WO2014017004A1 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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中西 健浩
村尾 剛
博之 桐山
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Abstract

 衣類乾燥機であって、筐体(1)と、回転自在に設けられた回転ドラム(4)と、回転ドラム(4)を回転駆動するモータ(7)と、回転ドラム(4)内に供給される乾燥用空気を除湿する除湿部と、除湿部で除湿された乾燥用空気を加熱する加熱部とを備えている。また、除湿部および加熱部を収容し、除湿部の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、回転ドラム(4)から排出された乾燥用空気を、ケースを通して回転ドラム(4)へ循環させる循環風路(12)と、循環風路(12)に送風する送風部と、除湿部に付着した異物を除去する散水部(28)とを備えている。さらに、散水部(28)は、除湿部を通過する乾燥用空気の流量が多い領域の単位幅当りの吐出流量が、除湿部を通過する乾燥用空気の流量が少ない領域の単位幅当りの吐出流量よりも多くなるように構成されている。

Description

衣類乾燥機
 本発明は、衣類等の乾燥を行う衣類乾燥機に関する。
 衣類乾燥機においては、衣類等の繊維製品から発生する糸屑等のリントが乾燥用空気に混入し、循環風路内に設けられた送風機および熱交換器等に付着堆積して、それらの機能を低下させる原因となるという課題がある。このため、循環風路には、乾燥用空気からリントを捕捉するためのリントフィルタが設けられている。
 しかしながら、循環風路を流れる乾燥用空気の送風量を一定量以上確保する必要があるため、リントフィルタの開口は、ある程度広く形成する必要がある。このため、リントフィルタを通過する乾燥用空気からリントを完全に除去することは難しく、リントフィルタを通過したリントが熱交換器に付着する。この対策として、熱交換器に付着したリントを水道水で洗浄することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
 図8は、従来の洗濯機能を備えた衣類乾燥機200(所謂、洗濯乾燥機)の断面構成を一部摸式化して示す図である。
 衣類乾燥機200は、筺体151内に、揺動自在に支持された外槽152が前上がりに傾斜する状態で配置されているとともに、外槽152内にドラム153が回転自在に配設されている。ドラム153はモータ154によって回転駆動され、筺体151と外槽152の間の下部空間にはヒートポンプ装置155が配置されている。
 ヒートポンプ装置155は、圧縮機156、凝縮器157、減圧部158、および蒸発器159を冷媒が循環するように構成されており、凝縮器157と蒸発器159とはケース160内に設けられている。
 ケース160の底面に設けられた排水口(図示せず)、および、外槽152の底部に設けられた排水口(図示せず)は、それぞれ排水経路161に連結している。外槽152とヒートポンプ装置155とは循環風路162で連結され、循環風路162には凝縮器157と蒸発器159とが配設されている。ヒートポンプ装置155の下流側の循環風路162には送風部163が設けられ、蒸発器159の上流側の循環風路162にはリントフィルタ164が配設されている。
 上述した構成において、送風部163は、循環風路162内に送風する。ドラム153から循環風路162に出た乾燥用空気は、リントフィルタ164を通過し、蒸発器159、および凝縮器157を経て外槽152へと循環する。
 圧縮機156の動作により、凝縮器157において乾燥用空気を加熱し、加熱された乾燥用空気が外槽152からドラム153内に供給される。ドラム153内の衣類から水分を奪って多湿状態となった乾燥用空気は、ドラム153から外槽152に出て蒸発器159に供給される。乾燥用空気は蒸発器159において冷却、除湿されて除湿水が発生する。発生した除湿水は、排水経路161を通して機外に排出される。
 送風部163、蒸発器159、および凝縮器157の上流側の循環風路162に設けられたリントフィルタ164は、乾燥気流に含まれる洗濯物から分離したリントや毛髪等の異物を捕集する。しかしながら、上述したように、リントフィルタ164でリントや毛髪を完全に捕集することは難しく、一部のリントや毛髪等の異物は、リントフィルタ164を通過して、蒸発器159や凝縮器157の表面に付着する。このため、蒸発器159および凝縮器157の表面を水洗いする散水部165が設けられ、それぞれに付着したリントや毛髪等の異物が洗い流される。
 しかしながら、このような従来の構成では、設置場所における水道の水圧が低い場合等、散水部165への給水圧が低い条件では、散水の吐出圧が減少して熱交換器に付着したリント等を除去することができず、熱交換器にリント等が次第に堆積する。そうすると、長期使用に伴って風量が減少し、乾燥性能が低下するという課題がある。
