JP5989721B2 - 無線周波数集積回路におけるインダクタのチューニングのための方法及び装置 - Google Patents

無線周波数集積回路におけるインダクタのチューニングのための方法及び装置 Download PDF

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Description

この開示の実施形態は、全般にインピーダンス整合回路に関し、より具体的には、無線周波数(RF)インピーダンス整合集積回路(IC)内でインダクタをチューニング可能な回路に関する。
無線周波数集積回路(RFIC)ネットワークは、RFICネットワーク内で種々のサブセクションを結合させるためのインピーダンス整合回路を利用し得る。インピーダンス整合回路は、ネットワークのサブセクション間での電力転送を改善し、及び/またはサブセクションの電気的な境界間で生じる信号反射を軽減するために使用され得る。このインピーダンス整合回路をRFIC基板自身の上に直接形成することは、コストの低減を進めること、及びパッケージング効率を改善することのために有益であるかもしれない。
性能を改善するために整合ネットワークをチューニングすることは、回路設計者に対して難問を提示し得る。様々な回路素子(例えばインダクタ、キャパシタ等)のパラメータが多くの要因に依存するため、インピーダンス整合回路の性能は予測することが困難であり得る。一般的に、インピーダンス整合について十分な精度を得るには、インピーダンス整合ネットワークのチューニングに、反復試行錯誤法を用い得る。一般的なあるアプローチは、特定のオンチップ素子で最初の推測を行うことを含み、そしてその結果を測定して回路の有効性を判断することを含み得る。もし、この回路の性能が十分でなければ、インピーダンス整合回路内の回路素子は、異なる値を有する別のものに置き換えられ得る。このプロセスは、RFネットワークが的確に動作する繰り返し単位であり得る。
回路素子の置き換えは、古い回路素子を物理的に取り除き、それを新しい回路素子で交換することによって行われ得る。しかしながら、このアプローチは、集積回路のダイ(die)上に置かれた回路素子の物理的な交換が困難になり得るにつれて、ほとんど実用的でないかもしれない。回路素子の物理的な交換は、集積回路の高価な金属スピン(metal spins)を含み得る。金属スピンは、追加のテープアウト(例えば、設計を製造に送ること)であり、回路の金属層は修正され、しかしシリコン層は変更せずに残す。
よりコスト効率の良いアプローチは、集積回路上に複数の回路素子(回路素子の“バンク”(bank))を設けること/形成することと、いずれが最良の性能を与えるかを判断するために、複数の回路素子から1つまたはそれ以上の回路素子を選択することとを含み得る。
インピーダンス整合回路は一般に、所望の周波数において共鳴効果を得るためにインダクタを使用し得る。従って、インピーダンス整合回路をチューニングするためには、インダクタのインダクタンス値を変更することが望ましいかもしれない。しかしながら、集積回路技術を用いて形成されたインダクタは、集積回路のダイ上において大きな空間面積を占め得る(例えば、一般的には縦300μm横300μm、またはそれ以上である)。従って、インダクタ値を変更するためにインダクタバンクを実装してインピーダンス整合回路の調整を助けることは、現実的ではないかもしれない。
よって、性能改善のために容易にそして安価にチューニングされ得るRFICインピーダンス整合回路が必要とされている。
この発明の実施形態は、無線周波数(RF)集積回路内でインピーダンスの整合を取る装置を含み得る。この装置は、RF信号経路中に設けられた第1インピーダンス素子、集積回路上に形成され第1インピーダンス素子に接続された第1インダクタ、及び第1インダクタに直列接続され、第1インダクタとグランドノードとの間に設けられた調整可能な容量回路を備え、この調整可能な容量回路は、第1インダクタのインダクタンスをチューニングするために調整される。
この発明の別の実施形態は、インダクタをチューニングする方法を含み得る。この方法は、RF集積回路内のインダクタの目標インダクタンス値を確認することと、インダクタに結合される際に、調整可能な容量回路とインダクタの合成インピーダンスが確認された目標インダクタンス値にチューニングされるように、調整可能な容量回路の容量値を決定することとを含む。
