JP5990772B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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本発明は、衣類等の乾燥を行う衣類乾燥機に関するものである。
従来、この種の衣類乾燥機は、衣類等の繊維製品から発生する糸屑等のリントが乾燥用空気に混入し、循環風路内に設けた送風機および熱交換器等に付着堆積して、その機能を低下させる原因となるため、循環風路に乾燥用空気からリントを捕捉するリントフィルタが設けられている。しかしながら、循環風路を流れる乾燥用空気は、一定の送風量を確保する必要があることから、リントフィルタを通過する乾燥用空気からリントを完全に除去することは難しく、リントフィルタを通過したリントが熱交換器に付着する。そのため、熱交換器に付着したリントを水道水で洗浄することが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の洗濯機能を備えた衣類乾燥機(所謂、洗濯乾燥機)の一部摸式化した構成図である。図8において、筺体51内に揺動自在に支持された外槽52を前上がりに傾斜させて配置し、外槽52内にドラム53を回転自在に配設している。ドラム53はモータ54によって回転駆動され、筺体51と外槽52の間の下部空間にヒートポンプ装置55を配置している。
ヒートポンプ装置55は、圧縮機56と、凝縮器57と、減圧手段58と、蒸発器59を冷媒が循環するように構成されており、凝縮器57と蒸発器59をケース60内に設けている。ケース60の底面に設けた排水口(図示せず)と、外槽52の底部に設けた排水口(図示せず)は、各々排水経路61に連結している。外槽52とヒートポンプ装置55は循環風路62で連結され、循環風路62に凝縮器57と蒸発器59を配設している。ヒートポンプ装置55の下流の循環風路62に送風手段63を設け、蒸発器59の上流の循環風路62にリントフィルタ64を配設している。
上記の構成において、送風手段63によって循環風路62に送風し、ドラム53から循環風路62に出た乾燥用空気は、リントフィルタ64を通過し、蒸発器59、凝縮器57を経て外槽52へと循環する。
圧縮機56の動作により、凝縮器57にて乾燥用空気を加熱し、この加熱された乾燥用空気は外槽52からドラム53内に供給される。ドラム53内の衣類から水分を奪って多湿となった乾燥用空気は、ドラム53から外槽52に出て蒸発器59に供給される。ここで乾燥用空気は冷却され除湿されて除湿水が発生する。発生した除湿水は、排水経路61を通して機外に排出される。
送風手段63、蒸発器59、凝縮器57の上流側の循環風路62に設けられたリントフィルタ64によって、乾燥気流に含まれる洗濯物から分離したリントや毛髪等の異物を捕集する。しかしながら、リントフィルタ64でリントや毛髪を完全に捕集することは難しく、一部のリントや毛髪等の異物はリントフィルタ64を通過し、蒸発器59や凝縮器57の表面に付着するため、蒸発器59および凝縮器57の表面を水洗いする散水手段65を設け、付着したリントや毛髪等の異物を洗い流すようにしている。
特開2008−86421号公報
しかしながら、前記従来の構成では、設置される場所での水道の水圧が低い場合など、散水手段への給水圧が低い条件では、散水の吐出圧が減少し、熱交換器に付着したリントを除去することができず、次第に熱交換器にリントが堆積し、長期使用に伴い風量が減少して乾燥性能が低下するという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、散水手段への給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができる衣類乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機は、回転ドラム内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記除湿手段および前記加熱手段を収容し前記除湿手段の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、前記回転ドラムから排出された乾燥用空気を前記ケースを通して前記回転ドラムへ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記除湿手段に付着した異物を除去する散水手段とを備え、前記散水手段は、前記入口と対向する前記除湿手段の入口近傍の単位幅当りの吐出流量を、前記入口から離れた部分の単位幅当りの吐出流量より多くしたことを第1の手段としたものである。