特開2008-86421号公報
 散水部への給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することのできる衣類乾燥機が提供される。
 本発明の衣類乾燥機は、筐体と、筐体内に回転自在に設けられた回転ドラムと、回転ドラムを回転駆動するモータと、回転ドラム内に供給される乾燥用空気を除湿する除湿部と、除湿部で除湿された乾燥用空気を加熱する加熱部と、除湿部および加熱部を収容し、除湿部の風上側に乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースとを備えている。また、回転ドラムから排出された乾燥用空気を、ケースを通して回転ドラムへ循環させる循環風路と、循環風路に送風する送風部と、除湿部に付着した異物を除去する散水部とを備えている。さらに、散水部は、除湿部を通過する乾燥用空気の流量が多い領域の単位幅当りの吐出流量が、除湿部を通過する乾燥用空気の流量が少ない領域の単位幅当りの吐出流量よりも多くなるように構成されている。
図1は、本発明の第1の実施の形態における、洗濯機能を備えた衣類乾燥機の断面構成を模式的に示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態における、洗濯機能を備えた衣類乾燥機の乾燥用空気循環システムの概略構成を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態における、洗濯機能を備えた衣類乾燥機のヒートポンプ装置の分解斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態における、洗濯機能を備えた衣類乾燥機のケースの断面図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態における、洗濯機能を備えた衣類乾燥機の散水部であるノズルの断面図である。 図6Aは、本発明の第2の実施の形態における散水部であるノズルの断面図である。 図6Bは、本発明の第2の実施の形態における散水部であるノズルの断面図である。 図7Aは、本発明の第3の実施の形態における散水部であるノズルの断面図である。 図7Bは、本発明の第3の実施の形態における散水部であるノズルの断面図である。 図8は、従来の洗濯機能を備えた衣類乾燥機(所謂、洗濯乾燥機)の断面構成を一部摸式化して示す図である。
 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、これらの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
 (第1の実施の形態)
 本発明の第1の実施の形態について説明する。
 図1は、本発明の第1の実施の形態における、洗濯機能を備えた衣類乾燥機100の断面構成を模式的に示す図であり、図2は、同衣類乾燥機100の乾燥用空気循環システムの概略構成を示す図であり、図3は、同衣類乾燥機100のヒートポンプ装置13の分解斜視図であり、図4は、同衣類乾燥機100のケース19の断面図であり、図5は、同衣類乾燥機100のノズル28(散水部)の断面図である。
 図1~図5に示したように、本実施の形態の衣類乾燥機100は、洗濯機能を備えた、いわゆる洗濯乾燥機であり、外郭を形成する筐体1内に、洗濯水を貯める、実質的に円筒形状の水槽2が設けられている。水槽2内には、前後方向に延びる回転軸3を中心として、回転自在に設けられた有底円筒状の回転ドラム4が設けられている。水槽2は、左右一対のダンパー5により、下方から弾性支持されるとともに、コイルばねによって上方から吊下げられている。水槽2の前面に設けられた開口6側が上位となるように、回転軸3は前上がりに傾斜するように構成されている。
 水槽2の後部外面には、回転ドラム4を回転駆動するモータ7が取り付けられている。モータ7はブラシレス直流モータで構成され、インバータ制御によって回転速度を自在に変化させることができるように構成されている。回転ドラム4の周側面には、多数の透孔8が設けられており、この透孔8を通して水槽2内と連通している。また、回転ドラム4の周側面には、内方へ突出するバッフル9が複数設けられている。
 水槽2の後面側には、乾燥用空気を導入する給気口10が設けられている。水槽2の上部、かつ前側には乾燥用空気を排出する排気口11が設けられている。給気口10および排気口11には、乾燥用空気が流れる循環風路12が接続され、循環風路12は、水槽2内の回転ドラム4と連通するように構成されている。
 ヒートポンプ装置13は、圧縮機14と、圧縮機14で圧縮された冷媒の熱を放熱して乾燥用空気を加熱する加熱部である凝縮器15と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り弁や毛細管等からなる絞り部16と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪って乾燥用空気を冷却する除湿部である蒸発器17とを有している。ヒートポンプ装置13は、圧縮機14、凝縮器15、絞り部16および蒸発器17を冷媒が循環するように、管路18により連結されている。冷媒は、図2における矢印Aの方向に流れて循環し、ヒートポンプサイクルが実現されている。