この発明の別の実施形態は、インダクタをチューニングする装置を含み得る。この装置は、インダクタに結合される際に、調整可能な容量回路とインダクタとの合成インピーダンスが、無線周波数(RF)集積回路におけるインダクタにつき目標インダクタンス値にチューニングされるように、調整可能な容量回路の容量値を調整する手段を含む。
この発明の別の実施形態は、整合回路内でインダクタをチューニングする装置を含み得る。RF信号経路中に設けられた第1インピーダンス素子;集積回路上に形成され第1インピーダンス素子に接続された第1インダクタ;及び第1インダクタに直列接続され第1インダクタとグランドノードとの間に設けられた調整可能な容量回路、を備え、調整可能な容量回路は、調整可能な容量回路とインダクタの合成インピーダンスが、無線周波数(RF)集積回路におけるインダクタにつき目標インダクタンス値にチューニングされるように、容量値を調整するように構成されたロジックを有する制御器を備える装置。
添付図面は、この発明の実施形態の記述に役立つために与えられ、実施形態の例示のために与えられるに過ぎず、それを限定するものではない。
図1は、インピーダンス整合ネットワークを用いた典型的な送信機及び受信機を示すブロック図。 図2は、チューニング可能なインダクタを有する典型的なインピーダンス整合回路の概略図。 図3Aは、典型的な調整可能な容量回路の概略図。 図3Bは、典型的な調整可能な容量回路の概略図。 図3Cは、典型的な調整可能な容量回路の概略図。 図4Aは、インピーダンス整合回路の種々の例の概略図。 図4Bは、インピーダンス整合回路の種々の例の概略図。 図4Cは、インピーダンス整合回路の種々の例の概略図。 図5は、集積回路技術を用いて形成された典型的なインダクタ及びキャパシタの図。 図6は、インピーダンス整合回路をチューニングする典型的なプロセスを示すフローチャート。
この発明の側面が、この発明の具体的な実施形態に向けられた関連する図面及び下記の記述に開示される。代わりうる実施形態が、この発明の範囲を逸脱することなく考え出され得る。更に、この発明の関連する詳細が不明確にならないよう、この発明の既知の要素は詳細には説明されず、または省略されるだろう。
用語“典型的”は、本明細書において“例(example)、事例(instance)、または例証(illustration)として与える”ことを意味するために用いられる。“典型的”として本明細書で述べられる実施形態は、他の実施形態より好適または有利なものとして必ずしも解釈されるものではない。同様に、用語“この発明の実施形態”は、この発明の全ての実施形態が、議論された特徴、効果、または動作モードを含むことを求めない。
図1は、この発明の種々の実施形態に従うインピーダンス整合デバイスを用いた典型的な送受信機100を示すブロック図である。送受信機は、アンテナ105、インピーダンス整合ネットワーク(impedance matching network)110、送信機115、及び/または受信機120を含み得る。アプリケーション機器125は、送受信機100に結合されて、信号を供給及び/または取得し得る。送受信機100が送信モードで動作している際には、アプリケーション機器125によって供給された信号は最初に送信機115によって変調及び/または増幅され得る。変調及び/または増幅の後、この信号はインピーダンス整合ネットワーク110を通過し、そしてアンテナ105によって電磁波として大気中に放射され得る。受信モードの動作期間は、大気中に放射されている信号は、アンテナに作用して、これにより受信信号が生成され得る。受信信号は、インピーダンス整合ネットワーク110を通過して、その後受信機120へ進み、そこで増幅及び/または復調され得る。増幅及び/または復調の後、信号は種々の用途のため、アプリケーション機器125に供給され得る。
インピーダンス整合ネットワーク110は、送信機115/受信機120とアンテナ105との間の電力転送を改善するために使用され、またこれらのサブシステム間で生じる信号反射を軽減して、この信号の振幅及び/または位相特性を改善し得る。インピーダンス整合ネットワーク110は、1つまたはそれ以上のインピーダンス整合回路を含み得る。ある実施形態では、送信機115及び受信機は、インピーダンス整合ネットワーク110中で同じ回路を共有し得る。別のアプリケーションでは、送信機115及び受信機120に固有の別々のインピーダンス整合回路があっても良い。整合ネットワークは、個別の周波数領域特性を有し、これはその中の回路素子をチューニング(tuning)することにより変化され、これによりインピーダンス整合ネットワーク110の性能が向上され得る。そのようなチューニングの詳細は、図2の記述で以下に与えられる。