また、回転ドラム内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記除湿手段および前記加熱手段を収容し前記除湿手段の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、前記回転ドラムから排出された乾燥用空気を前記ケースを通して前記回転ドラムへ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記除湿手段に付着した異物を除去する散水手段とを備え、前記散水手段は、前記除湿手段を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲の単位幅当りの吐出流量を、少ない範囲の単位幅当りの吐出流量より多くしたことを第2の手段としたものである。
これによって、散水手段への給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、熱交換器を通過する乾燥用空気の通風を円滑にすることができる。
本発明の衣類乾燥機は、散水手段への給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去し、乾燥性能を良好に維持することができる。
本発明の実施の形態1における衣類乾燥機の要部断面図 同衣類乾燥機のシステム概略図 同衣類乾燥機の要部分解斜視図 同衣類乾燥機のケースの断面図 同衣類乾燥機の散水手段の断面図 本発明の実施の形態2における衣類乾燥機の散水手段の断面図 本発明の実施の形態3における衣類乾燥機の散水手段の断面図 従来の洗濯乾燥機の構成図
第1の発明は、筐体内に回転自在に設けた回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記除湿手段および前記加熱手段を収容し前記除湿手段の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、前記回転ドラムから排出された乾燥用空気を前記ケースを通して前記回転ドラムへ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記除湿手段に付着した異物を除去する散水手段とを備え、前記散水手段は、前記入口と対向する前記除湿手段の入口近傍の単位幅当りの吐出流量を、前記入口から離れた部分の単位幅当りの吐出流量より多くしたことにより、熱交換器を通過する乾燥気流の流量が多く、乾燥性能への寄与が大きい入口の近傍を中心に洗浄することで、給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、乾燥用空気の通風を円滑にして乾燥性能を良好に維持することができる。
第2の発明は、筐体内に回転自在に設けた回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記除湿手段および前記加熱手段を収容し前記除湿手段の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、前記回転ドラムから排出された乾燥用空気を前記ケースを通して前記回転ドラムへ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記除湿手段に付着した異物を除去する散水手段とを備え、前記散水手段は、前記除湿手段を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲の単位幅当りの吐出流量を、少ない範囲の単位幅当りの吐出流量より多くしたことにより、熱交換器を通過する乾燥気流の流量が多く、乾燥性能への寄与が大きい部分を中心に洗浄することで、給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、乾燥用空気の通風を円滑にして乾燥性能を良好に維持することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の散水手段は、除湿手段の風上側の上部に両端部まで細長く形成した筒状部と、前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部と、前記筒状部に流入した洗浄水を前記除湿手段の表面に沿うように吐出させる複数の孔を有し、前記入口と対向する前記除湿手段の入口近傍に設けた孔を、前記入口から離れた部分に設けた孔より多くしたことにより、給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができる。
第4の発明は、特に、第2の発明の散水手段は、除湿手段の風上側の上部に両端部まで細長く形成した筒状部と、前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部と、前記筒状部に流入した洗浄水を前記除湿手段の表面に沿うように吐出させる複数の孔を有し、前記除湿手段を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲に設けた孔を、乾燥用空気の流量が少ない範囲に設けた孔より多くしたことにより、給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、散水手段は、筒状部内に給水部から流入する洗浄水の水圧に応じて変位する水圧応動部を設け、前記水圧応動部は、給水部から離れた位置に一端を取り付けたばね装置と、このばね装置の他端に固着し前記給水部に対して進退自在に設けた遮蔽体を有し、前記給水部から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔の範囲を変化させるようにしたことにより、給水圧の変動に応じて熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができる。