 ヒートポンプ装置13の圧縮機14、ならびに、管路18で連結された、凝縮器15および蒸発器17は、循環風路12の一部を形成するケース19内に格納されている。循環風路12と連通するケース19の入口20から流入した乾燥用空気は、蒸発器17および凝縮器15を矢印B(図2参照)の方向に通過して出口21から循環風路12へと流出する。
 蒸発器17および凝縮器15は、フィンチューブ熱交換器で構成され、冷媒が流れる管路18は、金属、例えば銅管で形成されている。蒸発器17および凝縮器15は、乾燥用空気の流路を形成するために所定間隔で平行に並べられた多数のフィンに管路18を貫通させることによって構成されている。フィンは、例えば打ち抜き加工された厚み0.08~0.2mmの金属、例えばアルミニウム製の平板で形成され、フィンピッチは、例えば約1.2mm程度に構成されている。
 ケース19の乾燥用空気の入口20側は、循環風路12を構成する排気ダクト12aと連通接続し、排気口11と繋がっている。また、出口21側は、循環風路12を構成する給気ダクト12bと連通接続し、給気口10と繋がっている。給気ダクト12bには、循環風路12に送風する送風部である送風機23が設けられている。
 また、衣類乾燥機100には、水槽2内に洗濯水を給水する給水部である給水装置24が設けられている。給水装置24は、水道栓に繋がれた給水路(図示せず)に取り付けられている。また、衣類乾燥機100には、水槽2内の洗濯水を排水する排水部である排水装置25が設けられている。排水装置25は、水槽2の底部に設けられた排水口26に接続された排水路27に設けられている。
 蒸発器17の風上側の上部には、洗浄水を吐出する散水部であるノズル28が設けられている。ノズル28は、蒸発器17の風上側の表面に沿って広い範囲に洗浄水が流れるように、乾燥用空気の流れと交差する幅方向に、両端部まで細長く形成した筒状部29と、筒状部29の一端に洗浄水を流入させる給水部30とを有し、洗浄管31に接続されている。
 筒状部29の底部には、ノズル28から洗浄水を吐出する孔32a,32bが複数設けられている。孔32a,32bは、ノズル28に実質的に直線状に配設され、洗浄水が蒸発器17の風上側の表面に沿って下向きに吐出されるように構成されている。
 ノズル28の一端に設けられた給水部30は、水道栓に繋がれた給水路から分岐して設けられた洗浄管31と連通接続している。洗浄水は、給水装置33を開くことによって洗浄管31を通り、給水部30から筒状部29を流れて孔32a,32bから吐出される。
 ノズル28の孔32a,32bから吐出された洗浄水は、蒸発器17の風上側の表面に沿って下方へ流れ、ケース19の底部に設けられた排水孔から水槽2を介して排水路27に繋がる排水経路34に排出される。排水経路34の途中には開閉弁35が設けられている。
 ケース19内に乾燥用空気が流入する入口20は、蒸発器17の風上側の表面に対向して配置されている。ケース19の入口20と対向するノズル28の入口近傍領域は、蒸発器17を通過する乾燥気流の流量が多い領域である。この乾燥用空気が多く流れる領域には、孔32a間の間隔をそれ以外の部分よりも狭く(孔32a間の距離を短く)して孔32aを複数設け、単位幅当りの洗浄水の吐出流量が多くなるように構成している。
 一方、蒸発器17を通過する乾燥気流の流量が少ない領域、すなわち、ケース19の入口20と対向するノズル28の入口近傍領域から離れた、乾燥用空気の流れが少ない領域においては、孔32bの間隔を入口近傍領域よりも広く(孔32b間の距離を孔32間aよりも長く)して孔32bを複数設けて、単位幅当りの洗浄水の吐出流量が孔32aを設けた部分よりも少なくなるように構成している。
 本実施の形態において、ノズル28に洗浄水を供給する給水部30は、単位幅当りの洗浄水の吐出流量が多い孔32aから離れた位置、すなわち、洗浄水の吐出流量が少ない孔32b側の端部に設けられている。
 ケース19の底部には、蒸発器17および凝縮器15の側方を洗浄水が流れるように洗浄水排水路が設けられている。ノズル28から蒸発器17の風上側の表面に沿って流れ落ちた洗浄水は、洗浄水排水路を通って排水孔から排水経路34へと排出される。
 循環風路12の排気ダクト12aには、リントフィルタ37が設けられている。リントフィルタ37は、排気口11から循環風路12に流れる乾燥用空気に含まれる糸屑等のリントや毛髪等の異物を捕集する。リントフィルタ37は、筐体1内の上部に着脱自在に配設され、筐体1の上面から取り出し可能に設けられている。
 筐体1の前面には、開閉自在な扉38が設けられている。扉38を開くことにより、回転ドラム4の前面に設けられた衣類投入口39を通して洗濯物の出し入れを行うことができる。