送受信機100は、Bluetooth(登録商標)送受信機を含むあらゆるRFアプリケーションに使用されることが出来、それは例えばQualcommのBTS4000 seriesのようなものである。そのような送受信機は、例えば携帯電話のハンズフリーキット(hand-free kits)で使用され得る。その他のアプリケーションは、GHzの周波数帯域(例えば2.4GHz)で動作するIEEE802.11x(Wi−Fi)ネットワークを含み得る。送受信機100はまた、送信機または受信機につき、別個のアンテナを用いても良い。あるアプリケーションでは、送受信機は送信機または受信機のみを含んでも良い。
アプリケーション機器125は、あらゆるタイプのアナログ及び/またはデジタル機器であって良く、更に情報処理、ネットワーキング、及び/またはその他のあらゆるタイプの通信機器であり得る。そのような機器は、これに限定されるものでは無いが、コンピュータ、携帯電話、携帯情報端末、携帯音楽機器、ヘッドセット、及び/またはその他のオーディオ機器等を含み得る。
図1は、インピーダンス整合ネットワーク110の1つの典型的な用途のみを例示する。インピーダンス整合ネットワーク110が幅広い種々のその他の電子的アプリケーションに使用され、送受信機、送信機、及び/または受信機のみにおける用途に限定されないことが理解されるべきである。また図1に示すように、インピーダンス整合ネットワークはアンテナ105に結合されなくても良く、RF信号を供給するケーブル、導波路などに結合されても良い。
図2は、インピーダンス整合ネットワーク110に含まれ得る典型的なインピーダンス整合回路200の概略図である。インピーダンス整合回路200は、インピーダンス整合回路200の入力及び出力ポート間の信号経路に設けられたインピーダンス205を有し得る。図2に示す実施形態では、インダクタ210は、インピーダンス整合回路200の出力側で、インピーダンス205に結合され得る(別の実施形態では、下で示すように、異なる構成を可能とし得る)。インダクタ210と直列に、調整可能な容量回路(adjustable capacitance circuit)215が存在し得る。調整可能な容量回路215の他方のノードは、グランドに結合され得る。
調整可能な容量回路215はインダクタ210と直列であるので、それらの合成インピーダンスは実効インダクタンス(effective inductance)Leffとして考えられ、それは以下の式で表現され得る。
Figure 0005989721
ここで、Leff:インダクタL210の実効インダクタンス L:インダクタL210の実際のインダクタンス ω:信号の角周波数、及び Ceff:調整可能な容量ネットワーク215の実効容量、である。
上記の式から分かるように、実効容量Ceffは、インダクタ210のインダクタンスを部分的にキャンセルする。従って、調整可能な容量回路215の実効容量Ceffを変えることにより、実効インダクタンスLeffが変化し、それによりインピーダンス整合回路200の性能を改善するためのインダクタ210のチューニングを可能とする。更に、Leffを変えることは、インピーダンス整合回路200の共鳴周波数についての正確に制御された変化をもたらし得る。直接の信号経路内にあることから、調整可能なインピーダンス整合回路200が、チューニングのために調整可能なインピーダンス205を使用しなくて良いことに留意する。チューニング可能な素子を信号の直接のパスに有することは、回路のノイズ量に悪影響を及ぼし得る。
インピーダンス205は、あらゆるタイプの既知の回路素子であって良く、例えばキャパシタ、インダクタ、及び/または抵抗のような回路素子である。更に、インピーダンス205は、既知の構成における複数のそのような回路素子であり得る。更に、インピーダンス205は受動素子に限られず、種々の種類のインピーダンス値を実現するために使用され得る能動素子(例えば他の受動回路素子に接続された増幅器、トランジスタの構成)を含み得る。インダクタ210はあらゆるタイプの受動インダクタであって良く、またはインダクタとして使われるように構成された能動素子及び受動素子の組み合わせであっても良い(例えばジャイレータ)。