第6の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、散水手段は、筒状部を給水部側が低くなるように傾斜させて設け、前記筒状部内に前記給水部から流入する洗浄水の水圧に応じて移動する可動体を設け、前記給水部から流入する水圧の変動に応じて
洗浄水が吐出する孔の範囲を変化させるようにしたことにより、給水圧の変動に応じて熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、筐体内に弾性支持した洗濯水を貯める水槽と、前記水槽内に回転自在に設けた回転ドラムと、前記水槽に洗濯水を供給する給水手段と、前記水槽内の洗濯水を排出する排水手段と、洗濯および乾燥運転を制御する制御手段とを備え、洗濯機能を備えたことにより、衣類を移し替えることなく同一の槽内で洗濯から乾燥まで実行することができる。また、洗濯水を給水する給水手段によって、除湿手段に付着した異物を除去する散水手段への洗浄水の供給を合理的に構成することができるとともに、水槽内の洗濯水を排出する排水手段によって、除湿手段を洗浄した洗浄水および乾燥運転時に発生する除湿水の排水経路を合理的に構成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機能を備えた衣類乾燥機(所謂、洗濯乾燥機)の要部断面図、図2は、同衣類乾燥機のシステム概略図、図3は、同衣類乾燥機の要部分解斜視図、図4は、同衣類乾燥機のケースの断面図、図5は、同衣類乾燥機の散水手段の断面図を示したものである。
図1〜図5において、本実施の形態の衣類乾燥機は、洗濯機能を備えた所謂、洗濯乾燥機であり、外郭を形成する筐体1内に洗濯水を貯める略円筒形状の水槽2を設けている。水槽2内には、前後方向に延びる回転軸3を中心に回転自在に設けられた有底円筒状の回転ドラム4を設けている。水槽2は、左右一対のダンパー5により下方から弾性支持されるとともに、コイルばね(図示せず)によって上方から吊下げられている。水槽2の前面に設けた開口6側が上位となるように、回転軸3は前上がりに傾斜されるように構成されている。
水槽2の後部外面には、回転ドラム4を回転駆動するモータ7が取り付けられている。モータ7はブラシレス直流モータで構成され、インバータ制御によって回転速度が自在に変化させることができるようになっている。回転ドラム4の周側面に多数の透孔8が設けてあり、この透孔8を通して水槽2内と連通している。また、回転ドラム4の周側面に内方へ突出するバッフル9を複数設けている。
水槽2の後面側には乾燥用空気を導入する給気口10が設けられている。水槽2の上部かつ前側には乾燥用空気を排出する排気口11が設けられている。給気口10および排気口11には、乾燥用空気が流れる循環風路12が接続され、水槽2内の回転ドラム4と連通するように構成されている。
ヒートポンプ装置13は、圧縮機14と、圧縮機14で圧縮された冷媒の熱を放熱し乾燥用空気を加熱する凝縮器(加熱手段)15と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り弁や毛細管等からなる絞り手段16と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪い乾燥用空気を冷却する蒸発器(除湿手段)17とを有する。ヒートポンプ装置13は、圧縮機14、凝縮器15、絞り手段16および蒸発器17を冷媒が循環するように管路18により連結されている。冷媒は、図2の矢印Aの方向に流れて循環し、ヒートポンプサイクルを実現する。
ヒートポンプ装置13の圧縮機14と管路18で連結された凝縮器15および蒸発器1
7は、循環風路12の一部を形成するケース19内に格納されている。循環風路12と連通するケース19の入口20から流入した乾燥用空気は、蒸発器17および凝縮器15を矢印Bの方向に通過して出口21から循環風路12へ流出する。
蒸発器17および凝縮器15は、フィンチューブ熱交換器で構成され、冷媒が流れる管路18は、金属、例えば銅管で形成され、乾燥用空気の流路を形成するために所定間隔で平行に並べられた多数のフィンに管路18を貫通させて構成している。フィンは、例えば打ち抜き加工された厚み0.08〜0.2mmの金属製、例えばアルミニウム製の平板で形成され、フィンピッチは、例えば約1.2mm程度に構成している。
