を超えた場合、電源ユニット5に対して、CPU4への電力供給停止の指示を通知し、CPU4への電力供給を停止させる。
以上に説明したように、本実施例に係る液冷システム保護制御部及びCPU給電制御部は、一つの温度センサを用いてそれぞれ電力供給の制御を行う。このように、温度センサが一つで済むので、電源制御装置及び情報処理装置をよりコンパクトにすることができる。
また、以上の各実施例では、液冷システム保護制御部3は、温度センサ6や温度センサ7を用いて液冷システム1の発熱異常を検出したが、センサとして他の情報を検出するセンサを用いても良い。
例えば、温度センサ6の代わりにクーリングプレート14又はパイプ15の内部の圧力を計測する圧力センサを配置しても良い。冷媒が沸騰した場合、クーリングプレート14やパイプ15の内部圧力が上昇する。そこで、液冷システム保護制御部3は、圧力センサからの情報を用いて液冷システムの発熱異常を検出することができる。
また、例えば、温度センサ6の代わりにクーリングプレート14又はパイプ15の振動を検出する振動センサを配置しても良い。冷媒が沸騰した場合、クーリングプレート14やパイプ15において振動が発生する。そこで、液冷システム保護制御部3は、振動センサからの情報を用いて液冷システムの発熱異常を検出することができる。
このように、圧力センサ又は振動センサを用いても最も深刻な異常である冷媒の沸騰を速やかに検出することができ、発熱回避処理を速やかに実施することができるので、システムの信頼性を維持することができる。
(ハードウェア構成)
次に、図12を参照して、各実施例に係る電源制御装置を搭載した情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図12は、情報処理装置のハードウェア構成図である。
図12に示すように、情報処理装置は、CPU901、監視プロセッサ902、メモリ903、I/O(Input/Output)904、ハードディスク905、ファン906、ポンプ907、緊急電源停止回路908、センサ909及び電源ユニット910を有している。
CPU901、監視プロセッサ902、メモリ903、I/O904、ハードディスク905、ファン906、ポンプ907、緊急電源停止回路908、センサ909及び電源ユニット910は、それぞれバスを介して接続されている。
CPU901は、図1のCPU4にあたる。ファン906は、図1のファン12にあたる。ポンプ907は、図1のポンプ13にあたる。センサ909は、温度センサ6及び7の機能を実現する。
I/O904は、例えば、キーボードやモニタなどである。
監視プロセッサ902及びメモリ903は、例えば、図1に示すシステム監視制御部2の機能を実現する。メモリ903には、例えば、システム監視制御部2の機能を実現するプログラム等の各種プログラムが格納されている。監視プロセッサ902は、ハードディスク905に格納されているプログラムを読出しメモリ903に展開して実行することでシステム監視制御部2の機能を実現する。
また、緊急電源停止回路908は、例えば、図1に示す液冷システム保護制御部3の機能を実現する。緊急電源停止回路908は、例えば、EPO(Emergency Power Off)スイッチなどである。
さらに、図13を参照して、各実施例に係る電源制御装置の具体的なハードウェア構成をもう一度説明する。図13は、液冷システムの具体的なハードウェア構成を表す斜視図である。
電源制御装置は、ファン906、ポンプ907、クーリングプレート911、パイプ912、ラジエータ913及びリザーバタンク914を有している。
クーリングプレート911は、図1に例示したクーリングプレート14にあたる。パイプ912は、図1に例示したパイプ15にあたる。ラジエータ913は、図1に例示したラジエータ11にあたる。
クーリングプレート911は、CPU901の上にビスなどで留められていて、CPU901の熱を奪う。そして、ポンプ907、クーリングプレート911、ラジエータ913及びリザーバタンク914は、パイプ912で接続されている。そして、ポンプ907、クーリングプレート911、パイプ912、ラジエータ913及びリザーバタンク914の中を冷媒が循環する。
リザーバタンク914は、冷媒が規定用を下回って冷却できなくなることを防ぐために、余分に冷媒を確保しておくためのタンクである。
1 液冷システム
2 システム監視制御部
3 液冷システム保護制御部
4 CPU
5 電源ユニット
6 温度センサ
7 温度センサ
8 制御可否判定部
11 ラジエータ
12 ファン
13 ポンプ
14 クーリングプレート
21 CPU給電制御部
22 液冷システム動作制御部
81 制御用レジスタ
82 ウォッチドッグタイマ
91,91 スイッチ

Claims (10)

  1. 回路素子を冷却する冷却部の状態を検出する第1センサと、
    前記回路素子の状態を検出する第2センサと、
    前記冷却部が動作しているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記冷却部が停止していると判定された場合、前記第1センサによる状態検出に基づき、前記回路素子に対する電力供給を制御する第1制御部と、