調整可能な容量回路215は、あらゆるタイプの調整可能なキャパシタデバイスであり得る。更に、以下で述べられるように、調整可能な容量回路は、それぞれがスイッチで制御されて所望の容量値を生成する複数のキャパシタを用いて実装されることが出来る。スイッチは、ソフトウェアコマンドに基づいてコントローラ(例えばマイクロプロセッサ)によって操作され得る、トランジスタ(例えば、あらゆるタイプの金属−酸化物−半導体であり、n型(NMOS)及び/またはp型(PMOS)のようなもの)のような能動素子であり得る。そのようなアレンジメントにより、製造直後、及びその後のいつでも、調整可能な容量回路のチューニングが可能とされ、このことは、長期間のドリフト(long term drift)についてのコンポーネントの補償に有用であり得る。あるいは、スイッチは、1度だけセット出来、その後は切り替えられない状態を有するデバイス(例えば、スイッチの設定がセットされるために結合され、または非結合(ヒューズの切断)され得るヒューズタイプのアレンジメント)として実現されても良い。デバイスが1度だけ調整されるように1度のみセット出来るスイッチを有することは、単純さゆえ、よりコスト効率が良いかもしれない。しかし、その後調整ができないため、長期間のフレキシビリティには欠けるかもしれない。
インピーダンス整合200は、集積回路のダイ上に形成され、その中の回路素子はIC製造技術を用いて実現され得る。例えば、キャパシタ、インダクタ、抵抗、及びスイッチ(例えばトランジスタ)は、フォトリソグラフィ、またはその他のタイプのエッチング/インプランテーション技術によって形成され得る。フォトリソグラフィは、シリコン層や金属層(例えば最大で10)のような、特定の層上にデバイスを定める(define)ウェハ上のパターンを生成するために使用される工程を含み得る。インプランテーションは、シリコン層上の能動素子(例えばトランジスタ)を定めるための工程を含み得る。エッチングは、フォトマスク、またはシリコンまたは金属材料を除去するために使用され、そしてデバイス及び相互接続配線の形状を彫るために使用される得る工程を含む。デポジション(deposition)は、単層上の配線、または層間の接続のためのビアのような相互接続を形成するための金属の堆積のために使用され得る工程を含む。種々のIC製造技術を使って、インダクタは金属配線を含む材料から形成され得る。
図3A〜3Cは、調整可能な容量回路215を実現するための典型的な回路の概略図である。図3Aは、スイッチS、S、…Sを用いて並列の配置に構成され得る複数のキャパシタC、C、…Cを有する調整可能な容量回路300Aを示す。各キャパシタCは、直列に接続された対応するスイッチSを有し、スイッチトキャパシタ(switched capacitor)を構成する。複数のキャパシタC、C、…C及びスイッチS、S、…Sは、スイッチトキャパシタアレイを形成する。スイッチS、S、…Sの各々は、特定の実効容量値Ceffを生成するために、制御器310によって制御され得る。この配置においては、Ceffは次の式によって表現され得る。
Figure 0005989721
ここで、スイッチsがオンであればs=1であり、スイッチSがオフであれば、s=0である。
図3Bは、スイッチS、S、…Sを用いて直列の配置に構成され得る複数のキャパシタC、C、…Cを有する調整可能な容量回路215の別の典型的な具現化を示す。各スイッチは、1つまたはそれ以上のキャパシタと並列に配置される。直列に接続されたキャパシタの総数は、スイッチS、S、…Sの配置に依存する。スイッチS、S、…Sの各々は、特定の実効容量値Ceffを生成するために、制御器315によって制御され得る。本配置においては、Ceffは次の式によって表現され得る。
Figure 0005989721
ここで、Jはスイッチ番号であり、1からNまでのうち、閉じられた最初のもののスイッチ番号である。
図3Cは、スイッチS、S、…Sを用いて直列の配置に構成され得る複数のキャパシタC、C、…Cを有する調整可能な容量回路215の、別の典型的な具現化を示す。ここで、各スイッチは、1つのキャパシタと並列に構成されている。直列に接続されたキャパシタの総数は、スイッチS、S、…Sの配置に依存する。スイッチS、S、…Sの各々は、特定の実効容量値Ceffを生成するために、制御器320によって制御され得る。この配置においては、Ceffは次の式によって表され得る。
Figure 0005989721
ここで、スイッチsがオンの場合にはs=1であり、スイッチSがオフの場合にはs=0である。
あらゆる構成において、調整可能な容量回路215は、キャパシタC、C、…Cが、Leffを変化させる際に均一のステップとなり得る値を有するように、形成され得る。これによりキャパシタは異なる値を有するようにされ、その結果、均一ではないキャパシタバンク(bank)及び/またはラダー(ladder)となる。