ケース19の乾燥用空気の入口20側は、循環風路12を構成する排気ダクト12aと連通接続し、排気口11と繋がっている。また、出口21側は、循環風路12を構成する給気ダクト12bと連通接続し、給気口10と繋がっている。給気ダクト12bには、循環風路12に送風する送風機(送風手段)23を設けている。
水槽2内には、洗濯水を給水する給水弁(給水手段)24を設けている。給水弁24は、水道栓に繋がれた給水路(図示せず)に設けている。また、水槽2内の洗濯水を排水する排水弁(排水手段)25を設けている。排水弁25は、水槽2の底部に設けた排水口26に接続した排水路27に設けられている。
蒸発器17の風上側の上部には、洗浄水を吐出するノズル(散水手段)28が設けられている。ノズル28は、蒸発器17の風上側の表面に沿って広い範囲に洗浄水が流れるように、乾燥用空気の流れと交差する幅方向に両端部まで細長く形成した筒状部29と、筒状部29の一端に洗浄水を流入させる給水部30を有し、洗浄管31と接続している。
筒状部29の底部には、ノズル28から洗浄水が吐出する孔32a、32bを複数設けている。孔32a、32bは、ノズル28に略直線状に配設され、洗浄水が蒸発器17の風上側の表面に沿うように下向きに吐出するようにしている。
ノズル28の一端に設けた給水部30は、水道栓に繋がれた給水路から分岐して設けた洗浄管31と連通接続している。洗浄水は、給水弁33を開くことによって洗浄管31を通り、給水部30から筒状部29を流れて孔32a、32bから吐出される。
ノズル28の孔32a、32bから吐出された洗浄水は、蒸発器17の風上側の表面に沿って下方へ流れ、ケース19の底部に設けた排水孔から水槽2を介して排水路27に繋がる排水経路34に排出される。排水経路34の途中には開閉弁35が設けられている。
ケース19内に乾燥用空気が流入する入口20は、蒸発器17の風上側の端面に対向して配置している。ケース19の入口20と対向するノズル28の入口近傍には、蒸発器17を通過する乾燥気流の流量が多い範囲、すなわち、乾燥用空気が多く流れる部分に、孔32a間の間隔を狭く(孔32a間の距離を短く)して孔32aを複数設け、単位幅当りの洗浄水の吐出流量を多くしている。
そして、蒸発器17を通過する乾燥気流の流量が少ない範囲、すなわち、ケース19の入口20から離れた乾燥用空気の流れが少ない部分に、孔32bの間隔を広く(孔32b間の距離を孔32aより長く)して孔32bを複数設け、単位幅当りの洗浄水の吐出流量を孔32aを設けた部分より少なくしている。
ノズル28に洗浄水を供給する給水部30は、単位幅当りの洗浄水の吐出流量が多い孔32aから離れた位置、すなわち、洗浄水の吐出流量が少ない孔32b側の端部に設けて
いる。
ケース19の底部には、蒸発器17と凝縮器15の側方を洗浄水が流れるように洗浄水排水路(図示せず)を設けている。ノズル28から蒸発器17の風上側の端面に沿って流れ落ちた洗浄水は、洗浄水排水路を通って排水孔から排水経路34へ排出される。
循環風路12の排気ダクト12aにリントフィルタ37を設けている。リントフィルタ37は、排気口11から循環風路12に流れる乾燥用空気に含まれる糸屑等のリントや毛髪等の異物を捕集する。リントフィルタ37は、筐体1内の上部に着脱自在に配設され、筐体1の上面から取り出し可能に設けている。
筐体1の前面に開閉自在な扉38を設けている。扉38を開くことにより、回転ドラム4の前面に設けた衣類投入口39を通して洗濯物を出し入れすることができる。
制御手段40は、ヒートポンプ装置13の圧縮機14、回転ドラム4を回転駆動するモータ7、乾燥用空気を送風する送風機23、給水弁24、33、排水弁25、開閉弁35等を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を逐次制御する。
以上のように構成された洗濯乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、洗い工程の手順を示す。最初に扉38を開放し、衣類投入口39から回転ドラム4内に衣類L等の洗濯物を投入した後、扉38を閉じ、操作ボタン(図示せず)を押して所望の運転プログラムを選択し、運転を開始させる。
制御手段40は、扉38が閉じられていることを確認した後、モータ7を駆動させ、回転にともなう負荷情報から、投入された衣類Lの量を判定する。その後、給水弁24を開放して水槽2に水を貯める。衣類Lの量に応じてあらかじめ設定された水量が給水されると給水を停止し、モータ7を正転、反転を繰り返すなど、所定のプログラムにしたがって回転ドラム4を回転させる。
回転ドラム4内の衣類Lは、バッフル9によって回転方向へ持ち上げられて、回転ドラム4内の上方から落下し、叩き洗いの作用で汚れを落とし、所定の時間が経過すると洗い工程を終了する。洗い工程での回転ドラム4の回転速度は、例えば、50rpm程度である。洗い工程に続いて、すすぎ工程と脱水工程を実行する。