 制御部40は、ヒートポンプ装置13の圧縮機14、回転ドラム4を回転駆動するモータ7、乾燥用空気を送風する送風機23、給水装置24,33、排水装置25、および、開閉弁35等を制御して、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を逐次制御する。
 以上のように構成された衣類乾燥機100について、以下、その動作および作用を説明する。まず、洗い工程における動作手順を示す。使用者は、最初に扉38を開放し、衣類投入口39から回転ドラム4内に衣類L等の洗濯物を投入した後、扉38を閉じ、操作ボタンを押して所望の運転プログラムを選択し、衣類乾燥機100に運転を開始させる。
 制御部40は、扉38が閉じられていることを確認した後、モータ7を駆動させ、回転にともなう負荷情報から、投入された衣類Lの量を判定する。その後、給水装置24を開放して水槽2に水を貯める。制御部40は、衣類Lの量に応じてあらかじめ設定された水量が給水されると給水を停止し、モータ7に正転、反転を繰り返させる等、所定のプログラムにしたがって回転ドラム4を回転させる。
 回転ドラム4内の衣類Lは、バッフル9によって回転方向へ持ち上げられて、回転ドラム4内の上方から落下する。叩き洗いの作用で汚れが落とされ、所定の時間が経過すると洗い工程が終了する。洗い工程における回転ドラム4の回転速度は、例えば、50rpm程度である。洗い工程に続いて、すすぎ工程と脱水工程と乾燥工程とが実行される。
 ここで、乾燥工程について説明する。洗い、すすぎ、脱水の各工程に続いて、乾燥工程が実行される。乾燥運転を開始すると、モータ7が回転し、回転ドラム4および送風機23が回転して乾燥用空気の流れ(矢印B)が生じる。乾燥用空気は、回転ドラム4内の衣類Lから水分を奪って多湿となった後、排気口11からリントフィルタ37を通過し、排気ダクト12aを通ってヒートポンプ装置13の蒸発器17へと導かれる。
 回転ドラム4はモータ7により回転駆動され、衣類Lは、回転ドラム4内で撹拌される。乾燥工程における回転ドラム4の回転速度は、例えば、40rpm程度である。
 ヒートポンプ装置13の圧縮機14を作動させると、冷媒が圧縮され、この圧力により、冷媒が凝縮器15、絞り部16、および蒸発器17を循環する。凝縮器15では高圧状態で冷媒の熱が放出され、蒸発器17では、冷媒は絞り部16で減圧されて低圧状態となっているので、冷媒に熱が吸収される。
 送風機23によって循環風路12を流れる乾燥用空気は、凝縮器15の放熱によって加熱される。
 送風機23により、給気口10から回転ドラム4内に送風された乾燥用空気は、衣類Lの間を通るときに水分を奪って多湿となった後、排気口11からリントフィルタ37を通過し、排気ダクト12aを通ってヒートポンプ装置13の蒸発器17へ導かれる。多湿状態となった乾燥用空気は、蒸発器17を通過する際に顕熱と潜熱が奪われて除湿され、乾いた空気と除湿水とに分離される。
 そして、乾いた乾燥用空気は、凝縮器15で加熱され、温風となって送風機23によって、再び回転ドラム4内へと送風される。一方、蒸発器17で結露した除湿水は、蒸発器17のフィンを伝ってケース19の底部に落下する。落下した除湿水は、ケース19の洗浄水排水路を通って、ケース19の底部に設けられた排水孔から排水経路34に排出される。排水経路34は、水槽2を介して排水路27に繋がっている。乾燥運転時、排水経路34に設けられた開閉弁35は開かれている。
 乾燥用空気がリントフィルタ37を通過するとき、衣類L等から分離された糸屑等のリントや毛髪等の異物がリントフィルタ37によって捕集される。しかしながら、乾燥用空気から異物を完全に除去することは難しく、リントフィルタ37を通過した異物は、乾燥用空気が蒸発器17を通過する際に、蒸発器17の風上側の表面に付着する。
 乾燥運転中、循環する乾燥用空気の温度は、温度検知部41,42により検知される。温度検知部41は、回転ドラム4に入る乾燥用空気の温度を検知する。温度検知部42は、回転ドラム4を出た乾燥用空気の温度を検知する。制御部40は、温度検知部41,42の出力から衣類Lの乾燥度合いを算出して、乾燥の進行によって、乾燥率が所定の値になったことを算出すると、乾燥工程を終了する。
 蒸発器17に付着したリント等の異物の洗浄は、乾燥工程の前に行われる。洗濯運転に続いて乾燥運転を実行するときは、洗濯運転時に洗浄が行われ、乾燥運転のみを実行するときは、乾燥運転の開始前、すなわち、ヒートポンプ装置13および送風機23を駆動する前に洗浄が行われる。
 異物の洗浄に水道水が使用される場合には、洗浄後の蒸発器17のフィンに蒸発残留物が付着する。しかしながら、乾燥運転が開始されると、蒸発器17に結露する除湿水によって水道水も流されるので、蒸発器17のフィンに蒸発残留物が付着するのを防止することができる。
 制御部40が給水装置33を開くことによって、洗浄管31を通して給水部30からノズル28に洗浄水が供給される。蒸発器17の風上側の上部に設けられたノズル28から洗浄水が吐出され、異物が洗い流される。洗浄に使用された水は、排水経路34を通して排水路27から排出される。