図4A、4B、及び4Cは、インピーダンス整合回路の種々の実施形態の概略図である。図4Aは、2次成分のハイパスフィルタ(a second order, high-pass circuit)である典型的なインピーダンス整合回路400Aを示す。インピーダンス整合回路400Aは、入力及び出力ポート間の信号経路に設けられたキャパシタ405を含む。キャパシタ405は、入力及び出力ポートのインピーダンス値に依存して、インダクタの左または右(図示する)に存在し得る。この実施形態では、インダクタ410は、インピーダンス整合回路400Aの入力側でキャパシタ405に結合され得る。調整可能な容量回路415は、インダクタ410に直列にされ得る。調整可能な容量回路415の他方のノードは、グランドに結合され得る。インピーダンス整合回路400Aでは、インピーダンス整合回路400Aを調整するために、調整可能な容量回路415によってインダクタ410がチューニングされ得る。キャパシタ405が信号経路中にあるため、回路のノイズ量を最小限にするためには、信号経路中にないインダクタ410をチューニングすることが望ましいかもしれない。
図4Bは、3次成分のPI整合回路(third order PI matching circuit)である典型的なインピーダンス整合回路400Bを示す。インピーダンス整合回路400Bは、入力及び出力ポート間の信号経路中に設けられたキャパシタ420を含む。ここで、第1のインダクタ425は、インピーダンス整合回路の入力側でキャパシタ420に結合され、第2のインダクタ435は、回路400Bの出力側でキャパシタ420に結合され得る。第1の調整可能な容量回路430は第1のインダクタ425に直列であり、第2の調整可能な容量回路440は第2のインダクタ435に直列であり得る。各調整可能な容量回路430及び440の他方のノードは、グランドに接続され得る。本実施形態では、インピーダンス整合回路400Bは、第1のインダクタ425及び第2のインダクタ235を、独立してまたは協調してチューニングすることが出来、これにより最良のインピーダンス整合を得る。
図4Cは、3次成分のT整合回路(third order T matching circuit)である典型的なインピーダンス整合回路400Cを示す。インピーダンス整合回路400Cは、共に入力及び出力ポート間の信号経路中に設けられた、第1のキャパシタ445及び第2のキャパシタ455を含む。この実施形態では、インダクタ450は、第1のキャパシタ445と第2のキャパシタ455とを接続するノードに結合され得る。調整可能な容量回路460は、インダクタ450と直列にされ得る。調整可能な容量回路460の他方のノードは、グランドに結合され得る。インピーダンス整合回路400Cでは、インダクタ450は、インピーダンス整合回路400Cを調整するために、調整可能な容量回路460によってチューニングされ得る。
図5は、この発明の種々の実施形態に合致され得る集積回路技術を用いて形成された典型的なインダクタ及びキャパシタの図である。インダクタ505は、誘導的な効果(inductive effect)を生成するため、磁束を集中させ得るパターンで金属ストリップを設けることにより、集積回路のダイ上に形成され得る(ここで、インダクタ505は、らせん状のパターンで実現されている)。キャパシタ素子510もまた示されている。インダクタ505は、金属層の形成において、リソグラフィ、化学的またはプラズマエッチング、デポジションまたはメタライゼーション(deposition or metallization)、機械的化学的研磨などを用いて形成され得る。図から分かるように、インダクタ505は、キャパシタ510が使用するよりも非常に大きいダイ上の表面積を使用する(例えば、インダクタ505では300μm×300μm=90000μmであるのに対して、ひとつのキャパシタ510では。4μm×10μm=40μm)。インダクタがキャパシタよりも非常に大きいであろうことを考えれば、インダクタアレイではなく調整可能なキャパシタアレイを使用することが、スペースの面でより効果的である。
図6は、インピーダンス整合回路をチューニングするための典型的なプロセス600を示すフローチャートである。まず、インピーダンス整合回路をチューニングするための適切な値であろう、目標となるインダクタンスを確認し得る(ブロック610)。目標となるインダクタンスは、回路設計者に体験に基づく経験による方法を用いて、または回路モデリングにより決定され得る。目標となるインダクタンス値に基づき、予測されるプロセスエラー、チューニングレンジが決定される。そして、インダクタ及びキャパシタの値が選択されて、目標となるインダクタンス及びチューニングレンジの補償範囲を確保する。次に、インダクタ210を目標となるインダクタンス値にチューニングする調整可能な容量ネットワーク215の実効容量値が決定され得る(Ceff)(ブロック615)。容量値が決定されると、制御器310/315は、インダクタ210が適切なインダクタンスLeffにチューニングされるように、適切な実効容量Ceffを得るために活性化させる1つまたはそれ以上のスイッチを決定し得る(ブロック615)。