次に、乾燥工程について説明する。洗い、すすぎ、脱水の各工程に続いて、乾燥工程を実行することができる。乾燥運転を開始すると、モータ7が回転し、回転ドラム4および送風機23が回転して乾燥用空気の流れ(矢印B)が生じる。乾燥用空気は、回転ドラム4内の衣類Lから水分を奪って多湿となった後、排気口11からリントフィルタ37を通過し、排気ダクト12aを通ってヒートポンプ装置13の蒸発器17へ導かれる。
回転ドラム4はモータ7により回転駆動され、衣類Lは、回転ドラム4内で撹拌される。乾燥工程での回転ドラム4の回転速度は、例えば、40rpm程度である。
ヒートポンプ装置13の圧縮機14を作動させると、冷媒が圧縮され、この圧力により凝縮器15、絞り手段16、蒸発器17を循環する。凝縮器15では、高圧状態で冷媒の熱が放出され、蒸発器17では、絞り手段16で減圧されて低圧状態となり冷媒へ熱が吸収される。このとき、送風機23によって循環風路12を流れる乾燥用空気を凝縮器15の放熱によって加熱する。
送風機23により、給気口10から回転ドラム4内に送風された乾燥用空気は、衣類L
の間を通るときに水分を奪って多湿となった後、排気口11からリントフィルタ37を通過し、排気ダクト12aを通ってヒートポンプ装置13の蒸発器17へ導かれる。この多湿の乾燥用空気は、蒸発器17を通過する際に顕熱と潜熱が奪われて除湿され、乾いた空気と除湿水に分離される。
この乾いた乾燥用空気は、凝縮器15で加熱され、温風となって送風機23により再び回転ドラム4内へ送風される。一方、蒸発器17で結露した除湿水は、蒸発器17のフィンを伝ってケース19の底部に落下する。落下した除湿水は、ケース19の洗浄水排水路を通って、ケース19の底部に設けられた排水孔から排水経路34に排出される。排水経路34は、水槽2を介して排水路27に繋がる。乾燥運転時は、排水経路34に設けられた開閉弁35は開かれている。
乾燥用空気がリントフィルタ37を通過するときに、衣類L等から分離した糸屑等のリントや毛髪等の異物は捕集される。しかしながら、乾燥用空気から異物を完全に除去することは難しく、リントフィルタ37を通過した異物は、乾燥用空気が蒸発器17を通過する際に蒸発器17の風上側の表面に付着する。
乾燥運転中は、循環する乾燥用空気の温度が温度検知手段41、42により検知される。温度検知手段41は、回転ドラム4に入る乾燥用空気の温度を検知する。温度検知手段42は、回転ドラム4を出た乾燥用空気の温度を検知する。温度検知手段41、42の出力から乾燥度合いを検知し、衣類Lの乾燥の進行によって所定の乾燥率を検知すると、乾燥工程を終了する。
蒸発器17に付着したリント等の異物の洗浄は、乾燥工程の前に行われる。洗濯運転に続いて乾燥運転を実行するときは、洗濯運転時に行われ、乾燥運転のみを実行するときは、乾燥運転の開始前、すなわち、ヒートポンプ装置13および送風機23を駆動する前に行われる。
異物の洗浄に水道水が使用される場合、洗浄後の蒸発器17のフィンに蒸発残留物が付着する。乾燥運転が開始されると、蒸発器17に結露する除湿水によって水道水も流され、蒸発器17のフィンに蒸発残留物が付着するのを防止することができる。
給水弁33を開くことによって洗浄管31を通して給水部30からノズル28に洗浄水が供給される。蒸発器17の風上側の上部に設けたノズル28から洗浄水が吐出されて異物が洗い流される。洗浄に使用された水は、排水経路34を通して排水路27から排出される。
水道に繋がれた給水弁33から供給される洗浄水は、設置された場所や地域によって水道水圧に差があり、一般的には0.05〜0.3MPa程度である。水圧が低い場合は、ノズル28から吐出される洗浄水の勢いが弱く、蒸発器17に付着した異物が十分に洗い流されるようにすることは難しい。
また、ヒートポンプ装置13の蒸発器17および凝縮器15は、ケース19内に格納されて循環風路12に接続される。ヒートポンプ装置13は、回転ドラム4との間で乾燥用空気が循環するように構成され、水槽2の上方空間にケース19および循環風路12を前後方向に配設されている。乾燥用空気は、循環風路12とケース19内を前方から後方へ流れるように構成されている。
蒸発器17および凝縮器15は、乾燥用空気が流れる面積を広くすることで熱交換効率をよくすることができる。しかしながら、蒸発器17および凝縮器15が格納されたケー
ス19と連通接続する循環風路12は、筐体1内の限られた空間に構成される。
例えば、水槽2を左右方向の略中央部分でコイルばねにより支持し、筐体1内に吊下げられている場合には、循環風路12は、コイルばねを避けた偏った位置に配設されることから、ケース19との接続部を蒸発器17の表面積と略同等程度に大きくすることができず、蒸発器17の風上側の表面の一部と対向するように入口20が形成される。
その結果、乾燥用空気とともに入口20からケース19内に流入したリント等の異物は、蒸発器17の風上側の表面に偏って付着し、入口20に対向した部分に異物が多く付着する一方、入口20から離れた部分に付着する異物の量は少ないという現象が生じる。蒸発器17の表面に付着する異物の偏りに対し、異物が多く付着する部分に、ノズル28から吐出する洗浄水の単位幅当りの吐出流量が多くなるようにしている。