 水道に繋がれた給水装置33から供給される洗浄水は、設置された場所や地域によって水道水圧に差があり、一般的には0.05~0.3MPa程度である。水圧が低い場合には、ノズル28から吐出される洗浄水の勢いは弱く、蒸発器17に付着した異物を十分に洗い流すことは難しい。
 ヒートポンプ装置13の蒸発器17および凝縮器15は、ケース19内に格納されて循環風路12に接続されている。ヒートポンプ装置13は、回転ドラム4との間で乾燥用空気が循環するように構成されており、水槽2の上方空間にケース19および循環風路12が前後方向に配設されている。乾燥用空気は、循環風路12とケース19内とを前方から後方へ流れるように構成されている。
 蒸発器17および凝縮器15は、乾燥用空気の流れる面積を広くすることで熱交換効率を良くすることができる。しかしながら、蒸発器17および凝縮器15が格納されたケース19と連通接続する循環風路12は、筐体1内の限られた空間に構成する必要がある。
 例えば、水槽2が、左右方向の実質的に中央部分においてコイルばねにより筐体1内に吊下げられて支持されている場合、循環風路12は、コイルばねを避けた偏った位置に配設される。このため、循環風路12とケース19との接続部を、蒸発器17の表面積と実質的に同等程度に大きくすることができない。よって、蒸発器17の風上側の表面の一部と対向するように、入口20が形成されることになる。
 この結果、乾燥用空気とともに入口20からケース19内に流入したリント等の異物は、蒸発器17の風上側の表面において、偏って付着する。具体的には、入口20に対向した部分には異物が多く付着する一方、入口20から離れた部分に付着する異物の量は少ないという現象が生じる。本実施の形態においては、蒸発器17の表面に付着する異物の偏りに対し、異物が多く付着する部分において、ノズル28から吐出する洗浄水の単位幅当りの吐出流量が多くなるように構成している。
 具体的には、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流れと交差する幅方向に、筒状部29が両端部まで細長く設けられ、ノズル28が形成されている。また、蒸発器17の風上側の表面に対して乾燥用空気の入口20が偏って配設され、この入口20から離れた端部に、洗浄水を流入させる給水部30が設けられている。給水部30からノズル28に流入した洗浄水は、細長い筒状部29に沿って実質的に直線状に多数設けられた孔32a,32bから下向きに吐出される。
 また、図5に示すように、入口20に対向した部分、すなわち、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流量が多い領域においては、洗浄水の単位幅当りの吐出流量が多くなるように、入口20の近傍に設けられた孔32a間の間隔は、孔32b間の間隔よりも小さくなるよう構成されている。一方、入口20と対向していない、入口20から離れた部分、すなわち、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流量が少ない領域においては、洗浄水の単位幅当りの吐出流量が少なくなるように、入口20から離れた部分に設けられた孔32b間の間隔は、孔32a間の間隔よりも大きくなるように構成されている。
 つまり、ノズル28に設けられた孔32a,32bは、蒸発器17の乾燥用空気が多く通過し異物が多く付着する領域において、洗浄水の吐出流量が多くなるよう構成され、蒸発器17を通過する乾燥用空気が少なく付着する異物が少ない領域の洗浄水の吐出流量が少なくなるように構成されている。これにより、水道水圧が低い場合でも蒸発器17に付着した異物を、効果的、かつ、合理的に洗い流すことができる。
 以上述べたように、本実施の形態の衣類乾燥機100は、筐体1と、筐体1内に回転自在に設けられた回転ドラム4と、回転ドラム4を回転駆動するモータ7と、回転ドラム4内に供給される乾燥用空気を除湿する除湿部と、除湿部で除湿された乾燥用空気を加熱する加熱部とを備えている。また、衣類乾燥機100は、除湿部および加熱部を収容し、除湿部の風上側に乾燥用空気を流入させる入口20を設けたケース19と、回転ドラム4から排出された乾燥用空気を、ケース19を通して回転ドラム4へ循環させる循環風路12と、循環風路12に送風する送風部と、除湿部に付着した異物を除去する散水部とを備えている。また、散水部は、除湿部を通過する乾燥用空気の流量が多い領域の単位幅当りの吐出流量が、除湿部を通過する乾燥用空気の流量が少ない領域の単位幅当りの吐出流量よりも多くなるように構成されているものである。
 これにより、散水部への給水圧が低い場合においても、蒸発器17に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、乾燥用空気の通風を円滑にして乾燥性能を良好に維持することができる。
 また、散水部は、入口20と対向する除湿部の入口近傍の領域における単位幅当りの吐出流量が、入口20から離れた領域における単位幅当りの吐出流量よりも多くなるように構成されている。