上述の開示は、この発明の例示的な実施形態を示しているが、種々の修正及び変形が、添付の特許請求の範囲によって定義されたようなこの発明の範囲を逸脱することなく、本明細書においてなされ得ることに留意すべきである。本明細書で述べられた発明の実施形態に従った方法の請求項の機能、ステップ、及び/または動作は、特定の順序で実行される必要はない。更に、この発明の要素が単数で述べられ、または請求項で述べられていても、単数であることの限定が明示的に示されない限り、複数であることが意図される。
以下に、親出願(特願2010−536147)の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
無線周波数(RF)集積回路内でインピーダンスの整合を取る装置であって、
RF信号経路中に設けられた第1インピーダンス素子と、
前記集積回路上に形成され、前記第1インピーダンス素子に接続された第1インダクタと、
前記第1インダクタに直列に接続され、前記第1インダクタとグランドノードとの間に設けられ、前記第1インダクタのインダクタンスをチューニングするために調整される、調整可能な容量回路と
を備える装置。
(付記2)
前記調整可能な容量回路は、
複数のキャパシタ及びスイッチを有するチューニング可能なキャパシタアレイを備え、
各スイッチは、そのオン/オフ状態が前記チューニング可能なキャパシタアレイの容量に作用するように構成される、付記1に従った装置。
(付記3)
前記複数のキャパシタ及びスイッチのうち、各キャパシタはスイッチに直列に接続されてスイッチトキャパシタを構成し、複数の前記スイッチトキャパシタは並列に接続される、付記2に従った装置
(付記4)
前記調整可能な容量は次の式によって表され、
Figure 0005989721
ここで、スイッチs がオンの場合にはs =1であり、スイッチs がオフの場合にはs =0である、付記3に従った装置。
(付記5)
前記複数のキャパシタ及びスイッチのうち、各スイッチは少なくとも1つのキャパシタに並列に接続され、前記少なくとも1つのキャパシタは直列に接続される、付記2に従った装置。
(付記6)
前記調整可能な容量は次の式によって表され、
Figure 0005989721
ここでJは、1からNのうちの、閉じられた最初のスイッチのスイッチ番号に等しい、付記5に従った装置。
(付記7)
前記複数のキャパシタ及びスイッチのうち、各キャパシタは1つのスイッチに並列に接続されてスイッチトキャパシタを構成し、複数の前記スイッチトキャパシタは直列に接続される、付記2に従った装置。
(付記8)
前記調整可能な容量は次の式によって表され、
Figure 0005989721
ここでスイッチs がオンの場合にはs =1であり、スイッチs がオフの場合にはs =0である、付記7に従った装置。
(付記9)
前記複数のスイッチは、ソフトウェアによって制御可能なトランジスタを備える、付記2に従った装置。
(付記10)
前記トランジスタは、n型の金属−酸化物−半導体(NMOS)デバイスである、付記9に従った装置。
(付記11)
前記第1インピーダンス素子は、キャパシタを備える、付記1に従った装置。
(付記12)
前記調整可能な容量回路は、2.4GHzの周波数帯域で使用される、付記1に従った装置。
(付記13)
前記集積回路上に形成され、前記第1インピーダンス素子に接続された第2インダクタと、
前記第2インダクタに直列に接続され、前記第2インダクタとグランドノードとの間に設けられた第2調整可能な容量回路と
を更に備え、前記第1インピーダンス素子は、前記第1、第2インダクタの間に設けられ、
前記第2調整可能な容量回路は、前記第2インダクタのインダクタンスをチューニングするために調整される、付記1に従った装置。
(付記14)
前記RF信号経路中に設けられ、前記第1インダクタ及び前記第1インピーダンス素子に接続された第2インピーダンス素子を更に備える、付記1に従った装置。
(付記15)
前記第1インダクタは、磁束を集中させるパターンに形成された金属ストリップを備える、付記1に従った装置。
(付記16)