具体的には、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流れと交差する幅方向に筒状部29が両端部まで細長く設けられて、ノズル28が形成される。さらに、蒸発器17の風上側の表面に対して乾燥用空気の入口20が偏って配設され、この入口20から離れた端部に洗浄水を流入させる給水部30が設けられる。給水部30からノズル28に流入した洗浄水は、細長い筒状部29に沿って略直線状に多数設けた孔32a、32bから下向きに吐出される。
図5に示すように、入口20に対向した部分、すなわち、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲は、洗浄水の単位幅当りの吐出流量が多くなるように、入口20の近傍に設けられた孔32a間の間隔は小さくなるよう構成されている。一方、入口20と対向していない、入口20から離れた部分、すなわち、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流量が少ない範囲は、洗浄水の単位幅当りの吐出流量が少なくなるように、入り口20から離れた部分に設けられた孔32b間の間隔が大きくなるように構成されている。
つまり、蒸発器17は、乾燥用空気が多く通過し異物が多く付着する部分において、洗浄水の吐出流量が多くなるよう構成され、蒸発器17を通過する乾燥用空気が少なく付着する異物が少ない部分の洗浄水の吐出流量を少なくすることで、水道水圧が低い場合でも蒸発器17に付着した異物を、効果的、かつ、合理的に洗い流すことができる。
以上のように、本実施の形態においては、筐体1内に回転自在に設けた回転ドラム4と、回転ドラム4を回転駆動するモータ7と、回転ドラム4内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段17と、除湿手段17で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段15と、除湿手段17および加熱手段15を収容し除湿手段17の風上側に乾燥用空気を流入させる入口20を設けたケース19と、回転ドラム4から排出された乾燥用空気をケース19を通して回転ドラム4へ循環させる循環風路12と、循環風路12に送風する送風手段23と、除湿手段17に付着した異物を除去する散水手段28とを備え、散水手段28は、入口20と対向する除湿手段17の入口近傍の単位幅当りの吐出流量を、入口20から離れた部分の単位幅当りの吐出流量より多くしたものであり、散水手段28への給水圧が低い場合においても、蒸発器17に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、乾燥用空気の通風を円滑にして乾燥性能を良好に維持することができる。
また、本実施の形態においては、筐体1内に回転自在に設けた回転ドラム4と、回転ドラム4を回転駆動するモータ7と、回転ドラム4内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段17と、除湿手段17で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段15と、除湿手段17および加熱手段15を収容し除湿手段17の風上側に乾燥用空気を流入させる入口20を設けたケース19と、回転ドラム4から排出された乾燥用空気をケース19を通して回転ドラム4へ循環させる循環風路12と、循環風路12に送風する送風手段23と、除湿
手段17に付着した異物を除去する散水手段28とを備え、散水手段28は、除湿手段17を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲の単位幅当りの吐出流量を、少ない範囲の単位幅当りの吐出流量より多くしたものであり、散水手段28への給水圧が低い場合においても、蒸発器17に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、乾燥用空気の通風を円滑にして乾燥性能を良好に維持することができる。
なお、本実施の形態では、孔32a、32bを多数設けた例を記載したが、複数であれば少数であってもよく、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲の、洗浄水の単位幅当りの吐出流量が、乾燥用空気の流量が少ない範囲のそれより多くなるように構成されればよい。したがって、孔32a、32bの形状は適宜設定可能であり、ノズル28の筒状部29と同方向に細長いスリット状に形成されたものであってもよい。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における散水手段の断面図である。本実施の形態の特徴は、ノズル(散水手段)28の筒状部29内に、給水部30から流入する洗浄水の水圧に応じて変位する水圧応動部41を設け、水圧の変動に応じて孔32から吐出する洗浄水の範囲を変化させるようにしたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