 これにより、散水部への給水圧が低い場合においても、蒸発器17に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、乾燥用空気の通風を円滑にして乾燥性能を良好に維持することができる。
 また、散水部は、除湿部の風上側の上部に、両端部まで細長く形成した筒状部29と、筒状部29に洗浄水を流入させる給水部30と、筒状部29に流入させた洗浄水を、除湿部の風上側の表面に沿うように吐出させる複数の孔32a,32bとを有している。そして、複数の孔32a,32bのうち、除湿部を通過する乾燥用空気の流量が多い領域に設けられた孔32aの数を、乾燥用空気の流量が少ない領域に設けた孔32bの数よりも多くしている。
 これにより、給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができる。
 また、散水部は、除湿部の風上側の上部に、両端部まで細長く形成した筒状部29と、筒状部29に洗浄水を流入させる給水部30と、筒状部29に流入させた洗浄水を、除湿部の表面の風上側の表面に沿うように吐出させる複数の孔32a,32bを有している。そして、複数の孔32a,32bのうち、入口20と対向する除湿部の入口近傍に設けられた孔32aの数を、入口20から離れた部分に設けられた孔32bの数よりも多くしている。
 これにより、給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができる。
 また、本実施の形態の衣類乾燥機100は、筐体1内に、洗濯水を貯める、弾性支持された水槽2と、水槽2内に回転自在に設けられた回転ドラム4と、水槽2に洗濯水を供給する給水装置24と、水槽2内の洗濯水を排出する排水装置25と、少なくとも洗濯および乾燥運転のいずれかを制御する制御部40とをさらに備えている。
 このように、洗濯機能を備えたことにより、衣類を移し替えることなく同一の槽内で洗濯から乾燥までを実行することができる。また、洗濯水を給水する給水部によって、除湿部に付着した異物を除去する散水部への洗浄水の供給を合理的に構成することができるとともに、水槽2内の洗濯水を排出する排水部によって、除湿部を洗浄した洗浄水および乾燥運転時に発生する除湿水の排水経路を合理的に構成することができる。
 なお、本実施の形態においては、同じ大きさの孔32a,32bを多数設けた例を用いて説明したが、孔32a,32bの数は、複数であれば少数であってもよく、蒸発器17を通過する乾燥用空気の流量が多い領域における、洗浄水の単位幅当りの吐出流量が、乾燥用空気の流量が少ない領域における、洗浄水の単位幅当りの吐出流量よりも多くなるように構成されればよい。したがって、孔32a,32bの形状は、適宜設定可能であり、例えばノズル28の筒状部29の延伸方向と同方向に細長いスリット状に形成されていてもよい。また、孔32a,32bの大きさを適宜設定してもよい。
 なお、給水装置24,33としては、例えば給水ポンプや給水弁を用いてもよいし、排水装置25としては、例えば排水ポンプや排水弁を用いてもよい。
 また、本実施の形態においては、気流流量の少ない側に給水部30を設けているが、本発明はこの例に限定されず、気流流量の多い側に給水部30を設けても、同様の効果を奏することができる。
 (第2の実施の形態)
 次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態における衣類乾燥機は、第1の実施の形態の衣類乾燥機100と比較して、散水部であるノズル128の構成が異なる。
 図6Aおよび図6Bは、本発明の第2の実施の形態における散水部であるノズル128の断面図である。
 本実施の形態においては、ノズル128の筒状部29内に、給水部30から流入する洗浄水の水圧に応じて変位する水圧応動部141を設けて、水圧の変動に応じて孔32から吐出される洗浄水の範囲を変化させるように構成している。他の構成は第1の実施の形態の衣類乾燥機100と同じであり、同一の構成については同一の符号を付して、詳細な説明は省略し、第1の実施の形態の説明を援用する。なお、給水部30は、第1の実施の形態とは反対側、すなわち、気流流量の多い側に設けられている。
 水圧応動部141は、給水部30と反対側の筒状部29の端部に、ばね装置であるコイルばね142の一端を取り付けるとともに、コイルばね142の他端に、給水部30に対して筒状部29内を進退自在に構成された遮蔽体43を設けることによって構成されている。コイルばね142は、圧縮ばねで形成され、給水部30から洗浄水が流入していないときは、孔32の一部から洗浄水を吐出させる位置に遮蔽体43を付勢して、保持するようにしている。
 異物の洗浄時に給水部30から洗浄水が流入すると、遮蔽体43に水圧が作用し、遮蔽体43は給水部30から遠ざかる方向に押圧される。洗浄水の水圧が所定の圧力よりも低いときは、図6Aに示した状態のように、遮蔽体43は、孔32の一部から洗浄水を吐出させる位置Cにコイルばね142の付勢力によって支持される。この状態において、蒸発器17の、乾燥用空気が多く通過し、異物が多く付着する部分に、洗浄水を集中して吐出させることができる。