前記金属ストリップは、らせん状のパターンを用いて形成される、付記15に従った装置。
(付記17)
インダクタをチューニングする方法であって、
前記インダクタに結合される際に、調整可能な容量回路と前記インダクタとの合成インピーダンスが、無線周波数(RF)集積回路におけるインダクタについての目標となるインダクタンスにチューニングされるように、前記調整可能な容量回路の容量値を調整すること
を備える方法。
(付記18)
前記調整可能な容量回路は、複数のキャパシタ及びスイッチを含むチューニング可能なキャパシタアレイであり、前記方法は、
前記チューニング可能なキャパシタアレイが、決定された容量値にセットされるように、前記複数のスイッチの設定をセットすること
を更に備える、付記17に従った方法。
(付記19)
インダクタをチューニングする装置であって、
前記インダクタに結合される際に、調整可能な容量回路と前記インダクタとの合成インピーダンスが、無線周波数(RF)集積回路におけるインダクタについての目標となるインダクタンスにチューニングされるように、前記調整可能な容量回路の容量値を調整する手段
を備える装置。
(付記20)
前記調整可能な容量回路は、複数のキャパシタ及びスイッチを含むチューニング可能なキャパシタアレイであり、前記装置は、
前記チューニング可能なキャパシタアレイが、決定された容量値にセットされるように、前記複数のスイッチの設定を選択する手段
を更に備える、付記19に従ったインダクタをチューニングする装置。
(付記21)
整合回路内でインダクタをチューニングする装置であって、
RF信号経路中に設けられた第1インピーダンス素子と、
集積回路上に形成され、前記第1インピーダンス素子に接続された第1インダクタと、
前記第1インダクタに直列に接続され、前記第1インダクタとグランドノードとの間に設けられ、前記第1インダクタのインダクタンスをチューニングするために調整される、調整可能な容量回路と
を備え、前記調整可能な容量回路は、前記調整可能な容量回路と前記インダクタとの合成インピーダンスが、無線周波数(RF)集積回路におけるインダクタについての目標となるインダクタンスにチューニングされるように、前記調整可能な容量値を調整するように構成されたロジックを有する制御器を備える、装置。
(付記22)
前記調整可能な容量回路は、
複数のキャパシタ及びスイッチを含むチューニング可能なキャパシタアレイを更に備え、
前記コントローラは、前記容量値を調整するために前記複数のスイッチの設定をセットするように構成されたロジックを含む、付記21に従った装置。
(付記23)
前記複数のキャパシタ及びスイッチのうち、各キャパシタはスイッチに直列に接続されてスイッチトキャパシタを構成し、複数の前記スイッチトキャパシタは並列に接続される、付記22に従った装置
(付記24)
前記複数のキャパシタ及びスイッチのうち、各スイッチは少なくとも1つのキャパシタに並列に接続され、前記少なくとも1つのキャパシタは直列に接続される、付記22に従った装置。
(付記25)
前記複数のキャパシタ及びスイッチのうち、各キャパシタは1つのスイッチに並列に接続されてスイッチトキャパシタを構成し、複数のスイッチトキャパシタは直列に接続される、付記22に従った装置。

Claims (16)

  1. GHz周波数レンジで動作する無線周波数(RF)集積回路内でインピーダンスを整合するための装置であって、
    F信号経路中に設けられた第1のインピーダンス素子と、
    前記RF集積回路上に組み立てられ、前記第1のインピーダンス素子に接続された第1のインダクタと、
    前記第1のインダクタとグランドノードとの間で前記第1のインダクタと直列に接続された調整可能な容量回路、ここにおいて前記調整可能な容量回路は、コントローラ、複数の容量及び複数のスイッチを有する同調可能な容量アレイを具備することを特徴とする、と
    を備え、
    前記第1のインダクタの実効インダクタンスを変化させる時、前記調整可能な容量回路は、前記複数の容量が前記実効インダクタンスに均一なステップをもたらすような値を有するように作られ、
    前記容量の各々は、前記複数のスイッチのうちの1つのスイッチによって制御され、
    前記コントローラは、前記調整可能な容量回路及び前記第1のインダクタの組み合わされたインピーダンスがRF集積回路中のインダクタに関するターゲットとする実効インダクタンス値に同調されるように、前記調整可能な容量回路の実効容量値を調整するよう構成され、