水圧応動部41は、給水部30と反対側の筒状部29の端部にコイルばね(ばね装置)42の一端を取り付けるとともに、このコイルばね42の他端に、給水部30に対して筒状部29内を進退自在に設けた遮蔽体43とで構成している。コイルばね42は、圧縮ばねで形成し、給水部30から洗浄水が流入していないときは、孔32の一部から洗浄水を吐出させる位置に遮蔽体43を付勢し、保持するようにしている。
異物の洗浄時に、給水部30から洗浄水が流入すると遮蔽体43に水圧が作用し、遮蔽体43を給水部30から遠ざかる方向へ押圧する。洗浄水の水圧が所定の圧力より低いときは、図6(a)のように、遮蔽体43が孔32の一部から洗浄水を吐出させる位置Cにコイルばね42の付勢力によって支持され、蒸発器17を乾燥用空気が多く通過し、異物が多く付着する部分に、洗浄水を集中して吐出させることができる。
また、洗浄水の水圧が所定の圧力より高いときは、図6(b)のように、コイルばね42をその付勢力に抗して圧縮し、遮蔽体43を給水部30から遠ざかる方向へ押圧して位置Dへ移動させる。その結果、全ての孔32が給水部30と連通し、ノズル28全体から洗浄水を吐出させて蒸発器17に付着した異物を洗い流すことができる。
以上のように、本実施の形態においては、散水手段28の筒状部29内に、給水部30から流入する洗浄水の水圧に応じて変位する水圧応動部41を設け、水圧応動部41は、給水部30と反対側に一端を取り付けたばね装置42と、このばね装置42の他端に固着し給水部30に対して進退自在に設けた遮蔽体43を有し、給水部30から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔32の範囲を変化させるようにしたものであり、水圧の変動に応じて蒸発器17に付着した異物を効果的に洗い流すことができる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態における散水手段の断面図である。本実施の形態の特徴は、ノズル(散水手段)28の筒状部29内に、給水部30から流入する洗浄水の水圧に応じて移動する可動体44を設け、水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔32の範囲を変化させるようにしたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
ノズル28は、筒状部29を給水部30側が低くなるように傾斜させて設け、筒状部29内に球体で構成した可動体44を移動可能に設けている。可動体44は、給水部30から洗浄水が流入していないときは、傾斜した筒状部29を給水部30側へ最も低い位置Eに位置している。
異物の洗浄時に、給水部30から洗浄水が流入すると可動体44に水圧が作用し、可動体44を給水部30から遠ざかる方向へ押圧する。洗浄水の水圧が所定の圧力より低いときは、図7(a)のように、可動体44が孔32の一部から洗浄水を吐出させる位置Fに移動し、蒸発器17を乾燥用空気が多く通過し、異物が多く付着する部分に、洗浄水を集中して吐出させることができる。
また、洗浄水の水圧が所定の圧力より高いときは、図7(b)のように、可動体44は、傾斜した筒状部29の給水部30と反対側の最も高い位置Gに移動させる。その結果、全ての孔32が給水部30と連通し、ノズル28全体から洗浄水を吐出させて蒸発器17に付着した異物を洗い流すことができる。
なお、筒状部29の傾斜角度と可動体44の質量は、可動体44が洗浄水の水圧に応じて上記の位置トおよび位置Gに移動するように設定される。
以上のように、本実施の形態においては、散水手段28の筒状部29を給水部30側が低くなるように傾斜させて設け、筒状部29内に給水部30から流入する洗浄水の水圧に応じて移動する可動体44を設け、給水部30から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔32の範囲を変化させるようにしたものであり、水圧に応じて蒸発器17に付着した異物を効果的に洗い流すことができる。
以上のように、本発明にかかる衣類乾燥機は、散水手段への給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去し、乾燥性能を良好に維持することができるので、衣類乾燥機として有用である。
1 筐体
4 回転ドラム
7 モータ
12 循環風路
15 凝縮器(加熱手段)
17 蒸発器(除湿手段)
19 ケース
20 入口
23 送風機(送風手段)
28 ノズル(散水手段)
29 筒状部
30 給水部
32、32a、32b 孔

Claims (7)

  1. 筐体内に回転自在に設けた回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転駆動するモータと、