 また、洗浄水の水圧が所定の圧力よりも高いときには、図6Bに示したように、コイルばね142は、水圧によってその付勢力に抗して圧縮し、遮蔽体43は給水部30から遠ざかる方向に押圧されて位置Dへ移動する。その結果、全ての孔32が給水部30と連通して、ノズル28全体から洗浄水を吐出させて蒸発器17に付着した異物を洗い流すことができる。
 以上述べたように、本実施の形態においては、散水部の筒状部29内に、給水部30から流入された洗浄水の水圧に応じて変位する水圧応動部141を設けている。水圧応動部141は、給水部30から離れた位置に一端を取り付けられたばね装置と、ばね装置の他端に、給水部30に対して進退自在に設けられた遮蔽体43とを有している。そして、散水部は、給水部30から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔32の範囲が変化するように構成されている。これにより、水圧の変動に応じて熱交換器、蒸発器17に付着した異物を効果的に洗い流すことができる。
 (第3の実施の形態)
 次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態における衣類乾燥機は、第1の実施の形態の衣類乾燥機100と比較して、散水部であるノズル228の構成が異なる。
 図7Aおよび図7Bは、本発明の第3の実施の形態における散水部であるノズル228の断面図である。
 本実施の形態の特徴は、ノズル228の筒状部29内に、給水部30から流入する洗浄水の水圧に応じて移動する可動体44を設け、水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔32の範囲を変化させるようにしたものである。他の構成は第1の実施の形態と同じであり、同一の構成については同一の符号を付して、詳細な説明は省略し、第1の実施の形態のものを援用する。なお、給水部30は、第1の実施の形態とは反対側、すなわち、気流流量の多い側に設けられている。
 ノズル228は、筒状部29を給水部30側が低くなるように傾斜させて構成し、筒状部29内には、球体で構成した可動体44が移動可能に設けられている。可動体44は、給水部30から洗浄水が流入していないときは、傾斜した筒状部29内の、給水部30側の最も低い位置E(図7A参照)に位置している。
 異物の洗浄時に、給水部30から洗浄水が流入すると、可動体44に水圧が作用し、可動体44を給水部30から遠ざかる方向へと押圧する。洗浄水の水圧が所定の圧力よりも低いときには、図7Aに示したように、可動体44は、孔32の一部から洗浄水を吐出させる位置Fに移動する。この状態で、蒸発器17の、乾燥用空気が多く通過し、異物が多く付着する部分に、洗浄水を集中して吐出させることができる。
 また、洗浄水の水圧が所定の圧力より高いときには、図7Bに示したように、可動体44は、傾斜した筒状部29の、給水部30と反対側の最も高い位置Gに移動する。その結果、全ての孔32が給水部30と連通し、ノズル28全体から洗浄水を吐出させて蒸発器17に付着した異物を洗い流すことができる。
 なお、筒状部29の傾斜角度および可動体44の質量は、可動体44が洗浄水の水圧に応じて上記の位置Fおよび位置Gに移動するように適宜設定される。
 以上述べたように、本実施の形態においては、散水部の筒状部29が、給水部30側が低くなるように傾斜させて設けられ、筒状部29内に、給水部30から流入する洗浄水の水圧に応じて移動する可動体44が設けられ、給水部30から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔32の範囲が変化するように構成されている。これにより、水圧に応じて熱交換器、蒸発器17に付着した異物を効果的に洗い流すことができる。
 以上述べたように、本発明の各実施の形態によれば、散水部への給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、熱交換器を通過する乾燥用空気の通風を円滑にすることができる。
 すなわち、熱交換器を通過する乾燥気流の流量が多く、乾燥性能への寄与が大きい入口の近傍を中心に洗浄することで、給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去することができ、乾燥用空気の通風を円滑にして乾燥性能を良好に維持することができる。
 以上述べたように、本発明によれば、散水部への給水圧が低い場合においても、熱交換器に付着したリント等の異物を効果的に除去し、乾燥性能を良好に維持することができる、という格別な効果を奏することができる。よって、衣類等の乾燥を行う衣類乾燥機等として有用である。
 1  筐体
 2  水槽
 3  回転軸
 4  回転ドラム
 5  ダンパー
 6  開口
 7  モータ
 8  透孔
 9  バッフル
 10  給気口
 11  排気口
 12  循環風路
 12a  排気ダクト
 12b  給気ダクト
 13  ヒートポンプ装置