    前記容量値を調整することは、そのオン/オフ状態が、前記同調可能な容量アレイの前記容量値に作用するよう各々のスイッチを構成することを備える、装置。
  2. オンオフ状態中のスイッチの各々の組み合わせは、所定の容量値を生み出す、請求項1の装置。
  3. 前記複数の容量及びスイッチから、各々の容量はスイッチドキャパシタを形成するためにスイッチと直列に接続され、前記複数のスイッチキャパシタは並列に接続される、請求項2の装置。
  4. 前記実効容量値は次の式によって表される、
    Figure 0005989721
    ここで、 eff は前記実効容量値、C は前記スイッチドキャパシタを構成するキャパシタであり、スイッチsがオンの場合にはs=1であり、スイッチsがオフの場合にはs=0である、請求項3装置。
  5. 前記複数の容量及びスイッチから、各々のスイッチは、少なくとも1つのキャパシタと並列に接続され、ここにおいて前記複数の容量は直列に接続される、請求項2装置。
  6. 前記実効容量値は次の式によって表される、
    Figure 0005989721
    ここで、C eff は前記実効容量値、C はスイッチドキャパシタを構成するキャパシタであり、Jは、1からNのうちの、閉じられた最初のスイッチのスイッチ番号に等しい、請求項5装置。
  7. 前記複数の容量及びスイッチから、各々の容量はスイッチドキャパシタを構成するよう、1つのスイッチと並列に接続され、前記複数のスイッチドキャパシタは直列で接続される、請求項2装置。
  8. 前記実効容量値は次の式によって表される、
    Figure 0005989721
    ここで、C eff は前記実効容量値、C は前記スイッチドキャパシタを構成するキャパシタであり、スイッチsがオンの場合にはs=1であり、スイッチsがオフの場合にはs=0である、請求項7装置。
  9. 前記複数のスイッチは、ソフトウェアによって制御可能であるトランジスタを具備する、請求項2装置。
  10. 前記トランジスタは、n型の金属−酸化物−半導体、NMOS、デバイスである、請求項9装置。
  11. 前記調整可能な容量回路は、2.4GHzの周波数での使用のために構成される、請求項1装置。
  12. 前記RF集積回路上に組み立てられ、前記第1のインピーダンス素子に接続された第2のインダク、ここにおいて前記第1のインピーダンス素子は、前記第1及び第2のインダクタの間に設置される、と、
    前記第2のインダクタと直列に接続され、前記第2のインダクタとグランドノードとの間に設置された第2の調整可能な容量回、ここにおいて前記第2の調整可能な容量回路は前記第2のインダクタの前記実効インダクタンスを同調するために調整される、と、
    を更に備える、請求項1装置。
  13. 前記RF信号経路中に設けられ、前記第1のインダクタ及び前記第1のインピーダンス素子に接続された第2のインピーダンス素子を更に備える、請求項1装置。
  14. 前記第1のインダクタは、磁束を集束させるためのパターンに形成された金属ストリップを備える、請求項1装置。
  15. 前記金属ストリップは、らせん状のパターンを用いて形成される、請求項14装置。
  16. GHz周波数レンジで動作する無線周波数(RF)集積回路内でのインピーダンスを整合させる方法であって、
    第1のインダクタに関して目標とするインダクタンス値を確定することと、
    前記目標とするインダクタンス値に前記第1のインダクタを調整する容量値を決定することと、
    調整可能な容量回路を前記容量値に設定することと、
    を具備し、
    前記調整可能な容量回路は、コントローラ、複数の容量及び複数のスイッチを有する同調可能な容量アレイを具備し、
    前記複数の容量の各々は、前記複数のスイッチのうちの1つのスイッチによって制御され、
    前記第1のインダクタの実効インダクタンスを変化させる時、前記調整可能な容量回路は、前記複数の容量が前記実効インダクタンスに均一なステップをもたらすような値を有するように作られ
    前記コントローラは、前記調整可能な容量回路及び前記第1のインダクタの組み合わせたインピーダンスが、RF集積回路中のインダクタに関するターゲットとする実効インダクタンス値に調整されるよう前記調整可能な容量回路の実効容量値を調整するよう構成され、
    前記容量値を調整することは、そのオン/オフ状態が、前記同調可能な容量アレイの前記容量値に作用するよう各々のスイッチを構成することを備える、方法。
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