    前記回転ドラム内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、
    前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、
    前記除湿手段および前記加熱手段を収容し前記除湿手段の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、
    前記回転ドラムから排出された乾燥用空気を前記ケースを通して前記回転ドラムへ循環させる循環風路と、
    前記循環風路に送風する送風手段と、
    前記除湿手段に付着した異物を除去する散水手段とを備え、
    前記散水手段は、前記入口と対向する前記除湿手段の入口近傍の単位幅当りの吐出流量を、前記入口から離れた部分の単位幅当りの吐出流量より多くした
    衣類乾燥機。
  2. 筐体内に回転自在に設けた回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転駆動するモータと、
    前記回転ドラム内に供給する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、
    前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、
    前記除湿手段および前記加熱手段を収容し前記除湿手段の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、
    前記回転ドラムから排出された乾燥用空気を前記ケースを通して前記回転ドラムへ循環させる循環風路と、
    前記循環風路に送風する送風手段と、
    前記除湿手段に付着した異物を除去する散水手段とを備え、
    前記散水手段は、前記除湿手段を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲の単位幅当りの吐出流量を、少ない範囲の単位幅当りの吐出流量より多くした
    衣類乾燥機。
  3. 散水手段は、除湿手段の風上側の上部に両端部まで細長く形成した筒状部と、
    前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部と、
    前記筒状部に流入した洗浄水を前記除湿手段の風上側の表面に沿うように吐出させる複数の孔を有し、
    前記入口と対向する前記除湿手段の入口近傍に設けた孔を、前記入口から離れた部分に設けた孔より多くした
    請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 散水手段は、除湿手段の風上側の上部に両端部まで細長く形成した筒状部と、
    前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部と、
    前記筒状部に流入した洗浄水を前記除湿手段の風上側の表面に沿うように吐出させる複数の孔を有し、
    前記除湿手段を通過する乾燥用空気の流量が多い範囲に設けた孔を、乾燥用空気の流量が少ない範囲に設けた孔より多くした
    請求項2記載の衣類乾燥機。
  5. 散水手段は、筒状部内に給水部から流入する洗浄水の水圧に応じて変位する水圧応動部を設け、
    前記水圧応動部は、給水部から離れた位置に一端を取り付けたばね装置と、
    このばね装置の他端に固着し前記給水部に対して進退自在に設けた遮蔽体を有し、
    前記給水部から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔の範囲を変化させるようにした
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  6. 散水手段は、筒状部を給水部側が低くなるように傾斜させて設け、
    前記筒状部内に前記給水部から流入する洗浄水の水圧に応じて移動する可動体を設け、
    前記給水部から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔の範囲を変化させるようにした
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  7. 筐体内に弾性支持した洗濯水を貯める水槽と、
    前記水槽内に回転自在に設けた回転ドラムと、
    前記水槽に洗濯水を供給する給水手段と、
    前記水槽内の洗濯水を排出する排水手段と、
    洗濯および乾燥運転を制御する制御手段とを備え、
    洗濯機能を備えた
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
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