    前記判定部により前記冷却部が動作していると判定された場合、前記第2センサによる状態検出に基づき、前記回路素子に対する電力供給を制御する第2制御部と
    を備えたことを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記第2制御部は、前記判定部により前記冷却部が停止していると判定された場合、前記第1制御部を動作させ、自己の前記回路素子に対する電力供給の制御を停止し、前記判定部により前記冷却部が動作していると判定された場合、前記第1制御部を停止させ、自己の前記回路素子に対する電力供給の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 前記第2制御部の動作を監視し、前記第2制御部が制御不能となった場合、前記第1制御部を動作させる障害処理部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源制御装置。
  4. 前記第1制御部の動作を試験する動作試験部をさらに備え、
    前記第2制御部は、前記動作試験部により前記第1制御部に不具合が生じていると判定された場合、前記第1制御部を停止させ、自己の前記回路素子に対する電力供給の制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電源制御装置。
  5. 前記第1センサは、前記冷却部の温度を計測する温度センサであり、
    前記第1制御部は、前記第1センサの計測温度が第1閾値を超えた場合に、前記回路素子に対する電力供給を停止し、
    前記第2センサは、前記回路素子の温度を計測する温度センサであり、
    前記第2制御部は、前記第2センサの計測温度が第2閾値を超えた場合に、前記回路素子に対する電力供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電源制御装置。
  6. 前記第1センサ及び前記第2センサは、前記回路素子の温度を計測する同じ温度センサであり、
    前記第1制御部は、前記第1センサの計測温度が第1閾値を超えた場合に、前記冷却部の異常が検出されたと判定し、前記回路素子に対する電力供給を停止し、
    前記第2制御部は、前記第2センサの計測温度が第2閾値を超えた場合に、前記回路素子に対する電力供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電源制御装置。
  7. 前記第1センサは、前記冷却部の圧力を計測する圧力センサであり、
    前記第1制御部は、前記第1センサの計測圧力が所定の圧力を超えた場合に、前記回路素子に対する電力供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電源制御装置。
  8. 前記第1センサは、前記冷却部の振動を計測する振動センサであり、
    前記第1制御部は、前記第1センサの計測結果が所定の振動を超えた場合に、前記回路素子に対する電力供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電源制御装置。
  9. CPUと、
    CPUに電力を供給する電源ユニットと、
    CPUを冷却する冷却部と、
    前記冷却部の状態を検出する第1センサと、
    前記CPUの状態を検出する第2センサと、
    前記冷却部が動作しているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記冷却部が停止していると判定された場合、前記第1センサによる状態検出に基づき、前記電源ユニットからの前記CPUに対する電力供給を制御する第1制御部と、
    前記判定部により前記冷却部が動作していると判定された場合、前記第2センサによる状態検出に基づき、前記電源ユニットからの前記CPUに対する電力供給を制御する第2制御部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  10. プロセッサ、第1センサ及び第2センサを有する電源制御装置による電源制御方法であって、
    回路素子の状態を前記第1センサにより検出し、
    回路素子を冷却する冷却機構の状態を前記第2センサで検出し、
    前記プロセッサにより、前記冷却機構が動作しているか否かを判定し、
    前記冷却機構が動作していると判定した場合、前記プロセッサにより、前記第1センサによる状態検出に基づき、前記回路素子に対する電力供給を制御し、
    前記冷却機構の動作が停止していると判定した場合、前記プロセッサにより、前記第2センサによる状態検出に基づき、前記回路素子に対する電力供給を制御する
    ことを特徴とする電源制御方法。
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