 14  圧縮機
 15  凝縮器
 16  絞り部
 17  蒸発器
 18  管路
 19  ケース
 20  入口
 21  出口
 23  送風機
 24,33  給水装置
 25  排水装置
 26  排水口
 27  排水路
 28,128,228  ノズル
 29  筒状部
 30  給水部
 31  洗浄管
 32,32a,32b  孔
 34  排水経路
 35  開閉弁
 37  リントフィルタ
 38  扉
 39  衣類投入口
 40  制御部
 41,42  温度検知部
 43  遮蔽体
 44  可動体
 100  衣類乾燥機
 141  水圧応動部
 142  コイルばね

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に回転自在に設けられた回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転駆動するモータと、
    前記回転ドラム内に供給される乾燥用空気を除湿する除湿部と、
    前記除湿部で除湿された前記乾燥用空気を加熱する加熱部と、
    前記除湿部および前記加熱部を収容し、前記除湿部の風上側に前記乾燥用空気を流入させる入口を設けたケースと、
    前記回転ドラムから排出された前記乾燥用空気を、前記ケースを通して前記回転ドラムへ循環させる循環風路と、
    前記循環風路に送風する送風部と、
    前記除湿部に付着した異物を除去する散水部とを備え、
    前記散水部は、前記除湿部を通過する前記乾燥用空気の流量が多い領域の単位幅当りの吐出流量が、前記除湿部を通過する前記乾燥用空気の流量が少ない領域の単位幅当りの吐出流量よりも多くなるように構成されている
    衣類乾燥機。
  2. 前記散水部は、前記入口と対向する前記除湿部の前記入口近傍の領域における単位幅当りの吐出流量が、前記入口から離れた領域における単位幅当りの吐出流量よりも多くなるように構成されている
    請求項1に記載の衣類乾燥機。
  3. 前記散水部は、前記除湿部の風上側の上部に、両端部まで細長く形成した筒状部と、
    前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部と、
    前記筒状部に流入させた前記洗浄水を、前記除湿部の風上側の表面に沿うように吐出させる複数の孔とを有し、
    前記複数の孔のうち、前記除湿部を通過する乾燥用空気の流量が多い領域に設けられた孔の数を、乾燥用空気の流量が少ない領域に設けられた孔の数よりも多くした
    請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 前記散水部は、前記除湿部の風上側の上部に、両端部まで細長く形成した筒状部と、
    前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部と、
    前記筒状部に流入させた前記洗浄水を、前記除湿部の風上側の表面に沿うように吐出させる複数の孔とを有し、
    前記複数の孔のうち、前記入口と対向する前記除湿部の入口近傍に設けられた孔の数を、前記入口から離れた部分に設けられた孔の数よりも多くした
    請求項2に記載の衣類乾燥機。
  5. 前記散水部は、前記除湿部の風上側の上部に、両端部まで細長く形成した筒状部と、
    前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部と、
    前記筒状部内に、前記給水部から流入された前記洗浄水の水圧に応じて変位する水圧応動部とを有し、
    前記水圧応動部は、前記給水部から離れた位置に一端が取り付けられたばね装置と、
    前記ばね装置の他端に、前記給水部に対して進退自在に設けられた遮蔽体とを有し、前記給水部から流入する水圧の変動に応じて前記洗浄水が吐出する孔の範囲が変化するように構成された
    請求項1または請求項2に記載の衣類乾燥機。
  6. 前記散水部は、前記除湿部の風上側の上部に、両端部まで細長く形成した筒状部と、
    前記筒状部に洗浄水を流入させる給水部とを有し、
    前記筒状部は、前記給水部側が低くなるように傾斜させて設けられ、
    前記筒状部内に、前記給水部から流入する洗浄水の水圧に応じて移動する可動体が設けられ、
    前記給水部から流入する水圧の変動に応じて洗浄水が吐出する孔の範囲が変化するように構成された
    請求項1または請求項2に記載の衣類乾燥機。
  7. 前記筐体内に、洗濯水を貯める、弾性支持された水槽と、
    前記水槽に前記洗濯水を供給する給水装置と、
    前記水槽内の前記洗濯水を排出する排水装置と、
    少なくとも洗濯および乾燥運転のいずれかを制御する制御部とをさらに備えた、
    請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
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